JPH06323639A - 冷水供給装置の制御方法 - Google Patents
冷水供給装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH06323639A JPH06323639A JP10839893A JP10839893A JPH06323639A JP H06323639 A JPH06323639 A JP H06323639A JP 10839893 A JP10839893 A JP 10839893A JP 10839893 A JP10839893 A JP 10839893A JP H06323639 A JPH06323639 A JP H06323639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- condition
- expansion valve
- electronic expansion
- cold water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】吸入圧力センサ１４および、吐出圧力センサ１
３の情報から圧縮機１の運転状態を判断し、その運転状
態と冷水温度より、電子式膨張弁３の減圧量を算出し、
圧縮機１の運転状態が圧縮機１の使用条件に合うまで補
正する。 【効果】常に圧縮機の使用条件内で使用することによる
圧縮機の寿命が伸びる。
３の情報から圧縮機１の運転状態を判断し、その運転状
態と冷水温度より、電子式膨張弁３の減圧量を算出し、
圧縮機１の運転状態が圧縮機１の使用条件に合うまで補
正する。 【効果】常に圧縮機の使用条件内で使用することによる
圧縮機の寿命が伸びる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一定温度の冷水を必要と
するコンピュータ冷却装置や、一般産業用冷水供給装置
に係り、特に、冷凍サイクルの制御方法に関する。
するコンピュータ冷却装置や、一般産業用冷水供給装置
に係り、特に、冷凍サイクルの制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として特開平2−4165 号公報
では発熱体の熱負荷を吸収して冷凍装置に戻ってきた冷
水を冷却するために、インバータにより冷凍サイクルの
冷凍能力を容量制御で、安定した温度の冷水を供給する
ことを可能とする方式が記載されている。
では発熱体の熱負荷を吸収して冷凍装置に戻ってきた冷
水を冷却するために、インバータにより冷凍サイクルの
冷凍能力を容量制御で、安定した温度の冷水を供給する
ことを可能とする方式が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記技術は、負荷から
戻ってくる戻り冷水温度に基づきインバータの出力周波
数が制御され、その値に応じて圧縮機の運転周波数を制
御し、冷凍サイクルの冷却能力を制御し、負荷との間を
循環する冷水を冷却する方式であるが、本方式ではイン
バータ出力周波数を制御しているが、圧縮機の使用条件
に対し、考慮されておらず、圧縮機の寿命が短くなる問
題がある。
戻ってくる戻り冷水温度に基づきインバータの出力周波
数が制御され、その値に応じて圧縮機の運転周波数を制
御し、冷凍サイクルの冷却能力を制御し、負荷との間を
循環する冷水を冷却する方式であるが、本方式ではイン
バータ出力周波数を制御しているが、圧縮機の使用条件
に対し、考慮されておらず、圧縮機の寿命が短くなる問
題がある。
【０００４】本発明の目的は、圧縮機の使用条件を満足
し、かつ安定した冷凍サイクルの制御を行い、安定した
冷水を供給することにある。
し、かつ安定した冷凍サイクルの制御を行い、安定した
冷水を供給することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、圧縮機の運転状態を監視するための吐出
圧力センサ及び吸入圧力センサ，吐出温度，吸入温度セ
ンサ及び冷水の温度を測定する温度センサにより、圧縮
機の運転状態を監視し、圧縮機の使用条件から電子式膨
張弁を調節する。
め、本発明は、圧縮機の運転状態を監視するための吐出
圧力センサ及び吸入圧力センサ，吐出温度，吸入温度セ
ンサ及び冷水の温度を測定する温度センサにより、圧縮
機の運転状態を監視し、圧縮機の使用条件から電子式膨
張弁を調節する。
【０００６】
【作用】各センサからの情報から圧縮機の運転状態を判
断し、圧縮機の使用条件を満足させるために電子式膨張
弁を調節する。これにより、圧縮機の使用条件を満たす
ことができ寿命を短くすることは無い。
断し、圧縮機の使用条件を満足させるために電子式膨張
弁を調節する。これにより、圧縮機の使用条件を満たす
ことができ寿命を短くすることは無い。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１より説明する。図１
は本実施例に係る冷水供給装置の系統図である。本冷水
供給装置は圧縮機１，凝縮器２，電子式膨張弁３，蒸発
器４、及びこれらを結ぶ冷媒配管５により冷凍サイクル
が構成されており、蒸発器４で冷却された冷水はポンプ
６，冷水配管７により負荷８へ送水される。制御手段と
して冷水入口温度センサ９，冷水出口温度センサ１０が
設けられ、そこから得られる情報は制御器１１に入力さ
れ、圧縮機１の運転周波数を算出し、インバータ１２よ
り圧縮機１を制御し、冷凍サイクルの冷却の能力を制御
する。
は本実施例に係る冷水供給装置の系統図である。本冷水
供給装置は圧縮機１，凝縮器２，電子式膨張弁３，蒸発
器４、及びこれらを結ぶ冷媒配管５により冷凍サイクル
が構成されており、蒸発器４で冷却された冷水はポンプ
６，冷水配管７により負荷８へ送水される。制御手段と
して冷水入口温度センサ９，冷水出口温度センサ１０が
設けられ、そこから得られる情報は制御器１１に入力さ
れ、圧縮機１の運転周波数を算出し、インバータ１２よ
り圧縮機１を制御し、冷凍サイクルの冷却の能力を制御
する。
【０００８】吐出圧力センサ１３，吸入圧力センサ１４
より得られた情報は、制御器１２に入力され圧縮機１の
使用条件が満たされているかどうかを判断する。圧縮機
１の使用条件とは、吸入圧力が１〜７kg／cm2Ｇ、吐出
圧力が１１〜２５kg／cm2Ｇ、圧力比εが１.８〜８ の
間にある必要がある。なお、圧力比εは数１より算出す
る。
より得られた情報は、制御器１２に入力され圧縮機１の
使用条件が満たされているかどうかを判断する。圧縮機
１の使用条件とは、吸入圧力が１〜７kg／cm2Ｇ、吐出
圧力が１１〜２５kg／cm2Ｇ、圧力比εが１.８〜８ の
間にある必要がある。なお、圧力比εは数１より算出す
る。
【０００９】
【数１】
【００１０】圧縮機１の運転状態が使用条件より外れて
いる場合、例えば、吸入圧力が低い場合には電子式膨張
弁３の減圧量を小さくして吸入圧力が高くなるようにす
る。また、吸入圧力が高ければ、電子式膨張弁３の減圧
量を多くして吸入圧力を低下させる。
いる場合、例えば、吸入圧力が低い場合には電子式膨張
弁３の減圧量を小さくして吸入圧力が高くなるようにす
る。また、吸入圧力が高ければ、電子式膨張弁３の減圧
量を多くして吸入圧力を低下させる。
【００１１】吐出圧力が高い場合には、電子式膨張弁３
の減圧量を小さくし、吐出圧力を下げる様にする。ま
た、吐出圧力が低ければ電子式膨張弁３の減圧量を多く
して吐出圧力が高くなるようにする。
の減圧量を小さくし、吐出圧力を下げる様にする。ま
た、吐出圧力が低ければ電子式膨張弁３の減圧量を多く
して吐出圧力が高くなるようにする。
【００１２】圧力比が小さければ電子式膨張弁３の減圧
量を大きくして吐出圧力を高くし、吸入圧力を低くし、
圧力比が高くなるようにする。圧力比が高ければ逆の調
節をし、圧力比を小さくするようにする。
量を大きくして吐出圧力を高くし、吸入圧力を低くし、
圧力比が高くなるようにする。圧力比が高ければ逆の調
節をし、圧力比を小さくするようにする。
【００１３】電子式膨張弁３を調節して圧縮機１の使用
条件に入るよう冷凍サイクルの調節をする。
条件に入るよう冷凍サイクルの調節をする。
【００１４】条件が満たされていれば電子式膨張弁３を
調節する必要は無いが圧縮機１の使用条件が満たされて
いなければ、その満たされていない状態に合わせて電子
式膨張弁３の減圧量を補正して、圧縮機１の使用条件を
満たす迄行う。冷水温度が高ければ、運転周波数を高く
して冷凍能力を大きくする。そのときに運転周波数に対
応した減圧量に電子式膨張弁３を調節する。以前補正し
た量をそのままにしておくことにより、補正量の変化を
小さく押さえることができる。そして冷凍サイクルの運
転状態を観測し、圧縮機１の使用条件が満足されている
かどうかを判断する。使用条件が満足されていればその
ままとし、満足されなければ電子式膨張弁３の減圧量を
調節する。
調節する必要は無いが圧縮機１の使用条件が満たされて
いなければ、その満たされていない状態に合わせて電子
式膨張弁３の減圧量を補正して、圧縮機１の使用条件を
満たす迄行う。冷水温度が高ければ、運転周波数を高く
して冷凍能力を大きくする。そのときに運転周波数に対
応した減圧量に電子式膨張弁３を調節する。以前補正し
た量をそのままにしておくことにより、補正量の変化を
小さく押さえることができる。そして冷凍サイクルの運
転状態を観測し、圧縮機１の使用条件が満足されている
かどうかを判断する。使用条件が満足されていればその
ままとし、満足されなければ電子式膨張弁３の減圧量を
調節する。
【００１５】常に冷凍サイクルの状態を監視し、ある範
囲内に冷凍サイクルの運転状態を保つことにより、安定
した冷凍サイクル状態にでき、安定した冷水を供給する
ことができ圧縮機１の使用条件を満たすことができる。
囲内に冷凍サイクルの運転状態を保つことにより、安定
した冷凍サイクル状態にでき、安定した冷水を供給する
ことができ圧縮機１の使用条件を満たすことができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮機の使用条件を満
足できるので圧縮機の寿命を短くすること無く製品を使
用できる。また、安定した温度の冷水を供給することが
できる。
足できるので圧縮機の寿命を短くすること無く製品を使
用できる。また、安定した温度の冷水を供給することが
できる。
【図１】本発明を適用した冷水供給装置の系統図。
１…圧縮機、２…凝縮器、３…電子式膨張弁、４…蒸発
器、５…冷媒配管、６…ポンプ、７…冷水配管、８…負
荷、９…冷水入口温度センサ、１０…冷水出口温度セン
サ、１１…制御器、１２…インバータ、１３…吐出圧力
センサ、１４…吸入圧力センサ。
器、５…冷媒配管、６…ポンプ、７…冷水配管、８…負
荷、９…冷水入口温度センサ、１０…冷水出口温度セン
サ、１１…制御器、１２…インバータ、１３…吐出圧力
センサ、１４…吸入圧力センサ。
Claims (1)
- 【請求項１】容量制御により能力が可変の圧縮機，凝縮
器，外部より減圧量を調節できる電子式膨張弁，蒸発器
を冷媒配管で順次接続した冷凍サイクル並びに、前記蒸
発器により熱交換された冷水を負荷との間を循環させる
冷水配管，ポンプを持ち、前記圧縮機の吸入圧力と、吐
出圧力を測定できる圧力センサ及び、冷水温度を測定す
る温度センサを有する冷水供給装置の制御方法におい
て、前記冷凍サイクルの状態を把握し、前記電子式膨張
弁の減圧量を調整することにより、前記圧縮機の使用条
件を満足し、かつ安定した冷凍サイクルに制御すること
を特徴とする冷水供給装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10839893A JPH06323639A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 冷水供給装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10839893A JPH06323639A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 冷水供給装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323639A true JPH06323639A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14483751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10839893A Pending JPH06323639A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 冷水供給装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323639A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002318014A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍機における膨張弁の制御方法及び制御装置 |
| WO2005098328A1 (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | 乾燥装置 |
| JP2008241072A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍サイクル装置 |
| US7472559B2 (en) * | 2003-04-04 | 2009-01-06 | Lg Electronics Inc. | Method for controlling air conditioner |
| JP2012067967A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置及び温水暖房装置 |
| KR101867207B1 (ko) * | 2014-07-30 | 2018-06-12 | 미츠비시 쥬코 서멀 시스템즈 가부시키가이샤 | 터보 냉동기 및 그 제어 장치와 그 제어 방법 |
| JPWO2021005705A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10839893A patent/JPH06323639A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002318014A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍機における膨張弁の制御方法及び制御装置 |
| JP4690574B2 (ja) * | 2001-04-17 | 2011-06-01 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍機における膨張弁の制御方法及び制御装置 |
| US7472559B2 (en) * | 2003-04-04 | 2009-01-06 | Lg Electronics Inc. | Method for controlling air conditioner |
| WO2005098328A1 (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | 乾燥装置 |
| CN100453922C (zh) * | 2004-04-09 | 2009-01-21 | 松下电器产业株式会社 | 干燥装置 |
| JP2008241072A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍サイクル装置 |
| JP2012067967A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置及び温水暖房装置 |
| KR101867207B1 (ko) * | 2014-07-30 | 2018-06-12 | 미츠비시 쥬코 서멀 시스템즈 가부시키가이샤 | 터보 냉동기 및 그 제어 장치와 그 제어 방법 |
| JPWO2021005705A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | ||
| WO2021005705A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 日本電気株式会社 | 冷却システム、サージ発生防止装置、サージ発生防止方法及びサージ発生防止プログラム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108700359B (zh) | 用于多压缩机的压缩机容量调节*** | |
| KR100484800B1 (ko) | 공기조화기의 압축기 동작방법 | |
| JP4566052B2 (ja) | 恒温維持装置。 | |
| US20130025304A1 (en) | Loading and unloading of compressors in a cooling system | |
| JP4411870B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2009522533A (ja) | フラッシュタンクの冷媒制御 | |
| JP3326141B2 (ja) | 恒温冷媒液循環装置 | |
| US20120117995A1 (en) | Energy Saving Device And Method For Cooling And Heating Apparatus | |
| JPH06323639A (ja) | 冷水供給装置の制御方法 | |
| CN112665239B (zh) | 一种冷水机组启动方法、装置和冷水机组 | |
| EP3686519B1 (en) | A system having an optimised subcooler and a method of operating the system | |
| JPH10103834A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH07218003A (ja) | 冷凍装置の制御方式 | |
| CN110546441A (zh) | 基于最大负荷冷却实体来控制抽吸压力的方法 | |
| JP3098793B2 (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
| WO2022224689A1 (ja) | 冷凍式チラー | |
| JP7475043B2 (ja) | 温度制御システム及びその制御方法 | |
| JP4690574B2 (ja) | 冷凍機における膨張弁の制御方法及び制御装置 | |
| KR100251567B1 (ko) | 2단계감압장치가구비된냉동사이클및그제어방법 | |
| JPH06180152A (ja) | 冷水供給装置 | |
| JPH08219564A (ja) | 冷凍機制御装置 | |
| JP2001193993A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
| JP3719215B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2022181304A (ja) | 空気調和システム | |
| JPS62141472A (ja) | ヒ−トポンプ装置 |