JPH0626736Y2 - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント

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JPH0626736Y2
JPH0626736Y2 JP1989010317U JP1031789U JPH0626736Y2 JP H0626736 Y2 JPH0626736 Y2 JP H0626736Y2 JP 1989010317 U JP1989010317 U JP 1989010317U JP 1031789 U JP1031789 U JP 1031789U JP H0626736 Y2 JPH0626736 Y2 JP H0626736Y2
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JP
Japan
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ball
housing
recess
stopper ring
stopper
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貞次 須加
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Showa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は必要なときにハウジングとボール部とを容易に
分解できるボールジョイントに関する。
(従来の技術) 自動車のオープンステーと車体との取付部等には従来か
らボールジョイントが用いられている。
このボールジョイントは実公昭58−56416号にも開示さ
れるように、ハウジングにスタッドボール等のボール部
が嵌合する凹部を形成するとともに、この凹部内にC字
状をなすストッパリングを入れ、一旦嵌合したボール部
が抜けないようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように従来のボールジョイントにあっては、ボ
ール部をハウジングの凹部に嵌め込んだ後は、これらを
分解するのが極めて困難となり、例えばボールジョイン
トを適用したオープンステーを交換したい場合には、車
体側に取付けたスタッドボールと一体的にオープンステ
ーを取外さなければならず、コスト的に不利であるとと
もに、スタッドボールはそのネジ部を車体の裏側に突出
せしめてナットによって締付けられ、しかもナットはラ
イニング等によって覆われている場合があり、取外しの
手間が大変である。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、ボールジョイントのボ
ール部の抜止め機能を有するストッパリング、或いはス
トッパケースをハウジングに対して着脱自在とした。
(作用) ボール部をハウジングの凹部に一旦嵌合させた後は、人
為的にストッパリング、或いはストツパケースを外さな
い限りボール部がハウジングの凹部から抜けることはな
く、一方、ストッパリング、或いはストッパケースの着
脱は容易になすことができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は第1実施例に係るボールジョイントの斜視図、
第2図は第1図のA−A線断面図、第3図はストッパリ
ングの平面図、第4図はストッパリングの取外しを示す
斜視図である。
ボールジョイントはスタッドボール1とオープンステー
2との結合部に適用され、スタッドボール1は第2図に
示すようにナット3によって車体4に固着されその先端
部をボール部5としている。またオープンステー2は一
端をハウジング6とし、このハウジング6にボール部5
が回動自在に嵌合する凹部7を形成し、この凹部7内に
収めたストッパリング8によってボール部5が抜けない
ようにしている。
ここで、凹部7の開口9の径R1はボール部5の径R2
より大で、ストッパリング8の外径R3は開口9の径R
1よりも大で、ストッパリング8の内径R4はボール部
5の径R2より小となっている。
またストッパリング8は一部が切り離された不完全な環
状をなし、その一端には摘み10が連続して形成され、
更にハウジング6の開口9を形成した端面11には前記
摘み10が係止する切欠12が形成され、この切欠12
は一方の面が摘み10をガイドするテーパ面13となっ
ている。尚、切欠12については単純な溝形状としても
よい。
以上においてボールジョイントを分解するには、ストッ
パリング8を摘み10を持って第1図の矢印方向に回転
させる。すると摘み10がテーパ面13に沿って徐々に
上昇し、第4図に示すようにストッパリング8全体が凹
部7から引き抜かれる。その結果、オープンステー2を
スタッドボール1から分離することができる。
第5図乃至第6図は第2乃至第3実施例を示す分解斜視
図であり、第1実施例と同一の部分には同一の番号を付
している。
先ず第5図に示す第2実施例にあっては、ストッパリン
グ20の両端に摘み21,21を設け、ストッパリング
20をハウジング6の凹部7に収納した状態で前記摘み
21,21を外部に突出させる切欠22をハウジング6
の端面11に形成している。
ここで、ストッパリング20の寸法は何ら摘み21,2
1に力を加えない状態で、ストッパリング20の外径R
3が開口9の径R1よりも大で、ストッパリング8の内
径R4がボール部5の径R2より小さく、更に摘み2
1,21を離間させて拡げた場合にストッパリング8の
内径R4がボール部5の径R2よりも大きくなるように
している。このようにすることでストッパリング8を人
為的に拡げることで、ボール部5と凹部7との嵌合状態
を解除し、ボールジョイントを分解することができる。
また第6図に示す第3実施例にあっては、矩形状をなす
ハウジング6に対してストッパケース30を着脱自在と
している。ストッパケース30は略々角筒状をなし、凹
部7の開口9が形成される端面11と対応する面31に
はストッパケース30の装着方向に開放される切欠32
を形成し、この切欠32の装着方向と直交する方向の幅
R5をボール部5の径R2より小さくし、更に切欠32
を形成した側と反対側面を切り離し、ストッパケース3
0がハウジング6に対しスプリング作用でもって確実に
装着されるようにしている。
この実施例にあってもストッパケース30をハウジング
6から取外すことで、オープンステー2をスタッドボー
ル1から分離することができる。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案に係るボールジョイントによ
れば、通常の使用状態ではボール部とハウジングとが確
実に嵌合し、必要な場合には両者を容易に分解すること
ができるので、部品交換等において一方のみを交換で
き、作業上及びコスト面において極めて有利となり、一
方を車体等に溶接することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係るボールジョイントの斜視図、
第2図は第1図のA−A線断面図、第3図はストッパリ
ングの平面図、第4図はストッパリングの取外しを示す
斜視図、第5図乃至第6図は第2乃至第3実施例を示す
分解斜視図である。 尚、図面中1はスタッドボール、2はオープンステー、
5はボール部、6はハウジング、7は凹部、8,20は
ストッパリング、9は開口、10,21は摘み、12,
22,32は切欠、30はストッパケースである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの凹部内に抜止め用ストッパリ
    ングを介してボール部を嵌合せしめてなるボールジョイ
    ントにおいて、前記ストッパリングの一端には前記凹部
    内に収納された状態のストッパリングを凹部の開口に沿
    って回転させつつ引き抜くための摘みを設け、また前記
    凹部が開口するハウジングの端面には前記摘みが入り込
    む切欠を形成したことを特徴とするボールジョイント。
  2. 【請求項2】ハウジングの凹部内に抜止め用ストッパリ
    ングを介してボール部を嵌合せしめてなるボールジョイ
    ントにおいて、前記ストッパリングは、前記凹部内に収
    納されて同凹部の開口径より大なる外径をなす円環部を
    備え、この円環部の両端にはストッパリングの内径を前
    記ボール部の外径よりも拡げるための摘みを設け、また
    前記凹部が開口するハウジングの端面には凹部内に収納
    された状態のストッパリングの摘みを外部に突出させる
    ための切欠を形成し、この切欠は、その凹部内に収納し
    たストッパリングについて上記拡開に必要な摘みの動作
    を許容する大きさをなすことを特徴とするボールジョイ
    ント。
  3. 【請求項3】ハウジングの凹部内にボール部を嵌合せし
    めてなるボールジョイントにおいて、前記ハウジングに
    は、嵌合すべきボール部の進入が可能な開口を備えた凹
    部が形成されるとともにその外側を覆うストッパケース
    が着脱自在とされ、このストッパケースにはハウジング
    に装着した状態でハウジングの凹部開口と重なる切欠が
    形成され、この切欠はストッパケースの装着方向に開放
    されるとともに装着方向と直交する方向の幅はボール部
    の径よりも小さいことを特徴とするボールジョイント。
JP1989010317U 1989-01-31 1989-01-31 ボールジョイント Expired - Fee Related JPH0626736Y2 (ja)

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JPH02102016U JPH02102016U (ja) 1990-08-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143250A (en) * 1974-10-09 1976-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Yuwakashikino toketsuboshisochi
JPS5666527U (ja) * 1979-10-29 1981-06-03
JPS6229696U (ja) * 1985-08-06 1987-02-23

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JPH02102016U (ja) 1990-08-14

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