JPH0631608A - 球体研磨装置 - Google Patents

球体研磨装置

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Publication number
JPH0631608A
JPH0631608A JP4207198A JP20719892A JPH0631608A JP H0631608 A JPH0631608 A JP H0631608A JP 4207198 A JP4207198 A JP 4207198A JP 20719892 A JP20719892 A JP 20719892A JP H0631608 A JPH0631608 A JP H0631608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
fixed
motor
arm
upper shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4207198A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Takahashi
光明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4207198A priority Critical patent/JPH0631608A/ja
Publication of JPH0631608A publication Critical patent/JPH0631608A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 径のバラツキの少ないボールレンズが簡単に
加工できる球体研磨装置を得る。 【構成】 フレーム1に立設したガイド2にはモータ3
が固設され、モータ3とフレーム1との間にはボールネ
ジ軸4が設置されている。ボールネジ軸4を介して上下
動自在に支持されるアーム14の先端には上軸16を回
転させるモータ13が固定されている。アーム14によ
り上軸16が回転自在および摺動自在に支持されてい
る。上軸16にはボールレンズ27を転動自在に保持す
るホルダー18が固定されている。上軸16にはパイプ
8が接続されている。アーム14に固定されたモータ3
1と接続するマイクロメータ35により上軸16は上下
動される。アーム14に固定されるエアシリンダー6の
下端にはエアシリンダー26が固定されている。エアシ
リンダー26にはU字形状のスペーサ17が固定されて
いる。砥石21は砥石貼付皿22に固着され、モータ1
6にて回転可能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、球体の光学素子や鋼球
等を加工する加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、球体の光学素子,鋼球およびセラ
ミックボール等を加工する方法としてボール加工法が知
られている。このボール加工法としては、例えば特開平
3−10764号公報記載の発明がある。
【0003】上記発明は、図4に示す様に、回転自在な
回転軸71の上面にはポリッシャー72が一体的に設け
られている。ポリッシャー72の上方には円筒形状のホ
ルダー73が配設されている。ホルダー73の下部中央
には被研磨部材74を収納して加工する収納室75が設
けられている。ホルダー73の上部にはパイプ状の上軸
76が嵌合装着されており、上軸76はホルダー73の
上下移動と回転駆動およびポリッシャー72の上面への
制御等を行なう駆動機構(図示省略)に接続されてい
る。また、パイプ状の上軸76は収納室75内へ研磨剤
を供給する液体供給装置(図示省略)と接続されてい
る。
【0004】上記構成による研磨装置を用いての加工
は、収納室75内に研磨剤を供給し、この流体の圧力に
よって被研磨部材74をポリシャー72に圧着しつつ回
転軸71の回転と上軸72の正転逆転の回転とにより研
磨加工を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術においては、ホルダーへのボールレンズのローディン
グ位置から加工開始位置までの位置決めは上軸を上下動
させるモータの位置決め精度のみに頼っており、加工開
始位置が加工毎に異なっていた。従って、加工するボー
ルレンズの取り代がバラついてしまい、ボールレンズの
径がバラついてしまう問題があった。
【0006】因って、本発明は前記従来技術における問
題点に鑑みて開発されたもので、ボールレンズの径が安
定した加工の行なえる球体研磨装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転自在な砥
石と、砥石の加工面上で被加工部材を転動自在に保持す
る回転自在なホルダーと、ホルダーを砥石に対して接近
離反自在に保持する保持手段と、ホルダーの移動を検知
してホルダーを所定量上昇させる上昇手段と、ホルダー
へ設けた流体供給孔に被加工部材の研削液を供給する研
削液供給手段と、砥石面からホルダーまでの初期位置を
設定するスペーサと、スペーサの移動手段とを具備した
ものである。
【0008】
【作用】本発明では、ボールレンズにおける径のバラツ
キを阻止することができる。
【0009】
【実施例1】図1および図2は本実施例を示し、図1は
一部を破断した側面図、図2は要部拡大断面図である。
1はフレームで、このフレーム1にはガイド2が立設さ
れている。ガイド2の上端にはモータ3が固設されてお
り、モータ3とフレーム1との間にはボールネジ軸受け
5を螺合したボールネジ軸4が設置されている。
【0010】14はアームで、このアーム14はガイド
2およびボールネジ軸受け5により上下動自在に支持さ
れている。18はその下端面にボールレンズ27を転動
自在に保持する凹部を有したホルダーであり、ホルダー
18は上軸16に固定されている。上軸16は軸受け1
5を介して回転自在に軸受け28にて支持されており、
軸受け28はアーム14で上下摺動可能に支持されてい
る。
【0011】上軸16の上部にはプーリ10が固定され
ており、プーリ10とアーム14先端に固定されたモー
タ13のプーリ12との間にはベルト11が連架されて
いる。上軸16の上端には回転継手9を介してパイプ8
が接続されており、パイプ8は空圧機器(図示省略)に
接続されている。
【0012】31はモータでアーム14の下面に固定さ
れている。モータ31のプーリ32と、アーム14下面
に固定されているマイクロメータ35のプーリ34との
間にはベルト33が連架されている。マイクロメータ3
5のアンビルは上軸16に固定されている支持体36に
当接しており、モータ31の駆動により上軸16を上下
動できる様に構成されている。
【0013】29はアーム14上面に固定されているセ
ンサーで、上軸16に固定されている検出体30の接触
や離反を検出する。6はアーム14に固定されているエ
アシリンダーで、このエアシリンダー6の下端にはエア
シリンダー26が固定されている。各エアシリンダー
6,26にはそれぞれパイプ7および19が接続されて
おり、各パイプ7,19は空圧機器(図示省略)に連結
されている。
【0014】エアシリンダー26の進退軸先端にはU字
形状のスペーサ17が固定されている。砥石21は、フ
レーム1に固設されたモータ16にて支持される砥石貼
付皿22に固着されており、回転可能に構成されてい
る。37は加工液(研削液)を回収するタライであり、
25は加工液収納タンク、24はポンプ、23は加工液
供給用のノズルである。
【0015】図2は、ホルダー18とスペーサ17との
関係を説明する図である。図2においてAはホルダー1
8の先端下面18aと砥石21の加工面21aとの間
隔、Bは加工開始前のホルダー保持部上端18cとボー
ルレンズ27の表面との間隔、Cは保持部上端18cと
ホルダー18の先端下面18aとの間隔、Dはボールレ
ンズ27の球径を表している。
【0016】図2に示すように、間隔Aはボールレンズ
27の径Dと、ボールレンズ27の径によって異なる間
隔Bと、ホルダー18の形状によって決定する保持部上
端18cと先端下面18aとの間隔Cとによって決定さ
れる。本実施例において、スペーサ17は前記間隔Aを
決定する働きを有することから、スペーサ17の厚さt
は間隔Aと等しく設定するべきではあるが、加工直前の
スペーサ17がホルダー先端下面18aと砥石21の加
工面21aとに挟まれたとき、エアシリンダー26によ
ってスペーサ17を退避させることが困難となる。その
ため、スペーサ17の厚さtは、間隔Aより逃げしろ
t′分だけ薄く形成されている。間隔Bはボールレンズ
27の径Dによって異なる。本実施例では、球径0.5
mmのボールレンズ27を加工するため、この間隔Bを
40μmとした。
【0017】以上の構成から成る研磨装置は、以下の手
順によりボールレンズ27の加工を行なう。アーム14
を上下動させてホルダー18をローディング位置に位置
させ、ボールレンズ27をホルダー18の下端に設けた
凹部へ水の表面張力により保持させる。アーム14を降
下させると同時にスペーサ17をエアシリンダー6,2
6により降下・前進させてホルダー18の下端面に位置
させる。
【0018】スペーサ17が砥石21の加工面21aに
接触した後、上軸16は軸受け28を介し、アーム14
に対して相対的に上昇する。すると、検出体30はセン
サー29から離れ、センサー29はそれを感知して信号
を出す。その信号により、制御部(図示省略)を介して
アーム14の降下は停止され、同時にモータ31が駆動
する。モータ31の駆動でマイクロメータ35のアンビ
ルが操出して支持体36を上昇させることにより、ホル
ダー18がスペーサの逃げしろt′分だけ上昇する。こ
の後、エアシリンダー6,26によりスペーサ17を後
退させて加工開始状態に入る。
【0019】ボールレンズ27の加工は、モータ13に
よりホルダー18を回転させると同時に空圧機器(図示
省略)よりパイプ8,回転継手9,上軸16およびホル
ダー18を通してボールレンズ27へ圧縮空気を供給す
る。同時に、モータ16の駆動により砥石21を回転さ
せ、ノズル23にて加工液を供給しながらモータ31に
よりホルダー18を所定位置まで徐々に降下させる。
【0020】加工によってボールレンズ27の径Dは減
少し、前記間隔Bは大きくなる。前記間隔Bが変化する
と、ボールレンズ27の加工精度が低くなる恐れがある
ため、加工中は前記間隔Bが常に一定となるように、モ
ーター3によってアーム14を下降させ、ホルダー18
をこのレンズ径の減少に追従させている。
【0021】加工終了後、ホルダー18の回転,圧縮空
気の供給,砥石21の回転および加工液の供給を止め
る。そして、アーム14を上昇させてホルダー18をロ
ーディング位置に戻し、ボールレンズ27を回収する。
【0022】本実施例の球体研磨装置によれば、径のバ
ラツキが少ないボールレンズを簡単に加工することがで
きる。
【0023】
【実施例2】図3は本実施例を示す一部を破断した側面
図である。本実施例は、前記実施例1におけるスペーサ
17を駆動するエアシリンダー6,26およびパイプ
7,19を廃止し、代わりにモータ41で構成した点が
異なり、他の構成は同一な構成部分から成るもので、同
一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
【0024】41はモータであり、このモータ41はア
ーム14に固定されている。モータ41の下端にはスペ
ーサ17が固定されており、スペーサ17はモータ41
の回転駆動によりホルダー18の下端面へ位置する様に
構成されている。以下、構成・作用は前記実施例1と同
様であり、構成・作用の説明を省略する。
【0025】本実施例の球体研磨装置によれば、前記実
施例1と同様な効果が得られるとともに、前記実施例1
の構成部材よりも構成部材の点数を少なくできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る球体研
磨装置によれば、径のバラツキの少ないボールレンズが
簡単に加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す一部を破断した側面図である。
【図2】実施例1を示す要部拡大断面図である。
【図3】実施例2を示す一部を破断した側面図である。
【図4】従来例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ガイド 3,13,16,31 モータ 4 ボールネジ軸 6,26 エアシリンダー 7,8,19 パイプ 10,12,32,34 プーリ 11,33 ベルト 14 アーム 16 上軸 17 スペーサ 18 ホルダー 21 砥石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な砥石と、砥石の加工面上で被
    加工部材を転動自在に保持する回転自在なホルダーと、
    ホルダーを砥石に対して接近離反自在に保持する保持手
    段と、ホルダーの移動を検知してホルダーを所定量上昇
    させる上昇手段と、ホルダーへ設けた流体供給孔に被加
    工部材の研削液を供給する研削液供給手段と、砥石面か
    らホルダーまでの初期位置を設定するスペーサと、スペ
    ーサの移動手段とを具備したことを特徴とする球体研磨
    装置。
JP4207198A 1992-07-10 1992-07-10 球体研磨装置 Withdrawn JPH0631608A (ja)

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JP4207198A JPH0631608A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 球体研磨装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279741A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Kovax Corp 球体と板材の研磨装置及び研磨方法
CN103084951A (zh) * 2013-01-29 2013-05-08 烟台双圆通用件有限公司 浮动油封内球面自动磨抛机
KR101273938B1 (ko) * 2011-04-25 2013-06-11 충북대학교 산학협력단 하향 패드 방식의 연마장치
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005