JPH06304655A - 帯材検査設備 - Google Patents

帯材検査設備

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Publication number
JPH06304655A
JPH06304655A JP5116593A JP11659393A JPH06304655A JP H06304655 A JPH06304655 A JP H06304655A JP 5116593 A JP5116593 A JP 5116593A JP 11659393 A JP11659393 A JP 11659393A JP H06304655 A JPH06304655 A JP H06304655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
reel
deflector roll
roll
conveyor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5116593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Arakami
久良 荒神
Kazuhiko Horie
一彦 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5116593A priority Critical patent/JPH06304655A/ja
Publication of JPH06304655A publication Critical patent/JPH06304655A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 帯材の両面を作業員が安全、確実に目視検査
でき、作業時間の短縮やスクラップ処理を容易化しうる
設備の提供。 【構成】 コイル状帯材52をペイオフリール40で巻
戻し、先端をシヤー30、ローラテーブル20を通過さ
せてデフレクタロール2の下方に送りガイドプレート3
に当接して上方に湾曲しながら進行する。帯材52をデ
フレクタロール2に押圧しスナバロール4を回転してデ
フレクタロールに巻回し、スナバロール及びデフレクタ
ロールを回転して帯材の先端をリール11のグリップ溝
11aに挿入しグリップして、帯材をペイオフリールで
巻戻しながら台車1を移動し、リールとデフレクタロー
ルとの間の帯材の上面の表面Bで目視検査する。帯材を
ペイオフリール40で巻戻すと共に、テンションリール
10で巻取り、ローラテーブル上の裏面Aで目視検査す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状に巻取られた
金属帯材の表面検査設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の帯材検査設備の一例の概念
を示す側面図である。図3に示すように、従来のコイル
状に巻取られた金属帯材の表面検査設備は、帯材52を
ペイオフリール40によってコイル51から巻戻し、ベ
ルトコンベア60によってテーブル70上に移動させな
がらベルトコンベア60の上方の裏面検査位置Aで帯材
52の裏面から目視による検査を行ない、ペイオフリー
ル40の機側の表面検査位置Bで、回転するコイル50
の側面、すなわち帯材52の表面から目視による検査を
行なっている。
【0003】そして、帯材52に傷が有ればシヤー30
によって該部分を切断し、スクラップにして廃却してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来の装置では、帯材52を検査する長さに限度があ
る。
【0005】また帯材52の不良部が長いとその処理が
大変であるので、作業時間を多く要する不具合があっ
た。
【0006】さらに、作業員をペイオフリール40の機
側のコイル51が回転する表面検査位置Bに配置しなけ
ればならないので危険であり、安全性が低下する不具合
もあった。
【0007】本発明は、上記各不具合点を解決するため
に提案されたもので、帯材の両面を同時に検査すること
が可能で帯材スクラップの処理が容易であり、安全性の
高い帯材検査設備を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の帯材検査設備は、帯材をコイル状
に巻取った後、この帯材を巻戻してその表面及び裏面を
目視検査する設備において、帯材を巻取ったコイルを装
着し巻戻すためのペイオフリールと、このペイオフリー
ルの出側に配設したコンベアと、このコンベアの出側で
前記帯材の長さ方向に移動するデフレクタロールと、こ
のデフレクタロールの出側で前記帯材をデフレタクロー
ルの下方から巻回させる円弧状のガイドプレートと、前
記デフレクタロールに前記ガイドプレートによって下方
から巻回した帯材を上方から押圧して水平方向に進行さ
せるスナバロールと、リールに前記帯材の端部を把持す
るグリッパを設けて前記デフレクタロールの入側で帯材
の板幅方向にリトラクトするテンションリールと、この
テンションリールと前記コンベアとの間でコンベアと平
行に移動するスクラップコイル搬送装置と、前記ペイオ
フリールとコンベアとの間またはコンベアとデフレクタ
ロールとの間に介装した切断機とを具備したことを特徴
としている。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明の帯材検査設備
は、帯材コイルをペイオフリールに装着して巻戻しなが
ら、その先端部をコンベアによってデフレクタロールの
下方に送給すると、帯材の先端部はガイドプレートに当
接して上方に湾曲しながら進行する。
【0010】そして、帯材をスナバロールによって上方
よりデフレクタロールに向けて押圧し、スナバロールを
回転すると帯材はデフレクタロールに巻回し、さらに、
スナバロール及びデフレクタロールを回転して帯材を水
平方向に進行させてテンションリールに送給し、その先
端部をリールのグリッパによってグリップする。
【0011】次に、スナバロール及びデフレクタロール
を回転すると共に、帯材をペイオフリールによって巻戻
しながらデフレクタロールを出側(反テンションリール
側)に移動させるとこのデフレクタロールとテンション
リールとの間の帯材の上面で一方の面の検査位置が形成
される。
【0012】この状態で帯材をペイオフリールによって
巻戻すと共に、テンションリールによって巻取り、前記
一方の面の検査位置及びコンベア上の他方の面の検査位
置で帯材を両面から任意の長さで検査する。
【0013】そして、帯材に不良部分が有ればシヤーに
よって切断してテンションリールによって巻取り、この
テンションリールをリトラクトして巻取られたスクラッ
プコイルをスクラップコイル搬送路の上方に移動し、ス
クラップコイル搬送装置によって支持し、テンションリ
ールをさらにリトラクトしてスクラップコイルからリー
ルを脱抜し、このスクラップコイルをスクラップコイル
搬送装置によって搬送する。
【0014】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の一実施例である帯材検査設備を示
す側面図、図2は図1のII−II断面図である。
【0015】図1及び図2において、1は台車であり、
該台車上にはデフレクタロール2が回転自在に軸着され
ると共に、先端部にスナバロール4及びこのスナバロー
ル4を回転させる図示しないモータが装設されたガイド
プレート3が油圧シリンダ6及びレバー5によって回動
するように軸着され、該台車1は油圧シリンダ7によっ
てレール9上を帯材52の長さ方向に移動するように構
成されている。
【0016】10はテンションリールであり、グリップ
溝11aを設けたリール11が軸着され、デフレクタロ
ール2の入側に配設されていて、図2に示す油圧シリン
ダ13によってガイドレール14上で帯材52の板幅方
向に移動するように構成されている。
【0017】20はローラテーブルであり、デフレクタ
ロール2の入側に配設されている。25はコイルカーで
あり、図2に示すようにローラテーブル20と平行に敷
設されたレール26上に載置されている。
【0018】30は帯材52の不良部分を切断するシヤ
ーであり、ローラテーブル20の入側に配設されてい
る。
【0019】40は帯材52を巻取ったコイル51を装
着するペイオフリールである。
【0020】次に、本装置の作用について説明する。帯
材52を巻取ったコイル51をペイオフリール40に装
着して巻戻し、その先端部をシヤー30、ローラテーブ
ル20を通過させてデフレクタロール2の下方に送給す
ると、帯材52の先端部はガイドプレート3に当接して
図1に示すように上方に湾曲しながら進行する。
【0021】そして、ガイドプレート3を回動して帯材
52を該ガイドプレート3に装着したスナバロール4に
よってデフレクタロール2に押圧し、スナバロール4を
モータにより回転すると帯材52はデフレクタロール2
に巻回し、さらに、スナバロール4及びデフレクタロー
ル2を回転して帯材52の先端部をリール11のグリッ
プ溝11aに挿入しリール11を回転してグリップす
る。
【0022】次に、図1に2点鎖線で示すように、スナ
バロール4及びデフレクタロール2を回転すると共に、
帯材52をペイオフリール40によって巻戻しながら台
車1を移動させると、リール11とデフレクタロール2
との間の帯材52の上面で表面検査位置Bが形成され
る。
【0023】この状態で帯材52をペイオフリール40
によって巻戻すと共に、テンションリール10によって
巻取り、前記表面検査位置Bとローラテーブル20上の
裏面検査位置Aとで帯材52を両面から任意の長さで検
査する。
【0024】そして、帯材52に不良部分が有ればシヤ
ー30によって切断し、テンションリール10によって
巻取り、このスクラップコイル53を図示しないバンデ
ィング装置によってバンド掛する。
【0025】次に、テンションリール10を図2に示す
ようにリトラクトして巻取られたスクラップコイル53
をレール26の上方に移動し、コイルカー25によって
支持してテンションリール10をさらに図2中左方にリ
トラクトし、スクラップコイル53からリール11を脱
抜し、このスクラップコイル53をコイルカー25によ
って搬送する。
【0026】以上本発明の一実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本
発明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
りそれらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の帯材検査設
備によれば、帯材の長さ方向に移動するデフレクタロー
ルと、このデフレクタロールの出側で帯材をデフレクタ
ロールに巻回させる円弧状のガイドプレートと、デフレ
クタロールに下方から巻回した帯材を上方から押圧して
水平方向に進行させるスナバロールと、リールに前記帯
材の端部を把持するグリッパを設けて帯材の板幅方向に
リトラクトするテンションリールとをコイル状に巻取っ
た帯材を巻戻してその表・裏面を目視する検査設備に設
けたことにより、安全な位置に裏面検査位置及び表面検
査位置を形成することができるので、帯材の両面を作業
員が確実かつ安全に目視検査することができる。また、
スクラップの処理も容易になり、作業時間を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る帯材検査設備の側面図
である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来の帯材検査設備の概念を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 台車 2 デフレクタロール 3 ガイドプレート 4 スナバロール 6,7,13 油圧シリンダ 10 テンションリール 11 リール 11a グリップ溝 20 ローラテーブル 30 シヤー 40 ペイオフリール 52 帯材 A 裏面検査位置 B 表面検査位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯材をコイル状に巻取った後、この帯材
    を巻戻してその表面及び裏面を目視検査する設備におい
    て、帯材を巻取ったコイルを装着し巻戻すためのペイオ
    フリールと、このペイオフリールの出側に配設したコン
    ベアと、このコンベアの出側で前記帯材の長さ方向に移
    動するデフレクタロールと、このデフレクタロールの出
    側で前記帯材をデフレタクロールの下方から巻回させる
    円弧状のガイドプレートと、前記デフレクタロールに前
    記ガイドプレートによって下方から巻回した帯材を上方
    から押圧して水平方向に進行させるスナバロールと、リ
    ールに前記帯材の端部を把持するグリッパを設けて前記
    デフレクタロールの入側で帯材の板幅方向にリトラクト
    するテンションリールと、このテンションリールと前記
    コンベアとの間でコンベアと平行に移動するスクラップ
    コイル搬送装置と、前記ペイオフリールとコンベアとの
    間またはコンベアとデフレクタロールとの間に介装した
    切断機とを具備したことを特徴とする帯材検査設備。
JP5116593A 1993-04-21 1993-04-21 帯材検査設備 Withdrawn JPH06304655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5116593A JPH06304655A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 帯材検査設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5116593A JPH06304655A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 帯材検査設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06304655A true JPH06304655A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14690985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5116593A Withdrawn JPH06304655A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 帯材検査設備

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JP (1) JPH06304655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7654161B2 (en) * 2004-11-10 2010-02-02 Siemens Vai Metals Technologies Sas Method and device of inspection of a rolled band

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7654161B2 (en) * 2004-11-10 2010-02-02 Siemens Vai Metals Technologies Sas Method and device of inspection of a rolled band

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704