JPH063168Y2 - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JPH063168Y2
JPH063168Y2 JP1987173708U JP17370887U JPH063168Y2 JP H063168 Y2 JPH063168 Y2 JP H063168Y2 JP 1987173708 U JP1987173708 U JP 1987173708U JP 17370887 U JP17370887 U JP 17370887U JP H063168 Y2 JPH063168 Y2 JP H063168Y2
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JP
Japan
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engine
generator
solenoid
transistor
timer
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JP1987173708U
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English (en)
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JPH0178246U (ja
Inventor
元寿 清水
孝一 浅井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、フュエルカット装置付きのエンジン発電機に
関する。
従来技術 一般に、エンジンにより駆動されて所定周波数の交流電
力を出力する大型バス,レジャーカーなどに空気調和装
置,照明装置などの電源として搭載され、またビルにお
ける停電用非常電源あるいは工事現場における携帯用電
源などとして用いられるエンジン発電機にあっては、普
通、発電機回転子が大型であり、かつその定速運転状態
でエンジンのストップ操作がなされてエンジンの点火系
統が短絡されるものであるため、エンジンのストップ操
作後における発電機の慣性による回転継続によってエン
ジンのアフタバーンが生ずる場合がある。
そのため従来では、第2図に示すように、エンジンのス
トップ操作後における発電機の慣性回転によるエンジン
のアフタバーンを防止するため、エンジンの燃料供給系
統にフュエルカット用のソレノイドバルブを設け、コン
ビネーションスイッチの一接点5によりエンジンのスト
ップ操作と連動させて発電機の補助出力巻線SCに整流
回路4を介して前記ソレノイドバルブのソレノイド6を
接続させて、慣性によって発電機の回転子が回転してい
るあいだの出力電圧にしたがいソレノイド6を付勢して
バルブを閉成させることによりフュエルカットを行なわ
せるようにしている(特開昭62-55428号公報参照)。
しかしてこのようなフュエルカット装置付きのエンジン
発電機では、それが他の電源(一般商用電源または他の
運転中の発電機)に並列に設けられている場合、後述す
るように、エンジンのストップ状態で出力巻線に他の電
源から電流が流れ込むことがあったときに発電機内部の
トランス作用に起因して、あるいはエンジンのストップ
操作に応じて点火コイルの一次側を短絡するものにあっ
てその短絡回路が断線してエンジンが回り続けることに
起因するなどして、フュエルカット用のソレノイドに電
流が流れ続けてソレノイドが発熱してしまうことがあ
る。
目的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、フュエル
カット装置付きのエンジン発電機において、エンジンの
ストップ操作状態で他の電源から発電機部の出力巻線に
電流が流れ込んだり、点火コイルの一次側の短絡回路の
断線によりエンジンが回転し続けるようなことなどがあ
ったとしても、フュエルカット用のソレノイドが通電さ
れたままの状態になるのを防止するようにしたエンジン
発電機を提供するものである。
構成 本考案はその目的達成のため、エンジン発電機におい
て、ソレノイドに通電することによりエンジンへの燃料
供給をカットするフュエルカット装置と、エンジンのス
トップ操作に連動して動作状態になるタイマ手段と、そ
のタイマによって設定された一定時間のあいだタイマ出
力に応じて前記ソレノイドを発電機の出力側に接続して
そのソレノイドに通電を行なわせるスイッチ手段とを設
けるようにしている。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について詳
述する。
本考案によるエンジン発電機にあっては、電気負荷およ
び他の電源との関係をモデル的に含めて第1図に示すよ
うに、発電機部1の主出力巻線MCに第1のスイッチS
W1とブレーカ2を介して電気負荷LDが接続され、ま
たその電気負荷LDには並列に第2のスイッチSW2を
介して他の電源(一般商用電源または他の運転中の発電
機)3が接続されている。また、発電機部1の補助出力
巻線SCに整流回路4およびスイッチング用の主トラン
ジスタTr1,コンビネーションスイッチのスイッチ接
点51を介してフュエルカット用ソレノイドバルブのソ
レノイド6が接続されている。また、コンビネーション
スイッチもスイッチ接点52がSTART側に閉成されてい
るときにダイオードD3を介してコンデンサC1がバッ
テリ7によって充電状態となり、コンビネーションスイ
ッチのスイッチ接点52がSTOP側に閉成されているとき
にコンデンサC1が抵抗R1を通して放電状態になって
前記主トランジスタTr1にベース電流を供給して所定
のあいだそれをオン状態にさせるタイマ回路8と、その
主トランジスタTr1のオン時にそのコレクタ電位が所
定値以上になったことを検出して副トランジスタTr2
がオンすることにより前記主トランジスタTr1をター
ンオフさせるスイッチ制御回路9とが設けられている。
なお、コンビネーションスイッチのスイッチ接点51,
52は、コンビネーションスイッチによりエンジンのス
トップ操作がなされたときにSTOP端子側に閉成し、エン
ジンが始動および運転状態にあるときにはSTART端子側
に閉成されるようになっている。また、発電機部1の主
出力巻線MCの一部の出力が整流回路10を通してとり
出されて、バッテリ7が充電されるようになっている。
図中、Rは発電機部1の回転子を、ECは同じくその励
磁巻線を、11は自動電圧調整回路をそれぞれ示してい
る。
このように構成されたエンジン発電機において、エンジ
ンの運転状態においてそのストップ操作がなされると、
コンビネーションスイッチのスイッチ接点51,52が
STOP端子側に閉じて主トランジスタTr1を介してソレ
ノイド6の付勢回路が形成されるとともに、タイマ回路
8におけるコンデンサC1の放電回路が形成される。そ
れにより、コンデンサC1および抵抗R1によって定ま
る一定の時定数にしたがって主トランジスタTr1にベ
ース電流が供給されてそれがオン状態となり、発電機部
1の回転子Rの慣性による回転により補助出力巻線SC
に誘起される電圧にしたがってソレノイド6が付勢され
る。したがって、フュエルカット用のソレノイドバルブ
が作動状態になってエンジンのフュエルカットが行なわ
れる。その際、コンデンサC1および抵抗R1の時定数
によって定まるタイマ時間にしたがってソレノイド6の
付勢時間が決定され、アフタバーンが発生することがな
いようなエンジンのフュエルカットが行なわれるように
なっている。
通常は、スイッチSW1がオフされて電気負荷LDおよ
び他の電源3から引き外された状態でエンジン発電機の
ストップ操作が行なわれる。
いま、スイッチSW2がオンして他の電源3が電気負荷
LDに投入されている状態で、スイッチSW1がオンに
入れられたままエンジンのストップ操作が行なわれる
と、エンジンの回転数が低下するにしたがい他の電源3
から主出力巻線MCに電流が流れ込んでしまう。そのた
め発電機部1がトランスとして作用して補助出力巻線S
Cに電圧が誘起し、そのとき主トランジスタTr1がオ
ン状態になっている限りソレノイド6に通電され続ける
ことになる。
同様に、エンジンの点火コイルの一次側の短絡回路が断
線してエンジンのストップ操作がなされたにもかかわら
ずエンジンが回転し続けてしまう場合にも補助出力巻線
SCに電圧が誘起し、そのとき主トランジスタTr1が
オン状態になっている限りソレノイド6に通電され続け
ることになる。
しかしてエンジンのストップ操作がなされたにもかかわ
らず前述のようにソレノイド6に通電が継続して行なわ
れた場合、コンデンサC1の電荷が放電により少なくな
ってくると主トランジスタTr1のベースバイアス電流
が低下してそのコレクタ側に不飽和電圧が発生し、それ
により主トランジスタTr1のコレクタ電位が所定値以
上になったときのスイッチ制御回路9における抵抗R
2,R3の分圧点の電位にしたがって副トランジスタT
r2がオンし、主トランジスタTr1がオフ状態となっ
てソレノイド6の付勢回路がしゃ断される。
その場合、抵抗R2,R3の分圧点の電位によって副ト
ランジスタTr2がオン動作するときの主トランジスタ
Tr1におけるコレクタ側の不飽和電圧が、主トランジ
スタTr1のASO(安全動作領域)に入るように設定
される。また、エンジンのストップ操作時に主トランジ
スタTr1より先に副トランジスタTr2がオンしない
ように抵抗R3と並列にコンデンサC2を設けて副トラ
ンジスタTr2のベース電位に遅延用の時定数をもたせ
るようにしている。ソレノイド6の短絡(レアショー
ト)時には、主トランジスタTr1のコレクタ電流の増
加によるhFEの低下を利用し、抵抗R1でコレクタ電流
を制限して、副トランジスタTr2のオン動作時が主ト
ランジスタTr1のASOに入るようにコンデンサC2
の値が決定されている。
このように本実施例によれば、スイッチ制御回路9によ
り主トランジスタTr1のコレクタ電位が不飽和電圧に
よって所定以上になったことを検出して主トランジスタ
Tr1をターンオフさせることにより、タイマ回路8に
おけるタイマ設定時間が切れる少し前の動作不安定領域
において主トランジスタTr1が不飽和動作により発熱
するのを有効に防止することができる。
効果 以上、本考案によるエンジン発電機にあっては、エンジ
ンと、このエンジンで駆動される発電機とで構成される
ものにおいて、ソレノイドを付勢することによりエンジ
ンへの燃料供給をカットするフュエルカット装置と、エ
ンジンのストップ操作に連動して動作状態になるタイマ
手段と、このタイマの動作によりオン状態となって前記
ソレノイドを発電機の出力側へ接続することにより、そ
の発電機の回転慣性エネルギによる発生電力を前記ソレ
ノイドへ供給するスイッチング用のトランジスタと、こ
のトランジスタの不飽和動作状態を検出して前記タイマ
の動作を終了させることにより前記トランジスタをオフ
させるスイッチ制御回路とからなることを特徴としてお
り、常にタイマ設定時間の経過によって前記ソレノイド
の付勢回路がしゃ断されるので、前述したようにエンジ
ンのストップ操作状態で他の電源から発電機部の出力巻
線に電流が流れ込んだり、点火コイルの一次側の短絡回
路の断線によりエンジンが回転し続けるなどのいかなる
場合にあっても、そのタイマ設定時間後にソレノイドに
通電がなされることがなくなり、ソレノイドが発熱する
ようなことを防止できるとともに、タイマにおけるタイ
マ設定時間が切れる少し前の動作不安定領域においてト
ランジスタが不飽和動作により発熱するのを有効に防止
できるという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるエンジン発電機の一実施例を示す
電気回路図、第2図は従来のエンジン発電機におけるフ
ュエルカット用ソレノイドの付勢回路を示す電気回路図
である。 1…発電機部、3…他の電源、51,52…コンビネー
ションスイッチのスイッチ接点、6…フュエルカット用
ソレノイド、7…バッテリ、8…タイマ回路、9…スイ
ッチ制御回路、Tr1…スイッチング用主トランジス
タ、LD…電気負荷、MC…主出力巻線、SC…補助出
力巻線、EC…励磁巻線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、このエンジンで駆動される発
    電機とで構成されるものにおいて、ソレノイドを付勢す
    ることによりエンジンへの燃料供給をカットするフュエ
    ルカット装置と、エンジンのストップ操作に連動して動
    作状態になるタイマ手段と、このタイマの動作によりオ
    ン状態となって前記ソレノイドを発電機の出力側へ接続
    することにより、その発電機の回転慣性エネルギによる
    発生電力を前記ソレノイドへ供給するスイッチング用の
    トランジスタと、このトランジスタの不飽和動作状態を
    検出して前記タイマの動作を終了させることにより前記
    トランジスタをオフさせるスイッチ制御回路とからなる
    ことを特徴とするエンジン発電機。
JP1987173708U 1987-11-13 1987-11-13 エンジン発電機 Expired - Lifetime JPH063168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987173708U JPH063168Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13 エンジン発電機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987173708U JPH063168Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13 エンジン発電機

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Publication Number Publication Date
JPH0178246U JPH0178246U (ja) 1989-05-25
JPH063168Y2 true JPH063168Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31465601

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JP1987173708U Expired - Lifetime JPH063168Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13 エンジン発電機

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