JPH06269968A - ガラスの切断方法及びその装置 - Google Patents

ガラスの切断方法及びその装置

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JPH06269968A
JPH06269968A JP5063775A JP6377593A JPH06269968A JP H06269968 A JPH06269968 A JP H06269968A JP 5063775 A JP5063775 A JP 5063775A JP 6377593 A JP6377593 A JP 6377593A JP H06269968 A JPH06269968 A JP H06269968A
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JP
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glass substrate
glass
cutting
cut
laser light
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JP5063775A
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Katsuyuki Imoto
克之 井本
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Hitachi Cable Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/08Severing cooled glass by fusing, i.e. by melting through the glass
    • C03B33/082Severing cooled glass by fusing, i.e. by melting through the glass using a focussed radiation beam, e.g. laser

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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス基板を汚染したりダメージを与えたり
することなく、短時間で、垂直性よく、良好な鏡面を仕
上げることのできるガラスの切断方法及びその装置を提
供する。 【構成】 CO2 レーザ光の周りにガスを吹き付けつ
つ、このレーザ光をベース5上のガラス基板2に照射し
て、このガラス基板2を2つの基板A及びBに切断する
際に、ガラス基板2を基板A側及びB側でそれぞれベー
ス5に真空吸着して固定しつつ上記ガラス基板2を切断
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CO2 レーザ光を用い
たガラスの切断方法及びその装置に係り、特に、ガラス
基板を汚染したりダメージを与えたりすることなく、短
時間で、垂直性よく、良好な鏡面を仕上げることのでき
るガラスの切断方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス基板上に光導波路パターン
を形成し、この光導波路により種々の光回路を構成する
方法が注目されている。この技術にあっては、光導波路
パターンを形成したガラス基板を所望形状に切断し、そ
の切断面を鏡面に仕上げることが重要である。
【0003】従来、ガラス基板の切断方法としてダイシ
ング装置による方法が採用されている。即ち、図4
(a)に正面図が示されているガラス基板41におい
て、P−P線に沿ってダイシング装置を用いて切断し、
基板をA側とB側とに分離する。次いで、図4(b)の
側面図に示されているR−R線の端面(切断面)42を
研磨装置を用いて長時間(10時間以上)にわたって研
磨することにより鏡面に仕上げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光導波路パターンを形
成したガラス基板を切断、研磨する従来の方法には次の
ような問題点がある。
【0005】(1)切断時に水を切断部分に吹き付けな
がら行うので、光導波路を汚染しやすい。また、切断時
に誤って光導波路を破損したり、機械的なダメージを与
えたり、光導波路の端面に欠けが生じたりすることがあ
る。さらに光導波路のガラス材料が水を吸収することに
よって光導波路の損失を増大させる。
【0006】(2)光導波路の研磨に際しては、長時間
にわたって研磨材を用いるので、生産性が悪く、コスト
が高くなり、研磨材により光導波路を汚染してしまう。
【0007】(3)光導波路を垂直性よく、しかも鏡面
に仕上げると歩留まりが低下し、切断や研磨に失敗した
場合には、また10時間以上かけて研磨しなければなら
ず、大量生産が困難である。
【0008】(4)ダイシング装置に用いるダイシング
用治具、研磨装置に用いる研磨用治具は極めて高価であ
り、結果的に加工費が高くなってしまう。
【0009】(5)光導波路の断面積が非常に小さいと
き、従来の方法では加工が困難である。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ガラス基板を汚染したりダメージを与えたりするこ
となく、短時間で、垂直性よく、良好な鏡面を仕上げる
ことのできるガラスの切断方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、CO2 レーザ光の周りにガスを吹き付
けつつ、このレーザ光をベース上のガラス基板に照射し
て、このガラス基板を2つの基板A及びBに切断する際
に、ガラス基板を基板A側及びB側でそれぞれベースに
真空吸着して固定しつつ上記ガラス基板を切断するよう
にした。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、上記
ベースを基板A側及びB側に対応して分割形成し、その
分割部にCO2 レーザ光を通すためのギャップを形成す
る方法である。
【0013】第3の発明は、第1及び第2の発明におい
て、上記ベースを切断方向に沿って移動させる方法であ
る。
【0014】第4の発明は、CO2 レーザ光をガラス基
板表面上に集光させるための集光機構と、このレーザ光
の周りにガスを吹き付けるためのガス導入部と、上記ガ
ラス基板を2つの基板A及びBに切断したときにそれぞ
れの基板を支持するA側及びB側からなる2つのベース
と、上記ガラス基板をA側及びB側のベースのそれぞれ
に真空吸着して固定する真空吸着機構と、上記2つのベ
ースを切断方向に沿って移動させるための移動機構とか
らなるガラスの切断装置である。
【0015】第5の発明は、第4の発明において、上記
CO2 レーザ光にモニタ用のHe−Neレーザ光を重畳
するためのモニタ装置部を有するガラスの切断装置であ
る。
【0016】第6の発明は、第2の発明において、上記
CO2 レーザ光を通すためのギャップに排気機構を設
け、ギャップ内の排気を行いながらガラス基板を切断す
る方法である。
【0017】
【作用】第1の発明において、CO2 レーザ光の周りに
ガスを吹き付けつつ、このレーザ光をベース上のガラス
基板に照射して、このガラス基板を2つの基板A及びB
に切断する理由は、ガスを吹き付けることによって、ガ
ラス基板表面近傍を常にクリーンな雰囲気に保って切断
するためと、切断時に発生するガラス微粉末がCO2
ーザ光側の部品(例えばレンズ)に付着して光学特性を
劣化させるのを防ぐためと、上記ガラス微粉末がガラス
基板上の光導波路に付着して光損失及び光学特性を劣化
させるのを防ぐためと、ガラス基板の温度上昇を防ぐた
めと、CO2 レーザ光のスポット径内のパワーの均一性
をよくするためである。
【0018】しかし、上記ガス流は流量が多いので、切
断時にガス流によってガラス基板がずれたり、振動した
り、吹き飛んでしまったりするなどのトラブルが発生す
ることがわかった。こうしたトラブルを防ぐために、ガ
ラス基板を、留め金、スプリング、あて板などの治具で
固定して切断しても、正確な位置を維持させて固定する
のが難しかった。また、上記治具でガラス基板を固定す
ると、ガラス基板表面に傷を付けたり、割れたりするこ
とがあった。特に、光導波路は数十μmのコアパターン
が形成されているため、これらの光導波路に傷を付けた
りすると光学特性を大幅に劣化させることがわかった。
【0019】そこで、第1の発明のように、ガラス基板
を2つの基板A及びBに切断する際に、ガラス基板を基
板A側及びB側でそれぞれベースに真空吸着して固定し
ておく。このようにしておくと、切断中及び切断後も基
板A及びBは共にベースに固定されているので、ガラス
基板のずれ、振動、吹き飛びなどのトラブルがまったく
発生しない。また、真空吸着であるのでガラス基板表面
に傷を付けることもない。さらに、高精度で位置合わせ
してガラス基板をベース上に固定できる。
【0020】第2の発明によれば、真空吸着されている
基板A及びBに対応してベースも分割形成されているの
で、切断中は勿論、切断後もガラス基板がベースから外
れることはない。また、分割部にCO2 レーザ光を通す
ためのギャップを形成したため、CO2 レーザ光の通路
やガスの流路がベースによって遮断されることなく確保
される。従って、ガラス基板の切断面全般にわたってほ
ぼ同じ条件で切断することができる。
【0021】第3の発明によれば、ベースを切断方向に
沿って移動させることにより、CO2 レーザ光を固定し
た状態で切断が行える。ベースの移動は、例えばXYZ
の3軸方向にパルスモータ等の動力源を用いれば、微動
させることができる。また、ベースを軽量に構成すれ
ば、各軸方向にすばやく移動させることもでき、ガラス
基板を任意の形状に切断できる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0023】図1のガラス基板切断装置1は、CO2
ーザ光をガラス基板2表面上に集光させるための集光機
構3と、このレーザ光の周りにガスを吹き付けるための
ガス導入部4と、ガラス基板2を支持するA側及びB側
からなる2つのベース5と、ガラス基板2をA側及びB
側のベース5のそれぞれに真空吸着して固定する真空吸
着機構6と、2つのベース5を切断方向に沿って移動さ
せるための移動機構7とを有している。
【0024】詳しく述べると、CO2 レーザ光を発生さ
せるCO2 レーザ11の出射端に光線ガイド部12が接
続されている。光線ガイド部12は、CO2 レーザ光の
光路を覆う筒体であり、途中で直角に曲げられ図の下方
に開口している。曲げ部13内にはミラー14が置かれ
ている。曲げ部13から開口部15への途中に集光機構
3としてレンズ16が設けられている。レンズ16から
開口部15まで徐々に径が小さくなるノズル部17が形
成されている。また、レンズ16の下方にはアシストガ
ス導入管18が挿入されており、ノズル部17はアシス
トガス導入管18からのアシストガスをCO2 レーザ光
の周りに吹き付けるガス導入部4を構成している。一
方、ガラス基板2をCO2 レーザ光に臨ませて支持する
2つのベース5、真空吸着機構6を内蔵しかつXYZ微
動装置19に取り付けられている。XYZ微動装置19
は、図に示したXYZの3軸方向に移動するもので、上
記移動機構7を構成している。真空吸着機構6、移動機
構7の詳細(具体例)は後述する。
【0025】ガラス基板切断装置1は、CO2 レーザの
出射する光をミラー14を介して下方に反射させ、その
反射した光をレンズ16で集光し、ガラス基板2上に焦
点Fを結ぶ。このCO2 レーザ光は、途中、光線ガイド
部12でガイドされ、アシストガス導入管18から導入
されたアシストガスでも保護される。このアシストガス
は、ガラス基板2表面近傍を常にクリーンな雰囲気に保
つためと、切断時に発生するガラス微粉末がCO2 レー
ザ光側の部品(例えばレンズ16)に付着して光学特性
を劣化させるのを防ぐためと、ガラス微粉末がガラス基
板2上の光導波路に付着するのを防ぐためと、切断面を
鏡面状態に保つためと、CO2 レーザ光のスポット径内
のパワーの均一性をよくするために導入される。そのガ
ス流量は、光線ガイド部12の内径によって異なるが、
数リットル/minから数十リットル/minの範囲内
に設定される。開口部15が小さいほどガス流量が少な
くてよい。
【0026】一方、ガラス基板2は、XYZ微動装置1
9のベース5のA側及びB側に真空吸着されている。ベ
ース5のA側及びB側が溝部9で隔てられており、ガラ
ス基板2のA側及びB側がベース5のA側及びB側に対
応しそれぞれ真空吸着されている。ここで、ガラス基板
2を図4に示したようにP−P線に沿って切断するため
には、XYZ微動装置19をY方向に移動させるか、C
2 レーザ側をY方向に移動させればよい。本実施例で
は、XYZ微動装置19を移動させる。また、焦点調整
はXYZ微動装置19をZ方向に移動させることで行
う。
【0027】実際には、厚さが約1mmのガラス基板2
に対して、CO2 レーザ光のスポットサイズ約100μ
m、光パワ約80Wとすると、XYZ微動装置19をY
方向に1.5mm/secの速度で移動させて切断する
ことができた。このときの切断面はガラス基板2に対し
て垂直となり、しかも鏡面状態となった。従って、研磨
を施す必要がないことがわかった。
【0028】また、アシストガスに空気を用い、ガス流
量を2リットル/minから30リットル/minまで
変えて切断したところ、切断中或いは切断後にガラス基
板2が振動したり、移動したりすることなく、垂直性を
保ったまま極めて良好な鏡面に仕上げることができた。
このことにより、極めて短時間で切断が達成され、同時
に鏡面が形成されるので研磨の必要がなくなり、コスト
の大幅な低減を期待できることがわかった。
【0029】また、CO2 レーザ光のパワは40W程度
でもY方向移動速度を小数点以下数mm/secまで遅
くすれば切断ができることもわかった。
【0030】次に、XYZ微動装置の具体的な実施例を
説明する。図2(b)に示されるように、XYZ微動装
置21は、Z方向に移動自在なるZ方向微動部22と、
Z方向微動部22上をY方向に移動自在なるY方向微動
部23と、Y方向微動部23上をX方向に移動自在なる
X方向微動部24と、X方向微動部24上に載置された
ベース25A、25Bとからなる。ベース25A、25
Bは溝部26を隔てて設けられ、この溝部26によるギ
ャップdは任意に変えることができる。ベース25A、
25Bはギャップを無視すれば全体が箱型に形成されて
いる。ベース25A、25Bの頂部は、図2(a)に示
されるように、外周がほぼ正方形に形成され、その内側
にほぼ正方形の吸着面27が形成されている。吸着面2
7には多数の真空引き用穴28が開口している。真空引
き用穴28は直径4mmの開口を少なくとも4箇所以上
有し、各穴での吸着力は100g程度でよい。真空引き
用穴28は、ベース25内を下方に延出され、途中で水
平方向の吸気路29に接続されている。吸気路29はベ
ース25A、25Bの両側部からベース25外に延出さ
れ、図外の真空排気部へと接続されている。
【0031】吸着面27にガラス基板2を真空吸着して
固定する際には、切断するP−P線を溝部26上に重ね
るようにして、ガラス基板2を吸着面27に載置する。
吸着面27には位置決めを精密に行うために、基準線2
9が設けられている。ガラス基板2上にも対応する基準
線(図示せず)が設けられており、顕微鏡等により観測
しながら両基準線を合わせた後、真空排気部を駆動す
る。ガラス基板2からはみだしている真空引き用穴28
aには、ノックピンを挿入して封止してもよい。また、
位置合わせには、図1のように、モニタ用のHe−Ne
レーザ光を発生するHe−Neレーザ101と、ミラー
102と、ハーフミラー14とにより、CO2 レーザ光
にHe−Neレーザ光を重畳するためのモニタ装置部1
03を構成し、このモニタ光をガラス基板2上に照射し
て位置合わせに利用してもよい。
【0032】XYZ微動装置21をY方向に移動させる
と、CO2 レーザ光はガラス基板2上をP−P線に沿っ
て移動することになり、これに伴う切断が達成される。
このとき溝部26の深さをhとすると、このhはCO2
レーザ光が溝底部26aに到達したときに溝底部26a
を焼損しないように、十分に拡がっているように設定さ
れる。hは少なくとも5cmあればよいが、深いほどよ
い。
【0033】以上のように、このXYZ微動装置21で
は、ガラス基板2を真空吸着によって固定するので、ガ
ラス基板2表面に傷を付けたり、汚染の心配がない。ま
た、切断によって2つの基板A及びBに分離されても、
その各々が真空吸着によって固定されているので、ガラ
ス基板2が吹き飛ばされることがない。
【0034】なお、XYZ各方向微動部22,23,2
4をマイクロコンピュータ等により駆動制御することに
より、任意の形状に切断することもできる。
【0035】また、図2において、溝部26はアシスト
ガスの排出用通路にもなるので、アシストガスを層流状
態に保つことができる。これは、CO2 レーザ光のスポ
ット径内のパワーの均一化に有効である。なお、溝底部
26a側から強制的に排気すればいっそう効果的であ
る。
【0036】図3はXYZ微動装置の具体例を示したも
のである。X方向に移動自在なるXステージ31と、X
ステージ31上をY方向に移動自在なるYステージ32
と、Yステージ32上をZ方向に移動自在なるZステー
ジ33と、Zステージ33上でY方向にギャップを拡縮
自在なる試料ステージ34とが示されている。試料ステ
ージ34にはガラス基板を真空吸着する試料吸着台35
が取り付けられている。
【0037】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0038】(1)ガラス基板上の光導波路に傷を付け
る心配がなく、誤ってガラス基板を破損する心配もな
い。
【0039】(2)クリーンな雰囲気で切断することが
でき、光導波路の過剰損失を増大する心配がない。
【0040】(3)極めて短時間で切断ができ、しかも
研磨の必要がないので、生産性がよく、コスト低減を図
ることができる。
【0041】(4)アシストガスを吹き付けてもガラス
基板が振動したり、ずれたり、吹き飛ばされたりしな
い。
【0042】(5)切断面の位置決めを光学的に行える
ので、高精度となる。
【0043】(6)切断中、切断後もガラス基板が固定
され、しかもレーザ光やガスが通過する溝部があるた
め、条件が変化しないように切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガラス基板切断装置の
側面図である。
【図2】本発明の具体的実施例を示すXYZ微動装置の
平面図及び側面図である。
【図3】本発明の具体的実施例を示すXYZ微動装置の
斜視図である。
【図4】ガラス基板の平面図及び側面図である。
【符号の説明】
2 ガラス基板 3 集光機構 4 ガス導入部 5、25A、25B ベース 6 真空吸着機構 7 移動機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CO2 レーザ光の周りにガスを吹き付け
    つつ、このレーザ光をベース上のガラス基板に照射し
    て、このガラス基板を2つの基板A及びBに切断する際
    に、上記ガラス基板を基板A側及びB側でそれぞれ上記
    ベースに真空吸着して固定しつつ上記ガラス基板を切断
    することを特徴とするガラスの切断方法。
  2. 【請求項2】 上記ベースを基板A側及びB側に対応し
    て分割形成し、その分割部にCO2 レーザ光を通すため
    のギャップを形成したことを特徴とする請求項1記載の
    ガラスの切断方法。
  3. 【請求項3】 上記ベースを切断方向に沿って移動させ
    ることを特徴とする請求項1及び2記載のガラスの切断
    方法。
  4. 【請求項4】 CO2 レーザ光をガラス基板表面上に集
    光させるための集光機構と、このレーザ光の周りにガス
    を吹き付けるためのガス導入部と、上記ガラス基板を2
    つの基板A及びBに切断したときにそれぞれの基板を支
    持するA側及びB側からなる2つのベースと、上記ガラ
    ス基板をA側及びB側のベースのそれぞれに真空吸着し
    て固定する真空吸着機構と、上記2つのベースを切断方
    向に沿って移動させるための移動機構とからなるガラス
    の切断装置。
  5. 【請求項5】 上記CO2 レーザ光にモニタ用のHe−
    Neレーザ光を重畳するためのモニタ装置部を有する請
    求項4記載のガラスの切断装置。
  6. 【請求項6】 上記CO2 レーザ光を通すためのギャッ
    プに排気機構を設け、ギャップ内の排気を行いながらガ
    ラス基板を切断することを特徴とする請求項2記載のガ
    ラスの切断方法。
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