JPH0627912A - 情報記録再生方式 - Google Patents

情報記録再生方式

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Publication number
JPH0627912A
JPH0627912A JP4204462A JP20446292A JPH0627912A JP H0627912 A JPH0627912 A JP H0627912A JP 4204462 A JP4204462 A JP 4204462A JP 20446292 A JP20446292 A JP 20446292A JP H0627912 A JPH0627912 A JP H0627912A
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Japan
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signal
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JP4204462A
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English (en)
Inventor
Masaru Nagumo
大 南雲
Tsuneo Furuki
恒夫 古木
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で低消費電力の記録再生装置を得る。 【構成】 情報量圧縮処理により情報量を圧縮した第1
の転送レートのデジタル音響データが、所定の変調方式
で変調されていて第1の転送レートよりも高い第2の転
送レートのデジタルデータに変換された記録再生用のデ
ジタル音響データと、第2の転送レートによる文字や図
形の記録再生用のデータと、前記した文字や図形の表示
のために必要な第2の転送レートによるフォント情報の
記録再生用のデータとを、情報記録媒体から第2の転送
レートで読出し、第2の転送レートの記録再生用のデジ
タル音響データを、第1の転送レートを有するデジタル
音響データに復原してから再生信号に変換して出力し、
また情報記録媒体から読出された第2の転送レートり文
字や図形の記録再生用のデータを、情報記録媒体から読
出された第2の転送レートのフォント情報の記録再生用
のデータにより表示用の信号に変換して表示器に表示さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録再生方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高い記録密度で各種の情報信号を記録し
たいという要望が高まるのにつれて、近年来、色々な構
成原理や動作原理に基づいて作られた情報記録媒体によ
り、情報信号の高密度記録再生が行なわれるようにな
り、例えば、情報記録媒体の信号面に、情報信号に応じ
た凹凸を形成させて情報信号の記録を行ない、前記の記
録された情報信号を光学的な手段によって再生すること
が、映像信号や音声信号の記録再生用として既に実用さ
れており、また、各種の技術分野における高密度記録再
生の要求に応じるために、情報記録媒体の記録層に情報
信号により強度変調されたビームを照射して、情報記録
媒体における記録層に情報信号に応じた物理的変化ある
いは化学的変化を生じさせることにより、情報信号の記
録が行なわれるようにした情報記録媒体についても実用
化されるようになったが、安定な動作を行なう半導体レ
ーザが容易に得られるようになったのに伴い、レーザ光
を用いて高密度記録再生を行なうようにした各種の光学
的記録媒体が、非接触状態での記録再生が可能なことか
ら、傷や塵埃に強く、また、高密度記録により大きな記
憶容量が得られる等の利点を有するために、既に実用化
されたり、あるいは実用化のための研究開発が行なわれ
ている現状にあることは周知のとおりである。
【0003】すなわち、幾何学的な凹部あるいは凸部と
して形成されているピットにより情報信号が記録された
原盤から大量に複製された記録済み光ディスク(再生専
用の光ディスク)として、例えばコンパクト・ディスク
が普及している他、書換え可能な光ディスクとしても、
例えば光磁気ディスクその他の光ディスクが、例えばオ
フィス用ファイルメモリ、その他の用途で実用化されて
いる。前記した光磁気ディスクは、磁性材料における熱
による磁気特性の変化を利用して、垂直磁化膜よりなる
記録層に記録情報と対応した磁化の変化により情報の記
録を行い、また、前記した磁性層における記録情報と対
応した磁化の変化の状態をファラディ効果やカー効果な
どのような磁気に付随する光学効果を利用して読出すよ
うにした記録媒体であるが、光磁気ディスクでは情報信
号によって磁界強度を変化させている部分に、垂直磁化
膜のキュリー温度以上の温度に加熱できるような一定の
光強度の微小な光のスポットを照射することによりオー
バーライトを行なうこともできる。そして、光磁気ディ
スクでは記録時にもトラッキング制御が行われうるよう
に、例えば透明基板にトラッキング用の案内溝、その他
のトラッキング用の幾何学的な形状の変化部分を設けて
いるのが一般的である。
【0004】さて、前記したコンパクト・ディスクの普
及に伴い、コンパクト・ディスク用の再生機構を使用し
て再生を可能とした光磁気ディスク装置、あるいはコン
パクト・ディスクの駆動機構や一部の回路を兼用すると
ともに、記録装置を付加して構成した光磁気ディスク装
置等も提案されて来ているが、最近になって、コンパク
ト・ディスクよりも小型なディスクにコンパクト・ディ
スクで規定されている信号フォーマットの信号を記録し
た記録済み光ディスクからデジタルオーディオ信号の再
生を行なったり、コンパクト・ディスクで規定されてい
る信号フォーマットの信号の記録再生を行なう光磁気デ
ィスクによってデジタルオーディオ信号の記録再生を行
なったりする記録再生装置が発表された。図3は前記し
た記録再生装置の概略構成を示すブロック図であり、こ
の図1において1はディスク駆動モータであり、2はデ
ィスク駆動モータ1の回転軸である。3は記録済みの光
ディスク(または光磁気ディスク)であり、4は前記し
た記録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3を
収納してあるカートリッジであって、4aはカートリッ
ジ4に設けられているシャッタであり、このシャッタ4
aはカートリッジ4が記録再生装置に装着されたときに
開放状態となって、記録済みの光ディスク(または光磁
気ディスク)3の信号面がレーザビームによって照射さ
れるようにしたり、光磁気ディスク3の記録面に記録用
磁気ヘッド7が近接配置されるようにすることを可能に
する。
【0005】カートリッジ4が記録再生装置に装着され
ると、カートリッジ4に収納されている光ディスク(ま
たは光磁気ディスク)3はディスク駆動モータ1の回転
軸2に固着され、前記したディスク駆動モータ1が所定
の回転数で回転すると、カートリッジ4内の光ディスク
(または光磁気ディスク)3が、所定の回転数で駆動回転
される。光学ヘッド6は送り機構10によって光ディス
ク(または光磁気ディスク)3の径方向に移動して、対物
レンズ5から射出したレーザビームを光ディスク(また
は光磁気ディスク)3上で副走査方向に変位させる。前
記したディスク駆動モータ1の回転数や回転位相、送り
機構の送り量、光学ヘッドに設けられている対物レンズ
5の自動焦点制御及びトラッキング制御のための変位量
等は、サーボ制御回路13の制御動作によって周知のよ
うに自動制御される。
【0006】24は記録の対象にされている音響信号の
入力端子であり、記録再生装置が記録モードに設定され
た状態において、前記した入力端子24に供給された音
響信号はアナログデジタル変換器19によって所定のビ
ット数(16ビット)のデジタル信号に変換された後に
音声圧縮エンコーダデコーダ18に与えられる。音声圧
縮エンコーダデコーダ18では、それに供給されたデジ
タル信号を音声圧縮エンコーダによって略々1/5の情
報量のデジタルデータに圧縮して、転送レートが0.3
メガビット毎秒(0.3Mbps)のデジタルデータと
して、前記のように情報量が1/5に圧縮されたデジタ
ルデータは、耐振用メモリコントローラ16を介して、
EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15において誤り
訂正コードが付加された状態のEFM信号による転送レ
ートが1.4Mbpsの記録信号に変換された後に、記
録ヘッド駆動部8を介して記録用磁気ヘッド7に記録信
号を供給する。記録用磁気ヘッド7はカードリッジ4内
で所定の回転数で回転している直径が64mmの光磁気
ディスク3に記録信号と対応して磁界強度が変化してい
る記録磁界を与える。また、光学ヘッド6はカードリッ
ジ4内で所定の回転数で回転している光磁気ディスク3
における情報が記録されるべき位置に対物レンズ5から
射出されたレーザ光束の集光点を生じさせる。それによ
り光磁気ディスク3にはEFM信号による転送レートが
1.4Mbpsの記録信号に対応した記録が行なわれ
る。
【0007】次に、記録済みの光ディスク(または光磁
気ディスク)3を収納してあるカートリッジが記録再生
装置に装着された後に、記録再生装置が再生モードに設
定された状態において、カードリッジ4内で所定の回転
数で回転している直径が64mmの記録済みの光ディス
ク(または光磁気ディスク)3に、光学ヘッド6はカー
ドリッジ4内で所定の回転数で回転している記録済みの
光ディスク(または光磁気ディスク)3における記録情
報が再生されるべき位置に対物レンズ5から射出された
所定の弱い光強度の読取り用のレーザ光束の集光点を生
じさせる。それにより記録済みの光ディスク(または光
磁気ディスク)3からは、EFM信号による転送レート
が1.4Mbpsの再生信号を含む反射光が対物レンズ
5を介して光学ヘッド6に設けられている光ピックアッ
プ装置に与えられる。
【0008】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置では、前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、記録情報がピット配列によって記
録されている記録済みの光ディスクの場合には、記録済
みのディスクからの反射光の強度変化分と対応して再生
されたEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
再生信号を出力し、また前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、光磁気ディスクの場合には、光磁
気ディスクからの反射光の偏光面の偏りの程度の変化分
と対応して再生されたEFM信号による転送レートが
1.4Mbpsの再生信号を出力する。前記した光学ヘ
ッド6に設けられている光ピックアップ装置から出力さ
れた再生信号は、高周波増幅器11によって増幅された
後に、アドレスデコーダ12とEFMと誤り訂正エンコ
ーダデコーダ15とサーボ制御回路13などに供給され
る。アドレスデコーダ12で復号されたアドレス情報は
前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15に供
給される。また、前記したサーボ制御回路13は、それ
に供給された信号に基づいて発生した各種の制御信号に
よって、周知のように送り機構10とディスク駆動モー
タ1と光学ヘッド6とを制御する。
【0009】前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコ
ーダ15はシステムコントローラ14の制御の下に、供
給されたEFM信号による転送レートが1.4Mbps
のデジタルデータを復号し、それに誤り訂正を施こした
後に、耐振用メモリコントローラ16に供給する。耐振
用メモリコントローラ16は、システムコントローラ1
4の制御の下に、EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ
15から供給されたデジタルデータをバッファメモリ1
7に記憶させた後に、バッフアメモリ17から転送レー
トが0.3Mbpsのデジタルデータとして読出して、
音声圧縮デコーダエンコーダ18に供給する。音声圧縮
デコーダエンコーダ18では、それのデコーダによって
復号して16ビットのデジタル信号としてデジタルアナ
ログ変換器20に与え、デジタルアナログ変換器20で
は、それに与えられた16ビットのデジタル信号を、ア
ナログ信号形態の音響信号に変換して出力端子25に出
力する。
【0010】そして、前記した記録再生装置では、記録
再生の対象にされている音響信号に対して情報量圧縮手
段を含む信号処理によって情報量が1/5に圧縮された
0.3Mbpsの転送レートを有する第1のデジタルデ
ータを得て、前記した第1のデジタルデータをコンパク
トディスクの規格で定められている1.4Mbpsの転
送レートを有するEFM信号による記録再生用の第2の
デジタルデータに変換して記録媒体に書込み、記録媒体
に記録されている1.4Mbpsの転送レートを有する
EFM信号による記録再生用の第2のデジタルデータを
読出して、それを復号し、誤り訂正を施こしてからバッ
ファメモリ17に記憶させ、バッファメモリ17から前
記した0.3Mbpsの転送レートを有する第1のデジ
タルデータとして読出してからデコーダで復号し、次い
でデジタルアナログ変換を行なってアナログ信号形態の
音響信号を得るようにしているから、例えば、振動によ
って再生動作中に光学ヘッド6による記録媒体からの信
号の読取り動作ができない場合でも、バッファメモリ1
7に記憶されているデジタルデータを読出して得られる
再生信号は途切れることなく得られ、前記のバッファメ
モリ17に記憶されているデジタルデータが全部読出さ
れるまでの間に、振動によって光学ヘッド6が読取れな
かった部分の記録再生用の第2のデジタルデータを再度
読出すようにできるので、記録再生装置に大きな振動が
加わった場合でも再生音に音飛びを生じさせないように
することができる。
【0011】また、図3において21は入力装置、22
は文字や図形のフォント情報の入ったメモリ(リードオ
ンリーメモリ…ROM)、23は文字や図形の表示器で
あり、前記の入力装置21は光磁気ディスク3に文字情
報や図形情報を記録するための入力手段、例えばキーボ
ードである。また、文字や図形のフォント情報の入った
メモリ22は、記録済みの光ディスク(または光磁気デ
ィスク)3に記録されている文字情報や図形情報(例え
ば曲名、作曲者名等)を、表示器23上に表示する際に
使用するリードオンリーメモリ(ROM)であって、光
ディスク3に記録されている文字情報や図形情報の内容
を、表示器23によって表示させる場合に、システムコ
ントローラ14では光ディスク3から再生された文字情
報や図形情報を、前記した文字や図形のフォント情報の
入ったメモリ22のフォント情報を用いて表示器23上
に文字や図形を表示できるような信号を発生させて表示
器23に供給する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した図
3に示されている記録再生装置においては、記録済み光
ディスクに記録されていた文字情報や図形情報を表示器
23に表示させる際に必要とされる文字や図形のフォン
ト情報の入ったROM22を、記録再生装置に備えさせ
ているが、前記のROMとしては大きな記憶容量のもの
が必要とされるから、大きな空間が必要とされる他、記
録再生装置が消費電力の大きな高価なものになるという
ことが問題になりそれの解決策が求められた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は記録再生の対象
にされている音響情報信号に対して情報量圧縮手段を含
む信号処理によって情報量が圧縮された第1の転送レー
トを有するデジタル音響データが、予め定められた変調
方式に従って変調されているとともに前記した第1の転
送レートよりも高い第2の転送レートのデジタルデータ
に変換された記録再生用のデジタル音響データと、前記
した第2の転送レートによる文字や図形の記録再生用の
データと、前記した文字や図形の表示のために必要とさ
れる第2の転送レートによるフォント情報の記録再生用
のデータとが記録再生される情報記録媒体と、前記した
情報記録媒体に記録されている各種のデジタルデータを
前記した第2の転送レートで読出す手段と、情報記録媒
体から読出された第2の転送レートによる記録再生用の
デジタル音響データを、第1の転送レートを有するデジ
タル音響データに復原する手段と、前記した第1の転送
レートを有するデジタル音響データを再生信号に変換し
て出力する手段と、情報記録媒体から読出された第2の
転送レートによる文字や図形の記録再生用のデータを、
情報記録媒体から読出された第2の転送レートによるフ
ォント情報の記録再生用のデータによって表示用の信号
に変換して表示器に表示させる手段とからなる情報記録
再生方式を提供する。
【0014】
【作用】情報記録媒体から読出された第2の転送レート
による文字や図形の記録再生用のデータを、情報記録媒
体から読出された第2の転送レートによるフォント情報
の記録再生用のデータを用いて表示用の信号に変換して
表示器に表示させる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の情報記録
再生方式の具体的な内容を詳細に説明する。図1は本発
明の情報記録再生方式の実施に用いられる記録再生装置
の概略構成を示すブロック図、図2は本発明の情報記録
再生方式の実施に用いられる再生装置の概略構成を示す
ブロック図である。さて、本発明の情報記録再生方式の
実施に用いられる図1に示されている記録再生装置、及
び本発明の情報記録再生方式の実施に用いられる図2に
示されている再生装置に対して再生専用の光ディスクを
装着して、前記した再生専用の光ディスクに記録されて
いるデジタルデータを第2の転送レートで読出し、前記
の読出された第2の転送レートによる記録再生用のデジ
タル音響データを、第1の転送レートを有するデジタル
音響データに復原した後に、前記した第1の転送レート
を有するデジタル音響データを再生信号に変換して出力
させる場合における図1に示されている記録再生装置及
び図2に示されている再生装置の動作は、図3を参照し
た既述した従来装置の場合と同様である。
【0016】図1において、記録再生動作に先立ってデ
ィスク駆動モータ1の回転軸2に、書換え可能な光ディ
スク(例えば光磁気ディスク)3を収納してあるカート
リッジ4中の光磁気ディスク3が固着されると、カート
リッジ4が記録再生装置に装着されたときにシャッタ4
aが開放状態となって、光磁気ディスク3の信号面がレ
ーザビームによって照射されるようにしたり、光磁気デ
ィスク3の記録面に記録用磁気ヘッド7が近接配置され
る。カートリッジ4が記録再生装置に装着されて、カー
トリッジ4に収納されている光磁気ディスク3がディス
ク駆動モータ1の回転軸2に固着された後に、ディスク
駆動モータ1が所定の回転数で回転すると、カートリッ
ジ4内の光磁気ディスク3が所定の回転数で駆動回転さ
れる。また、光学ヘッド6は送り機構10により光磁気
ディスク3の径方向に移動して、対物レンズ5から射出
したレーザビームを光磁気ディスク3上で副走査方向に
変位させる。前記したディスク駆動モータ1の回転数や
回転位相、送り機構の送り量、光学ヘッドに設けられて
いる対物レンズ5の自動焦点制御及びトラッキング制御
のための変位量等は、サーボ制御回路13の制御動作に
よって周知のように自動制御される。
【0017】記録再生装置が記録モードに設定された状
態において、前記した入力端子24に供給された音響信
号は、アナログデジタル変換器19によって所定のビッ
ト数(16ビット)のデジタル信号に変換された後に、
音声圧縮エンコーダデコーダ8に与えられる。前記した
音声圧縮エンコーダデコーダ18では、それに供給され
たデジタル信号を音声圧縮エンコーダによって1/5の
情報量のデジタルデータに圧縮して、転送レートが0.
3メガビット毎秒(0.3Mbps)のデジタルデータ
とした後に、耐振用メモリコントローラ16を介して、
EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15において誤り
訂正コードが付加された状態のEFM信号による転送レ
ートが1.4Mbpsの記録信号に変換して、記録ヘッ
ド駆動部8を介して記録用磁気ヘッド7に記録信号を供
給する。記録用磁気ヘッド7はカードリッジ4内で所定
の回転数で回転している光磁気ディスク3に記録信号と
対応して磁界強度が変化している記録磁界を与える。ま
た、光学ヘッド6はカードリッジ4内で所定の回転数で
回転している光磁気ディスク3における情報が記録され
るべき位置に対物レンズ5から射出されたレーザ光束の
集光点を生じさせる。それにより光磁気ディスク3には
EFM信号による転送レートが1.4Mbpsの記録信
号に対応した記録が行なわれる。本明細書の説明におい
ては説明を簡単にするために、音声圧縮エンコーダデコ
ーダによる情報量の圧縮率が、一定の圧縮率(一例とし
て1/5)であるとされているが、本発明の実施に当っ
ては適応型の音声圧縮エンコーダを用いて、情報の内容
に応じて最小1/Nから最大1/Mまでの範囲で圧縮で
きるようにするものである。なお適応型の音声圧縮エン
コーダを用いた場合には、再生時には当然のことながら
適応型の音声圧縮デコーダによって情報の伸長が行なわ
れることになる。
【0018】次に、入力装置21から入力させた例えば
曲名や作曲者名、その他の文字情報や図形情報は、入力
装置21からシステムコントローラ14の記憶装置に記
憶された後に、記録動作時に前記の記憶装置から読出さ
れ、EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15において
誤り訂正コードが付加された状態のEFM信号による転
送レートが1.4Mbpsの記録信号とされて、記録ヘ
ッド駆動部8を介して記録用磁気ヘッド7に供給され、
それにより前記の記録用磁気ヘッド7はカードリッジ4
内で所定の回転数で回転している光磁気ディスク3に記
録信号と対応して磁界強度が変化している記録磁界を与
え、また、光学ヘッド6はカードリッジ4内で所定の回
転数で回転している光磁気ディスク3における情報が記
録されるべき位置に対物レンズ5から射出されたレーザ
光束の集光点を生じさせることにより、光磁気ディスク
3にはEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
記録信号に対応した記録が行なわれる。
【0019】また、記録済みの光磁気ディスク3を収納
してあるカートリッジ4が、図1に示されている記録再
生装置、または図2に示されている再生装置に装着され
て、記録再生装置(または再生装置)が再生モードに設
定された状態においては、カードリッジ4内で所定の回
転数で回転している記録済みの光磁気ディスク3に光学
ヘッド6はカードリッジ4内で所定の回転数で回転して
いる記録済みの光磁気ディスク3における記録情報が再
生されるべき位置に対物レンズ5から射出された所定の
弱い光強度の読取り用のレーザ光束の集光点を生じさ
せ、それにより記録済みの光磁気ディスク3からは、E
FM信号による転送レートが1.4Mbpsの再生信号
を含む反射光が対物レンズ5を介して光学ヘッド6に設
けられている光ピックアップ装置に与えられる。前記し
た光学ヘッド6に設けられている光ピックアップ装置で
は、前記した再生の対象にされた光磁気ディスク3から
の反射光の偏光面の偏りの程度の変化分と対応して再生
されたEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
再生信号を出力する。前記した光学ヘッド6に設けられ
ている光ピックアップ装置から出力された再生信号は、
高周波増幅器11によって増幅された後に、EFMと誤
り訂正エンコーダデコーダ15とサーボ制御回路13な
どに供給される。前記したサーボ制御回路13は、それ
に供給された信号に基づいて発生した各種の制御信号に
よって、周知のように送り機構10とディスク駆動モー
タと光学ヘッド6とを制御する。
【0020】前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコ
ーダ15はシステムコントローラ14の制御の下に、供
給されたEFM信号による転送レートが1.4Mbps
のデジタルデータを復号し、それに誤り訂正を施こした
後に、耐振用メモリコントローラ16に供給する。耐振
用メモリコントローラ16はシステムコントローラ14
の制御の下に、EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ1
5から供給されたデジタルデータをバッファメモリ17
に記憶させた後に、バッフアメモリ17から転送レート
が0.3Mbpsのデジタルデータとして読出して、音
声圧縮デコーダエンコーダ18に供給する。音声圧縮デ
コーダエンコーダ18では、それのデコーダによって復
号して16ビットのデジタル信号としてデジタルアナロ
グ変換器20に与え、デジタルアナログ変換器20で
は、それに与えられた16ビットのデジタル信号を、ア
ナログ信号形態の音響信号に変換して出力端子25に出
力する。
【0021】また、前記したEFMと誤り訂正エンコー
ダデコーダ15では、システムコントローラ14の制御
の下に、供給されたEFM信号による転送レートが1.
4Mbpsの文字情報や図形情報のデジタルデータ、及
び文字情報や図形情報のフォント情報等に誤り訂正を施
こした後に、耐振用メモリコントローラ16に供給す
る。耐振用メモリコントローラ16はシステムコントロ
ーラ14の制御の下に、EFMと誤り訂正エンコーダデ
コーダ15から供給された文字情報や図形情報のデジタ
ルデータ、及び文字情報や図形情報のフォント情報をバ
ッファメモリ17に記憶させた後に、バッフアメモリ1
7から読出してシステムコントローラ14を介して表示
器のデコーダ26に与える。前記した表示器のデコーダ
26では、前記の文字情報や図形情報のフォント情報
を、文字情報や図形情報のフォント情報を用いて、表示
器23で文字や図形の表示を行なうために必要とされる
信号形態の信号に変換して表示器23に供給する。それ
で表示器23には前記の文字情報や図形情報が表示され
る。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように、本発明の情報記録再生方式は記録再生の対象
にされている音響情報信号に対して情報量処理によって
情報量が圧縮された第1の転送レートを有するデジタル
音響データが、予め定められた変調方式に従って変調さ
れているとともに前記した第1の転送レートよりも高い
第2の転送レートのデジタルデータに変換された記録再
生用のデジタル音響データと、前記した第2の転送レー
トによる文字や図形の記録再生用のデータと、前記した
文字や図形の表示のために必要とされる第2の転送レー
トによるフォント情報の記録再生用のデータとが記録再
生される情報記録媒体と、前記した情報記録媒体に記録
されている各種のデジタルデータを前記した第2の転送
レートで読出す手段と、情報記録媒体から読出された第
2の転送レートによる記録再生用のデジタル音響データ
を、第1の転送レートを有するデジタル音響データに復
原する手段と、前記した第1の転送レートを有するデジ
タル音響データを再生信号に変換して出力する手段と、
情報記録媒体から読出された第2の転送レートによる文
字や図形の記録再生用のデータを、情報記録媒体から読
出された第2の転送レートによるフォント情報の記録再
生用のデータによって表示用の信号に変換して表示器に
表示させる手段とからなる情報記録再生方式であって、
情報記録媒体から読出された第2の転送レートによる文
字や図形の記録再生用のデータを、情報記録媒体から読
出された第2の転送レートによるフォント情報の記録再
生用のデータを用いて表示用の信号に変換して表示器に
表示させるようにしたので、本発明によれば既述した記
録再生装置における問題点が良好に解決でき、従来装置
で記録再生装置に備えさせていた文字や図形のフォント
情報の入った大容量のROMが不要とされるから、小型
で低消費電力で低価格な記録再生装置を容易に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生方式が適用できる記録再
生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の情報記録再生方式が適用できる再生装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来の記録再生装置の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…ディスク駆動モータ、2…ディスク駆動モータ1の
回転軸、3…記録済みの光ディスク(または光磁気ディ
スク)、4…記録済みの光ディスク(または光磁気ディ
スク)3を収納してあるカートリッジ、4a…カートリ
ッジ4のシャッタ、5…対物レンズ、6…光学ヘッド、
7…記録用磁気ヘッド、8…記録ヘッド駆動部、10…
送り機構、11…高周波増幅器、12…アドレスデコー
ダ、13…サーボ制御回路、14…システムコントロー
ラ、5…EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ、16…
耐振用メモリコントローラ、17…バッファメモリ、1
8…音声圧縮エンコーダデコーダ、19…アナログデジ
タル変換器、20…デジタルアナログ変換器、23…表
示器、26…表示器のデコーダ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生の対象にされている音響情報信
    号に対して情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報
    量が圧縮された第1の転送レートを有するデジタル音響
    データが、予め定められた変調方式に従って変調されて
    いるとともに前記した第1の転送レートよりも高い第2
    の転送レートのデジタルデータに変換された記録再生用
    のデジタル音響データと、前記した第2の転送レートに
    よる文字や図形の記録再生用のデータと、前記した文字
    や図形の表示のために必要とされる第2の転送レートに
    よるフォント情報の記録再生用のデータとが記録再生さ
    れる情報記録媒体と、前記した情報記録媒体に記録され
    ている各種のデジタルデータを前記した第2の転送レー
    トで読出す手段と、情報記録媒体から読出された第2の
    転送レートによる記録再生用のデジタル音響データを、
    第1の転送レートを有するデジタル音響データに復原す
    る手段と、前記した第1の転送レートを有するデジタル
    音響データを再生信号に変換して出力する手段と、情報
    記録媒体から読出された第2の転送レートによる文字や
    図形の記録再生用のデータを、情報記録媒体から読出さ
    れた第2の転送レートによるフォント情報の記録再生用
    のデータによって表示用の信号に変換して表示器に表示
    させる手段とからなる情報記録再生方式。
JP4204462A 1992-07-08 1992-07-08 情報記録再生方式 Pending JPH0627912A (ja)

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JP4204462A JPH0627912A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 情報記録再生方式

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