JPH063033Y2 - リフト車の延出部材の壁画への接触表示装置 - Google Patents

リフト車の延出部材の壁画への接触表示装置

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JPH063033Y2
JPH063033Y2 JP14237988U JP14237988U JPH063033Y2 JP H063033 Y2 JPH063033 Y2 JP H063033Y2 JP 14237988 U JP14237988 U JP 14237988U JP 14237988 U JP14237988 U JP 14237988U JP H063033 Y2 JPH063033 Y2 JP H063033Y2
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JP14237988U
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実 大川原
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高層マンション、高層団地等の高層階へ貨物
を搬送するリフト車の改良に係り、特に台車より延出さ
せる延出部材が目的とする壁面等に確実に接触したこと
を表示するリフト車のガイドレール壁面接触装置に関す
るものである。
〔従来技術〕
高層建築物の建設に伴って、そうした高速建築物に対す
る貨物の搬入、搬出手段もかつての人力中心から、次第
に機械化導入が進み、現在ではリフト車の開発がなされ
主導的な地位を確率するに至っている。
ところで、従来のそうしたリフト車は、台車上に装備し
たターンテーブルに起伏、伸縮自在な延出部材(ガイド
レール)を装備し、このガイドレールに沿ってバケット
(通い箱)を昇降させて所定の貨物を目的階に搬入、搬
出すべく構成しており、機械化導入の目的は十分に達成
していると言えるが、ガイドレールが壁面等に確実に接
触したことを表示するための表示手段が設けられていな
いために、作業に際し、ガイドレールが壁面等へ接触し
たことを確認する唯一の手段は、地上にいるオペレータ
の目視による確認か、ガイドレールを臨ませる高層階に
て待機している補助者の目視による確認に頼っているの
が実情である。
〔考案が解決すべき問題〕
従って、ガイドレールが壁面等に確実に接触していない
にもかかわらず、誤って接触したものと判断して貨物の
搬入、搬出作業を開始することがしばしば有り、従って
思わぬ事故を招き非常に危険であり、ガイドレールの壁
面への接触を確実に検出することの出来る簡易な装置の
開発が待たれているのが現状である。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、高層マンション、高層団地等の高層
階へ貨物を搬送するリフト車の改良に係り、特に台車よ
り延出させる延出部材が目的とする壁面等に確実に接触
したことを表示するリフト車のガイドレール壁面接触装
置を提供するとにあり、そのために移動可能な台車上に
起伏、伸縮、旋回自在で、しかも先端に揺動自在な壁面
接触ローラを取り付た延出部材を装備し、該延出部材上
をバケット(通い箱)が昇降する構造のリフト車に於い
て、前記延出部材の先端に取り付けた壁面接触ローラの
近傍に壁面に対する接触検出センサーを設け、該接触検
出センサーで検出した検出信号をリフト車の適宜の位置
に装備した表示手段に入力して前記延出部材が壁面に接
触したことを表示すべく構成する。
〔作用〕
上記のような構成を採用したので、ガイドレールの壁面
等に対する接触と確実なる固定状態がオペレータの手元
表示手段により的確に把握することが出来るから、作業
の安全性が高まり、作業能率が著しく向上する。また、
構造が極めて簡単であるからコストも安価である。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図(a)、(b)に基づいて本考案に係
るリフト車の延出部材の壁面への接触表示装置の一実施
例を詳細に説明する。
同図中、1は本考案に係るリフト車の延出部材の壁面へ
の接触表示装置を装備したリフト車、2はターンテーブ
ル、3はメインガイドレール(延出部材)、4は前記メ
インガイドレール3の下端に連接されるサブガイドレー
ル、5は起伏シリンダ、6は前記両ガイドレール3、4
に沿って昇降する通い箱(貨物搭載台)、7は前記両ガ
イドレール3、4の起伏、伸縮、旋回の各操作をはじめ
通い箱6の昇降等の操作を行うコントロール装置、7a
はオペレータMの手元コントロール装置である。
8は前記メインガイドレール3の先端近傍に取り付けれ
られたメインガイドレール3の壁面接触センサーであ
り、該壁面接触センサー8は第2図(a)、(b)に拡大して
示したように壁面接触ローラ9の支持杆9aの揺動でも
ってON−OFFするリミットスイッチ8aで構成さ
れ、該リミットスイッチ8aで検出した信号はメインガ
イドレール3に沿って配線した信号線10を介して前述
したコントロール装置7に設けられた表示手段11(本
実施例ではパイロットランプにて構成)に入力せしめら
れるように成っている。同図中9bはスプリングであ
る。
以下、上記の実施例に基づいて本考案に係るリフト車の
延出部材の壁面への接触表示装置の作用を説明する。
即ち、本考案に係るリフト車の延出部材の壁面への接触
表示装置は、メインガイドレール3の先端に壁面接触ロ
ーラ9の支持杆9aの揺動でもってON−OFFするリ
ミットスイッチ8aで構成する壁面接触センサー8を設
け、該壁面接触センサー8で検出した信号をターンテー
ブル2の近傍に装備したパイロットランプ11に入力さ
せ、該パイロットランプ11の点灯でもってメインガイ
ドレール3の先端が所定の壁面Wに接触したことを確認
することができるようにしたので、メインガイドレール
3が壁面Wに対して接触していない状態で通い箱6を上
昇動させるようなことは皆無となり、作業の安全性は一
層向上する。
尚、上記の実施例では、壁面接触センサー8にリミット
スイッチ8aを使用して説明したが、他の検出手段によ
って構成してもよく、また表示手段としてパイロットラ
ンプ11を使用して説明したが共に、その他の手段によ
り構成してもよく特に上記の実施例にのみ限定するもの
ではない。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳細に説明した如く、移動可能な台車上に
起伏、伸縮、旋回自在で、しかも先端に揺動自在な壁面
接触ローラを取り付た延出部材を装備し、該延出部材上
をバケット(通い箱)が昇降する構造のリフト車に於い
て、前記延出部材の先端に取り付けた壁面接触ローラの
近傍に壁面に対する接触検出センサーを設け、該接触検
出センサーで検出した検出信号をリフト車の適宜の位置
に装備した表示手段に入力して前記延出部材が壁面に接
触したことを表示すべく構成したので、ガイドレールの
壁面等に対する接触と確実なる固定状態がオペレータの
手元表示手段により的確に把握することが出来るから、
作業の安全性が高まり、作業能率が著しく向上する。ま
た、構造が極めて簡単であるからコストも安価である等
種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリフト車の延出部材の壁面への接
触表示装置を搭載したリフト車の一実施例を示す斜視
図、第2図(a)は同上壁面接触センサーの部分の拡大断
面図、第2図(b)も同様壁面接触センサーの作動状態を
示す拡大断面図である。 1…リフト車、2…ターンテーブル、3…メインガイド
レール、4…サブガイドレール、5…起伏シリンダ、6
…通い箱(バケット)、7…コントロール装置、8…壁
面接触センサー、8a…リミットスイッチ、9…壁面接
触ローラ、9a…支持杆、9b…スプリング、10…信
号線、11…パイロットランプ(表示手段、W…壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動可能な台車上に起伏、伸縮、旋回自在
    で、しかも先端に揺動自在な壁面接触ローラを取り付た
    延出部材を装備し、該延出部材上をバケット(通い箱)
    が昇降する構造のリフト車に於いて、前記延出部材の先
    端に取り付けた壁面接触ローラの近傍に壁面に対する接
    触検出センサーを設け、該接触検出センサーで検出した
    検出信号をリフト車の適宜の位置に装備した表示手段に
    入力して前記延出部材が壁面に接触したことを表示する
    ようにしたことを特徴とするリフト車の延出部材の壁面
    への接触表示装置。
JP14237988U 1988-10-31 1988-10-31 リフト車の延出部材の壁画への接触表示装置 Expired - Lifetime JPH063033Y2 (ja)

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JP14237988U JPH063033Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 リフト車の延出部材の壁画への接触表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0264599U JPH0264599U (ja) 1990-05-15
JPH063033Y2 true JPH063033Y2 (ja) 1994-01-26

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