JPH06295301A - 製造管理システム - Google Patents

製造管理システム

Info

Publication number
JPH06295301A
JPH06295301A JP32055293A JP32055293A JPH06295301A JP H06295301 A JPH06295301 A JP H06295301A JP 32055293 A JP32055293 A JP 32055293A JP 32055293 A JP32055293 A JP 32055293A JP H06295301 A JPH06295301 A JP H06295301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
data
tightening
result
working
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32055293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nagaoka
雅男 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP32055293A priority Critical patent/JPH06295301A/ja
Publication of JPH06295301A publication Critical patent/JPH06295301A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員の不注意による不良品の生産を防止さ
せる。 【構成】 生産ラインに被組立物が投入されると、作業
員が、ETCレンチ3のコントローラにあらかじめ設定
した加工条件より、適正な条件を選択する。そして、E
TCレンチによる作業の具体的な作業結果データと、選
択された条件で正常に作業が行われたかを判定した作業
確認結果とが該コントローラより作業端末WTに出力さ
れる。作業端末は、ファイルサーバ内にあらかじめ保存
された規定の加工条件データと作業結果データとが適合
しているか、また、選択された条件に適合した作業が行
なわれたことを作業確認結果が示しているかの両項目に
より「合格」判定を行う。いずれかの条件が満たされな
ければ、作業端末の画面表示や警告音によって作業員に
警告が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両の生産ライン等に
用いて好適な製造管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】FA(ファクトリオートメーション)技
術は、製品の品質の向上、製造コストの低減および生産
性の向上という大きな成果を製造業界にもたらした。こ
の種のFA技術を導入した生産システムによれば、被組
立物の搬送、加工の制御等、製品の製造に係る作業がす
べてコンピュータの管理下において行われる。すなわ
ち、コンピュータによる制御の下、被組立物が各種加工
機に順次搬送され、各加工機には製品の仕様等に対応し
て決定された制御データが与えられる。このようにし
て、目的とする製品が人手を煩わすことなく自動生産さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生産ライン
内の作業の種類によっては、以上説明したようなコンピ
ュータ制御が必ずしも適さない場合がある。例えば、以
下のような場合が挙げられる。 組み付け部品が複雑な形状のものであり、コンピュー
タ制御による自動組み付けに適さない場合 正常な作業が行われたか否かを作業員が確認する必要
がある場合 このような場合、全自動の生産ラインの中に作業員も介
在させた作業工程が設けられることがある。その場合、
作業員の負担を軽減すると共に作業品質を保証するた
め、コントローラを有する半自動の工具が使用されるこ
とが多い。例えば、ボルトの締め付け作業に用いられる
ETC(電気式トルク制御)レンチ等が挙げられる。E
TCレンチの場合、作業員は、取り扱う部品等を想定
し、「部品AにはトルクA、部品BにはトルクB…」と
いうように、複数のトルク値をあらかじめ設定しておく
ことができる。そして、そのつど部品に対応した適正な
トルク値を選択して作業を行う。そして、選択通り正し
く作業が行われたか否かを、ETCレンチのコントロー
ラが判断して出力する。
【0004】このようにETCレンチは便利な半面、作
業員が作業にあたってトルク値を選択する際に、不注意
等から誤って不適正なトルク値を選択してしまう危険が
ある。また、コントローラが誤って操作されることによ
り、設定されたトルク値が書き換えられてしまう危険が
ある。その場合、作業員が気がつかないうちに不良品が
生産されてしまう恐れがあった。
【0005】また、ETCレンチ等による締付作業にお
いて、同一工程内において、複数の締め付け作業が行わ
れる場合には、その締め付け作業の途中において、作業
が正常に実施されていないことが確認されることがあ
る。この場合には、当該締め付け作業をやり直す必要が
あるが、そのやり直し作業を作業員の判断に任せると、
不良品の流出防止に万全を期し得ない場合が生ずる。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、作業員の不注意による不良品の生産を防止
させる製造管理システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の2つの手段を提案している。第1の
手段は、製造ラインの各製造工程ごとに設けられる加工
手段を制御する作業制御手段と、該作業制御手段と製造
工程との間で授受されるデータを保存する記憶手段と、
該記憶手段におけるデータ処理を管理する管理手段とが
ネットワークを介して接続されているシステムであっ
て、前記記憶手段が、被組立物に適用すべき作業の内容
を特定する作業条件データを記憶し、前記加工手段が、
(a)作業員によりあらかじめ設定される、当該工程に
対応した少なくとも一の加工条件を記憶し、(b)前記
加工条件のうち作業員によって選択された加工条件に従
って、前記被組立物に対して作業を行い、(c)実際に
行われた前記作業を表す作業結果データを出力すると共
に、前記作業結果データと前記選択された加工条件とを
照合することにより該加工条件に適合した作業が行なわ
れたか否かを示す作業確認結果を出力し、前記作業制御
手段が、(a)前記作業条件データを前記記憶手段より
読みだし、(b)前記作業結果データが前記作業条件デ
ータに適合しており、かつ、前記選択された加工条件に
適合した作業が行なわれたことを前記作業確認結果が示
す場合に正常な作業が行われたものと判定して前記作業
結果データおよび判定結果を前記記憶手段に書き込み、
それ以外の場合には作業員に警告を行う製造管理システ
ムを提案している。
【0008】また、第2の手段は、第1の手段におい
て、加工手段が、同一工程内において単一部品に対して
単一種類の締め付け作業を複数実施する締付手段と、作
業制御手段により警告が発せられたときに、作業員によ
って操作され前記工程内における締付手段による全作業
結果データおよび該作業結果データを書き込む記憶手段
におけるポインタを初期化するリセット手段とを具備し
ている製造管理システムを提案している。
【0009】
【作用】本発明の第1の手段に係る製造管理システムに
よれば、生産ラインに被組立物が投入されると、作業員
が、あらかじめ加工手段に設定した、当該工程に対応し
た加工条件のうちの一つを選択する。そして、同条件に
従って加工手段による被組立物に対する作業が行われ
る。次に、加工手段は、実際に行われた作業を表す作業
結果データを出力すると共に、作業結果データと選択さ
れた加工条件とを照合することによって、該加工条件に
適合した作業が行なわれたか否かを示す作業確認結果を
出力する。作業制御手段は作業条件データを記憶手段よ
り読みだし、作業結果データが作業条件データと適合し
ており、かつ、該加工条件に適合した作業が行なわれた
ことを作業確認結果が示す場合に正常な作業が行われた
ものと判定する。そして、該作業制御手段によって作業
結果データおよび判定結果が記憶手段に書き込まれ、管
理手段によって管理される。それ以外の場合には作業員
に対して警告が行われる。
【0010】また、第2の手段に係る製造管理システム
によれば、締付手段の作動により、同一工程内におい
て、単一部品に対する単一種類の締め付け作業が複数実
施される。そして、そのそれぞれの締め付け作業に対し
て、作業制御手段により正常な作業が行われたものと判
定されると、作業結果データおよび判定結果が記憶手段
に順次書き込まれる。この場合に、そのうちの一の締め
付け作業において、作業制御手段により正常でない作業
が行われたものと判定された場合には、作業員によって
リセット手段が作動させられる。これにより、記憶手段
に書き込まれた該工程内における全ての締め付け作業の
作業結果データが初期化され、新たな作業結果データを
書き込むべき記憶手段の書き込み位置を示すポインタ
も、当該締め付け作業が実施される前の状態に初期化さ
れることになる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しこの発明の一実施例を説
明する。図1はこの発明の一実施例による製造管理シス
テムの構成を示すブロック図である。この製造管理シス
テムは、自動車の車体に対し安全装置(Supplemental R
estraint System;以下、SRSと略す)を組み付ける
SRS組付ラインに 適用されるものであり、同ライン
の各作業の実施のための設備と共に工場内に設置され
る。
【0012】まず、製造管理システムの説明を行うに先
立ち、SRS組付ラインについて説明する。SRSは下
記5種類の部品によって構成される。 ダッシュセンサ−R ダッシュセンサ−L SRSユニット ケーブルリール モジュールアセンブリ
【0013】SRS組付ラインは、上記各部品の組み付
け作業等を行うための複数の工程を有しており、各工程
では基本的に1種類の作業を行う。また、上記各部品は
各々に対応した各工程に予め準備されている。
【0014】SRSを組み付けるべき車両(以下、この
種の車両をSRS仕様車という)としては、様々な仕様
のものがあり、各仕様により組み付けるべきSRSの構
成が異なる。例えば、ある仕様の車両は上記5品目をす
べて含んだSRSを組み付ける必要があり、別の仕様の
車両については一部の部品が不要である。このSRS組
付ラインでは、各工程に車両が到来するごとにその車両
の識別が行われ、識別結果に基づいてその車両に対し当
該工程に準備された部品を組み付けるべきか否かの判断
が行われる。また、仕様の違いによる組付部品の違いも
指示する。このような制御により、各車両に対し各々が
必要とする部品のみが組み付けられる。
【0015】また、上記各部品は各々シリアル番号がバ
ーコードにより付されている。各部品は、車両に組み付
けられる際にそのシリアル番号が採取されるようになっ
ている。また、各工程において、ボルト締め付け作業、
嵌合作業等、各部品の組み付け作業を行った場合、締め
付けトルク値、嵌合状態等、作業の結果を表す情報が採
取されるようになっている。本実施例による製造管理シ
ステムは、このようにして各部品のシリアル番号および
それらの組み付け時の作業状態を作業データとして採取
すると共に採取した作業データを各車両単位で管理する
ものである。
【0016】この工場には、以上説明したSRS組付ラ
インとして、第1〜第3のラインが設置されている。工
場内に搬入される各車両は、これらのラインのうちいず
れかのラインに投入され、必要に応じてSRSの組み付
けが行われる。
【0017】次に製造管理システムの構成を説明する。
図1において、FS1〜FS3は、第1〜第3のライン
の各々に対応して設けられたファイルサーバである。こ
れらのファイルサーバFS1〜FS3は、各ラインが行
う作業の制御のための情報あるいは上記作業データ等を
記憶する各種ファイルを保有している。
【0018】CT1およびCT2は各々通信端末であ
り、自動車の生産ライン全体を統制するALC(Assemb
le Line Control;組立ラインコントロール)ホストコ
ンピュータHSTと通信回線を介して接続される。通信
端末CT1,CT2は通信機能をデュプレックス化する
ために2台設けられているものであり、以下では通信端
末CTnと総称する。SRS組付ラインに車両が投入さ
れる際、投入車両に関する受信データであるAF−ON
データがホストコンピュータHSTから送信される。通
信端末CTnはこのようにして送信されるAF−ONデ
ータを受信する。また、SRS組付ラインから車両をラ
インオフする際、SRS組み付けラインでの当該車両に
ついての経歴情報がAF−OFFデータとして通信端末
CTnからホストコンピュータHSTへ送信される。
【0019】作業端末WT,WT,…は、各ラインを構
成する各工程ごとに各々1台ずつ配置される。各作業端
末には、図3に示すように、車体や部品の識別用に用い
られるバーコードリーダ1,2や、締め付け作業に使用
されるETC(電気式トルク制御)レンチ3または定ト
ルクレンチ4(作業員による手動制御)等の締付手段、
嵌合作業に使用される嵌合マウス5等の装置が接続され
ている。なお、各工程においては、これらのうち当該工
程において必要な装置のみが接続されている。また、各
工程における作業端末WTには、それぞれの工程におけ
る作業をやり直す際に操作されるリセット手段(図示
略)が設けられている。
【0020】そして、作業端末WT,WT,…は、各々
が管轄する工程において下記の機能を果す。 各々が管轄する工程において行うべき作業の制御。こ
の制御には、到来する車両の識別、作業の可否の判定、
作業内容の判定、組付可能部品の判定および締め付け作
業を行う上記各トルクレンチの制御等が含まれる。 各々が管轄する工程において実際に行われる作業内容
の確認、具体的には締め付け作業におけるトルクの値、
嵌合作業を終えた嵌合部の状態、組付部品シリアル番号
等の収集。 上記収集結果に基づく作業データの形成。 作業が所定の基準を満足する態様で行われたか否かの
判断および判断結果の表示。 作業が所定の基準を満足しない態様で行われた場合の
作業データ等のリセット。
【0021】ETCレンチは、付属のコントローラ(以
下、ETCコントローラと称す)を有しており、同コン
トローラは作業端末WTとデータのやり取りを行う。上
記の締め付け作業において、作業員は、取り扱う部品や
締め付け箇所の状態等より想定される複数のトルク値
を、「部品AにはトルクA、部品BにはトルクB…」と
いうように、あらかじめETCコントローラに設定して
おく。そして、作業員は、その都度、部品に対応した適
正なトルク値を選択して作業を行なう。
【0022】また、ETCコントローラは作業に要した
時間を検出し、その時間が所定範囲内にあるかを判定
し、実際の締め付けトルク値と併せて作業の確認(合格
/不合格)を行う。そして、ETCコントローラは、締
め付けトルク値および作業確認結果を作業端末に出力す
る。
【0023】このETCレンチによる締め付け作業は、
各工程において、それぞれ単一の部品に対して実施され
る。また、部品によっては、単一の部品に対して、複数
箇所の締め付け作業を実施しなければならないものもあ
るが、これらの締め付け作業は、基本的に単一種類の締
め付け作業、例えば、単一種類のボルトの締め付け作業
である。
【0024】前記リセット手段は、作業端末WTのコー
ドセレクタ内の1つのキーとして設けられており、各作
業に応じてそれぞれ設けられている。特に、締め付け作
業に対しては、リセット手段として締付修正キーが設け
られており、当該締付修正キーが押下されると、その工
程において実施された締め付け作業の全締付データが、
締め付け前の状態にリセットされるとともに、当該締付
データを記憶すべき作業データ格納エリアの格納位置を
示すポインタも締め付け前の状態にリセットされるよう
になっている。具体的には、締付修正キーが押下される
と、その押下された締付修正キーに対応する作業端末の
工程番号が、図4に示す作業テーブル内から検索され、
その工程番号の締付データが格納されるべき作業データ
格納エリアの全ての格納位置が確認される。そして、そ
の作業データ格納エリアの格納位置に基づいて、図5に
示す検査号機データファイル内の、その全ての格納位置
における作業データ格納エリアが初期化されるようにな
っている。
【0025】管理端末MTn(n=1〜3)は、各ライ
ンnごとに1台設置されており、各ラインに対応した各
種ファイルの管理を行う。その他、各ラインnごとに設
置された端末として、中検端末MIT、完検端末FI
T、メンテナンス端末MET、調整端末ADT等があ
る。また、N1およびN2はそれぞれネットワークを形
成しており、この製造管理システム内の各端末装置間の
データ伝送経路として使用される。
【0026】次に、この製造管理システムにおいて使用
される各種ファイルについて説明する。各ファイルサー
バFSn(n=1〜3)は、各ラインnについての管理
ファイルとして、図2に示すALC受信ファイルF1、
ALC送信ファイルF2、SRS作業テーブルF4およ
び検査号機データファイルF6等を保有している。以
下、本実施例に主として関与するファイルについて、そ
の具体的な内容を詳細に説明する。
【0027】(1)SRS作業テーブルF4 SRS作業テーブルF4は、このSRS組付ラインにお
いて車両にSRS部品を組み付ける際の作業内容を定義
するものであり、図4に示すように、SRS記号、SR
S記号内容、部品テーブルデータ、締付テーブルデータ
および嵌合テーブルデータからなる。
【0028】部品テーブルデータは、SRS記号ごとに
SRSの構成部品を定めるデータであり、最大N1個ま
で定義可能である。各部品テーブルデータは、部品名ま
たはその部品に対して行う作業の内容(締め付け/嵌
合)を作業員に対して指定するデータと、SRS記号ご
とに予め決められた組付可能な部品を指定する記号と、
当該作業を行う工程の番号と、検索キーとからなる。
【0029】締付テーブルデータは、SRS部品を組み
付ける際に必要な締め付け作業を定義するデータであ
り、最大N2個まで定義可能である。各締付テーブルデ
ータは、SRS記号ごとに定義され、締め付け箇所、ま
たは締め付け作業の内容を指定する情報と、締付トルク
範囲を示す記号と、当該作業を行う工程の番号と、検索
キーとからなる。
【0030】また、嵌合テーブルデータは、当該車両に
SRS部品を組み付ける際に必要な嵌合作業を定義する
データであり、締付データと同様に定義される。以上説
明した締付テーブルデータおよび嵌合テーブルデータ
も、部品テーブルデータの場合と同様、必要なもののみ
が各テーブルデータのフィールドに書き込まれる。
【0031】各作業端末WTは、毎回、各々が管轄する
工程の工程番号をキーとして作業テーブルF4内の部品
データ、締付データおよび嵌合データを検索し、該当す
るものを取り込む。これらのうち締付データおよび嵌合
データは、それらを取り込んだ各作業端末WTにおい
て、管轄工程内での締め付け作業および嵌合作業の制御
に使用される。また、各作業端末WTは、部品データ、
締付データおよび嵌合データを取り込む際、作業テーブ
ルF4においてそれらが記載されていたエリアを記憶す
る。これらのエリアに関する記憶内容は作業端末WTが
後述する作業データを形成する際に参照される。
【0032】(2)検査号機データファイルF6 この検査号機データファイルF6には、SRS組付ライ
ンに投入される各車両に対応した作業データが格納され
る。これらの作業データはALC受信ファイルF1内に
新たなAF−ONデータが書き込まれるごとに管理端末
MTnによって作成される。図5に作業データのフォー
マットを示す。同図に示すように作業データは投入車両
に関する受信データであるAF−ONデータに関する内
容や、N1個の部品データ、N2個の締付データ、N3
個の嵌合データを含んでいる。これらの各項目は、車両
に対して施された作業結果を記録するために確保された
ものであり、管理端末MTnによって作成された時点で
は内容を持たない空欄となっている。これらの空欄に
は、この作業データに対応した車両が各工程を通過する
際に作業端末WTによって採取される作業結果(部品番
号、締付データ、嵌合データ)が順次書き込まれる。さ
らに作業データは中検判定年月日、…、完検判定年月
日、…、調整判定年月日、…といった各種検査工程およ
び調整工程に対応した項目を含んでいる。これらの各項
目についても車両が該当する工程を通過する際に各工程
で採取されたデータが書き込まれる。
【0033】以下、この製造管理システムの動作を説明
する。 §1.システム初期化 SRS組付ライン内の各端末の電源が投入および初期化
が行われることにより、この製造管理システムは動作可
能な状態となる。ここで、作業端末WTに対し初期化の
ための操作がなされた場合には、その作業端末WTによ
りファイルサーバFSnを介して作業テーブルF4がア
クセスされ、テーブル内の部品データ、締め付けデータ
または嵌合データのうちその作業端末WTが属する工程
に対応したデータが読み出される。以後、各工程の作業
端末WTは、読み出した締付データまたは嵌合データに
従い、工程内の締め付け作業または嵌合作業を制御す
る。また、作業端末WTは、作業テーブルからデータを
読み出す際、各データの部品データ、締付データまたは
嵌合データにおける順位を記憶する。以後、作業端末W
Tにより部品のシリアル番号、締付トルクの測定結果ま
たは嵌合状態が採取された場合、それらの採取結果の作
業データ上での書込位置は上記読み出しの際に記憶され
た順位に従い決定される。すなわち、ある工程の作業端
末WTが作業テーブルF4における第3番目の部品デー
タを読み出した場合、以後、その作業端末WTは部品か
ら採取したシリアル番号を第3番目の部品データとして
作業データに組み込む。締付データおよび嵌合データに
ついても同様である。
【0034】§2.AF−ONデータ受信 SRS組付ラインに車両が投入される際、その車両に関
する受信データであるAF−ONデータがホストコンピ
ュータHSTから通信端末CTnへ送信される。通信端
末CTnは、このAF−ONデータを受信すると、デー
タ内のライン番号を判読し、ファイルサーバFSn(n
=1〜3)のうちライン番号に対応したファイルサーバ
へAF−ONデータを送る。この結果、受信されたAF
−ONデータが当該ファイルサーバが保有するALC受
信ファイルF1に書き込まれる。
【0035】§3.作業データ作成 一方、管理端末MTnは、ALC受信ファイルF1内の
新規データの有無の判断を常時繰り返し実行している。
そして、管理端末MTnは、新規なAF−ONデータを
発見した場合に、そのAF−ONデータの内容と作業テ
ーブルの内容とを併せた作業データ(図5)を検査号機
データファイルF6内に作成する。
【0036】§4.製造経歴管理表発行 ホストコンピュータHSTは、この製造管理システムへ
AF−ONデータを送信した後、SRS組付ラインへ投
入する車両についての製造経歴管理表を発行する。この
製造経歴管理表にはSRS組付ラインに投入する車両の
フレーム番号を表したバーコードが印字される。このバ
ーコードは組付仕様書にも印字される。ホストコンピュ
ータHSTが発行した製造経歴管理表は該当する車両に
投入される。
【0037】§5.各作業工程内での処理 車両はコンベアによって搬送され、SRS組付ライン内
の各工程へ順次送られる。各工程では、車両が到来する
度に以下に説明する処理が行われる。まず、車両が作業
端末WTの手前に到着すると、組付仕様書のバーコード
がバーコードリーダによって走査され、バーコードによ
って表されたフレーム番号が読み取られ、作業端末の表
示画面に表示される。ただし、組付仕様書が破れている
場合には車両内の製造経歴管理表のバーコードが読み取
られる。
【0038】次に作業端末WTは、バーコードリーダに
よって読み取ったフレーム番号とをキーとして検査号機
データファイルF6内の作業データを検索する。次いで
検索結果に基づき、作業データのSRS記号に対応した
作業テーブルデータを読み出し、その車両にSRSを構
成する部品を組み付けるべきか否かを判断する。
【0039】ここで、到来した車両がSRS仕様車であ
り、しかも、当該工程において作業を施すべきものであ
る場合、バーコードリーダにより読み取ったフレーム番
号に対応する作業データが検査号機データファイルF6
から読み出され、この作業データが作業端末WT内蔵の
メモリ内の作業データ格納エリアに書き込まれる。ま
た、この作業データの内容が作業端末WTの画面に表示
される。
【0040】図6は、作業端末WTの表示画面例を示す
ものである。ここでは、ダッシュセンサ−R組付工程に
おける作業データの内容が示されており、上述したフレ
ーム番号や、部品名称(ダッシュセンサ−R)や該部品
に対する締め付け箇所等のデータが表示されている。ま
た、作業時には、部品のシリアル番号(図中、欄
(イ))や、各締め付け箇所において締め付け作業完了
時に検出される締め付け値のデータ(欄(ロ))や、係
る締め付け作業に対する作業判定結果(欄(ハ))等が
表示される。
【0041】そして、当該工程に対し割り当てられた作
業が行われる。以下、その詳細について各工程ごとに説
明する。 (1)ダッシュセンサ−R組付工程およびダッシュセン
サ−L組付工程 これらの各工程における作業内容をダッシュセンサ−R
組付工程を例に説明すると以下のようになる。 a.ダッシュセンサ−Rのシリアル番号のバーコードを
バーコードリーダによって読み取る。 b.ダッシュセンサ−Rを車体に組み付けると共に所定
箇所にボルトを挿入し、ETCレンチによるボルトの締
付けを行い、ダッシュセンサ−Rを車体に固定する。 c.上記ボルトを定トルクレンチによってさらに締め付
け確認する。ダッシュセンサ−Lの組付工程も同様な作
業が行われる。
【0042】ところで、ETCレンチにおいては、前述
のように複数のトルク値をあらかじめ設定しておけるの
で便利な半面、作業員の不注意等で、当該作業に適正で
はない締め付けトルク値が誤って選択されてしまう可能
性がある。また、ETCコントローラが誤って操作され
る可能性もあり、設定されたトルク値が書き換えられて
しまう危険がある。仮に、適正値よりも大きなトルク値
が選択された場合、ボルトに必要以上の力が付加され、
ボルトを破綻させたり、もしくは変形させてしまう恐れ
がある。また、適正値よりも小さなトルク値が選択され
た場合、締め付け力が不足して、必要な締め付け強度が
得られない恐れがある。しかし、これらの場合において
も、ETCコントローラは、「選択されたトルク値で正
常に作業が行われた」ということで、「合格」の確認結
果を出力する。
【0043】また、締め付けトルク値が正しく選択され
た場合でも、めねじや部品の個体差によって、締め付け
が正常に行われない可能性がある。例えば、いくら締め
てもボルトがある状態以上に進まずに、締め付け箇所に
正常に螺着されない場合がある。このような場合、ET
Cコントローラにより検出される作業時間が異常に長か
ったとして、ETCコントローラは、「不合格」の作業
確認結果を出力する。
【0044】また、定トルクレンチにおいては、締め付
けトルク値が設定値に達したか否かが付属のセンサによ
って判定され、判定結果「OK/NG」が出力される。
【0045】図7は、上記各工程における所定の締め付
け箇所に対する作業端末の処理の流れを示すものであ
る。まず、ステップSP1において、ダッシュセンサの
シリアル番号が作業端末WTに入力される。次いで、ス
テップSP2において、ETCレンチのセンサによる締
め付けトルク値測定結果および前述した作業確認結果
(合格/不合格)が、ETCコントローラより作業端末
WTに供給される。
【0046】次に、ステップSP3において、作業端末
WTは、前述のように作業テーブルF4より読み込んだ
「締め付けデータ」に規定されている締め付けトルク値
データ(図4中の「記号」により指定されるトルク値の
範囲)と、ETCコントローラより出力された「締め付
けトルク値測定結果」とを比較し、両者が適合している
か否かが判定される。
【0047】ここで「Yes」と判定されると、処理は
ステップSP4に移行し、ETCコントローラより出力
された作業確認結果が「合格」か否かが判定される。こ
こで「Yes」と判定されると、処理はステップSP5
に移行し、定トルクレンチのセンサによる判定結果(O
K/NG)が作業端末WTに入力される。そして、ステ
ップSP6において、係る判定結果が「OK」であるか
否かが判定される。
【0048】ここでも「Yes」と判定されると、処理
はステップSP7に移行し、作業端末WTは、作業デー
タ格納エリアにおける当該工程に対応した部品データエ
リアを参照することによりそのダッシュセンサがその工
程において組み付けるべきものであるか否かを判断し、
判断結果が「Yes」の場合はダッシュセンサ−Rのシ
リアル番号を書き込む。そして、ステップSP8におい
て、作業データ格納エリアにおける当該工程の所定の締
め付け作業に対応した締付データ用エリアに対し、各ト
ルクの測定結果を書き込む。
【0049】一方、上記の各ステップSP3,4,6,
7のいずれかの判定項目において「No」と判定される
と、処理はステップSP9に移行する。そして、作業端
末WTの画面における該当箇所が赤く反転され、同時に
警告ブザーが鳴らされる。作業員は、これらの警告によ
り作業が「不合格」であったのを認識し、作業のやり直
し等の適性な処置を行う。
【0050】このように、作業端末WTは、 ・ETCレンチの締め付けトルク値測定結果と作業テー
ブル内の規定トルク値との比較による判定結果(合格/
不合格) ・ETCコントローラより出力される作業確認結果(合
格/不合格) ・定トルクレンチの締め付けトルク値判定結果(合格/
不合格) の各結果より、作業結果を総合的に判定する。すなわ
ち、各判定項目において「合格」の場合に限って「合
格」とされる。そして、「不合格」の場合は、上述のよ
うな警告措置が行われる。このように、何重ものチェッ
クを行うと共に不具合点を作業員に通知しているので、
作業員の不注意や部品の個体差等による不良品の生産が
防止される。
【0051】ここで、上記締め付け作業のやり直しにつ
いて、以下に説明する。上述したように、各工程内にお
ける締め付け作業の途中において、警告により作業が
「不合格」であると認識した作業員は、作業端末WTに
設けられている前記締付修正キーを押下する。この時点
で、作業データ格納エリアにおける当該工程の所定の締
め付け作業に対応した締付データ用エリアには、当該締
め付け作業における部品に対するいくつかのボルトの締
め付け作業の結果、すなわち、すでに合格と判定された
各トルクの測定結果が書き込まれている。
【0052】この場合にあって、部品へのボルトの締付
順序は、各作業員に任されており、「不合格」の作業
が、どのボルトの締め付け作業において発生したのか
を、作業端末WTが認識することができない。例えば、
ボルトの締め付け順序は、対角順に実施されることがあ
るが、どのボルトから開始するのかは、作業員に任され
ている。したがって、締め付け作業をやり直すボルトを
作業員の判断に任せることとすると、「不合格」の発生
したボルトの認定が曖昧となり、一部の締め付け作業が
「不合格」の状態のまま製品が流出する可能性がある。
【0053】本実施例では、これを回避するために、締
付修正キーの押下によって、全ての締付データ用エリア
がリセットされることとしたので、当該工程内における
全ての締め付け作業が、「合格」、「不合格」の如何を
問わず初期化され、最初からやり直さなければならない
ことになり、不良品の流出が防止される。しかも、この
際に、締め付けデータ用エリアへの締め付けデータの格
納位置を示すポインタをも初期化することとしたので、
作業者は、締付修正キーの押下の後に、単に締め付け作
業のやり直しを行うだけで済み、1点ごとにデータを削
除することや、締め付けデータ用エリアの指定等の作業
を実施する必要がなく、作業性が改善されることにな
る。
【0054】なお、警告により、締め付け作業が「不合
格」であると判定された場合のみならず、他の何らかの
理由によって、部品の変更を実施しなければならない場
合においても、全ての締め付け作業をやり直す際に、締
付修正キーを押下して、それまでの締め付け作業データ
を一括して削除し、ポインタを初期化することにより、
作業を効率よく実施することができることになる。
【0055】(2)SRSユニット取付工程 a.SRSユニットを車両に組み付けると共に所定箇所
にボルトを挿入し、ETCレンチによるボルトの締付け
を行い、SRSユニットを車体に固定する。 b.上記ボルトを定トルクレンチによって締付ける。 <上記工程に伴う作業端末の処理>ダッシュセンサ−R
の場合に行われる処理と同様な処理が行われる。
【0056】以上説明した各工程の他、以下の各工程が
実施され、必要なSRS部品の車体への取り付けおよび
必要に応じた嵌合検査が行われる。 (3)センサ&ユニット嵌合検査工程 (4)ケーブルリール嵌合検査工程 (5)モジュールアッセンブリ嵌合検査工程 (6)モジュールアッセンブリ締付工程
【0057】このようにして当該工程内の全作業が終了
すると、作業端末WTは作業内容の書き込みを行った作
業データを検査号機データファイルF6へ書き込む。作
業データの書込は、車両1台単位で行っている。このよ
うに車両が各工程を通過するごとに各工程内の作業が行
われ、作業の監視結果に基づいて作業データが順次形成
されて行く。そして、車両がSRS組付に必要なすべて
の工程を通過することにより、当該車両の作業データを
構成する部品データ、締付データおよび嵌合データの書
き込みが終了する。
【0058】§6.検査工程 各工程を通過しSRS部品の組付けを終えた車両は、そ
の後、中間検査工程へと運ばれ、その工程内の中検端末
MITの手前に到着する。そして、車両から製造経歴管
理表が取り出され、検査号機データファイルF6内の作
業データの中から合致する作業データが検索され、検索
によって得られる作業データが表示される。そして、作
業員はSRS組付作業が正常に行われたか否かを判断す
る。この判断結果が「Yes」の場合は製造経歴管理表
に作業データを印字する。「No」の場合、中検端末M
ITは、検査号機データファイルF6内の当該作業デー
タの中検判定の項目として「合格止め」を意味する情報
を書き込む。そして、作業員は作業が正常に終了したか
否かの総合判定を行う。この判定結果を、検査号機デー
タファイルF6内の当該作業データの中検判定項目に書
き込む。
【0059】そして、管理端末MTnにより中間検査を
終えた車両の作業データが読み出され、その他必要な経
歴情報を付加したAF−OFFデータを作成し、ALC
送信ファイルF2に書き込む。そして、該AF−OFF
データは、通信端末CTnによりホストコンピュータH
STへ送信される。中間検査の結果合格となった車両は
完成車検査工程に投入され、その工程内の完検端末FI
Tの手前に到着する。そして、作業員は製造経歴管理表
を確認し、作業が正常に終了したか否かの総合判断を行
う。この判定の結果不具合が発見された場合は、当該作
業データの完検判定の項目として「合格止め」を意味す
る情報を書き込む。検査結果は中間検査と同時にAF−
OFFデータとしてホストコンピュータHSTに送信さ
れ、ホストコンピュータHSTはその車両を出荷してよ
いか否かの判定を行う。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段による製造管理システムは、加工手段による作業の結
果が作業制御手段により複合的に判定されるため、作業
員の不注意による不良品の生産を防止することができる
という効果が得られる。また、本発明の第2の手段によ
る製造管理システムは、警告により、締め付け作業をや
り直す際に、作業員がリセット手段を操作するだけで、
全データの初期化が実施されるので、締め付け不良箇所
の認定を作業員が行うことがなく、不良品の流出を防止
することができる。しかも、リセット手段の操作によっ
て、記憶手段のポインタも初期化されるので、作業員
は、締め付け作業のやり直しを即座に実施し得て、作業
効率を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による製造管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における各種管理ファイルおよびそれ
らを取り扱う各端末の関係を示す図である。
【図3】同実施例における作業端末に接続される装置群
を示す図である。
【図4】同実施例において使用する管理ファイル内のデ
ータフォーマットを示す図である。
【図5】同実施例において使用する管理ファイル内のデ
ータフォーマットを示す図である。
【図6】同実施例における作業端末の表示画面例を示す
図である。
【図7】同実施例における作業端末の処理の流れを示す
図である。
【符号の説明】
3 ETCレンチ(加工手段) MT1〜MT3 管理端末(管理手段) WT 作業端末(作業制御手段) FS1〜FS3 ファイルサーバ(記憶手段) F4 作業テーブル F6 検査号機データファイル HST ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造ラインの各製造工程ごとに設けられ
    る加工手段を制御する作業制御手段と、該作業制御手段
    と製造工程との間で授受されるデータを保存する記憶手
    段と、該記憶手段におけるデータ処理を管理する管理手
    段とがネットワークを介して接続されているシステムで
    あって、 前記記憶手段が、被組立物に適用すべき作業の内容を特
    定する作業条件データを記憶し、 前記加工手段が、(a)作業員によりあらかじめ設定さ
    れる、当該工程に対応した少なくとも一の加工条件を記
    憶し、(b)前記加工条件のうち作業員によって選択さ
    れた加工条件に従って、前記被組立物に対して作業を行
    い、(c)実際に行われた前記作業を表す作業結果デー
    タを出力すると共に、前記作業結果データと前記選択さ
    れた加工条件とを照合することにより該加工条件に適合
    した作業が行なわれたか否かを示す作業確認結果を出力
    し、 前記作業制御手段が、(a)前記作業条件データを前記
    記憶手段より読みだし、(b)前記作業結果データが前
    記作業条件データに適合しており、かつ、前記選択され
    た加工条件に適合した作業が行なわれたことを前記作業
    確認結果が示す場合に正常な作業が行われたものと判定
    して前記作業結果データを前記記憶手段に書き込み、そ
    れ以外の場合には作業員に警告を行うことを特徴とする
    製造管理システム。
  2. 【請求項2】 加工手段が、 同一工程内において単一部品に対して単一種類の締め付
    け作業を複数実施する締付手段と、 作業制御手段により警告が発せられたときに、作業員に
    よって操作され前記工程内における締付手段による全作
    業結果データおよび該作業結果データを書き込む記憶手
    段におけるポインタを初期化するリセット手段とを具備
    していることを特徴とする請求項1記載の製造管理シス
    テム。
JP32055293A 1993-02-10 1993-12-20 製造管理システム Pending JPH06295301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32055293A JPH06295301A (ja) 1993-02-10 1993-12-20 製造管理システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-23048 1993-02-10
JP2304893 1993-02-10
JP32055293A JPH06295301A (ja) 1993-02-10 1993-12-20 製造管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06295301A true JPH06295301A (ja) 1994-10-21

Family

ID=26360337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32055293A Pending JPH06295301A (ja) 1993-02-10 1993-12-20 製造管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06295301A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10249678A (ja) * 1997-03-13 1998-09-22 Honda Motor Co Ltd 製造管理システム
JP2000334670A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Matsushita Electric Works Ltd 電動工具制御システム
JP2005284641A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 車両の検査管理システム
JP2007087249A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Honda Motor Co Ltd 組み付け管理システムおよびプログラム
WO2007043127A1 (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nicki Try System Co., Ltd. ネジ締め付け作業管理システム
JP2011056643A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Tohnichi Mfg Co Ltd 締付データ管理システム、締付管理装置および締付工具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10249678A (ja) * 1997-03-13 1998-09-22 Honda Motor Co Ltd 製造管理システム
JP2000334670A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Matsushita Electric Works Ltd 電動工具制御システム
JP2005284641A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 車両の検査管理システム
JP2007087249A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Honda Motor Co Ltd 組み付け管理システムおよびプログラム
WO2007043127A1 (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nicki Try System Co., Ltd. ネジ締め付け作業管理システム
JP2011056643A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Tohnichi Mfg Co Ltd 締付データ管理システム、締付管理装置および締付工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050203652A1 (en) Manufacturing and testing communications system
JPH07192059A (ja) 製造ラインの情報の記録システム及び製造ラインの情報の記録方法
US5586038A (en) Manufacturing history management system
US6731995B2 (en) Production control system
JPH1126538A (ja) 検査条件自動作成・伝送システム及び方法
JPH06295301A (ja) 製造管理システム
US20030212467A1 (en) Article management method and system
JP2008287665A (ja) 製品履歴管理システムおよび製品履歴管理方法
JP2003241821A (ja) 生産ライン作業指示システム
JPH07182423A (ja) 製造管理システム
JPH07200038A (ja) 製造管理システム
JP3335402B2 (ja) 製造経歴管理システム
JP3307701B2 (ja) 製造経歴管理システム
JPH06243144A (ja) 製造管理システム
JP3307702B2 (ja) 製造経歴管理システム
JPH06168006A (ja) 混流生産システムおよびその運転方法
JPH06231134A (ja) 製造経歴管理システム
JP3122154B2 (ja) 運転操作支援装置
JPH07175862A (ja) 製造管理システム
JPH10249678A (ja) 製造管理システム
KR20030002078A (ko) 반도체 장치용 원부자재 품질 보증 및 공정 연계 시스템
JPH08167547A (ja) 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法
JPH06304849A (ja) 連続生産ラインにおける作業端末装置
JP3392489B2 (ja) 製造管理システム
JPH04283058A (ja) 作業指示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210