JPH06330169A - 曲がり管の製造方法 - Google Patents

曲がり管の製造方法

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JPH06330169A
JPH06330169A JP11997893A JP11997893A JPH06330169A JP H06330169 A JPH06330169 A JP H06330169A JP 11997893 A JP11997893 A JP 11997893A JP 11997893 A JP11997893 A JP 11997893A JP H06330169 A JPH06330169 A JP H06330169A
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JP
Japan
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less
bent
bending
cooling
tube
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JP11997893A
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English (en)
Inventor
Jo Kondo
丈 近藤
Moriyasu Nagae
守康 長江
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、低温靱性に優れた曲がり管の製造
方法の提供を目的とするる。 【構成】 所定成分の炭素鋼に、Nb,V,Tiのいず
れか一種又は二種以上を所定量含有し、さらに上記成分
組成から定められるパラメタPが曲がり管に要求される
規格下限降伏応力以上である直管を用意し、これをAc
3 点以上100℃以内の範囲において曲げ加工を施し、
800℃から500℃の間を0.5℃/sec以上で冷
却する工程からなる曲がり管の製造方法である。また、
所望により上記冷却後の曲がり管を650℃以下の温度
で焼き戻す工程をも含む曲がり管の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温靱性に優れた曲が
り管の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石油や天然ガスを輸送する手段としての
パイプラインには、直管部分のほかに輸送方向を変化さ
せたり、直管部分の温度変化による膨張収縮を吸収する
ための曲がり管の部分がある。近年、パイプラインにお
ける輸送効率の向上への要求によって、曲がり管におい
てもAPI 5L規格X60グレード以上の高張力鋼が
用いられているが、法的規制のためで内圧の制限を受け
る。しかし、高強度にする必要がない場合、材質の均一
化の要求がある場合にはグレードの低いX52グレード
以下の比較的低グレードの曲がり管を多く用いられてい
るのが現状である。
【0003】曲がり管の製造方法としては、特公昭62
−10212号公報に記載されているように、図4に示
すような誘導加熱曲げ装置を用いて、直管を曲げ加工し
その後直ちに焼き入れ(Q)処理と、その後の焼き戻し
処理(T)を施す方法(QT法という)、特公昭63−
67525号公報に記載されているように曲げ加工直後
のQ処理のままの方法(Q法)、更には曲げ加工直後の
強制空冷する方法(N法)、そして曲げ加工後強制空冷
を施し、その後に焼戻し処理を施す方法(NT法)で製
造されている。
【0004】このうち、N法またはNT法は、強制空冷
を行うことにより曲がり管が管の曲がり部が偏平になる
ことを防止することができ、かつ水冷の場合のような材
質の不均一性を除去することができる点で優れた方法で
あるが、曲げ加工直後に水冷によって焼き入れるQ法ま
たはその後焼き戻しするQT法よりも低グレード、具体
的にはX52グレード以下の曲がり管に適用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】曲げ加工直後に強制空
冷するN法、もしくはその後にT処理をするNT法で製
造される曲がり管においては、その組織はフェライトと
パーライト組織もしくは、一部にベーナイトを含む組織
となっているが、降伏応力(YS)と脆性破壊の伝播停
止特性を含む低温靱性の両立が難しく、脆性破壊の伝播
停止特性の場合には、その指標となる Drop Weight Tea
r Test (DWTT)の延性破面率が、API規格に規定
されている0℃で40%以上、又は0℃で85%以上と
いった要求を安定して確保することが難しいといった問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
問題を解決することについて研究を重ね創案されたもの
であって、強度と低温靱性の双方を向上することができ
る曲がり管の製造方法を提供することに成功したもので
あって、以下の通りである。
【0007】(1)請求項1の発明は下記の工程(成分
組成はwt%である)を備えた曲がり管の製造方法であ
る。(a)C:0.04〜0.12 %、 Si:0.05 〜0.5 % 、M
n:0.5〜2.0 % 、 P:0.015%以下、S:0.015 % 以下、
sol.Al:0.01 〜0.06 %、N:0.002 〜0.01 % 、Cu+
Ni+Cr+Mo: 1 % 以下を含有し、更に、Nb:0.01 〜 0.0
6%、 V :0.01〜0.1 %、Ti:0.01 〜 0.1 % のいずれ
か1 種または2 種以上を含有し、残部がFe及び不可避的
不純物からなる鋼であって、下式により定められる P
が、P ≧σsmys である成分組成を有する直管を用意す
る工程と、 P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140N
b +40V+76Ti−5.2log[T(mm) ]+22 ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/
(2n−0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の
肉厚(mm) (b)前記直管をAc3 以上Ac3 +100 ℃以下の温度
に加熱して曲げ加工しする工程と、(c)前記曲げ加工
した管を直ちに800から500℃間の冷却速度を0.
5℃/sec以上の冷却速度で空冷する工程。
【0008】(2)請求項2の発明は下記の工程(成分
組成はwt%である)を備えた曲がり管の製造方法であ
る。 (a)C:0.04〜0.1 %、 Si:0.05 〜0.5 % 、Mn:0.5
〜2.0 % 、 P:0.015%以下、S:0.015 % 以下、 so
l.Al:0.01 〜0.06 %、N:0.002 〜0.01 %、Cu+Ni+Cr+
Mo: 1 % 以下を含有し、更に、Nb:0.01 〜 0.06 % 、 V
:0.01〜0.1 %、Ti:0.01 〜 0.1 % のいずれか1 種ま
たは2 種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物か
らなる鋼であって、下式により定められる Pが、P ≧σ
smys である 成分組成を有する直管を用意する工程
と、 P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140N
b +40V+76Ti−5.2log[T(mm) ]+22 ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/
(2n−0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の
肉厚(mm) (b)前記直管をAc3 以上Ac3 +100 ℃以下の温度
に加熱して曲げ加工する工程と、(c)前記曲げ加工し
た管を直ちに800から500℃間の冷却速度を0.5
℃/sec以上の冷却速度で空冷する工程と、(d)前
記空冷した管を650 ℃以下の温度で焼き戻す工程。
【0009】
【作用】本発明者等は、曲がり管の機械的特性に及ぼす
化学成分、曲げ加工条件、T処理条件の影響を研究し
た。なお、ノズル等から空気を吹きつけて冷却するいわ
ゆる強制冷却による冷却速度は図1に示すように800
℃から500℃までの間の平均冷却速度で4℃/sec
以下であった。冷却速度の測定場所は曲がり管の内周表
面である。その結果、以下のような知見が得られた。
【0010】 N法で製造された曲がり管(N型曲が
り管)の加工後に管厚が大きくなる曲げ内周部のYS
は、図2に示すように、下記のパラメタPと良い相関が
あり、パラメタPを用いればYSの予測が可能である。
ここでパラメタPは下式の通りである。 P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140N
b +40V+76Ti−5.2log[T(mm) ]+22 ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/
(2n−0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の
肉圧厚(mm) ここで変数 Tは曲げ内周部の管厚に相当する。パラメタ
Pが示すように、YSの確保にはCとともにNb,V,
Ti等の元素の添加が有効である。また、曲がり管内周
部のYSは、API 5L規格によって規定されるもの
である。
【0011】 Nb,V,Tiといった炭窒化物元素
を含有し、Ac3 点からAc3 点+100℃の温度範囲
で曲げ加工したN型曲がり管のフェライト粒径は、5〜
9μmと細かく、かつ、ほぼ一定であり、DWTT特性
を含む低温靱性は、図3に示すようにパーライト(一部
ベイナイトを含む)分率、即ちC量と良い相関がある。
【0012】 NT法で製造される曲がり管(NT型
曲がり管)は、Nb,V,Tiといった元素が添加され
ているとN型曲がり管よりも靱性が劣るものの、C量を
調整することによってN法と同等の靱性を確保すること
が可能である。以上のような知見に基づいて本発明はな
されたものである。
【0013】次に、各成分組成の限定理由を以下説明す
る。成分組成について C:Cは、強度に寄与する元素であるため、強度確保の
観点から、0.04%以上は必要であるが、C量の増加
とともにパーライト分率が上昇し、靱性に悪影響を与え
る。0℃におけるDWTTの延性破面率40%を確保す
るためには、図4から、N型曲がり管の場合には0.1
2%、NT型曲がり管の場合には0.10%を上限とす
る。
【0014】Si:Siは、脱酸効果があり、固溶強化
によって強度上昇へ寄与するために添加するが、0.0
5%未満ではそれらの効果がない。一方、0.5%を超
えると靱性、溶接性を劣化させるため、Siは0.05
〜0.5%とする。
【0015】Mn:Mnは、強度と靱性の向上に寄与す
る元素であるが、0.5%未満では強度が低く、良好な
靱性が得られない。一方、2%を超える添加は靱性と溶
接性に悪影響を与えるため、0.5〜2.0%とする。
【0016】sol.Al:Alは脱酸効果があると共
に、析出したAlNによるオーステナイト粒度成長の抑
制効果によって靱性に起因する元素であるが、0.01
%未満ではその効果がない。一方、0.06%を超える
と粒成長抑制効果が飽和するとともに、鋳塊の表面疵を
多発させ、最終製品まで影響するため、sol.Alは
0.01〜0.06%とする。
【0017】N:NはAlNとして析出してオーステナ
イト粒成長を抑制する効果があるが、0.002%未満
ではその効果が得られない。一方、0.01%を超える
と靱性を害するため、Nは0.002〜0.01%とす
る。
【0018】Nb,V,Ti:これらの元素は炭窒化物
形成元素で、強度特にYSを高めるとともに細粒化効果
があるため添加するが、0.01%未満ではその効果が
顕著でない。一方、過度の添加は靱性に悪影響を与える
ため、Nbは0.01〜0.06%、Vは0.01〜
0.1%、Tiは0.01〜0.1%とする。
【0019】Cu,Ni,Cr,Mo:上記パラメタP
に示すとおり、強度に寄与する元素である。特に限定は
しないが、過度の添加は靱性及び溶接性を劣化させるた
め、これらの元素の合計を1%以下とすることが望まし
い。なお、これらの元素は、本発明が目的としているX
52以下のグレードに対しては積極的に添加すべき元素
ではないので、上記1%以下には0%も含むものとす
る。
【0020】次に、パラメタPの限定理由を説明する。
図2に示したように、曲げ加工後強制空冷される曲がり
管のYSはパラメタPとよく一致しておりこのパラメタ
を用いることによって要求される強度を予測することが
できる。従って、このパラメタPを規格降伏応力以上と
することによって所定の降伏応力が得られる。
【0021】加工条件 次に、曲げ加工条件の限定理由を説明する。炭窒化物形
成元素であるNb,V,Tiを含有している場合の加熱
温度については、Ac3 点直上であると微細な組織が得
られ、YSが高く良好な靱性が得られる。一方、Ac3
点+100℃を超える温度で加熱すると、上記炭窒化物
形成元素のオーステナイト中への固溶が顕著となり、冷
却時に焼きが入りすぎてベイナイト分率が上昇し、降伏
点が消失して連続的に降伏する挙動を示すようになるた
め、YSが低下してしまう。以上の理由から加熱温度は
Ac3 点以上Ac3 点+100℃以下とする。
【0022】次に加熱後の冷却速度であるが、800℃
から500℃の間の平均冷却速度を0. 5℃/sec未
満とすると細粒化が計れず、YSが低く、靱性も劣るこ
とから、冷却速度は0.5℃/sec以上とする。な
お、上限については限定はないが、強制空冷の上限の冷
却速度は約4℃/secである。なお、上記平均冷却速
度の測定は曲がり管内面の表面で行なったものである。
【0023】焼戻し温度については、650℃を超える
と強度が低下する。この温度で所定の強度を確保するた
めには多量の合金元素を添加しなければならなくなるた
め、経済性、溶接性、及び靱性確保の観点から、焼戻し
温度は650℃以下とする。なお、焼戻し温度の下限に
ついては、一般に550℃以上で行なわれているが特に
限定はしない。
【0024】なお、650℃以下の温度で焼戻しを行な
う場合には降伏応力は曲げ加工のままより高くなるた
め、パラメタPを用いることによって焼戻し後の降伏応
力も所望の値以上のものを得ることができる。更に、本
発明における曲がり管には、継目無し管だけでなく、溶
接鋼管も含まれる。この場合、溶接金属を母材と同一に
しておけば、上記熱処理によって、溶接部も溶接熱影響
部も母材と同様な強度と靱性が得られる。
【0025】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について説明
する。表1に示す寸法と化学成分を有する直管を、図4
に示す加工装置を用い、表2に示す曲げ加工条件におい
て曲がり管を製造し、一部を除いて曲げ加工のままと表
2中の温度において焼戻し処理を実施した。なお、表2
に示す曲げ加工条件中冷却速度は、曲げ内周部の肉厚中
央部における800℃から500℃間の平均冷却速度で
あり、焼戻し温度における保持時間は1時間とした。得
られた曲がり管の曲げ内周部から試験辺を採取し、引張
試験、シャルピー試験、DWTTを実施した。なお、試
験方法はAPI 5Lによった。上記試験によって得ら
れた結果を表2に示す。なお、比較のため、表3にAP
I 5L規格におけるX42〜X52グレードにおける
規格下限降伏応力と規格下限引張強度を示す。上記グレ
ードと低温靱性vTrs≦−50℃、40%SATT≦
0℃を目標とした。
【0026】比較曲がり管は、化学成分、もしくは表2
に△印で示したパラメタP、加熱温度、冷却速度、焼き
戻し温度のいずれかが本発明範囲から外れており、また
表2に▲印で示すように強度、靱性のいずれか、もしく
は両方が目標値よりも劣っていることがわかる。
【0027】これに対して、本発明の曲がり管は、化学
成分、パラメタP、曲げ加工条件、焼戻し温度が本発明
範囲にあり、目標とするグレードを満たす強度とvTr
s≦−50℃、40%SATT≦0℃という優れた低温
靱性が得られており、本発明の効果が明らかである。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、曲
げ加工後、強制空冷された曲がり管において、強度、特
に降伏強度 (YS) と優れた低温靱性を両立させた曲が
り管の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直管の管厚と強制空冷のよる冷却速度との関係
を示す。
【図2】パラメタPとN型曲がり管の曲げ内周部のYS
との相関を示す。
【図3】N型曲がり管のC量と低温靱性、パーライト分
率との関係を示す。
【図4】誘導加工曲げ装置を示す図である。
【符号の説明】
0 支点 1 直管 1′ 曲がり管 2 ガイドロール 3 アーム 4 クランプ 5 誘導加熱コイル 6 冷却ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の工程(成分組成はwt%である)
    を備えた曲がり管の製造方法。 (a)C:0.04〜0.12 %、 Si:0.05 〜0.5 % 、 Mn:0.5〜2 % 、 P:0.015%以下、 S:0.015 % 以下、 sol.Al:0.01 〜0.06 %、 N:0.002 〜0.01 %、 Cu+Ni+Cr+Mo: 1 % 以下を含有し、更に、 Nb:0.01 〜 0.06 % 、 V :0.01〜0.1 %、 Ti:0.01 〜 0.1 % のいずれか1 種または2 種以上を含
    有し、 残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼であって、 下式により定められる Pが、P ≧σsmys である成分組
    成を有する直管を用意する工程と、 P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140N
    b +40V+76Ti−5.2log[T(mm) ]+22 ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/
    (2n−0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の
    肉厚(mm) (b)前記直管をAc3 以上Ac3 +100 ℃以下の温度
    に加熱して曲げ加工しする工程と、(c)前記曲げ加工
    した管を直ちに800から500℃間の冷却速度を0.
    5℃/sec以上の冷却速度で空冷する工程。
  2. 【請求項2】 下記の工程(成分組成はwt%である)
    を備えた曲がり管の製造方法。 (a)C:0.04〜0.1 %、 Si:0.05 〜0.5 % 、 Mn:0.5〜2 % 、 P:0.015%以下、 S:0.015 % 以下、 sol.Al:0.01 〜0.06 %、 N:0.002 〜0.01 % 、 Cu+Ni+Cr+Mo: 1 % 以下を含有し、更に、 Nb:0.01 〜 0.06 % 、 V :0.01〜0.1 %、 Ti:0.01 〜 0.1 % のいずれか1 種または2 種以上を含
    有し、 残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼であって、 下式により定められる Pが、P ≧σsmys である 成分
    組成を有する直管を用意する工程と、 P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140N
    b +40V+76Ti−5.2log[T(mm) ]+22 ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/
    (2n−0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の
    肉厚(mm) (b)前記直管をAc3 以上Ac3 +100 ℃以下の温度
    に加熱して曲げ加工する工程と、(c)前記曲げ加工し
    た管を直ちに800から500℃間の冷却速度を0.5
    ℃/sec以上の冷却速度で空冷する工程と、(d)前
    記空冷した管を650 ℃以下の温度で焼き戻す工程。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336856B1 (ko) * 1997-12-20 2002-08-21 주식회사 포스코 충격특성이우수한슬라그팬제조용합금강및그제조방법
WO2018216638A1 (ja) 2017-05-22 2018-11-29 新日鐵住金株式会社 ベンド鋼管およびその製造方法

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