JPH0627318Y2 - 工作物加熱装置を有する加工装置 - Google Patents

工作物加熱装置を有する加工装置

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JPH0627318Y2
JPH0627318Y2 JP13773887U JP13773887U JPH0627318Y2 JP H0627318 Y2 JPH0627318 Y2 JP H0627318Y2 JP 13773887 U JP13773887 U JP 13773887U JP 13773887 U JP13773887 U JP 13773887U JP H0627318 Y2 JPH0627318 Y2 JP H0627318Y2
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JP
Japan
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workpiece
tool
irradiation port
grindstone
laser light
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JP13773887U
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JPS6442848U (ja
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政弘 岡本
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、脆性材料からなる工作物を加工すると同時に
この加工によって生じたクラックを解消するようにした
工作物加熱装置を有する加工装置に関するものである。
〈従来の技術〉 例えば研削盤によってセラミックスからなる工作物を研
削加工した場合、工作物の加工面にクラックが発生す
る。このクラックがなくなるように従来は砥石の切り込
み量を少なくして精密加工を行っていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この精密加工によっても細かいクラック
が発生し、完全にクラックを除去できない問題があっ
た。このクラックによって工作物の強度低下が避けられ
ない問題があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、工具に対する工作物の送り前方のベッド上に工作
物の加工した箇所へレーザ光を照射するレーザ光照射口
を設置し、このレーザ光照射口に工作物のクラックを解
消できる熱容量を持つレーザ発振器を接続したものであ
る。
〈作用〉 送り装置によって工具と工作物を相対移動させると、工
具によって工作物の加工がなされ、この加工した箇所へ
レーザ光照射口からレーザ光が照射される。この結果、
加工によって発生したクラックを解消でき、工作物の機
械的強度が向上する。また、工作物の加工とクラックの
解消が同一のマシン上で行われるため、生産性が向上す
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。10
はベッドであり、このベッド10上には左右方向に第1
案内面11が、前後方向に第2案内面12が形成されて
いる。第1案内面11にはテーブル13が摺動可能に案
内され、第2案内面12には砥石台14が摺動可能に案
内されている。テーブル13上には主軸台20と心押台
30が互いに向かい合った形で設置されている。主軸台
20には主軸21が回転可能に軸承され、この主軸21
はモータ22によって回転駆動されるなっており、主軸
21の先端にはチャック23が取付けられている。心押
台30にはセンタ31が取付けられている。前記チャッ
ク23とセンタ31によってファインセラミックスから
なる丸棒状の工作物Wが支持されている。工作物Wは脆
性材質であればガラスでも良い。
前記砥石台14には砥石軸32が回転可能に軸承され、
この砥石軸32の先端にはダイヤモンド砥石(切削工
具)33が着脱可能に取付けられ、砥石軸32はモータ
34によって回転駆動されるようになっている。
テーブル13と砥石台14は、それぞれサーボモータ3
5,36と図略のボールネジ機構によって送り移動され
るようになっている。
40はベッド10外に設置されたYAGレーザ発振器
で、このYAGレーザ発振器40からでたレーザ光は光
ファイバー41を介してレーザ光照射口42に導かれる
ようになっている。レーザ光照射口42は砥石33に対
して工作物軸線方向の加工送り前方、即ちテーブル13
の加工送り方向が左進ならば砥石33に対して主軸台2
0側にブラケット43を介してベッド10に取付けられ
ている。またレーザ光照射口42は工作物Wの外周に向
けられており、このレーザ光照射口42内にはレーザ光
を収束する集光レンズが入っている。レーザ発振器40
は工作物W外周のクラックを解消できる熱容量を持つも
のならばどのようなものでも良い。
次に上述した構成に基づいて作用について説明する。砥
石台14が後退し、テーブル13が右進した状態でチャ
ック23とセンタ31とで工作物Wを支持する。かかる
状態で工作物Wと砥石33をそれぞれ回転駆動する。次
に砥石台14を前進させて工作物Wに切り込みを与え、
続いてテーブル13を工作物Wの軸線方向に左進させて
工作物Wの外周を研削加工する。テーブル13の左進と
同時にレーザ発振器40から光ファイバー41を介して
レーザ光照射口42へレーザ光を送り、工作物Wの外周
に向けてレーザ光を照射して研削加工された箇所を加熱
し、研削加工時に発生したクラックを解消する。工作物
Wの右端まで研削するとともに加熱すると、砥石台14
が後退し、テーブル13が右進して砥石33と工作物W
の回転が停止する。
なお、上述した実施例は、ベッド13上にレーザ光照射
口42を取付けたが、砥石台14に公知の砥石カバーが
取付けられるものならば、この砥石カバーの主軸側の側
面にレーザ光照射口を取付けても良い。また、本考案の
レーザを用いた加熱装置は、研削盤に限らず旋盤にも適
用しても良い。バイトを工作物の軸線方向に移動させる
タイプの旋盤は、バイトを取付けた刃物台にレーザ光照
射口を取付ける。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案は、工具に対する工作物の送り
前方のベッド上に工作物の加工した箇所へレーザ光を照
射するレーザ光照射口を設置し、このレーザ光照射口に
工作物のクラックを解消できる熱容量を持つレーザ発振
器を接続した構成であるので、加工時に発生した工作物
のクラックを解消でき、工作物の強度がアップできる効
果が得られる。しかも、同一のマシン上で工作物の加工
とクラックの解消が行えるので、生産性が向上する利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる工作物加熱装置を有する加工装
置の平面図。 13……テーブル、14……砥石台、20……主軸台、
30……心押台、33……砥石(工具)、40……YA
Gレーザ発振器、41……光ファイバー、42……レー
ザ光照射口、W……工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上に脆性材質からなる工作物と工具
    を互いに相対移動可能に設置し、送り装置によって前記
    工作物と前記工具を互いに相対移動させることにより工
    具によって工作物を加工するようにした加工装置におい
    て、工具に対する工作物の送り前方の前記ベッド上に工
    作物の加工した箇所へレーザ光を照射するレーザ光照射
    口を設置し、このレーザ光照射口に工作物のクラックを
    解消できる熱容量を持つレーザ発振器を接続したことを
    特徴とする工作物加熱装置を有する加工装置。
JP13773887U 1987-09-09 1987-09-09 工作物加熱装置を有する加工装置 Expired - Lifetime JPH0627318Y2 (ja)

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JPS6442848U JPS6442848U (ja) 1989-03-14
JPH0627318Y2 true JPH0627318Y2 (ja) 1994-07-27

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