JPH06275017A - ピークタイミング検出回路 - Google Patents

ピークタイミング検出回路

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JPH06275017A
JPH06275017A JP6708093A JP6708093A JPH06275017A JP H06275017 A JPH06275017 A JP H06275017A JP 6708093 A JP6708093 A JP 6708093A JP 6708093 A JP6708093 A JP 6708093A JP H06275017 A JPH06275017 A JP H06275017A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
resistor
timing
diode
peak
Prior art date
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Pending
Application number
JP6708093A
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English (en)
Inventor
Mikio Yamamuro
美規男 山室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は振幅マージン及びタイミング検出
精度を向上し得ると共に、構成の簡易化を達成し得るよ
うに改良したピークタイミング検出回路を提供する。 【構成】 検出すべきピークタイミングを有する原波形
信号が印加される入力端と、前記入力端に入力一端が接
続されたコンパレータと、前記入力端と前記コンパレー
タの入力他端間に直列に接続される第1の抵抗及びダイ
オードと、前記コンパレータの入力他端に並列に接続さ
れる第2抵抗及びコンデンサと、前記ダイオードの両端
にコレクタ及びエミッタが接続されると共にベースが第
3の抵抗を介して基準電位点に接続された第1のトラン
ジスタと、前記入力端にエミッタが接続されると共にベ
ース及びコレクタが共通に前記第1のトランジスタのベ
ースに接続された第2のトランジスタとを具備し、前記
コンパレータの出力端から前記原波形信号のピークタイ
ミング検出信号を導出するように構成したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスク等の記録媒
体からの情報を再生する情報信号処理回路に好適するピ
ークタイミング検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、首記のような情報信号処理回路で
は、光ディスクから再生された情報信号を記録時のデー
タと一致するように復元するために、図7及び図8に示
すようなピットポジション用2値化回路が用いられてい
た。
【0003】すなわち、図7(a)に示す回路はダイオ
ードオートスライス方式と称されるもので、コンパレー
タ1の両入力端にスルーの入力信号aとダイオードD
1,D2および抵抗R1、コンデンサC1を介して遅延
とレベルシフトを伴った入力信号bとが供給される。こ
こで、コンパレータ1は図7(b)に示すような両入力
信号a,bを比較して2値化信号を出力する。
【0004】このようなダイオードオートスライス方式
によるピットポジション用2値化回路は、入力信号bが
原波形に対して時間遅れとレベルシフトの両方を含んで
いるため、ノイズマージンが広いと共に、原波形が変化
しなくなっても、両入力信号a,bがクロスするような
ことがないので不要なパルスを発生しないというDCレ
ベル変動に強いといった波形の立上り時に関する利点を
有している。
【0005】また、図8に示す回路は微分方式と称され
るもので、コンパレータ2の両入力端にスルーの入力信
号aと抵抗R2、コンデンサC2による遅延を伴った入
力信号bが供給されると共に、アンド回路3の両入力端
に前記コンパレータ2からの出力信号dとウィンドウ生
成回路4の出力信号cとが供給される。
【0006】ここで、コンパレータ2が図9に示すよう
な入力信号a,bを比較すると共に、この比較結果dを
アンド回路3がウィンドウ生成回路4の出力信号cでゲ
ーテングすることにより、2値化信号OUTを出力する
【0007】このような微分方式によるピットポジショ
ン用2値化回路は、時間遅れを伴うだけで正確に原波形
に追従するため、次の両入力信号a,bのクロス点が略
ピーク点になることにより、タイミング検出精度がよい
という波形の立下り時に関する利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のダイオードオートスライス方式によるピットポ
ジション用2値化回路は、振幅マージンが狭いと共にタ
イミング検出精度が悪いという欠点がある。また、微分
方式によるピットポジション用2値化回路はウィンドウ
生成回路が必要になるので構成が複雑になるという欠点
がある。
【0009】そこで、この発明は以上のような点に鑑み
てなされたもので、振幅マージン及びタイミング検出精
度を向上し得ると共に、構成の簡易化を達成し得るよう
に改良したピークタイミング検出回路を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、本発明の基本原理
について説明する。
【0011】上述したようなピットポジション信号は、
図5に示すように、任意の記録データを例えば2ー7符
号化すると、1個のデータ“1”と2〜7個のデータ
“0”との組合せによるデータに変換されて、データ
“1”の存在する間隔に情報があるものとしてデータ
“1”のタイミングで媒体上にピットが形成されるの
で、再生時に検出された信号の正負のいずれかのピーク
が情報のタイミングを表している。
【0012】すなわち、図5の場合、再生時はピットの
ある側(データ“1”のタイミング)に信号が下方にな
っていて、そのピークのタイミングが再生すべき情報の
タイミングを表している。そして、これと反対側のピー
ク(またはボトム)には情報はない。
【0013】本発明はこのようなピットポジション信号
に特有なピークの一方側のみに情報のタイミングが存在
していることを利用して原波形の立上り及び立下りとで
それぞれ別の方式で追従して2値化のための比較信号を
得るようにしたものである。
【0014】ここで、原波形に対する比較信号の作り方
は図6に示すように、情報のタイミングを検出しようと
するピーク期間において、原波形を一次遅れ要素を通し
て比較信号を生成することによってそのタイミング検出
精度を上げると共に、反対側のピーク期間においてダイ
オードによるレベルシフトを加えて振幅マージンを確保
するようにしたものである。
【0015】このような基本原理に基く本発明の課題を
解決するための手段は、検出すべきピークタイミングを
有する原波形信号が印加される入力端と前記入力端に入
力一端が接続されたコンパレータと、前記入力端と前記
コンパレータの入力他端間に直列に接続される第1の抵
抗及びダイオードと、前記コンパレータの入力他端に並
列に接続される第2抵抗及びコンデンサと、前記ダイオ
ードの両端にコレクタ及びエミッタが接続されると共に
ベースが第3の抵抗を介して基準電位点に接続された第
1のトランジスタと、前記入力端にエミッタが接続され
ると共にベース及びコレクタが共通に前記第1のトラン
ジスタのベースに接続された第2のトランジスタとを具
備し、前記コンパレータの出力端から前記原波形信号の
ピークタイミング検出信号を導出するように構成したこ
とを特徴とするピークタイミング検出回路である。
【0016】
【作用】以上の解決手段によれば、情報のタイミングを
検出しようとするピーク期間において、ダイオードがバ
イパスされることにより、原波形を一次遅れ要素を通し
て比較信号が生成されるのでそのタイミング検出精度を
向上することができると共に、反対側のピーク期間にお
いてダイオードの介在によるレベルシフトが加えられた
比較信号が生成されるので振幅マージンを確保すること
ができる。
【0017】
【実施例】次に、以上のような基本原理に基くこの発明
の実施例につき図面を参照して説明する。
【0018】図1はこの発明の一実施例を示すもので、
入力端INに印加される例えば光ディスクからの再生情
報信号の如き原波形V1はそのままスルーの入力信号V
1としてコンパレータ11の入力一端(+)に供給され
ると共に、抵抗R11、ダイオードD11とを直列に介
し且つ抵抗R13とコンデンサC11とを並列に介して
前記コンパレータ11の入力他端(−)に遅延及びレベ
ルシフトを伴った比較信号V3として供給される。ここ
で、前記ダイオードD11の両端にはPNPトランジス
タQ12のコレクタ及びエミッタが対応的に接続されて
いる。このPNPトランジスタQ12のベースは抵抗R
12を介して接地されている。このPNPトランジスタ
Q12のベースと抵抗R12の接続点(V2)はPNP
トランジスタQ11の共通コレクタ・ベースに接続され
る。このPNPトランジスタQ11のエミッタは前記入
力端INに接続されている。すなわち、以上の構成にお
いて、比較信号のための微分時定数は抵抗R11とコン
デンサC12とで決定される。また、抵抗R12はトラ
ンジスタQ11,Q12のベース電流を与える。そし
て、抵抗R13はダイオードD11にバイアスを与え
る。今、比較信号V3がある電位をもっていて、トラン
ジスタQ12がオフになっていると仮定する。この状態
において、原波形V1の電位が下降したとすると、その
電位に追従して、V2点の電位がV1−VBE(Q11) の電
位となる。
【0019】そして、V1=V3になると、V2とV3
との電位差がVBE(Q12) となるため、トランジスタQ1
2がオンとなる結果、原波形V1はダイオードD11を
バイパスして前記微分時定数R13・C11で与えられ
る一次遅れ要素を通した比較信号V3となる。
【0020】従って、トランジスタQ12がオンの状態
では、このピークタイミング検出回路は前述した微分方
式のピットポジション用2値化回路と同様に動作し、図
2(a),(b)に示すように次の入力信号V1と比較
信号V3とのクロス点が原波形V1の略ピークのタイミ
ングとなる。その後、原波形V1が再び上昇すると、V
2点の電位がそれに追従して上昇するため、VBE(Q12)
が低下してトランジスタQ12がオフになる。
【0021】この状態では、原波形V1は抵抗R11、
ダイオードD11及びコンデンサC11で構成される一
次遅れ要素及びレベルシフト要素を通した比較信号V3
となり、この場合にも前述したピットポジション用2値
化回路と同様の波形になる。
【0022】そして、原波形V1のピークとピークとの
間が大きく開いてDCなったとしても、抵抗R13によ
ってダイオードD11にバイアスが与えられていること
により、入力信号V1と比較信号V3とがクロスするよ
うなことはない。
【0023】このようにして、本発明のピークタイミン
グ検出回路は振幅マージン及びタイミング検出感度を向
上し得ると共もに、従来の微分方式のピットポジション
用2値化回路で必要としていたウィンドウ生成回路を不
要とし得るのでそれだけ構成の簡易化を達成することが
できる。
【0024】図3及び図4は本発明の第2実施例を示す
もので、図3のPNPトランジスタQ11,Q12をN
PNトランジスタとして各信号の極性関係を図3のそれ
とは反対にした例である。この第2実施例はトランジス
タのスピードおよびhfe(電流増幅率)の点で第1実
施例よりも実現化の点で優れている。なお、本発明は上
記し且つ図示した実施例のみに限定されることなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や適用が可能
である。
【0025】
【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、振幅マージン及びタイミング検出精度を向上し得
ると共に、構成の簡易化を達成し得るように改良したピ
ークタイミング検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成説明図。
【図2】図1の動作を説明するための波形図。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成説明図。
【図4】図3の動作を説明するための波形図。
【図5】本発明の基本原理を説明するための図。
【図6】本発明の基本原理を説明するための図。
【図7】従来のダイオードオートスライス方式のピット
ポジション用2値化回路及びその各部の波形を示す図。
【図8】従来の微分方式のピットポジション用2値化回
路を示す図。
【図9】図8の各部の波形を示す図。
【符号の説明】
R11,R12,R13…抵抗、 D11…ダイオード、 Q11,Q12…トランジスタ、 11…コンパレータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出すべきピークタイミングを有する原
    波形信号が印加される入力端と、 前記入力端に入力一端が接続されたコンパレータと、 前記入力端と前記コンパレータの入力他端間に直列に接
    続される第1の抵抗及びダイオードと、 前記コンパレータの入力他端に並列に接続される第2抵
    抗及びコンデンサと、 前記ダイオードの両端にコレクタ及びエミッタが接続さ
    れると共にベースが第3の抵抗を介して基準電位点に接
    続された第1のトランジスタと、 前記入力端にエミッタが接続されると共にベース及びコ
    レクタが共通に前記第1のトランジスタのベースに接続
    された第2のトランジスタとを具備し、 前記コンパレータの出力端から前記原波形信号のピーク
    タイミング検出信号を導出するように構成したことを特
    徴とするピークタイミング検出回路。
JP6708093A 1993-03-25 1993-03-25 ピークタイミング検出回路 Pending JPH06275017A (ja)

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JP6708093A JPH06275017A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ピークタイミング検出回路

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JP6708093A JPH06275017A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ピークタイミング検出回路

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JPH06275017A true JPH06275017A (ja) 1994-09-30

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