JPH0631212A - 塗材吹付装置 - Google Patents

塗材吹付装置

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JPH0631212A
JPH0631212A JP10185692A JP10185692A JPH0631212A JP H0631212 A JPH0631212 A JP H0631212A JP 10185692 A JP10185692 A JP 10185692A JP 10185692 A JP10185692 A JP 10185692A JP H0631212 A JPH0631212 A JP H0631212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
motor
pump
spraying
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10185692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Hara
益己 原
Teruo Ando
輝夫 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
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Publication of JPH0631212A publication Critical patent/JPH0631212A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹き初めの塗材噴出圧を抑えて吹き付けにむ
らができるのを防ぐ。 【構成】 モーノポンプ11を駆動するモータ10が可
逆モータとなつている。可逆モータ10にはモータ駆動
制御装置20が接続され、エアフロースイツチ13がO
FFになつたときに、可逆モータ10を予め定めた一定
時間逆転駆動したのち改めて停止させるように機能す
る。吹き付けの停止に際してモーノポンプ11が一定時
間逆回転されてから改めて停止されることによつて、ポ
ンプ11の正方向の過剰回転による塗材の蓄圧分が取り
除かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リシン、タイル等の高
粒度の建築用塗材の吹付装置に関し、特に、吹き初めの
塗材噴出圧を抑えて吹き付けにむらができるのを防止す
るようにした塗材吹付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗材吹付装置の一例を、本発明
の一実施例を示す図1を参照して説明する。符号1は内
部に塗材通路2を形成したガンであつて、その先端に塗
材噴出用の塗材ノズル3が斜め姿勢で形成され、その塗
材ノズル3内に加圧エア噴出用のエアノズル5が背面側
を貫通して取り付けられ、エアホース6を介してエアコ
ンプレツサ7に接続されている。
【0003】ガン1の塗料通路2の後端には、上記した
エアコンプレツサ7からの加圧エアの一部をパイロツト
エアとして開閉される開閉弁9が接続され、その開閉弁
9が、モータ10によつて駆動されるモーノポンプ11
の吐出口に塗材ホース12を介して接続されている。モ
ータ10は、上記のエアホース6に介設したエアフロー
スイツチ13と接続され、エアフロースイツチ13のO
N・OFFと連動して起動と停止が行われるようになつ
ている。
【0004】すなわち、エア用の開閉弁15を開くと、
エアノズル5に加圧エアが供給され、それに伴い塗材用
の開閉弁9が開かれるとともに、エアフロースイツチ1
3を介してモータ10が起動される。それにより、モー
ノポンプ11から塗材が吐出されて塗材ノズル3に供給
され、塗材が上記の加圧エアにより粒状となつて噴出さ
れて被塗物に吹き付けられる。
【0005】そして、エア用の開閉弁15を閉じると加
圧エアの供給が停止され、それに伴い塗材用の開閉弁9
が閉じられるとともにモータ10が停止されて、吹き付
けが停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような塗
材吹付装置の塗材圧力の状態を実測値から見ると、吹き
付け時において、モータ10が駆動されてモーノポンプ
11から塗材が吐出されているときには、図3(a)に
示すように、加圧側であるポンプ側の圧力が25Kg/cm
2 であると、噴出側であるガン側の圧力は、塗材ホース
12の圧力損失で減圧されて5Kg/cm2 である。
【0007】ここで、エア用の開閉弁15を閉じると、
上記したように塗材用の開閉弁9が閉じるとともにモー
タ10が停止して塗材の噴出が停止するのであるが、モ
ータ10の慣性力や、エアフロースイツチ13の作動の
タイムラグにより、塗材用の開閉弁9が閉じてからもし
ばらくモーノポンプ11が回転するために、同図(b)
に示すように、ポンプ側の圧力が29Kg/cm2 と高くな
る。そして、モーノポンプ11が停止から数分が経過す
ると、塗材ホース12内の圧力が均一化されて、同図
(c)に示すように、特に、ガン側の圧力が15Kg/cm
2 と高圧に蓄圧された状態となる。
【0008】したがつて、次の吹き付けを行うために塗
材用の開閉弁9が開かれたときに、蓄圧された塗材が勢
い良く噴出され、その後は通常の塗材圧に下がるために
吹き付けにむらができ、それを補修するための吹き付け
等が必要となつて作業能率が悪い欠点があつた。
【0009】なお、自動機のように、加圧エアは吹き放
しで、塗材用の開閉弁9の開閉と、モータ10のON・
OFFとをスイツチで切り換えて、塗材の供給と停止の
みを制御する形式のものでも、モータ10の慣性力で上
記と同様の不具合を呈していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の塗材吹付装置
は、叙上の点に鑑み完成されたものであつて、モータ
を、塗材ポンプを正逆駆動させる可逆モータとするとと
もに、その可逆モータが正転時から停止する際に一定時
間逆転駆動してから停止させるモータ駆動制御装置を設
けた構成とした。
【0011】
【作用】本発明は上記構成になり、吹き付けの停止に際
して可逆モータの正転が停止されると、モータ駆動制御
装置の作動により、可逆モータが一定時間逆転して塗材
ポンプが逆回転されてから改めて停止される。
【0012】この塗材ポンプの逆回転により、吹き付け
の停止の際にポンプが過剰に正回転することによつて一
旦高圧となつたポンプ側の圧力が下げられ、ポンプの再
停止後に塗材ホース内の圧力が均一化された場合にも、
ガン側の圧力が通常の吹き付け作動時と同程度に抑えら
れる。
【0013】したがつて、次に吹き付けを行う場合に、
塗材用の開閉弁を開いた直後から略一定の噴出圧で塗材
が噴出される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。本実施例では、モーノポンプ11を駆
動するモータ10に、可逆モータが使用されているとと
もに、この可逆モータ10に、既述したエアフロースイ
ツチ13からの信号に基づいて可逆モータ10の駆動を
制御するモータ駆動制御装置20が接続されている。
【0015】このモータ駆動制御装置20は、エアフロ
ースイツチ13がONすると可逆モータ10を正転駆動
し、一方、エアフロースイツチ13がOFFになると、
可逆モータ10を予め定めた一定時間逆転駆動したのち
改めて停止させるようになつている。
【0016】本実施例はこのような構造になり、エア用
の開閉弁15を開くと、加圧エアが供給されまた塗材用
の開閉弁9が開かれるとともに、エアフロースイツチ1
3がONすることによりモータ駆動制御装置20を介し
て可逆モータ10が正転駆動され、モーノポンプ11か
ら塗材が吐出されて吹き付けが行われることは、従来技
術の項で説明したと同様である。
【0017】吹き付けの停止に際してエア用の開閉弁1
5を閉じると、加圧エアの供給が停止されるのと、塗材
用の開閉弁9が閉じられるのは同様であるが、エアフロ
ースイツチ13がOFFとなるのに伴い、モータ駆動制
御装置20の作動により、可逆モータ10が一定時間逆
転駆動され、モーノポーンプ11が逆回転されてから改
めて停止される。
【0018】すなわち、図2(a)に示す吹き付け状態
から、その停止時に可逆モータ10すなわちモーノポン
プ11が過剰に正回転することにより、同図(b)に示
すように、ポンプ側の圧力が29Kg/cm2 と一旦高くな
つたところ、可逆モータ10が一定時間逆転駆動される
ために、モーノポンプ11が逆回転して、同図(c)に
示すように、ポンプ側の圧力が5Kg/cm2 まで下げられ
る。そのため、その後数分が経過して塗材ホース12内
の圧力が均一化された場合にも、同図(d)に示すよう
に、ガン側の圧力が9Kg/cm2 と通常の吹き付け作動時
と同程度に抑えられる。
【0019】したがつて、次に吹き付けを行う場合に、
塗材用の開閉弁9が開かれた直後から略一定の噴出圧で
塗材が噴出される。
【0020】なお、可逆モータ10を逆転駆動する時間
は、例えば、モーノポンプ11の吐出口付近に圧力セン
サを設けて、その蓄圧値に対応して制御するようにして
もよい。
【0021】また、本発明は、加圧エアは吹き放しで、
塗材用の開閉弁9の開閉と、モータ10のON・OFF
とをスイツチで切り換えて、塗材の供給と停止のみを制
御する形式のものにも同様に適用できる。さらに、上記
実施例に示したモーノポンプに限らず、チユービングポ
ンプ等の他の回転容積型の塗材ポンプを使用した塗材吹
付装置全般について広く適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、吹き付けを停止した際に塗材ポンプが一定時間逆
転されることにより蓄圧分が取り除かれて、ガン側の圧
力が通常の吹き付け作動時と同程度に抑えられるから、
次に吹き付けを開始したときに初めから略一定の噴出圧
で塗材を噴出することができて、むらのない吹き付けを
行うことができる。それにより、補修のための吹き付け
が不要にできて作業能率を大幅に向上させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本実施例に係る塗材圧力の状態の説明図であ
る。
【図3】従来例に係る塗材圧力の状態の説明図である。
【符号の説明】
1:ガン 3:塗材ノズル 5:エアノズル 6:エア
ホース 7:エアコンプレツサ 9:(塗材用)開閉弁
10:可逆モータ 11:モーノポンプ(塗材ポン
プ) 12:塗材ホース 13:エアフロースイツチ
15:(エア用)開閉弁 20:モータ駆動制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に塗材噴出用の塗材ノズルを設けて
    該塗材ノズル内に加圧エア噴出用のエアノズルを臨ませ
    たガンを、開閉弁を介して、モーノポンプ、チユービン
    グポンプ等のモータで駆動される回転容積型の塗材ポン
    プの吐出口に塗材ホースにより接続し、前記エアノズル
    に加圧エアを供給するとともに、前記開閉弁を開きかつ
    前記塗材ポンプを駆動することにより塗材を前記塗材ノ
    ズルから粒状にして噴出して被塗物に吹き付け、前記開
    閉弁を閉じかつ前記塗材ポンプを停止させることにより
    前記吹き付けを停止するようにした塗材吹付装置におい
    て、 前記モータを、前記塗材ポンプを正逆駆動させる可逆モ
    ータとするとともに、該可逆モータが正転時から停止す
    る際に一定時間逆転駆動してから停止させるモータ駆動
    制御装置を設けたことを特徴とする塗材吹付装置。
JP10185692A 1992-03-27 1992-03-27 塗材吹付装置 Pending JPH0631212A (ja)

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JP10185692A JPH0631212A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 塗材吹付装置

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JPH0631212A true JPH0631212A (ja) 1994-02-08

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ID=14311672

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JP10185692A Pending JPH0631212A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 塗材吹付装置

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