JPH06309747A - 磁気装置 - Google Patents

磁気装置

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JPH06309747A
JPH06309747A JP5116323A JP11632393A JPH06309747A JP H06309747 A JPH06309747 A JP H06309747A JP 5116323 A JP5116323 A JP 5116323A JP 11632393 A JP11632393 A JP 11632393A JP H06309747 A JPH06309747 A JP H06309747A
Authority
JP
Japan
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tape
head cylinder
guide
guides
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP5116323A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Obata
学 小畑
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5116323A priority Critical patent/JPH06309747A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フォーマット状の全ての記録再生が可能な径を
有するヘッドシリンダを採用しても、記録再生装置もし
くは再生装置の機構の厚み方向の小型化を図ることがで
きる。 【構成】テープに記録されている情報を再生もしくはテ
ープに情報を記録再生するためのヘッドシリンダHを備
える磁気装置において、上記テープの巻き取り側TR
に、上記ヘッドシリンダH側から順に、回転テープガイ
ド50と、少なくとも2つの傾斜したテープガイド5
2,54を配置した磁気装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば8ミリVTR等
において、テープに記録されている情報を再生するか、
もしくはテープに情報を記録再生することができるヘッ
ドシリンダを備える磁気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気装置として例えば8ミリVTRにお
いては、従来のフォーマットに従ってテープの情報を再
生したりあるいはテープへ情報を記録するために、標準
径のヘッドシリンダあるいは標準径より小径のヘッドシ
リンダを使用している。
【0003】この標準径のヘッドシリンダは、図7に示
すようなヘッドシリンダであり、例えば直径が40mmで
ある。また、小径のヘッドシリンダは、図8に示すよう
なヘッドシリンダであり、例えば直径が26.6mmであ
る。
【0004】一般に、8ミリVTRをカメラ一体型等の
ポータブル機として使用する場合に、8ミリVTR全体
の外形サイズの小型化が商品価値を上げていることか
ら、その内部に搭載されるメカニカルな構成要素の配置
を工夫して小型化を促進することが重要である。このた
めに、8ミリVTR全体の小型化が比較的容易である図
8の小径のヘッドシリンダ2が採用されている。
【0005】しかしながら、この小径のヘッドシリンダ
2では、フォーマットで定められているPCM音声の記
録再生が理論的に不可能であるという欠点を持ってい
る。すなわち、図8に示すように小径のヘッドシリンダ
2を用いて、PCM音声の記録再生を行おうとすると、
小径のヘッドシリンダ2では、たとえば331.5°の
巻き付け角が必要となり、図8に示すように現実的には
テープ引出し側のテープガイド4とテープ巻き取り側の
テープガイド3が幾何学的に干渉してしまう。このため
に、小径のヘッドシリンダ2を用いて、全てのフォーマ
ットを満足するテープパスを構成することが困難であ
る。
【0006】これに対して、図7の標準径のヘッドシリ
ンダ1では、フォーマットを満たすようにするために
は、最低でも221°の巻き付け角が必要であるが、フ
ォーマット上の全ての記録再生が可能であり、この標準
径のヘッドシリンダ1を採用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この標準径
のヘッドシリンダ1を使用してテープの記録再生装置を
構成する場合には、例えば図9に示すようなM型のテー
プパスを構成する。このM型のテープパスは、テープ引
出し側のテープガイド5,6とテープ巻き取り側のテー
プガイド7,8、およびヘッドシリンダ1により構成さ
れている。
【0008】この標準径のヘッドシリンダ1を使用した
場合に、テープの記録再生装置の平面投影面積を最小に
して小型化するために、図9に示すように、標準径のヘ
ッドシリンダ1をカセットテープCの内側、つまりカセ
ット蓋(図示しない)の下方に入り込ませることにより
小型化を図ることが考えられる。
【0009】しかし、このカセット蓋の位置は定まって
いるために、ヘッドシリンダ1の取り付け傾斜角度をで
きるだけ小さくして、ヘッドシリンダ1の回転平面をほ
ぼ水平にしなければ、図7に示すようにヘッドシリンダ
1の角部P1が厚み方向(垂直軸VL方向)にそって下
方に大きく出てしまうことになる。
【0010】従来VHSやDATなどで採用されている
上述したテープ引出し側とテープ巻き取り側にそれぞれ
傾斜ガイド5,7を有するM型のテープパスを用いる場
合には、図7と図9に示すヘッドシリンダ1の回転中心
軸CLと垂直軸VLとの成す取り付け傾斜角度θとして
例えば15度前後の大きな傾斜角度をとらないと、幾何
学的にこのテープパスが成り立たなくなってしまう。
【0011】このように、この取り付け傾斜角度θを例
えば15度前後に大きくとってしまうと、上述したよう
にヘッドシリンダ1の角部P1が下方向に出っ張ってし
まい、記録再生装置の機構の厚みを、矢印X方向すなわ
ち図7において上下方向にそって小さくすることができ
ない。したがって、ヘッドシリンダ1の取り付け傾斜角
度θを例えば15度前後に大きくとってしまうことは、
記録再生装置の厚み方向の小型化にとって不適切であ
る。そこで、ヘッドシリンダの取り付け傾斜角度を小さ
くして記録再生装置の厚みを減ずる必要がある。
【0012】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであって、フォーマット状の全ての記録再生が
可能な径を有するヘッドシリンダを採用しても、記録再
生装置もしくは再生装置の機構の厚み方向の小型化を図
ることができる、磁気装置を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、テープに記録されている情報を再生もしくはテ
ープに情報を記録再生するためのヘッドシリンダを備え
る磁気装置において、上記テープの巻き取り側に、上記
ヘッドシリンダ側から順に、回転テープガイドと、少な
くとも2つの傾斜したテープガイドを配置した構成とな
る磁気装置により、達成される。
【0014】また、本発明にあっては、好ましくは前記
回転テープガイドは傾斜されており、前記少なくとも2
つの傾斜したテープガイドは固定テープガイドである。
さらに、本発明にあっては、好ましくは前記テープの引
出し側にも、傾斜したテープガイドが配置されている
【0015】
【作用】ヘッドシリンダに巻き付けたテープを、回転テ
ープガイドと、少なくとも2つの傾斜したテープガイド
を介して、テープにひねりやねじりを起こさずに所定に
位置まで戻すことができる。この所定の位置とは、例え
ばテープカセット内の位置である。すなわち、回転テー
プガイドにより、ヘッドシリンダに巻き付けたテープの
高さを上げ、そして、少なくとも2つの傾斜したテープ
ガイドにより、テープの面の向きを直して、テープにひ
ねりやねじりを起こさないようにする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0017】図1は、本発明の磁気装置の好ましい実施
例としての記録再生装置を示しており、この記録再生装
置は好ましくは8ミリVTRである。また図2はこの図
1の記録再生装置を示す斜視図である。
【0018】図1と図2において、シャーシ10には、
ヘッドシリンダHが図示しない取り付け部品を介して回
転可能に取り付けられている。このヘッドシリンダH
は、図示しないモータにより回転できるようになってい
る。
【0019】カセットCは、カセット装填装置(図示せ
ず)により、図3に示すシャーシ11の所定の位置に図
1と図2に示す状態にまで図1の矢印Xの方向に移動し
て設定される。この状態では、図1の紙面における上下
方向に関する外形サイズの小型化のために、シリンダヘ
ッドHは、テープTのカセットCの内側近くに入り込む
ようにして位置されている。
【0020】図1の状態に装填された状態において、テ
ープTは、テープローディング装置(図示せず)によ
り、カセットC内から引き出されて、しかも所定のフォ
ーマットに沿った記録再生ができるようにするために、
ヘッドシリンダHの周面に対して巻き付けることができ
るようになっている。このテープTは、キャプスタン6
0とピンチローラ(図示せず)の間に挟まれて、キャプ
スタン60の回転によってテープTの搬送が行われる。
【0021】テープTは、図1で特に示すように、平面
で見てほぼM型のテープパス、すなわちテープの走行経
路にそって走行されるようになっている。このテープパ
スを形成するのは、次に説明するテープ引出し側TPと
テープ巻き取り側TRにそれぞれ配置された複数のテー
プガイド、およびテープ巻き取り側TRに配置されたキ
ャプスタン60である。
【0022】なお、テープ引出し側TPにおいて一点鎖
線で示す大きい円LCと小さい円SCは、テープTがま
だほとんど引き出されていない状態と、テープTがほと
んど引き出された状態をそれぞれ示している。同様にし
て、テープ巻き取り側TRにおいて一点鎖線で示す大き
い円LC1と小さい円SC1は、テープTがまだほとん
ど巻き取られた状態と、テープTがほとんど巻き取られ
ていない状態をそれぞれ示している。
【0023】まず、テープ引出し側TPのテープガイド
について、図1と図2により説明する。テープ引出し側
TPは、テープ引出し側リール30に対応しており、テ
ープガイド20,22,24,26を備えている。テー
プガイド20は、テープガイド22,24に比べて小径
のガイドである。また、テープガイド22はテープガイ
ド24に比べて大きい径を有している。テープガイド2
0は、その軸L1がシャーシ10に対して垂直になって
いる。また、テープガイド22の軸L2もシャーシ10
に対して垂直である。さらに、テープガイド24の軸L
3もシャーシ10に対して垂直である。
【0024】しかしテープガイド26は、その軸L4が
図1と図3と図4に特に示すように、傾斜している。こ
のテープガイド26の軸L4は、幾何学的に求められる
ある一定の方向に一定の角度だけ傾斜して設定されてい
る。このテープガイド26に一定角度テープを巻き付け
ることにより、最も簡単にテープ平面をカセット内のテ
ープ平面に戻すことが可能ないわゆるM型テープパスと
同様な考え方で、テープTをヘッドシリンダHに巻き付
けた平面からカセットC内のテープ平面へと戻すことが
可能となる。
【0025】次に、ヘッドシリンダHについて説明す
る。図1ないし図3のヘッドシリンダHは、例えば標準
径のヘッドシリンダであり、40mmの直径を有してい
る。このヘッドシリンダHは、PCM音声等の記録再生
を含むフォーマット状の全ての記録再生が可能なヘッド
シリンダである。
【0026】図3のヘッドシリンダHの回転中心軸LO
は、垂直軸VLに対して所定の取り付け傾斜角度Aの角
度で傾斜して配置されており、図示しないモータにより
回転可能になっている。この垂直軸VLはシャーシ10
およびシャーシ11に対して直交している。この傾斜角
度Aは、例えば約7°である。
【0027】この傾斜角度Aは、記録再生装置全体の小
型化を達成するために、カセットCの内側に効率良くヘ
ッドシリンダHが入り込めるように、従来のM型テープ
パスを採用した場合に比べて、好ましくは半分以下の小
さい角度となっている。これにより、図3に示すよう
に、ヘッドシリンダの角部P1の上下方向Xに対する突
き出し量Dを少なくすることができる。このために上下
方向Xに沿った記録再生装置の幅Wを小さくすることが
できる。
【0028】次に、図1と図2に示すテープ巻き取り側
TRの各テープガイドおよびキャプスタンについて説明
する。
【0029】図1と図2に示すように、テープ巻き取り
側TRはテープ巻き取り側リール40に対応している。
このテープ巻き取り側TRでは、回転テープガイド5
0、テープガイド52,54,56およびキャプスタン
60を有している。
【0030】回転テープガイド50は、テープTの走行
により回転するテープガイドである。この回転テープガ
イド50の回転軸L5は、一定の方向に一定の角度だけ
傾斜している。また、テープガイド52,54,56
は、好ましくは回転しない固定のテープガイドである。
【0031】図4に示すように、テープガイド52の軸
L6は、一定の方向に一定の角度だけ傾斜している。さ
らにテープガイド54の軸L7も一定の方向に一定の角
度だけ傾斜している。さらにテープガイド56の中心軸
L8はシャーシ10に対して垂直である。すなわち図3
の垂直軸VLと平行である。さらにキャプスタン60の
軸L9もテープガイド56の軸L8と平行である。
【0032】回転テープガイド50と、テープガイド5
2,54は、ヘッドシリンダH側から図4に示す順に回
転テープガイド50、テープガイド52、テープガイド
54が配列されている。
【0033】この実施例では、ヘッドシリンダHの取り
付け傾斜角度Aを、たとえば約7度と小さく設定してい
るので、所定の必要な巻き付け角を確保するために、図
3に示すように、テープT自体をヘッドシリンダHの外
周面SHに対して傾斜して巻き付けている。このため
に、もしも、テープ巻き取り側TRにおいて、既に述べ
たテープ引出し側TPと同じようなM型テープパスの方
法でテープTをガイドしようとすると、記録再生装置の
小型化という目的にかなう空間領域内で,テープ平面を
テープ巻き取り側のリール40に対応して戻すことが幾
何学的に不可能である。
【0034】その原因の1つは、図3に示すようにテー
プ巻き取り側TRでヘッドシリンダHの外周面SHから
テープTが離脱する時の高さが、カセットCの高さ位置
に比べて低い位置にあるためである。さらに、図5に示
すように、ヘッドシリンダHの外周面SHに巻きついた
テープTの離脱方向がヘッドシリンダHにおいては、矢
印Y1方向に沿って下方へと向っているからである。
【0035】これを解決するために、まずヘッドシリン
ダHの外周面SHからテープTが離脱した後で、図6に
示すように最初の回転テープガイド50により一定の角
度以上巻き付けることによって、テープTの向う方向を
カセットCの高さとの差が縮まる方向に変える。
【0036】次に、図3に示すように、それぞれ幾何学
的に求められるある一定の方向に一定の角度だけ傾斜し
て設定されている2本のテープガイド52,54によっ
て、テープTの平面を,カセットC内の平面の位置B1
へと戻すことができる。
【0037】このように、図3に示したヘッドシリンダ
Hの傾斜角度Aを小さく設定して記録再生装置の厚みW
を小さくして小型化する場合には、図1のテープ巻き取
り側TRのテープTの位置がカセットCの位置に比べて
下がってしまう。
【0038】すなわち、回転テープガイド50の付近の
テープTの位置がカセットCの位置に比べて低い位置に
ある欠点があるが、しかし回転テープガイド50とそし
て2つの傾斜ガイド52,54により、そのテープTの
平面の位置を図3に示すようにカセットCにおける所定
の中間位置B1まで上斜め方向に強制的に戻すことがで
きる。
【0039】次に、上述した実施例においてテープパス
を構成した場合に、テープガイドの幾何学的条件につい
て説明する。図1のテープ引出し側TPの傾斜ガイドで
あるテープガイド26の幾何学的条件、すなわちテープ
ガイド26の軸L4の傾斜角度と方向は、ヘッドシリン
ダHの高さとヘッドシリンダHの取り付け傾斜角度A、
つまりヘッドシリンダHの空間的位置によって一義的に
決定される。
【0040】また、テープ巻き取り側TRの回転テープ
ガイド50と傾斜テープガイド52,54の空間的位置
および巻き付け角度は、ヘッドシリンダHの空間的位
置、および3本のテープガイドの内いずれかの2本の空
間的位置が決定されると一義的に決定する。
【0041】従って、3本のテープガイド50,52,
54の内の2本までは、図1に示す記録再生装置の小型
化に影響を与えない範囲内で自由に設定することが可能
である。
【0042】また、図1のテープ引出し側TPにおいて
は、テープガイド24は、テープガイド26からテープ
ガイド24へ向うテープTの延長線上に位置していれ
ば、それ以降のカセットCまでのテープガイド22,2
0のような垂直に設定されるテープガイドの本数や巻き
付け角に制限はない。
【0043】同様にして、テープ巻き取り側TRにおい
てもキャプスタン60は、テープガイド54からキャプ
スタン60に向うテープTの延長線上に位置していれ
ば、それ以降カセットCまでのテープガイド56のよう
な垂直に設定されるテープガイドの本数や巻き付け角に
制限はない。
【0044】従って、M型テープパスが幾何学的に不可
能であるほどヘッドシリンダHをほぼ水平に設定もしく
は設置するテープパスにおいては、本発明の実施例にお
けるテープパスの構成、つまりテープ引出し側TPに傾
斜したテープガイド26を1つ設定し、テープ巻き取り
側TRにおいては順に回転テープガイド50を1つそし
て少なくとも2つの傾斜したテープガイド52,54を
設定すれば、上述した自由度の中でテープパスを構成す
ることができる。
【0045】また、上記実施例では、標準形のヘッドシ
リンダHの回転平面をシャーシ10,11の平面にほぼ
近づくように設定しており、ヘッドシリンダHの角部P
1の突き出し量Dを極力小さくすることができる。この
ために、8mmVTRのような記録再生装置の厚みを小
さくして小型化が図れる。このため、標準形のヘッドシ
リンダHを採用した採用した8mmVTRのような記録
再生装置は、小径のヘッドシリンダを採用した8mmV
TRのような記録再生装置と同程度の大きさにすること
ができる。さらに、標準形のヘッドシリンダを採用でき
るので、8mmのフォーマットの全ての記録再生が可能
である。
【0046】ところで本発明は上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例では、8mmVTRのような
テープの記録再生装置を例にして説明したが、これに限
らず、本発明はテープの再生専用装置にも適用すること
ができる。
【0047】また、ヘッドシリンダの巻き取り側に、ヘ
ッドシリンダ側から順に回転テープガイドと少なくとも
2つの傾斜した固定テープガイドを配置すれば良く、そ
の他のテープガイドを追加的に配置しても、本発明の範
囲に属する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーマット状の全ての記録再生が可能な径を有するヘ
ッドシリンダを採用しても、記録再生装置もしくは再生
装置の機構の厚み方向の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気装置の好ましい実施例として,8
ミリVTRの記録再生装置を示す平面図。
【図2】図1に示す記録再生装置を示す斜視図。
【図3】図1の記録再生装置におけるヘッドシリンダお
よびその周辺の複数のテープガイドの位置関係およびこ
れらのテープガイドによるテープのガイド状態を示す側
面図。
【図4】各テープガイドのみを示す図3に対応する図。
【図5】テープの移動方向を示す図。
【図6】テープの移動方向を示す図。
【図7】従来の標準のヘッドシリンダを用いた例を示す
図。
【図8】従来の小径のヘッドシリンダを用いた例を示す
図。
【図9】従来のVTRの磁気記録再生装置を示す平面
図。
【符号の説明】
10 シャーシ 20 テープガイド 22 テープガイド 24 テープガイド 26 テープガイド 30 テープ引き出し側リール 40 テープ巻き取り側リール 50 回転テープガイド 52 傾斜テープガイド 54 傾斜テープガイド 56 テープガイド 60 キャプスタン C カセット H ヘッドシリンダ L1,L2, 軸 L3,L4, 軸 L5,L6, 軸 L7,L8 軸 LO ヘッドシリンダの回転中心軸 T テープ TP テープ引出し側 TR テープ巻き取り側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに記録されている情報を再生もし
    くはテープに情報を記録再生するためのヘッドシリンダ
    を備える磁気装置において、 上記テープの巻き取り側に、上記ヘッドシリンダ側から
    順に、回転テープガイドと、少なくとも2つの傾斜した
    テープガイドを配置した構成となる、磁気装置。
  2. 【請求項2】 前記回転テープガイドは傾斜されてお
    り、前記少なくとも2つの傾斜したテープガイドは固定
    テープガイドである、請求項1に記載の磁気装置。
  3. 【請求項3】 前記テープの引出し側にも、傾斜したテ
    ープガイドが配置されている、請求項1または請求項2
    に記載の磁気装置。
JP5116323A 1993-04-20 1993-04-20 磁気装置 Pending JPH06309747A (ja)

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JP5116323A JPH06309747A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 磁気装置

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JP5116323A JPH06309747A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 磁気装置

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