JPH06302387A - 冷陰極放電管調光装置 - Google Patents

冷陰極放電管調光装置

Info

Publication number
JPH06302387A
JPH06302387A JP5112337A JP11233793A JPH06302387A JP H06302387 A JPH06302387 A JP H06302387A JP 5112337 A JP5112337 A JP 5112337A JP 11233793 A JP11233793 A JP 11233793A JP H06302387 A JPH06302387 A JP H06302387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
discharge tube
cold cathode
cathode discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5112337A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsuo Ito
夏男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5112337A priority Critical patent/JPH06302387A/ja
Publication of JPH06302387A publication Critical patent/JPH06302387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した明るさで冷陰極放電管を点灯させ
る。 【構成】 冷陰極放電管31に流れる電流が管電流検出
回路により検出される。出力端子37の出力信号は、コ
ントローラに供給される。コントローラの出力信号は、
入力端子15を介して調光回路に供給される。調光回路
の出力信号は、点灯回路に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、液晶ディス
プレイを有するパーソナルコンピュータや液晶テレビ等
のディスプレイパネルのバックライトに用いられて好適
な冷陰極放電管調光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイパネルを有するテレビ
ジョンやパーソナルコンピュータが知られている。この
液晶ディスプレイパネルの裏面にはバックライトが取り
付けられ、これにより、ディスプレイパネル上に表示さ
れる映像や文字が視覚的に見やすくなる。例えば、使用
している液晶ディスプレイに外部から太陽光や蛍光灯の
光等が入射された場合に、バックライト(冷陰極放電
管)の輝度調整が行なわれ、ディスプレイパネル上の映
像や文字等を最適なコントラストで見ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のバッ
クライトの輝度調整は、単に、点灯回路の電源電圧を変
化させることによって、または、PWM(パルス幅変
調)により点灯時間のデューティ比を変化させることに
よって行なわれている。
【0004】このようにして、バックライトの輝度調整
を行なうと、点灯回路を構成する使用部品の特性のバラ
ツキによってバックライトの輝度レベルがばらついてし
まう。また、特に低温時において、周囲温度が変化する
と、バックライトの点灯が不安定になる。このため、輝
度レベルをあまり低く設定することができない。さら
に、電源電圧の変動によっても、輝度レベルが変化して
しまう。このような原因のために、ディスプレイパネル
上に表示される画像信号の画質が劣化してしまう。ま
た、さらに、輝度レベルを一旦設定すると、その明るさ
が保持される。このため、機器の動作状態によって輝度
レベルを変化させたり、輝度レベルの変化速度を変化さ
せることはできない。
【0005】従って、この発明の目的は、点灯回路の使
用部品の特性や電源電圧の変動による輝度レベルの変化
を抑えると共に、周囲温度の変化に影響されずに安定し
て冷陰極放電管を点灯させることが可能な冷陰極放電管
調光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、冷陰極放電
管と、冷陰極放電管に流れる電流を検出する管電流検出
回路と、管電流検出回路から得られる検出出力を積分す
る積分回路と、積分回路の出力信号に応じて制御される
電圧制御回路と、電圧制御回路の出力信号に基づいて交
流電圧を制御する点灯回路とからなる冷陰極放電管調光
装置である。
【0007】
【作用】管電流検出回路によって冷陰極放電管に流れる
電流を検出する。電流検出値は、電圧値に変換されてか
らコントローラに供給される。コントローラでは、この
電圧値に基づいたPWM信号が形成され、調光回路に供
給される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1には、この発明による冷陰極放電管調光
装置の概略図が示される。図1において、電源回路1か
らは、例えば0〜12Vの範囲の直流電圧が点灯回路2
に出力される。点灯回路2には、DC−ACインバータ
回路が含まれており、ここでは、直流電圧が交流電圧に
変換される。点灯回路2から出力された交流電圧は、冷
陰極放電管3に供給される。冷陰極放電管3では、供給
された交流電圧に対応した光量が発生される。冷陰極放
電管3に流れる電流は、管電流検出回路4に供給され、
その電流量が検出される。この電流は、コントローラ5
のA/Dポートに出力される。コントローラ5では、供
給された電流値に相当する電圧が発生される。
【0009】コントローラ5では、管電流検出回路4か
ら供給される電圧が所定の値になるような制御が行われ
る。コントローラ5からは、PWM信号が電源回路1に
供給され、この信号に基づいて、上述の動作が繰り返さ
れる。最終的に、管電流検出回路4の出力電圧が所定の
値とされる。
【0010】図2には、この発明による冷陰極放電管調
光装置を実現するための回路図が示される。以下、この
回路の構成を説明する。なお、図2に示される冷陰極放
電管調光装置は、調光回路、点灯回路、冷陰極放電管、
管電流検出回路及びコントローラからなる。所定の直流
電圧が入力される入力端子11は、コンデンサ12の一
端、トランジスタ13のエミッタ及び抵抗14の一端に
接続される。コンデンサ12の他端は接地される。
【0011】コントローラ(図示せず)から出力される
PWM信号が供給される入力端子15は、抵抗16を介
してダイオード17の一端及びコイル18の一端に接続
される。ダイオード17の他端は接地される。コイル1
8の他端は、コンデンサ19の一端及びトランジスタ2
0のベースに接続される。コンデンサ19の他端は、接
地される。トランジスタ20のエミッタは、抵抗21を
介して接地される。また、トランジスタ20のコレクタ
は、抵抗14の他端及びトランジスタ13のベースに接
続される。
【0012】トランジスタ13のコレクタは、コンデン
サ22の一端及びコイル23の一端に接続される。コン
デンサ22の他端は接地される。コンデンサ22によ
り、点灯回路の出力電圧の変動が防止される。コイル2
3の他端は、抵抗24の一端及びトランス25の捲線2
5aに接続される。このコイル23により、電源電圧の
変動が防止されると共に、トランス25の出力波形が正
弦波とされる。抵抗24の他端は、トランス25の捲線
25bに接続される。抵抗24により、後述のトランジ
スタにベース電流が流される。捲線25bの一端は、ト
ランジスタ26のベースに、また、捲線25bの他端
は、トランジスタ27のベースにそれぞれ接続される。
トランジスタ26のコレクタはコンデンサ28の一端
に、トランジスタ27のコレクタはコンデンサ28の他
端にそれぞれ接続される。なお、コンデンサ28によ
り、発振周波数が決定される。トランジスタ26及び2
7のそれぞれのエミッタは、接続点29で互いに接続さ
れて接地される。
【0013】トランス25の捲線25cの一端は接地さ
れ、他端はコンデンサ30を介して冷陰極放電管31の
一端に接続される。コンデンサ30により、冷陰極放電
管に流れる電流が制限される。冷陰極放電管31の他端
は、抵抗32の一端及びダイオード33のアノード側に
接続される。抵抗32の他端は接地される。ダイオード
33のカソード側は、コンデンサ34、抵抗35及びツ
ェナーダイオード36のそれぞれの一端を介して出力端
子37に接続される。コンデンサ34、抵抗35及びツ
ェナーダイオード36のそれぞれの他端は接地される。
なお、ツェナーダイオード36により、出力端子37に
供給される最大電圧が制限される。
【0014】以下、この回路の動作を図2及び図3を参
照して説明する。なお、入力端子11には、所定の電圧
が供給されるものとする。また、入力端子15には、図
3Aに示すような、コントローラ(図示せず)からのP
WM出力電圧が供給される。このPWM電圧は、コイル
18及びコンデンサ19からなる積分回路により、パル
ス信号のデューティ比に応じた直流電圧に変換される
(図3B参照)。この直流電圧がトランジスタ20のベ
ースに供給される。これにより、入力端子11を介して
入力された信号は、トランジスタ13に供給される。な
お、トランジスタ13及びトランジスタ20により電圧
制御回路が構成される。
【0015】トランジスタ13のコレクタでは、後段の
回路に供給される電圧が形成される(図3C参照)。こ
の電圧は、コンデンサ22及びコイル23の接続点に供
給される。コイル23を介された直流電圧は、DC−A
Cインバータ回路(24〜28で構成される)に供給さ
れる。
【0016】コイル23から出力される電流は、抵抗2
4を介してトランジスタ26に供給される。これによ
り、トランジスタ26がオンされる。このため、電源か
らの電流がコイル23、捲線25a、トランジスタ26
のベース−エミッタ間、接続点29を順に流れ、電磁誘
導により捲線25bに起電力が発生する。この起電力に
より、トランジスタ26に供給される電流が流れに難く
なる。逆に、コイル23から出力される電流は、抵抗2
4、トランス25、トランジスタ27のベース−エミッ
タ間、接続点29の順に流れる。これにより、トランジ
スタ27がオンされ、電源からの電流は、コイル23、
捲線25a、トランジスタ27のコレクタ−エミッタ
間、接続点29の順に流れる。なお、この時の電磁誘導
の方向は、上述とは逆のものとなる。
【0017】捲線25cを介された交流電圧は、コンデ
ンサ30に供給される。コンデンサ30に対する入力電
圧が図3Dに示される。コンデンサ30の出力電圧は、
冷陰極放電管31に供給される。なお、冷陰極放電管3
1に高電圧が印加されると明るく点灯し、一方、低電圧
が印加されると低照度で点灯する。
【0018】冷陰極放電管31に流れる電流の値は、後
段の管電流検出回路により検出される。その電流は、出
力端子37を介してコントローラのA/Dポートに供給
される。A/Dポートでは、供給された電流に相当する
電圧が発生される。コントローラでは、A/Dポートの
電圧が、予めプログラムされた電圧となるように、入力
端子15に供給するPWM信号のデューティ比が決定さ
れる。コントローラからは、このPWM信号が入力端子
15に供給される。
【0019】ところで、冷陰極放電管31の点灯時に、
点灯回路の出力電圧と周囲温度が一定の場合には、略々
一定の輝度レベルで冷陰極放電管31は点灯する。しか
しながら、点灯回路を構成する部品の特性のバラツキ
(特にトランスの捲線25cのインダクタンス)によっ
て点灯回路からの出力電圧が変化した場合や、周囲温度
が変化した場合は、入力端子11から一定の電圧を印加
したにもかかわらず、冷陰極放電管31に流れる電流が
変化してしまう。このため、冷陰極放電管31の輝度レ
ベルが変化したり、点灯が不安定になってしまう。
【0020】そこで、管電流検出回路で冷陰極放電管3
1に流れる実際の電流が検出され、コントローラにおい
て、その電流値が電圧値に変換される。冷陰極放電管3
1の点灯時の輝度レベルに対する管電流検出回路の出力
電流に相当する電圧値を、コントローラに予め設定して
おくことにより、点灯回路中の各素子の特性がばらつい
ている場合でも、冷陰極放電管31は、所定の輝度レベ
ルで点灯可能とされる。
【0021】最低輝度レベルで冷陰極放電管31を点灯
させる場合には、最低動作温度で点灯する最低輝度レベ
ルをコントローラに設定することにより、冷陰極放電管
31は、その設定条件に基づいて点灯される。また、機
器の動作状態により輝度レベルを変化させたり、点灯や
消灯時に輝度レベルを徐々に変化させること等をコント
ローラに設定することにより、冷陰極放電管31の明る
さを自由に制御することが可能になる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、点灯回路を構成する
各使用部品のバラツキによる輝度レベルの変化及び電源
電圧の変動による輝度レベルの変化を防止することがで
きる。また、周囲温度が変化した場合でも、放電管に流
れる電流を一定に保持するために、安定した明るさで点
灯させることができる。さらに、ソフトウェアに点灯時
や消灯時に輝度レベルを徐々に変換させる等のプログラ
ムを入力しておくことにより、冷陰極放電管に対して様
々な制御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による冷陰極放電管調光装置の概略図
である。
【図2】冷陰極放電管調光装置の回路図である。
【図3】冷陰極放電管調光装置を構成する各回路の信号
波形である。
【符号の説明】
2 点灯回路 3、31 冷陰極放電管 4 管電流検出回路 5 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/29 Z 9249−3K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極放電管と、 上記冷陰極放電管に流れる電流を検出する管電流検出回
    路と、 上記管電流検出回路から得られる検出出力を積分する積
    分回路と、 上記積分回路の出力信号に応じて制御される電圧制御回
    路と、 上記電圧制御回路の出力信号に基づいて交流電圧を制御
    する点灯回路とからなる冷陰極放電管調光装置。
  2. 【請求項2】 上記積分回路には、PWM信号が供給さ
    れることを特徴とする請求項1記載の冷陰極放電管調光
    装置。
  3. 【請求項3】 上記冷陰極放電管は、バックライト用に
    使用されることを特徴とする請求項1記載の冷陰極放電
    管調光装置。
JP5112337A 1993-04-15 1993-04-15 冷陰極放電管調光装置 Pending JPH06302387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5112337A JPH06302387A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 冷陰極放電管調光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5112337A JPH06302387A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 冷陰極放電管調光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06302387A true JPH06302387A (ja) 1994-10-28

Family

ID=14584162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5112337A Pending JPH06302387A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 冷陰極放電管調光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06302387A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001117070A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示制御装置
US6949893B2 (en) 2003-03-04 2005-09-27 Funai Electric Co., Ltd. Television receiver and cold-cathode tube dimmer
JP2009239535A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Lighting Ltd 検波回路及び放電管駆動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001117070A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示制御装置
US6949893B2 (en) 2003-03-04 2005-09-27 Funai Electric Co., Ltd. Television receiver and cold-cathode tube dimmer
JP2009239535A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Lighting Ltd 検波回路及び放電管駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0572207B1 (en) Constant brightness liquid crystal display backlight control system
US6593709B2 (en) Dual mode electronic dimmer
US6949893B2 (en) Television receiver and cold-cathode tube dimmer
US20050012466A1 (en) Multi-lamp actuating facility
US7285922B2 (en) Driving apparatus for CCFL
JP2000058289A (ja) 放電灯の輝度調整方法及び放電灯点灯装置
US6215680B1 (en) Circuit for obtaining a wide dimming ratio from a royer inverter
JPH025397A (ja) 蛍光ランプの輝度調整方法及び調光装置
JPH06302387A (ja) 冷陰極放電管調光装置
JPH10112396A (ja) 放電灯点灯装置
JPH076893A (ja) インバータを用いた照明装置
JP2002100496A (ja) 平面ランプの調光装置
KR100318097B1 (ko) 인버터 디밍회로
KR100526240B1 (ko) 복합디밍제어방식의 냉음극형광램프용 인버터
JP4123766B2 (ja) 調光制御装置
JPH06267685A (ja) ランプ点灯回路
JP3074778U (ja) 冷陰極蛍光管点灯装置
JP2002124395A (ja) 放電管調光制御装置及びその方法
JP3341370B2 (ja) 調光用放電灯点灯装置
KR100314909B1 (ko) 형광램프 점등장치
JP2994923B2 (ja) バックライト装置
JPH03246897A (ja) 放電灯点灯装置
JPH09245983A (ja) 放電灯点灯装置
JP2543222B2 (ja) 蛍光灯調光装置
JPS62219495A (ja) 放電管駆動回路