JPH0629153Y2 - リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造 - Google Patents
リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造Info
- Publication number
- JPH0629153Y2 JPH0629153Y2 JP1987081267U JP8126787U JPH0629153Y2 JP H0629153 Y2 JPH0629153 Y2 JP H0629153Y2 JP 1987081267 U JP1987081267 U JP 1987081267U JP 8126787 U JP8126787 U JP 8126787U JP H0629153 Y2 JPH0629153 Y2 JP H0629153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner panel
- rear pillar
- hosement
- joined
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、リヤピラーの剛性向上を企図したリヤピラー
リンホースメントの結合構造に関する。
リンホースメントの結合構造に関する。
〈従来の技術〉 一般的な乗用車の外観を表す第３図に示すように、リヤ
ピラー１にはルーフパネル２の荷重が負荷する他に、図
示しないリヤサスペンションからの反力が作用する上、
リヤシートベルトアンカが装着されるため、車体各部の
内でも高い剛性が必要な箇所となっている。その反面、
乗員の後方視界の確保と云う観点から幅寸法を狭めなけ
ればならず、これらの相反する要求から通常はリヤピラ
ーリンホースメントを内部に組込んだものが多い。
ピラー１にはルーフパネル２の荷重が負荷する他に、図
示しないリヤサスペンションからの反力が作用する上、
リヤシートベルトアンカが装着されるため、車体各部の
内でも高い剛性が必要な箇所となっている。その反面、
乗員の後方視界の確保と云う観点から幅寸法を狭めなけ
ればならず、これらの相反する要求から通常はリヤピラ
ーリンホースメントを内部に組込んだものが多い。
このような従来の車体後部の縦断面概略構造を表す第４
図に示すように、リヤホイールハウスインナパネル３が
接合されたリヤクオータインナパネル４の上端部には、
リヤピラーインナパネル５の下端が接合されている。そ
して、リヤピラーリンホースメント６は、その周縁部に
形成された接合フランジ７の下部がリヤクオータアウタ
パネル８と一体の前記リヤクオータインナパネル４に接
合され、上端部がリヤピラーインナパネル５に接合され
ている。このリヤピラーリンホースメント６の上端部に
はリヤシートベルトアンカナット９が固定され、ここに
図示しないリヤシートベルトが連結される。
図に示すように、リヤホイールハウスインナパネル３が
接合されたリヤクオータインナパネル４の上端部には、
リヤピラーインナパネル５の下端が接合されている。そ
して、リヤピラーリンホースメント６は、その周縁部に
形成された接合フランジ７の下部がリヤクオータアウタ
パネル８と一体の前記リヤクオータインナパネル４に接
合され、上端部がリヤピラーインナパネル５に接合され
ている。このリヤピラーリンホースメント６の上端部に
はリヤシートベルトアンカナット９が固定され、ここに
図示しないリヤシートベルトが連結される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 第４図に示した従来の構造では、リヤサスペンションか
らの入力やリヤシートベルトからの入力に対し、リヤピ
ラーリンホースメント６がリヤホイールハウスインナパ
ネル３やリヤクオータパネルインナ４やリヤピラーイン
ナパネル５と共に耐え得るようになっているものの、車
体全体への応力分散と云う面で未だ不十分であり、改良
する余地があった。
らの入力やリヤシートベルトからの入力に対し、リヤピ
ラーリンホースメント６がリヤホイールハウスインナパ
ネル３やリヤクオータパネルインナ４やリヤピラーイン
ナパネル５と共に耐え得るようになっているものの、車
体全体への応力分散と云う面で未だ不十分であり、改良
する余地があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案によるリヤピラーリンホースメントの結合構造
は、リヤシートベルトアンカが装着されるリヤピラーリ
ンホースメントの上端部をリヤピラーインナパネルに接
合し、更にこのリヤピラーリンホースメントの周縁部に
形成された接合フランジの下部をリヤホイールハウスイ
ンナパネルが接合されるリヤクオータインナパネルに接
合し、前記リヤクオータインナパネルの上部に作業穴を
形成すると共にリヤクオータアウタパネルに前記リヤピ
ラーリンホースメントの中央部を接合するようにしたこ
とを特徴とするものである。
は、リヤシートベルトアンカが装着されるリヤピラーリ
ンホースメントの上端部をリヤピラーインナパネルに接
合し、更にこのリヤピラーリンホースメントの周縁部に
形成された接合フランジの下部をリヤホイールハウスイ
ンナパネルが接合されるリヤクオータインナパネルに接
合し、前記リヤクオータインナパネルの上部に作業穴を
形成すると共にリヤクオータアウタパネルに前記リヤピ
ラーリンホースメントの中央部を接合するようにしたこ
とを特徴とするものである。
〈作用〉 リヤクオータアウタパネルにリヤピラーリンホースメン
トが接合されているため、リヤサスペンションやリヤシ
ートベルトアンカからの入力は、リヤホイールハウスイ
ンナパネルやリヤピラーインナパネルやリヤクオータイ
ンナパネルやリヤピラーリンホースメントと共にリヤク
オータアウタパネルにも分散され、車体後部全体でこれ
らの荷重に耐えることとなる。
トが接合されているため、リヤサスペンションやリヤシ
ートベルトアンカからの入力は、リヤホイールハウスイ
ンナパネルやリヤピラーインナパネルやリヤクオータイ
ンナパネルやリヤピラーリンホースメントと共にリヤク
オータアウタパネルにも分散され、車体後部全体でこれ
らの荷重に耐えることとなる。
〈実施例〉 本考案によるリヤピラーリンホースメントの結合構造の
一実施例の縦断面構造を表す第１図及びそのII−II矢視
断面形状を表す第２図に示すように、リヤクオータアウ
タパネル１１の内側に接合されたリヤクオータインナパ
ネル１２の上端部には、リヤピラーインナパネル１３の
下端部が接合され、更にリヤクオータインナパネル１２
の内側にはリヤホイールハウスインナパネル１４が接合
されている。リヤクオータアウタパネル１１とリヤクオ
ータインナパネル１２との間に位置するリヤピラーリン
ホースメント１５の周縁部には、接合フランジ１６が形
成されており、この接合フランジ１６の下部はリヤクオ
ータインナパネル１２に接合され、その上部はリヤピラ
ーインナパネル１３に接合されている。上端部にリヤシ
ートベルトアンカナット１７が接合された当該リヤピラ
ーリンホースメント１５の中央部は、リヤクオータアウ
タパネル１１に接合されるが、このために図示しないス
ポット溶接用のガンを入り込ませるための作業穴１８を
リヤクオータインナパネル１２に形成している。
一実施例の縦断面構造を表す第１図及びそのII−II矢視
断面形状を表す第２図に示すように、リヤクオータアウ
タパネル１１の内側に接合されたリヤクオータインナパ
ネル１２の上端部には、リヤピラーインナパネル１３の
下端部が接合され、更にリヤクオータインナパネル１２
の内側にはリヤホイールハウスインナパネル１４が接合
されている。リヤクオータアウタパネル１１とリヤクオ
ータインナパネル１２との間に位置するリヤピラーリン
ホースメント１５の周縁部には、接合フランジ１６が形
成されており、この接合フランジ１６の下部はリヤクオ
ータインナパネル１２に接合され、その上部はリヤピラ
ーインナパネル１３に接合されている。上端部にリヤシ
ートベルトアンカナット１７が接合された当該リヤピラ
ーリンホースメント１５の中央部は、リヤクオータアウ
タパネル１１に接合されるが、このために図示しないス
ポット溶接用のガンを入り込ませるための作業穴１８を
リヤクオータインナパネル１２に形成している。
なお、本実施例ではスポット溶接による打痕が車体外部
から見えないように、リヤピラーリンホースメント１５
とリヤクオータアウタパネル１１との接合箇所は、リヤ
ドア１９の後端部が重ねられるドア開口部に設定してい
る。
から見えないように、リヤピラーリンホースメント１５
とリヤクオータアウタパネル１１との接合箇所は、リヤ
ドア１９の後端部が重ねられるドア開口部に設定してい
る。
従って、図示しないリヤサスペンションからリヤホイー
ルハウスインナパネル１４を介してリヤクオータインナ
パネル１２に入力する荷重は、リヤピラーインナパネル
１３やリヤピラーリンホースメント１５及びリヤクオー
タアウタパネル１１に分散される。一方、リヤシートベ
ルトアンカナット１７に作用する負荷は、リヤピラーイ
ンナパネル１３やリヤピラーリンホースメント１５を介
してリヤクオータアウタパネル１１やリヤクオータイン
ナパネル１２及びリヤホイールハウスインナパネル１４
に分散される。
ルハウスインナパネル１４を介してリヤクオータインナ
パネル１２に入力する荷重は、リヤピラーインナパネル
１３やリヤピラーリンホースメント１５及びリヤクオー
タアウタパネル１１に分散される。一方、リヤシートベ
ルトアンカナット１７に作用する負荷は、リヤピラーイ
ンナパネル１３やリヤピラーリンホースメント１５を介
してリヤクオータアウタパネル１１やリヤクオータイン
ナパネル１２及びリヤホイールハウスインナパネル１４
に分散される。
〈考案の効果〉 本考案のリヤピラーリンホースメントの結合構造による
と、リヤピラーリンホースメントをリヤクオータアウタ
パネルにも接合したので、リヤピラーの断面二次係数が
増大してその剛性向上が可能となった。
と、リヤピラーリンホースメントをリヤクオータアウタ
パネルにも接合したので、リヤピラーの断面二次係数が
増大してその剛性向上が可能となった。
第１図は本考案によるリヤピラーリンホースメントの結
合構造の一実施例を表す縦断面図、第２図はそのII−II
矢視断面図、第３図は乗用車の外観を表す斜視図、第４
図は従来のリヤピラーリンホースメントの結合構造の一
例を表す断面図である。 又、図中の符号で１１はリヤクオータアウタパネル、１
２はリヤクオータインナパネル、１３はリヤピラーイン
ナパネル、１４はリヤホイールハウスインナパネル、１
５はリヤピラーリンホースメント、１６は接合フラン
ジ、１７はリヤシートベルトアンカナット、１８は作業
穴、１９はリヤドアである。
合構造の一実施例を表す縦断面図、第２図はそのII−II
矢視断面図、第３図は乗用車の外観を表す斜視図、第４
図は従来のリヤピラーリンホースメントの結合構造の一
例を表す断面図である。 又、図中の符号で１１はリヤクオータアウタパネル、１
２はリヤクオータインナパネル、１３はリヤピラーイン
ナパネル、１４はリヤホイールハウスインナパネル、１
５はリヤピラーリンホースメント、１６は接合フラン
ジ、１７はリヤシートベルトアンカナット、１８は作業
穴、１９はリヤドアである。
Claims (1)
- 【請求項１】リヤシートベルトアンカが装着されるリヤ
ピラーリンホースメントの上端部をリヤピラーインナパ
ネルに接合し、更にこのリヤピラーリンホースメントの
周縁部に形成された接合フランジの下部をリヤホイール
ハウスインナパネルが接合されるリヤクオータインナパ
ネルに接合し、前記リヤクオータインナパネルの上部に
作業穴を形成すると共にリヤクオータアウタパネルに前
記リヤピラーリンホースメントの中央部を接合するよう
にしたことを特徴とするリヤピラーリンホースメントの
結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987081267U JPH0629153Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987081267U JPH0629153Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63189983U JPS63189983U (ja) | 1988-12-07 |
| JPH0629153Y2 true JPH0629153Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30932852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987081267U Expired - Lifetime JPH0629153Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629153Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5687980U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-14 | ||
| JPS5783075U (ja) * | 1980-11-12 | 1982-05-22 | ||
| JPS5978175U (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-26 | 三菱自動車工業株式会社 | 外板剛性強化構造 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987081267U patent/JPH0629153Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63189983U (ja) | 1988-12-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0671893B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JPH0629153Y2 (ja) | リヤピラ−リンホ−スメントの結合構造 | |
| JPH0413255Y2 (ja) | ||
| JPH0139393B2 (ja) | ||
| JPH0514946Y2 (ja) | ||
| JPH0447009Y2 (ja) | ||
| JPH0446874A (ja) | 自動車のサスペンション取付部構造 | |
| JPH0312616Y2 (ja) | ||
| JP2582183Y2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JP2581361Y2 (ja) | 自動車のセンタピラー部結合構造 | |
| JPS63137078A (ja) | ホイ−ルハウス構造 | |
| JPH0426305Y2 (ja) | ||
| JPH0751424Y2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
| JPS607970Y2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JP3479376B2 (ja) | 車両のフロア側端部とセンタピラー下部との結合構造 | |
| JPH0331640Y2 (ja) | ||
| JPH0249170Y2 (ja) | ||
| JPS6127824Y2 (ja) | ||
| JPS5816447Y2 (ja) | シ−トベルト端の取付部構造 | |
| JPH023959Y2 (ja) | ||
| JPH0426306Y2 (ja) | ||
| JPS623340Y2 (ja) | ||
| JP3362915B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JPH054469Y2 (ja) | ||
| JP2552046Y2 (ja) | 自動車のリヤパネル部補剛構造 |