JPH06311276A - ファクシミリ装置のフレーム構造及びカバーフレーム - Google Patents

ファクシミリ装置のフレーム構造及びカバーフレーム

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JPH06311276A
JPH06311276A JP5091641A JP9164193A JPH06311276A JP H06311276 A JPH06311276 A JP H06311276A JP 5091641 A JP5091641 A JP 5091641A JP 9164193 A JP9164193 A JP 9164193A JP H06311276 A JPH06311276 A JP H06311276A
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JP
Japan
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frame
cover
cover frame
roller
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JP5091641A
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English (en)
Inventor
Makoto Kawamoto
誠 川本
Toshihiro Kawamura
敏広 川村
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減少させて、構成を簡単にすると
ともに、組付工数を減少させ、しかも充分な剛性を確保
する。 【構成】 メインフレーム1、カバーフレーム2、トッ
プカバー4及びボトムカバー7により、装置フレーム8
を構成する。この装置フレーム8内の前部及び後部に
は、原稿P1上の画像を読み取るための読取装置9、及
び受信画データ等に基づいて記録紙P2上に記録を行う
ための記録装置10をそれぞれ配設する。カバーフレー
ム2を鋼板等の金属製板材より構成し、メインフレーム
1上に開閉回動可能に配置する。読取装置9及び記録装
置10を、この1つのカバーフレーム2を共用して同カ
バーフレーム2で覆うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置のフ
レーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のファクシミリ装置にお
いては、原稿上の画像を読み取る読取装置と受信画デー
タ等を記録紙上に記録する記録装置とが装置内部にそれ
ぞれ配設されている。通常、これらの読取装置や記録装
置の上部は開閉可能なカバーフレームで覆われており、
紙詰まりが発生したり、ロール巻き状の記録紙を補充し
たりする場合には、そのカバーフレームを開放させて、
詰まった紙の除去や記録紙の補充をするようにしてい
る。そして、従来装置では、読取装置を覆うカバーフレ
ームと、記録装置を覆うカバーフレームとが別体で設け
られており、各装置はそれぞれ別のカバーフレームによ
り覆われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来装置で
は、読取装置を覆うカバーフレームと、記録装置を覆う
カバーフレームとをそれぞれ各別に設ける必要があっ
た。そのため、部品点数が多くなって構成が複雑になる
とともに、それらのカバーフレームを装置本体に対して
それぞれ各別に取り付ける必要があり、組み立て工数が
多くなるという問題があった。
【0004】又、従来、読取装置を覆うカバーフレーム
と記録装置を覆うカバーフレームとを一体形成して、読
取装置及び記録装置を、その1つのカバーフレームで覆
うようにしたものもある。しかしながら、この従来装置
では、読取装置と記録装置との両装置が配設されている
広い範囲を覆うために、カバーフレームを大きなものと
する必要があるにもかかわらず、そのカバーフレームが
合成樹脂製材料により形成されていた。そのため、従来
装置では、カバーフレームの剛性が乏しいものとなり、
そのカバーフレームが撓み易くなったり歪み易くなった
りして、組付精度が低下するおそれがあるという問題が
あった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、部品点数を減少させ
て、構成を簡単にすることができるとともに、組付工数
を減少させることができ、しかも充分な剛性を確保する
ことができるファクシミリ装置のフレーム構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、装置フレーム内に原稿上の画像を
読み取る読取装置と受信画データ等を記録紙上に記録す
る記録装置とを有するファクシミリ装置において、前記
読取装置及び記録装置を、金属製材料よりなる1つのカ
バーフレームで覆ったものである。
【0007】
【作用】従って、本発明によれば、読取装置と記録装置
とが、金属製材料よりなる1つのカバーフレームで覆わ
れているので、読取装置及び記録装置を覆うために、カ
バーフレームを各別に設ける必要がない。しかも、この
カバーフレームは金属製材料により形成されているの
で、読取装置と記録装置との両装置が配設されている広
い範囲を覆うために、カバーフレームを大きなものとし
ても、その剛性を充分確保することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図4に示すように、ファクシ
ミリ装置のメインフレーム1は合成樹脂製材料により形
成され、その後端部(図1及び図2の右側)両側には支
持フレーム11が固定支持されている。支軸3は支持フ
レーム11に固定支持され、その支軸3には取付ブラケ
ット12が回動可能に支持されている。ほぼ四角板状を
なすカバーフレーム2は鋼板等の金属製板材よりなり、
同カバーフレーム2はその基端をもって取付ブラケット
12に一体回動可能に取り付けられて、メインフレーム
1上を開閉回動される。このカバーフレーム2の外縁部
全体にはリブ2aが上方へ折曲形成され、カバーフレー
ム2を単に平板状に形成した場合と比較して、その強度
が向上されている。
【0009】又、前記支軸3の外周にはコイルバネ13
が巻装され、そのコイルバネ13の一端が支持フレーム
11の内面に係合されるとともに、他端が取付ブラケッ
ト12の縁部に係合されている。そして、このコイルバ
ネ13の付勢力により、取付ブラケット12には上方
(図1及び図2の時計方向)への回動力が付与され、こ
れにより、同ブラケット12及びカバーフレーム2は、
斜め上方へ傾いた開成位置に回動配置される。
【0010】図1及び図2に示すように、ロックレバー
14は前記メインフレーム1内の前端部の両側に回動可
能に支持され、同レバー14は図示しないバネと規制手
段とにより所定位置に保持されている。又、図4にも示
すように、前記カバーフレーム2の先端両側には係合ピ
ン15がロックレバー14に係脱可能に対応して形成さ
れている。そして、図1に示すように、このロックレバ
ー14が係合ピン15に係合されることにより、カバー
フレーム2が前記コイルバネ13の付勢力に抗してメイ
ンフレーム1上の閉成位置にロックされる。又、ロック
レバー14には操作部16が連結固定され、その操作部
16はメインフレーム1の側面から外方へ突出している
(図3参照)。そして、この操作部16を手動にて押し
下げ操作することにより、ロックレバー14が図1の時
計方向へ回動されて、同レバー14と係合ピン15との
係合が解除される。これにより、図2に示すように、カ
バーフレーム2がコイルバネ13の付勢力により時計方
向へ回動されて、斜め上方へ傾いた開成位置に回動配置
される。
【0011】図1〜図3に示すように、合成樹脂製材料
よりなるトップカバー4は前記カバーフレーム2上に固
定され、そのカバーフレーム2と一体に開閉回動され
る。このトップカバー4の上面には、各種操作キー5a
や液晶表示部5bを有する操作パネル5が形成されると
ともに、原稿P1を積層支持する原稿支持面6が形成さ
れている。ボトムカバー7は金属板により形成され、メ
インフレーム1の下面開口部を覆うようにその下面にネ
ジにより固定されている。
【0012】そして、本実施例では、前記メインフレー
ム1、カバーフレーム2、トップカバー4及びボトムカ
バー7により、装置フレーム8が構成されている。そし
て、この装置フレーム8内の前部及び後部には、原稿P
1上の画像を読み取るための読取装置9、及び受信画デ
ータ等に基づいて記録紙P2上に記録を行うための記録
装置10がそれぞれ配設されている。そして、カバーフ
レーム2が、これら両装置9,10を覆うようにメイン
フレーム1上に開閉回動可能に配置されている。
【0013】ここで、先ず、前記読取装置9の構成につ
いて詳述する。図1及び図2に示すように、前記メイン
フレーム1の前部上面は下ガイド面17を構成してお
り、カバーフレーム2の前部下面は上ガイド面18を構
成している。つまり、図1に示すように、カバーフレー
ム2がメインフレーム1上の閉成位置にロックされた状
態では、上ガイド面18が下ガイド面17に所定間隔を
おいて対向配置されて、両ガイド面17,18間に原稿
P1のための原稿移送通路19が形成される。
【0014】原稿挿入口20は、前記原稿移送通路19
と対応するようにトップカバー4に形成されている。繰
込ローラ21は原稿移送通路19に臨むように、メイン
フレーム1に後述する駆動モータ54により積極回転可
能に支持されている。分離パッド22はカバーフレーム
2の下面に取り付けられ、カバーフレーム2の閉成状態
で、繰込ローラ21の外周面と接触するように同ローラ
21と対向配置されている。
【0015】ここで、前記分離パッド22の構成及びそ
の取付構造について詳細に説明する。図4及び図5に示
すように、カバーフレーム2には一対の係合孔23aを
有するパッド取付片23が切り起こし形成されている。
一方、図5及び図6に示すように、分離パッド22はホ
ルダ24を有し、そのホルダ24の両側には前記パッド
取付片23の係合孔23aに係合可能な一対の係止爪2
4aが一体形成されている。又、ホルダ24には一対の
係合突起24bが一体形成され、その係合突起24bに
パッド本体25がその係合孔25aをもって、ガイド板
26を介して係止される。又、ホルダ24を挟むように
して板バネ27が取り付けられ、これにより分離パッド
22が構成される。
【0016】そして、この分離パッド22は、図5に示
すように、ホルダ24の係止爪24aが、前記パッド取
付片23の係合孔23aに下方から係止されることによ
り、カバーフレーム2に対して取付固定される。そし
て、図1及び図10に示すように、カバーフレーム2の
閉成状態では、分離パッド22のパッド本体25が、板
バネ27の付勢力により繰込ローラ21の外周に圧接さ
れるとともに、ガイド板26がそのパッド本体25の両
側において、同じく繰込ローラ21の外周に圧接され
る。
【0017】そして、前記原稿支持面6上の原稿P1が
原稿挿入口20から装置内部へ挿入されるとともに、繰
込ローラ21と分離パッド22との協動により1枚ずつ
分離されて、原稿移送通路19中に送られる。原稿移送
通路19中に繰り込まれた原稿P1は、ガイド板26に
より繰込ローラ21の外周に圧接されて、同ローラ21
の回転により確実に送られる。
【0018】図1及び図2に示すように、搬送ローラ2
8及び排出ローラ31は原稿移送通路19の途中にそれ
ぞれ配設され、後述する駆動モータ54により積極回転
可能な駆動ローラ29,32とその駆動ローラ29,3
2に圧接する従動ローラ30,33とを有している。そ
して、原稿移送通路19中の原稿P1は、これら搬送ロ
ーラ28及び排出ローラ31の回転により送りを付与さ
れて、装置前端の原稿排出口34から外部へ排出され
る。
【0019】ここで、前記搬送ローラ28及び排出ロー
ラ31の取付構造について詳細に説明する。図4、図7
〜図9に示すように、カバーフレーム2の上面には各一
対の2組のローラ支持片35,36が切り起こし形成さ
れ、各ローラ支持片35,36はカバーフレーム2の幅
方向においてそれぞれ互いに対向するように配置されて
いる。尚、2組のローラ支持片35,36のうち、1組
のローラ支持片35の片方はカバーフレーム2の側部近
傍に配置されている。これらローラ支持片35,36に
はほぼ円形状をなす軸受収容溝37,38が上方へ開放
するように切り欠き形成され、その開放部の幅は溝3
7,38の内周径より小さくなるように形成されてい
る。又、ローラ支持片35,36の一側部には係止溝3
9,40が切り欠き形成されている。
【0020】一方、図7〜図9に示すように、前記搬送
ローラ28及び排出ローラ31の各駆動ローラ29,3
2の回転軸29a,32aの両端側には、軸受体41,
42が相対回転可能に取り付けられている。この軸受体
41,42は、回転軸29a,32aを支持する軸受部
43,44とその軸受部43,44に一体形成された操
作部45,46とを有し、操作部45,46の先端外面
には係合突起45a,46aが一体形成されている。
又、軸受部43,44は、その外周径が前記軸受収容溝
37,38の内周径とほぼ同一径に形成されるととも
に、その外周面の一部には一対の平行なカット面が対向
形成されている。そして、そのカット面間の幅は、軸受
収容溝37,38の開放部の幅とほぼ同一幅或いは若干
狭い幅になるように形成されている。
【0021】そして、図8に示すように、軸受体41,
42の軸受部43,44のカット面を軸受収容溝37,
38の開放部と対向させた状態で、その軸受部43,4
4を軸受収容溝37,38内に収容する。この状態で、
図9に示すように、操作部45,46を回動操作して、
同操作部45,46に形成された係合突起45a,46
aを、ローラ支持片35,36の係止溝39,40に係
止させる。これにより、図7に示すように、軸受部4
3,44が軸受収容溝37,38内に固定され、搬送ロ
ーラ28及び排出ローラ31の各駆動ローラ29,32
が、カバーフレーム2上のローラ支持片35,36間に
回転可能に支持される。そして、この取付状態では、各
駆動ローラ29,32が、用紙移送通路19を移送され
る原稿P1の幅方向中央部に対応するように、カバーフ
レーム2の幅方向ほぼ中央部に配置され、その外周下部
が用紙移送通路19側へ露出される。尚、搬送ローラ2
8側の駆動ローラ29の回転軸29aは、カバーフレー
ム2の側部近傍に位置するローラ支持片35に支持され
るように延長されている。
【0022】一方、図1及び図2に示すように、搬送ロ
ーラ28及び排出ローラ31の各従動ローラ30,33
は、メインフレーム1に回転可能に支持され、用紙移送
通路19を移送される原稿P1の幅方向中央部に対応す
るように、下ガイド面17に沿って配置されている。そ
して、カバーフレーム2の閉成状態で、同フレーム2上
の各駆動ローラ29,32がメインフレーム1上の各従
動ローラ30,33にそれぞれ対向配置される。尚、図
示しないが、各従動ローラ30,33は板バネにより駆
動ローラ29,32側へ付勢されており、カバーフレー
ム2の閉成状態で駆動ローラ29,32の外周に圧接さ
れる。
【0023】次に、前記搬送ローラ28及び排出ローラ
31の各駆動ローラ29,32の駆動構成について詳述
する。図7及び図10に示すように、各駆動ローラ2
9,32の回転軸29a,32aの一端には歯付きプー
リ49,50が固定され、両歯付きプーリ49,50間
にはタイミングベルト51が掛装されている。又、搬送
ローラ28側の駆動ローラ29の回転軸29aの延長端
部には、ギア52が一体回転可能に取着されている。こ
のギア52はその外周下部がカバーフレーム2の下面側
へ露出している。
【0024】図10に示すように、モータブラケット5
3はメインフレーム1内の一側部に支持され、同ブラッ
ケット53に前記駆動モータ54が取付支持されてい
る。駆動モータ54の出力軸には駆動ギア55が固定さ
れている。又、前記繰込ローラ21の回転軸の一端には
ギア21aが固定され、そのギア21aがモータブラケ
ット53上に支持された複数のギア56A〜56Dを介
して駆動ギア55に作動連結されている。従って、駆動
モータ54の駆動に伴い、複数のギア55,56A〜5
6D,21aを介して、繰込ローラ21及が回転され
る。
【0025】又、図10に示すカバーフレーム2の閉成
状態では、前記搬送ローラ28の駆動ローラ29側のギ
ア52が、モータブラケット53上の1つのギア56C
と噛み合う。従って、この閉成状態で、駆動モータ54
の駆動に伴い、複数のギア55,56A〜56C,52
を介して搬送ローラ28が回転されるとともに、その搬
送ローラ28の回転に伴い、タイミングベルト51を介
して排出ローラ31も一体的に回転される。
【0026】図1及び図2に示すように、前記搬送ロー
ラ28と排出ローラ31との間において、メインフレー
ム1には原稿移送通路19と対向するように読取窓57
が形成されている。そして、この読取窓57を通して、
原稿移送通路19中を移送される原稿P1にLEDより
なる光源58より光が照射される。そして、その原稿P
1からの反射光が複数のミラー59及びレンズ60を介
してCCDよりなるイメージセンサ61に導かれて、原
稿P1上の画像の読み取りが行われる。
【0027】尚、前記メインフレーム1の内面には取付
フレーム62がネジ等により固定され、その取付フレー
ム62に前述の光源58、ミラー59、レンズ60、及
びイメージセンサ61が取付支持されている。つまり、
本実施例では、原稿P1上の画像を読み取るためのこれ
らの光学系部品が、1つの取付フレーム62に一体的に
取り付けられてユニット化されている。
【0028】次に、前記記録装置10の構成について詳
述する。図1及び図2に示すように、前記メインフレー
ム1のほぼ中間部には用紙収容部63が形成され、その
用紙収容部63内にはロール巻き状の記録紙P2が収容
されている。又、図4にも示すように、用紙収容部63
と対応する位置において、カバーフレーム2には断面円
弧状をなす凹所64がプレス成形され、用紙収容部63
内の記録紙P2の外周上部はこの凹所64内に位置して
いる。
【0029】つまり、用紙収容部63内の記録紙P2と
対応する箇所において、カバーフレーム2に凹所64を
形成することにより、その凹所64の箇所においての
み、カバーフレーム2は上方へ若干突出している。これ
により、カバーフレーム2を単に平板状に形成した場合
と比較して、前記凹所64を除いた部分のカバーフレー
ム2の高さ位置を全体的に低くすることができる。従っ
て、このカバーフレーム2上に取り付けられるトップカ
バー4の高さ位置も全体的に低いものとすることがで
き、これにより、装置を薄型状に形成して、装置全体の
小型化を図ることができる。加えて、ほぼ四角板状をな
すカバーフレーム2上に、このような凹所64をプレス
成形することにより、カバーフレーム2を単に平板状に
形成した場合と比較して、その強度を向上させることが
できる。
【0030】図1及び図2に示すように、プラテンロー
ラ65はメインフレーム1上に図示しない駆動モータに
より積極回転可能に支持され、記録紙P2の幅方向に沿
って延びるように配置されている。又、そのプラテンロ
ーラ65と対向するように、カバーフレーム2の下面に
はサーマルヘッド66が支持ブラケット67を介して支
持されている。尚、支持ブラケット67は同じくカバー
フレーム2の下面に取り付けられた板バネ68により、
プラテンローラ65側へ付勢されている。これにより、
カバーフレーム2の閉成状態で、支持ブラケット67上
のサーマルヘッド66がプラテンローラ65上の記録紙
P2に密着される。又、プラテンローラ65の上流側に
おいて、カバーフレーム2の下面には屈曲部69aを有
する用紙ガイド69が取り付けられている。
【0031】ここで、前記支持ブラケット67及び板バ
ネ68等の取付構造について詳細に説明する。図4及び
図11に示すように、前記カバーフレーム2の基端側に
はその幅方向に沿って3つの板バネ取付部73が切り起
こし形成されている。又、その板バネ取付部73の近傍
において、カバーフレーム2には左右一対の前部係合孔
74が形成されている。更に、カバーフレーム2の基端
側の縁部には、後部係合孔75aを有する左右一対の支
持片75が下方へ折曲形成されている。
【0032】一方、図1、図2及び図11に示すよう
に、前記支持ブラケット67は左右に延びるほぼ長板状
をなしている。そして、この支持ブラケット67の下面
に前記サーマルヘッド66が取付支持され、そのサーマ
ルヘッド66は支持ブラケット67の長手方向に沿って
延びるように配置されている。この支持ブラケット67
の前後両縁には各一対の前部係合爪76及び後部係合爪
77が上方へ折曲形成されている。又、支持ブラケット
67の左右両縁には、規制片78が下方へ折曲形成され
ている。
【0033】又、前記用紙ガイド69は、左右方向に延
びる長板状の金属板をその長手方向に沿って折り曲げる
ことにより形成され、その上面側には一対の突起69b
が切り起こし形成されている。
【0034】そして、図11に示すように、前記カバー
フレーム2の各板バネ取付部73には、同フレーム2の
下方から、板バネ68がネジ79によりそれぞれ取付支
持される。そして、その板バネ68の取付状態で、カバ
ーフレーム2の前部係合孔74及び後部係合孔75aに
は、同フレーム2の下方から、前記支持ブラケット67
の前部係合爪76及び後部係合爪77がそれぞれ係合さ
れる。これにより、支持ブラケット67が、板バネ68
により下方へ付勢された状態で、カバーフレーム2の下
面に吊下支持される。更に、この支持ブラケット67の
取付状態で、カバーフレーム2の下面には前記用紙ガイ
ド69がネジ80により固定される。このとき、用紙ガ
イド69の突起69bが支持ブラケット67の前縁に当
接して、カバーフレーム2に対する支持ブラケット67
の前後方向(図1の左右方向)移動が規制される。
【0035】以上のようにして、カバーフレーム2に対
する板バネ68、支持ブラケット67及び用紙ガイド6
9の取り付けが行われる。この状態で、図1に示すよう
に、カバーフレーム2をメインフレーム1上における閉
成位置に回動配置すると、メインフレーム1側のプラテ
ンローラ65に対して、カバーフレーム2側のサーマル
ヘッド66が同ローラ65の軸線方向に沿って延びるよ
うに対向配置される。このとき、支持ブラケット67の
規制片78が、プラテンローラ65の回転軸の両端に係
合される。これにより、プラテンローラ65に対して、
支持ブラケット67上のサーマルヘッド66がその前後
方向において正確に位置決めされる。又、支持ブラケッ
ト67が板バネ68により下方へ付勢されていることに
より、サーマルヘッド66がプラテンローラ65上の記
録紙P2に圧接される。
【0036】そして、前記用紙収容部63内から送り出
された記録紙P2は、サーマルヘッド66によりプラテ
ンローラ65上に支持されるとともに、同プラテンロー
ラ65の回転により送りを付与される。そして、記録紙
P2がプラテンローラ65上に支持された状態で、受信
画データ等に基づいて、サーマルヘッド66により記録
紙P2上に印字が行われる。
【0037】尚、用紙収容部63内の記録紙P2は、プ
ラテンローラ65側へ至る過程において、そのロール巻
き状態で外周側となる面が、用紙ガイド69の屈曲部6
9aに摺接されて反対側へ屈曲される。これにより、ロ
ール巻き状態の記録紙P2は、カールを延ばされた状態
でプラテンローラ65側へスムーズに案内され、紙詰ま
り等のトラブルの発生が極力防止される。
【0038】印字後の記録紙P2は上下一対の用紙ガイ
ド70間及びカッタ機構71の可動刃71aと固定刃7
1bとの間を介して装置の外部へ排出され、図3に示す
記録紙トレー72上に載置される。そして、1ページ分
の画データの印字が終了すると、カッタ機構71の可動
刃71aが作動されて、同可動刃71aと固定刃71b
との間において記録紙P2が切断される。
【0039】さて、上記のように構成されたファクシミ
リ装置では、装置フレーム8内に読取装置9及び記録装
置10が配設され、これら両装置9,10は1つのカバ
ーフレーム2を共用して同カバーフレーム2で覆われて
いる。従って、前記従来とは異なり、読取装置9及び記
録装置10を覆うために、各装置9,10に対応してカ
バーフレームをそれぞれ各別に設ける必要がないととも
に、それらのカバーフレームをメインフレーム1に対し
てそれぞれ各別に取り付ける必要もない。そのため、カ
バーフレーム2を1つ用意するだけで良いとともに、そ
のカバーフレーム2を開閉回動可能に支持する支軸3や
同カバーフレーム2を閉成状態で保持するためのロック
レバー14等の各種部品も1組分用意するだけで良い。
従って、部品点数を減少させて、構成を簡単にすること
ができるとともに、組み立て工数を減少させることがで
きる。
【0040】又、この実施例では、前記カバーフレーム
2が金属板により形成されているので、読取装置9と記
録装置10との両装置が配設されている広い範囲を覆う
ために、カバーフレーム2を大きなものとしても、その
剛性を充分確保することができる。しかも、この実施例
では、そのカバーフレーム2にリブ2aや凹所64を形
成することにより、その強度が更に向上されているの
で、前記従来とは異なり、カバーフレームが撓んだり歪
んだりして組付精度が低下するというおそれがない。
【0041】又、カバーフレーム2に凹所64を形成し
て、用紙収容部63内の記録紙P2の外周上部をこの凹
所64内に位置させることにより、その凹所64を除い
た部分のカバーフレーム2の高さ位置を全体的に低くす
ることができ、ひいては装置を薄型状に形成して、装置
全体の小型化を図ることができる。
【0042】更に、この実施例では、カバーフレーム2
には、搬送ローラ28及び排出ローラ31の各駆動ロー
ラ29,32を支持するためのローラ支持片35,3
6、及び分離パッド22を取付支持するためのパッド取
付片23が一体形成されている。更に、このカバーフレ
ーム2には、支持ブラケット67を係合支持するための
係合孔74,75a、及び板バネ68を取り付けるため
の板バネ取付部73等も一体形成されている。即ち、本
実施例のカバーフレーム2は、読取装置9及び記録装置
10の両装置を覆うだけでなく、それら読取装置9や記
録装置10を構成する各種部品の一部が取付支持される
支持フレームの役割もなしている。従って、これら、各
種部品を取付支持するための支持フレームを、このカバ
ーフレーム2とは別に新たに設ける必要もなく、装置の
構成を更に簡単にすることができて、製作コストを低減
することができる。
【0043】尚、本実施例では、装置の基本フレームを
構成するメインフレーム1が合成樹脂製材料により一体
成型され、そのメインフレーム1に読取装置9や記録装
置10を構成する各種部品のほとんどが直接取り付け支
持されている。つまり、このメインフレーム1は単に装
置の外観を構成しているだけでなく、各種部品を取り付
け支持するための支持フレームの役割もなしている。そ
して、このような構成を採ることにより、本実施例で
は、装置の構成を簡単にして、装置の低コスト化及び軽
量化を極力図るようにしている。
【0044】この場合、基本フレームとなるメインフレ
ーム1が合成樹脂製材料により形成されているが、装置
の充分な強度を確保するためには、装置の一部を金属製
材料により形成することが望ましい。そのため、本実施
例のように、カバーフレーム2及びボトムカバー7を金
属板により形成することは、装置全体の剛性アップを図
る上で非常に有効である。つまり、本実施例のカバーフ
レーム2は、カバーフレーム自身としての剛性アップを
図ることにより、装置全体の剛性アップにも大きく寄与
している。
【0045】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の
構成を以下のように変更して具体化することも可能であ
る。 (1)カバーフレーム2の形状を適宜変更すること。 (2)カバーフレーム2に対する駆動ローラ29,32
や支持ブラケット67等の支持構成を適宜変更するこ
と。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、部
品点数を減少させて、構成を簡単にすることができると
ともに、組付工数を減少させることができ、しかも充分
な剛性を確保することができるという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したファクシミリ装置のフレー
ム構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】カバーフレームを開成位置に回動配置した状態
を示す断面図である。
【図3】ファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図4】カバーフレームを示す斜視図である。
【図5】カバーフレームのパッド取付片に対する分離パ
ッドの取付構成を示す分解斜視図である。
【図6】分離パッドを示す分解斜視図である。
【図7】カバーフレームのローラ支持片に対する駆動ロ
ーラの取付構成を示す部分斜視図である。
【図8】同じくローラ支持片に対する駆動ローラの取付
構成を示す部分断面図である。
【図9】駆動ローラをローラ支持片に取り付けた状態を
示す部分断面図である。
【図10】繰込ローラ及び駆動ローラの駆動構成を示す
部分断面図である。
【図11】カバーフレームに対する支持ブラケット等の
取付構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…装置フレームを構成するメインフレーム、2…装置
フレームを構成するカバーフレーム、4…装置フレーム
を構成するトップカバー、7…装置フレームを構成する
ボトムカバー、9…読取装置、10…記録装置、P1…
原稿、P2…記録紙。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置のフ
レーム構造及びカバーフレームに関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、部品点数を減少させ
て、構成を簡単にすることができるとともに、組付工数
を減少させることができ、しかも充分な剛性を確保する
ことができるファクシミリ装置のフレーム構造及びカバ
ーフレームを提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、装置フレーム内に原稿上の
画像を読み取る読取装置と受信画データ等を記録紙上に
記録する記録装置とを有するファクシミリ装置におい
て、前記読取装置及び記録装置を、金属製材料よりなる
1つのカバーフレームで覆ったことを要旨とする。ま
た、請求項2の発明では、ファクシミリ装置上部中央に
原稿挿入口を形成し、ファクシミリ装置前方に原稿排出
口を形成するとともに、前記カバーフレームの連続面で
構成されたガイド面と、同カバーフレームと対向する位
置に配設したメインフレームの同じく連続面で構成され
たガイド面により原稿移送通路を形成したことを要旨と
する。また、請求項3の発明では、 装置フレーム内に
原稿上の画像を読み取る読取装置と受信画データ等を記
録紙上に記録する記録装置とを有するファクシミリ装置
の装置フレームを、合成樹脂よりなるトップカバーと合
成樹脂よりなるメインフレームと、同トップカバーとメ
インフレームの間に配置した金属材料製よりなる1つの
カバーフレームと、メインフレームの裏面に配置したボ
トムカバーとにより構成したことを要旨とする。請求項
4の発明では、前記カバーフレームには同カバーフレー
ム下方に配設したメインフレームに形成した用紙収容部
と対応する位置に空所を形成し、同用紙収容部内に収容
される記録紙の頂部が収納の際に同空所内に突出可能に
構成することを要旨とする。また、請求項5の発明で
は、 前記カバーフレームはメインフレームの上方に配
置されて同メインフレームを開放可能に覆い、同カバー
フレームに対しては少なくとも搬送ローラ、排出ロー
ラ、分離パッド及びサーマルヘッドの各部品が同カバー
フレームの裏面側に露出して装着されたことを要旨とす
る。また、請求項6の発明では、前記カバーフレームは
ファクシミリ装置の上方を覆う開放可能なトップカバー
の裏面に配設されて同トップカバーの裏面の全域を覆う
ことを要旨とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】従って、本願請求項1の発明によれば、読取装
置と記録装置とが、金属製材料よりなる1つのカバーフ
レームで覆われているので、読取装置及び記録装置を覆
うために、カバーフレームを各別に設ける必要がない。
しかも、このカバーフレームは金属製材料により形成さ
れているので、読取装置と記録装置との両装置が配設さ
れている広い範囲を覆うために、カバーフレームを大き
なものとしても、その剛性を充分確保することができ
る。また、請求項2の発明によれば、前記カバーフレー
ムの連続面で構成されたガイド面と、対向する位置に配
設したメインフレームのガイド面とにより原稿移送通路
が形成されたため、原稿挿入口から挿入された用紙は連
続面間を中途で引っ掛かることなく搬送され、スムーズ
に排出される。また、請求項3の発明によれば、合成樹
脂よりなるトップカバーと合成樹脂よりなるメインフレ
ームと、同トップカバーとメインフレームの間に配置し
た金属製材料よりなる1つのカバーフレームと、メイン
フレームの裏面に配置したボトムカバーとにより装置フ
レームを構成して、樹脂だけでなく金属製材料を間に介
したため剛性の向上が期待できる。また、請求項4の発
明によれば、メインフレームに形成した用紙収容部と対
応する位置のカバーフレームに空所を形成したため用紙
収容部内に収容される記録紙の頂部がこの空所に突出
し、空所の分だけ全体の丈を低く構成することが可能と
なる。更に請求項5の発明によれば、メインフレームの
上方のカバーフレームには搬送ローラ、排出ローラ、分
離パッド及びサーマルヘッドの各部品が同カバーフレー
ムの裏面側に露出して装着されているため、カバーフレ
ームのメインフレームからの開放時にこれら部品が外部
方向に露出し点検が容易となる。請求項6の発明によれ
ば、カバーフレームはファクシミリ装置の上方を覆う開
放可能なトップカバーの裏面に配設されて同トップカバ
ーの裏面の全域を覆うため、頻繁に開放されるトップカ
バーの剛性に寄与する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1〜図3に示すように、合成樹脂製材料
よりなるトップカバー4は前記カバーフレーム2上に固
定され、図1及び図2に示すようにカバーフレーム2は
トップカバー4の裏面でトップカバー4の全域を覆って
いる。そしてトップカバー4はカバーフレーム2と一体
に開閉回動される。このトップカバー4の上面には、各
種操作キー5aや液晶表示部5bを有する操作パネル5
が形成されるとともに、原稿P1を積層支持する原稿支
持面6が形成されている。ボトムカバー7は金属板によ
り形成され、メインフレーム1の下面開口部を覆うよう
にその下面にネジにより固定されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで、先ず、前記読取装置9の構成につ
いて詳述する。図1及び図2に示すように、前記メイン
フレーム1の前部上面は下ガイド面17を構成してお
り、カバーフレーム2の前部下面は上ガイド面18を構
成している。つまり、図1に示すように、カバーフレー
ム2がメインフレーム1上の閉成位置にロックされた状
態では、上ガイド面18が下ガイド面17に所定間隔を
おいて対向配置されて、連続面として構成された両ガイ
ド面17,18間に原稿P1のための原稿移送通路19
が形成される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に、前記記録装置10の構成について詳
述する。図1及び図2に示すように、前記メインフレー
ム1のほぼ中間部には用紙収容部63が形成され、その
用紙収容部63内にはロール巻き状の記録紙P2が収容
されている。又、図4にも示すように、用紙収容部63
と対応する位置において、カバーフレーム2には断面円
弧状をなす空所たる凹所64がプレス成形され、用紙収
容部63内の記録紙P2の外周上部はこの凹所64内に
位置している。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また、カバーフレーム2の連続面とされて
いる上ガイド面18と、対向する位置に配設したメイン
フレーム2の下ガイド面17とにより原稿移送通路19
が形成されたため、原稿挿入口20から挿入された原稿
P1は連続面間を中途で引っ掛かることなく搬送され、
原稿排出口34よりスムーズに排出されるためジャム等
の不具合の発生頻度が極めて低くなる。更に、メインフ
レーム1の上方のカバーフレーム2には搬送ローラ2
8、排出ローラ31、分離パッド22及びサーマルヘッ
ド66等の各部品が同カバーフレーム2の裏面側に露出
して装着されているため、図2に示すようにトップカバ
ー4の開放時にカバーフレーム2の裏面のこれら部品が
外部方向に露出し掃除や部品の交換等の保守・点検が容
易となる。尚、図2ではトップカバー4は完全に開放さ
れていないが、記録紙P2のセットのために更に大きく
開放されるようになっており、サーマルヘッド66の掃
除も容易に行うことが可能である。またカバーフレーム
2はトップカバー4の裏面の全域を覆っているため、開
閉時におけるトップカバーに加わる応力が分散され、ト
ップカバー4の剛性に寄与する。尚、この発明は前記実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で、各部の構成を以下のように変更して具体化
することも可能である。 (1)例えば、前記カバーフレーム2に形成された凹所
64を打ち抜きプレス加工により空所としての貫通孔を
形成するようにしてもよい。貫通孔であっても、全体の
丈を低く構成することでは同じである。この場合、更に
貫通孔周縁にリブを立設すれば強度的を保持することが
できる。)カバーフレーム2の形状を適宜変更すること。 ()カバーフレーム2に対する駆動ローラ29,32
や支持ブラケット67等の支持構成を適宜変更するこ
と。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1の発明
によれば、部品点数を減少させて、構成を簡単にするこ
とができるとともに、組付工数を減少させることがで
き、しかも充分な剛性を確保することができる。請求項
2の発明によれば、原稿挿入口から挿入された用紙は中
途で引っ掛かることなく搬送され、スムーズに排出され
ることとなる。請求項3の発明によれば、樹脂だけでな
く金属製材料を間に介したため剛性の向上が期待でき
る。また、請求項4の発明によれば、用紙収容部内に収
容される記録紙の頂部がカバーフレームの空所に突出す
るので空所の分だけ全体の丈を低く構成することが可能
となる。更に請求項5の発明によれば、カバーフレーム
のメインフレームからの開放時に分離パッド等の部品が
外方に露出し保守・点検が容易となる。請求項6の発明
によれば、頻繁に開放されるトップカバーの剛性に寄与
するという各々の優れた効果を発揮する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…装置フレームを構成するメインフレーム、2…装置
フレームを構成するカバーフレーム、4…装置フレーム
を構成するトップカバー、7…装置フレームを構成する
ボトムカバー、9…読取装置、10…記録装置、17…
ガイド面たる下ガイド面、18…ガイド面たる上ガイド
面、19…原稿移送通路、22…分離パッド、28…搬
送ローラ、31…排出ローラ、64…空所たる凹所、6
6…サーマルヘッド、P1…原稿、P2…記録紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置フレーム内に原稿上の画像を読み取
    る読取装置と受信画データ等を記録紙上に記録する記録
    装置とを有するファクシミリ装置において、前記読取装
    置及び記録装置を、金属製材料よりなる1つのカバーフ
    レームで覆ったファクシミリ装置のフレーム構造。
JP5091641A 1993-04-19 1993-04-19 ファクシミリ装置のフレーム構造及びカバーフレーム Pending JPH06311276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005331769A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Sharp Corp 画像形成装置
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