JPH06319090A - 子画面発生装置 - Google Patents

子画面発生装置

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JPH06319090A
JPH06319090A JP10675893A JP10675893A JPH06319090A JP H06319090 A JPH06319090 A JP H06319090A JP 10675893 A JP10675893 A JP 10675893A JP 10675893 A JP10675893 A JP 10675893A JP H06319090 A JPH06319090 A JP H06319090A
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JP
Japan
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screen
video signal
vertical filter
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sub
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JP10675893A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Hachiman
和彦 八幡
Chojiro Terao
長治郎 寺尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親画面の水平偏向周波数や子画面の入力ソー
スにかかわらず子画面を発生することが出来る子画面発
生装置を得る。 【構成】 子画面表示用映像信号の走査線の1/4:1
/2:1/4の重み平均をとり、走査線数を1/3にす
る垂直フィルタ回路11と、この1/3垂直フィルタ回
路11の出力を記憶するフレームメモリ12とを備え、
子画面用映像信号の上記フレームメモリ12から、親画
面映像信号に同期して全ラインを読み出し、子画面用映
像信号の水平同期周波数が親画面用映像信号の水平同期
周波数のほぼ2倍のときには、上記フレームメモリ12
より1ライン毎に間引いて親画面用映像信号に同期して
ラインを読み出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、親画面の水平偏向周
波数や子画面の入力ソースにかかわらず、親画面、子画
面の入力ソースに応じて子画面を発生させることのでき
る子画面発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は従来の子画面発生装置を示す図
であり、図において、1は複合映像信号の入力端子、2
はY/C分離回路、3は色復調回路、8はマルチプレク
サ、9はA/Dコンバータ、10は水平フィルタ回路、
11は1/3垂直フィルタ回路、12はフレームメモ
リ、13は制御信号発生回路、14はD/Aコンバー
タ、15は子画面出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。複合映像信号
入力端子1に入力された複合映像信号は、Y/C分離回
路2で輝度信号と搬送色信号とに分離され、そのうち搬
送色信号は色復調回路3で色差信号に復調される。輝度
信号と色差信号はマルチプレクサ8で輝度信号Y、色差
信号R−Y、色差信号B−Yの順にマルチプレクスさ
れ、A/Dコンバータ9でディジタル信号に変換され
る。その後、水平フィルタ回路10で水平方向画素数が
1/3になるようなフィルタがかけられ、さらに1/3
垂直フィルタ回路11で走査線を1/3にするようなフ
ィルタがかけられる。この1/3垂直フィルタ回路11
の出力データは、フレームメモリ12に記憶され、親画
面ソースの同期信号にロックしたクロックにて読み出さ
れ、D/Aコンバータ14でアナログ信号に戻され、子
画面出力端子15に出力される。
【0004】上記フレームメモリ12の入出力は、制御
信号発生回路13で発生される信号でコントロールされ
る。また、この従来例では、マルチプレクサ8の前段で
Y:R−Y:B−Y=4:1:1という比になるように
色差信号を間引くのが一般的である。また、水平フィル
タ回路10は、水平方向画素数が1/3になるように単
に間引く回路であることが多い。さらに、1/3垂直フ
ィルタ回路11は単に走査線数を1/3に間引くもの
と、折り返し歪を防ぐために走査線数が1/3になるよ
うに帯域制限するもの(図20)があるが、子画面表示
用映像信号に順次1/4、1/2、1/4係数を乗じ、
1/4を乗じた走査線と、次の1/2を乗じた走査線
と、さらに次の1/4を乗じた走査線を加算することに
よって、3本の走査線から1本の走査線を発生するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
子画面発生装置は、対象となる親画面の水平偏向周波数
も子画面入力ソースもNTSC信号のみであるため1/
3垂直フィルタ回路が走査線を1/3にする回路であ
り、親画面の水平偏向周波数がNTSC信号の2倍の場
合や、ハイビジョンの場合には子画面が発生できないと
いう問題点や、さらに、NTSC信号のクロックでしか
動作が保証されないという理由により、従来の子画面発
生装置はマルチスキャンのテレビジョン受像機に搭載す
ることが不可能であった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、既存の1/3垂直フィルタ回路
やメモリ等の周辺回路の個数と組合せを変えるだけで、
親画面の水平偏向周波数や子画面のソースに関わらず子
画面を発生し、且つマルチスキャンのテレビジョンに搭
載することができるような子画面発生装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る子画面発
生装置は、子画面表示用映像信号の走査線の1/4:1
/2:1/4の重み平均をとり、走査線数を1/3にす
る垂直フィルタと、この1/3垂直フィルタの出力を記
憶するフレームメモリとを備え、子画面用映像信号の上
記フレームメモリから、親画面用映像信号に同期して全
ラインを読み出し、子画面用映像信号の水平同期周波数
が親画面用映像信号の水平同期周波数のほぼ2倍のとき
には、上記フレームメモリより1ライン毎に間引いて親
画面用映像信号に同期してラインを読み出すようにした
ものである。
【0008】また、子画面表示用映像信号の走査線の1
/4:1/2:1/4の重み平均をとり走査線数を1/
3にする垂直フィルタと、この1/3垂直フィルタの出
力を記憶するフレームメモリと、このフレームメモリの
出力を時間軸圧縮および2度読みするためのラインメモ
リとを備えることにより、親画面用映像信号の水平同期
周波数が子画面用映像信号のほぼ2倍の場合に子画面発
生を可能にしたものである。
【0009】また、子画面表示用映像信号の走査線の1
/4:1/2:1/4の重み平均をとり、走査線数を1
/3にする垂直フィルタ(1/3垂直フィルタ手段1)
と、前段に子画面表示用映像信号を1ライン遅延させる
ためのラインメモリをもち、1ライン遅延した子画面表
示用映像信号の走査線の1/4:1/2:1/4の重み
平均をとり走査線数を1/3にする垂直フィルタ(1/
3垂直フィルタ手段2)と、上記2系統の1/3垂直フ
ィルタの出力を記憶するフレームメモリ2系統と、この
フレームメモリの出力を水平周期で交互に切り換えるマ
ルチプレクサ1系統と、このマルチプレクサの出力を時
間軸圧縮するためのラインメモリ1系統とを備えること
により、親画面映像信号の水平同期周波数が子画面用映
像信号のほぼ2倍の場合に子画面発生を可能にしたもの
である。また、1/3垂直フィルタ手段2の重みを0:
1/2:1/2にするためにセレクタと4個の係数器を
備えたものである。
【0010】さらにまた、1/3垂直フィルタ1系統
と、この1/3垂直フィルタの出力を記憶するフレーム
メモリ2系統と、このフレームメモリの出力を切り換え
るためのマルチプレクサ1系統とを備えることにより、
親画面用映像信号と子画面用映像信号の水平同期周波数
がNTSC信号のほぼ2倍の場合に子画面発生を可能に
したものである。
【0011】
【作用】この発明における子画面発生装置は、上述の手
段により、既存の1/3垂直フィルタ回路とメモリ等の
周辺回路の個数と組合せを変えることにより、親画面用
映像信号と子画面用映像信号の水平同期周波数がいかな
る場合でも子画面の発生を可能にする。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例の子画面発生装置を含む
テレビジョン受像機の要部を示すブロック図で、図にお
いて、31はアンテナ、32はチューナ、33は親画面
用セレクタ、34はY/C分離回路、35は色復調回
路、36は親画面用RGBマトリクス回路、37は映像
多重回路、38はCRTであり、この受信系統にはNT
SC信号が加えられる。一方、4a〜4cは子画面用の
原色RGB信号入力端子、5a〜5cは輝度信号Yおよ
び色差信号R−Y(PR)、B−Y(PB)の入力端
子、6はRGB信号をY、R−Y、B−Yに変換するマ
トリクス回路、7は子画面用セレクタ、8はマルチプレ
クサ、9はA/Dコンバータ、10は水平フィルタ回
路、11は1/3垂直フィルタ回路、12はフレームメ
モリ、13は制御信号発生回路、14はD/Aコンバー
タ、15は子画面出力端子、39は子画面用RGBマト
リクス回路である。
【0013】次に動作について説明する。アンテナ31
で受信し、チューナ32から出力される信号、及び外部
NTSC入力端子40からの信号は、親画面用セレクタ
33に入力され、ここで一方が選択されY/C分離回路
34に入力される。Y/C分離回路34ではY/C分離
を行い、輝度信号Yと色信号Cを出力する。輝度信号Y
は親画面用RGBマトリクス回路36に入力され、色信
号Cは色復調回路35で色復調され、色差信号R−Y、
B−Yに変換された後に親画面用RGBマトリクス回路
36に入力される。親画面用RGBマトリクス回路36
では、入力された輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y
を変換し、原色RGB信号を映像多重回路37に出力す
る。
【0014】一方、原色RGB入力端子4a〜4cより
入力されたRGB信号は、マトリクス回路6で輝度信
号、色差信号に変換され、輝度、色差信号入力端子5a
〜5cより入力された信号と共に子画面用セレクタ7に
入力される。これらの信号は入力モードに応じてセレク
タ7で選択され、マルチプレクサ8でY、R−Y、B−
Yの順でマルチプレクスされた後、A/Dコンバータ9
でディジタル信号に変換される。その後、水平フィルタ
回路10で水平方向の画素数が1/3になるようなフィ
ルタをかけられるか、間引きが施され、1/3垂直フィ
ルタ回路11に入力される。垂直方向にフィルタリング
されたデータはフレームメモリ12に記憶され、制御信
号発生回路13にて発生される信号でコントロールされ
読みだされる。読みだされたデータはD/Aコンバータ
14でアナログ信号に戻され、子画面用RGBマトリク
ス回路39で原色RGB信号に変換され、映像多重回路
37に入力される。映像多重回路37では、親画面用映
像信号に子画面用映像信号を重ね合わせてCRT38に
出力する。
【0015】この実施例は、親画面の水平偏向周波数が
NTSCのものであり、子画面のソースが倍速NTSC
信号またはハイビジョン信号の場合であり、このときフ
レームメモリ12からのデータの読み出しは、親画面の
ソースに同期したクロックで行なわれ、さらに1走査線
毎に間引かれたデータ(図12)となる。
【0016】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、16は11と同様の1/3垂
直フィルタ回路、17はマルチプレクサである。その他
の構成は図1と同様なので、同一符号を付して説明を省
略する。この実施例は、実施例1において1/3垂直フ
ィルタ回路11が既存のもので、しかもNTSC信号の
クロックでしか動作が保証されない場合のものであり、
その動作速度を補うために1/3垂直フィルタ回路16
を追加し、該フィルタ回路を並列に動作させ、出力デー
タをマルチプレクサ17で交互に切り換える。
【0017】実施例3.図3はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、18はラインメモリ、19は
加算器、20は1/2を乗ずる係数器であり、その他の
構成は図1と同様である。この実施例は、実施例1と同
様の条件でさらにラインメモリ18を追加したものであ
り、1/3垂直フィルタ回路11からの出力データを、
ラインメモリ18でライン遅延したデータと現データと
に分け、これらを加算器で加算した後、1/2を乗ずる
ことにより平均値を次々にとり、これをフレームメモリ
12に記憶し、実施例1と同様に読み出す(図13)。
【0018】実施例4.図4はさらに他の実施例を示
し、これは実施例2と3を組み合わせたもので、図2お
よび図3に示したと同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例は、実施例3において1/3垂直フィルタ回
路11が既存のもので、しかもNTSC信号のクロック
でしか動作が保証されないものであるため、その動作速
度を補うために1/3垂直フィルタ16を追加し、該フ
ィルタ回路を並列に動作させ、出力データをマルチプレ
クサ17で交互に切り換える。
【0019】実施例5.図5はこの発明の他の実施例の
子画面発生装置を含むテレビジョン受像機の要部を示す
ブロック図で、これは親画面の水平偏向周波数がNTS
Cの2倍あるいはハイビジョンのもので、子画面の入力
ソースがNTSC信号の場合のものである。図におい
て、8〜15及び31〜40は図1と同様なので説明を
省略する。41は子画面用セレクタ、1は複合映像信号
入力端子、2は子画面用Y/C分離回路、3は子画面用
色復調回路、21はラインメモリである。
【0020】次に動作について説明する。アンテナ31
で受信し、チューナ32から出力される信号、及び外部
NTSC入力端子40からの信号は、親画面用セレクタ
33に入力され、ここで一方が選択されY/C分離回路
34に入力される。Y/C分離回路34ではY/C分離
を行い、輝度信号Yと色信号Cを出力する。輝度信号Y
は親画面用RGBマトリクス回路36に入力され、色信
号Cは色復調回路35で色復調され、色差信号R−Y、
B−Yに変換された後に親画面用RGBマトリクス回路
36に入力される。親画面用RGBマトリクス回路36
では、入力された輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Y
を変換し、原色RGB信号を映像多重回路37に出力す
る。
【0021】一方、子画面用セレクタ41から出力され
た信号は子画面用Y/C分離回路2でY/C分離され、
輝度信号Yと色信号Cに変換される。輝度信号Yはマル
チプレクサ回路8に入力され、色信号Cは子画面用復調
回路3で色復調され、色差信号R−Y、B−Yに変換さ
れた後にマルチプレクサ8に入力される。マルチプレク
サ8でY,R−Y,B−Yの順でマルチプレクスされた
後、A/Dコンバータ9でディジタル信号に変換され
る。その後、水平フイルタ回路10で水平方向の画素数
が1/3になるようなフイルタをかけられるか、間引き
が施され、1/3垂直フイルタ回路11に入力される。
垂直方向にフイルタリングされたデータはフレームメモ
リ12に記憶され、制御信号発生回路13にて発生され
る信号でコントロールされ読みだされる。読み出された
データはラインメモリ21で時間軸圧縮を施されながら
2度読み(図14)され、倍速の子画面信号を発生す
る。この信号はD/Aコンバータ14でアナログ信号に
戻され、子画面用RGBマトリクス回路39で原色RG
B信号に変換され、映像多重回路37に入力される。映
像多重回路37では、親画面用映像信号に子画面用映像
信号を重ね合わせてCRT38に出力する。
【0022】実施例6.図6はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、18、21はラインメモリ、
19は加算器、20は1/2を乗ずる係数器である。こ
の実施例は、実施例5と同様の条件で、ラインメモリ2
1から2度読み出されたデータに再度フィルタをかける
ものであり、ラインメモリ18にて1ライン遅延したデ
ータと現データとの平均値を次々にとる(図15)。
【0023】実施例7.図7はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、18、21はラインメモリ、
16は11と同様の1/3垂直フィルタ回路、22は1
2と同様のフレームメモリ、17はマルチプレクサであ
る。この実施例は、実施例6と同様の条件で、2度読み
方式でなくフィルタ方式にて倍速子画面を発生するもの
である。水平フィルタ回路10の出力データは、1/3
垂直フィルタ回路11を通ってフレームメモリ12へ入
力される通常のものと、ラインメモリ18で1ライン遅
延され1/3垂直フィルタ回路16、フレームメモリ2
2に入力されるものとに分岐され、それぞれのフレーム
メモリ12及び22から親画面同期のクロックで読み出
される。その後、これらのデータはマルチプレクサ17
で交互に切り換えられ(図16)、ラインメモリ21で
時間軸圧縮される。
【0024】実施例8.図8はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、18、21はラインメモリ、
23、24、25、27はそれぞれ0、1/2、1、2
を乗ずる係数器、26はセレクタ、16は11と同様の
1/3垂直フィルタ回路、22は12と同様のフレーム
メモリ、17はマルチプレクサである。この実施例は、
実施例7と同様の条件でフィルタリングの方法を変えた
ものである。水平フイルタ回路10の出力データは、1
/3垂直フィルタ回路11を通ってフレームメモリ12
へ入力される通常のものと、ラインメモリ18で1ライ
ン遅延され、さらに3ラインのシーケンスでそれぞれ
0、1/2、1の係数を係数器23、24、25で乗ぜ
られ、その後1/3垂直フィルタ回路16、フレームメ
モリ22に入力されるものとに分岐され、それぞれフレ
ームメモリ12及び22から親画面同期のクロックで読
み出される。その後フレームメモリ22で読み出された
データは、係数器27にて2倍され、これらのデータは
マルチプレクサ17で交互に切り換えられ(図17)、
ラインメモリ21で時間軸圧縮される。
【0025】実施例9.図9はこの発明の他の実施例を
示すもので、図において、22は12と同様のフレーム
メモリ、17はマルチプレクサである。この実施例は、
親画面の水平偏向周波数も、子画面の入力ソースも倍速
NTSCあるいはハイビジョンの場合のものであり、1
/3垂直フィルタ回路11の出力データはフレームメモ
リ12及び22に1ライン毎に交互に書き込まれ、親画
面同期のクロックでそれぞれ読み出される。その後これ
らのデータはマルチプレクサ17でライン毎に交互に切
り換えられる(図18)。
【0026】実施例10.図10はこの発明の他の実施
例を示すもので、図において、16は11と同様の1/
3垂直フィルタ回路、22は12と同様のフレームメモ
リ、17はマルチプレクサである。この実施例は、実施
例9において1/3垂直フィルタ回路11が既存のもの
で、しかもNTSC信号のクロックでしか動作が保証さ
れない場合のものであり、その動作速度を補うために1
/3垂直フィルタ回路16を追加し、該フィルタ回路を
並列に動作させ、出力データをフレームメモリ12及び
22に画素単位で交互に書き込み、マルチプレクサ17
で交互に切り換える。
【0027】実施例11.図11はこの発明の他の実施
例を示すもので、図において、18、21、28はライ
ンメモリ、23、24、25、20、27はそれぞれ
0、1/2、1、1/2、2を乗ずる係数器、26、3
0はセレクタ、16は11と同様の1/3垂直フィルタ
回路、22は12と同様のフレームメモリ、17、29
はマルチプレクサ、19は加算器である。この実施例
は、実施例1から10までの垂直フィルタ部をまとめた
もので、その動作も上記実施例と同様であるが、親画面
の水平偏向周波数や、子画面入力ソースにセレクタ2
6、30で必要なデータを選択する。この実施例はマル
チスキャンのテレビジョン対応となっている。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、親画
面の水平偏向周波数や、子画面入力ソースにかかわら
ず、子画面を発生することができ、マルチスキャンのテ
レビジョンに対応可能な子画面発生装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の子画面発生装置を含むテ
レビジョン受像機の要部を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例2の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図3】この発明の実施例3の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図4】この発明の実施例4の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図5】この発明の実施例5の子画面発生装置を含むテ
レビジョン受像機の要部を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例6の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図7】この発明の実施例7の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図8】この発明の実施例8の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図9】この発明の実施例9の子画面発生装置を示すブ
ロック図である。
【図10】この発明の実施例10の子画面発生装置を示
すブロック図である。
【図11】この発明の実施例11の子画面発生装置を示
すブロック図である。
【図12】この発明の実施例1の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図13】この発明の実施例3の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図でる。
【図14】この発明の実施例5の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図15】この発明の実施例6の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図16】この発明の実施例7の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図17】この発明の実施例8の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図18】この発明の実施例9の垂直フィルタ部のアル
ゴリズムを示す図である。
【図19】従来の子画面発生装置を示すブロック図であ
る。
【図20】従来の子画面発生装置の垂直フィルタ部のア
ルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
1 複合映像信号入力端子 2 Y/C分離回路 3 色復調回路 4a〜4c 原色RGB入力端子 5a〜5c 輝度信号、色差信号入力端子 6 マトリクス回路 7、26、30 セレクタ 8、17、29 マルチプレクサ 9 A/Dコンバータ 10 水平フィルタ回路 11、16 1/3垂直フィルタ回路 12、22 フレームメモリ 13 制御信号発生回路 14 D/Aコンバータ 15 子画面出力端子 18、21、28 ラインメモリ 19 加算器 20、23、24、25、27 係数器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子画面表示用映像信号の走査線の1/
    4:1/2:1/4の重み平均をとり、走査線数を1/
    3にする垂直フィルタと、この1/3垂直フィルタの出
    力を記憶するフレームメモリとを備え、子画面用映像信
    号の上記フレームメモリから、親画面用映像信号に同期
    して全ラインを読み出し、子画面用映像信号の水平同期
    周波数が親画面用映像信号の水平同期周波数のほぼ2倍
    のときには、上記フレームメモリより1ライン毎に間引
    いて親画面用映像信号に同期してラインを読み出すよう
    にしたことを特徴とする子画面発生装置。
  2. 【請求項2】 互いに位相が反転しているクロックで動
    作する1/3垂直フィルタ2系統と、この2系統の1/
    3垂直フィルタの出力を上記クロックに同期して切り換
    えて出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の子画面発生装置。
  3. 【請求項3】 1/3垂直フィルタの出力を1/2:1
    /2の重み平均して取り出す垂直フィルタを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の子画面発生装置。
  4. 【請求項4】 マルチプレクサの出力を1/2:1/2
    の重み平均して取り出す垂直フィルタを備えたことを特
    徴とする請求項2記載の子画面発生装置。
  5. 【請求項5】 子画面表示用映像信号の走査線の1/
    4:1/2:1/4の重み平均をとり走査線数を1/3
    にする垂直フィルタと、この1/3垂直フィルタの出力
    を記憶するフレームメモリと、このフレームメモリの出
    力を時間軸圧縮および2度読みするためのラインメモリ
    とを備えることにより、親画面用映像信号の水平同期周
    波数が子画面用映像信号のほぼ2倍の場合に子画面発生
    を可能にしたことを特徴とする子画面発生装置。
  6. 【請求項6】 ラインメモリの出力を1/2:1/2の
    重み平均して取り出す垂直フィルタを備えたことを特徴
    とする請求項5記載の子画面発生装置。
  7. 【請求項7】 子画面表示用映像信号の走査線の1/
    4:1/2:1/4の重み平均をとり、走査線数を1/
    3にする垂直フィルタ(1/3垂直フィルタ手段1)
    と、前段に子画面表示用映像信号を1ライン遅延させる
    ためのラインメモリをもち、1ライン遅延した子画面表
    示用映像信号の走査線の1/4:1/2:1/4の重み
    平均をとり走査線数を1/3にする垂直フィルタ(1/
    3垂直フィルタ手段2)と、上記2系統の1/3垂直フ
    ィルタの出力を記憶するフレームメモリ2系統と、この
    フレームメモリの出力を水平周期で交互に切り換えるマ
    ルチプレクサ1系統と、このマルチプレクサの出力を時
    間軸圧縮するためのラインメモリ1系統とを備えること
    により、親画面用映像信号の水平同期周波数が子画面用
    映像信号のほぼ2倍の場合に子画面発生を可能にしたこ
    とを特徴とする子画面発生装置。
  8. 【請求項8】 1/3垂直フィルタ手段2の重みを0:
    1/2:1/2にするためにセレクタと4個の係数器を
    備えたことを特徴とする請求項7記載の子画面発生装
    置。
  9. 【請求項9】 1/3垂直フィルタ1系統と、この1/
    3垂直フィルタの出力を記憶するフレームメモリ2系統
    と、このフレームメモリの出力を切り換えるためのマル
    チプレクサ1系統とを備えることにより、親画面用映像
    信号と子画面用映像信号の水平同期周波数がNTSC信
    号のほぼ2倍の場合に子画面発生を可能にしたことを特
    徴とする子画面発生装置。
  10. 【請求項10】 互いに位相が反転しているクロックで
    動作する2系統の1/3垂直フィルタと、この2系統の
    1/3垂直フィルタの出力を記憶する2系統のフレーム
    メモリと、この2系統のフレームメモリの出力を上記ク
    ロックに同期して切り換えて出力するマルチプレクサと
    を備えたことを特徴とする請求項9記載の子画面発生装
    置。
  11. 【請求項11】 複数系統の1/3垂直フィルタ、フレ
    ームメモリ、ラインメモリ、係数器、マルチプレクサ、
    加算器、およびセレクタを備え、これらの組合せによ
    り、親画面用映像信号と子画面用映像信号の水平同期周
    波数にかかわらず子画面発生を可能としたことを特徴と
    する子画面発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1175108A (ja) * 1997-08-28 1999-03-16 Casio Comput Co Ltd カメラ装置および撮像方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1175108A (ja) * 1997-08-28 1999-03-16 Casio Comput Co Ltd カメラ装置および撮像方法

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