JPH06319693A - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

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JPH06319693A
JPH06319693A JP5110654A JP11065493A JPH06319693A JP H06319693 A JPH06319693 A JP H06319693A JP 5110654 A JP5110654 A JP 5110654A JP 11065493 A JP11065493 A JP 11065493A JP H06319693 A JPH06319693 A JP H06319693A
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electronic camera
camera device
lens
fiber bundle
fiber
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JP5110654A
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Yasuo Nakashiro
泰生 中城
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 観察者がフォーカシングに余分な気を配るこ
となく、ファイバ線の輪郭が目立たない好適な画像が得
られる電子カメラ装置を提供する。 【構成】 合焦用駆動レンズ23をレンズ枠22に取り
付け、このレンズ枠22の周面に刻設したラック22a
とAFモータ24のピニオンギヤー25とを噛合させる
ことにより光軸方向に前後動自在とした自動合焦手段を
備えた電子カメラ4と、この電子カメラ4にアダプタレ
ンズ3を介して取り付けたファイバ式内視鏡2とを備え
た電子カメラ装置1において、上記自動合焦手段は、当
該電子カメラ装置1に上記ファイバ式内視鏡2が接続さ
れたときには、一旦該ファイバ式内視鏡2の内部に挿通
されたファイババンドル15の端面に合焦した状態に至
った後に、この合焦位置から光軸前方または後方に微小
量ピント位置をずらす所定のピントずらし動作を行っ
て、該ファイババンドル15の端面に観察される蜂の巣
形状の輪郭を目立たないようにする電子カメラ装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子カメラ装置、より
詳しくは、自動合焦手段を備えた電子カメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、操作部から先端側に細長の挿
入部を延設していて、この挿入部内には伝送光学系たる
ファイババンドルが挿通されている。そして、挿入部の
先端部から該ファイババンドルによりその端面まで伝送
された光学像を、ルーペのレンズを介して観察するよう
になっている。しかしながらこのような構成では、該端
面を観察した場合には、ファイババンドルを構成する各
々のファイバ線の輪郭が、例えて言えば蜂の巣状のよう
に見えてしまい、観察しづらく不快感を与えるものであ
った。
【0003】また、内視鏡を使用する際に、挿入部の湾
曲部を湾曲させたり、挿入部の可撓管部が撓んだりした
場合には、内部に挿通されているファイババンドルがそ
の光軸方向に微小に移動することがあり、これによって
該ファイババンドルの端面の位置も移動するため、観察
レンズの位置をマニュアルで調整しないとピントが合っ
た状態が維持できない場合がある。
【0004】上述のような蜂の巣状のファイババンドル
端面を目立たなくするために、一旦観察レンズのピント
をファイババンドルの端面の位置に合わせた後、手動に
よってピント位置を該端面位置から前方または後方にわ
ざとずらす操作をすることがある。この場合において、
上述のような湾曲等によって端面位置がずれると、その
度毎に一旦ピントを合わせた後、再びピント位置を少し
ずらすという操作が必要になり、非常に煩わしかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ファイバ式内視鏡では、ファイバ線の輪郭が目立って観
察しづらかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ファイバ線の輪郭が目立たない好適な画像が得ら
れる電子カメラ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による電子カメラ装置は、自動合焦手段を
備えた電子カメラ装置において、上記自動合焦手段は、
当該電子カメラ装置にファイバ式内視鏡が接続されたと
きには一旦合焦状態に至った後所定のピントずらし動作
を行うようになされたものであることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記自動合焦手段は、当該電子カメラ装置にフ
ァイバ式内視鏡が接続されたときには一旦合焦状態に至
った後所定のピントずらし動作を行う。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図5は本発明の一実施例を示したもの
である。図1,図2に示すように、電子カメラ装置1
は、ファイバ式内視鏡2にアダプタレンズ3を介して電
子カメラ4を接続して、その主要部を構成されている。
【0010】上記ファイバ式内視鏡2は、湾曲を操作す
るアングルノブ8やその他の各種のスイッチ等が設けら
れた手元側の操作部6から、被検体の体腔内などに挿入
する細長の挿入部7を延設している。この挿入部7内に
は図示しない照明光学系等が設けられていて、光源装置
から供給される照明光を挿入部7の先端部まで伝送して
被検体に向かって照射するようになっている。そして、
この照明された被検体の光学像は、挿入部7の先端部に
内設された図示しない対物光学系により、その結像面に
配設されたファイババンドル15の一端面に結像するよ
うになっている。このファイババンドル15は、光学ガ
ラス等で細線形状に形成された光学ファイバを複数束ね
たものであり、上記挿入部7の内部を挿通されて前記操
作部6の内部でその他端面を表出している。この操作部
6の手元側の周面には例えば雄ねじ16aが螺刻され、
上記アダプタレンズ3に設けられた雌ねじ16bに対し
て螺合して取り付けるようになっている。
【0011】このアダプタレンズ3は、図示のように略
円筒形状に形成されたアダプタ本体3aの内部にアダプ
タ光学系18を内設してなり、この実施例では2枚のレ
ンズによりアダプタ光学系18が構成されているが、非
球面レンズ等をうまく用いれば1枚のレンズで構成する
ことも可能である。
【0012】このようなアダプタレンズ3は、電子カメ
ラ4に対して例えば螺合して取り付けるようになってい
る。この電子カメラ4は、軽量で操作性に大変優れたも
のであり、携帯に便利なようにバッテリ9を備えてい
る。そして該電子カメラ4は、アダプタレンズ3の光軸
後方となる位置にレンズ鏡筒21を内設している。この
レンズ鏡筒21の内部には、レンズ枠22に支持された
合焦用駆動レンズ23が設けられ、レンズ枠22の周面
に刻設したラック22aとオートフォーカス用モータ
(以下、AFモータと略記する。)24のピニオンギヤ
ー25とを噛合させることにより、光軸方向に前後動自
在となっている。このレンズ鏡筒21の光軸後方には撮
像素子たるCCD26が、その撮像面を光軸前方に向け
て配設されている。このCCD26により光電変換され
た被検体の光像は、図示しない各種の信号処理回路を経
て標準TV信号に変換された後、電子ビューファインダ
(以下、EVFと略記する。)11で観察者に観察され
る画像を写し出すようになっている。なお、電子カメラ
4に設けられた図示しないコネクタにケーブルを接続し
て、例えば14インチや20インチ等のモニタに表示し
て観察することも可能になっている。
【0013】一方、該電子カメラ4は、画像記憶手段と
してメモリカード27を着脱自在に内蔵できるようにな
っていて、上記撮像信号はデジタル信号に変換された
後、例えば圧縮等の必要な処理を施されてから該メモリ
カード27に記録される。なお、電子カメラ4には内視
鏡2が取り付けられた際にその存在を検知する内視鏡検
知スイッチ28が設けられている。
【0014】次に、このような電子カメラ装置1の動作
を図3を参照して説明する。まず、電子カメラ4に設け
られた電源スイッチをオンして(S1)から、内視鏡モ
ードかそれ以外の通常撮影モードかを自動または手動で
切り換える(S2)。この実施例では、上記内視鏡検知
スイッチ28により内視鏡2が接続されていると検知さ
れた場合には、図示しないCPUの判断により自動で内
視鏡モードに切り換えるようになっている。次に、電子
カメラ4が現在内視鏡モードになっているかどうかを判
断し(S3)、内視鏡モードでない場合には通常撮影状
態になり(S4)、一方内視鏡モードになっている場合
には、観察者はEVF11を見て被検体の観察したい部
位が視野に入っているかどうかを確認する(S5)。こ
のときには、一般に図4(A)に示すように、アダプタ
光学系18および合焦用レンズ23で構成される光学系
の焦点はファイババンドル15の端面に合っていないた
めに、CCD26上の被検体像はいわゆるピンぼけの状
態にある。次に、2段式トリガスイッチになっている撮
影スイッチの1段目トリガスイッチを押す(S6)。す
ると、撮像信号中のコントラスト値を評価して行う、い
わゆる山登り方式のCCDオートフォーカスにより合焦
して、図4(B)に示すように、ファイババンドル15
の端面にピントが合い、端面の蜂の巣状の輪郭がはっき
り見える状態になる(S7)。そして、AFモータ24
を駆動して、図4(C)に示すように、合焦位置より少
しだけ前または後ろにピント位置を自動的にずらしてフ
ァイババンドル15の端面が目立たないようにする(S
8,S9)。この場合のピントずらし量は、上記蜂の巣
状の輪郭は目立たないが被検体像ははっきりと見える程
度の量である。それから2段面トリガスイッチを押すこ
とにより(S10)、メモリカード27に画像などの記
録を開始する(S11)。
【0015】このような動作を観察者が見た場合には、
EVF11を観察して観察部位の位置合わせをする際に
は観察像はややピンぼけの状態にあり、その後1段目ト
リガスイッチを押すと、ファイババンドル15の端面に
ピントを合わせた後にピントずらし動作が自動的に行わ
れるため、観察者は撮影スイッチを押すと、最初の一瞬
だけ蜂の巣状のものが見えた後に、これが目立たなくな
って被検体を見やすい状態で観察することができるよう
になる。
【0016】次に、図5を参照して内視鏡モードでの測
光について説明する。内視鏡で観察する際のモニタの観
察画面は図5に示すようになっていて、矩形の撮像エリ
ア31に対してその中央部の円形で囲った部分32が照
明光が照射されて観察される部分であり、その他の周辺
部分は照明光があまり照射されないために黒く観察され
る。このような照明状態の被検体に対して平均測光など
で測光を行うと、観察対象部位である中央の円形部分の
像が白く飛んでしまう場合がある。そこで、上記内視鏡
検知スイッチ28によって内視鏡が接続されていると検
知された場合には、この中央部の円形部分のみを測光す
るように設定されている内視鏡モードの測光エリアに自
動的に切り換えるように構成すれば、この内視鏡モード
に切り換えた場合にも観察者は何ら特別な注意を払うこ
となく良好な測光状態を得ることができる。
【0017】また、通常は例えば絞り開放の状態におい
てある設定されているシャッタ速度よりも遅くしないと
露光不足になるときには自動的にストロボが発光するス
トロボ自動発光モードに設定されているが、この実施例
では、アダプタレンズ3を取り付けた際には、上記内視
鏡検知スイッチ28によってその状態を検知して、自動
的にストロボオフモードに変更されるようになってい
る。従って、被検体の照度が低下した場合には、露光不
足にならないようにシャッタ速度を順次遅くすることで
対応している。
【0018】以上説明したように本実施例によれば、操
作者が何らフォーカスについて気を配ることなくファイ
バ線の輪郭が目立たない好適なピント状態を得ることが
できる。
【0019】なお、上記実施例では内視鏡に対してメモ
リカードカメラを取り付ける例を説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、通常のカメラ一体型V
TRを取り付けても良く、さらにはCCD等の撮像素子
を用いる撮像機器に広く適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァイバ線の輪郭が目立たない好適な画像が得られる電子
カメラ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子カメラ装置の構成
を示す側面図。
【図2】上記実施例のファイバ式内視鏡とアダプタレン
ズと電子カメラの接続部分を示す断面図。
【図3】上記実施例の電子カメラ装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】上記実施例の電子カメラ装置におけるファイバ
バンドルの端面に対する焦点位置の状態を示す部分拡大
断面図。
【図5】上記実施例のモニタによる観察像を示す線図。
【符号の説明】
1…電子カメラ装置 2…ファイバ式内視鏡 3…アダプタレンズ 4…電子カメラ 15…ファイババンドル 18…アダプタ光学系 23…合焦用駆動レンズ 24…オートフォーカス用モータ(AFモータ) 26…CCD 27…メモリカード 28…内視鏡検知スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動合焦手段を備えた電子カメラ装置に
    おいて、 上記自動合焦手段は、当該電子カメラ装置にファイバ式
    内視鏡が接続されたときには一旦合焦状態に至った後所
    定のピントずらし動作を行うようになされたものである
    ことを特徴とする電子カメラ装置。
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