JPH06328566A - 管ライニング材の製造方法 - Google Patents

管ライニング材の製造方法

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JPH06328566A
JPH06328566A JP5124121A JP12412193A JPH06328566A JP H06328566 A JPH06328566 A JP H06328566A JP 5124121 A JP5124121 A JP 5124121A JP 12412193 A JP12412193 A JP 12412193A JP H06328566 A JPH06328566 A JP H06328566A
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JP
Japan
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heating device
pipe lining
resin absorbent
lining material
plastic tube
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JP5124121A
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English (en)
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
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YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/0065Heat treatment
    • B29C63/0069Heat treatment of tubular articles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の径の管ライニング材を能率良く、低コ
ストで得ることができる管ライニング材の製造方法を提
供すること。 【構成】 気密性の高いプラスチックチューブ2の内側
に管状の樹脂吸収材1を通し、該樹脂吸収材1の内側に
気密性の高い加圧用チューブ3を挿入し、該加圧用チュ
ーブ3をエアー圧によって膨張させて前記プラスチック
チューブ2と樹脂吸収材1を円管状に押し広げるととも
に、樹脂吸収材1を真空引きしてこれの外周にプラスチ
ックチューブ2を密着せしめ、この状態を保ったままプ
ラスチックチューブ2を加熱してこれを樹脂吸収材1の
外周面に溶着させるようにした管ライニング材の製造方
法において、前記プラスチックチューブ2の加熱を、前
記樹脂吸収材1よりも大径な加熱装置8を用いて行な
い、該加熱装置8内に前記樹脂吸収材1を通して加熱装
置8を所定の速度で移動させることによって、プラスチ
ックチューブ2を樹脂吸収材1の一端から他端に向かっ
て長さ方向に順次溶着せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した管路の内周
面にライニングを施して該管路を補修する管路補修工法
に主として用いられる管ライニング材の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に埋没された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施して当該管路を補修する管路補修工法が
既に提案され、実用に供されている。即ち、この管路補
修工法は、表面がフィルムコーティングした可撓性の樹
脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング
材を例えば流体圧によって管路内に反転させながら挿入
するとともに、これを管路内周面に押圧し、この状態を
保ったまま管ライニング材を加温等してこれに含浸され
た硬化性樹脂を硬化せしめ、硬化した管ライニング材に
よって管路の内周面をライニングして該管路を補修する
工法である。
【0003】ところで、斯かる管路補修工法に使用され
る前記管ライニング材の製造においては、表面がプラス
チックフィルムでコーティングされた帯状の樹脂吸収材
の幅方向端面同士を突き合せ、その突き合せ部を糸でジ
グザグ状に縫い合せることによって所望の管ライニング
材を得ていた(特公昭58−33098号公報参照)。
【0004】しかしながら、上記製造方法にあっては、
帯状に裁断された樹脂吸収材が腰の弱いもの、硬過ぎる
もの又は厚さが薄いものである場合、或いは直径100
mm以下の小さな管ライニング材を得る場合には、帯状
の樹脂吸収材の幅方向両端部を突き合せた縫い合せ部を
密封することは至難であるという欠点があった。
【0005】そこで、気密性の高いプラスチックチュー
ブの内側に管状の樹脂吸収材を通し、該樹脂吸収材の内
側に気密性の高い加圧用チューブを挿入し、該加圧用チ
ューブを流体圧によって膨張させて前記プラスチックチ
ューブと樹脂吸収材を円管状に押し広げるとともに、樹
脂吸収材を真空引きしてこれの外周にプラスチックチュ
ーブを密着せしめ、この状態を保ったままプラスチック
チューブを加熱してこれを樹脂吸収材の外周面に溶着さ
せるようにした管ライニング材の製造方法が先に提案さ
れている(特開平4−59227号公報参照)。
【0006】而して、上記製造方法によれば、プラスチ
ックフィルムがコーティングされていない樹脂吸収材を
管状に成形した後、これにプラスチックチューブを通し
て該プラスチックチューブを樹脂吸収材の外周面に後か
らコーティングするようにしたため、樹脂吸収材へのプ
ラスチックフィルムのコーティング作業及び樹脂吸収材
の縫い合せ部の密封作業が合理化され、如何なる材質、
寸法の樹脂吸収材からでも所要の管ライニング材を容易
に得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る製造方法にあっては、図11に示すように、プ
ラスチックフィルム102を加熱する加熱装置108と
して樹脂吸収材101と略同径の円筒状のヒータ111
が用いられ、該ヒータ111を管状に膨張した樹脂吸収
材101の外周に密着させた状態でこれを図示矢印方向
に移動せしめることによって、樹脂吸収材101の外周
に真空吸着されたプラスチックフィルム102を加熱し
てこれを樹脂吸収材101の外周に溶着することが行な
われていたため、樹脂吸収材101の径が変わる毎にそ
の径に見合う大きさのヒータ111を用意しなければな
らず、製造能率が悪く、製造コストも高くなるという問
題があった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、種々の径の管ライニング材を
能率良く、低コストで得ることができる管ライニング材
の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、気密性の高いプラスチックチューブの内側に管
状の樹脂吸収材を通し、該樹脂吸収材の内側に気密性の
高い加圧用チューブを挿入し、該加圧用チューブを流体
圧によって膨張させて前記プラスチックチューブと樹脂
吸収材を円管状に押し広げるとともに、樹脂吸収材を真
空引きしてこれの外周にプラスチックチューブを密着せ
しめ、この状態を保ったままプラスチックチューブを加
熱してこれを樹脂吸収材の外周面に溶着させるようにし
た管ライニング材の製造方法において、前記プラスチッ
クチューブの加熱を、前記樹脂吸収材よりも大径な加熱
装置を用いて行ない、該加熱装置内に前記樹脂吸収材を
通して両者を所定の速度で相対移動せしめることによっ
て、プラスチックチューブを樹脂吸収材の一端から他端
に向かって長さ方向に順次溶着せしめることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、プラスチックフィルムを加熱
するための加熱装置の径は樹脂吸収材のそれよりも大き
く設定されるため、加熱装置の径以下の範囲内の小径か
ら大径に至る種々の径の管ライニング材を単一の加熱装
置を用いて製造することができ、製造能率の向上と製造
コストの低減を図ることができる。
【0011】尚、本発明方法においても、プラスチック
フィルムがコーティングされていない樹脂吸収材を管状
に成形した後、これにプラスチックチューブを通して該
プラスチックチューブを樹脂吸収材の外周面に後からコ
ーティングするようにしたため、樹脂吸収材へのプラス
チックフィルムのコーティング作業及び樹脂吸収材の縫
い合せ部の密封作業が合理化され、如何なる材質、寸法
の樹脂吸収材からでも所要の管ライニング材を容易に得
ることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0013】図1乃至図4は本発明方法をその工程順に
示す説明図、図5は樹脂吸収材の真空引きを示す断面図
である。
【0014】本発明方法においては、先ず、図1に示す
ように、帯状に裁断された樹脂吸収材1’の幅方向端部
同士を重ね合せ、この重ね合せ部をミシンで縫い合せ
(ロック縫い)、この縫い合せが終了すると、縫い合せ
部を周方向に引っ張って図2に示すように幅方向端部が
突き合された管状の樹脂吸収材1を得る。
【0015】尚、管状の樹脂吸収材1を成形する方法と
しては、上記ロック縫いの他、直線縫い、針によるパン
チング加工、溶着、接着剤による接着等によって、帯状
の樹脂吸収材の長手方向端部を接合する方法を採用し得
る。又、樹脂吸収材1(1’)としては、ポリエステ
ル、ナイロン、アクリル、ポリプロピレン等の織布又は
不織布が用いられる。
【0016】次に、図3に示すようにプラスチックチュ
ーブ2を用意し、このプラスチックチューブ2内に前記
管状の樹脂吸収材1を通し、この樹脂吸収材1の内側に
気密性の高い加圧用チューブ3を挿入する。
【0017】尚、上記プラスチックチューブ2は、イン
フレーション法によって薄肉で均一な厚みに成形され、
或いはプラスチックフィルムを接合して管状に成形され
る。又、プラスチックチューブ2の材質としては、ポリ
ウレタン、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレンビニル
アセテート(EVA)、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン等、或いはこれらの共重合体が用いられ
る。
【0018】ところで、図6及び図7に示すように、樹
脂吸収材1の外周にこれの縫い合せ部に沿って薄い帯状
の不織布1aを熱接着剤で接着して縫い目を隠すように
すれば、管ライニング材の反転、硬化後に縫い目が表面
(管ライニング材の内周面)に現われることがなく、好
都合である。尚、熱接着剤としては、ポリエチレン、ナ
イロン系のものが用いられる。
【0019】而して、図3に示す状態から加圧用チュー
ブ3の両端を塞いで該加圧用チューブ3を密封構造と
し、図4に示すようにコンプレッサー4からエアーホー
ス5を経て加圧用チューブ3内に圧縮エアーを供給する
と、該加圧用チューブ3は圧縮エアーの圧力を受けて膨
張し、樹脂吸収材1及びプラスチックチューブ2を円管
状に押し広げる。
【0020】そして、上記状態を保ったまま、図4及び
図5に示すように、真空ポンプ6及び減圧ホース7を用
いて樹脂吸収材1内を真空引きすれば、該樹脂吸収材1
の外側に位置するプラスチックチューブ2が樹脂吸収材
1内に発生する負圧に引かれて樹脂吸収材1の外周面に
密着する。
【0021】その後、図4に示すように、円筒状の加熱
装置8内に樹脂吸収材1をプラスチックチューブ2及び
加圧用チューブ3と共に通し、該加熱装置8を駆動しな
がらこれを索引ロープ9で樹脂吸収材1の一端から他端
まで図示矢印方向に移動させれば、プラスチックチュー
ブ2は加熱装置8によって加熱されて溶融し、樹脂吸収
材1の外周面に次々と溶着され、樹脂吸収材1の表面は
プラスチックチューブ2によってコーティングされる。
【0022】ところで、上記加熱装置8は、樹脂吸収材
よりも十分大径な円筒状筒体10の内周面に沿ってこれ
の長さ方向に螺旋状に巻回された電気ヒータ11で構成
されており、電気ヒータ11に電源12から通電すれ
ば、該電気ヒータ11が発熱して前述のようにプラスチ
ックチューブ2を加熱する。
【0023】而して、本実施例では、加熱装置8の前記
筒体10は熱伝導率の低いステンレスで構成されている
ため、加熱装置8外へ逃げる熱の量(損失熱量)が小さ
く抑えられる。又、筒体10の内周面は鏡面研磨されて
いるため、電気ヒータ11からの熱は、反射率の高い筒
体10の内周面で反射してプラスチックチューブ2の加
熱に有効に供される。
【0024】尚、本実施例では、加熱装置8の発熱量
は、該加熱装置8の移動速度と電気ヒータ11への供給
電圧によって制御される。
【0025】以上のように、本実施例によれば、プラス
チックフィルム2を加熱するための加熱装置8の径は樹
脂吸収材1のそれよりも十分大きく設定されているた
め、該加熱装置8の径以下の範囲内の小径から大径に至
る種々の径の管ライニング材(本実施例に係る管ライニ
ング材1以外の管ライニング材)を単一の加熱装置8を
用いて製造することができ、製造能率の向上と製造コス
トの低減を図ることができる。
【0026】尚、本実施例においても、従来方法(特開
平4−59227号公報に記載の方法)と同様に、プラ
スチックフィルム2がコーティングされていない樹脂吸
収材1’を管状に成形して管状の樹脂吸収材1を得た
後、該樹脂吸収材1にプラスチックチューブ2を通して
該プラスチックチューブ2を樹脂吸収材1の外周面に後
からコーティングするようにしたため、樹脂吸収材1へ
のプラスチックフィルム2のコーティング作業及び樹脂
吸収材の縫い合せ部の密封作業が合理化され、如何なる
材質、寸法の樹脂吸収材1’からでも所要の管ライニン
グ材を容易に得ることができる。
【0027】ところで、プラスチックチューブ2を加熱
する加熱装置としては以上の実施例で示した加熱装置8
の他、図8乃至図10に示す態様のものが考えられる。
【0028】即ち、図8及び図9に示す加熱装置18
は、前記と同様の筒体10と、該筒体10の内周面に沿
ってこれの長さ方向に所定の傾き角θをもって配される
複数の直線状電気ヒータ13で構成される。
【0029】而して、加熱装置18の電気ヒータ13に
通電しながら該加熱装置18を索引ロープ9で図示矢印
方向に移動させれば、プラスチックチューブ2は加熱装
置18によって加熱されて溶融し、樹脂吸収材1の外周
面に次々と溶着される。このとき、直線状電気ヒータ1
3は前述のように所定角度θだけ傾斜しているため、こ
れらが図9の矢印方向に移動すれば、各電気ヒータ13
によって加熱される領域(図9に斜線にて示す領域)は
互いにオーバーラップし、プラスチックチューブ2はそ
の全周に亘って均一に加熱されて溶融される。
【0030】尚、この加熱装置18の発熱量も、前記実
施例と同様に、該加熱装置18の移動速度と電気ヒータ
13への供給電圧によって制御される。
【0031】又、図10に示す加熱装置28は、前記と
同様の筒体10と、該筒体10内に設置された石油スト
ーブ14で構成され、該石油ストーブ14のヒータパイ
プ15は筒体10の内周面に沿ってこれの長さ方向に螺
旋状に巻回されている。尚、ヒータパイプ15の外周面
には遠赤外線処理が施されている。
【0032】而して、加熱装置28の石油ストーブ14
を駆動しながら該加熱装置28を索引ロープ9で図示矢
印方向に移動させれば、石油ストーブ14における石油
の燃焼によって発生した高温の燃焼ガスは、送風ファン
16によって送られてヒータパイプ15内を流れ、該ヒ
ータパイプ15を介してプラスチックチューブ2を加熱
してこれを溶融せしめるが、該加熱装置28には電気コ
ード等のコード類が不要であるため、当該加熱装置28
の移動が容易となる。
【0033】尚、この加熱装置28の発熱量は、該加熱
装置28の移動速度と石油ストーブ14への燃料供給量
及び送風ファン16の回転速度によって制御される。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、気密性の高いプラスチックチューブの内側に管状
の樹脂吸収材を通し、該樹脂吸収材の内側に気密性の高
い加圧用チューブを挿入し、該加圧用チューブを流体圧
によって膨張させて前記プラスチックチューブと樹脂吸
収材を円管状に押し広げるとともに、樹脂吸収材を真空
引きしてこれの外周にプラスチックチューブを密着せし
め、この状態を保ったままプラスチックチューブを加熱
してこれを樹脂吸収材の外周面に溶着させるようにした
管ライニング材の製造方法において、前記プラスチック
チューブの加熱を、前記樹脂吸収材よりも大径な加熱装
置を用いて行ない、該加熱装置内に前記樹脂吸収材を通
して両者を所定の速度で相対移動せしめることによっ
て、プラスチックチューブを樹脂吸収材の一端から他端
に向かって長さ方向に順次溶着せしめるようにしたた
め、種々の径の管ライニング材を能率良く、低コストで
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法をその工程順に示す斜視図である。
【図2】本発明方法をその工程順に示す斜視図である。
【図3】本発明方法をその工程順に示す斜視図である。
【図4】本発明方法をその工程順に示す斜視図である。
【図5】樹脂吸収材の真空引きを示す断面図である。
【図6】変更実施例を示す図2と同様の図である。
【図7】変更実施例を示す図3と同様の図である。
【図8】加熱装置の別実施例を示す斜視図である。
【図9】加熱装置の別実施例を示す側断面図である。
【図10】加熱装置の別実施例を示す斜視図である。
【図11】従来の製造方法(加熱融着方法)を示す斜視
図である。
【符号の説明】 1,1’ 樹脂吸収材 2 プラスチックチューブ 3 加圧用チューブ 4 コンプレッサー 6 真空ポンプ 8 加熱装置 10 円筒状筒体 11,13 電気ヒータ 14 石油ストーブ 15 ヒータパイプ 16 送風ファン 18,28 加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 9:00 4F 23:22 4F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性の高いプラスチックチューブの内
    側に管状の樹脂吸収材を通し、該樹脂吸収材の内側に気
    密性の高い加圧用チューブを挿入し、該加圧用チューブ
    を流体圧によって膨張させて前記プラスチックチューブ
    と樹脂吸収材を円管状に押し広げるとともに、樹脂吸収
    材を真空引きしてこれの外周にプラスチックチューブを
    密着せしめ、この状態を保ったままプラスチックチュー
    ブを加熱してこれを樹脂吸収材の外周面に溶着させるよ
    うにした管ライニング材の製造方法において、前記プラ
    スチックチューブの加熱を、前記樹脂吸収材よりも大径
    な加熱装置を用いて行ない、該加熱装置内に前記樹脂吸
    収材を通して両者を所定の速度で相対移動せしめること
    によって、プラスチックチューブを樹脂吸収材の一端か
    ら他端に向かって長さ方向に順次溶着せしめることを特
    徴とする管ライニング材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱装置は、前記樹脂吸収材よりも
    大径な円筒状筒体と、該筒体の内周面に沿ってこれの長
    さ方向に螺旋状に巻回された電気ヒータで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の管ライニング材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記加熱装置は、前記樹脂吸収材よりも
    大径な円筒状筒体と、該筒体の内周面に沿ってこれの長
    さ方向に所定の傾き角をもって配される複数の直線状電
    気ヒータで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    管ライニング材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置は、前記管ライニング材に
    対して移動し、その移動速度と前記電気ヒータへの供給
    電圧によってその発熱量が制御されることを特徴とする
    請求項2又は3記載の管ライニング材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記加熱装置は、前記樹脂吸収材よりも
    大径な円筒状筒体と、該筒体内に設置された石油ストー
    ブで構成され、該石油ストーブのヒータパイプは前記筒
    体の内周面に沿ってこれの長さ方向に螺旋状に巻回され
    ていることを特徴とする請求項1記載の管ライニング材
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記石油ストーブのヒータパイプの外周
    面には遠赤外線処理が施されていることを特徴とする請
    求項5記載の管ライニング材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記加熱装置は、前記管ライニング材に
    対して移動し、その移動速度と前記石油ストーブへの燃
    料供給量及び送風ファンの回転速度によってその発熱量
    が制御されることを特徴とする請求項5又は6記載の管
    ライニング材の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記円筒状筒体は、ステンレスで構成さ
    れ、その内周面は鏡面研磨されていることを特徴とする
    請求項2,3,4,5,6,又は7記載の管ライニング
    材の製造方法。
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