JPH06270949A - シ−ト又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法 - Google Patents
シ−ト又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法Info
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- JPH06270949A JPH06270949A JP8028193A JP8028193A JPH06270949A JP H06270949 A JPH06270949 A JP H06270949A JP 8028193 A JP8028193 A JP 8028193A JP 8028193 A JP8028193 A JP 8028193A JP H06270949 A JPH06270949 A JP H06270949A
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- Refuse Receptacles (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種の袋或はウェットティッシュ等のシ−ト
物のシ−ト状をなす連続体であって、各枚葉ごとに切断
して使用するものを、各枚葉ごと確実に取出して切断す
ることができるようにするための容器への収容方法を提
案すること。 【構成】 脆弱切目を介して各袋又はシ−トがシ−ト状
の連続体に形成された合成樹脂フィルム製，紙製，不織
布製等による当該シ−ト状連体を、その幅方向において
収束させた状態でロ−ル状乃至はマリ状に巻取り若しく
は巻取らないで適宜容器に収容する一方、収容した連続
体の繰出先端を、当該容器の壁面に形成した前記連続体
の収束断面と同位乃至はそれより少し小径の穴であって
その穴の内面に切断用摩擦材が設けられた取出切断穴か
ら容器の外部に導出させることによりシ−ト又は袋の連
続体を各枚葉ごとに切断して取出すようにした。
物のシ−ト状をなす連続体であって、各枚葉ごとに切断
して使用するものを、各枚葉ごと確実に取出して切断す
ることができるようにするための容器への収容方法を提
案すること。 【構成】 脆弱切目を介して各袋又はシ−トがシ−ト状
の連続体に形成された合成樹脂フィルム製，紙製，不織
布製等による当該シ−ト状連体を、その幅方向において
収束させた状態でロ−ル状乃至はマリ状に巻取り若しく
は巻取らないで適宜容器に収容する一方、収容した連続
体の繰出先端を、当該容器の壁面に形成した前記連続体
の収束断面と同位乃至はそれより少し小径の穴であって
その穴の内面に切断用摩擦材が設けられた取出切断穴か
ら容器の外部に導出させることによりシ−ト又は袋の連
続体を各枚葉ごとに切断して取出すようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂フィルム製，
紙製，布織布製等のシ−ト又は袋の連続体であって、各
シ−ト又は各袋（以下、各枚葉という）を連続体から切
断して使用するために各枚葉の境界部にミシン目などに
よる切断のための脆弱切目（又は、単に切目線ともい
う）を入れた連続体を、各枚葉ごとに確実に切断して取
出すことができる収容方法に関するものである。
紙製，布織布製等のシ−ト又は袋の連続体であって、各
シ−ト又は各袋（以下、各枚葉という）を連続体から切
断して使用するために各枚葉の境界部にミシン目などに
よる切断のための脆弱切目（又は、単に切目線ともい
う）を入れた連続体を、各枚葉ごとに確実に切断して取
出すことができる収容方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、合成樹脂フィルム製の保存
袋，ゴミ袋，水切り袋などの袋は、予め各枚葉ごとに切
断した状態でその複数枚を単位としてパッケ−ジし市販
されている。従って、使用者は前記の袋はパッケ−ジ単
位で購入してそのパッケ−ジを解き、一枚ごと取出して
使用する態様が採られている。
袋，ゴミ袋，水切り袋などの袋は、予め各枚葉ごとに切
断した状態でその複数枚を単位としてパッケ−ジし市販
されている。従って、使用者は前記の袋はパッケ−ジ単
位で購入してそのパッケ−ジを解き、一枚ごと取出して
使用する態様が採られている。
【０００３】一方、ウェットティッシュ、ペ−パクリ−
ナ、ペ−パタオルのようなシ−ト状製品の連続体は、前
記袋の場合と同様に使用単位となる所定長さごとに切目
線を入れてロ−ル状に巻取り、これを枚葉ごとに引出し
て切断することができるように形成された容器に収容し
たり、或は、ロ−ル状のままでパッケ−ジして市販され
ている。従って、使用者は前記パッケ−ジ単位でこれら
のシ−ト状製品を購入して、容器から一枚ごとに切断し
つつ取出したり、ロ−ルから繰出して各枚葉に手で切断
し使用している。
ナ、ペ−パタオルのようなシ−ト状製品の連続体は、前
記袋の場合と同様に使用単位となる所定長さごとに切目
線を入れてロ−ル状に巻取り、これを枚葉ごとに引出し
て切断することができるように形成された容器に収容し
たり、或は、ロ−ル状のままでパッケ−ジして市販され
ている。従って、使用者は前記パッケ−ジ単位でこれら
のシ−ト状製品を購入して、容器から一枚ごとに切断し
つつ取出したり、ロ−ルから繰出して各枚葉に手で切断
し使用している。
【０００４】上述のように、従来の脆弱切目を入れた袋
又はシ−トのシ−ト状連続体は、それが袋又はシ−ト製
品のいずれであっても、通常、全体としてはシ−ト状を
なす連続体としてしかもロ−ル状に巻取られ乍ら生産さ
れるにも拘らず、製品によってパッケ−ジの仕方やその
状態が区々であるため、製造されたロ−ル状の連続体を
もう一度延展して各枚葉ごとに切断する必要があって生
産効率上問題があったり、又、使用者からみても、例え
ば、各袋物のように各枚葉が切断されて独立してパッケ
−ジされたものは、単価が割高であるほか、使い勝手の
面でも容易に取出しにくいという問題がある。
又はシ−トのシ−ト状連続体は、それが袋又はシ−ト製
品のいずれであっても、通常、全体としてはシ−ト状を
なす連続体としてしかもロ−ル状に巻取られ乍ら生産さ
れるにも拘らず、製品によってパッケ−ジの仕方やその
状態が区々であるため、製造されたロ−ル状の連続体を
もう一度延展して各枚葉ごとに切断する必要があって生
産効率上問題があったり、又、使用者からみても、例え
ば、各袋物のように各枚葉が切断されて独立してパッケ
−ジされたものは、単価が割高であるほか、使い勝手の
面でも容易に取出しにくいという問題がある。
【０００５】しかし乍ら、上記の保存袋，ゴミ袋，水切
り袋のような袋物ではあるが、当初はシ−ト状をなす連
続体に形成されるもの、及び、ウェットテッシュ，ペ−
パクリ−ナ，ペ−パタオルのようなシ−ト物であってシ
−ト状をなす連続体に形成されるものであって、使用時
に各枚葉単位に切断されて使用されるものの取扱い、殊
にパッケ−ジングを一元化、つまり共通化し、各枚葉の
切断，取出し操作を同一操作で行うことができるように
なれば、生産現場においては効率が高まり製造単価の低
減に資するところ大であり、また使用者の側では取扱い
が単一であるため、至って使い易く、しかも、低価格で
入手できる絶大な利点を享受できることとなる。
り袋のような袋物ではあるが、当初はシ−ト状をなす連
続体に形成されるもの、及び、ウェットテッシュ，ペ−
パクリ−ナ，ペ−パタオルのようなシ−ト物であってシ
−ト状をなす連続体に形成されるものであって、使用時
に各枚葉単位に切断されて使用されるものの取扱い、殊
にパッケ−ジングを一元化、つまり共通化し、各枚葉の
切断，取出し操作を同一操作で行うことができるように
なれば、生産現場においては効率が高まり製造単価の低
減に資するところ大であり、また使用者の側では取扱い
が単一であるため、至って使い易く、しかも、低価格で
入手できる絶大な利点を享受できることとなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
とするところは、各種の袋或はウェットティッシュ等の
シ−ト物のシ−ト状をなす連続体であって、各枚葉ごと
に切断して使用するものを、各枚葉ごと確実に取出して
切断することができるようにするための容器への収容方
法を提案することにある。
とするところは、各種の袋或はウェットティッシュ等の
シ−ト物のシ−ト状をなす連続体であって、各枚葉ごと
に切断して使用するものを、各枚葉ごと確実に取出して
切断することができるようにするための容器への収容方
法を提案することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の構成は、脆弱切目を介して各袋又は
シ−トがシ−ト状の連続体に形成された合成樹脂フィル
ム製，紙製，不織布製等による当該シ−ト状連体を、そ
の幅方向において収束させた状態でロ−ル状乃至はマリ
状に巻取り若しくは巻取らないで適宜容器に収容する一
方、収容した連続体の繰出先端を、当該容器の壁面に形
成した前記連続体の収束断面と同位乃至はそれより少し
小径の穴であってその穴の内面に切断用摩擦材が設けら
れた取出切断穴から容器の外部に導出させることを特徴
とするものである。
になされた本発明の構成は、脆弱切目を介して各袋又は
シ−トがシ−ト状の連続体に形成された合成樹脂フィル
ム製，紙製，不織布製等による当該シ−ト状連体を、そ
の幅方向において収束させた状態でロ−ル状乃至はマリ
状に巻取り若しくは巻取らないで適宜容器に収容する一
方、収容した連続体の繰出先端を、当該容器の壁面に形
成した前記連続体の収束断面と同位乃至はそれより少し
小径の穴であってその穴の内面に切断用摩擦材が設けら
れた取出切断穴から容器の外部に導出させることを特徴
とするものである。
【０００８】
【実施例】次に本発明の実施例について図に拠り説明す
る。図１は合成樹脂フィルム製袋の連続体の部分斜視
図、図２は紙又は不織布製のウェットイィッシュの連続
体の部分斜視図、図３は図１の連続体を収束させてマリ
状に巻取った袋の連続体の斜視図、図４は図２の連続体
をそのままロ−ル状に巻取り繰出先端側を収束させた状
態のウェットティッシュの連続体の斜視図、図５は図３
に示した連続体を収容した容器の一例の断面図、図６は
図４に示した連続体を収容した容器の一例の断面図であ
る。
る。図１は合成樹脂フィルム製袋の連続体の部分斜視
図、図２は紙又は不織布製のウェットイィッシュの連続
体の部分斜視図、図３は図１の連続体を収束させてマリ
状に巻取った袋の連続体の斜視図、図４は図２の連続体
をそのままロ−ル状に巻取り繰出先端側を収束させた状
態のウェットティッシュの連続体の斜視図、図５は図３
に示した連続体を収容した容器の一例の断面図、図６は
図４に示した連続体を収容した容器の一例の断面図であ
る。
【０００９】図１において、１は帯状の合成樹脂製の筒
状フィルムをヒ−トシ−ル等によって底ｂを適宜等ピッ
チで形成すると共に、該各底ｂに隣接してミシン目ｍに
よる脆弱切目を形成した袋Ｂの連続体である。
状フィルムをヒ−トシ−ル等によって底ｂを適宜等ピッ
チで形成すると共に、該各底ｂに隣接してミシン目ｍに
よる脆弱切目を形成した袋Ｂの連続体である。
【００１０】図２において、２は帯状の紙又は不織布製
のシ−トに適宜ピッチでミシン目ｍを形成したウェット
ティッシュＷＰの連続体である。
のシ−トに適宜ピッチでミシン目ｍを形成したウェット
ティッシュＷＰの連続体である。
【００１１】図１の袋Ｂの連続体１は、通常連続的に製
袋されてロ−ル状等に巻取られるが、本発明ではロ−ル
状に巻取らず、或は、ロ−ル状に巻取られたものであれ
ばそれを解き、この連続体１をその幅方向において手や
器具等を使用してほぼ紐状をなすように収束させ、収束
したまま、一例として図３に示すようにほぼマリ状に巻
取り、これを図５に示す容器３に収容する。
袋されてロ−ル状等に巻取られるが、本発明ではロ−ル
状に巻取らず、或は、ロ−ル状に巻取られたものであれ
ばそれを解き、この連続体１をその幅方向において手や
器具等を使用してほぼ紐状をなすように収束させ、収束
したまま、一例として図３に示すようにほぼマリ状に巻
取り、これを図５に示す容器３に収容する。
【００１２】図５の容器３は、合成樹脂板、板紙等によ
り形成した箱体で、図３のように巻取った袋Ｂの連続体
１がその繰出側を上にして収容される。ここで容器３
は、その上面3aに前記連続体１の収束断面より稍大きい
程度の穴４を設け、この穴４の内周側に、例えば、比較
的軟質のゴム系又は合成樹脂系の材料による摩擦の大き
な環状板による摩擦切断具５を取付けて形成されてい
る。
り形成した箱体で、図３のように巻取った袋Ｂの連続体
１がその繰出側を上にして収容される。ここで容器３
は、その上面3aに前記連続体１の収束断面より稍大きい
程度の穴４を設け、この穴４の内周側に、例えば、比較
的軟質のゴム系又は合成樹脂系の材料による摩擦の大き
な環状板による摩擦切断具５を取付けて形成されてい
る。
【００１３】上記のように袋Ｂの連続体１を、収束状態
にして適宜巻取った巻取体に形成する一方、これを収め
る容器３は、前記巻取体における収束された繰出始め側
をゆるく挿通できる依度の穴４であってその内周に摩擦
切断具５を設けた取出穴４を形成したので、袋Ｂを略真
上に引上げミシン目ｍが穴４より上位に出たところで、
引出し方向をやゝ横向きにすると同時に、引出し力を強
くするか速くすることによって、当該袋Ｂを収束状態の
ミシン目ｍにおいて容易に切断することができる。そし
て、残りの次の袋Ｂは穴４の切断具５の摩擦によって容
器３の内部に戻ることはない。
にして適宜巻取った巻取体に形成する一方、これを収め
る容器３は、前記巻取体における収束された繰出始め側
をゆるく挿通できる依度の穴４であってその内周に摩擦
切断具５を設けた取出穴４を形成したので、袋Ｂを略真
上に引上げミシン目ｍが穴４より上位に出たところで、
引出し方向をやゝ横向きにすると同時に、引出し力を強
くするか速くすることによって、当該袋Ｂを収束状態の
ミシン目ｍにおいて容易に切断することができる。そし
て、残りの次の袋Ｂは穴４の切断具５の摩擦によって容
器３の内部に戻ることはない。
【００１４】上記例は、容器３を板体により箱状に形成
した例であるが、本発明の収容方法は、連続体１がその
幅方向において収束されて巻取られていることと、容器
３の摩擦切断具５付きの取出穴４にゆるく当接して外部
に引出されるようにされていることによって、各袋Ｂの
引出しがスム−ズになし得ることは勿論、引出し方向と
引出し力又は速度を少し強めるか早めることにより、当
該引出し力と摩擦切断具５の摩擦による前記引出し力に
対する反力とにより、容器３の外部に出たミシン目ｍに
その前後から引張力を作用させて当該ミシン目ｍを容易
に切断できるので、容器３の材質，構造は図５の例に限
られなくてもよい。例えば、柔軟な材質による袋状容器
であっても、摩擦切断具５を備えた取出穴４があれば、
上記例と同様に袋Ｂの連続体１から各袋Ｂを一枚ごと引
出しつつ切断することが可能である。
した例であるが、本発明の収容方法は、連続体１がその
幅方向において収束されて巻取られていることと、容器
３の摩擦切断具５付きの取出穴４にゆるく当接して外部
に引出されるようにされていることによって、各袋Ｂの
引出しがスム−ズになし得ることは勿論、引出し方向と
引出し力又は速度を少し強めるか早めることにより、当
該引出し力と摩擦切断具５の摩擦による前記引出し力に
対する反力とにより、容器３の外部に出たミシン目ｍに
その前後から引張力を作用させて当該ミシン目ｍを容易
に切断できるので、容器３の材質，構造は図５の例に限
られなくてもよい。例えば、柔軟な材質による袋状容器
であっても、摩擦切断具５を備えた取出穴４があれば、
上記例と同様に袋Ｂの連続体１から各袋Ｂを一枚ごと引
出しつつ切断することが可能である。
【００１５】図６の容器31は、図４に示したロ−ル状に
巻取りかつ繰出し側のみを収束したウェットティッシュ
ＷＰの連続体２を収容し、その繰出側だけを収束させて
取出穴41から引出しつつミシン目ｍにおいて一枚ごと切
断できるようにしたものである。尚、この容器31は、収
容した物が水分を含むウェットティッシュＷＰの連続体
２であるから、合成樹脂製又は少なくとも内面に防水乃
至は撥水処理を施した板紙製などである。
巻取りかつ繰出し側のみを収束したウェットティッシュ
ＷＰの連続体２を収容し、その繰出側だけを収束させて
取出穴41から引出しつつミシン目ｍにおいて一枚ごと切
断できるようにしたものである。尚、この容器31は、収
容した物が水分を含むウェットティッシュＷＰの連続体
２であるから、合成樹脂製又は少なくとも内面に防水乃
至は撥水処理を施した板紙製などである。
【００１６】図６の容器31において、穴41には、ここで
はゴム又は合成樹脂系の摩擦の大きな環状の切断具51を
取付けると共に、この切断具51に対し、キャップ６が被
着できるようにしている。キャップ６は、この連続体２
の水分の蒸発を防ぐためのものであるから、収容した物
が袋Ｂの連続体１の場合には不要である。
はゴム又は合成樹脂系の摩擦の大きな環状の切断具51を
取付けると共に、この切断具51に対し、キャップ６が被
着できるようにしている。キャップ６は、この連続体２
の水分の蒸発を防ぐためのものであるから、収容した物
が袋Ｂの連続体１の場合には不要である。
【００１７】上記ティッシュＷＰの連続体２は、その繰
出側のみが収束されてその収束部分が取出穴41から外部
に導出されているので、収容されたこの連続体２はその
繰出側が前記穴41から引出される際にその穴41の内径に
よって収束されつつ引出される。そして、引出した部分
のティッシュＷＰを切断するには、それまでほぼ真上に
引出していたのを、その引出し方向と引出し力又は速度
をそれ迄より大きくするように変化させることにより、
この容器31の外部に出たミシン目ｍにおいて各枚葉のテ
ィッシュＷＰを容易且つ確実に切断することができる。
出側のみが収束されてその収束部分が取出穴41から外部
に導出されているので、収容されたこの連続体２はその
繰出側が前記穴41から引出される際にその穴41の内径に
よって収束されつつ引出される。そして、引出した部分
のティッシュＷＰを切断するには、それまでほぼ真上に
引出していたのを、その引出し方向と引出し力又は速度
をそれ迄より大きくするように変化させることにより、
この容器31の外部に出たミシン目ｍにおいて各枚葉のテ
ィッシュＷＰを容易且つ確実に切断することができる。
【００１８】以上の実施例において、ウェットティッシ
ュＷＰの連続体２を予め全部収束させて袋Ｂの連続体１
のような態様に巻取って容器３に収容しても、上記例と
同様の作用効果が得られる。この点は、袋Ｂの連続体１
をウェットティッシュＷＰの連続体２のように整ったロ
−ル状に巻取り、容器41に収容しても同様である。ま
た、巻取つた連続体１又は２の繰出しは、その外周側又
は内周側のいずれから引出すようにしても作用効果に差
はない。更に、繰出し方向も図５のような巻取り軸に平
行な方向、或は、図６のような巻取軸に直交する方向の
いずれであってもよい。加えて、上記の連続体１又は２
は、これをその全長に亘りほぼ紐状をなすように収束さ
せ、そのまま巻取ることなく容器３又は31のような容器
にランダムに収容し、繰出し側をその容器の取出穴４，
41から外部に露出させて収容しても、先の各実施例の場
合と同様に、各枚葉ごとに引出して確実に切断すること
が可能である。
ュＷＰの連続体２を予め全部収束させて袋Ｂの連続体１
のような態様に巻取って容器３に収容しても、上記例と
同様の作用効果が得られる。この点は、袋Ｂの連続体１
をウェットティッシュＷＰの連続体２のように整ったロ
−ル状に巻取り、容器41に収容しても同様である。ま
た、巻取つた連続体１又は２の繰出しは、その外周側又
は内周側のいずれから引出すようにしても作用効果に差
はない。更に、繰出し方向も図５のような巻取り軸に平
行な方向、或は、図６のような巻取軸に直交する方向の
いずれであってもよい。加えて、上記の連続体１又は２
は、これをその全長に亘りほぼ紐状をなすように収束さ
せ、そのまま巻取ることなく容器３又は31のような容器
にランダムに収容し、繰出し側をその容器の取出穴４，
41から外部に露出させて収容しても、先の各実施例の場
合と同様に、各枚葉ごとに引出して確実に切断すること
が可能である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、これまで
袋又はシ−ト物のシ−ト状をなす連続体であって、それ
を各枚葉ごと順次切断して使用するようにした各種の袋
やシ−ト物は、様々なパッケ−ジ態様が採られ、従っ
て、その取出し態様，切断態様が一律でなく、このため
生産効率の面や使い勝手の面で何かと不経済，不合理的
であったが、この種のものに上述のような本発明方法に
よる収容形態をとれば、そのパッケ−ジ態様，取出態
様，切断態様を一元化できるので、例えば、パッケ−ジ
の大きさや切断構造を統一するだけで、各種の袋やシ−
ト物の生産コストや販売価格を低く押えることができる
一方、切断容器の構造を共通化できて使い勝手を著しく
向上させることがでるという、従来品にない格別の効果
が得られる。
袋又はシ−ト物のシ−ト状をなす連続体であって、それ
を各枚葉ごと順次切断して使用するようにした各種の袋
やシ−ト物は、様々なパッケ−ジ態様が採られ、従っ
て、その取出し態様，切断態様が一律でなく、このため
生産効率の面や使い勝手の面で何かと不経済，不合理的
であったが、この種のものに上述のような本発明方法に
よる収容形態をとれば、そのパッケ−ジ態様，取出態
様，切断態様を一元化できるので、例えば、パッケ−ジ
の大きさや切断構造を統一するだけで、各種の袋やシ−
ト物の生産コストや販売価格を低く押えることができる
一方、切断容器の構造を共通化できて使い勝手を著しく
向上させることがでるという、従来品にない格別の効果
が得られる。
【図１】合成樹脂フィルム製袋の連続体の部分斜視図。
【図２】紙又は不織布製のウェットイィッシュの連続体
の部分斜視図。
の部分斜視図。
【図３】図１の連続体を収束させてロ−ル状に巻取った
袋の連続体の斜視図。
袋の連続体の斜視図。
【図４】図２の連続体をそのままロ−ル状に巻取り繰出
先端側を収束させた状態のウェットティッシュの連続体
の斜視図。
先端側を収束させた状態のウェットティッシュの連続体
の斜視図。
【図５】図３に示した連続体を収容した容器の一例の断
面図。
面図。
【図６】図４に示した連続体を収容した容器の一例の断
面図。
面図。
１ 袋Ｂの連続体 ２ ウェットティッシュＷＰの連続体 ３，31 容器 ４，41 取出穴 ５，51 摩擦切断具
Claims (2)
- 【請求項１】 脆弱切目を介して各袋又はシ−トがシ−
ト状の連続体に形成された合成樹脂フィルム製，紙製，
不織布製等による当該シ−ト状連体を、その幅方向にお
いて収束させた状態でロ−ル状乃至はマリ状に巻取り若
しくは巻取らないで適宜容器に収容する一方、収容した
連続体の繰出先端を、当該容器の壁面に形成した前記連
続体の収束断面と同位乃至はそれより少し小径の穴であ
ってその穴の内面に切断用摩擦材が設けられた取出切断
穴から容器の外部に導出させることを特徴とするシ−ト
又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収
容方法。 - 【請求項２】 脆弱切目を介して各袋又はシ−トがシ−
ト状の連続体に形成された合成樹脂フィルム製，紙製，
不織布製等による当該シ−ト状連体を、ロ−ル状に巻取
って容器に収容する一方、該連続体の繰出先端側を当該
連続体の幅方向において収束させると共にその収束させ
た繰出先端を当該容器の壁面に形成した前記連続体の収
束断面と同位乃至はそれより少し小径の穴であってその
穴の内面に切断用摩擦材が設けられた取出切断穴から容
器の外部に導出させることを特徴とするシ−ト又は袋の
連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8028193A JPH06270949A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | シ−ト又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8028193A JPH06270949A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | シ−ト又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270949A true JPH06270949A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13713896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8028193A Pending JPH06270949A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | シ−ト又は袋の連続体を各枚葉ごとに切断して取出すための収容方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06270949A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6118488B1 (ja) * | 2015-12-15 | 2017-04-19 | 株式会社アプリコ | 袋状部材開封装置及び袋状部材の開封方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49117184A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-11-08 | ||
| JPS6333257A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-02-12 | 矢野 嘉一 | ロ−ル袋切り取り器具 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP8028193A patent/JPH06270949A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS49117184A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-11-08 | ||
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP6118488B1 (ja) * | 2015-12-15 | 2017-04-19 | 株式会社アプリコ | 袋状部材開封装置及び袋状部材の開封方法 |
| JP2017109758A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 株式会社アプリコ | 袋状部材開封装置及び袋状部材の開封方法 |
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