JPH063245Y2 - ポペット弁 - Google Patents

ポペット弁

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JPH063245Y2
JPH063245Y2 JP12829887U JP12829887U JPH063245Y2 JP H063245 Y2 JPH063245 Y2 JP H063245Y2 JP 12829887 U JP12829887 U JP 12829887U JP 12829887 U JP12829887 U JP 12829887U JP H063245 Y2 JPH063245 Y2 JP H063245Y2
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poppet
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英夫 荒木
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、通過する流体をポペット流体として利用し開
度を制御するポペット弁に係り、メータアウト回路に使
用してアクチュエータのキャビテーションを防止する機
能を合せ持つポペット弁に関する。
[従来の技術] 従来この種のポペット弁としては、特開昭55−149
466号公報にFIG−3を示して開示されたものがあ
り、これを第4図により説明する。弁体4に設けた弁座
12に比較的小さな弾圧力のバネ7によってポペット2
の座面21を着座させ、ポペット2に穿設した孔にパイ
ロットスプール8を摺動自在に嵌装している。パイロッ
トスプール8の後端部はバネ6に付勢されたピストン3
6を形成しバネ6に対向して印加される制御圧力に応じ
てパイロットスプール8を図の上方へ移動させ、パイロ
ットスプール8に設けられポペット2との相対位置が常
態からずれると開口する連通路16を介しポペット2の
背室11の圧油をタンク34へ放出する。負荷ポート1
3とポペット背面とは絞り15を介して連通し、ポペッ
ト2の背室11の圧油がタンクへ放出されるとこれを補
填する圧油が絞り15を通って流れ、絞り15の通過に
よって生ずる圧力差がポペット2を前記連通路16の開
口が閉ざされる位置まで移動させることによりポペット
弁が制御圧力に応じて開口される。
制御圧を下げポペット弁を閉止した状態で負荷ポート1
3側にキャビテーション発生の微候が現れるとタンクポ
ート14側との差圧がバネ7の弾圧力に抗してポペット
2を押し開いてタンク34の圧油を負荷ポート13側へ
押し込む。
37はポペット2を主弁とするパイロットオペレート型
リリーフ弁のパイロット弁であるが本発明に関わりがな
いので可動部分が図示位置に固定されたままの状態だけ
を考慮すればよく、この場合パイロット弁に関する回路
が存在しないのと等価であるので説明を省略する。
以上述べたようにポペット弁は制御圧力に応じて開口を
制御して負荷ポート13とタンクポート14の間を連通
・遮断するとともに通過する圧油の流量を計量・制御す
る他、負荷ポート側のキャビテーションを防止するいわ
ゆるアンチキャビテーション弁の機能を兼ね備えるもの
である。
[考案が解決しようとする課題] しかし乍ら上記の構成では、負荷ポートとタンクポート
との間を液密的に遮断するために、弁体の弁座とポペッ
トの座面のシート部分の他に重要な役割を果たす部分の
一つとして、ポペットの穿設した孔とパイロットスプー
ルとの間の摺動嵌合部があるが、パイロットスプールは
負荷ポートと連通したポペット背室とタンク間を開閉す
る弁の機能を持つ必要性があることから、洩れに対して
有利な細径化には限度があり、かつ、パイロットスプー
ルの嵌合するラップ量を長大化することは嵌合部の摺動
抵抗を増加させ開弁時の制御圧力を押し上げてしまうの
で採用し難く、更に、ポペット背室からパイロットスプ
ールの外周を経てピストンの制御圧油印加側へ生じる洩
れは制御圧が0に近い状態であることから無視できない
量となり、その結果、ポペット弁の閉止時の洩れ量を比
較的大きく許容することによって対処しなければならな
いという問題があった。
したがって本考案の目的は、制御圧力に応じて開口を制
御し、負荷ポートとタンクポートの間を連通・遮断する
とともに、負荷ポート側のキャビテーションを防止する
アンチキャビテーション弁の機能を兼ね備えるポペット
弁において、上記の問題点を解決してポペット弁閉止時
の洩れを大巾に低減することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために成された本考案は、大径部
(22)一側に座面(21)を、他側に小径部(23)を形成したポ
ペット(2)と、前記ポペット(2)の大径部(22)・小径部(2
3)をそれぞれ摺動自在に挿入するべく大径孔(43)・小径
孔(44)を穿設した弁体(4)と、該弁体(4)の大径部(43)側
に設けた負荷ポート(13)とタンクポート(14)との間を前
記ポペット(2)の座面(21)で可変開口を形成すべく前記
弁体(4)に設けた弁座(12)と、ポペット(2)および弁体
(4)それぞれの大径部(22)・大径孔(43)と小径部(23)・
小径孔(44)との段差部分で形成され絞り(15)を介して前
記弁体(4)の大径孔(43)側の負荷ポート(13)に連通する
環状室(11)と、からなり環状室(11)からタンク(34)へ放
出する油量に応じて開口するポケット弁において、前記
ポペット(2)の小径部(23)を挿入した弁体(4)の小径孔(4
4)の延長上に形成されたバネ室(28)およびパイロット弁
孔(29)と、該パイロット弁孔(29)に摺動自在に挿入さ
れ、印加される制御圧に応じてポペット小径部(23)との
間に挟持した一対のバネ(6),(7)の弾圧を強め乍ら偏倚
し、弁体(4)に対して一定位置に達すると環状室(11)を
タンク(34)へ連通させるパイロットスプール(8)と、バ
ネ定数が異なる2個を直列に配設した前記一対のバネ
(6),(7)と、バネ定数の小さい側のバネ(7)のバネ圧縮
を一定限度内に制限する圧縮制限部材(9)と、を設けた
ポペット弁とする。
この場合、バネ定数の大きい側のバネ(6)の伸長をあら
かじめ拘束する拘束部材(10)を設け、該バネ(6)に初期
弾圧力を印加して成り、さらに、ポペット(2)の小径部
が、大径部(22)とは分離独立したロッド(30)であり、大
径部(22)に穿設し先端をポペット(2)の座面(21)のシー
ト内径範囲内で開口しタンクポート(14)側に連通する孔
に挿入されたものとすると好適である。
[作用] パイロットスプール(8)に印加される制御圧力が0に近
いときは、環状室(11)とタンク(34)との連通が遮断され
ており、ポペット(2)両側の面に作用する環状室(11)と
座面(21)の圧力は共に負荷ポート(13)と同一圧力とな
り、ポペット(2)の座面(21)は弁体(4)の弁座(12)に押圧
されポペット弁を閉止する。
制御圧力を上げると、パイロットスプール(8)はポペッ
ト小径部(23)との間に挟持した一対のバネ(6),(7)の弾
圧を印加された制御圧力に応じて強め乍ら偏倚し、小さ
いバネ定数のバネ(7)が圧縮制限部材(9)で一定限度内に
制限された可動範囲を撓められた後、続いて制御圧力を
上げると、パイロットスプール(8)は圧縮制限部材(9)に
対する制限範囲を超えたところでバネ(6)のみを撓ませ
偏倚し、弁体(4)に対して一定位置に達して環状室(11)
をタンク(34)へ連通させる。そこで、環状室(11)の圧油
はタンク34へ排出され、この排出油量を補充する圧油
が負荷ポート(13)から絞り(15)を経て環状室(11)へ流入
され、絞り(15)の通過圧損により環状室(11)圧油の圧力
が低くなる。この結果、ポペット(2)の座面(21)が弁
体(4)の弁座(12)を離れて上方へ移動しポペット弁を開
口する。このポペット(2)の移動によりバネ(6)を余分に
弾圧するよう撓め乍らパイロットスプール(8)を上方へ
押し戻し、環状室(11)とタンク(34)との連通を閉止し、
バネ(6)の弾圧力と平衡する位置にポペット弁の開度が
制御される。
制御圧力を更に上げると、再び前述の過程を繰り返し、
パイロットスプール(8)が下方へ押し下げられポペット
(2)の移動が増加し、この増加がバネ(6)に帰還され再び
パイロットスプール(8)が押し戻され制御圧力の増加分
に応じたバネ(6)の弾圧力が得られた状態で平衡する。
このようにして、ポペット弁はバネ(6)を介して制御圧
力に応じた開度が制御される。
制御圧力が0に近く、ポペット弁が閉止している状態
で、負荷ポート(13)側の圧力がタンクポート(14)側圧力
より低くなると、負荷ポート(13)の圧力と環状室(11)の
圧力は同圧になり、バネ(6),(7)の最小撓み状態にある
弾圧力に打ち勝って、ポペット(2)の座面(21)側に作用
するタンクポート(14)の圧油の開弁方向の力がポペット
(2)を上方へ押し開き負荷ポート(13)へ流入し圧油を補
填してキャビテーションの発生を防止する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
図において、直径dの大径部22の一側には座面21
を有し、他側に直径dの小径部23を形成したポペッ
ト2が、弁体4に穿設した大径孔43、小径孔44に対
応してそれぞれポペット2の大径部22と小径部23を
摺動自在に挿入し、弁体4に設けた弁座12とポペット
2の座面21とで可変開口を形成している。さらに弁体
4にはd>d>dであるような直径dの孔を穿
設し、弁座12を形成する段差部分を画成するとともに
タンクポート14に連通させている。ポペット2および
弁体4それぞれの大径部22・大径孔43と小径部23
・小径孔44との段差部分とで環状室11を形成し、こ
の環状室11は弁体4の大径孔43に隣接してポペット
2の大径部22周囲に展開する負荷ポート13へ絞り1
5を介して通路16で連通している。図では絞り15お
よび通路16をポペット2の大径部22に穿設している
が、弁体4側に穿設しても同じである。
ポペット2の小径部23を挿入した弁体4の小径孔44
の延長上には、ポペット2の小径部23の先端を突出さ
せたバネ室28と、これに続いてパイロットスプール8
を挿入したパイロット弁孔29を直列に配設している。
バネ室28はタンク34に連通している。パイロット弁
孔29の底部(図では上方)にはパイロットスプール8
上端面に作用する制御圧油が印加される。バネ室28に
は、ポペット2の小径部23先端およびパイロットスプ
ール8段差径部のそれぞれに備えたバネ受けと、その中
間に設けた圧縮制限部材9とのそれぞれの間に、バネ定
数が大きいバネ6および小さいバネ7のバネ定数の異な
る一対のバネを直列に挟持している。圧縮制限部材9
は、パイロットスプール8先端を突出させた軸端部に挿
入し、パイロットスプール8との間に常態時を起点とし
て可動範囲内Lを有して、バネ定数の小さいバネ7の撓
みを一定値Lの範囲内に制約し、それ以上のパイロット
スプール8の偏倚にはバネ6のみの撓みが対応する。弁
体4にパイロット弁孔29と直交する横孔19と環状室
11とを連通する通路18を穿設し、パイロットスプー
ル8の外周上に環状溝20、直角方向に通路25、軸方
向に通路26を互いに連通するように設け、通路26の
先端が嵌合する圧縮制限部材9の孔を経てバネ室28に
開口してタンク34に連通している。従って、弁体4の
横孔19に対するパイロットスプール8の環状溝20
が、図示の常態時の位置では閉止常態にあり環状室11
とタンク34との間を遮断し、パイロットスプール8の
上端面に制御圧油が印加されパイロットスプール8がバ
ネ6,7の弾圧を強め乍ら下降偏倚すると環状室11を
タンク34へ連通して開閉する弁機能を構成している。
次にこのようなポペット弁の作用を説明する。パイロッ
トスプール8の上端面に印加される制御圧力が0に近い
ときは、バネ6,7は最長状態に伸び、パイロットスプ
ール8は図の常態時である最小偏倚の位置へ押し返さ
れ、弁体4の横孔19をパイロットスプール8外周で閉
止し環状室11とタンク34との間は遮断されるので、
ポペット弁を閉止すべくポペット2に作用する環状室1
1の圧力と、これに対向して開口すべくポペット2の大
径部22と弁座12との投影面積差の部分に作用する圧
力は共に負荷ポート13と同一圧力となり、ポペット2
の小径部23の直径dは弁座12の直径dより著し
く小径であり環状室11に作用する受圧面積の方がポペ
ット2に作用する受圧面積より大きいため、ポペット2
の座面21は弁座12に押圧されポペット弁を閉止す
る。
制御圧力を上げてパイロットスプール8の上端面に作用
させると、制御圧力に応じてバネ7および6を撓ませパ
イロットスプール8が下降する。下降の初期にはバネ定
数の小さいバネ7が圧縮制限部材9で制約された一定値
の可動範囲内Lを容易に撓み圧縮限度に達し、このとき
のパイロットスプール8の位置は該スプールが環状室1
1をタンク34へ連通させる直前の状態にある。
制御圧力を引き続いて上げると、パイロットスプール8
は圧縮制限部材9に対する偏倚がLを超えたところでバ
ネ6のみを撓ませて下降し、環状溝20が横孔19に対
向する位置に達して開口し環状室11をタンク34へ連
通するため、環状室11の圧油は通路18、横孔19、
通路25、26、バネ室28を経てタンク34へ排出さ
れ、この排出油量を補充する圧油が負荷ポート13から
絞り15、通路16を経て流入されるが、途中の絞り1
5を通過する際の圧力損失によりポペット2の下面に作
用する圧力Pより環状室11の圧油の圧力Pが低く
なる。この結果、ポペット2の上下面に作用する力は、
ポペット2の環状室11の受圧面積に作用する圧油によ
る力とバネ6の力との合計が、これに対向してポペット
2の座面21側の受圧面積に作用する圧油による力より
以下に減少して、ポペット2が弁座12を離れて上方へ
移動し開口する。このポペット2の移動は、小径部2
3、バネ6、圧縮制限部材9を介して、バネ6を余分に
弾圧するよう撓め乍らパイロットスプール8を上方へ押
し戻し、環状溝20と横孔19との開口を閉止して環状
室11とタンク34との連通を遮断する位置に達すると
ポペット2が継続して移動することを抑止される。
よってポペット2は、その上下面に作用する と、バネ6の弾圧力とが平衡する位置にまで上方へ移動
することによってポペット弁の開度が制御される。
制御圧力を更に増加させると、再び前述の過程を繰り返
し、パイロットスプール8が下方へ押し下げられポペッ
ト2の開度即ち上方への移動が増加し、この増加がバネ
6に帰還され再びパイロットスプール8が押し戻され制
御圧力の増加分に応じたバネ6の弾圧力が得られた状態
で平衡する。このようにしてポペット弁はバネ6を介し
て制御圧力に応じた開度が制御される。
制御圧力が0に近く低い圧力のもとで、ポペット弁が閉
止している状態のとき、負荷ポート13側の圧力がタン
クポート14側圧力より低く大気圧以下になると、負荷
ポート13の圧力Pと環状室11の圧力Pは同圧
で、P=Pとなり、タンクポート14の圧力をP
とすれば 4/πd −4/π(d −d )P で示されるポペット2の座面21側に作用する圧油によ
る開弁方向の力が、バネ6、7の最長近くに伸び最小撓
み状態にある弾圧力を超えると、タンクポート14の圧
油がポペット2を上方へ押し開き負荷ポート13へ流入
し圧油を補填しキャビテーションの発生を防止する。
第2図は本考案の他の実施例を示し、第1図の実施例に
拘束部材10を付加し、拘束部材10が圧縮制限部材9
を介してバネ定数の大きい側のバネ6の伸張を拘束する
ことにより初期圧縮力を与えたものである。この初期圧
縮力をバネ定数の小さいバネ7の最大圧縮時の力よりも
大きく設定しておけば、バネ7が圧縮制限部材9の制限
範囲の最大限に撓んだ後バネ6が撓み始め、過渡状態に
節度を付与することができ、制御圧に対するポペット弁
開度の追従の仕方を多様に選定することができる。
第3図は本考案のさらに他の実施例を示し、第1図の実
施例におけるポペット2の小径部23をロッド30とし
て分離独立させ、ポペット2に穿設した孔に挿入して、
製作加工性を工夫したものである。前記孔の底部をポペ
ット2先端部へ連通させており、ロッド30とポペット
2の孔の嵌合を可能な限り液密的にするものの僅かでも
スキマが生じて環状室11から圧油が洩出してもタンク
ポート14へ排出され、ロッド30の両端に作用する圧
力がいずれもタンク圧となり平衡するようにして、洩出
した圧油によりポペット2に不必要な推力が発生するこ
とを防止している。
[考案の効果] 以上述べたように本考案では、環状室とタンクとの間を
開閉する弁機能を構成するパイロットスプールは、弁体
に単一径の外周部で円滑に摺動し得るように挿入されて
いるのでその嵌合スキマを小さくすることが可能とな
り、かつ、バネ定数の異なる一対のバネを配設し、バネ
定数の小さいバネを用いて長大なラップ長さを実現でき
た。また環状室からバネ室に貫装される部材は、ポペッ
トの位置にバネにフィードバックするためのポペット小
径部でありバネの力に耐え得る太さがあれば良く極度に
細径化が達成された。
よって本考案は、パイロット圧に応じて開口するポペッ
ト弁とアンチキャビテーション弁の両機能を円滑に作用
させるとともにポペット弁閉止時の洩れを大巾に低減す
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略断面図、第2図は
本考案の他の実施例を示す概略断面図、第3図は本考案
のさらに他の実施例を示す概略断面図、第4図は従来例
を示す概略断面図である。 2…ポペット、4…弁体、6、7…バネ、 8…パイロットスプール、9…圧縮制限部材、 10…拘束部材、11…環状室、12…弁座、 13…負荷ポート、14…タンクポート、 15…絞り、21…座面、34…タンク。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大径部(22)の一側に座面(21)を、他側に小
    径部(23)を形成したポペット(2)と、前記ポペット(2)の
    大径部(22)・小径部(23)をそれぞれ摺動自在に挿入する
    大径孔(43)・小径孔(44)を穿設した弁体(4)と、該弁体
    (4)の大径孔(43)側に設けた負荷ポート(13)とタンクポ
    ート(14)との間を前記ポペット(2)の座面(21)で可変開
    口を形成すべく前記弁体(4)に設けた弁座(12)と、ポペ
    ット(2)および弁体(4)それぞれの大径部(22)・大径孔(4
    3)と小径部(23)・小径孔(44)との段差部分で形成され絞
    り(15)を介して前記弁体(4)の大径孔(43)側の負荷ポー
    ト(13)に連通する環状室(11)と、からなり環状室(11)か
    らタンク(34)へ放出する油量に応じて開口するポペット
    弁において、ポペット(2)の小径部(23)を挿入した弁体
    (4)の小径孔(44)の延長上に形成されたバネ室(28)およ
    びパイロット弁孔(29)と、該パイロット弁孔(29)に摺動
    自在に挿入され、印加される制御圧に応じてポペット小
    径部(23)との間に挟持した一対のバネ(6),(7)の弾圧を
    強め乍ら偏倚し、弁体(4)に対して一定位置に達すると
    環状室(11)をタンク(34)へ連通させるパイロットスプー
    ル(8)と、バネ定数が異なる2個を直列に配設した前記
    一対のバネ(6),(7)と、バネ定数の小さい側のバネ(7)
    のバネ圧縮を一定限度内に制限する圧縮制限部材(9)
    と、を設けたことを特徴とするポペット弁。
  2. 【請求項2】バネ定数の大きい側のバネ(6)の伸長をあ
    らかじめ拘束する拘束部材(10)を設け、該バネ(6)に初
    期弾圧力を印加してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のポペット弁。
  3. 【請求項3】ポぺット(2)の小径部が、大径部(22)とは
    分離独立したロッド(30)であり、大径部(22)に穿設し先
    端をポペット(2)の座面(21)のシート内径範囲内で開口
    しタンクポート(14)側に連通する孔に挿入された実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載のポペット
    弁。
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