JPH06328284A - 熱切断加工機 - Google Patents

熱切断加工機

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Publication number
JPH06328284A
JPH06328284A JP5122250A JP12225093A JPH06328284A JP H06328284 A JPH06328284 A JP H06328284A JP 5122250 A JP5122250 A JP 5122250A JP 12225093 A JP12225093 A JP 12225093A JP H06328284 A JPH06328284 A JP H06328284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
machining head
work
machining
cutting machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5122250A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoo Matsuno
清伯 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP5122250A priority Critical patent/JPH06328284A/ja
Publication of JPH06328284A publication Critical patent/JPH06328284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性を低下させることなく、加工ヘッドと
クランパの干渉を防止する。 【構成】 クランパ3にクランプされたワーク2と相対
移動しながらワーク2を切断する加工ヘッド4と、上記
クランパ3と加工ヘッド4が干渉する危険領域8を検出
する検出手段と、該検出手段からの信号により加工ヘッ
ド4の送り速度を減速し、かつクランパ3を危険領域よ
り退避させると共に、加工ヘッド4が危険領域8を通過
後元の送り速度へ復帰させ、かつクランパ3が再びワー
ク2をクランプするよう制御するコントローラ6とより
構成したことにより、クランパ3周辺の危険領域8が縮
小でき、また危険領域8外での加工速度が上げられるた
め生産性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザ加工機やプラズ
マ加工機のような熱切断加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の熱切断加工機で板状のワー
クを切断加工する場合、図1に示すようにクランパaに
より例えばX軸方向へ移動されるワークbを、上記X軸
と直交するY軸方向へ移動する加工ヘッドcにより切断
加工する寸法が一般に採用されている。なお熱切断加工
機によっては、加工ヘッドcがX−Y方向へ移動して、
テーブルd上に固定されたワークbを切断したり、ワー
クbをX−Y方向へ移動させて、固定された加工ヘッド
cにより切断するようにしたものがある。
【0003】上記従来の加工方法では、加工中クランパ
aと加工ヘッドcが干渉する虞れがあるため、クランパ
aの近傍に危険領域eを設けて、加工ヘッドcがこの領
域eに近付いた場合、この領域eを回避するように予め
プログラムが作成されている。しかしこの方法では加工
できない領域eが大きいため、材料の歩留りが悪いと共
に、危険領域eを回避するためのプログラムを作成する
のに多くの工数を必要とする不具合がある。
【0004】かかる不具合を改善するため、特公平3−
73420号公報のように、加工ヘッドがクランパに接
近したのをセンサで検出し、加工ヘッドがクランパと干
渉する前にクランパを一時的に解放して、干渉を回避す
るようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
加工ヘッドとクランパが干渉をするのをセンサが検出し
てからクランパを開放するため、加工速度を余り大きく
できず生産性が悪い不具合がある。また加工速度を上げ
た場合、危険領域を大きくとらないと加工ヘッドとクラ
ンパが干渉するため、材料の歩留りが悪くなると共に、
加工中の退避頻度が増大するため、装置自体の寿命を低
下させる不具合が生じる。さらにワークのサイズが小さ
い場合、クランパ周辺の危険領域が近接して、クランパ
が退避動作より復帰しないうちに次のクランパが解放さ
れることがあり、その結果クランパよりワークが外れて
加工が不能になるなどの不具合があった。この発明はか
かる不具合を改善するためになされたもので、生産性を
低下させずに加工ヘッドとクランパの干渉を防止できる
ようにした熱切断加工機を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、クランパにクランプされたワークと相対
移動しながらワークを切断する加工ヘッドと、上記クラ
ンパと加工ヘッドが干渉する危険領域を検出する検出手
段と、該検出手段からの信号により加工ヘッドの送り速
度を減速し、かつクランパを危険領域より退避させると
共に、加工ヘッド4危険領域を通過後元の送り速度へ復
帰させ、かつクランパが再びワークをクランプするよう
制御するコントローラを設けてたものである。
【0007】
【作 用】上記構成により、加工ヘッドの送り速度が
危険領域では遅くなることから、危険領域を縮小できる
と共に、危険領域外での加工速度を上げられることか
ら、生産性が向上する。
【0008】
【実 施 例】この発明の一実施例を図2及び図3に示
す図面を参照して詳述する。図2において1は熱切断加
工機のワークテーブルで、加工すべきワーク2が載置さ
れており、このワーク2は複数のクランパ3にクランプ
されてX軸方向へ移動されるようになっている。4は上
記ワークテーブル1の上方に設けられ、かつX軸と直交
するY軸方向へ移動自在な加工ヘッドで、サーボモータ
5により駆動されるようになっており、このサーボモー
タ5及びクランプ3を開閉する電磁弁7はコントローラ
6により制御されるようになっている。また上記加工ヘ
ッド4には、加工ヘッド4とクランパ3が干渉する虞れ
のある危険領域8を検出する近接センサ(図示せず)が
設けられている。
【0009】次に作用を説明すると、いまコントローラ
6からの指令により制御されるサーボモータ5により加
工ヘッド4が早送り速度VでY軸方向へ移動中に、近接
センサが危険領域8へ進入したのを検出すると、コント
ローラ6は近接センサからの信号を受けてサーボモータ
5へ速度をvまで減速するように指令を出す。これによ
って加工ヘッド4は図3に示すように早送り速度Vより
危険領域速度vまで減速される。同時にコントローラ6
より電磁弁7へ退避信号が出力されるため、加工ヘッド
4が危険領域8に進入したクランパ3が解放され、さら
に図2の仮想線位置まで退避される。これによって加工
ヘッド4とクランパ3が干渉せずに、加工ヘッド4はク
ランパ3のあった場所を通過する。
【0010】また加工ヘッド4がクランパ3のあった場
所を通過したのを別の近接センサ(図示せず)が検出す
ると、コントローラ6からの信号によりクランパ3は元
の位置へ復帰してワーク2を再びクランプすると共に、
クランプ3がワーク2をクランプしたのをクランパ3に
設けられたリミットスイッチなど(図示せず)が検出す
ると、この信号を設けたコントローラ6は早送り速度V
に増速するようサーボモータ5へ信号を送る。これによ
って加工ヘッド4は再び早送り速度へ復帰してワーク2
の加工を続けるようになる。
【0011】なお加工ヘッド4の送り速度とクランパ3
の退避動作のタイミングを図3のタイミングチャートに
示す。また従来の加工方法(特公平3−73420号公
報)のタイミングチャートを図4に示す。これら図から
明らかなようにこの発明によれば、加工ヘッド4とクラ
ンパ3が干渉する危険領域8を従来の約1/2に縮小す
ることができる。また上記実施例では、加工ヘッド4の
駆動をサーボモータ5で、クランパ3の退避を電磁弁7
で、そして危険領域の検出を近接センサで行う場合につ
いて説明したが、勿論これらに限定されるものではな
い。
【0012】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、クラン
パ周辺の危険領域を縮小できるため材料の歩留りが向上
すると共に、クランパの退避動作の頻度も少なくできる
ため、装置自体の寿命も向上する。またワークの加工中
は加工ヘッドを早送りすることから生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の熱切断加工機の加工方法を示す説明図で
ある。
【図2】この発明の一実施例になる熱切断加工機の概略
構成図である。
【図3】この発明の一実施例になる熱切断加工機の作用
を示すタイミングチャートである。
【図4】従来の熱切断加工機の作用を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
2…ワーク、3…クランパ、4…加工ヘッド、6…コン
トローラ、8…危険領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランパ3にクランプされたワーク2と
    相対移動しながらワーク2を切断する加工ヘッド4と、
    上記クランパ3と加工ヘッド4が干渉する危険領域8を
    検出する検出手段と、該検出手段からの信号により加工
    ヘッド4の送り速度を減速し、かつクランパ3を危険領
    域より退避させると共に、加工ヘッド4が危険領域8を
    通過後元の送り速度へ復帰させ、かつクランパ3が再び
    ワーク2をクランプするよう制御するコントローラ6と
    を具備してなる熱切断加工機。
JP5122250A 1993-05-25 1993-05-25 熱切断加工機 Pending JPH06328284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122250A JPH06328284A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 熱切断加工機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122250A JPH06328284A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 熱切断加工機

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Publication Number Publication Date
JPH06328284A true JPH06328284A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14831311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5122250A Pending JPH06328284A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 熱切断加工機

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JP (1) JPH06328284A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212954A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp レーザ加工装置
JP2021014079A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 株式会社トーアエンジニアリング 搬送位置決め装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212954A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp レーザ加工装置
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