JPH06271815A - 型内被覆成形用熱硬化性樹脂組成物及び型内被覆成形方法 - Google Patents

型内被覆成形用熱硬化性樹脂組成物及び型内被覆成形方法

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Publication number
JPH06271815A
JPH06271815A JP5061742A JP6174293A JPH06271815A JP H06271815 A JPH06271815 A JP H06271815A JP 5061742 A JP5061742 A JP 5061742A JP 6174293 A JP6174293 A JP 6174293A JP H06271815 A JPH06271815 A JP H06271815A
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JP
Japan
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molding
unsaturated
coating
thermosetting
thermosetting resin
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Application number
JP5061742A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsuki Morishita
夏樹 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆層の密着性に優れ、冷熱繰り返しのよう
な過酷な環境を受けた後でも充分な密着性を維持し得る
被覆成形品を型内被覆成形法により得ることを可能とす
る型内被覆成形用熱硬化性樹脂組成物を提供する。 【構成】 型内にて熱硬化性成形材料よりなる基材上に
熱硬化性被覆材料を被覆させて被覆層を成形する型内被
覆成形法用の熱硬化性樹脂組成物であって、熱硬化性成
形材料及び熱硬化性被覆材料の一方が、熱硬化性樹脂
と、不飽和アミンとを含有する熱硬化性樹脂組成物であ
り、他方が、熱硬化性樹脂と、不飽和イソシアネート、
不飽和イソチオシアネート及び不飽和グリシジル化合物
のうちの少なくとも1種とを含有する熱硬化性樹脂組成
物であることを特徴とする型内被覆成形用熱硬化性樹脂
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形型内において熱硬
化性成形材料よりなる基材上に熱硬化性被覆材料を被覆
して被覆層を形成する型内被覆成形方法において、上記
熱硬化性成形材料及び熱硬化性被覆材料として用いられ
る型内被覆用熱硬化性樹脂組成物に関し、特に、成形材
料よりなる基材と被覆層との密着性に優れた被覆成形品
を得ることを可能とする、熱硬化性樹脂組成物並びに該
熱硬化性樹脂組成物を用いた型内被覆成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、熱硬化性材料よりなる成形品が、
金属部品等の代替部材として工業部品等に非常に広く用
いられている。中でも、シート・モールディング・コン
パウンド(以下、SMCと略す)又はバルク・モールデ
ィング・コンパウンド(以下、BMCと略す)が汎用さ
れている。
【0003】しかしながらSMC又はBMCを成形型内
で加熱・加圧により成形して得られた成形品では、表面
に、気孔、微小亀裂、ひけまたは起伏などの表面欠陥が
発生しがちであった。このような表面欠陥が存在してい
る場合、成形品に通常の方法による塗装を行っても、十
分な塗膜を形成することは難しい。
【0004】従って、上記のような表面欠陥を隠ぺいす
るための方法として、いわゆる型内被覆成形方法が提案
されている。例えば、特公平4−33252号には、圧
縮成形中に、成形圧力を越える注入圧で被覆材料を注入
し、硬化させることにより、成形品表面に被覆層を形成
する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、型内被
覆成形方法により形成された被膜は、成形材料よりなる
基材との密着性が充分でないという問題があった。本発
明の目的は、被覆層の密着性が良好であり、冷熱繰り返
しの様な環境変化を受けた後でも充分な密着性を維持す
ることができる被覆成形品を型内被覆成形方法によって
得ることを可能とする、型内被覆成形用熱硬化性樹脂組
成物及びこれを用いた型内被覆成形方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、型内にて熱硬化性成形材料よりなる基材上に熱硬化
性被覆材料を被覆させて被覆層を成形する型内被覆成形
方法に用いられる熱硬化性樹脂組成物であって、前記熱
硬化性成形材料及び熱硬化性被覆材料の一方が、熱硬化
性樹脂と、不飽和アミンとを含有する熱硬化性樹脂組成
物であり、他方が、熱硬化性樹脂と、不飽和イソシアネ
ート、不飽和イソチオシアネート及び不飽和グリシジル
化合物のうちの少なくとも1種とを含有する熱硬化性樹
脂組成物であることを特徴とする型内被覆成形用熱硬化
性樹脂組成物である。
【0007】以下、請求項1,2に記載の各発明の構成
の詳細を説明する。請求項1に記載の発明において、熱
硬化性成形材料に用いる熱硬化性樹脂としては、熱分解
性のラジカル触媒を用いて二重結合を開裂付加反応させ
3次元網目構造を形成することのできる、分子内に反応
性二重結合を持つ不飽和ポリエステル樹脂、エポキシア
クリレート(ビニルエステル)樹脂、ウレタンアクリレ
ート樹脂などが用いられる。これらの樹脂はそれぞれ単
独で用いられても良いし、複数種を混合して用いられて
も構わない。
【0008】被覆材料に用いる熱硬化性樹脂としては、
同様にまた、上記ポリイソシアネート、ポリアミン、エ
ポキシの他に、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアク
リレート(ビニルエステル)樹脂、ウレタンアクリレー
ト樹脂などが用いられる。これらの樹脂はそれぞれ単独
で用いられても良いし、複数種を混合して用いられても
構わない。
【0009】上記不飽和ポリエステル樹脂は、公知慣用
の方法により、通常、有機ポリオールと脂肪族不飽和ポ
リカルボン酸と、さらに必要に応じて脂肪族飽和ポリカ
ルボン酸及び/または芳香族ポリカルボン酸などから製
造される。
【0010】他方、上記エポキシアクリレート(ビニル
エステル)樹脂は、これもまた公知慣用の方法により、
通常、エポキシ樹脂と、(メタ)アクリル酸などの反応
性二重結合を持つモノカルボン酸とから製造されるもの
である。
【0011】また、上記ウレタンアクリレート樹脂は、
通常、アルキレンジオール、アルキレンジオールエステ
ル、アルキレンジオールエーテル、ポリエーテルポリオ
ールまたはポリエステルポリオールなどの有機ポリオー
ルに有機ポリイソシアネートを反応させ、さらにヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレートを反応させて製造さ
れるものである。
【0012】ここで、上記不飽和ポリエステル樹脂に用
いられる有機ポリオールとしては、ジオール、トリオー
ル、テトロール及びそれらの混合物が挙げられるが、主
として脂肪族ポリオールと芳香族ポリオールとに分けら
れ、このうち脂肪族ポリオールとして代表的なものに
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ジブロムネオ
ペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコール、トリ
メチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン、ペンタエリスリットジアリルエーテル、水素化ビ
スフェノールAなどがあり、また芳香族ポリオールとし
て代表的なものとしては、ビスフェノールAまたはビス
フェノールSあるいはこれらのビスフェノールAまたは
ビスフェノールSにエチレンオキシド、プロピレンオキ
シドもしくはブチレンオキシドのような脂肪族オキシラ
ン化合物を、一分子中に平均1〜20個の範囲で付加さ
せて得られるポリオキシアルキレンビスフェノールAま
たはポリオキシアルキレンビスフェノールS等がある。
【0013】前記不飽和ポリエステル樹脂に用いられる
脂肪族不飽和ポリカルボン酸としては、(無水)マレイ
ン酸、フマル酸、(無水)イタコン酸などが用いられ
る。前記不飽和ポリエステル樹脂に用いられる脂肪族飽
和ポリカルボン酸としては、セバチン酸、アジピン酸、
(無水)コハク酸などが用いられる。
【0014】前記不飽和ポリエステル樹脂に用いられる
芳香族ポリカルボン酸としては、(無水)フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、メチルテトラヒドロ無水フ
タル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸など
が用いられる。
【0015】また、前記エポキシアクリレート(ビニル
エステル)樹脂に用いられるエポキシ樹脂としては、こ
れもまた公知慣用の方法によりエピクロルヒドリン及び
ビスフェノールAから製造されるビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、エピクロルヒドリン及び臭素化ビスフェノ
ールAから製造される臭素化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、フェノールノボラックまたはオルトクレゾール
ノボラックをグリシジルエーテル化して製造されるノボ
ラック型エポキシ樹脂、各種アミンとエピクロルヒドリ
ンを反応させて得られる、テトラグリシジルメタキシレ
ンジアミン、テトラグリシジル1,3−ビスアミノメチ
ルシクロヘキサン、テトラグリシジルジアミノジフェニ
ルメタン、トリグリシジル−p−アミノフェノール、ト
リグリシジル−m−アミノフェノール、ジグリシジルア
ニリン、ジグリシジルオルトトルイジンなどのグリシジ
ルアミン化合物等が用いられる。
【0016】また、前記ウレタンアクリレート樹脂に用
いられるポリオールとしては、アルキレンジオールとし
て例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジエチレングリコール、ジイソプロピレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ブタンジオールのヒドロキシアルキルエーテル等、ポリ
エーテルポリオールとしてはポリオキシメチレン、ポリ
エチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド等、ポ
リエステルポリオールとしては前述した様な有機ポリオ
ール及びポリカルボン酸により製造された、両末端に水
酸基を持つポリエステルポリオール等が用いられる。
【0017】前記ウレタンアクリレート樹脂に用いられ
るポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、ポリメチレンポリ
フェニルジイソシアネート等が用いられる。前記ウレタ
ンアクリレート樹脂に用いられるヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートとしては、通常ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等
が用いられ、ヒドロキシル基は通常アルキル基のベータ
位の炭素に結合している。アルキル基は通常8個までの
炭素原子を含むことができる。
【0018】本発明に用いる不飽和アミンとは、反応性
不飽和結合及び−NH2 基を持つ化合物を意味するが、
上記−NH2 基としては、アミノ基の−NH2 基または
1級アミド基中の−NH2 基が挙げられ、その両者が使
用可能である。例えば、アミノ基を持つものとして、ア
リルアミン、2−アミノ−1,1,3−トリシアノ−1
−プロペン等があり、また例えば1級アミド基を持つも
のとしてはマレアミド、フマルアミド、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド等がある。
【0019】本発明に用いられる不飽和イソシアネート
とは、反応性不飽和結合及びイソシアネート基を持つ化
合物を意味し、公知慣用の方法によりイソシアン酸アル
カリ金属塩及びハロゲン化アルケニルを反応させて得ら
れる。具体的には、アリルイソシアネート、1−ブテン
−3イソシアネート、2−メチルプロペン−3−イソシ
アネート等がある。また、不飽和アルコールと、ポリイ
ソシアネートの付加反応によっても合成することができ
る。
【0020】本発明に用いられる不飽和イソチオシアネ
ートとは、反応性不飽和結合及びイソチオシアネート基
を持つ化合物を意味し、公知慣用の方法によりイソチオ
シアン酸アルカリ金属塩及びハロゲン化アルケニルを反
応させて得られる。具体的には、アリルイソチオシアネ
ート、1−ブテン−3イソチオシアネート、2−メチル
プロペン−3−イソシアネート等がある。また、不飽和
アルコールと、ポリイソチオシアネートの付加反応によ
っても合成することができる。
【0021】本発明に用いられる不飽和グリシジル化合
物とは、反応性不飽和結合及びグリシジル基を持つ化合
物を意味し、公知慣用の方法により製造される任意のも
のが用いられる。例えば不飽和酸や不飽和アルコールに
エピクロロヒドリンを反応させ、脱塩酸させる方法が知
られている。具体的にはグリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレート等のアクリレート、アリルグリシ
ジルエーテル等のアリル化合物等がある。
【0022】また、成形材料に不飽和アミンを用いる場
合には、その量としては、その総和として、成形材料の
全樹脂分(熱硬化性樹脂、共重合性モノマー、熱可塑性
樹脂の総量)のうち0.1〜70重量%が好適であり、
より好適には0.5〜20重量%である。用いる量が
0.1重量%未満の場合には、被覆層との密着性を充分
に改良する効果が得にくく、逆に70重量%を超える
と、組成物の粘度が低くなりすぎるためSMCまたはB
MCの形態(固体状)とすることが困難となりがちであ
る。
【0023】また、成形材料に不飽和イソシアネート、
不飽和イソチオシアネートまたは不飽和グリシジル化合
物を用いる場合には、その量としては、その総和とし
て、成形材料の全樹脂分(熱硬化性樹脂、共重合性モノ
マー、熱可塑性樹脂の総量)のうち0.1〜70重量%
が好適であり、より好適には0.5〜20重量%であ
る。用いる量が0.1重量%未満の場合には、被覆層と
の密着性を充分に改良する効果が得にくく、逆に70重
量%を超えると、組成物の粘度が低くなりすぎるためS
MCまたはBMCの形態(固体状)とすることが困難と
なりがちである。
【0024】また、被覆材料に不飽和アミンを用いる場
合にはその量としては、被覆材料の全樹脂分(熱硬化性
樹脂、共重合性モノマー、熱可塑性樹脂の総量)のうち
0.1〜90重量%が好適であり、より好適には0.5
〜30重量%である。用いる量が0.1重量%未満の場
合には成形材料との密着性を充分に改良する効果が得に
くく、逆に90重量%を超えると、被覆層の耐水性が悪
くなり易いという欠点を有する。
【0025】また、被覆材料に不飽和イソシアネート、
不飽和イソチオシアネートまたは不飽和グリシジル化合
物を用いる場合にはその量としては、その総和として、
被覆材料の全樹脂分(熱硬化性樹脂、共重合性モノマ
ー、熱可塑性樹脂の総量)のうち0.1〜90重量%が
好適であり、より好適には0.5〜30重量%である。
用いる量が0.1重量%未満の場合には成形材料との密
着性を充分に改良する効果が得にくく、逆に90重量%
を超えると、被覆層の耐水性が悪くなり易いという欠点
を有する。
【0026】また、請求項1に記載の発明に用いる成形
材料及び被覆材料には低収縮剤として、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチレン、
エチレン酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニルースチレン共
重合体、ポリブタジエン、飽和ポリエステル類、飽和ポ
リエーテル類などのような熱可塑性樹脂を必要に応じて
適当量用いることができる。
【0027】請求項1に記載の発明に用いる成形材料及
び被覆材料には、目的及び用途に応じて、適当量の無機
充填剤を加えることができる。使用可能な無機充填剤と
しては、以下のようなものがある。すなわち、硫黄、グ
ラファイト、ダイヤモンドなどの元素鉱物、黄鉄鉱など
の硫化鉱物、岩塩、カリ岩塩などのハロゲン化鉱物、炭
酸カルシウムなどの炭酸塩鉱物、藍鉄鉱などのりん酸塩
鉱物、カルノー石などのバナジン酸塩鉱物、重晶石(硫
酸バリウム)、石膏(硫酸カルシウム)などの硫酸塩鉱
物、ほう砂などのほう酸塩鉱物、灰チタン石などのチタ
ン酸塩鉱物、雲母、タルク(滑石)、葉ろう石、カオリ
ン、石英、長石などのけい酸塩鉱物、酸化チタン、鋼玉
(酸化アルミニウム)水酸化アルミニウムなどの金属
(水)酸化物、(中空)ガラス球などのガラス製品など
を中心とした天然または人工の鉱物またはそれを処理、
精製あるいは加工したもの、及びそれらの混合物が用い
られる。
【0028】また、成形材料に用いる上記充填剤の添加
量としては樹脂分(熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、共重
合性モノマーの総量)100重量部に対して0〜300
重量部添加されるのが好ましい。添加量が300部を越
えると充填剤を樹脂及び単量体の中に均一に分散させる
ことが困難になり、また粘度が高くなりすぎるため、型
内での流動が悪くなり寸法安定性を得ることが困難にな
る。
【0029】また、被覆材料に用いる上記充填剤の添加
量としては樹脂分(熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、共重
合性モノマーの総量)100重量部に対して0〜150
重量部添加されるのが好ましい。添加量が150部を越
えると粘度が高くなりすぎるため、型内での流動が悪く
なり成形材料表面の目的とする部分の全体に展延するこ
とが困難になる。また、成形材料及び被覆材料には、補
強材として、各種補強繊維、すなわちガラス繊維、炭素
繊維などを必要に応じて適当量加えることができる。
【0030】さらに、上記成形材料及び被覆材料には、
必要に応じて、スチレン、アルファメチルスチレン、ジ
ビニルベンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタレー
ト、各種アクリレートモノマー、各種メタクリレートモ
ノマーなどの共重合性単量体、ケトンパーオキサイド
類、ジアシルパーオキサイド類、ハイドロパーオキサイ
ド類、ジアルキルパーオキサイド類、アルキルパーエス
テル類、パーカーボネート類、パーオキシケタール類な
どの公知の開始剤、ジメチルアニリン、ナフテン酸コバ
ルトなどの公知の硬化促進剤、パラベンゾキノンなどの
重合禁止剤、カーボンブラックや酸化チタン、酸化鉄、
シアニン系顔料、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、
銀粉などの顔料、アゾ系染料やアントラキノン系、イン
ジゴイド系、スチルベン系などの染料、カーボンブラッ
クなどの導電性付与剤、乳化剤、ステアリン酸亜鉛等の
金属石鹸類、脂肪族燐酸塩、レシチンなどの離型剤など
を用途、目的に応じて適当量加えることができる。
【0031】請求項1の発明に用いる成形材料は、上記
の様な配合材料を用いて、従来公知の方法により、SM
CあるいはBMCの形態を持つ成形材料となる。具体的
には、例えば、成形材料に不飽和アミンを用いる場合に
は、不飽和ポリエステル樹脂のスチレン溶液(スチレン
濃度40〜70%)50〜99重量部に対して、ポリメ
チルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニルな
どの熱可塑性樹脂のスチレン溶液(スチレン濃度30〜
80重量%)0〜30重量部、不飽和アミン1〜20重
量部を加えて100重量部とし、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム等の充填材粉末100〜300重量部、
酸化マグネシウム等の増粘剤0.1〜3重量部、開始剤
としての有機過酸化物0.1〜5重量部を加えてよく混
練し、ガラス繊維等の補強繊維1〜200重量部に、混
練機または含浸機によって含浸させ、固体状の成形材料
としたものが、成形性、取扱い性、成形品物性に優れる
ため、好適に用いられる。
【0032】また、例えば、成形材料に不飽和イソシア
ネート、不飽和イソチオシアネートまたは不飽和グリシ
ジル化合物を用いる場合には、不飽和ポリエステル樹脂
のスチレン溶液(スチレン濃度40〜70重量%)50
〜99重量部に対して、ポリメチルメタクリレート、ポ
リスチレン、ポリ酢酸ビニルなどの熱可塑性樹脂のスチ
レン溶液(スチレン濃度30〜80重量%)0〜30重
量部、不飽和イソシアネート、不飽和イソチオシアネー
トまたは不飽和グリシジル化合物1〜20重量部を加え
て100重量部とし、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム等の充填材粉末100〜300重量部、酸化マグネ
シウム等の増粘剤0.1〜3重量部、開始剤としての有
機過酸化物0.1〜5重量部を加えてよく混練し、ガラ
ス繊維等の補強繊維1〜200重量部に、混練機または
含浸機によって含浸させ、固体状の成形材料としたもの
が、成形性、取扱い性、成形品物性に優れるため、好適
に用いられる。
【0033】請求項1に記載の発明に用いられる被覆材
料は、上記の様な配合材料を用いて、従来公知の方法に
より、混練されて液状の被覆材料となる。
【0034】具体的には、例えば、被覆材料に不飽和イ
ソシアネート、不飽和イソチオシアネートまたは不飽和
グリシジル化合物を用いる場合には、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシアクリレート樹脂またはウレタンアク
リレート樹脂のスチレン溶液(スチレン濃度40〜70
重量%)60〜99重量部に対して、ポリメチルメタク
リレート、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニルなどの熱可塑
性樹脂のスチレン溶液(スチレン濃度30〜80重量
%)0〜30重量部、不飽和イソシアネート、不飽和イ
ソチオシアネートまたは不飽和グリシジル化合物1〜2
0重量部を加えて100重量部とし、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム等の充填材粉末10〜150重量部、ステ
アリン酸亜鉛等の内部離型剤0.1〜3重量部、開始剤
としての有機過酸化物0.1〜5重量部を加えてよく混
練したものが、成形性、取扱い性、成形品物性に優れる
ため、好適に用いられる。
【0035】また、被覆材料に、不飽和アミンを用いる
場合には、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレ
ート樹脂またはウレタンアクリレート樹脂のスチレン溶
液(スチレン濃度40〜70重量%)60〜99重量部
に対して、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、
ポリ酢酸ビニルなどの熱可塑性樹脂のスチレン溶液(ス
チレン濃度30〜80重量%)0〜30重量部、不飽和
アミン1〜20重量部を加えて100重量部とし、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム等の充填材粉末10〜150
重量部、ステアリン酸亜鉛等の内部離型剤0.1〜3重
量部、開始剤としての有機過酸化物0.1〜5重量部を
加えてよく混練したものが、成形性、取扱い性、成形品
物性に優れるため、好適に用いられる。
【0036】請求項2に記載の発明は、このようにして
得られた、請求項1に記載の発明の成形材料及び被覆材
料を用いることに特徴を有するが、他の工程については
従来公知の型内被覆成形法を用いることができる。
【0037】例えば130〜160℃に加熱された成形
金型内にSMCを入れて40〜120kg/cm2の圧
力で30秒〜5分間加圧成形した後金型をわずかに開い
て被覆材料を注入し、次いで5〜120kg/cm2
130〜160℃で30秒〜5分間再加熱再加圧するこ
とにより、成形されたSMCの表面全体に被覆材料を展
延し、硬化させて被膜を形成させるという方法がある。
【0038】また特公平4−33252に開示されてい
るように、SMCを130〜160℃、40〜120k
g/cm2 で数十秒〜数分間加圧成形した後圧力を10
〜30kg/cm2 に減圧した状態で高圧注入機を用い
て100〜300kg/cm 2 の高圧で被覆材料を型内
に注入し再び30〜100kg/cm2 に増圧して被覆
材料を展延硬化させるという方法もあり、これらの型内
被覆方法に本発明の特徴とするところの成形材料及び被
覆材料を用いれば、容易に被膜と成形材料との密着性の
良好な被覆体を形成することができる。
【0039】
【作用】請求項1に記載の発明にかかる熱硬化性樹脂組
成物では、成形材料及び被覆材料を構成する熱硬化性樹
脂組成物の一方に、不飽和アミンが含有されており、ま
た他方には、不飽和イソシアネート、不飽和イソチオシ
アネート及び不飽和グリシジル化合物のうちの少なくと
も1種が含有されている。
【0040】不飽和アミンが成形材料に含有されている
場合には、加圧成形時においてこれらの化合物が熱硬化
性樹脂と共重合して、成形材料表面に−NH2 基を出
す。これは、被覆材料に含有されて成形時に共重合する
不飽和イソシアネート、不飽和イソチオシアネート、不
飽和グリシジル化合物から表面に出るグリシジル基、イ
ソシアネート基及びイソチオシネート基と下記の化学式
の様に反応して化学結合を形成するので、成形材料と被
覆層との密着性を改善することができる。
【0041】
【化1】
【0042】上記化1の化学式において、R1 、R3
5 :不飽和アミン残基、R2 :不飽和イソシアネート
残基、R4 :不飽和イソチオシアネート残基、R6 :不
飽和グリシジル化合物残基である。
【0043】また、成形材料に不飽和イソシアネート、
不飽和イソチオシアネート、不飽和グリシジル化合物を
用いる場合には、これらが、加圧成形時において、表面
にイソシアネート基、イソチオシアネート基、グリシジ
ル基を出す。これは、被覆材料に含有されて成形時に共
重合する不飽和アミンの−NH2 基と反応して下記の化
学式の様に化学結合を生成するので、成形材料と被膜と
の密着力を改良することができる。
【0044】
【化2】
【0045】上記化2の化学式において、R7 :不飽和
イソシアネート残基、R9 :不飽和イソチオシアネート
残基、R11:不飽和グリシジル化合物残基、R8
9 、R 12:不飽和アミン残基である。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を挙げるこ
とにより、本発明を明らかにする。なお、以下におい
て、部は、特に断らない限り重量部を意味するものとす
る。
【0047】〔材料の準備〕 1.不飽和ポリエステル樹脂液 イソフタル酸5モル、マレイン酸5モル、プロピレング
リコール10モルを従来公知の方法により縮合させ不飽
和ポリエステル樹脂(分子量約1000)を得た。これ
をスチレンモノマーに溶解し、不飽和ポリエステル樹脂
液とした。(スチレン含有量約40重量%、以下、UP
と略す)
【0048】2.ポリスチレン系低収縮剤樹脂液(ポリ
スチレン樹脂約30重量%、スチレンモノマー約70重
量%、以下、LPAと略す) 3.メタクリルアミド(和光純薬工業社製、以下、MA
と略す) 4.アリルアミン(和光純薬工業社製、以下、AAと略
す) 5.アリルイソシアネート(和光純薬工業社製、以下、
AIと略す)
【0049】6.1−ブテン−3−イソシアネート(和
光純薬工業社製、以下、BIと略す) 7.アリルイソチオシアネート(和光純薬工業社製、以
下、AITと略す) 8.グリシジルメタクリレート(和光純薬工業社製、以
下、GMAと略す) 7.アリルグリシジルエーテル(和光純薬工業社製、以
下、AGと略す) 10.炭酸カルシウム粉末(NS−100:日東粉化工
業社製、以下、CaCO 3 と略す)
【0050】11.硬化剤(カヤブチルB:化薬アクゾ
社製、ターシャリーブチルパーオキソベンゾエート含有
率98重量%) 12.増粘剤(酸化マグネシウム粉末、キョーワマグ1
50:協和化学工業社製) 13.ガラス繊維(旭ファイバーグラス社製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断
したもの、以下、GFと略す)
【0051】〔成形材料の製造〕これらの材料のうち、
ガラス繊維以外の配合材料を下記の表1〜3に従って混
合、十分に攪拌した後、SMC含浸装置によりガラス繊
維に含浸させ、SMCを得た。
【0052】〔被覆材料の製造〕上記配合材料を、下記
表1〜3に従って混合、十分に混練して被覆材料を得
た。
【0053】〔成形〕上記のようにして得られたSMC
及び被覆材料を用い、以下のように成形した。
【0054】上型を150℃、下型を150℃に加熱し
た30cm×30cmの正方形の平板の金型内に上記S
MCを約700gチャージし(これは約4ミリの厚みに
相当する)、100kg/cm2 の圧力で100秒間加
圧成形した後、金型をわずかに開いて上記被覆材料を1
0ml注入し、再び金型を閉めて80kg/cm2 で1
20秒間再加熱再加圧することにより、成形されたSM
Cの表面全体に被覆材料を展延し、硬化させて被膜を形
成させた。その後型を開いて脱型し、表面が厚み約10
0μmの被膜で被覆された成形品を得た。
【0055】〔評価〕このようにして得られた成形品の
表面にカッターナイフを用いて2mm間隔で11本の素
地に達する直線を引き、さらにそれに直交する11本の
直線を引いてできた碁盤目状の部分に粘着テープ(積水
化学工業社製、セロテープ)を貼り付けた後引き剥が
し、被膜の剥離していない碁盤目のますの残存数を調べ
た(碁盤目密着試験)。
【0056】また、得られた成形品から10cm×10
cmの試験片を切り出し、プログラム式のオーブンに
て、80℃×5時間→23℃×1時間→−30℃×5時
間→23℃×1時間→の冷熱繰り返しを1サイクルとし
て、10サイクル連続で繰り返して行った。この冷熱繰
り返し試験終了後の試験片についても碁盤目密着試験を
行った。
【0057】この様にして得られた初期、及び冷熱繰り
返し試験後の密着性の結果を以下の表1〜3に示す。 (実施例1〜14)下記の表1〜3に従い、成形材料及
び被覆材料を配合し、上述した方法にて成形及び評価を
行った。その結果を下記の表1,2に示す。被膜の密着
性は、初期においても、また冷熱繰り返し試験後におい
ても良好であった。
【0058】(比較例1〜14)下記の表2,3に従
い、成形材料及び被覆材料を配合し、上述した方法にて
成形及び評価を行った。その結果を下記の表2,3に併
せて示す。密着性は、初期においては良好であったが、
冷熱繰り返し試験後においては不良であった。
【0059】(比較例15)下記の表3に従い、成形材
料及び被覆材料を配合し、上述した方法にて成形及び評
価を行った。結果を、下記の表3に併せて示す。密着性
は、初期においても、また冷熱繰り返し試験後において
も不良であった。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】なお、上記表1〜表3において、成形材料
及び被覆材料に用いた記号の意味は、以下の通りであ
る。 UP :不飽和ポリエステル樹脂液 LPA:ポリスチレン系低収縮剤樹脂液 MA :メタクリルアミド AA :アリルアミン AI :アリルイソシアネート BI :1−ブテン−3−イソシアネート AIT:アリルイソチオシアネート GMA:グリシジルメタクリレート AG :アリルグリシジルエーテル CaCO3 :炭酸カルシウム粉末 GF :ガラス繊維
【0064】
【発明の効果】上記のように、請求項1に記載の発明で
は、成形材料及び被覆材料のいずれかに不飽和アミンが
配合されており、反応性不飽和結合が、加圧成形時に熱
硬化性樹脂組成物と共重合反応し、表面に−NH2 基を
出す。従って、成形材料及び被覆材料の他方に含有され
ている不飽和イソシアネート、不飽和イソチオシアネー
ト、不飽和グリシジル化合物のイソシアネート基、イソ
チオシアネート基、グリシジル基と反応し、化学結合を
形成する。そのため、成形材料と被覆層との密着性を改
良することができ、冷熱繰り返しのような過酷な環境変
化の後も十分な密着性を維持することができる。
【0065】また、請求項2に記載の発明のように、請
求項1に記載の熱硬化性成形材料及び被覆材料を用いれ
ば、被覆層の成形品基材に対する密着性に優れ、かつ冷
熱繰り返しのような過酷な環境変化の後においても充分
な密着性を有する被覆層が形成された被覆成形品を提供
することが可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型内にて熱硬化性成形材料よりなる基材
    上に熱硬化性被覆材料を被覆させて被覆層を成形する型
    内被覆成形方法に用いられる熱硬化性樹脂組成物であっ
    て、前記熱硬化性成形材料及び熱硬化性被覆材料の一方
    が、熱硬化性樹脂と、不飽和アミンとを含有する熱硬化
    性樹脂組成物であり、他方が、熱硬化性樹脂と、不飽和
    イソシアネート、不飽和イソチオシアネート及び不飽和
    グリシジル化合物のうちの少なくとも1種とを含有する
    熱硬化性樹脂組成物であることを特徴とする型内被覆成
    形用熱硬化性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂組成物からなる成形材料を
    成形する際に、型内にて前記成形材料よりなる基材上に
    熱硬化性樹脂組成物からなる被覆材料を被覆させる方法
    において、熱硬化性成形材料及び熱硬化性被覆材料とし
    て、それぞれ、請求項1に記載の熱硬化性成形材料及び
    熱硬化性被覆材料を用いることを特徴とする型内被覆成
    形方法。
JP5061742A 1993-03-22 1993-03-22 型内被覆成形用熱硬化性樹脂組成物及び型内被覆成形方法 Pending JPH06271815A (ja)

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