JPH0630241Y2 - 流体‐流体接触装置 - Google Patents

流体‐流体接触装置

Info

Publication number
JPH0630241Y2
JPH0630241Y2 JP3091488U JP3091488U JPH0630241Y2 JP H0630241 Y2 JPH0630241 Y2 JP H0630241Y2 JP 3091488 U JP3091488 U JP 3091488U JP 3091488 U JP3091488 U JP 3091488U JP H0630241 Y2 JPH0630241 Y2 JP H0630241Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact section
cyclone
dispersion
flow path
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3091488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63164902U (ja
Inventor
デスモンド ソーントン ジョン
Original Assignee
ユナイテッド キングドム アトミック エナーヂイ オーソリティ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユナイテッド キングドム アトミック エナーヂイ オーソリティ filed Critical ユナイテッド キングドム アトミック エナーヂイ オーソリティ
Publication of JPS63164902U publication Critical patent/JPS63164902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630241Y2 publication Critical patent/JPH0630241Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/40Static mixers
    • B01F25/42Static mixers in which the mixing is affected by moving the components jointly in changing directions, e.g. in tubes provided with baffles or obstructions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば溶剤抽出プロセスにおいて混和しない
または部分的に混和する流体を接触する接触装置に関す
る。
本考案によれば、混和しないまたは部分的に混和する流
体を接触する装置において、流体の少なくとも1つの初
期運動エネルギーによって流体を混合して分散液を形成
する混合装置と、分散液の流体成分を互いに分離するサ
イクロン装置と、混合装置からサイクロン装置に分散液
を運ぶ接触セクションと、を有し、接触セクションは分
散液が混合装置からサイクロン装置に通過する際分散液
の流れの方向を反復的にまたは連続的に変更する手段を
含むことを特徴とする装置が提供される。
本考案の混合装置、サイクロン装置および接触セクショ
ンは流体を密接接触に持たらし、攪拌し、分離するため
の可動部分を何ら必要としてなく、すなわち機械的エネ
ルギーが混合装置に入る前の少なくとも1つの流体に与
えられる以外は必要としないことである。
混合装置は流体インゼクタを含んでもよい。
接触セクションは、好ましくは、分散液に乱流を受けさ
せるように設計されており、乱流促進部材を組込んでも
よい。
乱流促進部材は例えば接触セクション内の内部バツフル
板および(または)ランダムにまたは規則的に配列した
詰め物から成る。
好ましくは、接触セクション内の分散液の残留時間は混
合装置および(または)サイクロン装置内のものよりも
大きい(好ましくは少なくとも1つのオーダーほど)。
本考案の特徴は、流体間の密接接触に対する残留時間が
接触セクションによって本質的に与えられることであ
る。このことによって流体は、流体成分の効率的な分離
に望ましい比較的高速度でサイクロン装置に供給されう
る。過去においては、分散液を直接サイクロン装置に供
給し、流体の密接接触に有効な時間はサイクロン装置へ
の供給速度によって決まってしまっていた。このように
して、比較的長い残留時間を得ることは、供給速度の減
少を持たらし、したがって非効率的な分離となり、すな
わち残留時間を増加することは分離効率を減少させる結
果となった。
次に、図面を参照して本考案を説明する。
第1図を参照するに、2つの流体、例えば無臭の灯油希
釈剤中の燐酵トリブチルのような溶剤および放射性核燃
料の硝酸処理から誘導される水溶液が水溶液からプルト
ニウムおよび(または)ウラニウムの溶剤抽出を実行す
るために混合される。1つの液体は、ノズル16を通っ
てノズル18に流入するように、入口ノズル12を介し
て吐出される。速度はノズル16,18の間のギャップ
領域で最大であり、その結果圧力は最小となり、第2流
体は入口10を通ってインゼクタ14中に誘導され、こ
のようにしてインゼクタ内で2つの流体の分散液を生じ
させる。
次に、2相分散液は、要求に応じて抽出が進行するのに
必要な保持時間を与えるように設計された接触セクショ
ン20に入る。もしセクション20の容積がV立方メー
トルであるならば、保持時間tは次式で与えられる。
t=V/(f1+f2) ここで、f1およびf2は2相の容積流量(立方メートル/
秒)である。
第1図の実施例において、接触セクションは多数の流れ
方向変更部材22を含む細長い室から成り、流れ方向変
更部材は、分散液が接触室に沿って通過する際隣接する
らせん状バッフル板の組が反対方向に巻かれて分散液が
周期的に方向を変えるように、中央ロッド24に取付け
られたらせん状リボンバッフル板である。強度の混合が
旋回方向が変更する各点で起こり、接触室には混合相内
に高レベルの乱流を維持するように充分の数のらせん状
バッフル板が設けられている。
接触室を出た後、混合相は渦流を形成するように接触方
向からハイドロサイクロン26に入り、このサイクロン
26は渦流ファインダとして作用する適切に設置したチ
ューブ28を含んでいる。サイクロン内の流体に与えら
れた旋回によって2相の遠心分離が行われ、1つの相は
出口30を通ってサイクロンを出て他の相は渦流ファイ
ンダ28を通って出る。
相間の所望の程度の密接接触を行うのに要する保持時間
が接触セクション20によって本質的に与えられている
ので、サイクロン26に入る分散液の流速は比較的高
く、相の効率的な分離を促進できる。
第2図は他のサイクロン配列であり、この配列において
はサイクロンがインライン形状を形成するように接触室
20内に同芯的に配置されている。混合相は接線方向に
延びる入口ポート32を通ってサイクロン26に入る。
1つの相は出口チューブ28を通って出て、他の相は渦
流ファインダ34を通って出る。この実施例では、らせ
ん状バッフル板の組22は,その最後の組、すなわちサ
イクロン26に最も接近している組が接線方向の入口ポ
ート32に適合できる方向の旋回を混合相に与え、流体
が自然にポート32に旋回しながら入り、サイクロン2
6中に入るように、配列されている。
第3図は、他の変形例を示し、この変形例においては、
インゼクタ14が接触室20に対して横方向に配列され
ており、1つの組は、接触室20を長手方向に貫通し、
かつらせん状バッフル板22を支持するように働く延長
部36を通ってサイクロン26から出る。
第4図および第5図はインゼクタ14およびサイクロン
26を相互接続する接触セクション40の他の構造を示
す。この実施例においては、接触セクションはコンパク
トな構造を与えるようにサイクロン26のまわりを巻い
ている流路(矢印参照)を与え、流路はらせん状バッフ
ル板42によって形成されている。らせん状流路の最内
端において、混合相が入口開口44を通って接線方向に
サイクロンに入り、1つの相は渦流ファインダ28を通
って出て、他の相は出口30を通って出る。必要に応じ
て、この配列は、インゼクタからのっ混合流体がらせん
の中央において入り、その周囲部分から出て接線方向に
サイクロンに入るものでもよい(第9図参照)。
第6図および第7図において、接触セクション60はド
ラムの形状であり、インゼクタ14はドラムの中央で分
散液を導入するように配置されており、ドラム内部は半
径方向バッフル板62、64が設けられている。バッフ
ル板62の内端およびバッフル板64の外端は、それぞ
れドラムの内壁66および外壁68より短く終わってお
り、入口開口70から出口72に延びるラビリンス流路
(第6図において矢印で示すような)を形成しており、
出口にはサイクロン(図示せず)が連結されている。こ
のようなバッフル板配列は半径方向に波状の流路を形成
し、流体の流れが方向を変える毎に高度の乱流を発生し
他相内での1つの相の分散を維持する作用をなす。第6
図および第7図においては、インゼクタは接触セクショ
ンの中央領域に連結されており、一方サイクロンがその
周囲領域に連結されているが、この配列は逆でもよいも
のである。すなわちインゼクタが周囲領域にあり、サイ
クロンが中央領域にあってもよい。
第8図は接触セクション80のさらに他の変形例を示
し、この接触セクションにおいては内部バッフル板82
が分散液の流れに対する迷路状構造を形成している。バ
ッフル板82は開口84を通して互いに連通する一連の
環状流路を形成するように配列されており、開口は1つ
の環状流路から他の環状流路に対して周囲方向にずらさ
れており、各環状流路に入る流体は、次の環状流路に放
出される前に90°程度の角度にわたる両方向の流れに
拘束される。再び、インゼクタおよびサイクロンは第8
図に示すように、接触セクションの中央および周囲部分
にそれぞれ配置されてもよく、またその逆でもよい。
前述の実施例の各々において、接触セクションは接触セ
クションを流れる分散液の流路にランダムなまたは規則
的な詰め物を付加的に組込んでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の接触装置の概略図である。 第2図は、装置の分離セクションの変形例を示す図であ
る。 第3図は、装置の他実施例を示す図である。 第4図は、装置のさらに他の実施例を示す図である。 第5図は、第4図の線5−5に沿う断面図である。 第6図は、接触セクションの変形例を示す概略図であ
る。 第7図は、第6図の混合セクションの平面図である。 第8図および第9図は接触セクションのさらに他の変形
例を示す概略図である。 10…入口 12…入口ノズル 14…インゼクタ 16…ノズル 18…ノズル 20…接触セクション 22…流れ方向変更部材 24…中央ロッド 26…サイクロン 28…渦流ファインダ 30…出口。

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】混和しないまたは部分的に混和する流体を
    接触する装置において、流体の少なくとも1つの初期運
    動エネルギーによって流体を混合して分散液を形成する
    混合装置と、分散液の流体成分を互いに分離するサイク
    ロン装置と、混合装置からサイクロン装置に分散液を運
    ぶ接触セクションと、を有し、接触セクションは分散液
    が混合装置からサイクロン装置に通過する際分散液の流
    れの方向を反復的にまたは連続的に変更する手段を含む
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、接触セクシ
    ョンを通る分散液の流路は接触セクション内の分散液の
    残留時間が混合装置および(または)サイクロン装置の
    ものより大きいようなものであることを特徴とする装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、接触セクシ
    ョン内の前記残留時間が混合装置および(または)サイ
    クロン装置より少なくとも1つ大きなオーダーであるこ
    とを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2また3のいずれか1つに記載
    の装置において、接触セクションを通る流路は湾曲、リ
    ビリンスまたは迷路形状であることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
    装置において、接触セクションが接触セクションを通る
    分散液の流路中にランダムなまたは規則的な詰め物を組
    込んでいることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    装置において、サイクロン装置が接触セクション内に少
    なくとも途中までのびていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、接触セクシ
    ョン内の分散液の流路がサイクロン装置のまわりに少な
    くとも部分的に延びていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の装置において、サ
    イクロンによって発生される渦流の軸線が接触セクショ
    ンによって形成される流路の長手方向に延びていること
    を特徴とする装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    装置において、接触セクションがサイクロン装置または
    混合装置の軸線を囲む流路に分散液を拘束する手段を含
    むことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の装置において前記流路が
    平面内で広がるらせん状に延びていることを特徴とする
    装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の装置において、前記流路
    が軸線方向にらせん状に延びていることを特徴とする装
    置。
  12. 【請求項12】請求項9記載の装置において、前記流路
    が半径方向に波形状であることを特徴とする装置。
JP3091488U 1987-03-17 1988-03-08 流体‐流体接触装置 Expired - Lifetime JPH0630241Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8706251 1987-03-17
GB8706251A GB2202166B (en) 1987-03-17 1987-03-17 Liquid-liquid contacting apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63164902U JPS63164902U (ja) 1988-10-27
JPH0630241Y2 true JPH0630241Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=10614055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3091488U Expired - Lifetime JPH0630241Y2 (ja) 1987-03-17 1988-03-08 流体‐流体接触装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH0630241Y2 (ja)
DE (1) DE8803095U1 (ja)
GB (1) GB2202166B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4206981A1 (de) * 1992-03-05 1993-09-16 Ensle Paul Stiftung Vorrichtung zum mischen von feinkoernigen materialien und/oder fluessigkeiten
GB9908634D0 (en) * 1999-04-15 1999-06-09 Hydro Int Ltd Hydrodynamic vortex separator
CN106984061A (zh) * 2017-05-17 2017-07-28 南京工业大学 一种1,5‑戊二胺连续逆流萃取工艺及设备
CN114712892A (zh) * 2022-04-29 2022-07-08 太原科技大学 一种旋流分离萃取槽

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB911906A (en) * 1960-05-24 1962-11-28 Fujinagata Zosensho Kk An inclined pipe-type extractor
GB989778A (en) * 1960-06-23 1965-04-22 Coal Industry Patents Ltd Improvements in or relating to the heat treatment of particulate solid materials
BE617894A (ja) * 1961-05-19 1900-01-01
GB1115288A (en) * 1965-06-14 1968-05-29 Equipment Engineers Inc Methods and apparatus for effecting dispersions of gas in liquid materials
US3881895A (en) * 1972-12-26 1975-05-06 Entoleter Multistage vortical mass contact between media
US4017263A (en) * 1974-10-18 1977-04-12 Texaco Inc. Apparatus for sulfuric acid catalyzed alkylation process
DE2943537A1 (de) * 1979-10-27 1981-05-07 Hermann Berstorff Maschinenbau Gmbh, 3000 Hannover Verfahren und anlage zur umwandlung von kohle mit wasserstoff in kohlenwasserstoffe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63164902U (ja) 1988-10-27
GB2202166A (en) 1988-09-21
GB8706251D0 (en) 1987-04-23
DE8803095U1 (de) 1988-04-21
GB2202166B (en) 1991-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3902876A (en) Gas-liquid vortex separator
US4629481A (en) Low pressure drop modular centrifugal moisture separator
US6540917B1 (en) Cyclonic inertial fluid cleaning apparatus
US3884660A (en) Gas-liquid separator
US6007055A (en) Gas and liquid contact apparatus
EP0267187B1 (en) Cyclone separator
JPH01119354A (ja) 不均一液用回転渦式分離器
GB1259711A (en) Gas-liquid separator
JPH0630241Y2 (ja) 流体‐流体接触装置
US4128406A (en) Contact apparatus for multiphase processing
Williams et al. An exact irrotational solution for a hemispherically bounded cyclonic flowfield
US4956091A (en) Apparatus for separating solid particles from a fluid
RU1773469C (ru) Роторный аппарат
US4255410A (en) Contact method for multiphase processing
RU2538992C1 (ru) Устройство для сепарации многокомпонентной среды и сопловой канал для него
SU767405A1 (ru) Жидкостно-газовый эжектор
ES2057555T3 (es) Emulsion liquida sin emulsionante asi como metodo y dispositivo para producir la emulsion.
SU901795A1 (ru) Спиральный теплообменник
RU2785564C1 (ru) Инерционный насос-сепаратор
RU2031309C1 (ru) Центробежный сепаратор
SU393567A1 (ru) ;^ЮЗНАЯ , *'*':'/['г'-!5ТУА( ij.Arsii awiiftf
RU2140317C1 (ru) Центробежный сепарационный элемент
SU990318A1 (ru) Вихрева камера
SU1638534A1 (ru) Теплообменна труба
RU1790449C (ru) Центробежный сепаратор Е.П.Шелуд кова