JPH0633061Y2 - カ−テンウォ−ルの反射映像調整装置 - Google Patents

カ−テンウォ−ルの反射映像調整装置

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JPH0633061Y2
JPH0633061Y2 JP1987116831U JP11683187U JPH0633061Y2 JP H0633061 Y2 JPH0633061 Y2 JP H0633061Y2 JP 1987116831 U JP1987116831 U JP 1987116831U JP 11683187 U JP11683187 U JP 11683187U JP H0633061 Y2 JPH0633061 Y2 JP H0633061Y2
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JP
Japan
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seamless
blind
indoor
panel
outdoor
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JP1987116831U
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JPS6423507U (ja
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小次郎 黒木
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物躯体に取付けた方立間に無目を横架して
成る方形枠に、ガラス板やアルミ板などのパネル体を装
着したカーテンウオールの反射映像調整装置に関する。
〔従来の技術〕
方立間に無目を横架して成る方形枠にパネル体を装着し
たカーテンウオールにおいては、上下及び左右に隣接す
るパネル体に隣接する建物等が反射されて反射映像を形
成し、この反射映像が乱れたものとなるとそのカーテン
ウオールの外観が見苦しくなる。
これを防止するには、各パネル体の取付姿勢を調整して
反射映像が乱れのない正しいものとする必要がある。
このように、パネル体の取付姿勢を調整して反射映像を
調整できるようにした装置としては、例えば特開昭61-2
82576号公報に示すものが知られている。
つまり、建物躯体にブラケットを介して取着した無目の
下向凹部及び上向凹部にパネル体の上部及び下部を室内
側シール材と室外側シール材を介して装着すると共に、
方立に溝状枠を備えた取付金物を押付ボルトと引き寄せ
ボルトとで室内・外側方向に移動自在に取付け、その溝
状枠にパネル体の縦部を室内側シール材と室外側シール
材を介して装着し、取付金物を室内・外側方向に移動す
ることでパネル体の取付姿勢を調整して反射映像を調整
できるようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる装置であると、取付金物とともに溝状枠を室内・
外側方向に移動するとパネル体が無目の下向・上向凹部
内で室内・外側方向に大きく移動するので一方のシール
材がパネルと離れるから、無目の下向・上向凹部とパネ
ル体との間の水密性が低下する。
このために、室内側シール材を成形シールとして映像調
整前に装着し、室外側シール材は湿式シール材として映
像調整後に装着することで水密性を向上しているので、
室外側シール材は施工現場で装着することになってその
作業が面倒となるばかりか、工期が長くなる。
また、室外側から見える溝状枠が移動するのでカーテン
ウォールの外観が変化し、見栄えが悪いカーテンウォー
ルとなる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたカ
ーテンウォールの反射映像調整装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上向パネル装着溝22より下方に下部無目支持部を有す
る上部無目20と、下向パネル装着溝32より上方に、
前記下部無目支持部に室内・外側方向に移動自在に係合
する下部無目取付部を有する下部無目30と、無目カバ
ー40を備え、前記下部無目支持部と下部無目取付部を
係合して上部無目20に下部無目30を室内・外側方向
に移動自在に吊り下げ支持し、上部無目20の室外寄り
に無目カバー40を取付けて上部・下部無目30を隠蔽
して無目2を構成し、該無目2を左右に隣接する方立
1,1間に配設すると共に、前記上部無目20の長手方
向両端部を、前記方立1に取着した連結ブラケット51に
固着具53でそれぞれ連結固定し、該連結ブラケット5
1と前記下部無目30の長手方向両端部とに亘って、下
部無目30を室内側に移動する引き寄せ具57と下部無
目30を室外側に移動する押し付け具56とをそれぞれ
取付けと共に、前記下部無目30の下向パネル装着溝32
及び上部無目20の上向パネル装着溝22にパネル体4
の上部及び下部を室内側シール材5,7と室外側シール
材6,8を介して装着し、 前記方立1の凹溝13内に縦支持枠70を室内・外側方
向に移動可能に支持し、この縦支持枠70にパネル4の
縦部を室内側シール材71と室外側シール材72を介し
て装着したカーテンウオールの反射映像調整装置。
これにより、押し付け具56と引き寄せ具57とで下部無
目30を上部無目20に対して室内・外側方向に移動で
きると共に、パネル体4の上部と下部は下部無目30の
下向パネル装着溝32と上部無目20の上向パネル装着
溝22とに室内側シール材5,7、室外側シール材6,
8を介して装着してあり、パネル本体4の縦部は方立1
に室内・外側方向に移動可能に取付けた縦支持枠70に
室内側シール材71と室外側シール材72で装着してあ
るから、パネル体4を下部無目30とともに室内・外側
方向に移動して上下及び左右に隣接するパネル体4の取
付姿勢を相対的に調整して反射映像を調整できる。
また、パネル体4とともに下部無目30、縦支持枠70
が移動するから下部無目30、縦支持枠70に対してパ
ネル体4が移動することがなく、その室内・外側シール
材は変形しないし、パネル体4の下部は上部無目20の
上向パネル装着溝22に対して若干移動するだけであ
り、その室内・外側シール材は若干変形するだけである
ので、各室内・外側シール材を成形シール材として簡単
に装着できると共に、水密性を向上できる。
また、下部無目30は無目カバー40で隠蔽され、縦支
持枠70は方立1の凹溝13内に取付けられて下部無目
30、縦支持枠70は室外側から目視されないので、反
射映像を調整することで下部無目30、縦支持枠70が
移動してもカーテンウオールの外観が変化せずに常に一
定となるから見栄えが良くなる。
〔実施例〕
第1、第2図に示すように、図示しない建物躯体に取付
けた方立1間に無目2を横架して方形枠3を形成し、こ
の方形枠3内にパネル体4が装着してある。
前記方立1は第2図に示すように、中空形状の室内側基
部10と連結板11と室外側フランジ12とで両側方に
開口した凹溝13,13を有する形状となり、前記無目
2は第1図に示すように上部無目20と下部無目30と
無目カバー40とより成っていると共に、上部無目20
は板状体となった室内側取付部21の室外側に上向パネ
ル装着溝22を有する室外側パネル取付部23を一体形
成し、その室外側パネル取付部23の室外側縦板23a
下部に室外側被係合片24と受片25を室内側に向けて
一体形成すると共に、室内側縦板23bの下部に室内側
被係合片26を室内側に向けて一体形成してあり、その
室外、内側被係合片24,26でパネル装着溝22より
下方に下部無目支持部を形成している。
前記下部無目30は中空形状の室内側取付部31と、下
向パネル装着溝32を有する室外側パネル取付部33と
より成り、その室内側取付部31の室内側縦板31aに
は室内側に開口した溝条34が形成され、かつ上部には
連結板35が室内側に向けて水平に一体形成されていると
共に、室外側縦板31bには室内側係合片36が室外側
に向けて一体形成され、かつ室外側パネル取付部33の
横板33aには室外側係合片37が室外側に向けて一体
形成され、この室内側係合片36は室内側被係合片26
上に、室外側係合片37は室外側被係合片24上にそれ
ぞれ室内、外側方向に移動可能に載置して係合し、その
室内、外側係合片36,37で下部無目取付部を形成し
て、下部無目30の室外側パネル取付部33は上部無目
20の室外側パネル取付部23に室内、外側方向に移動
可能に吊り下げ支持されている。
他方、前記上部無目20の室内側取付部21は、方立1
の室内側基部10の側面10aにボルト50で取着した
連結ブラケット51の上横板52に載置され、かつ固着
具53で連結され、また室外側パネル取付部23の横板
23cは方立1の連結板11に取着した支持ブラケット
55の横片55aに載置され、下部無目30の室内側取付
部31は前記連結ブラケット51の縦板54に押し付け
具56と引き寄せ具57とで連結されている。
前記押し付け具56は連結ブラケット51の縦板54に
螺合したボルト58を溝条34の底部、つまり室内側縦
板31aに当板59を介して当接したものであり、前記
引き寄せ具57は溝条34に嵌入したボルト60を縦板
54の透孔61より室内側に突出させ、かつナット62
を螺合したものであり、押し付け具56のボルト58を
締付けると下部無目30は上部無目20に対して室外側
に移動し、引き寄せ具57のナット62を締付けると下
部無目30は上部無目20に対して室内側方向に移動す
るように構成してある。
なお、無目2が長尺である場合には映像調整後に第1図
に示すように下部無目30の取付板35と上部無目30
の室内側取付部21とを長孔63を挿通したボルト64
で連結して中央部がたわみ変形しないようにするが、無
目2が短尺である場合には必ずしもその必要はない。
前記パネル体4の上部は下部無目30の下向パネル装着
溝32に室内側シール材5と室外側シール材6を介して
装着され、パネル体4の下部は上部無目20の上向パネ
ル装着溝22に室内側シール材7と室外側シール材8を
介して装着され、かつ支持ブロック9を介して上部無目
20を支持され、パネル体4の縦部は縦支持枠70に室
内側シール材71と室外側シール材72で装着されてい
る。
縦支持枠70は方立1の凹溝13内に嵌入され、その一
対の折曲片73,73が方立1の連結板11に形成した
取付溝74,74にそれぞれ嵌合して連結してあると共
に、上部無目20と下部無目30に取着した連結ブロッ
ク75,75が中空部76の上下部内に嵌合して連結さ
れている。
〔考案の効果〕
押し付け具56と引き寄せ具57とで下部無目30を上
部無目20に対して室内・外側方向に移動できると共
に、パネル体4の上部と下部は下部無目30の下向パネ
ル装着溝32と上部無目20の上向パネル装着溝22と
に室内側シール材5,7、室外側シール材6,8を介し
て装着してあり、パネル本体4の縦部は方立1に室内・
外側方向に移動可能に取付けた縦支持枠70に室内側シ
ール材71と室外側シール材72で装着してあるから、
パネル体4を下部無目30とともに室内・外側方向に移
動して上下及び左右に隣接するパネル体4の取付姿勢を
相対的に調整して反射映像を調整できる。
また、パネル体4とともに下部無目30、縦支持枠70
が移動するから下部無目30、縦支持枠70に対してパ
ネル体4が移動することがなく、その室内・外側シール
材は変形しないし、パネル体4の下部は上部無目20の
上向パネル装着溝22に対して若干移動するだけであ
り、その室内・外側シール材は若干変形するだけである
ので、各室内・外側シール材を成形シール材として簡単
に装着できると共に、水密性を向上できる。
また、下部無目30は無目カバー40で隠蔽され、縦支
持枠70は方立1の凹溝13内に取付けられて下部無目
30、縦支持枠70は室外側から目視されないので、反
射映像を調整することで下部無目30、縦支持枠70が
移動してもカーテンウォールの外観が変化せずに常に一
定となるから見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第2図は縦断
面図及び横断面図、第3図は支持ブラケットの取付部斜
視図、第4図は押縁取付部の斜視図である。 1は方立、2は無目、4はパネル体、5,7は室内側シ
ール材、6,8は室外側シール材、20は上部無目、3
0は下部無目、51は連結ブラケット、53は固着具、
56は押し付け具、57は引き寄せ具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上向パネル装着溝22より下方に下部無目
    支持部を有する上部無目20と、下向パネル装着溝32
    より上方に、前記下部無目支持部に室内・外側方向に移
    動自在に係合する下部無目取付部を有する下部無目30
    と、無目カバー40を備え、前記下部無目支持部と下部
    無目取付部を係合して上部無目20に下部無目30を室
    内・外側方向に移動自在に吊り下げ支持し、上部無目2
    0の室外寄りに無目カバー40を取付けて上部・下部無
    目20,30を隠蔽して無目2を構成し、該無目2を左
    右に隣接する方立1,1間に配設すると共に、前記上部
    無目20の長手方向両端部を、前記方立1に取着した連
    結ブラケット51に固着具53でそれぞれ連結固定し、該
    連結ブラケット51と前記下部無目30の長手方向両端
    部とに亘って、下部無目30を室内側に移動する引き寄
    せ具57と下部無目30を室外側に移動する押し付け具
    56とをそれぞれ取付けと共に、前記下部無目30の下
    向パネル装着溝32及び上部無目20の上向パネル装着
    溝22にパネル体4の上部及び下部を室内側シール材
    5,7と室外側シール材6,8を介して装着し、 前記方立1の凹溝13内に縦支持枠70を室内・外側方
    向に移動可能に支持し、この縦支持枠70にパネル4の
    縦部を室内側シール材71と室外側シール材72を介し
    て装着したことを特徴とするカーテンウォールの反射映
    像調整装置。
JP1987116831U 1987-07-31 1987-07-31 カ−テンウォ−ルの反射映像調整装置 Expired - Lifetime JPH0633061Y2 (ja)

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JPS6423507U JPS6423507U (ja) 1989-02-08
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049738B2 (ja) * 1977-04-26 1985-11-05 日鉄カ−テンオ−ル株式会社 カ−テンウオ−ルにおけるガラス版の建込み方法
JPS6090312U (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 ワイケイケイ株式会社 カ−テンウオ−ルの分割式無目
JPS61282576A (ja) * 1985-06-05 1986-12-12 株式会社竹中工務店 ガラス板の取付構造

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JPS6423507U (ja) 1989-02-08

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