JPH06310637A - 車両用インバータ装置の放熱促進機構 - Google Patents

車両用インバータ装置の放熱促進機構

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JPH06310637A
JPH06310637A JP9421393A JP9421393A JPH06310637A JP H06310637 A JPH06310637 A JP H06310637A JP 9421393 A JP9421393 A JP 9421393A JP 9421393 A JP9421393 A JP 9421393A JP H06310637 A JPH06310637 A JP H06310637A
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inverter device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな占有スペースで設置可能であると共
に、ノイズ音を最小限に低下し得る車両用インバータ装
置の放熱促進機構を提供するものである。 【構成】 車両用空調装置のダクト9には、インバータ
装置1のヒートシンク5を接続可能な接続筒部3が設け
られ、接続筒部3内には電動型ダンパ2が備えられてい
る。又、インバータ装置1の発熱部6近傍には温度セン
サ7が設けられ、この温度センサ7はコントローラ4に
接続されている。コントローラ4は、温度センサ7から
の温度検出信号に応じて電動型ダンパ2を制御する。こ
れにより、ダクト9内の熱交換器12,13により得ら
れる熱交換気A3は、電動型ダンパ2から通気量が調節
された上でヒートシンク5へと吹き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として電気自動車等
の車両に搭載され、空調装置を駆動する電動機の回転数
を調節するインバータ装置に対して放熱促進を行うイン
バータ装置の放熱促進機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインバータ装置には、空
調装置を駆動する電動機の回転数調節時に際して動力負
荷等に伴って発生する熱を効果的に放出するための放熱
促進機構が備えられている。この放熱促進機構は、イン
バータ装置本体に備えられる放熱部(ヒートシンク)を
含む。ヒートシンクには大型放熱フィンを備えたもの
や、放熱フィンと冷却ファンとを備えたもの等がある。
【0003】図3は後者のインバータ装置1の基本構成
を示したもので、同図(A)はその側面図を示し、同図
(B)はその正面図を示している。
【0004】このインバータ装置1の場合、外観上はヒ
ートシンク5上にケース10が設けられた構成になって
いる。又、ヒートシンク5上のケース10内に位置する
部分には3つの発熱部6が設けられている。ヒートシン
ク5には冷却ファン8を収納すると共に、多数のスリッ
トSを有する放熱フィンが取り付けられている。
【0005】このような放熱促進機構の場合、インバー
タ装置の動力負荷時に発熱部6にて発熱が生じると、そ
の熱エネルギーの大部分はヒートシンク5自体に伝わっ
て自然冷却されるが、その一部は各スリットSを通して
直接外気へ放出される。冷却ファン8は自然冷却のみで
は不足する場合にヒートシンク5に送風する強制冷却手
段として併用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した大型放熱フィ
ンをヒートシンクに備えた車両用インバータ装置の場
合、インバータ装置自体が大型となって設置スペースを
要するため、小型車には設置できないという難点があ
る。
【0007】又、放熱フィン及び冷却ファンをヒートシ
ンクに備えた車両用インバータ装置の場合、インバータ
装置自体を小型化できる利点はあるが、冷却ファンの回
転音がノイズとなって車室内に籠り易いという問題があ
る。特に、電気自動車の場合には停止時に走行用の駆動
モータが止まっても冷却ファンの回転は継続するため、
ファンノイズが気に掛かり易い。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、小さな占有スペースで
設置可能であると共に、ノイズ音を最小限に低下し得る
車両用インバータ装置の放熱促進機構を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両用
空調装置を起動する電動機の回転数を調節すると共に、
発熱を放出するための放熱部を備えた車両用インバータ
装置の放熱促進機構であって、車両用空調装置の熱交換
時に得られる熱交換気を案内するダクトは、放熱部を接
続して該熱交換気を該放熱部に導入するための接続筒部
を有する車両用インバータ装置の放熱促進機構が得られ
る。
【0010】又、本発明によれば、上記車両用インバー
タ装置の放熱促進機構において、ダクト内に送風のため
の送風機を設けた車両用インバータ装置の放熱促進機構
が得られる。
【0011】更に、本発明によれば、上記何れかの車両
用インバータ装置の放熱促進機構において、接続筒部内
には熱交換気の通気量を調節するための風量調節器が備
えられ、風量調節器はコントローラにより制御される車
両用インバータ装置の放熱促進機構が得られる。
【0012】加えて、本発明によれば、上記車両用イン
バータ装置の放熱促進機構において、放熱部の付近の温
度を検出して温度検出信号を出力する温度検出手段を備
え、コントローラは、温度検出信号に基づいて風量調節
器を制御する車両用インバータ装置の放熱促進機構が得
られる。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の車両用インバ
ータ装置の放熱促進機構について、図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る車両用イ
ンバータ装置1の放熱促進機構の基本構成をダクト9を
組み合わせた状態で示したものである。
【0014】ダクト9は風路を形成するものであり、イ
ンバータ装置1のヒートシンク(放熱部)5を接続する
ための接続筒部3が設けられている点を除けば汎用的な
構成となっている。このダクト9は、一端側に外気A1
吸入用の吸入口と内気A2吸入用の吸入口とを有し、こ
れらの各吸入口からの通気はその近傍に設けられた内外
気切り替えダンパD1によって調節される。
【0015】又、ダクト9内には内外気切り替えダンパ
D1からやや隔てた位置にブロワファン(図示せず)を
回転駆動するためのブロワモータ11が設けられてお
り、ダクト9内の奥には熱交換器12,13が備えられ
ている。熱交換器13の周囲には一対のエアミックスダ
ンパD2が設けられ、その熱交換時に得られる熱交換気
A3の通気を調節できるようになっている。ここで、ブ
ロワファン及びブロワモータ11は、熱交換気A3をダ
クト9に送風するための送風機として働く。
【0016】更に、ダクト9の他端側の一方には、モー
ド切り替えダンパD4によって熱交換気A3の通気が調
節され、車室内の下位から熱交換気A3を吹き出すため
の吹き出し口が設けられ、この吹き出し口からやや隔て
た位置には他のモード切り替えダンパD4によって熱交
換気A3の通気が調節されるデフロスター(霜取り装
置)14が設けられている。
【0017】加えて、ダクト9の他端側の他方には、車
室内の中位から熱交換気A3を分配的に吹き出すために
幾つかに枝別れした風路から成る送風部が設けられてい
る。この送風部は、別のモード切り替えダンパD3によ
って熱交換気A3の通気が調節されるセンタ部と、この
センタ部の両側に分岐されたサイド部とから成る。セン
タ部の風路の吹き出し口付近には熱交換気A3の吹き出
しの向きを調節するためのセンタレジスタ(抵抗板)R
2,R3が設けられ、サイド部の風路の吹き出し口付近
には熱交換気A3の吹き出しの向きを調節するためのサ
イドレジスタ(抵抗板)R1,R4が設けられている。
【0018】ところで、上述した接続筒部3は、図示の
如くサイドレジスタR4を有するサイド部の風路の側縁
に設けられている。この接続筒部3内には、熱交換気A
3の通気量を調節するための風量調節器としての電動型
ダンパ2が設けられている。電動型ダンパ2は、車両用
インバータ装置1及びダクト9の外に備えられたコント
ローラ4により制御される。又、車両用インバータ装置
1には、発熱部6近傍にこの発熱部6付近の温度を検出
して温度検出信号を出力する温度センサ7が備えられて
いる。コントローラ4は温度センサ7からの温度検出信
号に基づいて電動型ダンパ2を制御する。
【0019】図2は、車両用インバータ装置1の要部構
成を示したもので、同図(A)はその側面図を示し、同
図(B)はその正面図を示している。
【0020】このインバータ装置1の場合も、外観上は
ヒートシンク5上にケース10が設けられた構成になっ
ているが、全体的に小型化されている。ここではヒート
シンク5上のケース10内に位置する部分に3つの発熱
部6と1つの温度センサ7とが設けられ、ヒートシンク
5には多数のスリットSを有する放熱フィンが取り付け
られている。このインバータ装置1においては、特にヒ
ートシンク5と放熱フィンとが著しく小型化されてい
る。
【0021】このような構成の放熱促進機構は、車両用
空調装置(図示せず)の駆動時には、熱交換器12,1
3の熱交換時(通常は冷房時)に得られる熱交換気A3
がブロワファンによって接続筒部3へ送風される。
【0022】一方、インバータ装置1においては温度セ
ンサ7が各発熱部6付近の温度を検出し、温度検出信号
をコントローラ4に送出する。コントローラ4では、温
度検出信号を入力し、その温度変化に応じて接続筒部3
内の電動型ダンパ2を制御する。これにより、熱交換気
A3は電動型ダンパ2から通気量が調節された上でヒー
トシンク5へと吹き出され、発熱部6での放熱が促進さ
れる。
【0023】即ち、この放熱促進機構の場合、インバー
タ装置1には予め車両用空調装置から得られる熱交換気
A3を利用することが考慮されているため、上述したよ
うにヒートシンク5及び放熱フィンの小型化が実施さ
れ、しかも冷却ファンを不要としている。
【0024】尚、実施例ではインバータ装置1におい
て、3つの発熱部6と1つの温度センサ7とを備えた場
合について説明したが、これらの数は限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の車両用
インバータ装置の放熱促進機構によれば、車両用空調装
置から得られる熱交換気を利用してインバータ装置の放
熱部の放熱を促進するようにしているため、インバータ
装置自体を小型化した上で小さな占有スペースで設置で
きるようになる。又、この放熱促進機構の場合、インバ
ータ装置に冷却ファンを備える必要が無く、従来の如く
冷却ファンの回転によるノイズ音の発生が無くなるの
で、インバータ装置が静閑に運転される。従って、この
放熱促進機構は電気自動車等への適用が極めて有効とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用インバータ装置
の放熱促進機構の基本構成を示したものである。
【図2】図1に示す車両用インバータ装置の要部構成を
示したもので、(A)は側面図、(B)は正面図であ
る。
【図3】従来の放熱促進機構を備えた車両用インバータ
装置の基本構成を示したもので、(A)は側面図、
(B)は正面図である。
【符号の説明】 1 インバータ装置 2,D1,D2,D3 ダンパ 3 接続筒部 4 コントローラ 5 ヒートシンク 6 発熱部 7 温度センサ 8 冷却ファン 9 ダクト 10 ケース 11 ブロワモータ 12,13 熱交換器 R1,R2,R3,R4 レジスター(抵抗板)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用空調装置を起動する電動機の回転
    数を調節すると共に、発熱を放出するための放熱部を備
    えた車両用インバータ装置の放熱促進機構であって、前
    記車両用空調装置の熱交換時に得られる熱交換気を案内
    するダクトは、前記放熱部を接続して該熱交換気を該放
    熱部に導入するための接続筒部を有することを特徴とす
    る車両用インバータ装置の放熱促進機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動機用駆動装置の放熱
    促進機構において、前記ダクト内に送風のための送風機
    を設けたことを特徴とする車両用インバータ装置の放熱
    促進機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電動機用駆動装置
    の放熱促進機構において、前記接続筒部内には前記熱交
    換気の通気量を調節するための風量調節器が備えられ、
    前記風量調節器はコントローラにより制御されることを
    特徴とする車両用インバータ装置の放熱促進機構。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電動機用駆動装置の放熱
    促進機構において、前記放熱部の付近の温度を検出して
    温度検出信号を出力する温度検出手段を備え、前記コン
    トローラは、前記温度検出信号に基づいて前記風量調節
    器を制御することを特徴とする車両用インバータ装置の
    放熱促進機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08159635A (ja) * 1994-12-06 1996-06-21 Nec Corp 電子部品の冷却装置
CN102085788A (zh) * 2009-12-03 2011-06-08 现代自动车株式会社 用于电动车的空调***和控制其的方法
JP2013233828A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用空調装置

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