JPH06289857A - 音声入力機能付き電子楽器 - Google Patents

音声入力機能付き電子楽器

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JPH06289857A
JPH06289857A JP5100343A JP10034393A JPH06289857A JP H06289857 A JPH06289857 A JP H06289857A JP 5100343 A JP5100343 A JP 5100343A JP 10034393 A JP10034393 A JP 10034393A JP H06289857 A JPH06289857 A JP H06289857A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動演奏が頻繁に停止したりすることがなく演
奏者にとって演奏が楽しくなる電子楽器を提供すること
を第1の目的とする。また、真に音声が入力している状
態を表示し、違和感が生じないようにした電子楽器を提
供する。 【構成】 ガイドモードでディスクモードのときにはフ
ロッピーディスク11から演奏曲データが読み出され、
また、ガイドモードでパフォーマンスモードのときには
演奏メモリ13から演奏者が演奏した演奏曲データが読
み出され、そのデータに応じてLED2が点灯し、演奏
者はその点灯されたLED2の鍵を押鍵することによ
り、または、その鍵に相当する音高の音声をマイクロフ
ォン4に入力することによりガイドに沿って演奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関し、特
に、入力された音声の音名を検出して表示や制御を行う
電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声を入力する音声入力手段を備
え、入力された音声のピッチを検出し、そのピッチに応
じた音名を決定してその音名や音符を表示したり、演奏
操作子毎に設けられたLED等の表示器を点灯したりす
る音声入力機能付き電子楽器が提案されている。また、
演奏曲データを記憶し、その演奏曲データを読み出して
自動演奏する場合に、演奏者が演奏するパートのみ消音
して他のパートを自動演奏し、同時に演奏者が演奏する
パートの演奏データをLED表示させるガイド機能を備
えた電子楽器も提案されている。このガイド機能を備え
た電子楽器には、演奏曲データに応じて各演奏操作子毎
に設けられたLEDを点灯すると同時に、該各演奏操作
子を介する演奏者の入力があるまで自動演奏が待機する
タイプのものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子楽器のうち、音声入力のピッチに応じて音名を
決定してLEDを点灯する電子楽器では、音声入力が無
いことを検出してその表示を消灯する制御は行われてい
ないため、続いて音声入力を行わないときには、一度入
力した音声入力の表示を継続し、あたかも続けて入力さ
れているような印象を与え、違和感が生じていた。ま
た、ガイド機能を備えた電子楽器では、未熟な演奏者が
演奏をする場合には、自動演奏が頻繁に停止したり、自
動演奏が停止される待ち状態が長くなったりして楽しく
なくなるという虞があった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、自動演奏が頻繁に停止したりすることがなく演奏者
にとって演奏が楽しくなる電子楽器を提供することを第
1の目的とする。
【0005】また、真に音声が入力している状態を表示
し、違和感が生じないようにした電子楽器を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、音声情報を入力する音声入力手段
と、演奏情報を入力する演奏入力手段と、演奏曲のデー
タを記憶する演奏曲データ記憶手段と、該演奏曲データ
記憶手段に記憶された演奏曲データを順次読み出す読み
出し手段と、前記音声入力手段により入力された音声情
報または前記演奏入力手段により入力された演奏情報と
前記読み出し手段により読み出された演奏曲データとを
比較する比較手段と、該比較手段による比較の結果、音
声情報または演奏情報と演奏曲データとが一致したとき
に、前記読み出し手段に次の演奏曲データの読み出しを
指示する読み出し指示手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、音声を入力する音声入力手段と、複数の演奏
操作子から成り、演奏を入力する演奏入力手段と、前記
演奏入力手段の演奏操作子毎に設けられた表示器と、前
記音声入力手段からの音声入力の有無を判別する判別手
段と、前記音声入力手段により入力された音声の音名を
検出する検出手段と前記判別手段により音声入力がなさ
れたことが判別されたときは、前記検出手段により検出
された音名に応じた演奏操作子の表示器を点灯し、前記
判別手段により音声入力が無いと判別されたときは、前
記表示動作された表示器を消灯するように制御する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0008】具体的には、前記検出手段は、前記音声入
力手段により入力された音声の基本周波数を検出する基
本周波数検出手段と、該基本周波数検出手段により検出
された基本周波数に基づいて前記入力された音声の音名
を検出する音名検出手段とにより構成されることを特徴
とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明の構成に依れば、読み出し
手段により演奏曲データが読み出され、比較手段によ
り、音声入力手段により入力された音声情報または演奏
入力手段により入力された演奏情報とが比較された結
果、両者が一致したときには、読み出し指示手段により
読み出し手段に次の演奏曲データの読み出しが指示され
る。
【0010】請求項2記載の発明の構成に依れば、判別
手段により音声入力があると判別され、検出手段により
その音声の音名が検出されると、制御手段によりその音
名に対応する演奏入力手段の演奏操作子の表示器が点灯
され、その後に、判別手段によりその音声入力が無くな
ったと判別されると、制御手段によりその表示器が消灯
される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明に係る音声入力機能付き電
子楽器の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
同図において、本実施例の音声入力機能付き電子楽器
は、鍵盤1と、鍵盤1の鍵毎に配設されたLED群2
と、各種制御情報を入力するためのスイッチ群3と、マ
イクロフォン4により入力された音声を検出する音声入
力検出装置5と、該音声入力検出装置5により検出され
た音声のキーコードを決定するキーコード変換テーブル
6と、検出された音声の息圧をベロシティに変換するベ
ロシティ変換テーブル7と、全体の制御を司るCPU8
と、CPU8が実行するプログラムを格納するプログラ
ムメモリ9と、演算結果や入力情報を一時記憶するワー
キングメモリ10と、複数の演奏曲データの記憶された
フロッピーディスク11から演奏曲データの読み出しを
行うフロッピーディスク読み取り装置12と、演奏者が
演奏した演奏を記憶する演奏メモリ13と、演奏者によ
る演奏やフロッピーディスク11または演奏メモリ13
に記憶された演奏曲データ等に基づいて楽音信号を発生
するトーンジェネレータ(TG)14とにより主として
構成されている。
【0013】また、CPU8にはタイマ割り込み時間や
各種制御のための時間を計時するタイマ15が接続さ
れ、トーンジェネレータ14の出力はスピーカ等のサウ
ンドシステム16に供給される。
【0014】さらに、バスライン17を介して、鍵盤
1、LED群2、スイッチ群3、音声入力検出装置5、
キーコード変換テーブル6、ベロシティ変換テーブル
7、CPU8、プログラムメモリ9、ワーキングメモリ
10、フロッピーディスク読み取り装置12、演奏メモ
リ13、トーンジェネレータ14が相互に接続されてい
る。
【0015】図2は、図1のキーコード変換テーブル6
の一例を示す図である。前記音声入力検出装置5により
演奏者の音声が検出され、その音声の周波数fが検出さ
れると、CPU8は検出された音声の周波数fとキーコ
ード変換テーブル6に示す各音名の周波数の下限値と上
限値とを比較して、音名を決定し、同時に対応するキー
コードを決定する。例えば、検出された音声の周波数f
が260Hzのときには、音名はC4でキーコードは4
0と決定される。
【0016】図3は、図1のベロシティ変換テーブル7
の特性の一例を示す特性曲線であり、ベロシティ変換テ
ーブル7は息圧とそれに対応して図の特性曲線により決
定されたベロシティの値とにより構成されている。入力
された音声の息圧が検出されると、CPU8は、その息
圧に応じてベロシティ変換テーブル7によりベロシティ
を決定し、そのベロシティをトーンジェネレータ14に
出力する。
【0017】次に、スイッチ群3を構成するスイッチの
主なものについて説明する。
【0018】まず、スタート/ストップ スイッチは、
フロッピーディスク(以下、「ディスク」ともいう)1
1または演奏(以下、「パフォーマンス」ともいう)メ
モリ13の演奏曲データの再生を行う処理(以下、「再
生モード」という)または記録を行う処理(以下、「記
録モード」という)のスタート/ストップを制御するス
イッチであり、押す度に反転制御される。
【0019】次に、記録スイッチは、記録モードと再生
モードとを切り替えるスイッチであり、押す度に反転制
御される。モード選択スイッチは、ディスクモードとパ
フォーマンスモードとを選択するスイッチであり、ガイ
ドスイッチは、ノーマルモードとガイドモードとを切り
替えるスイッチであり、ともに押す度に反転制御され
る。ここで、ディスクモードとは、フロッピーディスク
に演奏データの読み出しまたは書き込みを行うモードの
ことをいい、パフォーマンスモードとは、演奏メモリ3
に演奏曲データの読み出しまたは書き込みを行うモード
のことをいい、ガイドモードとは、フロッピーディスク
11から演奏曲データの読み出しを行うときには入力さ
れた演奏者のパートの音を出さずに演奏データに応じて
LEDを点灯させることにより押鍵の指示(以下、「マ
イナスワン機能」という)を行い、演奏メモリ3から演
奏曲データの読み出しを行うときにはその演奏曲データ
にしたがってLEDを点灯させて押鍵の指示を行い、点
灯した鍵の押鍵またはその鍵に対応する音高の音声入力
があるとLEDを消灯させるモードのことをいう。
【0020】さらに、選曲スイッチは、ディスクに記憶
されている複数の演奏曲から演奏曲を選択するスイッチ
である。
【0021】以下、以上のように構成された音声入力機
能付き電子楽器の制御処理を、図4〜図15のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0022】図4および図5は、本実施例のメインルー
チンのフローチャートであり、まず、ステップS1では
各種パラメータの初期設定を行い、ステップS2ではキ
ーイベントがあるか否かを判別し、キーイベントがある
ときにはステップS3に進み、後述するキーイベント処
理を行った後にステップS4に進み、一方、キーイベン
トが無いときにはステップS3をスキップしてステップ
S4に進む。
【0023】次に、ステップS4では後述する音声検出
処理を行い、ステップS5では前記スタート/ストップ
スイッチが押されたか否かを判別し、スタート/スト
ップスイッチが押されたときにはステップS6に進み、
本実施例の電子楽器が動作中か否かを判別するためのフ
ラグRUNの反転処理を行う。
【0024】続くステップS7では、フラグRUNが
“1”か否か、即ち、動作中か否かを判別し、“1”の
ときにはステップS8に進み、後述のステップS14で
モード選択スイッチにより設定されたディスクモードま
たはパフォーマンスモードによる処理を行う。即ち、デ
ィスクモードのときは前記選曲スイッチにより選曲され
た曲の番号を読み込み、ディスク11のその曲の先頭デ
ータに読み出しポインタをセットし、パフォーマンスモ
ードのときは演奏メモリ13の先頭データに読み出しポ
インタをセットする。即ち、本実施例では、読み出しポ
インタを制御することにより該ポインタで指示された演
奏曲データの読み出しを行う方式を採用している。
【0025】次に、ステップS9で、演奏メモリ13の
先頭アドレスに書き込みポインタをセットする。本実施
例では、演奏メモリ13にデータを書き込むときにも読
み出しのときと同様に、ポインタによる制御方式を採用
している。続くステップS10では、待機モードを解除
する。ここで、待機モードとは、ガイドモードのときに
押鍵を指示するLEDの点灯に応じて演奏者が押鍵しま
たは音声を入力するまで、次の演奏データの読み出しを
待機するモードのことをいう。
【0026】一方、ステップS7で、フラグRUNが
“0”のときにはステップS11で、トーンジェネレー
タ14の自動演奏用チャネルCHにキーオフ信号を出力
し、ステップS12で、直前のモードが記録モードであ
ったときには演奏メモリ13にエンドデータを書き込
み、ステップS13に進む。
【0027】ステップS13ではモード選択スイッチが
押されたか否かを判別し、押されたときにはステップS
14で直前のモードを反転させることによりディスクモ
ードまたはパフォーマンスモードの何れかのモードを選
択し、ステップS15に進む。一方、ステップS14
で、モード選択スイッチが押されないときにはステップ
S14をスキップしてステップS15に進む。
【0028】ステップS15ではガイドスイッチが押さ
れたか否かを判別し、押されたときにはステップS16
で直前のモードを反転させることによりノーマルモード
またはガイドモードの何れかのモードを選択し、押され
ないときにはステップS16をスキップしてステップS
17に進む。ステップS17では記録スイッチが押され
たか否かを判別し、押されたときにはステップS18
で、直前のモードを反転させることにより再生モードま
たは記録モードの何れかのモードを選択し、押されない
ときにはステップS18をスキップしてステップS19
に進み、選曲スイッチが押されたか否かを判別する。ス
テップS19で、選曲スイッチが押されたときにはステ
ップS20で選曲された曲の番号をワーキングメモリ1
0内のバッファSNに格納し、ステップS21で、テン
ポや音色等のその他の処理を実行した後に、ステップS
2に戻って前述の処理を繰り返す。一方、ステップS1
9で、選曲スイッチが押されないときにはステップS2
0をスキップしてステップS21に進む。
【0029】図6は、図4のステップS3のキーイベン
ト処理の詳細な手順を示すサブルーチンのフローチャー
トである。
【0030】まず、ステップS31でキーオンイベント
か否かを判別し、キーオンイベントのときにはステップ
S32で、ワーキングメモリ10内のバッファKCに押
されたキーのキーコードを格納し、バッファVLにその
ベロシティを格納し、ステップS33で、キーコードK
C,ベロシティVLとともにキーオン信号をトーンジェ
ネレータ14に出力し、ステップS34で、バッファK
Cの内容を押鍵キーコードリストに加えた後に、ステッ
プS35で、後述するキーオン処理を行いサブルーチン
処理を終了する。ここで、押鍵キーコードリストは、ガ
イドモードのときに、押鍵したキーコードとLEDの点
灯により押鍵を指示されたキーコードとが一致している
か否かを判別するために用いられ、一度に複数の押鍵が
なされることを前提としている。具体的には、フロッピ
ーディスク11または演奏メモリ13から読み出された
演奏データにより作成された再生キーコードリストと、
演奏者が押鍵した鍵により作成された押鍵キーコードリ
ストとを比較することにより一致の判別がなされる。
【0031】一方、ステップS31で、キーオンイベン
トでないときにはステップS36で、キーコードを前記
バッファKCに格納し、ステップS37で、キーコード
KCとキーオン信号とをトーンジェネレータ14に出力
し、ステップS38で、後述するキーオフ処理を実行し
て本サブルーチン処理を終了する。
【0032】図7は、図6のステップS35のキーオン
処理の詳細な手順を示すサブルーチンのフローチャート
である。
【0033】ステップS41で、フラグRUNが“1”
且つ再生モードであるか否か、即ち、再生モード処理中
であるか否かを判別し、再生モード処理中のときにはス
テップS42で、待機モードであるか否かを判別し、待
機モードであるときにはステップS43で、再生キーコ
ードリスト中にキーコードKCと一致するキーコードが
あるか否かを判別し、一致したキーコードがあるときに
はステップS44で、再生キーコードリストおよび押鍵
キーコードリストからキーコードKCを削除し、ステッ
プS45でキーコードKCに対応するLEDを消灯す
る。即ち、再生キーコードリストに載っているキーコー
ドに対応する鍵のLEDが点灯しており、演奏者がその
LEDの点灯している鍵を押鍵すると、そのLEDが消
灯するように構成されている。
【0034】続くステップS46で、再生キーコードリ
ストが空か否かを判別し、空のときにはステップS47
で、待機モードを解除し、ステップS48で、押鍵キー
コードリストをクリアした後に本サブルーチン処理を終
了する。
【0035】一方、ステップS42で待機モードでない
とき、または、ステップS43で再生キーコードリスト
中に押鍵されたキーコードKCがないとき、または、ス
テップS46で再生キーコードストが空でないときに
は、それ以降の処理をスキップして本サブルーチン処理
を終了する。
【0036】また、一方、ステップS41で再生モード
処理中でないときには、ステップS49でキーコードK
Cに対応するLEDを点灯させる。即ち、再生モード処
理中でないときとは、ノーマルモードまたは記録モード
であり、このときに押鍵されると、押鍵された鍵に対応
してLEDが点灯するように構成されている。
【0037】続くステップS50では、フラグRUNが
“1”且つ記録モードであるか否か、即ち、記録モード
処理中か否かを判別し、記録モード処理中であれば、ス
テップS51に進み、キーオンコード、キーコードK
C、ベロシティVLをタイミングデータとともに前記演
奏メモリ13に書き込み、ステップS52で、書き込み
ポインタを進めて本サブルーチン処理を終了する。即
ち、記録モード処理中には、演奏者が演奏した順にその
演奏状態(押鍵キーコード等)が演奏メモリ13に書き
込まれる。
【0038】一方、ステップS50で記録モード処理中
でないときにはステップS51,S52の処理をスキッ
プして本サブルーチン処理を終了する。
【0039】図8は、図6のステップS38のキーオフ
処理の詳細な手順を示すサブルーチンのフローチャート
である。
【0040】ステップS61で、フラグRUNが“0”
または記録モードであるか否かを判別し、その判別結果
が肯定のときにはステップS62に進み、押鍵中または
音声入力中であるか否かを判別し、その判別結果が否定
のときにはステップS63に進み、押鍵されたキーコー
ドまたは音声入力により決定されたキーコードに対応し
たLEDを消灯する。即ち、ステップS63に進むとき
は、押鍵または音声入力により鍵のLEDが点灯した後
に、押鍵または音声入力がなくなったときであり、その
ままLEDが点灯を続けると、入力が無くなっても入力
があるような印象を与えるために点灯しているLEDを
消灯するように構成している。
【0041】一方、ステップS61の判別結果が否定の
ときには本サブルーチンを終了し、ステップS62の判
別結果が肯定のときにはステップS63の処理をスキッ
プしてステップS64に進む。
【0042】ステップS64ではフラグRUNが“1”
且つ記録モードであるか否か、即ち、記録モード処理中
であるか否かを判別し、記録モード処理中のときにはス
テップS65に進み、キーオフコード、キーコードKC
をタイミングとともに演奏メモリ13に書き込み、ステ
ップS66で書き込みポインタを進めて、本サブルーチ
ン処理を終了する。一方、ステップS64で、記録モー
ド処理中でないときにはステップS65,S66をスキ
ップして本サブルーチン処理を終了する。
【0043】図9および図10は、図4のメインルーチ
ンの音声検出処理の詳細な手順を示すサブルーチンのフ
ローチャートである。
【0044】図9において、ステップS71で、図1の
音声入力検出装置により入力された音声を検出し、ステ
ップS72で、その音声のエンベロープを抽出し、ステ
ップS73で、その音声のピーク値を検出して、その検
出値を息圧として前記ワーキングメモリ10のバッファ
PKに格納する。続くステップS74で、フラグKON
が“0”か否かを判別する。ここで、フラグKONは、
音声入力があったときにセットされ、音声入力が無くな
ったときにリセットされるフラグである。
【0045】ステップS74の判別において、フラグK
ONが“0”のとき、即ち、音声入力がないときにはス
テップS75に進み、前記ピーク値PKが第1の閾値
(以下、「閾値#1」という)以上か否かを判別し、ピ
ーク値PKが閾値#1以上のときには、音声入力があっ
たものとみなして、ステップS76でフラグKONをセ
ットし、ステップS77で入力音声の基本周波数を検出
してワーキングメモリ10のバッファfに格納する。
【0046】次に、ステップS78で、図2のキーコー
ド変換テーブルを参照して周波数fに対応するキーコー
ドを読み出して該キーコードをワーキングメモリ10の
バッファNKCに格納し、ステップS79で、図3のベ
ロシティ変換テーブルを参照して、前記ピーク値PKに
対応するベロシティを読み出して該ベロシティをワーキ
ングメモリ10のバッファVLに格納する。即ち、CP
U8は、入力音声のピッチによりキーコードを決定し、
息圧によりベロシティを決定する。続くステップS80
で、前記バッファNKCのキーコードによりバッファK
Cを更新し、ステップS81で、図7のキーオン処理の
サブルーチンを実行した後に、本サブルーチン処理を終
了する。
【0047】一方、ステップS75で、ピーク値PKが
閾値#1より小さいときには、音声は入力されなかった
ものとして、本サブルーチン処理を終了する。
【0048】また、ステップS74で、フラグKONが
“1”のとき、即ち、既に音声入力がなされているとき
にはステップS82に進み、ピーク値PKが第2の閾値
(以下、「閾値#2」という)以上か否かを判別し、ピ
ーク値PKが閾値#2以上のときにはステップS83に
進み、前記バッファNKCに格納されているキーコード
をバッファPNKCに格納して保存し、ステップS84
で、ステップS77と同様にして入力音声の基本周波数
を検出してバッファfに格納し、ステップS85で、ス
テップS78と同一のキーコード変換処理を行い、読み
出したキーコードをバッファNKCに格納する。
【0049】次に、ステップS86で、ステップS8
4,S85によりキーコードの読み出しが行われる前後
のキーコードPNKCおよびキーコードNKCとを比較
し、一致していないときにはステップS87に進み、バ
ッファKCのキーコードをバッファPNKCのキーコー
ドにより更新し、ステップS88で図8のキーオフ処理
のサブルーチンを実行した後にステップS79に進み、
ステップS79〜S81でキーの入力処理を行い、本サ
ブルーチン処理を終了する。即ち、ステップS86の判
別処理は、演奏者が音声を発生している途中で、音声の
ピッチを変更したか否かを判別するための処理であり、
ピッチを変更したときには直前に発生していた音声の入
力処理を止め、ピッチが変更された音声の入力処理を行
うように構成されている。
【0050】一方、ステップS86で、バッファPNK
CのキーコードとバッファNKCのキーコードとが一致
しているときには本サブルーチン処理を終了する。
【0051】また、ステップS82で、ピーク値PKが
閾値#2より小さいときには、音声入力を終了したもの
とみなして、ステップS89でフラグKONをリセット
し、ステップS90で図8のキーオフ処理のサブルーチ
ンを実行した後に、本サブルーチン処理を終了する。
【0052】図11は、割り込み処理の手順を示すフロ
ーチャートであり、本割り込み処理の割り込み要求は、
図1のタイマ15によって96分長に一度の割合でCP
U8に対してなされる。
【0053】ステップS101で、前記フラグRUNが
“1”か否かを判別し、“1”のときにはステップS1
02に進み、パフォーマンスモードか否かを判別し、パ
フォーマンスモードのときにはステップS103に進
み、拍タイミングであり且つ待機モードでないか否かを
判別し、その判別結果が肯定のときにはステップS10
4に進み、メトロノーム音を発音させ、ステップS10
5に進む。一方、ステップS102でパフォーマンスモ
ードでないとき、またはステップS102で、その判別
結果が否定のときには、ステップS104をスキップし
てステップS105に進む。即ち、パフォーマンスモー
ドにおいては、演奏メモリ13から読み出された演奏曲
データに応じて各鍵のLEDが点滅し、音声は出力され
ないため、拍タイミングでメトロノーム音を発音するよ
うに構成したものである。
【0054】ステップS105では、待機モードか否か
を判別し、待機モードでないときにはステップS106
に進み、再生モードか否かを判別し、再生モードのとき
にはステップS107で、後述する再生処理サブルーチ
ンを実行し、ステップS108でタイミングカウンタを
1だけインクリメントした後に、本割り込み処理を終了
する。ここで、タイミングカウンタは、例えば、ワーキ
ングメモリ10内に設けられたソフトカウンタで、再生
モードのときにはフロッピーディスク11または演奏メ
モリ13から読み出された演奏曲データをトーンジェネ
レータ14に出力するタイミングを計時するために用い
られ、記録モードのときには図7のステップS51の処
理のように演奏曲データを生成する際に、直前の演奏曲
データ(キーコード等)と次の演奏曲データ(キーコー
ド等)との間の出力タイミングを決定するために用いら
れる。
【0055】一方、ステップS105で、待機モードの
ときには本割り込み処理を終了し、ステップS106
で、再生モードでないときにはステップS107をスキ
ップしてステップS108に進む。
【0056】また、ステップS101で、フラグRUN
が“0”のときはステップS102〜ステップS108
の処理をスキップして本サブルーチン処理を終了する図
12および図13は、図11の再生処理の詳細な手順を
示すサブルーチンのフローチャートである。
【0057】図12において、ステップS111で、前
記読み出しポインタが示すデータを読み出し、ステップ
S112で、該読み出しデータがエンドコードか否かを
判別し、エンドコードでないときにはステップS113
に進み、読み出しデータが再生タイミングのデータか否
かを判別し、再生タイミングのデータでないときには本
サブルーチン処理を終了する。ここで、再生タイミング
のデータとは、読み出しデータが再生タイミングを示す
データであり、且つタイミングカウンタのデータと一致
していることをいう。
【0058】また、ステップS112で、読み出しデー
タがエンドデータでないときにも、本サブルーチン処理
を終了する。
【0059】一方、ステップS113で、読み出しデー
タが再生タイミングのデータであるときにはステップS
114に進み、現在のモードがガイドモードであるか否
かを判別し、ガイドモードであるときにはステップS1
15に進み、現在のモードがパフォーマンスモードであ
るか、または読み出しデータが前記マイナスワン用デー
タであるか否かを判別し、その結果が肯定であるときに
はステップS116に進み、読み出しデータがキーオン
データであるか否かを判別する。ここで、ガイドモード
且つパフォーマンスモード若しくはマイナスワン用デー
タであるときには、読み出された演奏曲データに応じて
鍵のLEDを点灯する処理を行うように構成されてい
る。
【0060】ステップS116で、キーオンデータであ
るときにはステップS117に進み、キーオンデータの
次に記憶されているデータであるキーコードを前記バッ
ファKCに格納し、ステップS118で、押鍵キーコー
ドリストにキーコードKCが登録されているか否かを判
別し、登録されていないときにはステップS119に進
み、再生キーコードリストにキーコードKCを登録し、
ステップS120で、キーコードKCに対応するLED
を点灯させ、ステップS121で待機モードにし、ステ
ップS122で読み出しポインタを次の演奏曲データに
歩進させた後に、ステップS112に戻る。
【0061】ステップS118で、押鍵キーコードリス
トにキーコードKCが登録されているときにはステップ
S123に進み、押鍵キーコードリストからキーコード
KCを削除してステップS122に進む。即ち、ステッ
プS118の判別は、LEDが点灯する前に演奏者が読
み出された演奏曲データのキーコードを押鍵した場合に
も処理を行うように構成したものであり、このときには
LEDの点灯も、待機モードに入ることもなく、ガイド
に従った演奏が行われたものとみなして、ステップS1
22で次の演奏データに処理を移行する。
【0062】一方、ステップS116で、前記読み出し
データがキーオンデータでないときにはステップS11
7〜S121の処理をスキップしてステップS122に
進む。
【0063】また、ステップS114で、現在のモード
がガイドモードでないとき、または、ステップS115
で、判別結果が否定のときにはステップS124に進
み、前記読み出しデータがキーオンデータであるか否か
を判別する。即ち、ステップS124に進むときは、ト
ーンジェネレータ14から音が出力されている状態また
は音を出力しようとする状態のときである。
【0064】ステップS124で、キーオンデータでな
いときにはステップS125に進み、それがキーオフデ
ータであるか否かを判別し、キーオフデータであると
き、即ち、トーンジェネレータ14から音が出力されて
いるときにはステップS126に進み、キーオフ信号お
よびキーコードKCをトーンジェネレータ14に出力
し、ステップS122に進む。ステップS125で、読
み出しデータがキーオフデータでないときにはステップ
S127に進み、読み出しデータが、例えば、音色デー
タであるとき等のその他の処理を行った後にステップS
122に進む。
【0065】一方、ステップS124で、読み出しデー
タがキーオンデータのとき、即ち、トーンジェネレータ
14から音を出力しようとするときにはステップS12
8に進み、キーコードをバッファKCに格納し、ベロシ
ティをバッファVLに格納した後に、ステップS129
に進み、キーオン信号、キーコードKCおよびベロシテ
ィVLをトーンジェネレータ14に出力してステップS
122に進む。
【0066】以上説明したようにして、本実施例に依れ
ば、ガイドモードで演奏を行っているときに、例えば、
演奏者が未熟で、LEDが点灯した位置の鍵を満足に押
鍵できない場合においても、演奏者は、LEDが点灯し
た鍵を押鍵する代わりに、その音の音高に相当する音声
を発音することにより待機モードを解除して先に進むこ
とができるので、自動演奏が頻繁に停止したり、その待
ち状態が長くなることなく演奏を楽しむことができる。
また、記録モードにおいて、押鍵および音声入力が無く
なったときにはLEDを消灯するように構成したので、
入力の有無を的確に判断することができる。
【0067】図14は、本発明に係る音声入力機能付き
電子楽器の他の実施例の処理手順を示すフローチャート
である。
【0068】本実施例は、前述した実施例に対して、パ
フォーマンスモードにおいて演奏者が音声により演奏メ
モリ13に演奏曲データを記録する場合に、予め演奏曲
目が記憶されている検索メモリから演奏者が演奏してい
る曲目に基づいて予想曲を検索し、音声入力を周波数変
換してキーコードを決定する際に、現在のキーコードの
次に入力されるはずの音声の周波数を予測し、キーコー
ド変換が容易に行われるように構成した点が異なる。こ
こで、演奏者が演奏している曲目を検索する方法として
は、例えば、本願出願人と同一出願人による特開平1−
309087号公報の方法を用いればよい。
【0069】なお、本実施例の構成は、図9および図1
0のステップS78およびステップS85の処理を図1
4のサブルーチン処理で置き換え、図15の第2の割り
込み処理を追加した点以外は、前述した実施例と同一で
ある。
【0070】図14において、ステップS131で、検
出された曲(予想曲)があるか否かを判別する。即ち、
後述するように、検索メモリに記憶されたデータに基づ
いて演奏されている曲目を検索し、検索されたときに
は、例えばフラグをセットし、検出された曲があること
を知らせるようにしておけばよい。
【0071】ステップS131で、演奏中の予想曲が検
出されると、ステップS132で、その検出された曲に
おいて直前に再生されたキーコードの次に再生されるキ
ーコードを読み出して予想キーコードバッファEKCに
格納し、ステップS133で、図1のキーコード変換テ
ーブル6を参照して図9および図10のステップS78
またはステップS85の処理により求められた入力音声
基本周波数fに対応するキーコードを読み出し、バッフ
ァKCに格納する。このとき、前記予想キーコードEK
Cに応じて、周波数の上限値を上げ、下限値を下げてそ
の前後のキーコードに対する周波数を調整することによ
り、入力音声基本周波数fからキーコードKCを決定し
易くする。
【0072】次に、ステップS134で、キーコードK
Cをタイミングとともに検索メモリに追加して記憶し、
演奏中の予想曲を検索するときの情報量を増加させる。
続くステップS135では、検索メモリのデータに基づ
いて演奏中の予想曲を検索して予想曲を更新し、演奏中
の予想曲の精度を向上させ、本サブルーチン処理を終了
する。
【0073】一方、ステップS131で、検出された曲
が無いときにはステップS136に進み、図9および図
10のステップS78およびステップS85と同様の処
理によりキーコードKCを決定する。
【0074】図15は、第2の割り込み処理の手順を示
すフローチャートであり、本割り込み処理の割り込み要
求は、図1のタイマ15によって1秒毎に一度の割合で
CPU8に対してなされる。
【0075】図15において、ステップS141で、フ
ラグKONが10秒以上“0”の状態を続けているか否
かを判別し、10秒以上続けているときには、ステップ
S142に進み、検索メモリをクリアした後に、本割り
込み処理を終了する。一方、ステップS141で、フラ
グKONが10秒以上“0”の状態を続けていないとき
には、そのまま本割り込み処理を終了する。即ち、音声
入力が10秒以上無いときには検索メモリの内容をクリ
アして、予想曲の検索を止め、その後に入力された音声
情報に基づいて予想曲の検索を行うように構成した。
【0076】以上のようにして、本実施例では、演奏曲
を予想することによりキーコードの変換を容易に行うこ
とが可能となる。
【0077】なお、以上の実施例では、マイクロフォン
として手持ちタイプのマイクロフォン4を用いたが、こ
れに限らず図16に示すマイクロフォン付きヘッドフォ
ン18等、音声入力ができるものであればよいし、電子
鍵盤楽器を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、電子弦楽器等の他の電子楽器においても有効であ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に依れば、音声情報を入力する音声入力手段と、演奏
情報を入力する演奏入力手段と、演奏曲のデータを記憶
する演奏曲データ記憶手段と、該演奏曲データ記憶手段
に記憶された演奏曲データを順次読み出す読み出し手段
と、前記音声入力手段により入力された音声情報または
前記演奏入力手段により入力された演奏情報と前記読み
出し手段により読み出された演奏曲データとを比較する
比較手段と、該比較手段による比較の結果、音声情報ま
たは演奏情報と演奏曲データとが一致したときに、前記
読み出し手段に次の演奏曲データの読み出しを指示する
読み出し指示手段とを有するので、未熟な演奏者が演奏
をする場合にも、演奏入力手段により演奏曲データを即
座に入力できないときには音声入力手段により演奏曲デ
ータを入力できるため、自動演奏が頻繁に停止すること
を防止すると共に、その待ち状態を短縮して楽しい演奏
を行うことが可能となる効果を奏する。
【0079】また、請求項2記載の発明に依れば、音声
を入力する音声入力手段と、複数の演奏操作子から成
り、演奏を入力する演奏入力手段と、前記演奏入力手段
の演奏操作子毎に設けられた表示器と、前記音声入力手
段からの音声入力の有無を判別する判別手段と、前記音
声入力手段により入力された音声の音名を検出する検出
手段と前記判別手段により音声入力がなされたことが判
別されたときは、前記検出手段により検出された音名に
応じた演奏操作子の表示器を点灯し、前記判別手段によ
り音声入力が無いと判別されたときは、前記表示動作さ
れた表示器を消灯するように制御する制御手段とを有す
るので、真に入力している状態を表示し、入力の有無を
的確に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声入力機能付き電子楽器の一実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のキーコード変換テーブルの一例を示す図
である。
【図3】図1のベロシティ変換テーブルの特性の一例を
示す特性曲線である。
【図4】本実施例のメインルーチンのフローチャートで
ある。
【図5】本実施例のメインルーチンのフローチャートで
ある。
【図6】図4のステップS3のキーイベント処理の詳細
な手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図7】図6のステップS35のキーオン処理の詳細な
手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図8】図6のステップS38のキーオフ処理の詳細な
手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図9】図4のメインルーチンの音声検出処理の詳細な
手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図10】図4のメインルーチンの音声検出処理の詳細
な手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図11】割り込み処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図12】図11の再生処理の詳細な手順を示すサブル
ーチンのフローチャートである。
【図13】図11の再生処理の詳細な手順を示すサブル
ーチンのフローチャートである。
【図14】本発明に係る音声入力機能付き電子楽器の他
の実施例の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】第2の割り込み処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】他の音声入力装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 鍵盤(演奏入力手段) 2 LED(表示器) 4 マイクロフォン(音声入力手段) 5 音声入力検出装置(判別手段、基本周波数検出手
段) 8 CPU(比較手段、検出手段、制御手段、音名検出
手段、読み出し指示手段) 11 フロッピーディスク(演奏曲データ記憶手段) 12 フロッピーディスク読み取り装置(読み出し手
段) 13 演奏メモリ(演奏曲データ記憶手段、読み出し手
段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報を入力する音声入力手段と、 演奏情報を入力する演奏入力手段と、 演奏曲のデータを記憶する演奏曲データ記憶手段と、 該演奏曲データ記憶手段に記憶された演奏曲データを順
    次読み出す読み出し手段と、 前記音声入力手段により入力された音声情報または前記
    演奏入力手段により入力された演奏情報と前記読み出し
    手段により読み出された演奏曲データとを比較する比較
    手段と、 該比較手段による比較の結果、音声情報または演奏情報
    と演奏曲データとが一致したときに、前記読み出し手段
    に次の演奏曲データの読み出しを指示する読み出し指示
    手段とを有することを特徴とする音声入力機能付き電子
    楽器。
  2. 【請求項2】 音声を入力する音声入力手段と、 複数の演奏操作子から成り、演奏を入力する演奏入力手
    段と、 前記演奏入力手段の演奏操作子毎に設けられた表示器
    と、 前記音声入力手段からの音声入力の有無を判別する判別
    手段と、 前記音声入力手段により入力された音声の音名を検出す
    る検出手段と前記判別手段により音声入力がなされたこ
    とが判別されたときは、前記検出手段により検出された
    音名に応じた演奏操作子の表示器を点灯し、前記判別手
    段により音声入力が無いと判別されたときは、前記表示
    動作された表示器を消灯するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする音声入力機能付き電子楽器。
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