JPH06282994A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06282994A
JPH06282994A JP6726493A JP6726493A JPH06282994A JP H06282994 A JPH06282994 A JP H06282994A JP 6726493 A JP6726493 A JP 6726493A JP 6726493 A JP6726493 A JP 6726493A JP H06282994 A JPH06282994 A JP H06282994A
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JP
Japan
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signal
address
block
memory cell
circuit
Prior art date
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Application number
JP6726493A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Iba
智久 伊庭
Kazuo Kobayashi
和男 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック消去後のブロック消去ベリファイ
時、ブロック選択用アドレスを指定しなくてよい半導体
記憶装置を得ること。 【構成】 メモリセルアレイと外部から入力されたアド
レス信号をデコードし、前記メモリセルアレイのうち行
方向のメモリセルを選択するためのロウ選択手段と、外
部から入力されたアドレス信号をデコードし、前記メモ
リセルアレイのうち列方向のメモリセルを選択するため
のコラム選択手段、及び上記コラム選択手段の出力に応
じて上記メモリセルアレイのうちある単位ブロック毎に
消去を行うブロック選択用アドレスラッチ回路を備え
た。 【効果】 ブロック消去後のブロック消去ベリファイ
時、ブロック選択用アドレスを指定しなくてもよく、動
作を簡易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特に単位ブロック毎に消去を行う単位ブロック消去
手段を備えたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のフラッシュEEPROMの
概略ブロック図である。この図3に示したフラッシュE
EPROMは、IEEE Journal of Solid-State Circuit
s, Vol.23, No.5, October 1988, pp1157〜1163に示さ
れているものである。図3を参照して以下説明する。メ
モリセルアレイ1の周辺には、Yゲート2と、ソース線
スイッチ3と、Xデコーダ4と、Yデコーダ5とが設け
られている。Xデコーダ4及びYデコーダ5にはアドレ
スレジスタ6が接続され、外部から入力されたアドレス
信号が入力される。メモリセルアレイ1には、Yゲート
2を介してセンスアンプ8が接続される。センスアンプ
8は入出力バッファ9に接続される。
【0003】プログラム電圧発生回路10とベリファイ
電圧発生回路11が設けられていて、外部から供給され
た電源Vcc,Vppとは異なる電圧が発生され、この電圧
がYゲート2と、Xデコーダ4などに与えられる。外部
から入力されたデータにより、動作モードの設定を行う
コマンドラッチ12と、コマンドデコーダ13が設けら
れていて、さらに制御回路14には外部からの制御信号
であるライトイネーブル信号/WE,チップイネーブル
信号/CE,アウトプットイネーブル信号/OEが与え
られる。また、制御回路14からアドレスラッチイネー
ブル信号ALEがアドレスレジスタ6(A0 〜A17)へ
与えられる。
【0004】図4は図3に示したメモリセルの断面図で
ある。図4を参照して、メモリセルは、半導体基板15
上に形成されたフローティングゲート16と、コントロ
ールゲート17と、ソース拡散領域18と、ドレイン拡
散領域19とを含む。フローティングゲート16と基板
15との間の酸化膜厚は、例えば100オングストロー
ムくらいに薄く、トンネル現象を利用したフローティン
グゲート16の電子の移動を可能としている。
【0005】図5は図4に示したメモリセルアレイの構
成の一部を示す図である。図5を参照して以下説明す
る。メモリセルアレイはそのドレインがビット線24に
接続され、コントロールゲートがワード線25に接続さ
れている。ワード線25はXデコーダ4に接続され、ビ
ット線24はYデコーダ5の出力がそのゲートに入力さ
れるYゲートトランジスタ26を介してI/O線27に
接続される。I/O線27にはセンスアンプ8、及び書
き込み回路7が接続され、ソース線28はソース線スイ
ッチ3に接続されている。
【0006】次に図3ないし図5を参照して、従来のフ
ラッシュメモリの動作について説明する。まず、図5に
示した点線で囲まれたメモリセルにデータを書き込む場
合の動作について説明する。外部から入力されたデータ
に応じて、書き込み回路7が活性化され、I/O線27
にプログラム電圧Vpp(約7V)が供給される。同時
に、アドレス信号によりYデコーダ5及びXデコーダ4
を介してYゲート26,ワード線25が選択され、Vpp
が該メモリセルに印加される。ソース線28はプログラ
ム時にはソース線スイッチ3により接地される。このよ
うにして、X,Yの各デコーダにより選択された図5中
に示した点線で囲まれたメモリセルのみに電流が流れ、
ホットエレクトロンが発生し、そのしきい値電圧が高く
なる。
【0007】一方、消去は以下のようにして行われる。
まず、Xデコーダ4及びYデコーダ5が非活性化され、
すべてのメモリセルが非選択にされ、即ち、各メモリセ
ルのワード線25が接地され、ドレインはオープンにさ
れる。一方、ソース線28にはソース線スイッチ3より
高電圧が与えられる。このようにして、トンネル現象に
よりメモリセルアレイのしきい値は低い方にシフトす
る。
【0008】ソース線はブロックごとに分けてあるた
め、ブロック選択アドレスによって各ブロックごとに分
割消去できる。
【0009】次に、読み出し動作について説明する。書
き込み動作と同様にして、図5の点線で囲まれたメモリ
セルの読み出しについて説明する。まず、アドレス信号
がYデコーダ5とXデコーダ4とによってデコードさ
れ、選択されたYゲート26とワード線25が“H”レ
ベルとなる。このとき、ソース線28はソース線スイッ
チ3によって接地される。このようにして、該メモリセ
ルにデータが書き込まれて、そのしきい値が高ければ、
該メモリセルのコントロールゲートにワード線25から
“H”レベル信号が与えられても該メモリセルはオンせ
ず、ビット線24からソース線28に電流は流れない。
【0010】一方、該メモリセルが消去されている時
は、逆に該メモリセルはオンするため、ビット線24か
らソース線28に電流が流れる。メモリセルを介して電
流が流れるか否かをセンスアンプ8で検出し、読み出し
データ“1”,“0”が得られる。このようにして、フ
ラッシュメモリのデータの書き込み、及び読み出しが行
われる。
【0011】次に、図3,図6,図7,図8,図9,及
び図10を参照して書き込み,消去動作について説明す
る。従来、フラッシュメモリにおいては、書き込み,消
去のモード設定は入力データの組合せで行われる。つま
り、書き込みイネーブル信号/WEの立上がりのデータ
によって動作モード設定が行われる。まず、図3、図
7、及び図9を参照して書き込みの場合について説明す
る。初めに、Vcc,Vppがステップ(図示ではSと略称
する)S1において立上げられ、続いてステップS2に
おいて書き込みイネーブル信号/WEが立下げられる。
その後、書き込みイネーブル信号/WEの立上がりのタ
イミングで入力データ40H (D0〜D15)がコマン
ドラッチ12にラッチされる。その後、入力データがコ
マンドデコーダ13によってデコードされ、動作モード
がプログラムモードにされる。
【0012】次に、ステップS3において、書き込みイ
ネーブル信号/WEが再度立下げられ、アドレスレジス
タ6に外部からのアドレス信号がラッチされ、書き込み
イネーブル信号/WEの立上がりでデータDIN(D0〜
D15)がラッチされる。
【0013】次に、ステップS4において、プログラム
電圧発生回路10からプログラムパルスが発生され、X
デコーダ4、及びYデコーダ5に印加される。このよう
にして、前述のごとくプログラムが行われる。
【0014】次に、ステップS5において、書き込みイ
ネーブル信号/WEが立下げられ、入力データ(C0H
)が入力されてコマンドラッチ12にラッチされる。
【0015】続いて、ステップS5において、書き込み
イネーブル信号/WEの立上がりとともに、動作モード
がプログラムベリファイモードとなる。このとき、ベリ
ファイ電圧発生回路11によってチップ内部でプログラ
ムベリファイ電圧(〜6.5V)が発生され、Xデコー
ダ4とYデコーダ5とに与えられる。このため、メモリ
セルアレイ1のコントロールゲートに与えられる電圧が
通常の読み出し時(〜5V)より高くなり、不十分なし
きい値シフトを示すものはオンしやすくなり、書き込み
不良を発見できるようになる。
【0016】次に、ステップS7で読み出しを行って、
書き込みデータのチェックを行う。ステップS8におい
て、書き込み不良であることが判断されれば、再度ステ
ップS2〜S7の処理を行って書き込みを行う。書き込
みが正常になされていれば、ステップS9においてモー
ドを読み出しモードにセットし、プログラムを終了す
る。
【0017】次に、図3、図6、及び図10を参照し
て、チップ一括消去動作について説明する。まず、ステ
ップS10において、Vcc,Vppが立上げられ、続いて
前述の書き込みフロー処理に従って、ステップS11で
全ビットに“0”の書き込みを行う。消去されたメモリ
セルをさらに消去すると、メモリセルアレイ1が過消去
されるためである。
【0018】次に、書き込みイネーブル信号/WEを立
下げて消去コマンドを入力する。即ち、ステップS12
において入力データ20H を入力する。
【0019】続いて、ステップ13において、消去確認
のコマンド入力を行い(入力データ20H を再入力す
る)、ステップS14において、書き込みイネーブル信
号/WEの立上がりとともに内部で消去パルスが発生さ
れる。即ち、ソース線スイッチ3を介してメモリセルア
レイ1のソースにVppが与えられる。その後、書き込み
イネーブル信号/WEの立下がりまでソース線28にV
ppが印加される。同時に、その立下がりとともに、アド
レスも再度アドレスレジスタ6にラッチされる。
【0020】次に、ステップS15において、書き込み
イネーブル信号/WEの立上がりで消去ベリファイコマ
ンド(A0H )が入力され、消去ベリファイモードに設
定される。
【0021】消去ベリファイモードでは、ベリファイ電
圧発生回路11によって消去ベリファイ(〜3.2V)
がXデコーダ4とYゲート2に与えられる。このため、
メモリセルアレイ1のコントロールゲートに与えられる
電圧が通常の読み出し時(5V)より低くなり、消去不
十分なメモリセルをオンしにくくなる。このようにし
て、消去の確認をより確実に行えるようになる。
【0022】次に、ステップS16において読み出しを
行い、実際の消去(消去状態の電気的レベル)の確認が
行われる。
【0023】次に、ステップS17において、消去不十
分であることが判別されれば、さらに消去を繰り返し、
消去が十分であればステップS18においてアドレスを
インクリメントし、次のアドレスの消去データのベリフ
ァイが行われる。
【0024】次に、ステップS19において、ベリファ
イしたアドレスが最終であることが判別されると、ステ
ップS20において動作モードを読み出しモードに設定
して一連の動作を終了する。
【0025】以下に、図3,図8,図11を参照して、
ブロック消去動作について説明する。まず、ステップS
10において、Vcc,Vppが立上げられ、続いて前述の
書き込みフロー処理に従って、ステップS11で消去し
たいブロックに“0”の書き込みを行う。次に書き込み
イネーブル信号/WEを立下げてブロック消去コマンド
を入力する。即ち、ステップS12において、(60H
)を入力する。続いて、ステップ12aにおいて、ブ
ロックアドレスを入力する。
【0026】次に、ステップ13において、消去確認の
コマンド入力が行われ、書き込みイネーブル信号/WE
の立上がりとともに内部で消去パルスが発生される。即
ち、ソース線スイッチ3を介してメモリセルアレイ1
の、上記ステップS12aにおいて入力されたブロック
アドレスにより選択されたブロックのソースに、Vppが
与えられる。その後、書き込みイネーブル信号/WEの
立下がりで、アドレスも再度アドレスレジスタ6にラッ
チされる。ステップS15において書き込みイネーブル
信号/WEの立上がりで消去ベリファイコマンド(A0
H )が入力され、消去ベリファイモードに設定される。
【0027】消去ベリファイモードでは、ベリファイ電
圧発生回路によって消去ベリファイ電圧(〜3.2V)
がXデコーダ4とYゲート2に与えられる。このため、
メモリセルアレイのコントロールゲートに与えられる電
圧が通常の読み出し時(5V)より低くなり、消去不十
分なメモリセルをオンしにくくなる。このようにして、
消去の確認をより確実に行えるようになる。
【0028】次に、ステップS16において読み出しを
行い、実際の消去(消去状態の電気的レベル)の確認が
行われる。
【0029】ステップS17において消去不十分である
ことが判別されれば、さらに消去を繰り返し、消去が十
分であれば、ステップS18においてアドレスをインク
リメントし、次のアドレスの消去データのベリファイが
行われる。ステップS19において、そのベリファイし
たアドレスが、選択されたブロックの最終アドレスであ
ることが判別されると、ステップS20において動作モ
ードを読み出しモードに設定して一連の動作を終了す
る。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラッシュメモ
リは、以上のように構成されており、ブロック消去後の
ブロック消去ベリファイにおいても、ブロック選択用ア
ドレスを指定しなければならなかった。
【0031】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ブロック消去後のブロック消去
ベリファイにおいて、ブロック選択用アドレス指定をし
なくてもよい不揮発性半導体記憶装置を提供することを
目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる不揮発
性半導体記憶装置は、少なくとも行及び列方向にアレイ
状に配置され、電気的に情報の書き込み,消去が可能な
不揮発性メモリトランジスタを含む複数のメモリセル
と、入力されるアドレス信号をラッチするアドレス信号
ラッチ回路と、上記アドレス信号ラッチ回路から入力さ
れたアドレス信号をデコードし、上記メモリセルアレイ
のうち、行方向のメモリセルを選択するためのロウ選択
手段と、上記アドレス信号ラッチ回路から入力されたア
ドレス信号をデコードし、上記メモリセルアレイのう
ち、列方向のメモリセルを選択するためのコラム選択手
段と、上記コラム選択手段の出力に応じて上記メモリセ
ルのうちある単位ブロック毎に消去を行う単位ブロック
消去手段とを備えたものである。
【0033】またこの発明は、上記半導体記憶装置にお
いて、上記単位ブロック消去手段を、ブロック消去後に
発生する信号を入力としこれによりALE2信号を発生
し、該ALE2信号に応じてコラム選択アドレス信号を
出力するものとしたものである。
【0034】またこの発明は、上記半導体記憶装置にお
いて、上記アドレス信号ラッチ回路を、上記メモリセル
アレイのうちの所要のブロック選択を行う、制御回路か
らのALE2信号に応じてコラム制御アドレスを保持す
るブロック選択アドレスバッファ回路を有するものとし
たものである。
【0035】
【作用】この発明における不揮発性半導体記憶装置は、
ALE2信号発生回路およびブロック選択アドレスバッ
ファ回路を有するブロック選択用アドレスラッチ回路に
より、ブロックアドレスをラッチしておくようにしたか
ら、ブロック消去後のブロック消去ベリファイのブロッ
ク選択アドレスの指定をなくすことができる。
【0036】また、上記単位ブロック消去手段を実行す
る制御回路内の処理ステップの数を削減することができ
る。
【0037】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例による不揮発性半
導体記憶装置の全体の構成を示す概略ブロック図であ
る。この図1に示した実施例は以下の点を除いて上記図
3の従来例と同じである。即ち、制御回路14内にAL
E2信号発生回路200が設けられ、該ALE2信号発
生回路200において作られたALE2信号はアドレス
レジスタ6内のブロック選択アドレスバッファ回路A13
〜A17へ与えられる。そして、該ALE2信号発生回路
200からブロック選択アドレスバッファ回路A13〜A
17までの回路を、ブロック選択用アドレスラッチ回路と
称する。
【0038】また、従来よりのALE信号発生回路10
0において作られたALE信号は、アドレスレジスタ6
内のアドレス信号バッファ回路A0 〜A12へのみ与えら
れこととなる。
【0039】また、図2(a) は、アドレス信号ラッチ回
路のうちのALE信号発生回路100の具体的なブロッ
ク図である。図2(a) を参照して、信号Aは読み出し時
は“L”レベル、信号B,Cは/WEの立下がりで出力
されるパルスである。従って、この回路により、読み出
し時、又は/WEの立下がり時は、ALEは“H”レベ
ルになる。
【0040】図2(b) は、ブロック選択用アドレスラッ
チ回路のうちのALE2信号発生回路200の具体的な
ブロック図である。図2(b) を参照して信号Aは読み出
し時は“L”レベル、信号B,Cは/WEの立下がりで
出るパルスである。信号Dはブロック消去後に出る信号
で、ブロック消去後なら“H”が出る。従って、この回
路により、読み出し時、又は/WEの立下がり時は、A
LE2信号は“H”に、ブロック消去後はALE2信号
は“L”になる。
【0041】図2(c) (d) は、図1に示したアドレスレ
ジスタ回路6の具体的なブロック図であり、図2(c)
は、ブロック選択用アドレスバッファ(レジスタ)回路
の回路図、図2(d) はX,Y選択用アドレスレジスタ回
路の回路図である。
【0042】図2(c) において、CEBはチップイネー
ブル信号、Q1,Q2,Q3,Q4はpチャネトランジ
スタ、Q11,Q12,Q13,Q14はnチャネルト
ランジスタ、I1 〜I5 はインバータ、Add,/Addは
アドレス信号である。
【0043】図2(d) において、CEBはチップイネー
ブル信号、Q1,Q2,Q3,Q4はpチャネトランジ
スタ、Q11,Q12,Q13,Q14はnチャネルト
ランジスタ、I6 〜I10はインバータ、Add,/Addは
アドレス信号である。
【0044】図2(c) ブロック選択用アドレスレジスタ
にはALE2信号,CEB信号,ブロック選択用アドレ
ス信号が入力され,ALE2信号の条件によりブロック
選択用アドレス信号端に入力された該アドレスが、ラッ
チ、またはアンラッチされる。即ち、前述のごとくブロ
ック消去後のみALE2は“L”になり、該アドレスを
ラッチする。
【0045】また、図2(d) X,Y選択用アドレスレジ
スタにはALE信号,CEB信号,X,Y選択用アドレ
ス信号が入力され,ALE信号の条件によりX,Y選択
用アドレス信号端に入力された該アドレスが、ラッチ、
またはアンラッチされる。即ち、前述のごとく読み出し
時、又は/WEの立下がり時以外は、ALEは“L”に
なり該アドレスをラッチするが、読み出し時、又は/W
Eの立下がり時には該アドレスをラッチしない。つま
り、ブロック消去後はALEは“H”になり該アドレス
をラッチしないこととなる。
【0046】このような本実施例では、ブロック選択用
アドレスラッチ回路により、ブロックアドレスをラッチ
しておくようにしたから、ブロック消去後のブロック消
去ベリファイのブロック選択アドレスの指定をなくすこ
とができる効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる半導体
記憶装置によれば、ブロック選択用アドレスラッチ回路
により、ブロックアドレスをラッチしておくようにした
から、ブロック消去後のブロック消去ベリファイ時には
ブロック選択用アドレスは指定しなくてもよくなり、動
作を簡易にすることができる効果がある。
【0048】また、上記単位ブロック消去手段を実行す
る制御回路内の処理ステップの数を削減し、処理速度を
向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による不揮発性半導体記憶
装置の概略ブロック図である。
【図2】上記実施例のアドレス信号ラッチ回路の具体的
なブロック図である。
【図3】従来のフラッシュメモリによる不揮発性半導体
記憶装置の概略ブロック図である。
【図4】一般的なフラッシュメモリのメモリセルの断面
図である。
【図5】メモリセルアレイ周辺の回路図である。
【図6】従来のフラッシュメモリのチップ一括消去動作
を説明するためのフロー図である。
【図7】従来のフラッシュメモリのプログラム動作を説
明するためのフロー図である。
【図8】従来のフラッシュメモリのブロック消去動作を
説明するためのフロー図である。
【図9】従来のフラッシュメモリのプログラム動作を説
明するための動作タイミング図である。
【図10】従来のフラッシュメモリのチップ一括消去動
作を説明するための動作タイミング図である。
【図11】従来のフラッシュメモリのブロック消去動作
を説明するための動作タイミング図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 Yゲート 3 ソース線スイッチ 4 Xデコーダ 5 Yデコーダ 6 アドレスレジスタ 8 センスアンプ 9 入出力バッファ 10 プログラム電圧発生回路 11 ベリファイ電圧発生回路 12 コマンドラッチ 13 コマンドデコーダ 14 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも行及び列方向にアレイ状に配
    置され、電気的に情報の書き込み,消去が可能な不揮発
    性メモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、 入力されるアドレス信号をラッチするアドレス信号ラッ
    チ回路と、 上記アドレス信号ラッチ回路から入力されたアドレス信
    号をデコードし、上記メモリセルアレイのうち、行方向
    のメモリセルを選択するためのロウ選択手段と、 上記アドレス信号ラッチ回路から入力されたアドレス信
    号をデコードし、上記メモリセルアレイのうち、列方向
    のメモリセルを選択するためのコラム選択手段と、 上記コラム選択手段の出力に応じて上記メモリセルアレ
    イのうちある単位ブロック毎に消去を行う単位ブロック
    消去手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記単位ブロック消去手段は、ブロック消去後に発生す
    る信号を入力とし、これによりALE2信号を発生し、
    該ALE2信号に応じてコラム選択アドレス信号を出力
    するものであることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記アドレス信号ラッチ回路は、上記メモリセルアレイ
    のうちの所要のブロック選択を行う、制御回路からのA
    LE2信号に応じてコラム制御アドレスを保持するブロ
    ック選択アドレスバッファ回路を有するものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
JP6726493A 1993-03-26 1993-03-26 半導体記憶装置 Pending JPH06282994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066060A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置の初期化状態を検証する方法、及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066060A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性メモリ装置の初期化状態を検証する方法、及び装置

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