JPH0628398B2 - 山のぼり方式オ−トフオ−カス装置 - Google Patents

山のぼり方式オ−トフオ−カス装置

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JPH0628398B2
JPH0628398B2 JP60209273A JP20927385A JPH0628398B2 JP H0628398 B2 JPH0628398 B2 JP H0628398B2 JP 60209273 A JP60209273 A JP 60209273A JP 20927385 A JP20927385 A JP 20927385A JP H0628398 B2 JPH0628398 B2 JP H0628398B2
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focusing lens
range
mountain climbing
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focusing
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博 牧野
忠晴 木原
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオートフォーカス装置に関し、特に映像信号の
高周波成分からコントラスト値を検出し、合焦レンズの
移動を制御するいわゆる山のぼり方式オートフォーカス
装置に関するものである。
従来の技術 山のぼり方式オートフォーカス装置は、周知のように映
像信号の高周波成分よりコントラスト値を検出し、この
コントラスト値が増大する方向へ合焦レンズを駆動せし
め、さらに上記コントラスト値のピーク点を検知した時
上記合焦レンズの駆動を停止して合焦状態を得るもので
ある。
従って、特別な測距手段を必要とせず構成が簡単であ
り、また上記コントラスト値の増減が確実に検知できれ
ば極めて正確な合焦点を得ることができ、優れたオート
フォーカス装置であると認識されている。
しかしながら、特別な条件、例えば手振れを生じコント
ラスト値が不安定に変動した場合や被写界深度が浅くな
りコントラスト値が小さくかつその増減が少なくなった
場合等コントラスト値の合焦状態を得られるピーク点の
検知が困難となる条件を考えると、合焦レンズの適正停
止位置を正確に検知できないという原理上の不都合点を
有している。
また、合焦レンズ自身の移動範囲および移動速度につい
て考えてみても、例えば被写体輝度や焦点距離とレンズ
絞り値で決まる被写界深度を考慮すると移動できる全範
囲より少ない範囲での移動で十分合焦状態を得られる場
合があるにもかかわらず、通常,全移動範囲に設定,即
ち、全移動範囲について所定速度で移動できるようにな
されている。
このため、例えば比較的遠方の被写体から1mの被写体
に変化させた場合には、コントラスト値が小さくかつそ
の増減が少ないと合焦レンズはその移動方向をを誤まっ
たりあるいは合焦点を通り過ぎてしまう等の不必要な動
作を行なう恐れがあり、さらに上記動作が所定速度で行
なわれることを考えると、合焦状態を得るために長時間
を要しいたずらに消費電力を増大させてしまうことにな
る。
また、手振れ等により合焦状態が得られている状態から
一度コントラスト値が不安定に下がると、上述したよう
な動作を行なう恐れと共に、場合によっては所望被写体
に対するピーク点とは異なるピーク点を検知してしまい
合焦レンズが停止してしまう不都合を生じる恐れをも有
している。
従って、近年、例えば入射光量、レン絞り値,焦点距離
により合焦レンズの駆動範囲を制御する、即ち被写界深
度がい程、また短焦点距離である程、あるいは被写体輝
度が高くレンズ絞り値が大となる程合焦レンズの移動範
囲を狭くする自動焦点調節装置や、合焦レンズの移動範
囲を合焦動作できる範囲を複数に分割することにより複
数に分割し、任意に設定できるようになした装置が提案
されている(特開昭58−190165号公報,特開昭
58−85407号公報等。)。
前者の提案によれば、上述したような条件によって合焦
レンズの移動範囲が狭くなるため、合焦レンズの移動時
間は短かくて済み、また手振れ等による移動が生じても
上記狭くなされた範囲内での移動となり、一般的な従来
のオートフォーカス装置に比して迅速な合焦動作を期待
できることになる。
また後者の提案も、合焦動作可能な距離範囲を複数に分
割するということは、上記範囲外に該当する位置は無条
件に合焦レンズを駆動できることになり、結結局合焦レ
ンズの移動範囲を見かけ上全移動範囲の一部分、即ち狭
くできることになり合焦操作の迅速化を期待できること
になる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前者の提案にあっては移動範囲を狭くで
きる条件以外、例えば長焦点距離が設定される等の被写
界深度が浅くなった場合には、コントラスト値が小さく
なりピーク値の検知が困難となることは少なく合焦状態
は正確に得られるものの合焦レンズの移動範囲が広くな
るため、以下のような問題点を生じることになる。
即ち、先に述べたが比較的遠方の被写体から1mの被写
体に変化させた場合、合焦レンズは所定の速度で広くな
った移動範囲のほぼ全域を移動することになりその合焦
操作時間は長時間となってしまう問題点を有している。
また、手振れ等によるコントラスト値の不安定な低下が
生じた場合の元の位置への復帰動作も、広くなった移動
範囲に対して行なわれることになり、上述した長時間の
合焦操作となる他合焦状態の得られない位置で合焦レン
ズが停止してしまう恐れを有している。
一方、後者の提案にあっては、合焦操作の行なえる範囲
の選択が任意であることから上述したような条件の違い
による問題点は生じないが、上記範囲選択を誤まる恐れ
があり、もし誤まると合焦状態は得られず、合焦レンズ
は誤った範囲内で駆動し続けることになる問題点を有
し、さらに上記範囲の選択が正しくても選択した範囲に
達するまでは従来装置と何ら変わりはなく、即ち選択範
囲が前回の選択範囲と離れる程長時間の合焦操作が必要
となってしまう問題点を有している。
本発明は上記のような問題点を改善しようとするもの
で、山のぼり方式オートフォーカス装置における合焦レ
ンズの移動範囲を赤外三角測距方式等のアクティブ型測
距手段による距離情報に基づいて所定範囲に限定するこ
とを特徴とし、さらに上記範囲外に合焦レンズが位置し
ている場合には上記範囲内での移動スピードより高速で
移動せしめるオートフォーカス装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明による山のぼり方式オートフォーカス装置は、赤
外光の投受光動作あるいは超音波の送受信等により被写
体までの距離情報を得るアクティブ型測距手段と、焦点
調節を行なう合焦レンズを移動せしめるモータと、この
モータの動作を制御するモータ駆動制御手段と、上記ア
クティブ型測距手段により得られる上記距離情報に基づ
き上記合焦レンズの移動範囲を設定する移動範囲設定手
段と、上記合焦レンズの位置を検出し合焦レンズ位置信
号を出力する合焦レンズ位置検出手段と、上記合焦レン
ズ位置信号と上記設定された移動範囲とを比較し、上記
合焦レンズが上記設定移動範囲内に位置するよう上記モ
ータ駆動制御手段を動作せしめる比較手段とを備えて構
成される。
さらに本発明による山のぼり方式オートフォーカス装置
は、上記構成において、モータ駆動制御手段は、合焦レ
ンズが設定移動範囲内に位置している場合モータを第1
の速度で駆動せしめ、設定移動範囲外にある時は上記設
定範囲内に合焦レンズが向かう方向に上記第1の速度よ
り速い第2の速度で上記モータを駆動せしめるように比
較手段からの動作制御信号を受けることにより動作する
よう構成される。
作 用 本発明による山のぼり方式オートフォーカス装置は上記
のような構成を有することから、合焦レンズの移動範囲
がアクティブ型測距手段,移動範囲設定手段により自動
的に設定されることになる。
また、設定移動範囲外から設定移動範囲内への合焦レン
ズの移動がより速い速度で行なわれることになる。
従って、合焦レンズは不必要な移動を生じる恐れが少な
くなり、また合焦操作時間も短縮されることになる。
実施例 第1図は本発明による山のぼり方式オートフォーカス装
置の基本構成を示すブロック図であり、図中、1はカメ
ラ装置4に装着されるレンズ 内の合焦レンズ2を移動
せしめるモータ、3はこのモータ1の駆動動作を制御す
るモータ駆動制御手段、5はカメラ装置4より得られる
映像信号の高周波成分からコントラスト値を検出するコ
ントラスト値検出手段、6はコントラスト値検出手段5
によって検出されたコントラスト値の増減を検知し、ピ
ーク点が得られる方向に合焦レンズ2を移動せしめると
共に上記ピーク点が得られた時上記合焦レンズ2の移動
を停止せしめるための動作制御信号をモータ制御手段3
に出力する山のぼり制御手段を示している。尚、かかる
山のぼり制御手段6は、その動作時期が後述する比較手
段16の出力する出力信号によって制御されるようにな
されている。
7は、赤外投光素子8、P.S.D.9および投受光をスポッ
ト状となす投光レンズ10,11からなる赤外投光型三
角測量測距方式における投受光部12およびこの投受光
部12のP.S.D9における受光位置出力を受けることによ
り被写体距離を演算し、被写体までの距離情報を出力す
る距離演算手段13からなるアクティブ型測距手段を示
している。
14は上記距離測定装置7からの距離情報を受け合焦レ
ンズ2の移動範囲を決定する移動範囲設定手段を示して
いる。
15は合焦レンズ2の位置を検出し合焦レンズ位置信号
を出力する合焦レンズ位置検出手段、16は、上記合焦
レンズ位置信号と上記移動範囲設定手段14によって設
定された移動範囲とを比較し、その比較結果即ち、現在
の合焦レンズ位置が設定移動範囲内であるか否かに基づ
き上述したモータ駆動制御手段3および山のぼり制御手
段6の動作を制御する動作制御信号を出力する比較手段
を示している。
尚、本実施例においては、上述したモータ駆動制御手段
3は合焦レンズ2の設定移動範囲に対する位置を示す比
較手段16の比較結果に基づく動作制御信号により、モ
ータ1の駆動速度を2種類に設定できるようになされて
いる。
また、移動範囲設定手段14は、アクティブ型測距手段
7としてP.S.Dを受光素子として使用する三角測量方式
の測距手段を採用していることから、設定する移動範囲
は後述するが、合焦レンズ2の近点側の駆動限界位置か
ら上記三角測量方式の測距手段にて得られた距離情報に
対応する位置の少し遠点側位置までとなるように動作せ
しめられる。
以下、第1図に基本構成を示した本発明による山のぼり
方式オートフォーカス装置の動作について、合焦レンズ
位置と合焦状態の得られる被写体距離との一関係を示し
移動範囲設定手段14による設定移動範囲特性を説明す
るためのいわゆる合焦特性図である第2図を参照して説
明する。
尚、第2図中、A点あるいはB点は、夫々合焦レンズ2
移動できる近点側あるいは遠点側の設計上の限界位置を
示し、従って実線が上記A点からB点まで合焦レンズ2
が移動した場合に合焦状態の得られる被写体距離を示し
ていることはいうまでもない。
さて、次に動作であるが、まず移動範囲設定手段14の
動作について述べる。
今、アクティブ型測距手段7の動作により2mを示す距
離情報が得られたとすると、もしこの2mが正確な値で
あれば合焦レンズ2は第2図中のC点に位置すれば良く
移動範囲の設定は必要ないわけであるが、P.S.D9を使用
した三角測量方式の測距手段はP.S.Dの能力にもよる
が、被写体からの反射光量が一般的な被写体のそれに対
して少ない場合あるいは多い場合、受光位置を検出する
動作が不正確となり実際の距離よりも遠点側あるいは近
点側の距離情報を出力してしまう不都合点を有し、従っ
て上述した2mを示す距離情報のみによる合焦レンズ2
の移動制御は実用的ではない。
このため、本発明における移動範囲設定手段14は、ア
クティブ型測距手段7の出力する距離情報に対して少な
く共遠点側に余裕を持たせた位置を遠点側の移動限界と
し、近点側の限界を設計上の移動限界とした移動範囲を
設定するようになされている。
即ち第2図で説明すると、2mの距離情報に対してはC
点に対し遠点側に余裕を持たせたC′点とA点とのXで
示した範囲を合焦レンズ2の移動範囲として設定するよ
うに、本発明による移動範囲設定手段14は動作する。
以下同様に近点側の移動限界はそのままで、遠点側の移
動限界が種々の測距手段7により得られる被写体距離に
対して設定されることになり、かかる特性は第2図で説
明すると破線でしたような特性となる。
さて、本発明によるオートフォーカス装置の動作である
が、説明の便宜上今、10mの被写体を撮影している場
合から2mの被写体に変化させた場合について述べる。
上記のような被写体の変更を行なった場合、合焦レンズ
2は、第2図における10mの被写体に対する合焦位置
であるD点から、2mの被写体に対する合焦位置である
C点まで移動されなければならない。
一方、上記した被写体の変更がなされると、アクティブ
型測距手段7の出力する距離情報も変動し、例えば2m
という被写体距離情報を出力したとすると、前述したよ
うに、移動範囲設定手段14は合焦レンズ2の移動範囲
として第2図におけるC′点からA点までのXを設定す
ることになる。
次いで、上記範囲Xが合焦レンズ位置検出手段15の出
力する合焦レンズ位置信号と比較手段16にて比較され
ることになる。即ち、10mの被写体に対する合焦位置
であるD点と上記C′点からA点までの範囲Xとが比較
され、かかる場合比較手段16は上記D点が範囲X外で
あることを示す動作制御信号をモータ駆動制御手段3お
よび山のぼり制御手段6に出力する。
モータ駆動制御手段3は、上記範囲外を示す動作制御信
号を受けることにより、動作制御され、まず、合焦レン
ズ2を上述した範囲X内に移動させるために、速い第1
の速度でモータ1を駆動させることになる。
即ち、被写体が変更されたため、少なく共第2における
D点から移動範囲設定手段14が設定したC′点までは
合焦操作を行なう必要がなく無条件に合焦レンズ2を移
動させても何ら問題は生じないことから、本実施例にお
いては、合焦レンズ2が移動範囲設定手段14による設
定範囲外にある場合、合焦レンズ2を素早く上記範囲内
に移動させるよう速い第1の速度でモータ1を駆動せし
めるようになしているわけである。
一方、山のぼり制御手段6は、その合焦操作が上述した
ように不必要であり、前述した範囲外を示す動作制御信
号が比較手段16より供給されることにより不動作状態
に制御されることになる。
合焦レンズ2が上第1の速度で移動し、比較手段16か
ら上記範囲X内に入ったことを示す動作制御信号が出力
されると、モータ駆動制御手段3は、上述した第1の速
度より遅い第2の速度で合焦レンズ2を上記範囲X内に
限定して移動せしめることになり、また山のぼり制御手
段6は、先の範囲外に位置している場合とは異なり動作
を開始し、合焦レンズ2の移動制御するべくモータ駆動
制御手段3の動作制御を行なうことになる。
即ち、合焦レンズ2は、一度移動範囲設定手段14によ
って設定された範囲、上述した例ではXで示した範囲内
に入ると、それ以降の移動動作は上記設定範囲内に限定
され、その速度は範囲外に位置している時よりも遅く、
かつその動作自身は山のぼり制御手段6によって制御さ
れることになるわけである。
山のぼり制御手段6は、前述したようにコントラスト値
検出手段5の出力するコントラスト値の増減を検知し、
上記コントラスト値が増大する方向に合焦レンズ2をモ
ータ1により移動せしめると共に上記コントラスト値の
ピーク点が得られた時モータ1の駆動を停止するべくモ
ータ駆動制御手段3の動作を制御するものであり、従っ
て、合焦レンズ2は、合焦状態の得られる第2図におけ
るC点にて移動を停止することになり、被写体の変更に
供なう一連の合焦操作が終了することになるわけであ
る。
以上、本発明によるオートフォーカス装置の基本構成の
一動作について述べたが、例えばアクティブ型測距手段
7の出力する測距情報の精度を上昇させることができれ
ば、先の例では設計上の移動限界点であるA点としてい
た近点側の移動限界をも上記高精度の距離情報に対応さ
せて、例えば前述の遠点側限界同様少し余裕を持たせた
適宜位置に、移動範囲設定手段14にて設定できること
はいうまでもない。
また、合焦レンズ2の移動範囲は、冒頭にも述べたよう
に被写界深度を考慮すると、より狭く限定することがで
き、第3図は、合焦レンズ2の移動範囲を被写界深度を
も考慮して設定する本発明による山のぼり方式オートフ
ォーカス装置の他の実施例を示すブロック図である。
第3図中、第1図と同図番のものは同一機能ブロックを
示し、17はカメラ装置4に装着されるレンズLの設定
焦点距離および絞り値を検出し、被写界深度情報を出力
する被写界深度検出手段、18は、アクティブ型測距手
段7からの距離情報および上記被写界深度検出手段17
からの被写界深度情報を受け合焦レンズ2の移動範囲を
設定する移動範囲設定手段を示している。
かかる構成とすることにより、合焦レンズ2の移動範囲
は、先の第2図に対応せしめた合焦特性図である第4図
で説明すると、例えばO,P,Qで示したような範囲を
まず第2図における合焦レンズの全移動範囲であるA,
B間とみなし得るように設定できることになる。
次に、先の説明と同様の範囲設定、即ちアクティブ型測
距手段7からの距離情報に基づく範囲設定がなされるこ
とになる。
即ち、第3図に示した構成においては、範囲O,P,Q
内の夫々において第2図で説明した範囲設定がさらに行
なわれることになるわけであり、合焦レンズ2の設定移
動範囲はより狭くなり、もし不要な移動動作を行なって
も、その動作期間はより短かくできることになるわけで
ある。
尚、上述したO,P,Qの範囲を設定する条件の一例に
ついて述べると、例えば範囲Oは、焦点距離fがf=5
0mmで絞り値FがF=22、範囲Pはf=50mm,F=
8あるいはf=35mm,F=4,範囲Qはf=75mm,
F=1.4である場合に設定されることになる。
発明の効果 本発明による山のぼり方式オートフォーカス装置は、合
焦レンズ2が合焦操作のために移動する範囲をアクティ
ブ型測距手段によって得られる距離情報に対応した所定
範囲に自動的に限定していることから、不必要な動作を
生じる可能性のある範囲が狭くなる効果および山のぼり
制御手段6による合焦操作の行われる範囲が必要範囲の
みとなり、エネルギー的に有利となる効果を有し、また
合焦レンズの移動速度を上記所定範囲外に合焦レンズが
位置している場合、範囲内に位置している場合よりも速
く設定していることから、合焦操作に要する時間を短か
くできる効果をも有している。
さらに、合焦レンズを有するレンズの焦点距離、絞り値
で決定される被写界深度情報報によっても合焦レンズの
移動範囲を限定する展開も考えられ、かかる場合、より
狭い移動範囲の設定が可能となり、上述した効果をさら
に有効となせる効果をも有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による山のぼり方式オートフォーカス装
置の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図中の移
動範囲設定手段14による設定範囲を説明するための合
焦特性図、第3図は本発明による山のぼり方式オートフ
ォーカス装置の他の実施例を示すブロック図、第4図は
第3図中の移動範囲設定手段18による設定範囲を説明
するための合焦特性図を示している。 1……モータ、2……合焦レンズ、3……モータ駆動制
御手段、4……カメラ装置、5……コントラスト値検出
手段、6……山のぼり制御手段、7……アクティブ型測
距手段、8……赤外投光素子、9……P.S.D、10……
投光レンズ、11……受光レンズ、12……投受光部、
13……距離演算手段、14……移動範囲設定手段、1
5……合焦レンズ位置検出手段、16……比較手段、1
7……被写界深度検出手段、18……移動範囲設定手
段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点調節を行う合焦レンズを移動せしめる
    モータと、前記モータの駆動動作を制御するモータ駆動
    制御手段と、前記合焦レンズ等を介して得られる被写体
    像の映像信号を出力するカメラ装置の前記映像信号の高
    周波成分からコントラスト値を検出するコントラスト値
    検出手段と、前記コントラスト値の増減を検知し前記コ
    ントラスト値が増大する方向に前記合焦レンズを移動せ
    しめると共にそのピーク点が得られた時点で前記合焦レ
    ンズを停止せしめる制御信号を前記モータ駆動制御手段
    に出力する山のぼり制御手段と、赤外光の投受光動作等
    により被写体までの距離情報を得るアクティブ型測距手
    段と、前記距離情報に基づき前記合焦レンズの移動範囲
    を設定する移動範囲設定手段と、前記合焦レンズの位置
    を検出し合焦レンズ位置信号を出力する合焦レンズ位置
    検出手段と、前記合焦レンズ位置信号と前記移動範囲設
    定手段により設定された設定移動範囲とを比較し、前記
    合焦レンズが前記設定移動範囲内あるいは範囲外に位置
    していることを示す動作制御信号を出力し前記モータ駆
    動制御手段および前記山のぼり制御手段に供給する比較
    手段とを備えてなり、前記合焦レンズの移動範囲を前記
    距離情報にて自動的に設定し、この設定移動範囲に応じ
    て前記山のぼり制御手段による合焦操作を制御する山の
    ぼり方式オートフォーカス装置。
  2. 【請求項2】モータ駆動制御手段は、合焦レンズの位置
    が設定移動範囲外であることを示す動作制御信号を受け
    ることによりモータを第1の速度でかつ前記合焦レンズ
    が前記設定移動範囲内に向かう方向に移動するように駆
    動すると共に、設定範囲内であることを示す動作制御信
    号を受けることにより前記モータを前記第1の速度より
    も遅い第2の速度で、かつ前記合焦レンズが前記設定移
    動範囲内のみを移動するように制御する特許請求の範囲
    第1項に記載の山のぼり方式オートフォーカス装置。
  3. 【請求項3】山のぼり制御手段は、合焦レンズの位置が
    設定移動範囲外であることを示す動作制御信号を受け不
    動作状態となり、設定範囲内であることを示す動作制御
    信号を受けることにより動作状態となる特許請求の範囲
    第1項に記載の山のぼり方式オートフォーカス装置。
  4. 【請求項4】移動範囲設定手段は、供給される距離情報
    に対して遠点側に余裕を持った位置を遠点側限界位置と
    し、近点側限界位置を合焦レンズが移動できる設計上の
    限界位置とする前記合焦レンズの移動範囲を設定する特
    許請求の範囲第1項に記載の山のぼり方式オートフォー
    カス装置。
  5. 【請求項5】焦点調節を行う合焦レンズを移動せしめる
    モータと、前記モータの駆動動作を制御するモータ駆動
    制御手段と、前記合焦レンズ等を介して得られる被写体
    像の映像信号を出力するカメラ装置の前記映像信号の高
    周波成分からコントラスト値を検出するコントラスト値
    検出手段と、前記コントラスト値の増減を検知し前記コ
    ントラスト値が増大する方向に前記合焦レンズを移動せ
    しめると共にそのピーク点が得られた時点で前記合焦レ
    ンズを停止せしめる制御信号を前記モータ駆動制御手段
    に出力する山のぼり制御手段と、赤外光の投受光動作等
    により被写体までの距離情報を得るアクティブ型測距手
    段と、前記合焦レンズを含み前記カメラ装置に装着され
    たレンズの設定焦点距離,絞り値を検出し、この設定焦
    点距離,絞り値によって決まる被写界深度情報を出力す
    る被写界深度検出手段と、前記距離情報と前記被写界深
    度情報に基づき前記合焦レンズの移動範囲を設定する移
    動範囲設定手段と、前記合焦レンズの位置を検出し合焦
    レンズ位置信号を出力する合焦レンズ位置検出手段と、
    前記合焦レンズ位置信号と前記移動範囲設定手段により
    設定された設定移動範囲とを比較し、前記合合焦レンズ
    が前記設定移動範囲内あるいは範囲外に位置しているこ
    とを示す動作制御信号を出力し前記モータ駆動制御手段
    および前記山のぼり制御手段に供給する比較手段とを備
    えてなり、前記合焦レンズの移動範囲を前記距離情報と
    前記被写界深度情報にて自動的に設定し、この設定移動
    範囲に応じて前記山のぼり制御手段による合焦操作を制
    御する山のぼり方式オートフォーカス装置。
  6. 【請求項6】モータ駆動制御手段は、合焦レンズの位置
    が設定移動範囲外であることを示す動作制御信号を受け
    ることによりモータを第1の速度でかつ前記合焦レンズ
    が前記設定移動範囲内に向かう方向に移動するように駆
    動すると共に、設定範囲内であることを示す動作制御信
    号を受けることにより前記モータを前記第1の速度より
    も遅い第2の速度で、かつ前記合焦レンズが前記設定移
    動範囲内のみを移動するように制御する特許請求の範囲
    第5項に記載の山のぼり方式オートフォーカス装置。
  7. 【請求項7】山のぼり制御手段は、合焦レンズの位置が
    設定移動範囲外であることを示す動作制御信号を受け不
    動作状態となり、設定範囲内であることを示す動作制御
    信号を受けることにより動作状態となる特許請求の範囲
    第1項に記載の山のぼり方式オートフォーカス装置。
JP60209273A 1985-09-20 1985-09-20 山のぼり方式オ−トフオ−カス装置 Expired - Lifetime JPH0628398B2 (ja)

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JP60209273A JPH0628398B2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20 山のぼり方式オ−トフオ−カス装置

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JP60209273A JPH0628398B2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20 山のぼり方式オ−トフオ−カス装置

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