JPH06268261A - 発光素子の発光位置検出方法 - Google Patents

発光素子の発光位置検出方法

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JPH06268261A
JPH06268261A JP5073893A JP5073893A JPH06268261A JP H06268261 A JPH06268261 A JP H06268261A JP 5073893 A JP5073893 A JP 5073893A JP 5073893 A JP5073893 A JP 5073893A JP H06268261 A JPH06268261 A JP H06268261A
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light
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JP5073893A
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Hiroki Okawachi
浩喜 大川内
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Sony Corp
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Publication date
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/02016Circuit arrangements of general character for the devices
    • H01L31/02019Circuit arrangements of general character for the devices for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier
    • H01L31/02024Position sensitive and lateral effect photodetectors; Quadrant photodiodes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】1台の撮像装置を用いて基準点と発光点を同時
に精度よく検出することのできる発光素子の発光位置検
出方法を提供する。 【構成】支持台7上に置かれた発光素子の発光位置検出
方法において、撮像装置5を上記発光素子の発光面に対
して垂直方向に配置して上記発光面からの光を撮像し、
上記撮像装置5により撮像した画像を画像処理して上記
発光素子1の発光位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光素子の発光位置検出
方法に係り、特にレーザーダイオードの発光点の位置を
その支持台の基準点からの所定の位置に位置合わせする
ための発光位置検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザーダイオードは、コンパクトディ
スクや光磁気ディスク等の光学ヘッド装置の光源として
広く利用されている。
【0003】図8はn−GaAs基板41上に作成され
たダブルヘテロ構造を有するレーザーダイオードの断面
図である。活性層43はバンドギャップの小さい半導体
で、この活性層43を挟んだn−クラッド層42、P−
クラッド層44および2ndP−クラッド層46はバン
ドギャップの大きい半導体で構成されている。
【0004】P−電極48に正電圧、n−電極49に負
電圧の電圧をかけると、n−クラッド層42からは電子
が、P−クラッド層44からは正孔が活性層43に流れ
込む。これらは、ヘテロ接合でバンドギャップ差からく
るエネルギー障壁によって活性層43内に閉じ込められ
る。このキャリアの閉じ込めは、効率の良い電子とホー
ルの再結合を促し、自然放出光を発生させる。その自然
放出光が次の電子とホールの再結合を促す。一方、活性
層43の端面が光共振器の反射鏡の役目をするので、光
が共振器内を往復する間に誘導放出と光増幅が進む。
【0005】また、ダブルヘテロ結合であるので活性層
43の屈折率がn−クラッド層42およびP−クラッド
層44の屈折率よりも大きいので、活性層43が光導波
路の役目をするので、光が活性層43に閉じ込められ光
損失が少なくなる。
【0006】ここで、注入電流をある程度大きくすると
レーザー発振に至り、発光の出力強度が急に大きくな
り、指向性がありスペクトル幅の狭いレーザー光が放射
される。
【0007】n−GaAs層45は電流を閉じ込めるた
めの層であり、キャップ層47はP−電極48との電気
抵抗を小さくするためのものである。
【0008】上述したレーザーダイオードは、電極等が
構成された支持台としてのフォトダイオード上に支持さ
れる。図9はフォトダイオード上に支持されたレーザー
ダイオードを示す斜視図である。図9に示すように、レ
ーザーダイオード1はフォトダイオード7上に支持され
るが、この時レーザーダイオード1の活性層43の発光
領域の中心(以下、発光点と呼ぶ)がフォトダイオード
7の基準点から所定の位置に位置した状態で支持され
る。これはレーザーダイオード1がパッケージされたと
き、その発光点の位置がずれていると、このレーザーダ
イオード1を例えば光学ヘッド装置の光源に用いた場
合、光学ヘッド装置のサーボ系の誤差となるからであ
る。
【0009】そこで、レーザーダイオード1の発光点の
位置検出を行い、この発光点と基準点との位置関係を求
めて、基準点に合わせてレーザーダイオード1をフォト
ダイオード7に固定・支持する。
【0010】ところが、レーザーダイオード1の発光面
には通常ひずみがあるので、発光面で基準点を求められ
る場合は少なく、例えば電極3等の発光面以外で基準点
を求める場合が多い。従来では1台のCCDカメラをレ
ーザーダイオード1の発光面に平行に取り付けて、この
CCDカメラによりレーザーダイオード1から発光する
光を撮像し、この撮像した画像を二値画像処理により発
光点の位置検出を行う。もう一台のCCDカメラで電極
3等の基準点を撮像し、この撮像した画像をパターン比
較し基準点の位置検出を行う。更に上述した2台のCC
Dカメラが共通に撮像する部位を2台のCCDカメラの
共通の原点として求め(以下、2台のCCDカメラの原
点合わせと呼ぶ)、基準点からの発光点の位置を2台の
CCDカメラの原点を介して求めていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では2台のCCDカメラの原点合わせを行い、1台のC
CDカメラで原点からの発光点の位置を求め、もう1台
のCCDカメラで原点からの基準点の位置を求めて、発
光点の基準点からの位置を求めるものであるが、このた
めに2台のCCDカメラが必要となり装置が複雑であ
り、しかもCCDカメラ間の原点合わせの必要があり調
整が難しく問題となっていた。また、発光点の位置の検
出は二値画像処理によるものであったので、検出精度が
十分であるとはいえなかった。
【0012】そこで本発明は、1台の撮像装置を用いて
基準点と発光点を同時に精度良く検出することのできる
発光素子の発光位置検出方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、支持台上に置かれた発光素子の発光位置検出方法に
おいて、撮像装置を前記発光素子の発光面に対して垂直
方向に配置して前記発光面からの光を撮像し、前記撮像
装置により撮像した画像を画像処理して前記発光素子の
発光位置を検出することを特徴とする発光素子の発光位
置検出方法によって解決される。
【0014】また、上記課題は本発明によれば、支持台
上に置かれ、対向した発光面に第1の発光点と第2の発
光点を有する発光素子の発光位置検出方法において、前
記発光素子の発光面に平行に配置される前記支持台上の
所定の面に対して垂直方向に撮像装置を配置して前記対
向した発光面からの光を撮像し、前記撮像装置により撮
像した画像を画像処理して前記第1の発光点および第2
の発光点の位置を検出し、検出された前記第1の発光点
と第2の発光点の位置より前記発光素子の発光面の前記
支持台の所定面からの位置ずれを確認することを特徴と
する発光素子の発光位置検出方法によって解決される。
【0015】また、上記課題は本発明によれば、前記撮
像装置の焦点を前記発光素子の活性層に合わせることを
特徴とする発光素子の発光位置検出方法によって解決さ
れる。
【0016】また、上記課題は本発明によれば、前記発
光素子の発光位置の基準となる前記支持台上のパターン
が撮像できるように前記撮像装置を配置して前記パター
ンを撮像し、前記撮像装置により撮像した画像を画像処
理して、前記発光素子の発光位置の基準となる基準点を
検出することを特徴とする発光素子の発光位置検出方法
によって解決される。
【0017】上記課題は本発明によれば、前記発光素子
の光量を前記撮像装置の感度範囲内に収めるための光量
調整に光学フィルタを用いることを特徴とする発光素子
の発光位置検出方法によって解決される。
【0018】また上記課題は本発明によれば、前記撮像
装置による画像をディジタル画像に変換し、前記発光素
子の発光方向に対応する前記ディジタル画像を演算処理
して光の強度分布波形を得ることにより前記発光素子の
発光位置検出を行うことを特徴とする発光素子の発光位
置検出方法によって解決される。
【0019】
【作用】本発明によれば、図1に示すように撮像装置5
が発光素子1の発光面8に対して垂直方向に配置されて
いる。この撮像装置5の焦点を発光素子1の活性層に合
わせて、発光素子1からの光2を撮像してこの撮像画像
をディジタル画像に変換し、発光素子1の発光方向をY
方向にしたとき、Y方向に対応するディジタル画像の各
走査線に対し同一の走査線上に位置する画像を演算処理
することにより光の強度分布が得られる。この光の強度
分布においてピークの光の強度をもつ点が発光点に対応
する。
【0020】また撮像装置5により発光素子1の発光位
置の基準となるパターン3を撮像して撮像画像をディジ
タル画像に変換し画像処理するので、パターン3の基準
点が求められ、この基準点からの発光素子1の発光位置
を求めることができる。
【0021】また、図5に示すように、撮像装置5が発
光素子10の発光面8aに対して平行に配置される支持
台7の面20に対して垂直方向に配置される。この撮像
装置5により、対向した発光面8aと8bからの光2a
と2bを撮像して、この撮像画像をディジタル画像に変
換して上述したと同様の画像処理をすることにより、発
光面8aと8bの第1の発光点と第2の発光点の各々の
位置が求められる。支持台の面20の法線方向と撮像装
置5の方向のいずれの方向とも直交する方向をX方向と
したとき、第1の発光点と第2の発光点のX方向の座標
の値が一致すれば発光素子10の発光方向と支持台7の
面20とが直交するので、第1の発光点と第2の発光点
のX座標のずれより発光素子の発光方向と支持台7の面
の直交からのずれを確認することができる。
【0022】また、光学フィルタ4を用いて発光素子1
の光量を撮像装置5の感度範囲内に収めるように光量調
整することによって、発光素子1の出射光量を変更せず
に、発光素子1の発光位置を検出することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】図1は本発明に係る第1実施例によるレー
ザーダイオードの発光位置検出方法を説明するための構
成図である。図1に示すように、発光位置を検出するた
めの装置には、発光素子としてのレーザーダイオード1
の発光面8に対して垂直方向に、レーザーダイオード1
からの光2および発光点の発光位置の基準となるパター
ンとして例えば電極3を撮像するための撮像装置として
のCCDカメラ5が配設されている。またレーザーダイ
オード1からの光量をCCDカメラの感度範囲内に収め
るための光学フィルタ4およびCCDカメラ5から出力
される撮像画像を画像処理するための画像処理装置6が
それぞれ設けられている。
【0025】レーザーダイオード1は電極3等が構成さ
れた支持台としてのフォトダイオード7上に支持された
状態でレーザーダイオード1の発光位置が検出される。
本実施例で使用するレーザーダイオード1は活性層が上
面から115μm位置にあり、活性層の幅は30μm程
度のものである。
【0026】以下、レーザーダイオードの発光位置検出
方法を図1を用いて説明する。
【0027】まず、発光位置の基準となる電極3のパタ
ーンの基準点を求める。
【0028】レーザーダイオード1の発光を止めて、フ
ォトダイオード7の上面をハロゲンランプ(図示せず)
により照射して、電極3のパターンをCCDカメラ5に
よって撮像する。CCDカメラ5は撮像した光信号を電
気信号に変換した後、A/Dコンバータ(図示せず)に
より電気信号をディジタル信号に変換してディジタル画
像として画像処理装置6に入力する。画像処理装置6は
このディジタル画像と予め登録されている電極3のパタ
ーンとをパターンマッチングしてディジタル画像上での
電極3のパターンを識別する。基準点は電極3のパター
ンの所定の位置に設定されているので、ディジタル画像
上での基準点の位置が求められる。
【0029】次に、レーザーダイオード1の発光位置を
検出する。まず、ハロゲンランプの電源を落し、レーザ
ーダイオード1を発光させる。レーザーダイオード1の
活性層に焦点位置が合わせられたCCDカメラ5は、レ
ーザーダイオード1から発光した光2を撮像する。CC
Dカメラ5は撮像した光信号を電気信号に変換した後、
A/Dコンバータにより電気信号をディジタル信号に変
換してディジタル画像として画像処理装置6に入力す
る。
【0030】図2は、画像処理装置6に入力されたディ
ジタル画像をモニタ画面に出力したものである。発光画
像9はレーザーダイオード1から発光した光をCCDカ
メラ5で撮像し、ディジタル変換した光の強度の濃淡画
像である。Yはレーザーダイオード1の発光方向に対応
するディジタル画像の走査線方向であり、Xはレーザー
ダイオード1の上面に平行でかつレーザーダイオード1
の発光方向に垂直な方向に対応するディジタル画像の走
査線方向である。また、既に求められた基準点がこのデ
ィジタル画像の所定の位置に位置する。
【0031】画像処理装置6では、図2に示す最も光の
強度が強いと想定される予め決められたサンプリングラ
インA上の光強度分布波形を図3に示すようにモニタ画
面に出力する。このモニタ画面に出力される光強度分布
波形よりレーザーダイオード1の光量がCCDカメラ5
の感度範囲内にあるかどうかを確認し、感度範囲内にな
い場合は光学フィルタ4により調整する。
【0032】調整されたら、図2に示す発光画像9を含
むように予め決められたウィンドウW内のディジタル画
像をY走査線方向に加算し、加算した画像の光強度分布
波形を図4に示すようにモニタ画面に出力する。そして
求めるレーザーダイオード1の発光点の位置は、図4に
示す光強度分布波形の光強度のピークである。この発光
点の位置は光強度分布波形により得られるので、正確な
発光点の位置が求められる。
【0033】また基準点の位置は既に求められているの
で、基準点からの発光点の位置が求まり基準点から所定
の位置に発光点が位置するようにレーザーダイオード1
をフォトダイオード7に固定することができる。
【0034】図5は第2実施例によるレーザーダイオー
ドの発光位置検出方法を説明するための構成図である。
本実施例は、レーザーダイオード10の対向する発光面
8aと8bに第1の発光点と第2の発光点をもつ場合で
ある。2aは発光面8aからの光であり、2bは発光面
8bからの光である。このように、発光点を2つもつレ
ーザーダイオード10は光ヘッド装置においては、発光
面8aからの光2aは光源として、一方発光面8bから
の光2bは出力光量のモニタとして用いられ、出力光量
をモニタするために発光面8bに対向して光検出器が設
けられる。本実施例では、第1の発光点の位置と第2の
発光点の位置を求め、発光面8aからの発光方向がフォ
トダイオード7の面20と直角方向からのずれ量を確認
する方法を示すものである。
【0035】図6は発光面8aからの発光方向がフォト
ダイオード7の面20と直角方向からのずれ量θを確認
する原理を説明するための平面図である。図6におい
て、X′はフォトダイオード7の面20の方向であり、
Y′はX′と直交する方向である。図6に示すように、
第1の発光点と第2の発光点のX′座標値の差ΔX′に
より、レーザーダイオード10の発光面8aの発光方向
とフォトダイオード7の面20との直角方向からのずれ
量θを求めることができる。
【0036】以下、このずれ量θを求める方法を説明す
る。
【0037】図5に示す構成図では、フォトダイオード
7の面20に対して垂直方向に、レーザーダイオード1
0からの光2a,2bおよび発光点の発光位置の基準と
なるパターンとして例えば電極3を撮像するためのCC
Dカメラ5が配設されている。その他の構成は、図1に
示した第1実施例と同様である。
【0038】まず、発光位置の基準となる電極3のパタ
ーンの基準点を第1実施例と同様にして求める。
【0039】次に、レーザーダイオード10の第1の発
光点および第2の発光点の位置を検出する。まず、ハロ
ゲンランプの電源を落し、レーザーダイオード10を発
光させる。レーザーダイオード10の活性層に焦点位置
が合わせられたCCDカメラ5は、レーザーダイオード
10から発光した光2aと2bを撮像する。CCDカメ
ラ5は撮像した光信号を電気信号に変換した後、A/D
コンバータにより電気信号をディジタル信号に変換して
ディジタル画像として画像処理装置6に入力する。
【0040】図7は、画像処理装置6に入力されたディ
ジタル画像をモニタ画面に出力したもである。発光画像
15は、レーザーダイオード10から発光した光2a
を、発光画像16は発光した光2bをCCDカメラ5で
撮像しディジタル変換した光の強度の濃淡画像である。
Yはレーザーダイオード10の発光方向に対するディジ
タル画像の走査線方向であり、Xはレーザーダイオード
10の上面に平行でかつレーザーダイオード10の発光
方向に垂直な方向に対応するディジタル画像の走査線方
向である。また、既に求められた基準点がこのディジタ
ル画像の所定の位置に位置する。
【0041】画像処理装置6では、図7に示す発光画像
15の最も光の強度が強いと想定される予め決められた
サンプリングラインA1上の光強度分布波形をモニタ画
面に出力する。このモニタ画面に出力される光強度分布
波形よりレーザーダイオード10から発光した光2aの
光量がCCDカメラ5の感度範囲内にあるかどうかを確
認し、感度範囲内にない場合は光学フィルタ4により調
整する。
【0042】調整されたら、図7に示す発光画像15を
含むように予め決められたウィンドウW1内のディジタ
ル画像をY走査線方向に加算し、加算した画像の光強度
分布波形を得る。この光強度分布波形より第1の発光の
位置が求められる。
【0043】同様に、発光画像16上のサンプリングラ
インA2上の光強度分布波形より光学フィルタ4により
レーザーダイオード10から発光した光2bの光量がC
CDカメラ5の感度範囲内に入るように調整する。
【0044】調整されたら、図7に示す発光画像16を
含むように予め決められたウィンドウW2内のディジタ
ル画像をY走査線方向に加算し、加算した画像の光強度
分布波形を得る。この光強度分布波形より第2の発光の
位置が求められる。
【0045】図6に示したように第1の発光点の位置と
第2の発光点の位置ずれから、レーザーダイオード10
の発光面8aの発光方向とフォトダイオード7の面20
との垂直方向からのずれ量θを求めることができる。
【0046】また、既に基準点の位置が求められている
ので、基準点からの第1の発光点および第2の発光点の
位置が求まる。
【0047】従って、第1の発光点を基準点から所定の
位置に位置し、しかも第1の発光点からの発光方向がフ
ォトダイオード7の面20に対して垂直方向となるよう
にレーザーダイオード10をフォトダイオード7に固定
できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
台のCCDカメラを用いて基準点と発光素子の発光位置
を求めるので、発光素子の発光位置検出が容易にでき
る。発光素子の発光位置を光強度分布波形により検出す
るので、検出精度を向上させることができる。CCDカ
メラの感度範囲内に納まるように光量を光学フィルタに
より調整するので、発光素子の発光出力を調整しなくて
すむようになる。
【0049】また、レーザーダイオードの発光面と平行
に配置されるフォトダイオードの面に対して垂直方向に
正確にレーザーダイオードを発光させるように調整する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるレーザーダイオードの発光位
置検出方法を説明するための構成図である。
【図2】画像処理装置のモニタ画面に出力されたディジ
タル画像を示す図である。
【図3】サンプリングライン上での光強度分布を示す図
である。
【図4】ウィンドウ領域での光強度分布を示す図であ
る。
【図5】第2実施例を説明するための構成図である。
【図6】発光方向とフォトダイオードの面とが垂直方向
からのずれを説明するための図である。
【図7】第2実施例を説明するための画像処理装置のモ
ニタ画面に出力されたディジタル画像を示す図である。
【図8】レーザーダイオードの断面図である。
【図9】フォトダイオード上のレーザーダイオードの斜
視図である。
【符号の説明】
1,10 レーザーダイオード(発光素子) 2,2a,2b レーザーダイオードから発光した光 3 電極(パターン) 4 光学フィルタ 5 CCDカメラ(撮像装置) 6 画像処理装置 9,15,16 発光画像

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台上に置かれた発光素子の発光位置
    検出方法において、 撮像装置を前記発光素子の発光面に対して垂直方向に配
    置して前記発光面からの光を撮像し、 前記撮像装置により撮像した画像を画像処理して前記発
    光素子の発光位置を検出することを特徴とする発光素子
    の発光位置検出方法。
  2. 【請求項2】 支持台上に置かれ、対向した発光面に第
    1の発光点と第2の発光点を有する発光素子の発光位置
    検出方法において、 前記発光素子の発光面に平行に配置される前記支持台上
    の所定の面に対して垂直方向に撮像装置を配置して前記
    対向した発光面からの光を撮像し、 前記撮像装置により撮像した画像を画像処理して前記第
    1の発光点および第2の発光点の位置を検出し、 検出された前記第1の発光点と第2の発光点の位置より
    前記発光素子の発光面の前記支持台の所定面からの位置
    ずれを確認することを特徴とする発光素子の発光位置検
    出方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置の焦点を前記発光素子の活
    性層に合わせることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載の発光素子の発光位置検出方法。
  4. 【請求項4】 前記発光素子の発光位置の基準となる前
    記支持台上のパターンが撮像できるように前記撮像装置
    を配置して前記パターンを撮像し、 前記撮像装置により撮像した画像を画像処理して、前記
    発光素子の発光位置の基準となる基準点を検出すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光素子
    の発光位置検出方法。
  5. 【請求項5】 前記発光素子の光量を前記撮像装置の感
    度範囲内に収めるための光量調整に光学フィルタを用い
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発
    光素子の発光位置検出方法。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置による画像をディジタル画
    像に変換し、 前記発光素子の発光方向に対応する前記ディジタル画像
    を演算処理して光の強度分布波形を得ることにより前記
    発光素子の発光位置検出を行うことを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の発光素子の発光位置検出方
    法。
JP5073893A 1993-03-11 1993-03-11 発光素子の発光位置検出方法 Pending JPH06268261A (ja)

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KR1019940004527A KR940022483A (ko) 1993-03-11 1994-03-09 발광소자의 발광위치 검출방법

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