JP3361208B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP3361208B2
JP3361208B2 JP06517995A JP6517995A JP3361208B2 JP 3361208 B2 JP3361208 B2 JP 3361208B2 JP 06517995 A JP06517995 A JP 06517995A JP 6517995 A JP6517995 A JP 6517995A JP 3361208 B2 JP3361208 B2 JP 3361208B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ミニディスク等デイス
ク媒体に情報の記録再生を行うデイスクレコーダに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】デジタル信号を記録・再生する情報記録
担体やその装置は、小型化や記録再生時間の拡大等を目
指して、新しいシステムの開発が行われている。例え
ば、カートリッジに収納された直径64mmのディスク
(以下ミニディスクと呼ぶ)でサイズの小型化を図り、
音声データの圧縮によりコンパクトディスク並みの記録
再生時間を得、半導体メモリをデータバッファとして挿
入して再生時の耐振動性を向上させる等の技術を取り入
れた記録再生装置(以下ディスクレコーダ)がある。 【0003】近時、光ディスク媒体の記録膜の研究が進
み、記録可能な光ディスクが開発され、既に再生専用の
CDと同一のディスクフォーマットを記録する装置が実
用化されている。これらの記録可能な光ディスクには、
レーザー光を照射することにより発生させた熱で、記録
膜を変形させたり、あるいは、記録膜を焼き切る事で記
録ビットを形成する事により、1回だけ記録可能で消去
の出来ない追記型(Direct Read Afte
rWrite:DRAW)光ディスクと呼ばれるもの
と、同様にレーザー光を光源として用い、光磁気ディス
クに対して光源とは反対の位置より外部磁界をかけて、
記録膜の垂直磁気の方向を変える事により情報記録を行
い、記録消去を繰り返し行える書換型(Erasabl
e−DRAW、光磁気型)光磁気ディスクと呼ばれるも
のとがある。 【0004】それらの中でも、既に実用化されたものと
しては、コンピュータの外部記憶メモリ装置が挙げられ
る。 これらの光磁気ディスクの消去は、記録膜にレー
ザー光をあてて加熱しながら記録時とは逆の磁界を加え
て消去動作が行われる。一方、光磁気ディスクの再生に
は、磁化の向きを読み出す為に、カー効果と呼ばれる磁
気光学現象が利用される。直線偏光のレーザー光を垂直
磁化膜に入射させると、反射光の偏向面は磁化の向きに
従って、左または右にわずかに回転する。この回転を検
光子によって光量変化に変換して情報が再生される。 【0005】然し、上述の様な光磁気ディスク記録装置
および光磁気ディスクの記録および消去の際には、光磁
気ディスクを挟んでレーザー光と反対の位置から、N
極、或いは、S極の磁界を発生させ、他方からは、高出
力のレーザーを用いて、ビット形成時には、レーザーパ
ワーをハイパワーに、ビット非形成時には、再生パワー
と同様にロウパワーを出力し、発光レーザーパワーを変
調して記録、消去を行う光変調方式が知られているが、
この時の磁界は、記録時には補助的に機能をしている。
又、この場合、既に記録した部分をオーバーライトする
事は、不可能であった。 【0006】これに対し、動作原理は同様であるが、光
磁気ディスクを挟んだレーザー光を一定のパワーで発光
させ、光変調方式とは逆に、磁界のN極、S極を反転し
て記録を行うミニディスクシステムが実用化されつつあ
る。この方式は磁界を変調して記録する事によって、オ
ーバーライトが可能となる磁界変調記録方式である。こ
の方式では既に記録してある部分をさらに記録する際に
は、新しく記録する部分を一度消去した後で、記録する
というような時間を浪費する事無く、そのまま重ね記録
が可能である。 【0007】以上の様な光磁気変調記録方式のディスク
システムにおいて、最近、音声の圧縮伸長技術を利用し
て、従来のCDと同様に、再生レベルにおいて、2チャ
ンネルでサンプリング周波数44.1kHz、16ビッ
ト分解能を有する光磁気ディスクが提案されている。こ
の方式では、記録再生する情報量を5分の1まで圧縮し
て光ディスクまたは、光磁気ディスク等のディスクに信
号を記録し、再生時に読み出した情報を伸長してCDと
同様なオーディオ性能にしている。 【0008】この方式の主な特徴としてはディスク直径
は64mmであり、トラックピッチは1.6μmでオー
ディオデータを最大74分記録、再生可能で、ディスク
の線速度は1.2〜1.4m/秒である。又、オーディ
オ信号の性能はチャンネル数がステレオ2チャンネル、
周波数帯域5〜20kHz、ダイナミックレンジ105
dBで記録方式は前記した様に磁界変調方式である。更
に信号フォーマットは標本化周波数44.1kHz、変
調方式はCDと同様のEFM(Eight to Fo
urteen Modulation)であり誤り訂正
方式もACIRC(Adaptive Cross I
nterleave Read−Solomon Co
de)である。 【0009】音声の圧縮方式は、高性能符号化方式であ
るATRAC(AdaptiveTransform
Acoustic Coding)と呼ばれるものであ
り、この方式はアナログ−デジタル変換したオーディオ
データを最大11.6m/秒の時間の枠で区分し、MD
CT(Modifyed Discrete Cosi
ne Transform:変形離散コサイン変換)演
算で複数の周波数帯域に分離し、MDCTで周波数軸に
変換した後、人間の聴覚特性を利用して間引きを行い、
約5分の1のデータ量まで圧縮する。従って、光磁気デ
ィスク上の記録密度はCDと同様でありながら、同一時
間を記録再生するのに必要なディスクの直径は、CDよ
りもはるかに小さい直径64mmとする事ができる。 【0010】この様なディスクシステムの大きな特徴を
考察してみる。CDを再生する場合、CDは1.4Mビ
ット/秒の信号を休む事なくデジタル−アナログ変換器
(DAC)に送りこまなければならない。従って、CD
からの再生信号はリアルタイムで読み出さなければなら
ない。これに対し、圧縮伸長技術を利用した光担体記録
装置の場合、記録再生する情報量を5分の1程度に圧縮
する為、1.4Mビット/秒で読み出された信号が圧縮
信号であるので、それをデコ−ドするのに0.3Mビッ
ト/秒で充分である。従って、ディスクの信号を途切れ
途切れの間歇的に読み出せばよい事になる。 【0011】バッファメモリ等の記憶回路にディスクか
ら読み出した信号を格納しておけば、この記憶回路に蓄
えた分だけの音声信号を再生する事ができる。故に、デ
ィスクシステムに振動が加わって、光学ピックアップの
トレ−スが本来の位置から外れてしまって、これをリカ
バリするまでの間、CD再生器の場合であれば、音飛び
になってしまうが、ミニデイスクレコーダの場合は蓄え
られた記憶回路により音切れが発生せずに済む。この記
憶回路から読み出して連続で再生している間に、光ピツ
クアツプは光担体上のトレースが外れた元の位置に戻っ
て、信号の読み出しを続行すれば、音飛びは発生しない
事になる。 【0012】前述の記憶回路と圧縮伸長技術を用いる事
によって、もう一つ大きな特徴を生ずる。CDは、一つ
の曲、即ちトラックはディスク上で必ず、連続したエリ
アに一塊に記録されている。然し、ミニディスクシステ
ムの場合は、ディスク上のランダムな領域に複数のブロ
ック記録デ−タとして分割記録しても、一つの曲(トラ
ック)として再生する事が出来る。これはディスクから
は、1.4Mビット/秒の転送レ−トで信号を読み出す
が、圧縮信号を復調するのに必要な転送レ−トは、0.
3Mビット/秒であるから、時間的には、空き時間があ
る。 【0013】この時間を利用して、一旦、ディスクから
信号を読み出して記憶回路に蓄えてから、次にディスク
上の離れた領域(一つのトラックが複数の離れたブロッ
ク記録デ−タで構成されているトラックの次のブロック
記録デ−タ)まで、光学ピックアップを移動させて、デ
ィスク上から信号を読み出し、記憶回路が空になる前
に、記憶回路に格納すれば、、音声信号が途絶える事な
く、出力する事が出来る。 【0014】この様に、同一曲(トラック)がディスク
上の離れたエリアに引き続く音声信号が記録してあって
も、途絶える事なく再生することが出来る。一つのトラ
ックが複数の小ブロック記録デ−タ(ディスク上で連続
した領域からなる小ブロック記録デ−タがディスク上で
複数個分散して存在する。以下前記小ブロック記録デ−
タをパ−トと記す)から成り立っている事を示す情報
(曲の構成情報)は、目次情報としてディスクの所定の
位置に登録してある。従って例えば、曲の番号を変更す
る場合、或いは、一つの曲を二つに分ける場合等の編集
をする場合にこのディスクシステムでは、目次情報であ
る領域の曲の構成情報(連結情報)を書き換えれば、簡
単に変更することが出来る。 【0015】前述の様に、ミニディスクシステムと呼ば
れる光磁気ディスク記録再生装置等の場合、(以下ミニ
ディスクをMDと記す)一つのトラックが複数のパ−ト
から成り立っているが、これらの曲の連続情報は、各ト
ラック毎に存在し、それらの情報は、目次情報としてM
Dの所定の領域に記録登録する。以下、目次情報を記録
する所定の領域は、UTOC(User’s Tabl
e of Contents)エリアと呼ぶ。このUT
OCエリアには各トラックの構成情報の他に、各トラッ
クに記録した年及び日時情報や、ディスクの名称やトラ
ックの名称等の付加情報も記録登録する事が出来る。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】前述の様にミニディス
クシステム等においては、記憶回路に蓄えられたデ−タ
が充分存在する場合は、外乱等によりあるアドレスが読
取りエラ−(以下アドレスエラー)となってしまった場
合でも、内周に1本のトラックジャンプを行い、エラ−
となったアドレスを再度読取る事が可能となる。しか
し、MDはCDに比べ半径が小さい為に回転が速く内周
から外周にかけて1本のトラックのトレ−ス時間が短く
なっている為、内周に1本のトラックジャンプを行った
時に外乱によりフォ−カスエラーやトラッキングエラ−
が発生しても、フォ−カスサーボ及びトラッキングサー
ボが正しく機能する前に、再度読取ろうとしていたアド
レスの位置に光ピツクアツプが到達してしまうと、再び
アドレスエラ−となってしまい、同じ事を繰り返して、
繰り返しサーチ回数の限界まで到達するとそのアドレス
は読めないアドレスとなってしまい、そのアドレスの音
声デ−タを出力する事ができなくなり音飛びや音途切れ
の原因になってしまっていた。 【0017】本発明の目的は、アドレスエラ−発生後、
再度そのアドレスを読取る為に内周へ光ピツクアツプを
移動し、トラッキングサーボとフォ−カスサーボにエラ
−が発生して再度読取ろうとしたアドレスが再び読めな
かった時にも、アドレスエラ−の発生回数に応じて、サ
ーチ動作を繰り返す度にトラツクジャンプ本数を増加さ
せ、トラッキングサーボとフォ−カスサーボが正常に機
能するまで時間を長くする事により、アドレスを読取る
事を確実にするアルゴリズムを備えたディスクレコ−ダ
を提供する事にある。 【0018】本発明の請求項1記載の光ディスク装置に
よれば、光ディスクに記録された信号を読み取る光ピッ
クアップと、前記光ピックアップの出力信号からアドレ
ス情報を復調する信号処理部と、前記光ピックアップの
フォーカス及びトラッキングのサーボ制御をするサーボ
制御部と、アドレスエラーが生じたアドレス情報が読み
取れたか否かを検出し、該アドレス情報が読み取れない
場合、前記サーボ制御部を制御し前記光ピックアップを
光ディスクの内周側へトラックジャンプさせる制御部
と、前記制御部がアドレスエラーが生じたアドレス情報
を読み取れない回数を記憶する記憶手段とを有し、 前記
制御部は、前記サーボ手段を制御し、前記記憶部に記憶
された回数と同じ数だけ前記光ピックアップを光ディス
クの内周側へトラックジャンプさせることを特徴として
いる。 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【作用】本発明によると、記憶回路に蓄えられたデ−タ
が充分存在する場合、外乱等によりあるアドレスエラ−
となった場合でも、所定のアドレスに向け光ピツクアツ
プを半径方向にトラックジャンプを行うとき、MDの場
合等ではCDに比べ半径が小さい為に回転が速く内周か
ら外周にかけて1本のトラックのトレ−ス時間が短くな
っている為、内周に1本のトラックジャンプを行ったと
きに外乱によりフォ−カスエラーやトラッキングエラ−
が発生しても、フォ−カスサーボ及びトラッキングサー
ボが正常に機能する前に、再度読取ろうとしていたアド
レスの位置に光ピツクアツプが到達してしまい、再びア
ドレスエラ−となり、同じ事を繰り返して、繰り返しサ
ーチ回数の限界まで到達するとそのアドレスは読めない
アドレスとなってしまい、そのアドレスの音声デ−タを
出力する事ができなくなり、音飛びや音途切れの原因に
なってしまうことを阻止し、アドレスエラ−発生回数に
応じ光ピツクアツプを移動する移動量を増すので、所定
のアドレスを正常な状態で読取る事が出来、音飛びや音
途切れを防ぐ事ができる。 【0023】 【実施例】本発明に係るミニディスクレコーダの一実施
例を図1及至図3に基づき説明する。図1は本発明の一
実施例を示すハードウェアのブロック図、図2(a)、
(b)、(c)は本発明の一実施例にて用いる光ピック
アップのトレ−スパタ−ンを示す図、図3はフローチャ
ートである。本発明の一実施例のディスクレコ−ダにお
いて、1はミニディスク(MD)を示し、MD1は図示
せずともカ−トリッジ内で回動自在と成され、該カ−ト
リッジを装置内にロ−ディングする事でミニデイスクレ
コ−ダのタ−ンテ−ブル上に持ち来され、カ−トリッジ
内でMD1はタ−ンテ−ブル上に中心部に固着されてス
ピンドルモ−タ6によって回転自在と成される。 【0024】MD1の情報記録面はピットエリアとグル
−ブエリアに分かれ、ピットエリアは、内周スイッチ7
が光ピックアップにより押された事をシステムコントロ
−ルマイクロコンピュ−タ(以下マイコン)21により
検出する事で所定のMD1の最内周位置(スタート位
置)を認識する事ができる。MD1の下側には光ピック
アップ2が配設され、上側には磁気ヘッドの記録ヘッド
18が配され、光ピックアップ2からのレ−ザ−光はM
D1の半径方向にスライドモ−タ5によって摺動自在と
成される。記録ヘッド18は記録信号に対応したNS極
の磁界をMD1に与える為の磁界発生部である。 【0025】サ−ボ回路4はスピンドルモ−タ6のスピ
ンドル制御、スライドモ−タ5のスライド制御、光ピッ
クアップ2のフォ−カス制御及びトラッキング制御、光
ピックアップ2内の半導体レ−ザのレ−ザ制御等を行う
ものでスピンドルモ−タ6はサ−ボ回路4内のスピンド
ル制御回路によってCLV(Constant Lin
ear Velocity)制御されて必要な回転数が
与えられる。 【0026】又、スライドモ−タ5はサ−ボ回路4内の
スライドモ−タ制御回路によって光ピックアップ2をM
D1の半径方向に摺動動作させる制御を行い、更に、光
ピックアップ2もサ−ボ回路4内のフォ−カス制御回
路、トラッキング制御回路並びにレ−ザ制御回路によっ
て、フォ−カス、トラッキング並びに半導体レ−ザオン
/オフ等の制御が行われる。 【0027】先ず再生の系路を説明する。MD1の記録
情報は光ピックアップ2によって読取られ、RFアンプ
3を通って、アドレスデコ−ダ8と、EFM(Eigh
tto Fourteen Modulation)/
ACIRC(Adaptive Cross Inte
rieave Read−Solomon Code)
デコ−ダ9に加えれられる。アドレスデコ−ダ8は、M
D1に予め成形されている案内溝(プリグル−ブ)をわ
ずかな量だけ蛇行させているCLV制御用正弦波信号に
重畳されたアドレス情報を検出し復調する。この出力を
EFM/ACIRCデコ−ダ9では、EFMとACIR
Cの復調を行い、その出力は、耐振用の半導体メモリコ
ントロ−ル回路10へ入力される。 【0028】半導体メモリコントロ−ル回路10は、再
生の為に入力したEFM/ACIRCデコ−ダ9からの
デ−タを半導体メモリ15等のバッファメモリへ蓄積す
る機能及び圧縮デ−タを復調する為に、音声伸長デコ−
ダ(ATRAC復調回路)11へ送り出す為の読み出し
機能をもっている。音声伸長デコ−ダ11では、圧縮さ
れたデ−タを伸長復調し、復調したデ−タをD/Aコン
バ−タ12へ送り、音声出力を出力する。 【0029】次に、記録信号の系路を説明する。音声等
の記録入力信号は入力され、A/Dコンバ−タ13でデ
ジタルデ−タに変換される。デジタルデ−タは、音声圧
縮エンコ−ダ(ATRAC変調回路)14で、前記の圧
縮デ−タに変換し、耐振用の半導体メモリコントロ−ル
回路10を介して、記憶回路である半導体メモリ15へ
記録し圧縮デ−タを格納する。半導体メモリ15への格
納量が所定の量に達した時、記録デ−タをMD1へ記録
する。即ち、半導体メモリ15に格納された圧縮デ−タ
を耐振用の半導体メモリコントロ−ル回路10にて読み
出し、EFM/ACIRCエンコ−ダ16へ出力する。 【0030】EFM/ACIRCエンコ−ダ16では、
EFMとACIRCの変調を行い、その出力をヘッド駆
動回路17へ出力し、ヘッド駆動回路17では、記録E
FM信号に対応したN、S極の磁界を発生する記録ヘッ
ド18を介し、MD1に磁界を加える。一方、MD1に
対し反対側に配置した光ピックアップ2からは、マイコ
ン21からの指令でサ−ボ回路4を介して出力された記
録レ−ザパワ−(ハイパワ−)が、MD1に照射され
る。MD1を挟んだ記録ヘッド18からの磁界と、光ピ
ックアップ2からの熱によりMD1に記録信号が記録さ
れる。 【0031】一方、光ピックアップ2を移動する為に、
マイコン21からのスライド制御信号が、サ−ボ回路4
を介しスライドモ−タ5に加えられ光ピックアップ2の
移動を行う。 【0032】尚、マイコン21は、記録、再生、及び光
ピックアップ2のサ−チ動作等の全てのコントロ−ルを
する為の指令信号とMD1のアドレス情報等の検出信号
を、サ−ボ回路4、EFM/ACIRCエンコ−ダ1
6、耐振用の半導体メモリコントロ−ル回路10の各部
とバスを介し接続され制御(管理)デ−タの授受が行わ
れる。又、キ−20はマイコン21の入力装置部で各種
指令信号やテンキ−等のキーブロツクを有する操作部で
あり、表示19はマイコン21からの各種デ−タを表示
する為の液晶等の表示装置で、曲目等の目次情報を表示
することができる。 【0033】次に、本発明の一実施例として、図3に示
すフロ−チャ−トに基づきながら、アドレスエラ−が発
生した時に、図2に示す(a)、(b)、(c)に示す
様に、内周への1本トラックジャンプにより再度アドレ
スの読取りを行った時に、フォ−カスサーボやトラッキ
ングサーボが正常に機能する状態に定まるまでの動作が
遅い為に再度アドレスエラ−が発生した場合でも、アド
レスエラ−の発生回数に応じて光ピツクアツプをジャン
プさせるトラツクの本数を増加させる事により、そのア
ドレスを読取る事が確実となる事を説明する。 【0034】ミニデイスクレコーダにMD1が装着され
ると(S1)、MD1のTOC(Table Of C
ontents)/UTOC情報を読取り、MD1に記
録された曲の目次を表示する(S2)。キー20を操作
して、再生する曲の番号を指定する(S3)。マイコン
21の指令によってサーボ回路4を作動し光ピツクアツ
プ2のフオーカスサーボを作動(ON)し、スライドモ
ータ5を駆動しトラツキングサーボを行うと共にスピン
ドルモータ6を作動させスピンドルサーボ作動(ON)
し、MD1の回転を所定の回転に制御する(S4)。 【0035】光ピツクアツプ2をスライド移動させ又ト
ラツクジャンプ駆動し、指定の曲の先頭アドレスの手前
からアドレスサーチさせ(S5)、アドレスの読取りを
開始させる(S6)。所定のアドレスを読取るためにア
ドレスサーチを開始し所定のアドレスかどうかを検出し
(S7)、所定のアドレスが検出されたとき、アドレス
エラーの発生回数をカウントするカウント値を初期の値
に戻し(クリアし)(S8)、曲の最終アドレスが検出
されるまで(S10)、所定のアドレスの曲のデータを
アドレス順に半導体メモリ15に記憶を開始し(S
9)、音声出力を開始しているかどうかをチエツクし
(S11)、又音声出力を開始していなければ半導体メ
モリ15に所定の量データが記憶されているかどうかを
検出して(S12)、所定量以上データが記憶されてい
れば音声出力を開始し、半導体メモリ15に記憶された
データが音声伸長デコーダ11を介し時間軸伸長されD
/Aコンバータ12でアナログ信号に変換され出力され
る(S13)。 【0036】半導体メモリ15に記憶される量が所定量
記憶されなければ、再生時の音切れを少なくするため直
ちに次のアドレスを検索(サーチ)命令し(S17)、
アドレス読取り(アドレスリード)S6へ戻る。S11
にて音声出力が既に開始されていれば、同じく再生時の
音切れを少なくする為に直ちに次のアドレスの読取りを
命令しS17、アドレスリードS6へ戻る。最終アドレ
スが検出されるS10と、ただちにS3で、次の曲が既
に記憶されているか、さもなくばキー20からの指定を
待ち、半導体メモリ15に記憶された曲のデータが終わ
りまで全てが読み出される。図示せずも、再生する曲の
指定は1曲のみに限らず纏めて数曲順に指定し指定した
曲の最後まで再生されるとS3で待つ。 【0037】次に、図2に示す様に、内周から外周へ向
かって記録されているトラックに沿って圧縮デ−タを読
取っている際に、アドレスAにおいて外乱が発生し、そ
のアドレスが読めない状態になってしまった場合(S1
4)、この時アドレスエラ−発生回数nを1回の場合1
と回数を数える(カウントアツプ)する(S15)。マ
イコン21は半導体メモリ15から出力されるデータが
継続されない状態を防止するためにカウント値nが所定
のカウント値Xかどうかを検出し(S16)、所定のX
回目に到達したときには次のアドレスの読取りを命令し
(S17)、アドレスリード(S6)へ戻る。 【0038】S14でアドレスエラーが発生せずに、ま
だ所定のアドレスに到達していないことを検出したとき
は、S6のアドレスリードに戻り、所定のアドレスの読
取りを継続する。S16でnがXに達しない状態のとき
は、再度アドレスAを読取る為に、図2(a)に示す様
に、トラック上のd点から、その内周のトラックへ1本
のトラックジャンプを行わせ、トラック上のa点へ移動
させる(S18)。その後、図2に示す様に、トラック
上のa点からb点までトレ−スした後、アドレスAに到
達するが、1本ジャンプを実行した時に、フォ−カスサ
ーボとトラッキングサーボにエラ−が発生し、トラック
上のa点からb点までトレ−スしている間に光ピツクア
ツプ2の動作が正常に安定した状態にできないままアド
レスAに到達したときは、再びアドレスAを読取る事が
できなくなってしまう(S14)。 【0039】このときアドレスエラ−発生回数のカウン
ト値を1繰り上げ2回とする(S15)。アドレスエラ
−の発生回数がある所定の値に到達するまで同じ様に1
本トラックジャンプを行ってしまうと、再度アドレスA
が読めない状態となる可能性が高くなるので、本実施例
においては、アドレスエラ−の発生回数に応じて内周へ
のジャンプを行うトラツクの本数を増加させ繰り返しア
ドレスリード6からのアドレスサーチを行う。本実施例
においては、アドレスエラ−発生回数と同じ数のトラッ
ク本数分のトラツクジャンプを内周方向へ行わせる事と
する。 【0040】従って、2回目のアドレスサーチでは、図
2(b)に示す様にトラック上のd点から、内周のトラ
ックへ2本のトラックジャンプを行わせ、トラック上の
a’点へ移動させる(S18)。内周へ1本のトラック
ジャンプを行った時の図2(a)に示すトラック上のa
点からb点までのトレ−ス時間よりも、内周へ2本のト
ラックジャンプを行った時の図2(b)に示すトラック
上のa’点からb点までのトレ−ス時間の方が長くなる
ので、トラツクジャンプ時にエラ−が発生しても、フォ
−カスサーボとトラッキングサーボの正常動作安定状態
まで、時間が長くなりアドレスAに到達する時点では、
前回の場合より安定してアドレスを読取れる確率が高く
なる。本実施例では、a’点からb点までの安定に要す
る所定の時間を与えてもアドレスAが再び読取れなかっ
た事とし、その時点でアドレスエラ−の発生回数のカウ
ント値を3回とする(S15)。 【0041】上述した様にアドレスエラ−の発生回数と
トラック本数を同じ数にし、内周のトラックへ3本のト
ラックジャンプを行わせる。図2(c)に示す様に、ト
ラック上のd点から、内周のトラックへ3本のトラック
ジャンプを行わせ、トラック上のa’’点へ移動させる
(S18)。内周へ2本のトラックジャンプを行った時
の図2(b)に示すトラック上のa’点からb点までの
トレ−ス時間よりも、内周へ3本のトラックジャンプを
行った時の図2(c)に示すトラック上のa’’点から
b点までのトレ−ス時間の方が長くなるので、ジャンプ
時にフォーカスサーボ又はトラツキングサーボにエラ−
が発生しても、フォ−カスとトラッキングの正常動作に
なるまで待機する時間も長くなりアドレスAに到達する
時点では、安定してアドレスを読取れる可能性が高くな
り、本実施例においてはこの時点でアドレスAの読取り
を正常に完了した事とする。この時にアドレスエラ−の
発生回数のカウント値を初期の値にする(S8)。曲の
最終アドレスまでS6〜S18を実行する。 【0042】この様に、本実施例によるミニディスクレ
コ−ダ−は、クラスター番号とセクター番号を有し、且
つ、圧縮された音声データの録音及び再生を可能にした
ミニディスクレコーダにおいて、フォ−カス制御手段
と、トラッキング制御手段と、アドレス読取り手段と、
アドレスエラ−の発生回数を記憶する手段と、トラック
ジャンプを行う手段を具備し、アドレスエラ−発生後、
再度そのアドレスを読取る為の内周へのトラックジャン
プにより、トラッキングサーボ及び、又はフォ−カスサ
ーボのエラ−が発生して、再度読取ろうとしたアドレス
が再び読めなかった時にも、アドレスエラ−の発生回数
に応じて、ジャンプするトラツクの本数を増加させてい
き、トラッキングサーボとフォ−カスサーボの正常動作
状態に安定するまで所定の時間間隔を長くする事によ
り、高速回転され外形が小さいミニデイスクであって
も、そのアドレスを確実に読取る事を可能とする。 【0043】また上述の実施例においては再生動作を説
明したが、記録時においても同様に記録すべきトラツク
のアドレスのサーチを行うことができる。 【0044】 【発明の効果】アドレスエラ−発生後、再度そのアドレ
スを読取る為に内周へトラックジャンプを行った時に、
外乱によりフォ−カス制御やトラッキング制御にエラ−
が発生したとしてもアドレス読取りエラーの発生回数に
応じてトラツクジャンプの幅を増すように成すので、光
ピツクアツプの動作が正常動作状態に安定するまでに再
度読取ろうとしていたアドレスに到達してしまい再びア
ドレスエラ−になってしまうという動作を繰り返し、最
終的に所定のアドレスを読取る事が不可能となってしま
うことにより生じる音飛びや音途切れの発生を阻止する
事ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるディスクレコ−ダの一実施例を示
すハードウェアのブロック図。 【図2】本発明の一実施例にて用いる光ピックアップの
トレースパターンを示す図で(a)、(b)、(c)は
サーチ回数を重ねた場合の比較図を示す。 【図3】本発明によるディスクレコ−ダの一実施例を示
すフローチャート。 【符号の説明】 1 ミニディスク 2 光学ピックアップ 3 RFアンプ 4 サーボ回路 5 スライドモータ 6 スピンドルモータ 7 内周スイッチ 8 アドレスデコーダ 9 EFM/ACIRCデコーダ 10 半導体メモリコントロール回路 11 音声圧縮デコーダ 12 D/Aコンバータ 13 A/Dコンバータ 14 音声圧縮エンコーダ 15 半導体メモリ 16 EFM/ACIRCエンコーダ 17 ヘッド駆動回路 18 記録ヘッド 19 表示 20 キー 21 システムコントロールマイクロコンピュー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】光ディスクに記録された信号を読み取る光
    ピックアップと、 前記光ピックアップの出力信号からアドレス情報を復調
    する信号処理部と、 前記光ピックアップのフォーカス及びトラッキングのサ
    ーボ制御をするサーボ制御部と、 アドレスエラーが生じたアドレス情報が読み取れたか否
    かを検出し、該アドレス情報が読み取れない場合、前記
    サーボ制御部を制御し前記光ピックアップを光ディスク
    の内周側へトラックジャンプさせる制御部と、前記制御部がアドレスエラーが生じたアドレス情報を読
    み取れない回数を記憶する記憶手段とを有し、 前記制御部は、前記サーボ手段を制御し、前記記憶部に
    記憶された回数と同じ数だけ前記光ピックアップを光デ
    ィスクの内周側へトラックジャンプさせる ことを特徴と
    する光ディスク装置。
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