JPH0632609Y2 - 回転曲げ疲労試験機の把持装置 - Google Patents

回転曲げ疲労試験機の把持装置

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JPH0632609Y2
JPH0632609Y2 JP4249788U JP4249788U JPH0632609Y2 JP H0632609 Y2 JPH0632609 Y2 JP H0632609Y2 JP 4249788 U JP4249788 U JP 4249788U JP 4249788 U JP4249788 U JP 4249788U JP H0632609 Y2 JPH0632609 Y2 JP H0632609Y2
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collet chuck
test piece
bending fatigue
fatigue tester
tightening nut
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JP4249788U
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Inventor
裕 上田
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株式会社東京衡機製造所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転曲げ疲労試験機の把持装置に係り、特に短
小な試験片を把持するのに好適な回転曲げ疲労試験機の
把持装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に回転曲げ疲労試験機は、試験片の両端を試験機回
転軸に夫々取付け試験片を回転させ、この回転中の試験
片に曲げモーメントを付与して回転曲げ疲労試験を行
う。この試験片を試験機回転軸に取付けるために、把持
装置としてコレットチャックが使用される。
第2図は従来の回転曲げ疲労試験機の把持装置を示した
もので、コレットチャック1には試験片2の外径とほぼ
同形の貫通孔1aとが穿孔され、外周にはネジ部1bと
テーパ部1cとが形成されている。このテーパ部1cは
ネジ部1bから離れるにつれて小径となるような勾配を
有している。試験機の回転軸3の端部には、コレットチ
ャック1のテーパ部1cに対応したテーパ孔3aが穿孔
されていると共に外周にネジ部3bが形成されている。
締付けナット4は、コレットチャック1のネジ部1bに
螺合するネジ部4aと回転軸3のネジ部3bに螺合する
ネジ部4bとを有している。
これらのコレットチャック1のネジ部1bと回転軸3の
ネジ部3bと締付けナット4のネジ部4a、4bとはタ
ーンバックルを構成しているので、ナット4を回転させ
ると、コレットチャック1は回転軸3の方向に摺動し、
軸方向に形成されたスリット(図示省略)の作用によっ
て試験片2を締付け固定する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の把持装置は予め試験片2に挿通してお
いた締付けナット4をコレットチャック1のネジ部1b
と回転軸3のネジ部3bとに螺合させることによって試
験片の把持を行う構成であるため、試験片の長さが非常
に短い場合には、試験片の両端把持において着脱に必要
な締付けナットのストロークが十分に取れず締付けナッ
ト背面が互いに当接してしまう。従って、従来の把持装
置は、短小の試験片を把持することができず、把持のた
めにのみ試験片を長大にしなければならないという問題
がある。
そこで、本考案の目的は短小の試験片をも確実に把持す
ることができる回転曲げ疲労試験機の把持装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案は、後端に向かって
小径となるテーパ部とこのテーパ部に続くネジ部とが夫
々外周に形成され,上記ネジ部が試験片の端部側に位置
するように試験片が挿通されるコレットチャックと、回
転曲げ疲労試験機の回転軸の端部に形成されたフランジ
部と、上記コレットチャックのテーパ部に対応したテー
パ孔を有すると共に上記フランジ部に固定されるフラン
ジを外周に有し、上記テーパ孔に上記コレットチャック
が挿通される案内具と、上記コレットチャックのネジ部
に螺合しこの螺合動作中に先端部が上記案内具の後端面
に当接しこれにより上記コレットチャックを締付ける締
付ナットとを具備するものである。
また、上記フランジ部は上記コレットチャックのネジ部
に螺合した上記締付けナットを収容する位置決め用凹部
を有し、上記案内具は上記位置決め用凹部の周面に嵌合
する段部を有し、上記締付けナットの先端部は上記段部
の端面に当接する構成が望ましい。
〔作用〕 案内具のテーパ部にコレットチャックを挿入すると共に
コレットチャック内に試験片をその端部がネジ部側に位
置するように挿入する。この状態で、締付けナットをコ
レットチャックの後端からネジ部に螺合すると、この螺
合中の締付けナットの先端部と案内具後端部との当接に
よってコレットチャックが試験片を締付け固定する。こ
の後に、案内具のフランジをフランジ部に固定すること
によって試験片が回転軸に取付けられる。
このように、締付けナットはコレットチャックの後端側
即ち、試験片の端部側から螺合されるので、試験片の長
さに無関係に試験片把持が可能となる。
また、フランジ部に穿設した凹部に案内部の突起をかん
合することによって回転軸と試験片との芯出しを容易に
行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案による回転曲げ疲労試験機の把持装置の実
施例を第2図と同一部分に同一符号を付して第1図を参
照して説明する。
第1図において、コレットチャック5には、試験片2の
把持部外径とほぼ同径の貫通孔5aが穿孔されており、
このコレットチャック5の外周には、前端から後端に向
かうにつれて小径になるテーパ部5bが形成されると共
にこのテーパ部5bに続くネジ部5cが後端に形成され
ている。もちろん、コレットチャック5には試験片2の
締付け用の不図示のスリットが軸方向に形成されてい
る。
案内具6は、コレットチャック・テーパ部5bに対応し
たテーパ孔6aを有し、大径外周のフランジ6bにはボ
ルト取付孔6cが穿孔されている。また、案内具6の後
端面には段部6dが突設されている。
コレットチャック・ネジ部5cに螺合する締付けナット
7は、案内具の段部6dの後端面に当接する先端面を有
する。試験機の回転軸8には、先端にフランジ部9が形
成され、このフランジ部9にはメネジを有する小孔9a
と端面に開口した比較的大径の中央凹部9bとが穿孔さ
れている。この小孔9aには案内具6のボルト取付孔6
cを介してボルト10が螺合される。凹部9bの内径は
案内具6の端部6dの外径にほぼ等しいように、即ち段
部6dが凹部9bに嵌合するように定められている。ま
た、凹部9bの深さ(奥行き)は締付けナット7及び段
部6dが挿入可能に定められている。
次にこの実施例の作用を説明する。
案内具6のテーパ孔6aにコレットチャック5を嵌合
し、このコレットチャック5の貫通孔5aに試験片2を
挿通する。この挿通は試験片2の端部がコレットチャッ
ク5のネジ部5c側に位置するように行われる。この後
に、締付けナット7をコレットチャック5のネジ部5c
に螺合すると、この螺合動作中に締付けナット7の先端
部が案内具の段部6dの後端面に当接し、これによりコ
レットチャック5が締付けナット7の方に摺動し試験片
2を締付け固定する。
このように試験片2を把持した後に、締付けナット7と
案内具6の段部6dとがフランジ部9の凹部9bに入込
むように、案内具6をフランジ部9に取付けてボルト1
0によってこの案内具6をフランジ部9に固定する。こ
の時、試験片2の中心軸と回転軸8の中心軸との整合
は、段部6dと凹部9bの内周面との係合によって達成
される。
上述の実施例では、案内具の段部6dと凹部9bとの係
合によって試験片2と回転軸8との芯出しを行う構成で
あったが、このような芯出しはこの構成に限らず他の構
成によっても達成することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、締付
けナットはコレットチャックの後端側、即ち試験片の端
部側からコレットチャック・ネジ部に螺合される構成で
あるので、短小の試験片であっても確実に把持すること
ができる。従って、把持のためのみに試験片を長大にす
ることが不要となる。
更に、フランジ部に凹部を穿設しかつこれに嵌合する段
部を案内部に突設した場合には回転軸と試験片との芯出
しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転曲げ疲労試験機の把持装置の
実施例を示した縦断面図、第2図は従来の回転曲げ疲労
試験機の把持装置を示した縦断面図である。 2……試験片、5……コレットチャック、5b……テー
パ部、5c……ネジ部、6……案内具、6a……テーパ
孔、6b……フランジ、6d……段部、7……締付けナ
ット、8……回転軸、9……フランジ部、9b……凹
部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端に向かって小径となるテーパ部とこの
    テーパ部に続くネジ部とが夫々外周に形成され,上記ネ
    ジ部が試験片の端部側に位置するように試験片が挿通さ
    れるコレットチャックと、回転曲げ疲労試験機の回転軸
    の端部に形成されたフランジ部と、上記コレットチャッ
    クのテーパ部に対応したテーパ孔を有すると共に上記フ
    ランジ部に固定されるフランジを外周に有し、上記テー
    パ孔に上記コレットチャックが挿通される案内具と、上
    記コレットチャックのネジ部に螺合しこの螺合動作中に
    先端部が上記案内具の後端面に当接しこれにより上記コ
    レットチャックを締付ける締付ナットとを具備したこと
    を特徴とする回転曲げ疲労試験機の把持装置。
  2. 【請求項2】上記フランジ部は上記コレットチャックの
    ネジ部に螺合した上記締付けナットを収容する位置決め
    用凹部を有し、上記案内具は上記位置決め用凹部の周面
    に嵌合する段部を有し、上記締付けナットの先端部は上
    記段部の端面に当接することを特徴とする請求項1に記
    載の回転曲げ疲労試験機の把持装置。
JP4249788U 1988-03-30 1988-03-30 回転曲げ疲労試験機の把持装置 Expired - Lifetime JPH0632609Y2 (ja)

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JP4249788U JPH0632609Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 回転曲げ疲労試験機の把持装置

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Publication Number Publication Date
JPH01144844U JPH01144844U (ja) 1989-10-04
JPH0632609Y2 true JPH0632609Y2 (ja) 1994-08-24

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