JPH06300868A - 電子計時装置 - Google Patents

電子計時装置

Info

Publication number
JPH06300868A
JPH06300868A JP8832093A JP8832093A JPH06300868A JP H06300868 A JPH06300868 A JP H06300868A JP 8832093 A JP8832093 A JP 8832093A JP 8832093 A JP8832093 A JP 8832093A JP H06300868 A JPH06300868 A JP H06300868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
database
time
search
station
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8832093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Haranishi
正樹 原西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8832093A priority Critical patent/JPH06300868A/ja
Publication of JPH06300868A publication Critical patent/JPH06300868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計時装置に新たな機能を加える。 【構成】 時刻表データベースを格納した時刻表メモリ
部14を電子計時装置本体に脱着可能とし、計時処理部
15の計時した時刻に関連させた時刻表データベースの
検索をシステムコントローラ12により実行し、検索結
果もしくは検索結果に対して情報処理を施した結果を第
1ディスプレイ13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計時装置にかかわ
り、特に腕時計において交通機関の出発時間及び到着時
間、料金の表示等を行うのに好適な電子計時装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子計時装置は水晶振動子により
発生したクロックパルスを計数する計時装置のほかに、
アラーム機能、ストップウォッチ機能などを搭載したも
のが提案されている。さらにICメモリの小型化によ
り、簡単な電話番号登録機能等を備えているものも提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように電子計時装
置を多機能化することにより、電子計時装置の付加価値
が高まってきたが、従来の電子計時装置には多機能化に
おいて、なお、改善の余地があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、計時機能の他、従来にはない新たな機能を提供し、
また、その機能のもつ問題を解消することの可能な電子
計時装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は時刻を計時する計時手段
と、時刻情報をデータ構造体の一部として有するデータ
ベースを記憶する記憶手段と、前記データベースに対す
る検索を指示する指示手段と、当該指示に応じて、前記
計時手段の計時した時刻に関連するデータ構造体を前記
データベースから抽出する第1抽出手段とを具えたこと
を特徴とする。
【0006】請求項2の発明は前記データベースには輸
送手段の運航スケジュールを示すデータが記載されてお
り、当該運航スケジュールに関連のデータをキーワード
として入力する第1入力手段と、前記キーワードに関連
するデータ構造体を前記データベースから抽出する第2
抽出手段とをさらに具えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は前記記憶手段は装置本体
に対して脱着可能であることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は前記データベースに対す
る修正情報を入力する第2入力手段と、該修正情報によ
り当該データベースのデータ構造体のデータを修正する
情報処理手段とをさらに具えたことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は時刻を計時する計時手段
と、輸送手段の識別名,停車地名,出発時刻を有するデ
ータ構造体で構成される時刻表データベースを記憶した
記憶手段と、出発地および到着地を指示入力する第3入
力手段と、前記計時手段の計時時刻より後で、該計時時
刻から最短の出発時刻で、前記指示された出発地を出発
する輸送手段についての第1検索を前記時刻表データベ
ースに対して実行する第1検索手段と、当該第1検索の
結果、得られる輸送手段の識別名前記指示された到着地
に基き、前記時刻表データベースに対して第2検索を実
行し、該輸送手段が当該到着地を出発する出発時刻を取
得する第2検索手段と、当該取得した出発時刻を到着時
刻として表示する表示手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項6の発明は前記時刻表データベース
のデータ構造体はさらに始発地を基準として前記停車地
名の示す停車地までの距離情報を含むと共に、前記記憶
手段は距離と運賃の関係を示す運賃テーブルをさらに記
憶しており、前記第2入力手段から入力された出発地,
到着地に対応する距離情報を前記時刻表データベースか
ら取得する第3検索手段と、当該取得した距離情報から
前記出発地と前記到着地の間の距離を演算する演算手段
と、当該演算の結果、得られた距離から前記運賃テーブ
ルを参照して運賃を取得する第4検索手段とをさらに具
え、当該取得した運賃を前記表示手段により表示するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は時刻を計時する計時手段
と、時刻情報をデータ構造体の一部として有するデータ
ベースを有し外部から与えられた指示に応じてデータ検
索が可能なデータベース検索手段と、計時動作に関わる
第1の指示および前記データベースの検索に関わる第2
の指示を入力する第4入力手段と、当該入力された第1
の指示に応じて前記計時手段を制御し、当該入力された
第2の指示を前記データベース検索手段に与える制御手
段とを具えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、電子計時装置にデータベー
ス検索機能という新たな機能を持たせ、現在の計時時刻
に関連したデータを検索することによりユーザの時刻関
連の入力操作を省略する。
【0013】請求項2の発明は、時刻関連のデータの他
に他のデータをキーワードとして用いたデータベースの
検索可能であり、電車や飛行機等の輸送手段についての
スケジュール情報をデータベースから得ることができ
る。
【0014】請求項3の発明では、記憶手段の交換が可
能となり新規データベースへの修正が簡単となる。
【0015】請求項4の発明では、データベース内容の
部分修正が可能となる。
【0016】請求項5の発明では、時刻表データベース
を用いて目的地までの到着時間をユーザが知ることがで
きる。
【0017】請求項6の発明では、さらに目的地までの
運賃をユーザが知ることができる。
【0018】請求項7の発明では、データベース検索手
段と計時手段とを制御する手段を一体化することにより
ハード構成を簡素化する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明実施例の構造を示す。
【0021】図1において、第1部材60は第2部材6
1に対してヒンジ62により図2に示すような矢印方向
に回転自在に保持されている。図1および図2に示す電
子計時装置、本実施例では腕時計本体は、第1部材が開
放状態にあることを示している。第1部材60を第2部
材61に当接又は嵌合したときの上面外観を図3に示
す。
【0022】図1に戻り、第1部材60の内側には第1
ディスプレイ13が配置され、第2部材61には入力部
61の中の文字入力部11Aが設けられている。文字入
力部11Aは、図1に示すようにひらがなについての文
字表示(キートップ)11Bと、発光素子(LEDと称
す)11Cを1対とした複数対を有している。LED1
1Cは、文字表示11Bの示す文字情報の入力が可能で
あることを点灯で示す。
【0023】第2部材の側面には点灯するLED11c
の上下左右への移動をそれぞれ指示するキー11E,1
1F,11G,11Hと、点灯のLED11Cに対応の
文字情報を入力の文字情報として選択するキー11Dが
設けられている。
【0024】第1部材の外表面には、図3に示すような
第2ディスプレイおよび時刻合わせ等周知の時計関連の
制御用スイッチ11Iが設けられている。
【0025】このような電子計時装置の回路構成を図4
に示す。なお、図1〜図3に記載の箇所と同一の箇所に
は同一の符号を付している。図4において、システムコ
ントローラ12はCPU(中央演算処理装置)やマイク
ロプロセッサが用いられており、請求項7の発明の制御
手段としてシステム全体を制御する他、本発明に関わる
時刻表データの検索およびその表示制御処理を実行す
る。システムコントローラ12には入力部11が接続さ
れ、上述の文字入力部11A,キー11D〜11H,時
計用制御用スイッチ11Iから入力される指示情報が入
力部11からシステムコントローラ12に入力される。
【0026】システムコントローラ12には、その他、
第1ディスプレイ13,時刻表メモリ部14,計時処理
部15が接続されている。第1ディスプレイ13には液
晶表示器等を用いることができ、時刻表データの表示を
行なう。時刻表メモリ部14にはEEPROM(電気的
消去可能メモリ)を用いており、電車の運航スケジュー
ルを示す時刻表データをデータベースの形態で格納す
る。また時刻表メモリ部14には輸送会社毎に距離と運
賃の関係を示す運賃テーブルが格納されている。したが
って、時刻表メモリ部14が請求項1,請求項5の発明
の記憶手段に相当する。
【0027】時刻表メモリ部14はシステムコントロー
ラ12に対して、図5のコネクタ12Aを介して脱着可
能に信号線接続される。時刻表メモリ部14は図2に示
すように第2部材61の裏面側に装着される。
【0028】計時処理部15は、計時機能を有する周知
の回路を用いることができる。簡単に説明すると、この
回路は水晶発振子の発生するパルスを分周回路により分
周し、基準クロックを作成する。基準クロックをカウン
タにより計数し、その計数結果が、秒,分,時を示す数
値データに変換される。これらの数値データは第2ディ
スプレイ16に送られ表示される(図3参照)。
【0029】時刻表メモリ部14に格納されたデータベ
ースの中の時刻表データの構造を図6を用いて説明す
る。データベースの時刻表データのリストの構成単位と
なるレコード(駅データ構造体とも称す)の構成を図6
に示す。
【0030】レコードはヘッド部,メインデータ部,テ
イル部を1組としたデータ集合群で構成される。ヘッド
部に含まれるデータは図7に示すように、会社コード,
線コード,駅コード,電車コードがある。会社コードは
輸送会社の識別名コードである。線コードは輸送系統の
識別名コード,駅コードは停車駅(請求項5の発明の停
車地)の識別コード,電車コードは、上記停車駅に停車
する電車の識別コードである。本実施例ではこれらの識
別コードは文字を表わす文字コードの列で構成される。
【0031】メインデータ部は発車時刻データおよび営
業距離データで構成される。発車時刻データは上述の電
車コードの示す電車が駅コードの示す駅を発車する時刻
を示すデータである。営業距離データは線コードの示す
輸送系統の始発駅から駅コードの示す駅までの営業距離
を示すデータである。
【0032】テイル部は駅コードの示す駅の次に参照す
べき駅の駅コードの格納アドレスが記載される。複数の
輸送系統が接続する駅(図8のb)の場合、テイル部に
は複数のアドレスが記載される。
【0033】このようなデータ構造のデータベースを用
いて実行する検索処理を説明する。
【0034】本実施例では、 1)キーワード検索処理 2)運賃算出処理、現時刻に最も近い電車に乗ったとき
の目的地の到着時間の検出処理 3)データベース修正処理 の機能が用意されている。
【0035】ユーザが図3の時刻表電源11Jを操作す
ると、図4のシステムコントローラ12は内部に格納さ
れた図9の処理手順を読出し演算実行する。
【0036】まず、システムコントローラ12は上述の
処理を選択するためのメニューを第1ディスプレイ13
に表示する(S10)。なお第1ディスプレイ13の表
示画面は表示可能な行が数行なので、ユーザは上移動キ
ー11Eを操作して表示画面を上スクロールさせ下移動
キー11Fを操作して表示画面を下スクロールさせる。
【0037】所望のメニュー項目が表示画面上の特定位
置に位置したときにユーザが選択キー11Dを操作し
て、メニュー項目を選択すると(S20)、システムコ
ントローラ12は特定位置のメニュー項目の内容を識別
し(S30〜S50)、ユーザから指示されたメニュー
項目の処理を実行する。
【0038】ユーザがキーワード検索処理を選択した場
合は、システムコントローラ12の実行手順はS30→
S31と進む。ここで、ユーザは、文字入力部11A
(請求項2の発明の第1入力手段−図1参照)を用い
て、キーワードを入力する。たとえば駅の名前を入力す
る場合、ユーザは、上,下,左,右移動キー11E〜1
1Hのいずれかを操作して、LED11Cの点灯位置を
移動させ、所望の文字位置まで移動させる。次にユーザ
は選択キー11Dを操作してLEDか点灯の文字を入力
する。このようにしてユーザはキーワードを入力して、
入力の終了を選択キー11Dの2回連続操作等で指示す
ると、システムコントローラ12は請求項2の発明の第
2抽出手段として入力された文字列によりデータベース
を検索し、この文字列と同じ文字列(駅識別コード)を
持つレコードデータすなわち、図7のレコードデータを
抽出し、順次に表示する。表示内容が多数データの場
合、ユーザは上移動キー11E又は下移動キー11Fを
操作して表示をスクロールさせる。上述の駅名の検索を
行なうと、ユーザはその駅を通過/発車する電車名,電
車発車時刻等を知ることができる。
【0039】キーワード検索はその他、図7に示す参照
データについてのキーワード検索が可能である。たとえ
ば線コード(輸送系統名)をユーザが指示するとその輸
送系統に属するユーザは駅名や電車名を知ることができ
る。
【0040】上述のメニュー画面で運賃算出処理,到着
時刻モードを入力部11(請求項1の発明の指示手段と
して動作)によりユーザが選択すると、システムコント
ローラ12の図1の実行手順はS20→S30→S40
→S41と進み、運賃算出処理および発車時刻調査処理
が共に実行される。
【0041】この処理の詳細手順を図10に示す。すな
わち、ユーザはこの処理モードを選択後、次に、文字入
力部11A(請求項5の発明の第3入力手段に相当)か
ら、出発駅名,到着駅名を入力する(S110→S12
0)。
【0042】システムコントローラ12は以下に述べる
処理を行って、出発駅から到着駅に到る輸送系統,距
離,到着時間を検出する。
【0043】説明のために、図8のc駅を出発駅、f駅
を到着駅とする。
【0044】システムコントローラ12は出発駅名と同
一の駅名を持つ駅データ構造体(レコードデータ)を時
刻表データベースから順次読出す(S130)。
【0045】最初に読出された駅データ構造体のデータ
が始発駅を示していないことを確認し、出発駅(c駅)
からの行路が2つであると判断したシステムコントロー
ラ12は2つの行路1,2を設定し、図8に示すように
行路1,2に沿って検索を行なうことになる。この検索
に先立って、システムコントローラ12は計時処理部
(請求項1,5の計時手段)15から現在時刻を読出
す。次に、出発駅(c駅)について順次に読出される駅
データ構造体の中から、行路1,行路2の各方向に向か
う電車で、指定された駅の出発時間が現在時刻より後
で、かつ、最も近い電車を検出する。
【0046】より具体的には駅データ構造体の中のc駅
の発車時刻と現在時刻と時間差を算出し、この算出の時
間差とこれまでに検出した最少時間差とを比較して、算
出の時間差がこれまでの最少時間差より小さい場合には
算出の時間差が以後の最少時間差として扱われる。
【0047】このようにして、システムコントローラ1
2は現在時刻に最短でc駅を発車する電車名を、行路
1,行路2についてそれぞれ検出する(S130)。こ
のときのシステムコントローラ12が請求項1の第1抽
出手段、請求項5の発明の第1検索手段として動作す
る。
【0048】この後、システムコントローラ12は検出
の電車名を持つ駅データ構造体を上記行路1,行路2の
方向に沿ってそれぞれ、時刻表データベースから抽出す
る。この例では図11に示すように、c駅についての現
在時刻に最短となる行路1の駅データ構造体80,行路
2の駅データ構造体90が得られる。
【0049】以下、システムコントローラ12は行路
1,2に沿ってすなわち、次の参照データコードの示す
順に同一電車名についてのデータベース検索(請求項5
の発明の第2検索)を行って、この電車名の示す電車が
通過する駅の駅データ構造体を抽出して行く(S140
〜S160のループ処理)。
【0050】抽出された駅データ構造体の示す駅名がユ
ーザの指示した到着駅名と一致する場合は、システムコ
ントローラ12は請求項6の演算手段として駅データ構
造体の中の距離データと出発駅の距離データの差から両
駅間の距離を算出する(S170)。次にシステムコン
トローラ12は請求項6の第4検索手段として算出され
た距離に対応する運賃データを時刻表メモリ部14の運
賃テーブルから読出す。システムコントローラ12は到
着駅の発車データを到着時間とみなし、運賃データと到
着時間を第1ディスプレイ13に表示する(S18
0)。
【0051】したがって、このときのシステムコントロ
ーラ12が請求項5の発明の第2検索手段、第1ディス
プレイ13が表示手段として動作する。
【0052】以上の手順は乗り換えが生じない場合の手
順であるが、本例のように乗り換えが生じる場合は、次
のような手順が実行される。はじめに行路1に沿ってc
駅の次の停車駅についての駅データ構造体(図11の符
号81)が検出されると(S150)、その駅データ構
造体81の参照データが2つあることを確認したシステ
ムコントローラ12は乗り換えが生じると判断し、あら
かじめすべへての分岐点に用意されている乗り換え参照
テーブルのデータベースの中から、駅データ構造体81
に対する乗り換え参照テーブル(図12)を参照するこ
とにより、最適な分岐路を決定する。乗り換え参照テー
ブルは、到着駅が分岐路ごとに示してあり、例えば図1
2の場合は到着駅がf駅であるので、f駅のある分岐路
を探す。ここの例では、分岐路2にf駅を見つけるので
分岐路2を選択する。以下次の参照データコードに基づ
き駅データ構造体を到着駅の駅データ構造体を見つける
まで検索する。ここの例ではb駅についての駅データ構
造体81の発車時刻後、乗り換え始発駅すなわちb′駅
の最短の電車発車時刻を持つ、駅データ構造体82が時
刻表データベースの中から抽出される(S145)。分
岐路2に沿って駅データ構造体をfに到着するまで検索
する。また出発駅から到着駅までに通過した駅データ構
造体のアドレスはすべてシステムコントローラ内に一時
記憶される。一方行路2に沿って到着駅fを検索した場
合、分岐点に到達するかあるいは、行路の終点に到達す
るまでは、行路2に沿って駅データ構造体を検索してい
くが、もし到着駅に到達する前に行路の終点に到達した
場合その行路は無効とし、前述したシステムコントロー
ラ12に一時記憶した駅データ構造体のアドレスの先頭
に戻る(すなわちc点に戻る)。また分岐点に到達した
場合はその分岐点に用意された乗り換え参照テーブルに
基づき到着駅の検索を行っていく。行路1と行路2の両
方で到着駅までの経路が見つかった場合は到着駅につく
時間の早いほうを選択することにする。
【0053】以下、システムコントローラ12は、上述
と同様設定された分岐路1〜3の各々に沿って同一電車
の通過駅を時刻表データベースの検索により検出し、ユ
ーザから指示された到着駅が検出するまで、検索処理を
繰り返す(S140〜S160のループ処理)。
【0054】このようにして、分岐路2のf駅の駅デー
タ構造体が読出されると、このデータ構造体の持つ駅名
がf駅と一致することが確認されると、システムコント
ローラ12は、B会社のf駅→b´駅,A会社のb駅→
d駅と輸送経路を確定し、これらの駅データ構造体の示
す距離データと、A会社の運賃テーブル,B会社の運賃
テーブルから運賃料金を検出し、運賃料金の合計を算出
する。f駅の駅データ構造体の発車時刻データが到着時
刻とみなされ、第1ディスプレイ13に運賃料金と共に
表示される(S170→S180)。
【0055】以上の機能の他に本実施例ではさらに、時
刻表データベースの修正が可能である。メニュー画面で
ユーザが修正モードを指示すると、システムコントロー
ラ12の実行手順は図9のS20→S30→S40→S
50→S51と進む。
【0056】ここでユーザは、キーワード、たとえば電
車名を文字入力部11Aから入力する。システムコント
ローラ12はキーワードに合致する駅データ構造体を順
次に検索して表示する(S52)。
【0057】ユーザは入力部11(請求項4の第2入力
手段)を用いてこの表示に対して修正すべき箇所を指定
して、修正情報を入力する(S53)。システムコント
ローラ12は読出した駅データ構造体の中の指定された
箇所を入力の修正情報に変えた後、時刻表データベース
の同一格納アドレスに修正後の駅データ構造体を書き込
む(S54)。このようにして、時刻表データベースの
部分修正が可能となる。このときのシステムコントロー
ラ12が請求項4の情報処理手段として動作する。ま
た、本実施例では時刻表データベースを格納した時刻表
メモリ部14自体が交換可能であるので、ダイヤ改正時
には、新たな時刻表データベースを搭載した時刻表メモ
リ部14を実装できる。
【0058】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0059】1)本実施例は鉄道の時刻表データベース
について説明したが航空機,船の時刻表データベースに
も本発明を適用できる。
【0060】2)本実施例の時刻表データベースは駅順
にデータ構造体を格納するデータ構造としているが、電
車名毎にデータ構造体を格納するデータ構造とすること
もできる。また、図9,図10の処理手順はデータベー
スのデータ構造に応じて定まるものであり、本例に限定
されることはない。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、従来にはない時刻関連のデータベース、たとえば時
刻表データベースの検索が可能であり、また時刻表デー
タベースの検索結果を用いて運賃の算出や到着時間の算
出が可能となり、ユーザに新規の情報サービスを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の外観を示す上面図である。
【図2】本発明実施例の外観を示す側面図である。
【図3】本発明実施例の外観を示す上面図である。
【図4】本発明実施例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】時刻表メモリ部14の接続構成を示す構成図で
ある。
【図6】時刻表データベースのデータ構成を示す説明図
である。
【図7】時刻表データベースのデータ構成を示す説明図
である。
【図8】本発明の運賃算出手順の説明に用いる図であ
る。
【図9】図4のシステムコントローラ12の処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】図4のシステムコントローラ12の処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の運賃算出手順の説明に用いる図であ
る。
【図12】本発明の運賃算出手順の説明に用いる図であ
る。
【符号の説明】
1 計時装置 2 表示部 11 入力部 12 システムコントローラ 14 時刻表メモリ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を計時する計時手段と、 時刻情報をデータ構造体の一部として有するデータベー
    スを記憶する記憶手段と、 前記データベースに対する検索を指示する指示手段と、 当該指示に応じて、前記計時手段の計時した時刻に関連
    するデータ構造体を前記データベースから抽出する第1
    抽出手段とを具えたことを特徴とする電子計時装置。
  2. 【請求項2】 前記データベースには輸送手段の運航ス
    ケジュールを示すデータが記載されており、当該運航ス
    ケジュールに関連のデータをキーワードとして入力する
    第1入力手段と、 前記キーワードに関連するデータ構造体を前記データベ
    ースから抽出する第2抽出手段とをさらに具えたことを
    特徴とする請求項1に記載の電子計時装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は装置本体に対して脱着可
    能であることを特徴とする請求項1に記載の電子計時装
    置。
  4. 【請求項4】 前記データベースに対する修正情報を入
    力する第2入力手段と、該修正情報により当該データベ
    ースのデータ構造体のデータを修正する情報処理手段と
    をさらに具えたことを特徴とする請求項1に記載の電子
    計時装置。
  5. 【請求項5】 時刻を計時する計時手段と、 輸送手段の識別名,停車地名,出発時刻を有するデータ
    構造体で構成される時刻表データベースを記憶した記憶
    手段と、 出発地および到着地を指示入力する第3入力手段と、 前記計時手段の計時時刻より後で、該計時時刻から最短
    の出発時刻で、前記指示された出発地を出発する輸送手
    段についての第1検索を前記時刻表データベースに対し
    て実行する第1検索手段と、 当該第1検索の結果、得られる輸送手段の識別名前記指
    示された到着地に基き、前記時刻表データベースに対し
    て第2検索を実行し、該輸送手段が当該到着地を出発す
    る出発時刻を取得する第2検索手段と、 当該取得した出発時刻を到着時刻として表示する表示手
    段とを具えたことを特徴とする電子計時装置。
  6. 【請求項6】 前記時刻表データベースのデータ構造体
    はさらに始発地を基準として前記停車地名の示す停車地
    までの距離情報を含むと共に、前記記憶手段は距離と運
    賃の関係を示す運賃テーブルをさらに記憶しており、前
    記第2入力手段から入力された出発地,到着地に対応す
    る距離情報を前記時刻表データベースから取得する第3
    検索手段と、当該取得した距離情報から前記出発地と前
    記到着地の間の距離を演算する演算手段と、当該演算の
    結果、得られた距離から前記運賃テーブルを参照して運
    賃を取得する第4検索手段とをさらに具え、当該取得し
    た運賃を前記表示手段により表示することを特徴とする
    請求項5に記載の電子計時装置。
  7. 【請求項7】 時刻を計時する計時手段と、 時刻情報をデータ構造体の一部として有するデータベー
    スを有し外部から与えられた指示に応じてデータ検索が
    可能なデータベース検索手段と、 計時動作に関わる第1の指示および前記データベースの
    検索に関わる第2の指示を入力する第4入力手段と、 当該入力された第1の指示に応じて前記計時手段を制御
    し、当該入力された第2の指示を前記データベース検索
    手段に与える制御手段とを具えたことを特徴とする電子
    計時装置。
JP8832093A 1993-04-15 1993-04-15 電子計時装置 Pending JPH06300868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8832093A JPH06300868A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子計時装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8832093A JPH06300868A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子計時装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06300868A true JPH06300868A (ja) 1994-10-28

Family

ID=13939633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8832093A Pending JPH06300868A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子計時装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06300868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09167138A (ja) * 1995-12-18 1997-06-24 Casio Comput Co Ltd 携帯情報端末

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09167138A (ja) * 1995-12-18 1997-06-24 Casio Comput Co Ltd 携帯情報端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106909064B (zh) 时刻显示装置以及时刻显示方法
CN102822751B (zh) 电波计时器
JP2018116067A (ja) 時刻表示装置、時刻表示方法およびプログラム
US10190880B2 (en) Electronic timepiece
US6185157B1 (en) Timepiece including a GPS receiver, arranged in particular, for indicating the direction of a “target” location
US9625881B2 (en) Electronic timepiece
JP3931449B2 (ja) 時間記憶装置、腕時計、時間記憶方法及び記憶媒体
JPH06300868A (ja) 電子計時装置
CH641310B (fr) Montre electronique notamment montre-bracelet, a affichage digital, avec fonctions geographico-solaires.
JP2000187088A (ja) 計時装置
JP2008268006A (ja) 移動経路表示装置
CN114114887A (zh) 电子设备的控制装置、控制方法和钟表、钟表主体及表带
JP2022041895A (ja) 電子機器の制御装置、制御方法及び制御プログラムと、時計、時計本体及びバンド
JP2004030457A (ja) 携帯情報端末
JP6176303B2 (ja) 高度取得装置、高度取得方法、及びプログラム
JP2000215231A (ja) 旅行計画補助装置、旅行情報提供装置、および旅行情報提供用端末装置
JP2009277005A (ja) 待ち合わせ場所候補検索システム、待ち合わせ場所候補検索方法、および待ち合わせ場所候補検索プログラム
JP2753534B2 (ja) 表示制御装置
JPH04307394A (ja) 時計装置
JPH05288562A (ja) 航跡表示装置
JPH0710371Y2 (ja) 時刻表表示装置
KR100444103B1 (ko) 지피에스를 이용한 특정 위치 메모 및 표시 방법
JPH052878Y2 (ja)
JP2002178923A (ja) 交通ナビゲーションシステム、その携帯端末及び交通ナビゲーション方法
JPH052877Y2 (ja)