JPH06313733A - プラント機器異常監視装置 - Google Patents

プラント機器異常監視装置

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JPH06313733A
JPH06313733A JP5104281A JP10428193A JPH06313733A JP H06313733 A JPH06313733 A JP H06313733A JP 5104281 A JP5104281 A JP 5104281A JP 10428193 A JP10428193 A JP 10428193A JP H06313733 A JPH06313733 A JP H06313733A
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JP
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JP5104281A
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Kiyoshi Katsumata
清 勝又
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理速度が速く、識別結果に不整合がなく、
しかも構成が簡潔で、メンテナンス性および信頼性の高
いプラント機器監視装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数個の音響または振動センサと、監視すべ
き異常音の中で最も高い周波数の異常音に対応するサン
プリング周波数で信号データをサンプリングするA/D
変換器と、監視対象となる個々の異常に対応した周波数
および異常の識別方法を指示するスケジュール管理部
と、A/D変換されたデータから前記スケジュール管理
部によって指示された周波数に従って必要なデータを抽
出するデータ抽出部と、この抽出されたデータに基づい
て異常音の識別を行う異常音識別処理部とを備えること
を特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラントや化学プ
ラント等における機器設備の異常を監視するプラント機
器異常監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントや化学プラント等におい
て、プラントを構成する機器は近年ますます多くなり、
かつ複雑化してきている。これらのプラントは大きい
程、また複雑である程、社会的な存在意義が大きくなる
ので、それに応じて安定した運用が要求される。従っ
て、大規模プラントの構成機器の異常を監視することは
一層重要性を増してきている。
【0003】これらのプラント構成機器を監視する場
合、巡視パトロールで行うことは重労働であり、しかも
危険な場合が多い。また、熟練者の減少や若年労働者の
減少という社会的な制約も目立つようになってきてお
り、人手に頼ることは難しい。そこで、これらのプラン
ト機器設備の監視を自動化しようとする試みが種々行わ
れている。
【0004】ここで、従来のプラント機器異常監視装置
の代表的な例を図11〜図14を参照して説明する。
【0005】図11は、ポンプ1a,1bを電動機2
a,2bで駆動し、各ポンプから吐出される流体を、弁
3a,3bを介挿した配管4によって供給するプラント
機器を備えたプラントにおける異常監視装置を例示する
もので、プラント各所には音響センサ5a〜5dが設置
されており、これらの音響センサはセンサ切替装置6を
介してA/D変換器7に接続されている。
【0006】A/D変換器7は、図12に示すように、
A/D変換回路71と、データ記憶部72と、サンプリ
ング周波数変更回路73とから構成されている。また、
計算機8には、図11に示すように、スケジュール管理
部81と、異常音識別処理部82と、スケジュール管理
部81の制御データを記憶するスケジュールテーブル8
3と、A/D変換器制御部84が構築されている。
【0007】センサ切替装置6は、計算機8のスケジュ
ール管理部81からの指示により、音響センサ5a〜5
dの内から1つのセンサを選択する。選択された音響セ
ンサからの信号はA/D変換器7でディジタル信号に変
換された後、異常音識別処理部82により識別処理が行
われて、異常の有無が判定される。異常ありと判定され
た場合には、警報器9から警報が出力される。
【0008】図13は、上述した従来技術の処理フロー
を示すもので、ステップS1 においてA/D変換器7の
サンプリング周波数の設定を行った後、ステップS2
で、センサ切替装置6により選択された音響センサ5a
〜5dからのいずれか一つの信号をディジタル信号(A
/D変換データ)に変換し、ステップS3 にて、データ
記憶部72によるA/D変換データの読込みを行う。次
に、ステップS4 にて異常音識別処理を行い、ステップ
S5 ではスケジュール管理部81からの指示に基づいて
他の識別処理を行うか否かを判定する。ステップS5 が
“YES”の場合にはステップS1 に戻り、“NO”の
場合にはステップS6 にてセンサの切替えを行った後、
ステップS1 に戻る。
【0009】ところで、監視対象機器が発生する異常音
は、表1に示すように、その原因によって、異常音の周
波数成分や発生周期にそれぞれ特徴がある。
【0010】
【表1】 このような場合、一定のサンプリング周波数でA/D変
換を行い、ディジタルデータを得ようとすると、短い周
期で発生する音に対しては少ないデータ点数でよいが、
長い周期で発生する音に対しては大量のデータを得るこ
とになる。データ量が多過ぎると識別処理そのものの時
間もかかり過ぎることになり、好ましくない。そこで従
来技術では、データ量をある程度一定にするために、識
別する異常音毎にサンプリング周波数を変えるという手
法が採用されていた訳である。
【0011】このように従来技術では、サンプリング周
波数(サンプルレート)を可変にすることでメモリ容量
を有効に活用でき、A/D変換を行う時間をある程度削
減できるという利点を有していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には次のような問題点があった。
【0013】例えば図14に示すように、1つのセンサ
についてA、B、Cの3種の異常音が予想される場合に
は、識別処理A、B、Cを行なうが、この場合、識別処
理A,B,Cに先立って行われるA/D変換器のサンプ
リング周波数設定のための制御時間Pa,Pb,Pcが
長く、またA/D変換を行う時間Da,Db,Dcも長
い。自動化が進むにつれ、プラントの運転操作、各機器
の負荷の変動も一層複雑化し、これに伴ない監視の対象
となる機器も増加するが、このように処理に時間がかか
ることは問題である。
【0014】また図14中に例示するように、異物の混
入やクラック発生に伴なう一過性の異常音(以下、異常
音Bと呼ぶ)が発生したとする。図14のタイミングで
発生すれば、異物混入に伴う異常音(以下、異常音Aと
呼ぶ)を識別するために取られたA/D変換時間Daの
データ中に、クラック発生に伴う異常音Bの信号が含ま
れることになる。異常音Aと異常音Bの識別処理では周
波数成分は異なるが、識別処理Aにおいて何らかの音の
変動を検知して異物の混入と誤認したり、あるいは識別
処理Bにおいては、一過性の異常音のため全く何の異常
も捕らえられず、異常が見逃されてしまう恐れがある。
このような場合、異常音Aの識別を行うためにとられた
A/D変換データを用いて異常音Bの識別処理を行えれ
ばよいが、異常音Aと異常音Bではサンプリング周波数
もデータ量も異なるため、従来技術ではそのような識別
処理を行うことはできない。
【0015】また従来技術では、A/D変換器7の内部
にサンプリング周波数を制御するサンプリング周波数変
更回路73が必要であり、A/D変換器7が複雑で高価
なものとなる。更に、A/D変換器7のサンプリング周
波数を変えるための指示機能を計算機8の中のスケジュ
ール管理部81に持たせる必要もある。
【0016】本発明は、上述のような複雑な処理や手続
きを簡潔にしたプラント機器監視装置を提供することを
目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の異常監視装置は、複数個の音響または振動
センサと、監視すべき異常音の中で最も高い周波数の異
常音に対応するサンプリング周波数で信号データをサン
プリングするA/D変換器と、監視対象となる個々の異
常に対応した周波数および異常の識別方法を指示するス
ケジュール管理部と、A/D変換されたデータから前記
スケジュール管理部によって指示された周波数に従って
必要なデータを抽出するデータ抽出部と、この抽出され
たデータに基づいて異常音の識別を行う異常音識別処理
部とを備えることを特徴とするものである。
【0018】
【作用】上記のように構成したプラント機器異常監視装
置においては、センサからの信号は監視する異常音の周
波数成分の中で最も高い周波数の2倍以上のサンプリン
グ周波数でA/D変換され、そのデータをもとにスケジ
ュール管理部の指示に従って異常音の識別処理に必要な
データだけが抽出され、サンプリング周波数を変えてA
/D変換を行ったと同様のデータが異常音の識別処理部
へ送られて識別処理されるので、異常音が発生した場
合、確実に捕らえられ、識別される。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】図1は本発明の実施例の構成図を示すもの
であり、図11および図12におけると同一部分には同
一符号を付してある。
【0021】図1において、1a、1bはポンプであ
り、各々電動機2a、2bにより駆動される。ポンプ1
aと1bの間には配管4が接続されており、この配管4
には弁3a、3bが設けられている。音響センサ5a〜
5dは、ポンプ1a,1b、電動機2a,2bの回転部
付近、配管4および弁3a、3b付近を監視しており、
それぞれセンサ切替装置6の入力側に接続されている。
センサ切替装置6はA/D変換器7を介して計算機8と
つながっている。
【0022】A/D変換器7は図2に示すように、A/
D変換回路71とデータ記憶部72とから構成されてお
り、図12で説明したサンプリング周波数変更回路73
を備えていない。また、計算機8内には、スケジュール
管理部81と、異常音識別処理部82と、スケジュール
管理部81の制御データを記憶するスケジュールテーブ
ル83と、データ抽出部85が構築されている。
【0023】センサ切替装置6は、計算機8のスケジュ
ール管理部81からの指示に従って音響センサ5a〜5
dを切替える。選択された音響センサ5a〜5dからの
音響信号は、A/D変換器7のA/D変換回路71にお
いてA/D変換され、データ記憶部72に一旦記憶され
る。この時のサンプリング周波数は、監視する異常音の
周波数成分の中で最も高い周波数の2倍(ナイキスト周
波数)以上の値とされ、A/D変換器7に固定で設定し
てある。なお、このA/D変換器7に固定で設定された
サンプリング周波数を、データ抽出部85で与えられる
抽出用のサンプリング周波数と区別するため、以下の説
明では「固定サンプリング周波数」と呼ぶこととする。
【0024】スケジュール管理部81はデータ抽出部8
5に対してサンプリング周波数を指示する。このサンプ
リング周波数は、スケジュール・テーブル83の中に表
2のような内容で用意されている。なお、このサンプリ
ング周波数を、前述の固定サンプリング周波数と区別す
るため、「抽出用サンプリング周波数」と呼ぶこととす
る。
【0025】
【表2】 図3は、上述した本発明装置による処理フローを示すも
ので、センサ切替装置6により選択された音響センサ5
a〜5dからのいずれか一つの信号は、ステップS11
において固定サンプリング周波数でA/D変換され、ス
テップS12でA/D変換データの読込みが行なわれ
る。ステップS13にてデータ抽出部85によるデータ
抽出を行い、ステップS14では、異常音識別処理部8
2により異常音識別処理を行う。次のステップS15で
は、スケジュール管理部81からの指示に基づいて他の
識別処理を行うか否かを判定する。ステップS15が
“YES”の場合にはステップS13に戻り、“NO”
の場合にはステップS16にてセンサの切替えを行った
後、ステップS11に戻る。
【0026】図4は、データ抽出部85によるデータ処
理機能を示す。この処理機能は、固定サンプリング周波
数でA/D変換され、データ記憶部72に記憶されてい
るデータを、あたかもサンプリング周波数を変えてA/
D変換した時のデータのように抽出するもので、このデ
ータ抽出方法の基本的な考え方は直線補間の考え方に基
づく。図5はデータ記憶部72に記憶されたA/Dデー
タの一部をプロットしたものであり、図6は図5のデー
タに図4に示す処理を施し、抽出したA/Dデータをプ
ロットしたものである。また、図7は抽出前後における
データの関係を例示いている。
【0027】以下、図4のデータ処理について説明す
る。ステップS21において、データ抽出部85は、1
回に読込むデータの総数m、A/D変換器の固定サンプ
リング周波数fs 、および抽出サンプリング周波数fを
指示されると、ステップS22において、固定サンプリ
ング周波数fs でA/D変換され、データ記憶部72に
記憶されているデータDM (i)を、i=1、2、3…
mとして順次入力する。ここで、mは1つのセンサにつ
いてのデータの総数で、スケジュールテーブル内に用意
されているそれぞれの異常音識別処理に必要なデータ数
のうち最も大きい値に設定されている。なお、抽出され
たデータをDs (K),(K=1、2、3…n)とす
る。 固定サンプリング周波数fs を抽出サンプリング
周波数fで割った商を抽出比Cとし、データ総数mを抽
出比Cで割った商を抽出データ数nとすると(ステップ
S23)、抽出比Cが整数(ステップS24=YES)
の場合は、ステップS25,S26に示すように、 Ds(K)=DM(C・K)、K=n となるよう、抽出比CごとにA/D変換データを抽出す
る。これによって、抽出データDs (K)が得られる
(ステップS27)。
【0028】図7は抽出比C=3の場合で、 Ds(K)=DM(3・K) のデータが抽出されている例を示している。
【0029】次に、抽出比Cが整数でない(ステップS
24=NO)場合には、抽出データDs(K),(K=
1、2、3…n)はステップS28〜S30のようにし
て求められる。
【0030】(fs/f) ×Kの整数部分をWとすると、
Ds(K)はDM(W)とDM(w+1)の間にあり、しかも
配列DM はA/D変換器7の固有の非常に高いサンプリ
ング周波数(数十KHz 〜数百KHz )でサンプリング
されたものであるから、 Ds(K)=DM(W)+{(fs/f)KーW}{DM(W+
1)−DM(W)} として近似される。したがって、ステップS29,S3
0の演算を行えば、抽出データDs(K)が得られる。
【0031】以上のようにして必要な間隔ごとに抽出さ
れたデ−タDs(K)は警報対象となる異常音であるか否
かを識別され、異常音が発生していれば、操作員に異常
を通報する等の処理を行う。1回の識別処理が終われ
ば、スケジュ−ル管理部81は、表2に例示するスケジ
ュ−ルテ−ブル82を検索し、他の異常音についての識
別処理が残っている場合は、スケジュ−ル管理部81か
らデ−タ抽出部85に目的のサンプリング周波数が新た
に指示され、デ−タ記憶部72にある、先に用いたと同
じA/D変換デ−タを用いて、デ−タ抽出部85により
デ−タが抽出され、前記と同様の処理が行われる。
【0032】一つのセンサについての異常音識別処理が
全て行われると、スケジュ−ル管理部81からの信号に
よりスケジュ−ル・テ−ブルに従ってセンサ切替器6が
切替えられ、次のセンサからの信号がA/D変換され、
上記と同様の処理が繰り返される。
【0033】図8は、上述した本発明装置による処理の
様子を時間的経過と共に示すもので、各センサ5a,5
b…の信号処理時間は、センサ切替に要する時間E、A
/D変換を行う時間D、各信号の識別処理を行う時間
A,B,C、およびこれらの識別処理に先立つデータ抽
出時間Sa,Sb,Scからなり、時間D中は固定サン
プリング周波数でのA/D変換が行われ、その間に発生
した異常音は確実に捕らえられる。また、一度取込まれ
たA/D変換デ−タは順次識別処理A、B、Cを行なわ
れるので、1つの信号に含まれるどの異常音でも識別で
きる。更に、1つのセンサについての処理時間は、図8
と図14を比較すれば明らかなように、大幅に短縮され
るので、単位時間当たりの精度が向上する。
【0034】このように一括に取込んだA/Dデ−タに
ついていくつかの異常音の識別処理を行うことにより、
一度に2つ以上の異常音を同時に捕まえることができ、
検知精度が向上する。更に、一括に取込んだA/Dデ−
タからデ−タを抽出する機能を備えているので、A/D
変換器を制御する回路と制御手段が不要になる。これに
より、処理時間が短かくなるのみならず、A/D変換器
そのものの構造も簡潔なものになり、メンテナンス性、
信頼性も向上する。
【0035】次に、本発明の変形例について説明する。
【0036】一般に、A/D変換を行い、A/Dデ−タ
を取込む時間に比して、異常音識別処理に要する時間は
短い。このような場合は、更に効果的な処理が可能であ
る。図9は、A/D変換器7の内部にバッファ部74を
設け、A/D変換と、データ抽出および識別処理を並行
して行う様にした変形例であり、図10に、この変形例
における処理の様子を時間的経過と共に示す。この変形
例によれば、信号を途切れなく自動監視することにより
ハンマリング音のような一過性で不規則に発生する音も
漏らさず検知することができる。また、センサ切替器を
省略またはセンサ個々にA/D変換器を設ければ、更に
効果が上がる。
【0037】なお、以上の説明においては音響センサを
用いた例につき述べたが、振動センサを用いても、同様
に行うことができる。また異常音には可聴音以外の振動
も含まれるものとする。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明装置においては、
一括に取込んだA/D変換デ−タについて異常音の識別
処理を行うことにより、一度に2つ以上の異常音を同時
に捕らえることができ、処理速度が上がる。その結果、
センサ数を増加させ、監視する機器を増やすことができ
る。また、センサ数をそのままにした場合には、処理精
度をより高めることができる。また、複数の異常を識別
する場合、同じデ−タを用いるので、結果の不整合がな
くなる。
【0039】更に、一括に取込んだA/D変換デ−タか
らデ−タを抽出する処理を計算機で行うことにより、A
/D変換器を制御する回路が不要になる。このことによ
り、処理時間が短くなるのみならず、A/D変換器その
ものの構造も簡潔なものになり、メンテナンス性、信頼
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するためのブロック説明
図。
【図2】上記実施例におけるA/D変換器の内部構成を
示すブロック図。
【図3】本発明の実施例の作用を示す処理フロ−図。
【図4】図3の実施例におけるデ−タ抽出処理を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図5】本発明装置のデータ抽出部において処理される
A/D変換デ−タを例示するグラフ。
【図6】本発明装置のデータ抽出部において処理された
A/D変換デ−タを例示するグラフ。
【図7】本発明装置のデータ抽出部の前後におけるデー
タを例示する説明図。
【図8】本発明の実施例の作動を示すタイミングチャ−
ト。
【図9】本発明の変形例におけるA/D変換器を例示す
るブロック図。
【図10】本発明の変形例の作動を示すタイミングチャ
−ト。
【図11】従来技術の構成を説明するためのブロック説
明図。
【図12】従来技術におけるA/D変換器の内部構成を
示すブロック図。
【図13】従来技術の作用を示す処理フロ−図。
【図14】従来技術の作動を示すタイミングチャ−ト。
【符号の説明】
1a,1b……ポンプ 2a,2b……電動機 3a,3b……弁 4……配管 5a〜5d……音響センサ 6……センサ切替装置 7……A/D変換器 8……計算機 9……警報器 71……A/D変換回路 72……データ記憶部 73……サンプリング周波数変更回路 74……バッファ部 81……スケジュール管理部 82……異常音識別処理部 83……スケジュールテーブル 84……A/D変換器制御部 85……データ抽出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の音響または振動センサと、監視
    すべき異常音の中で最も高い周波数の異常音に対応する
    サンプリング周波数で信号データをサンプリングするA
    /D変換器と、監視対象となる個々の異常に対応した周
    波数および異常の識別方法を指示するスケジュール管理
    部と、A/D変換されたデータから前記スケジュール管
    理部によって指示された周波数に従って必要なデータを
    抽出するデータ抽出部と、この抽出されたデータに基づ
    いて異常音の識別を行う異常音識別処理部とを備えるこ
    とを特徴とするプラント機器異常監視装置。
JP5104281A 1993-04-30 1993-04-30 プラント機器異常監視装置 Withdrawn JPH06313733A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522347A (ja) * 2003-04-03 2006-09-28 エスアールアイ インターナショナル リアルタイム振動イメージング方法及び装置
JP2013073630A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Fisher Rosemount Systems Inc エイリアシングを除去する改善された方法および装置
JP2018024086A (ja) * 2016-07-29 2018-02-15 オークマ株式会社 情報測定装置

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