JPH06276543A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
- Publication number
- JPH06276543A JPH06276543A JP5063614A JP6361493A JPH06276543A JP H06276543 A JPH06276543 A JP H06276543A JP 5063614 A JP5063614 A JP 5063614A JP 6361493 A JP6361493 A JP 6361493A JP H06276543 A JPH06276543 A JP H06276543A
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- JP
- Japan
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- signal
- color difference
- converter
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- video signal
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーテレビ受信機等における映像信号のデ
ィジタル処理において、輝度信号に対するペデスタルレ
ベルと、色差信号に対するブランキングレベルとを固定
値ではなく実際のレベルを付加するようにしたディジタ
ル処理回路。 【構成】 クランプ処理したアナログの輝度信号と、R
−Y等の色差信号とをディジタル信号に変換する第1の
A/D変換器2が設けられた映像信号処理回路におい
て、前記クランプ処理したアナログの輝度信号とR−Y
等の色差信号とをディジタル信号に変換するものであっ
て、第1のA/D変換器2と共通の電源(B)とした第
2のA/D変換器6と、前記第2のA/D変換器6より
の輝度信号からペデスタルレベル、R−Y色差信号から
ブランキングレベル、及びB−Y色差信号からブランキ
ングレベルをそれぞれ取り出すラッチ回路7とを備え
る。
ィジタル処理において、輝度信号に対するペデスタルレ
ベルと、色差信号に対するブランキングレベルとを固定
値ではなく実際のレベルを付加するようにしたディジタ
ル処理回路。 【構成】 クランプ処理したアナログの輝度信号と、R
−Y等の色差信号とをディジタル信号に変換する第1の
A/D変換器2が設けられた映像信号処理回路におい
て、前記クランプ処理したアナログの輝度信号とR−Y
等の色差信号とをディジタル信号に変換するものであっ
て、第1のA/D変換器2と共通の電源(B)とした第
2のA/D変換器6と、前記第2のA/D変換器6より
の輝度信号からペデスタルレベル、R−Y色差信号から
ブランキングレベル、及びB−Y色差信号からブランキ
ングレベルをそれぞれ取り出すラッチ回路7とを備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビ受信機等
における映像信号のディジタル処理において、輝度信号
に対するペデスタルレベルの付加と、色差信号に対する
ブランキングレベルの付加とに係る処理回路に関する。
における映像信号のディジタル処理において、輝度信号
に対するペデスタルレベルの付加と、色差信号に対する
ブランキングレベルの付加とに係る処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号処理技術を用いたカラー
テレビ受信機では従来、使用する画像メモリの容量節約
を目的として入力ビデオ信号中の映像信号部分のみをメ
モリして、その他の部分(同期信号を含むブランキング
期間)はメモリしないものが在った。この場合、輝度
(Y)信号のペデスタルレベルおよび色差(R−Y、B
−Y)信号のブランキングレベルのデータはディジタル
信号処理回路の最終段でディジタルデータの固定値とし
てそれぞれ挿入(付加)している。この方法をブロック
図で図示したものが図3である。即ち、映像信号の処理
ラインおけるレベル付加回路33で固定レベル生成部34に
より生成したペデスタルレベルとブランキングレベルと
が前記輝度信号および色差信号それぞれに付加される。
テレビ受信機では従来、使用する画像メモリの容量節約
を目的として入力ビデオ信号中の映像信号部分のみをメ
モリして、その他の部分(同期信号を含むブランキング
期間)はメモリしないものが在った。この場合、輝度
(Y)信号のペデスタルレベルおよび色差(R−Y、B
−Y)信号のブランキングレベルのデータはディジタル
信号処理回路の最終段でディジタルデータの固定値とし
てそれぞれ挿入(付加)している。この方法をブロック
図で図示したものが図3である。即ち、映像信号の処理
ラインおけるレベル付加回路33で固定レベル生成部34に
より生成したペデスタルレベルとブランキングレベルと
が前記輝度信号および色差信号それぞれに付加される。
【0003】図3の方法においては次に述べる欠点が存
在する。以下、図4を併用してこの欠点を説明する。ア
ナログの入力コンポジット映像信号は入力処理部31で輝
度信号(Y)と色差信号(R−Y、B−Y)とに分離
後、ペデスタルクランプ処理やレベル調整等の処理をし
てA/D変換器32でディジタル信号化するが、このA/
D変換する際に、何らかの理由によりA/D変換器32に
与える基準電圧(+B)が変化してしまうと、たとえ映
像信号のペデスタルレベルが安定していてもA/D変換
したディジタルデータとしては本来のものと違った出力
となってしまい、正しい映像の再現が出来ないこととな
る。図4において、(A)をA/D変換器32の入力信号
(S32)、(B)を該S32の正規なA/D変換範囲とし
た場合、前記のようにA/D変換器32に与える基準電圧
(+B)が例えば降下したときにはそのA/D変換範囲
は(C)に示すように、(B)に比しシフトした状態で
A/D変換される。従って、ペデスタルレベル(A図
イ)についても正規とは異なるレベルでA/D変換され
る。これは、電圧降下により、B図の基準レベル(OOH
)に対するペデスタルレベル(d1)が、C図のように
基準レベル(OOH )の下降によりd2になるからである。
在する。以下、図4を併用してこの欠点を説明する。ア
ナログの入力コンポジット映像信号は入力処理部31で輝
度信号(Y)と色差信号(R−Y、B−Y)とに分離
後、ペデスタルクランプ処理やレベル調整等の処理をし
てA/D変換器32でディジタル信号化するが、このA/
D変換する際に、何らかの理由によりA/D変換器32に
与える基準電圧(+B)が変化してしまうと、たとえ映
像信号のペデスタルレベルが安定していてもA/D変換
したディジタルデータとしては本来のものと違った出力
となってしまい、正しい映像の再現が出来ないこととな
る。図4において、(A)をA/D変換器32の入力信号
(S32)、(B)を該S32の正規なA/D変換範囲とし
た場合、前記のようにA/D変換器32に与える基準電圧
(+B)が例えば降下したときにはそのA/D変換範囲
は(C)に示すように、(B)に比しシフトした状態で
A/D変換される。従って、ペデスタルレベル(A図
イ)についても正規とは異なるレベルでA/D変換され
る。これは、電圧降下により、B図の基準レベル(OOH
)に対するペデスタルレベル(d1)が、C図のように
基準レベル(OOH )の下降によりd2になるからである。
【0004】一方、レベル付加回路33(図3)で付加す
るペデスタルレベル等は前記の正規なd1を前提として生
成した(レベル生成部34)レベルであるので、相対的に
本来とは異なったペデスタルレベルを付加したことにな
る。また、色差信号におけるブランキングレベル(A図
ロ)についても上記ペデスタルと同様のことが生じる。
上記はA/D変換の場合を例としたが、入力処理部31で
のペデスタルクランプ処理等が変動した場合にも同様に
本来とは異なる映像信号になってしまう。このような不
具合が生じるのは、後段回路で付加するレベルを固定に
しているためである。
るペデスタルレベル等は前記の正規なd1を前提として生
成した(レベル生成部34)レベルであるので、相対的に
本来とは異なったペデスタルレベルを付加したことにな
る。また、色差信号におけるブランキングレベル(A図
ロ)についても上記ペデスタルと同様のことが生じる。
上記はA/D変換の場合を例としたが、入力処理部31で
のペデスタルクランプ処理等が変動した場合にも同様に
本来とは異なる映像信号になってしまう。このような不
具合が生じるのは、後段回路で付加するレベルを固定に
しているためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のA/
D変換器へ与える基準電圧の変化があった場合や、入力
映像信号のクランプ電位が変化した場合でも正しい映像
を再現するようにした映像信号処理回路を提供すること
を目的とする。
D変換器へ与える基準電圧の変化があった場合や、入力
映像信号のクランプ電位が変化した場合でも正しい映像
を再現するようにした映像信号処理回路を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、クランプ処理
したアナログの輝度信号と、R−YおよびB−Yの色差
信号とをディジタル信号に変換して後段の信号処理回路
に出力する第1のA/D変換器が設けられた映像信号処
理回路において、前記クランプ処理したアナログの輝度
信号とR−YおよびB−Yの色差信号とをディジタル信
号に変換するものであって、前記第1のA/D変換器と
共通の電源とした第2のA/D変換器と、前記第2のA
/D変換器よりの輝度信号からペデスタルレベルの取り
出しと、R−Y色差信号からブランキングレベルの取り
出しと、およびB−Y色差信号からブランキングレベル
の取り出しとをなすラッチ回路とを備え、前記第1のA
/D変換器でディジタル化したそれぞれの信号に対し、
前記ラッチ回路からのペデスタルレベルは輝度成分に付
加し、R−Y色差信号のブランキングレベルはR−Y色
差成分に付加し、B−Y色差信号のブランキングレベル
はB−Y色差成分に付加するようにした映像信号処理回
路を提供するものである。
したアナログの輝度信号と、R−YおよびB−Yの色差
信号とをディジタル信号に変換して後段の信号処理回路
に出力する第1のA/D変換器が設けられた映像信号処
理回路において、前記クランプ処理したアナログの輝度
信号とR−YおよびB−Yの色差信号とをディジタル信
号に変換するものであって、前記第1のA/D変換器と
共通の電源とした第2のA/D変換器と、前記第2のA
/D変換器よりの輝度信号からペデスタルレベルの取り
出しと、R−Y色差信号からブランキングレベルの取り
出しと、およびB−Y色差信号からブランキングレベル
の取り出しとをなすラッチ回路とを備え、前記第1のA
/D変換器でディジタル化したそれぞれの信号に対し、
前記ラッチ回路からのペデスタルレベルは輝度成分に付
加し、R−Y色差信号のブランキングレベルはR−Y色
差成分に付加し、B−Y色差信号のブランキングレベル
はB−Y色差成分に付加するようにした映像信号処理回
路を提供するものである。
【0007】
【作用】既存の第1のA/D変換器と共通電源とした第
2のA/D変換器でクランプ処理したアナログの輝度信
号と色差信号それぞれをディジタル信号に変換する。ラ
ッチ回路でA/D変換器よりの輝度信号からペデスタル
レベルを取り出し、またR−YおよびB−Yの各色差信
号からそれぞれブランキングレベルを取り出す。前記ク
ランプ処理されたアナログの輝度信号と色差信号とをデ
ィジタル化したそれぞれの信号に前記ラッチ回路からの
ペデスタルレベルは輝度成分に付加し、ブランキングレ
ベルは各色差成分に付加する。
2のA/D変換器でクランプ処理したアナログの輝度信
号と色差信号それぞれをディジタル信号に変換する。ラ
ッチ回路でA/D変換器よりの輝度信号からペデスタル
レベルを取り出し、またR−YおよびB−Yの各色差信
号からそれぞれブランキングレベルを取り出す。前記ク
ランプ処理されたアナログの輝度信号と色差信号とをデ
ィジタル化したそれぞれの信号に前記ラッチ回路からの
ペデスタルレベルは輝度成分に付加し、ブランキングレ
ベルは各色差成分に付加する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による映像信号
処理回路を説明する。図1は本発明による映像信号処理
回路の一実施例を示す要部ブロック図、図2は図1を説
明するためのタイミングチャート等である。図1におい
て、S1はアナログ入力のコンポジット映像信号、1は前
記映像信号S1を輝度信号(Y)と色差信号(R−Y、B
−Y)とに分離後、クランプ処理やレベル調整等の処理
をする入力処理部、2は入力処理部1よりのアナログ信
号をディジタル信号に変換する第1のA/D変換器、3
は第1のA/D器2で変換したディジタル映像信号をデ
ィジタル処理(3次元Y/C分離や水平走査周波数変
換、その他)を行うディジタル処理部、4はディジタル
処理部3よりの信号にペデスタルレベルデータおよびブ
ランキングレベルデータを付加する付加回路、5は付加
回路よりのディジタル信号をアナログ信号に戻すD/A
変換器、6は前記入力処理部1よりの信号をディジタル
信号に変換する第2のA/D変換器、7は第2のA/D
変換器6で変換したディジタル映像信号からペデスタル
レベルとブランキングレベルとを取り出すラッチ回路で
ある。
処理回路を説明する。図1は本発明による映像信号処理
回路の一実施例を示す要部ブロック図、図2は図1を説
明するためのタイミングチャート等である。図1におい
て、S1はアナログ入力のコンポジット映像信号、1は前
記映像信号S1を輝度信号(Y)と色差信号(R−Y、B
−Y)とに分離後、クランプ処理やレベル調整等の処理
をする入力処理部、2は入力処理部1よりのアナログ信
号をディジタル信号に変換する第1のA/D変換器、3
は第1のA/D器2で変換したディジタル映像信号をデ
ィジタル処理(3次元Y/C分離や水平走査周波数変
換、その他)を行うディジタル処理部、4はディジタル
処理部3よりの信号にペデスタルレベルデータおよびブ
ランキングレベルデータを付加する付加回路、5は付加
回路よりのディジタル信号をアナログ信号に戻すD/A
変換器、6は前記入力処理部1よりの信号をディジタル
信号に変換する第2のA/D変換器、7は第2のA/D
変換器6で変換したディジタル映像信号からペデスタル
レベルとブランキングレベルとを取り出すラッチ回路で
ある。
【0009】次に、本発明の動作について説明する。入
力映像信号S1の形態、および入力処理部からD/A変換
器(符号1〜5)の各ブロックの本質的な機能は図3と
同様である。また、A/D変換器を第1および第2の2
ブロック別個に設けたのは、両者の所要性能が相違する
ためである。つまり、第1のA/D変換器2は後段回路
での映像信号自体の処理に供するので高速性を要するの
に対し、第2のA/D変換器6はクランプレベルの取り
出しのためのもののため低速型でよいためでる。そし
て、第1のA/D変換器2と第2のA/D変換器6とは
その電源(+B)を共通にする。これにより電源が変動
しても第1のA/D変換器2出力と第2のA/D変換器
6出力とは相対的に変動しないことになる。第2のA/
D変換器6でブラキング期間および映像期間の信号をデ
ィジタル化した信号からペデスタルレベルとブランキン
グレベルとをラッチ回路7により取り出す。従って、ラ
ッチ回路7は具体的にはペデスタルレベルを取り出し
用、R−YとB−Yの色差信号それぞれの取り出し用の
3つで構成し、その個々は同機能のフリップフロップ
(D型)である。図2(C)にこのフリップフロップを
示す。
力映像信号S1の形態、および入力処理部からD/A変換
器(符号1〜5)の各ブロックの本質的な機能は図3と
同様である。また、A/D変換器を第1および第2の2
ブロック別個に設けたのは、両者の所要性能が相違する
ためである。つまり、第1のA/D変換器2は後段回路
での映像信号自体の処理に供するので高速性を要するの
に対し、第2のA/D変換器6はクランプレベルの取り
出しのためのもののため低速型でよいためでる。そし
て、第1のA/D変換器2と第2のA/D変換器6とは
その電源(+B)を共通にする。これにより電源が変動
しても第1のA/D変換器2出力と第2のA/D変換器
6出力とは相対的に変動しないことになる。第2のA/
D変換器6でブラキング期間および映像期間の信号をデ
ィジタル化した信号からペデスタルレベルとブランキン
グレベルとをラッチ回路7により取り出す。従って、ラ
ッチ回路7は具体的にはペデスタルレベルを取り出し
用、R−YとB−Yの色差信号それぞれの取り出し用の
3つで構成し、その個々は同機能のフリップフロップ
(D型)である。図2(C)にこのフリップフロップを
示す。
【0010】図2(A)はペデスタルレベルの取り出
し、同(B)はブランキングレベルの取り出しをそれぞ
れ概念的に示したものである。A図において、(イ)は
アナログ的に示した映像信号(点線部分は水平同期信号
であるが第2のA/D変換器出力としては実際には存在
しない)、(ロ)は(イ)をディジタル信号化した第2
のA/D変換器6の出力であってC図のD端入力信号と
なるもの、さらに(ハ)はC図のフリップフロップに使
用するクロック(CLK )信号であり、位相的にT1の期間
内で立ち上がるパルスである。この結果、C図のフリッ
プフロップはクロックパルスが印加されたときデータDc
をQ端に出力し、次のクロックパルスが入力するまでそ
のレベルをラッチする。以上がペデスタルレベルの取り
出しである。
し、同(B)はブランキングレベルの取り出しをそれぞ
れ概念的に示したものである。A図において、(イ)は
アナログ的に示した映像信号(点線部分は水平同期信号
であるが第2のA/D変換器出力としては実際には存在
しない)、(ロ)は(イ)をディジタル信号化した第2
のA/D変換器6の出力であってC図のD端入力信号と
なるもの、さらに(ハ)はC図のフリップフロップに使
用するクロック(CLK )信号であり、位相的にT1の期間
内で立ち上がるパルスである。この結果、C図のフリッ
プフロップはクロックパルスが印加されたときデータDc
をQ端に出力し、次のクロックパルスが入力するまでそ
のレベルをラッチする。以上がペデスタルレベルの取り
出しである。
【0011】ブランキングレベルの取り出しも同様にし
て行われる。即ち、B図において、(イ)はアナログ的
に示した色差信号、(ロ)は(イ)のディジタル化信号
(第2のA/D変換器出力)、(ハ)はクロックパルス
であり、位相的には色差信号の存在しないブランキング
期間T2内で立ち上がるパルスである。尚、T2期間のレベ
ル(ブランキングレベル)はA/D変換する範囲の中心
レベルである(図4の場合2.5Vレベル)。この結果、R
−YおよびB−Yの色差信号用のそれぞれのフリップフ
ロップからは前記(A)と同様にしてデータDeをQ端に
出力する。
て行われる。即ち、B図において、(イ)はアナログ的
に示した色差信号、(ロ)は(イ)のディジタル化信号
(第2のA/D変換器出力)、(ハ)はクロックパルス
であり、位相的には色差信号の存在しないブランキング
期間T2内で立ち上がるパルスである。尚、T2期間のレベ
ル(ブランキングレベル)はA/D変換する範囲の中心
レベルである(図4の場合2.5Vレベル)。この結果、R
−YおよびB−Yの色差信号用のそれぞれのフリップフ
ロップからは前記(A)と同様にしてデータDeをQ端に
出力する。
【0012】ラッチ回路7で取り出したペデスタルレベ
ルおよびブランキングレベルの各データは付加回路4へ
入力する。付加回路4の具体的動作は切り換えである。
つまり、輝度信号の場合では映像輝度信号自体はディジ
タル処理部3側へ切り換え、ブランキング期間はラッチ
回路側7へ切り換えて前記のDcを輝度信号に付加する。
これにより水平1周期の輝度信号が完成する。各色差信
号の場合にも同様にして、ディジタル処理部3側とラッ
チ回路7側とを切り換えてR−YおよびB−Yの各色差
信号にその信号に対応する前記Deを付加する。以上のよ
うにして、輝度、色差の信号自体とペデスタル、ブラン
キング各レベルとが相対的に常に正しいものとなる。
ルおよびブランキングレベルの各データは付加回路4へ
入力する。付加回路4の具体的動作は切り換えである。
つまり、輝度信号の場合では映像輝度信号自体はディジ
タル処理部3側へ切り換え、ブランキング期間はラッチ
回路側7へ切り換えて前記のDcを輝度信号に付加する。
これにより水平1周期の輝度信号が完成する。各色差信
号の場合にも同様にして、ディジタル処理部3側とラッ
チ回路7側とを切り換えてR−YおよびB−Yの各色差
信号にその信号に対応する前記Deを付加する。以上のよ
うにして、輝度、色差の信号自体とペデスタル、ブラン
キング各レベルとが相対的に常に正しいものとなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
/D変換器に与える基準電圧が従来のように変動しても
後段で付加するベデスタルレベルおよび各色差信号のブ
ランキングレベルも同じように変動するので相対的には
変化していないこととなり正しい映像を再現することが
できる。また、A/D変換器への入力信号が変動した場
合にはクランプ電位および映像信号のディジタルデータ
が変動するが同じ割合で変動するので相対的には変化し
ていないことになりこの場合にも正しい映像を再現する
ことができる。
/D変換器に与える基準電圧が従来のように変動しても
後段で付加するベデスタルレベルおよび各色差信号のブ
ランキングレベルも同じように変動するので相対的には
変化していないこととなり正しい映像を再現することが
できる。また、A/D変換器への入力信号が変動した場
合にはクランプ電位および映像信号のディジタルデータ
が変動するが同じ割合で変動するので相対的には変化し
ていないことになりこの場合にも正しい映像を再現する
ことができる。
【図1】本発明による映像信号処理回路の一実施例を示
す要部ブロック図である。
す要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するためのタイミングチャート等で
ある。
ある。
【図3】従来の映像信号処理回路の一例を示す要部ブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図3を説明するためのA/D変換の概念図であ
る。
る。
1 入力処理部 2 第1のA/D変換部 3 ディジタル処理部 4 付加回路 5 D/A変換器 6 第2のA/D変換器 7 ラッチ回路 S1 アナログコンポジット映像信号
Claims (1)
- 【請求項1】 クランプ処理したアナログの輝度信号
と、R−YおよびB−Yの色差信号とをディジタル信号
に変換して後段の信号処理回路に出力する第1のA/D
変換器が設けられた映像信号処理回路において、前記ク
ランプ処理したアナログの輝度信号とR−YおよびB−
Yの色差信号とをディジタル信号に変換するものであっ
て、前記第1のA/D変換器と共通の電源とした第2の
A/D変換器と、前記第2のA/D変換器よりの輝度信
号からペデスタルレベルの取り出しと、R−Y色差信号
からブランキングレベルの取り出しと、およびB−Y色
差信号からブランキングレベルの取り出しとをなすラッ
チ回路とを備え、前記第1のA/D変換器でディジタル
化したそれぞれの信号に対し、前記ラッチ回路からのペ
デスタルレベルは輝度成分に付加し、R−Y色差信号の
ブランキングレベルはR−Y色差成分に付加し、B−Y
色差信号のブランキングレベルはB−Y色差成分に付加
するようにしたことを特徴とする映像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063614A JPH06276543A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063614A JPH06276543A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 映像信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06276543A true JPH06276543A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13234367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063614A Pending JPH06276543A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06276543A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106855583A (zh) * | 2015-12-09 | 2017-06-16 | 比亚迪股份有限公司 | 用于图像传感器的方法和装置 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5063614A patent/JPH06276543A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106855583A (zh) * | 2015-12-09 | 2017-06-16 | 比亚迪股份有限公司 | 用于图像传感器的方法和装置 |
CN106855583B (zh) * | 2015-12-09 | 2020-02-21 | 比亚迪股份有限公司 | 用于图像传感器的方法和装置 |
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