JPH06286803A - ゴミ捕集及び空気清浄機能付き自動車 - Google Patents

ゴミ捕集及び空気清浄機能付き自動車

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JPH06286803A
JPH06286803A JP5080439A JP8043993A JPH06286803A JP H06286803 A JPH06286803 A JP H06286803A JP 5080439 A JP5080439 A JP 5080439A JP 8043993 A JP8043993 A JP 8043993A JP H06286803 A JPH06286803 A JP H06286803A
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JP
Japan
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suction
air
refuse
automobile
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP5080439A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshisuke Takemoto
善亮 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUZEN KOGYOSHO KK
Original Assignee
MARUZEN KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路ゴミの捕集と汚染空気の清浄を行う手段
を提供する。 【構成】 自動車1の車体底部4に、吸入端開口が道路
Rに相対して設けられた吸入パイプ12,13と、吸入
パイプ12,13に連結されると共にリア部3に配置さ
れ、吸入パイプ12,13を通じて吸入されてくるゴミ
50を溜め且つ汚染空気を清浄にするゴミ溜11と、ゴ
ミ溜11に吸入パイプ14を通じて連結されると共にフ
ロント部2に配置された吸入モータ10と、吸入モータ
10に連結され、吸入パイプ14を介して送られてくる
清浄空気を車外に排気するための排気パイプ15とを備
える。 【作用】 吸入モータ10が作動すると、吸入パイプ1
2,13から道路R上のゴミ50が吸入され、吸入され
たゴミ50がゴミ溜11に溜まると同時に汚染空気が清
浄化され、清浄空気が吸入パイプ14及び排気パイプ1
5を通じて車外に排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路に散在するゴミを
捕集する機能、及び自動車等の排気ガスを清浄する機能
を備えた自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】道路には、様々なゴミ(例えば、プラス
チック等の容器類、空き缶、紙屑、食品の屑、タバコの
吸殻等)が散在している。これらのゴミは、放っておく
と溜まる一方であり、美観を損ねたり、環境を汚染した
りするため、特に主要道路は定期的に清掃されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、道路清
掃を行っても、心無い運転者や同乗者からゴミが道路に
捨てられることが後を絶たず、直ぐにゴミが道路に目立
つようになる。しかも、奉仕作業等でゴミを拾わない限
り、定期清掃まではゴミが溜まり放題である。その上、
清掃が行われる道路は一般に幹線道路であり、そうでな
い支線道路等は市民等が清掃しないと道路を綺麗にする
人が誰も居なくなる。これらの実状に鑑み、道路に捨て
られたゴミを効率良く且つ容易に捕集する方策の出現が
待望されている。
【0004】このゴミ問題に加えて、自動車等の排気ガ
スによる大気汚染問題が深刻になりつつあり、例えば自
動車のメーカー側ではNOx やCOx 等の排ガス濃度を
下げるための研究開発がなされている。その技術進歩に
伴い徐々に改善されてきてはいるが、依然として大気は
汚染され続けており、特に自動車の通行量が多い道路の
周囲環境は寧ろ悪化傾向にある。
【0005】従って、本発明の目的は、道路に散在する
ゴミを効率的且つ容易に捕集すると共に、排気ガス等の
汚染空気を清浄にする手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明のゴ
ミ捕集及び空気清浄機能付き自動車により達成される。
即ち、この自動車は、自動車の任意の場所に、吸入端が
少なくとも車外に開口する吸入パイプと、この吸入パイ
プの他端に連結されると共に、吸入パイプを通じて吸入
されてくるゴミを溜め且つ空気を清浄化するゴミ溜と、
このゴミ溜に連結された吸入モータと、この吸入モータ
に連結され、前記ゴミ溜からの清浄空気を車外に排気す
るための排気パイプとを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】吸入パイプの吸入端を車外、特に道路に相対す
るよう車体底部に開口させた場合、吸入モータの作動に
よって吸入パイプから道路上のゴミが吸い込まれ、吸入
パイプに吸引されたゴミはゴミ溜に溜まる。ゴミと共に
吸い込まれた排気ガス等の汚染空気はゴミ溜により清浄
化され、つまり大気汚染の要因であるNOx やCOx
が除去され、清浄空気が排気パイプを通じて車外に放出
される。従って、通常の自動車が道路清掃と空気清浄の
機能を併せ持つことになり、道路ゴミ問題と大気汚染問
題の解決に期することが大きい。
【0008】又、吸入パイプの吸入端を車内に開口させ
た場合、排気ガスやタバコ等による汚れた車内空気が清
浄化される。しかも、清浄化された空気を再度車内に放
出すれば、空調として機能することになる。その上、吸
入端開口に掃除用ホースを付ければ、車内を隅々まで掃
除することができ、掃除機としても使用することが可能
となる。
【0009】なお、本発明でいうところの自動車は、通
常の乗用車だけでなく、トラック、バス等も指し、これ
らの自動車の任意の場所に吸入モータ、ゴミ溜、吸入パ
イプ、排気パイプを設置し、道路清掃や車外空気の清浄
を行う場合には吸入パイプの吸入端開口を、例えば路面
に相対するように車体底部に配すればよいし、車内空気
の清浄や車内掃除を行う場合には吸入パイプの吸入端開
口を車内に設ければよい。又、吸入するゴミは、特に紙
屑、食品の屑、タバコの吸殻、塵埃等であり、これらの
ゴミの大きさに応じて吸入パイプの大きさ(例えば円形
パイプの場合には内径)やゴミ溜の容積等を選定すれば
よい。汚染空気は、自動車の排気ガスは勿論のこと、工
場の煤煙やその他の種々の大気汚染の要因となるガスを
含む。
【0010】吸入パイプは、ゴミを汚染空気と共に吸入
できる限り、その吸入端が車外や車内に開口していれば
よいが、その本数は限定されず、1本でも2本でもよ
く、或いは3本以上でも構わない。しかし、吸入モータ
の吸引力との兼ね合いから適当本数選ぶことが好まし
い。又、吸入モータ及びゴミ溜の設置場所はフロント部
やリア部等どこでもよく、これらと吸入パイプ及び排気
パイプとの配管も自動車の空スペースを利用するなどし
て適宜設定すればよい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の自動車を実施例に基づいて説
明する。その一例に係るゴミ捕集及び空気清浄機能付き
自動車の側面図を図1に、前正面図を図2に、後正面図
を図3に示す。ここに示す自動車1は通常の乗用車であ
る。この自動車1では、そのフロント部2に吸入モータ
10が設置され、リア部3にゴミ溜11が配備されてい
る。又、車体底部4において、そのフロント部2側に吸
入パイプ12が、ほぼ中央部に別の吸入パイプ13が設
けられ、これらの吸入パイプ12,13の吸入端開口は
道路Rに相対している。なお、図1には特に示していな
いが、吸入モータ10に連結された排気パイプ15(図
4参照)は、例えば車体底部4のフロント部2側又はリ
ア部3側に開口するように配されている。
【0012】これらの配管系を分かり易く図4に示す。
この実施例では、ゴミ溜11に連結された2本の吸入パ
イプ12,13の吸入端は、道路Rに相対して開口する
ように配置され、吸入パイプ12は吸入パイプ13から
分岐している。更に、この実施例では、ゴミ溜11内に
空気清浄カートリッジ11aが交換可能に収容されてお
り、この空気清浄カートリッジ11aによって空気中の
微細な塵埃が除去されるのは勿論のこと、空気汚染成分
(NOx やCOx 等)が取り除かれ、空気が清浄化され
る。ゴミ溜11には別の吸入パイプ14の一端が連結さ
れ、他端は吸入モータ10に連結されている。なお、吸
入モータ10は通常の掃除機等に使用されているもので
あり、特に限定されるものではない。吸入モータ10に
は排気パイプ15が連結され、この排気パイプ15を通
じて清浄空気が車外に排気される。
【0013】吸入モータ10の動力伝達系の一例を図5
に概略的に示す。この実施例では、エンジン(図示せ
ず)の動力によって回転するエンジンプーリ20、発電
用のダイナモ21、冷暖房用のモータ22、及びエンジ
ン冷却用のポンプ23は、ファンベルト30で連結さ
れ、吸入モータ10はベルト31を介して冷暖房用のモ
ータ22に連結されている。又、ダイナモ21にはベル
ト32によってパワーハンドル等を作動させるための伝
達系25がつながれている。なお、吸入モータ10は、
冷暖房用のモータ22の軸に直結しても構わず、或いは
動力源としてエンジンではなくバッテリを利用しても差
し支えない。
【0014】このように、構成した自動車でエンジンが
始動すると、図5に示す動力伝達系を経て吸入モータ1
0が作動する。これに伴い、道路R上に在る塵埃、紙
屑、吸殻等のゴミ50が汚染空気と共に吸入パイプ1
2,13によってその開口から吸引される。吸い込まれ
たゴミ50は矢印のように進んでゴミ溜11に入る。こ
のゴミ溜11では、やや大きめのゴミ51が捕集される
と共に、空気中の微細な塵埃が空気清浄カートリッジ1
1aで除去される。又、汚染空気が空気清浄カートリッ
ジ11aを通過する際に、汚染成分が取り除かれ、空気
が清浄化される。清浄空気は、吸入パイプ14を通じて
吸入モータ10に入り、更に排気パイプ15を介して車
外に排気される。
【0015】そして、自動車の走行に連れて、道路R上
のゴミ50が次々と捕集されていき、道路Rが清掃され
ると同時に、自動車の排気ガス等が吸い込まれ、綺麗な
空気が車外に放出される。勿論、ゴミ溜11に溜まった
ゴミ51は適時捨てればよいし、空気清浄カートリッジ
11aが汚れて清浄機能が弱まった場合には、新しいも
のと交換すればよい。
【0016】このように、自動車を通常に運転するだけ
で、道路のゴミが自然に吸引され、実に効率良くゴミを
捕集することができるばかりか、汚染空気を清浄にする
ことができる。従って、上記のようなゴミ捕集及び空気
清浄機能をあらゆる自動車に備え付けることで、幹線道
路は言うに及ばず、支線道路でも自動車が通過すれば、
その度に道路清掃と空気清浄が行われることになる。
【0017】上記実施例は単なる一例であり、種々の変
更が可能である。例えば前記したように、吸入パイプの
吸入端を車内に開口させることで、排気ガスやタバコ等
による汚れた車内空気を清浄化することができるし、清
浄化された空気を再度車内に放出すれば、空調機として
も利用することができる。又、この場合に吸入端開口に
掃除用ホースを付ければ、車内を隅々まで掃除すること
ができ、掃除機としても使用することが可能となる。但
し、車内清浄を希望しない時は、吸入パイプの開口を栓
等により塞いでおけばよい。また上記実施例では、吸入
パイプ吸入端は、外部に対し、車の底部に設けている
が、この発明ではこれに限ることなく、外部に対して
は、前後、左右、あるいは上部等いずれの場所に設けて
もよい。
【0018】
【発明の効果】本発明のゴミ捕集及び空気清浄機能付き
自動車は、以上説明したように吸入モータ、ゴミ溜、吸
入パイプ、及び排気パイプを備えるため、道路に散在す
るゴミを自動車の作動時(特に走行時)に容易且つ効率
的に捕集することができるばかりか、ゴミと一緒に吸い
込まれた汚染空気を清浄化することができる。従って、
道路ゴミ問題や大気汚染問題に対して極めて有効であ
る。
【0019】又、上記のように車内の空気清浄も行い得
る他に、車内の掃除をも行うことができ、非常に便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る自動車の一部破断側面図であ
る。
【図2】図1に示す自動車の一部破断前正面図である。
【図3】図1に示す自動車の一部破断後正面図である。
【図4】ゴミ吸入構成の配管例を示す図である。
【図5】ゴミ吸入構成における吸入モータの動力伝達系
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 自動車 4 車体底部 10 吸入モータ 11 ゴミ溜 12,13,14 吸入パイプ 15 排気パイプ 50,51 ゴミ R 道路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の任意の場所に、吸入端が少なくと
    も車外に開口する吸入パイプと、この吸入パイプの他端
    に連結されると共に、吸入パイプを通じて吸入されてく
    るゴミを溜め且つ空気を清浄化するゴミ溜と、このゴミ
    溜に連結された吸入モータと、この吸入モータに連結さ
    れ、前記ゴミ溜からの清浄空気を車外に排気するための
    排気パイプとを備えることを特徴とするゴミ捕集及び空
    気清浄機能付き自動車。
JP5080439A 1993-04-07 1993-04-07 ゴミ捕集及び空気清浄機能付き自動車 Pending JPH06286803A (ja)

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