JPH0810614Y2 - 化粧パネルの支持構造 - Google Patents

化粧パネルの支持構造

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JPH0810614Y2
JPH0810614Y2 JP1990119857U JP11985790U JPH0810614Y2 JP H0810614 Y2 JPH0810614 Y2 JP H0810614Y2 JP 1990119857 U JP1990119857 U JP 1990119857U JP 11985790 U JP11985790 U JP 11985790U JP H0810614 Y2 JPH0810614 Y2 JP H0810614Y2
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JP
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decorative panel
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JP1990119857U
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JPH0476821U (ja
Inventor
常男 柴田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は屋上のパラペットやベランダの手摺りパネル
のような壁材として用いられる化粧パネルの支持構造に
関するものである。
[従来の技術] 従来、パラペット等の化粧パネル3の取り付けは第5
図に示されるように梁1の屋外側に配置された外壁パネ
ル2の上方に立ち上げるようにして化粧パネル3を配設
し、化粧パネル3の下部はL字状に形成された連結部材
4によって梁1のフランジ1aに連結固定されており、さ
らに、梁1と化粧パネル3との間には化粧パネル3の振
れ止めを行うため補強用の補強プレート5が設けられて
おり、化粧パネル3は連結部材4と補強プレート5とに
よって支持固定されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、化粧パネル3
を支持するにあたっては別部材となった補強プレート5
と連結部材4とをそれぞれ梁1のフランジ1aに連結固定
する必要があり、両部材の取り付け作業に手間取るとい
う問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、施工手間を省くことができる
と共に現場作業の効率化を図ることができる化粧パネル
の支持構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における化粧パネ
ルの支持構造は、梁1の屋外側に配置された外壁パネル
2の上部に化粧パネル3を立ち上げるように配設し、化
粧パネル3の下部と上記梁1との間にL字状の連結部材
4を配置し、連結部材4の縦片4aを化粧パネル3の屋内
側の下部に連結固定すると共に連結部材4の横片4bを梁
1のフランジ1aに連結固定し、連結部材4を構成する縦
片4aと横片4bとの間にわたって補強リブ5を一体に設
け、連結部材4の縦片4aの上部から上方に突出するよう
に支持片5aを突設し、この支持片5aを隣り合う化粧パネ
ル3の側端間に介在させると共に支持片5aを介して隣り
合う化粧パネル3の側端同士を連結固定したものであ
る。
[作用] しかして、連結部材4を設置することで補強用の補強
部材である補強リブ5も一緒に設置することができ、化
粧パネル3を振れ止めしながら設置する場合の施工工数
を削減することができると共に現場作業の効率化を図る
ことができる。また支持片5aにて化粧パネル3の側端を
支持することにより化粧パネル3が振れないように一層
確実に固定できる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
第1図に示されるように梁1の屋外側に配置される外
壁パネル2の上方にはパラペットや手摺りパネルのよう
な化粧パネル3を立ち上げるようにして配設してある。
外壁パネル2は上枠2aと下枠(図示せず)との間に表面
板2cを添設して形成してあり、また、化粧パネル3も上
枠3aと下枠3bとの間に表面板3cを添設して形成してあ
る。外壁パネル2の上枠2aは表面板2cが固定される固定
片6の上部より側方に向けて横片7を突設すると共に横
片7の先端より上方に向けて連結片8を突設して形成し
てある。化粧パネル3の下枠3bは上記外壁パネル2の上
枠2aと同形状に形成してあり、上下逆にして使用するよ
うにしてある。つまり、連結片8が表面板3cを固定する
ための固定片6′となっており、固定片6が後述する連
結部材4と連結される連結片8′となっている。化粧パ
ネル3と梁1との間にはL字状の連結部材4を配置して
あり、この連結部材4の縦片4aに化粧パネル3の下枠3b
と外壁パネル2の上枠2aを固着具9によって連結固定し
てある。また、横片4bは梁1のフランジ1aに固着具9に
よって連結固定してある。連結部材4は縦片4aと横片4b
とによってL字状に形成された連結部材本体4′と、連
結部材本体4′を構成する縦片4aと横片4b間に設けられ
た補強リブ5とによって主体を構成してある。補強リブ
5は縦片4aと横片4bの中間部分に配置するようにしてあ
り、上部からは縦片4aの上端より上方及び背方に突出す
るように支持片5aを突設してある。ここで、支持片5aは
大部分を縦片4aよりも屋外側(背方)に突出させるよう
にしてある。支持片5aの上部には固着具9が挿入される
通孔を設けてあり、この支持片5aを隣り合う化粧パネル
3間に介在させるようにして第2図に示されるように隣
り合う化粧パネル3同士を固着具9によって連結固定し
てある。10は床材である。
しかして、連結部材4は上記のように構成され、横片
4bを梁1のフランジ1aに固着具9によって連結固定し、
縦片4aを外壁パネル2の上枠2a及び化粧パネル3の下枠
3bに固着具9によって連結固定することで化粧パネル3
を支持固定するようにしてある。ここで、化粧パネル3
の振れ止めを行う補強用の補強リブ5は縦片4aと横片4b
との間に設けられていることで連結を行う連結部材本体
4′の設置と同時に補強リブ5の設置も行われることと
なり、化粧パネル3を振れ止めしながら設置するにあた
っての連結部材4の設置を簡単に行うことができ、施工
工数を削減して現場作業の効率化を図ることができるよ
うにしてある。
第3図、第4図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、このものにあっては、化粧パネル3の端部が建物本
体のコーナパネル11に接する状態で支持固定される場合
の実施例を示すものであり、化粧パネル3は下枠3bが縦
片4aに連結固定されると共に側面部が支持片5aに連結固
定されることで振れ止めが行われた状態で確実に支持固
定されるようになっている。
[考案の効果] 本考案の化粧パネルの支持構造は叙述のように梁の屋
外側に配置された外壁パネルの上部に化粧パネルを立ち
上げるように配設し、化粧パネルの下部と上記梁との間
にL字状の連結部材を配置し、連結部材の縦片を化粧パ
ネルの屋内側の下部に連結固定すると共に連結部材の横
片を梁のフランジに連結固定し、連結部材を構成する縦
片と横片との間にわたって補強リブを一体に設けてある
ので、連結部材を設置することで補強用の補強部材であ
る補強リブも一緒に設置することができ、化粧パネルを
振れ止めしながら設置する場合の施工工数を削減するこ
とができると共に現場作業の効率化を図ることができる
ものであり、しかも連結部材の縦片の上部から上方に突
出するように支持片を突設し、この支持片を隣り合う化
粧パネルの側端間に介在させると共に支持片を介して隣
り合う化粧パネルの側端同士を連結固定したので、連結
部材と一体の支持片にて化粧パネルの側端を支持できて
化粧パネルが振れないように一層確実に支持できるもの
であり、しかも隣り合う化粧パネルの側端同士を連結す
るとき支持片を介在するだけで施工工数を増すことなく
支持を確実にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側断面図、第2図は同上の
平断面図、第3図は同上の他の実施例の側断面図、第4
図は同上の平断面図、第5図は従来例の側断面図であっ
て、1は梁、1aはフランジ、2は外壁パネル、3は化粧
パネル、4は連結部材、4aは縦片、4bは横片、5は補強
リブ、5aは支持片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】梁の屋外側に配置された外壁パネルの上部
    に化粧パネルを立ち上げるように配設し、化粧パネルの
    下部と上記梁との間にL字状の連結部材を配置し、連結
    部材の縦片を化粧パネルの屋内側の下部に連結固定する
    と共に連結部材の横片を梁のフランジに連結固定し、連
    結部材を構成する縦片と横片との間にわたって補強リブ
    を一体に設け、連結部材の縦片の上部から上方に突出す
    るように支持片を突設し、この支持片を隣り合う化粧パ
    ネルの側端間に介在させると共に支持片を介して隣り合
    う化粧パネルの側端同士を連結固定して成る化粧パネル
    の支持構造。
JP1990119857U 1990-11-15 1990-11-15 化粧パネルの支持構造 Expired - Lifetime JPH0810614Y2 (ja)

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JP1990119857U JPH0810614Y2 (ja) 1990-11-15 1990-11-15 化粧パネルの支持構造

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JP1990119857U JPH0810614Y2 (ja) 1990-11-15 1990-11-15 化粧パネルの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPH0476821U JPH0476821U (ja) 1992-07-06
JPH0810614Y2 true JPH0810614Y2 (ja) 1996-03-29

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761072Y2 (ja) * 1977-08-17 1982-12-27
JPH0339529Y2 (ja) * 1985-07-24 1991-08-20
JPH0650008B2 (ja) * 1988-11-15 1994-06-29 ナショナル住宅産業株式会社 壁パネルの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0476821U (ja) 1992-07-06

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