JPH06302185A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06302185A
JPH06302185A JP5092750A JP9275093A JPH06302185A JP H06302185 A JPH06302185 A JP H06302185A JP 5092750 A JP5092750 A JP 5092750A JP 9275093 A JP9275093 A JP 9275093A JP H06302185 A JPH06302185 A JP H06302185A
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JP
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address
circuit
counter
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Application number
JP5092750A
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English (en)
Inventor
Hideo Omori
秀雄 大森
Kazuya Ito
和弥 伊藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、シンクロナスDRAMにお
けるカラムアドレス発生回路の簡素化を図ることにあ
る。 【構成】 カラムアドレスの初期値を排他的論理演算に
関与させる第1モード、及びカラムアドレスの初期値を
排他的論理演算に関与させない第2モードを切換えるた
めの制御論理を含んでカラムアドレス生成回路27を構
成することにより、バーストモードで指定する2種類の
カラムアドレススキャンニングにおいて、1種類のカウ
ンタの共有を可能として、シンクロナスDRAMにおけ
るカラムアドレス発生回路の簡素化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に含ま
れる記憶素子を選択するための制御信号を生成するため
のアドレスデコード技術に関し、例えばシンクロナスD
RAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、アドレスバッファ、デコー
ダ、センス増幅器などの周辺回路にはクロックに同期し
て動作するダイナミック型の回路が用いられ、消費電力
の低下が図られている。このため、1〜3相の外部クロ
ックが必要とされ、これらのクロックに基づいて内部回
路クロックを発生させて周辺回路を制御、あるいは駆動
するようにしている。そのようなDRAMにおいては、
ランダムアクセスが主体であり、アクセス毎にロウアド
レス、カラムアドレスの読み込みを順次行うことによ
り、メモリセルが選択される。周辺回路の各部は、メモ
リセルの情報破壊を防ぐため、行選択、メモリセル情報
の検出、列選択の手順に従うように内部クロックによっ
て制御される。読出し/書込み動作が終了された後は、
次の動作に備えて内部回路を初期化するためのリセット
時間が必要とされる。このため、メモリ動作のサイクル
時間はアクセス時間よりも長くなる。
【0003】尚、DRAMについて記載された文献の例
としては、昭和59年11月30日に株式会社オーム社
から発行された「LSIハンドブック(第486頁
〜)」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体メモリ、
特にDRAM等では、チップ内部のアドレス生成のため
に、リフレッシュカウンタや、表示用VRAMのSAM
(シリアル・アクセス・メモリ)部用のシリアルカウン
タ等のインクリメントカウンタの出力をアドレス信号と
して使用しているが、そのような従来技術の延長でシン
クロナスDRAMを実現した場合、シンクロナスDRA
Mのバーストモード(ラップモードとも称される)で指
定するカラムアドレスのスキャンニングのために、イン
タリーブモード(インテルスクランブルモードとも称さ
れる)を実現するためのカウンタと、シーケンシャルモ
ードを実現するためのカウンタとの2種類のカウンタが
必要とされ、そのために、カラムアドレス発生回路の構
成が複雑になってしまう。
【0005】本発明では、シンクロナスDRAMにおけ
るカラムアドレス発生回路の簡素化を図ることにある。
本発明のさらに具体的な目的は、バーストモードで指定
する2種類のカラムアドレススキャンニングを1種類の
カウンタで実現することにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、設定された初期値を基準として
歩進動作するカウンタと、このカウンタの出力値とカラ
ムアドレスの初期値との排他的論理演算を行うための排
他的論理回路と、カラムアドレスの初期値を上記排他的
論理演算に関与させる第1モード、及びカラムアドレス
の初期値を上記排他的論理演算に関与させない第2モー
ドを切換えるための制御論理とを含んで成るカラムアド
レス生成回路を設ける。このとき、上記制御論理は、上
記カラムアドレスの初期値にかかわらず、上記カウンタ
の出力値に呼応して排他的論理回路の出力値が変化する
ように上記排他的論理回路の入力端子の論理レベルを固
定するためのスイッチ素子を含んで構成することができ
る。また、上記カウンタの歩進動作の初期値は、上記第
1モードでオール零とされ、上記第2モードで上記カラ
ムアドレスの初期値に等しくされる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、カラムアドレスの初期
値を上記排他的論理演算に関与させる第1モード、及び
カラムアドレスの初期値を上記排他的論理演算に関与さ
せない第2モードを切換えるための制御論理を含んでカ
ラムアドレス生成回路を構成することは、バーストモー
ドで指定する2種類のカラムアドレススキャンニングを
1種類のカウンタで実現可能とし、このことが、シンク
ロナスDRAMにおけるカラムアドレス発生回路の簡素
化を達成する。
【0010】
【実施例】図1には、本発明の一実施例であるシンクロ
ナスDRAMの構成例が示される。
【0011】図1に示されるシンクロナスDRAMは、
特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術に
より、単結晶シリコンのような一つの半導体基板に形成
され、入力されたカラムアドレスから、モード設定サイ
クルによって予め設定されたバースト長のビットを、ク
ロック入力端子11からのクロックCLKに同期して内
部でインクリメントすることにより、データを連続に選
択して入出力するバースト動作が可能とされる。
【0012】特に制限されないが、メモリセルアレイ2
0Aとメモリセルアレイ20Bとが形成され、このメモ
リセルアレイ20A、20Bは、互いに平行して配置さ
れた複数のワード線WLと、このワード線WLに交差す
るように配置された複数の相補ビット線BL、並びにこ
れらワード線WL及び相補ビット線BLの交点に格子状
に配置された複数のダイナミック型メモリセルMSとを
含む。
【0013】メモリセルアレイ20A,20Bのワード
線WLは、当該メモリセルに対応するロウアドレスデコ
ーダ21A,21Bの後段に配置されたワードドライバ
(図示せず)に結合されており、ローアドレスデコーダ
21A,21Bのデコード出力に基づいて、それぞれメ
モリセルアレイ20A,20Bにおける一つのワード線
が択一的に選択レベルに駆動されるようになっている。
ロウアドレスデコーダ21A,21Bには、特に制限さ
れないが、それの前段に配置されたロウアドレスバッフ
ァ24から、内部アドレス信号AX0〜AXiがクロッ
クCLKに同期して供給されるようになっている。また
メモリセルアレイ20A,20Bのビット線BLは、対
応するカラムアドレスデコーダ19A,19Bのデコー
ド出力に基づいてオン/オフ駆動されるカラム選択スイ
ッチ(図示せず)に結合され、このカラム選択スイッチ
によって選択されたビット線がコモンデータ線に結合さ
れることにより、所望のメモリセルデータの読出し、及
びメモリセルへのデータ書込みが可能とされる。カラム
アドレスデコーダ19A,19Bには、特に制限されな
いが、それの前段に配置されたカラムアドレスバスドラ
イバ23の出力がクロックCLKに同期して供給される
ようになっている。
【0014】本実施例シンクロナスDRAMでは、ロウ
アドレス信号と、カラムアドレスアドレス信号とでアド
レス入力端子群30が共有される。すなわち、クロック
CLKに同期してバースト動作のスタートアドレスがア
ドレスマルチプレクスにより、ロウ/カラムの順に取込
まれる。ロウアドレス信号は、ロウアドレスストローブ
信号RAS*(*はローアクティブ又は信号反転を意味
する)に同期してロウアドレスバッファ28を介して取
込まれ、それが、後段のロウアドレスプリデコーダ25
によりプリデコードされるようになっている。このプリ
デコード信号は、後段のアドレスバスドライバ24に入
力され、このアドレスバスドライバ24によってロウア
ドレスバスが駆動されるようになっている。また、カラ
ムアドレス信号は、カラムアドレスストローブ信号CA
S*に同期し、カラムアドレスバッファ29を介して取
込まれる。カラムアドレス信号の最下位ビットAY0
が、データセレクタ16A,16Bの動作制御信号とし
て使用されるため、当該最下位ビット以外のビットが、
カラムアドレス発生回路27に供給されるようになって
いる。
【0015】カラムアドレス発生回路27は、後に詳述
するように、設定された初期値を基準として歩進動作す
るインクリメントカウンタや、このインクリメントカウ
ンタの出力値とカラムアドレスの初期値との排他的論理
演算を行うための排他的論理回路、及び設定されたモー
ドに応じて上記排他的論理演算を制御するための制御論
理を含み、上記排他的論理回路の出力に基づいてカラム
アドレスが生成されるようになっている。
【0016】カラムアドレスの最下位ビットは、メモリ
セルアレイ20A,20Bの選択に用いられ、データセ
レクタ16A,16Bに、それの動作制御信号として入
力される。すなわち、上記コモンデータ線のデータを増
幅するためのメインメモリ18A,18Bが配置され、
それに対応して配置されたデータセレクタ16A,16
Bがオンされた状態で、上記メインメモリ18A,18
Bの出力が、選択的に後段の入出力バッファ14に伝達
され、この入出力バッファ14、さらにはI/O(イン
プット/アウトプット)端子13を介して、外部出力可
能とされる。外部から入力されるクロックCLKはタイ
ミングジェネレータ12に入力されるようになってお
り、このタイミングジェネレータ12によって、各部の
動作タイミング信号が生成されるようになっている。
【0017】データ読出し時において、図中では省略し
てあるが、選択ワード線のデータが、それぞれのメモリ
セルアレイに設けられたセンスアンプにて増幅された後
に、ラッチ回路でラッチされ(いずれも図示せず)、選
択ビット線の信号がメインアンプ18A,18Bにより
増幅された後に、それぞれデータバスを介してデータセ
レクタに出力される。カラムアドレスは最下位ビットが
データセレクタ16A,16Bでのデータ選択のために
割当てられており、メモリセルアレイ20A,20Bで
それぞれ1ビットが同時に選択される。このため、デー
タセレクタ16A,16Bには、クロックCLKの2サ
イクル分のデータが出力されることになる。入出力バッ
ファ14へは、カラムアドレス最下位ビットと、クロッ
クにより、毎周期のデータに変換されて伝達される。
【0018】バースト方向(カラムアドレス方向)のデ
ータインクリメントは、カラムアドレスバッファ29の
出力を初期値として歩進動作されるカラムアドレス発生
回路により、カラムアドレス最下位以外を倍周期でイン
クリメントすることによって可能とされる。そして、デ
ータセレクタ16A,16Bによって倍周期のデータが
入出力バッファ14に毎周期に変換されて出力させてい
る間に、次の2ビットがメモリセルアレイ20A,20
Bから選択出力される。データ書込み時も同様に、入力
バッファ14に毎周期入力されたデータが、データセレ
クタ16A,16Bによって割振られ、それが倍周期で
メモリセルアレイに19A,19Bに書込まれる。
【0019】次に、上記カラムアドレス発生回路27の
詳細について説明する。
【0020】図2に示されるようにカラムアドレス発生
回路27は、設定された初期値を基準として歩進動作可
能なインクリメントカウンタ201、各位ごとのアドレ
ス比較用EOR回路202、各位カウンタに1stアド
レス(初期アドレス)をセットするセット回路204、
アドレス比較用EOR(排他的論理和)回路202に1
stアドレスをセットするセット回路205、カラムア
ドレスの初期値と上記アドレス比較用EOR回路202
の出力を選択するためのマルチプレクサ203とを含
み、基本的には図3に示されるように構成される。尚、
図3では、複数ビット構成のカラムアドレスのうちの1
ビットについての構成が代表的に示される。
【0021】インクリメントカウンタ回路201は、カ
ウンタ制御信号入力端子、キャリー信号の入出力端子等
を有するカウンタユニット32を中心に構成され、カウ
ンタ制御信号にてカウントアップ動作を行う。セット回
路204は、セットアドレスを保持するためのセットア
ドレス用ラッチ回路31、pチャンネル型MOSトラン
ジスタとnチャンネル型MOSトランジスタとが結合さ
れて成るスイッチS1、このスイッチS1をカラム系セ
ット信号CSET,MSGB(3)に基づいて制御する
ための2入力ナンド回路36及びインバータ、カウンタ
ユニット32の出力端子をグランドレベルに固定するた
めのnチャンネル型MOSトランジスタM1、このMO
SFETM1をカラム系セット信号CSET,バースト
モード切換え信号MRGT3に基づいて制御するための
2入力ナンド回路40及びインバータ41、バーストモ
ード切換え信号MRGT3を反転することによってMR
GB3を得るためのインバータ42を含む。アドレス比
較用EOR回路202はEORゲート33を含んで構成
され、それのセット回路205は、上記セットアドレス
用ラッチ回路31の出力(セットアドレス)を上記EO
Rゲート33の一方の入力端子に伝達するためのスイッ
チS2、このスイッチS2をカラム系セット信号CSE
T,バーストモード切換え信号MRGT3に基づいて制
御するための2入力ナンドゲート38及びインバータ3
9、上記EORゲート33の一方の入力端子をグランド
レベルに固定するためのnチャンネル型MOSトランジ
スタM2を含む。また、マルチプレクサ202は、2つ
のクロックドインバータ34,35と、カラム系セット
信号CSETに基づいてこのクロックドインバータを制
御するためのインバータ43とを含む。
【0022】図4にはバーストモードのアドレッシング
が示される。
【0023】バーストモードにおけるシーケンシャル
(シリアルスキャン)モードは以下のように実現され
る。
【0024】nチャンネル型MOSトランジスタM1を
オフ状態とし、スイッチS1をオンさせることによっ
て、カラムアドレスラッチに書き込まれている1stア
ドレス(スタートアドレス)をインクリメントカウンタ
にセットすると同時に、nチャンネル型MOSトランジ
スタM2(このときスイッチS2はオフ状態)をオンさ
せてEORゲート33の一方の入力端子の論理状態を、
グランドレベル(0レベル)に固定する。それにより、
カウンタユニット32の出力が、後段のマルチプレクサ
202へ、スルー出力されるパスが形成される。この状
態でカウンタユニット32のカウントアップを行うこと
により、シーケンシャルモードが可能とされる。
【0025】バーストモードにおけるインタリーブモー
ドは以下のように実現される。
【0026】バーストモードのインタリーブモードは、
バイナリ表現上で各ビットが2のn(nは位数)乗回ご
とに変化するアドレススキャンニングである。このため
本実施例では、カウンタユニット32がリセット状態
(A0,A1,A2=0,0,0)からカウントアップ
させ、当該カウンタ32の桁上がりのポイントを各位数
のトグルタイミングとして使用する。このバーストモー
ドのインタリーブモード動作を実現するに当たり、図3
の回路では、nチャンネル型MOSトランジスタM1
(このときスイッチS1はオフ状態とされる)をオンさ
せてカウンタユニット32をリセットする(オール零を
設定する)と同時にスイッチS2(このときnチャンネ
ル型MOSトランジスタM2はオフ状態とされる)を活
性化してセットアドレス用ラッチ回路31に保持されて
いる1stアドレスをEORゲート202の入力端子に
セットする。これによってカウンタユニット32の出力
とセットアドレスとの比較を行うパスが形成される。こ
の状態でカウンタユニット32のカウントアップを行う
ことでインタリーブモードのスキャンニングが可能とな
る。
【0027】また、チップ内の1stアドレスは、セッ
トアドレスそのものアドレスを使用するので、カラムア
ドレスラッチに書き込まれている1stアドレスをカウ
ンタのセット信号を用いてチップ内部のアドレスとして
使用する。2ndアドレス以降は、EORゲート33の
出力を使用する。これはマルチプレクサ202の選択動
作によって実現される。
【0028】ここで、従来技術の延長でシンクロナスD
RAMを実現した場合、シンクロナスDRAMのバース
トモードで指定するカラムアドレスのスキャンニングの
ために、インタリーブモードを実現するためのカウンタ
と、シーケンシャルモードを実現するためのカウンタと
の2種類のカウンタが必要とされ、そのために、カラム
アドレス発生回路の構成が複雑になってしまうが、本実
施例では、バーストモードで指定する2種類のカラムア
ドレススキャンニングにおいて、1種類のインクリメン
トカウンタ201を共有することができるので、上記の
場合に比して、シンクロナスDRAMにおけるカラムア
ドレス発生回路の簡素化を図ることができる。
【0029】図5には上記インクリメントカウンタ20
1、及びセット回路204のさらに詳細な構成例が示さ
れ、図6には上記アドレス比較用EOR回路202、セ
ット回路205、及びマルチプレクサ203のさらに詳
細な構成例が示される。
【0030】本回路で使用するバーストモード切換え信
号MRGT3は、バーストモードがインタリーブモード
の場合に、ハイレベルに固定され、シーケンシャルモー
ドの場合にローレベルに固定される。
【0031】図5に示されるように、インクリメントカ
ウンタ201は、特に制限されないが、2入力ノアゲー
ト51と、クロックドインバータ58〜63、インバー
タ52〜57が結合されて成る。上記2入力ノアゲート
51を介して、カウンタ制御信号ICLK1T,カラム
系セット信号CSETが取込まれ、相補レベルの制御信
号CFBMST,CFBMSBが生成される。この相補
レベルの制御信号CFBMST,CFBMSBは、クロ
ックドインバータ63、及びインバータ54が結合され
て成るラッチ回路や、マルチプレクサ203内の同同一
構成のラッチ回路の動作制御のために使用される。ま
た、クロックドインバータ62とインバータ57とが結
合されることによって、カウンタ出力状態を保持するた
めのラッチ回路が形成され、このラッチ回路は、カウン
タ制御信号ICLK2T、及びそれがインバータ56に
よって反転された信号とによって動作制御される。
【0032】上記インクリメントカウンタ201をセッ
トするためのセット回路は、特に制限されないが、2入
力ナンドゲート64,65、クロックドインバータ6
6、インバータ67,68、pチャンネル型MOSトラ
ンジスタM3が結合されて成る。ナンドゲート64に
は、カラム系セット信号CSET及びバーストモード切
換え信号MRGT3の負論理積が得られ、この出力に応
じて、高電位側電源Vccに結合されたpチャンネル型
MOSトランジスタM3のスイッチ動作が制御されるよ
うになっている。また、ナンドゲート64の出力は、I
LASPとしてアドレス比較用EOR回路202へ供給
される。さらに、バーストモード切換え信号MRGT3
がインバータ67によって反転されたものと上記カラム
系セット信号CSETとの負論理積が、ナンドゲート6
5で得られ、この負論理積出力に応じてクロックドイン
バータ66の動作が制御されるようになっている。ま
た、ナンドゲート65の負論理積出力がインバータ68
で反転されることによって制御信号ASTが形成され、
この制御信号ASTは、アドレス比較用EOR回路20
2へ供給される。
【0033】上記インクリメントカウンタ201の初期
化の動作は、上記セット回路204によって、入力信号
CSEがハイレベルの期間において行われる。すなわ
ち、アドレスセット信号ICSEB(セット時ローレベ
ルになる信号:通常はハイレベル)が、ローレベルとさ
れたとき、入力信号CSEがハイレベルになり、MRG
T3により、セット回路203の2つのパス(インタリ
ーブモード用かシーケンシャル用)のうち、どちらか一
方のパスがセレクトされ、出力ノードAAに、インクリ
メントカウンタ201の初期値が出力され、それによっ
て当該カウンタ201が初期化される。
【0034】図6に示されるように、アドレス比較用E
OR回路202は、特に制限されないが、クロックドイ
ンバータ71〜73、インバータ75〜76を含んで構
成され、それのセット回路205は、特に制限されない
が、クロックドインバータ70、インバータ74、及び
pチャンネル型MOSトランジスタM4が結合されて成
る。
【0035】開始アドレスであるCSABNを取込むた
めのクロックドインバータ70は、上記セット回路20
4におけるナンドゲート64の出力ILASPに基づい
て動作制御される。このクロックドインバータ70の出
力端子は、クロックドインバータ71とインバータ76
とによって構成されるラッチ回路や、低電位側電源Vs
sに結合されたpチャンネル型MOSトランジスタM
4、さらにはクロックドインバータ73に結合される。
制御信号ASTによってpチャンネル型MOSトランジ
スタオンされた状態では、クロックドインバータ70の
出力端子、クロックドインバータ71とインバータ76
とによって構成されるラッチ回路、クロックドインバー
タ73の入力端子が低電位側電源Vssレベル(ローレ
ベル)とされる。
【0036】このアドレス比較用EOR回路202のセ
ット動作は、セット回路(図番4)により上記カウンタ
セット回路204と同じタイミングで実施される。アド
レス比較用EOR回路202にセットされる比較アドレ
スは、インタリーブモードのときには、各位の1stア
ドレスがセットされ、それとインクリメントカウンタ2
01の出力とが比較され、このEOR回路202の出力
がチップ内アドレスCABTNとして出力される。シー
ケンシャルモードでは、インクリメントカウンタ201
の出力がそのままCABTNとして使用されるため、ア
ドレス比較用EOR回路202には、オール零がセット
され、アドレス比較用EOR回路202がスルーパス状
態とされる。
【0037】また、インタリーブモード及びシーケンシ
ャルモードでは、チップ内部で使用する1stカラムア
ドレスが同一アドレスであるため、上記インクリメント
カウンタ201の初期化動作と同時にマルチプレクサ2
03にてセットアドレス用ラッチを使用してチップ内ア
ドレスCABTNへ出力され、2nd(2番目)アドレ
ス以降については、アドレス比較用EOR回路202か
らのパスが使用される。
【0038】上記マルチプレクサ203は、特に制限さ
れないが、クロックドインバータ78〜80、及びイン
バータ81〜84が結合されて成る。アドレスセット信
号ICSEBがインバータ81,82、及び83を介し
てクロックドインバータ78に、それの動作制御信号と
して入力される。インバータ83の出力は、カラム系セ
ット信号CSETとされる。上記アドレス比較用EOR
回路202におけるクロックドインバータ72,73の
出力が、クロックドインバータ79によって取込まれる
ようになっている。このクロックドインバータ79は、
相補レベルのカウンタ制御信号ICLK1T,ICLK
1Bによって制御されるようになっている。上記クロッ
クドインバータ78,79は択一的にオン状態とされ、
その出力が、後段のクロックドインバータ80,インバ
ータ84からなるラッチ回路に保持され、その出力CA
BTNが、本アドレス発生回路の出力とされる。上記ク
ロックドインバータ80は、相補レベルの制御信号CF
BMST,CFBMSBによって動作制御される。
【0039】図7には本実施例回路の動作タイミングが
示される。
【0040】このカラムアドレス発生回路27のは、図
7に示されるように、カウンタ制御信号ICLK1T、
及びICLK2Tを制御することでインクリメントカウ
ンタ201を制御する。このカウンタ制御信号ICLK
1TとICLK2Tは、基本的に逆位相の関係にある。
また、アドレスセット信号ICSEBが、ローレベルの
ときには、カウンタ制御信号ICLK1T、ICLK2
Tともに、ローレベルとされる。このカウンタ制御信号
ICLK2Tは、アドレスセット信号ICSEBの上昇
エッジもしくは、カウンタ制御信号ICLK1Tの下降
エッジに同期して、1ショットパルスとされる信号であ
る。
【0041】アドレスセット信号ICSEBによりイン
クリメントカウンタ201、及びアドレス比較用EOR
回路202を初期化した後、カウンタ制御信号ICLK
2Tのハイレベル時の1ショットパルスにより、CCO
TNの次のアドレスであるCCSMTNの情報(アドレ
ス)を、カウンタ制御信号ICLK2Tによる次段のス
ルーラッチが取り込み、CCSMTNの情報(アドレ
ス)をアドレス比較用EOR回路202へ出力する。ア
ドレス比較用EOR回路202からは、各位毎にアドレ
ス比較用EOR回路202にセットされた情報(アドレ
スもしくはL:VSS)とCCSMTNの情報(アドレ
ス)とを比較したものが、マルチプレクサ203へ出力
される。このマルチプレクサ203は、カウンタ制御信
号ICLK1Tがハイレベルのとき、アドレス比較用E
OR回路202に接続されるパスが活性化され、このア
ドレス比較用EOR回路202の出力が、チップ内カラ
ムアドレスであるCABTNとして出力される。
【0042】また、カウンタ各位のCCOTNを桁上が
り制御回路へ出力し、上位カウンタのCINTN、CI
NBNを生成することで、インクリメントカウンタ20
1の桁上がりが制御される(CINBNは、CINTN
の逆位相である)。そして、図2のCSATNは、アド
レスラッチの出力すなわち、開始アドレスである(CS
ABNは、CSATNの逆位相である)。
【0043】このようにカラムアドレス発生回路27を
構成しても、バーストモードで指定する2種類のカラム
アドレススキャンニングにおいて1種類のインクリメン
トカウンタ201を共有することができるので、シンク
ロナスDRAMにおけるカラムアドレス発生回路27の
簡素化を図ることができ、図3に示される回路と同様の
作用効果を奏する。
【0044】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0045】例えば、上記実施例ではEOR(排他的論
理和)ゲートを適用した場合について説明したが、この
EORに代えてENOR(排他的負論理和)ゲートを適
用することもできる。EORゲートの場合には、シーケ
ンシャルモードにおいて、当該EORゲートの入力端子
をローレベル(0レベル)に固定したが、ENORゲー
トを適用する場合には、当該入力端子をハイレベル
(1)レベルに固定するようにする。
【0046】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシンク
ロナスDRAMに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、それを含む各種
データ処理装置に適用することができる。
【0047】本発明は、少なくともカラムアドレス生成
回路を含むことを条件に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0049】すなわち、カラムアドレスの初期値を排他
的論理演算に関与させる第1モード、及びカラムアドレ
スの初期値を排他的論理演算に関与させない第2モード
を切換えるための制御論理を含んでカラムアドレス生成
回路を構成することにより、バーストモードで指定する
2種類のカラムアドレススキャンニングにおいて、1種
類のカウンタを共有することができるので、シンクロナ
スDRAMにおけるカラムアドレス発生回路の簡素化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシンクロナスDRAM
の全体的な構成ブロック図である。
【図2】上記シンクロナスDRAMにおけるカラムアド
レス発生回路の構成ブロック図である。
【図3】上記カラムアドレス発生回路の基本的な構成回
路図である。
【図4】上記シンクロナスDRAMにおけるバーストモ
ードのカラムアドレススキャンニング説明図である。
【図5】上記カラムアドレス発生回路の一部の詳細な構
成例回路図である。
【図6】上記カラムアドレス発生回路の一部の詳細な構
成例回路図である。
【図7】上記シンクロナスDRAMの動作タイミング図
である。
【符号の説明】
27 カラムアドレス発生回路 16A データセレクタ 16B データセレクタ 18A メインアンプ 18B メインアンプ 31 セットアドレス用ラッチ 32 カウンタユニット 33 EORゲート 34 クロックドインバータ 35 クロックドインバータ 201 インクリメントカウンタ 202 アドレス比較用EOR回路 203 マルチプレクサ 204 セット回路 205 セット回路 S1 スイッチ S2 スイッチ M1 nチャンネル型MOSトランジスタ M2 nチャンネル型MOSトランジスタ M3 pチャンネル型MOSトランジスタ M4 pチャンネル型MOSトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラムアドレスを発生するためのカラム
    アドレス生成回路を有し、所望のワード線を選択した状
    態でカラムアドレスを順次変化させることにより、メモ
    リセルの連続アクセスを可能とする半導体記憶装置にお
    いて、上記カラムアドレス生成回路は、設定された初期
    値を基準として歩進動作するカウンタと、このカウンタ
    の出力値とカラムアドレスの初期値との排他的論理演算
    を行うための排他的論理回路と、カラムアドレスの初期
    値を上記排他的論理演算に関与させる第1モード、及び
    カラムアドレスの初期値を上記排他的論理演算に関与さ
    せない第2モードを切換えるための制御論理とを含み、
    上記排他的論理回路の出力に基づいてカラムアドレスを
    得るようにされて成ることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御論理は、上記カラムアドレスの
    初期値にかかわらず、上記カウンタの出力値に呼応して
    排他的論理回路の出力値が変化するように上記排他的論
    理回路の入力端子の論理レベルを固定するためのスイッ
    チ素子を含む請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記カウンタの歩進動作の初期値は、上
    記第1モードでオール零とされ、上記第2モードで上記
    カラムアドレスの初期値に等しくされる請求項1又は2
    記載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08147964A (ja) * 1994-11-22 1996-06-07 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH0991954A (ja) * 1995-09-19 1997-04-04 Nec Corp 半導体記憶装置

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