JPH06265870A - 液晶表示板用カラーフィルタの形成方法 - Google Patents

液晶表示板用カラーフィルタの形成方法

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JPH06265870A
JPH06265870A JP5624993A JP5624993A JPH06265870A JP H06265870 A JPH06265870 A JP H06265870A JP 5624993 A JP5624993 A JP 5624993A JP 5624993 A JP5624993 A JP 5624993A JP H06265870 A JPH06265870 A JP H06265870A
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JP
Japan
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liquid crystal
color pixel
forming
pixel layer
glass substrate
Prior art date
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Withdrawn
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JP5624993A
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Inventor
Manabu Sawazaki
学 澤崎
Kaoru Arai
薫 新井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶板用カラーフィルタの形成方法に関し、
バックライトを効率よく利用するカラーフィルタを安く
形成して生産性向上を図ることを目的とする。 【構成】 液晶表示板用カラーフィルタの形成方法であ
って、第2の偏光板を添着するガラス基板161aの一面に
ブラックマスク1622を介して色画素層163 を形成した
後、該色画素層形成域と対応する領域にシリンドリカル
な凸レンズが成形し得るような凹の曲面181aが形成され
ているトップコート成形体181 の該凹の曲面形成域に透
明樹脂164c″を塗布する工程と、上記ガラス基板161aに
対する位置決め手段を具えた該トップコート成形体181
の透明樹脂塗布面を該ガラス基板161aの色画素層163 に
対応させて位置決め押圧し上記透明樹脂164c″を色画素
層163に転写する工程、とを少なくとも経て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラックマトリックス型
液晶表示板用カラーフィルタの形成方法に係り、特にバ
ックライトを効率よく利用できるカラーフィルタを容易
に形成することで液晶表示板としての生産性の向上を図
った液晶表示板用カラーフィルタの形成方法に関する。
【0002】パーソナルコンピュータやワードプロセッ
サ等の分野では情報表示手段に従来のブラウン管(CR
T)表示に代わるものとして薄型化,軽量化,低消費電
力化が実現できる液晶表示装置が多用されるようになっ
てきている。
【0003】そしてかかる液晶表示装置を構成する液晶
表示板には、二枚の透明基板で単純な電極線マトリック
スを形成した後液晶体を封入して構成するSTN(Supe
r Twist Nematic )液晶表示板と、例えば一枚の透明13
板上に各交点が短絡しない電極線マトリックスとそれぞ
れの各交点近傍にX,Y 電極線に繋がる薄膜トランジスタ
とをパターン形成した後他の透明基板との間に液晶体を
封入して構成したTFT(Thin Film Transistor)液晶表
示板とが実用化されている。
【0004】
【従来の技術】技術的背景を説明する図6は液晶表示板
としての一般的構成例を説明する図であり、図7は本発
明に係わる部分を抽出拡大して説明する図、図8は図7
の該当部分の従来構成例を示した図、図9は図8の該当
部分の形成方法の一例を概略的に説明する図である。
【0005】なお、図7〜図9では図6におけるカラー
液晶表示板(以下液晶表示板とする)の場合を例として
いるので、図6と同じ対象部材・部位には同一の記号を
付すると共に重複する説明についてはそれを省略する。
【0006】完成時の液晶表示板を断面視した図6で液
晶表示板1は、バックライトL1側表面に第1の偏光板11
が添着された第1の液晶板12と、透過光L2側表面すなわ
ち作業者観察側表面に第2の偏光板15が添着された第2
の液晶板16、および該第1,第2の液晶板12,16 の間に
封入された液晶体13とで構成されている。
【0007】この内第1の液晶板12は、透明なガラス基
板121 の内側片面(図では下面)に紙面厚さ方向を長手
方向とする複数の透明電極122 を平行して形成した後該
各透明電極122 を覆うように液晶分子配列を整えるため
のポリイミド樹脂からなる第1の配向膜123 を被覆形成
して構成されている。
【0008】また第2の液晶板16は透明なガラス基板16
1 の内側片面(図では上面)に、後述する所定位置に矩
形状の開口窓162aを具えたクロム(Cr)薄膜等からなるブ
ラックマスク162 とその開口窓162aの領域に赤(R),
緑(G),青(B)からなる色画素163a,163b,163cを順
次整列して配置した色画素層163 とを層形成し更に該色
画素層163 の全面を透明保護膜としてのトップコート16
4 で被覆してカラーフィルタ165 を形成した後、その表
面(図では上面)に紙面左右方向を長手方向とする複数
の透明電極166 を平行に形成し更に上記同様の第2の配
向膜167 を該各透明電極166 を覆うように被覆して構成
されているものである。
【0009】なお、上記ブラックマスク162 の各開口窓
162aは上記第1の液晶板12と該第2の液晶板16とを位置
決めして対向させたときの透明電極122,165 の全交点領
域に位置するようになっていると共に、3色の色画素16
3a,163b,163cを一組として液晶表示板1としてのほぼ正
方形状の画素が形成されるようになっている。
【0010】従って各色画素163a,163b,163cひいては各
色画素に対応する上記開口窓162aは辺比がほぼ1:3の
矩形状に形成されている。そこで、第1,第2の各配向
膜123,166 が対面するように上記第1,第2の液晶板1
2,16 を図示されないフレームで所定ギャップを保って
位置決め固定した後、各液晶板12,16 の周囲に配した図
示されないシール材で該ギャップ領域に液晶体13を封止
し、更に各液晶板11,16 の両外面に偏光方向が直交する
ように第1,第2の偏光板11,15 を添着して液晶表示板
1を構成するようにしている。
【0011】かかる液晶表示板1ではバックライトL1
第1の偏光板11で例えば紙面に沿う方向に偏光する光と
なって第1の液晶板12を経由して液晶体13に進入する
が、配向膜123,166 によって液晶分子配列が整えられた
該液晶体13によってその偏光方向が例えば90度旋回され
るので、ブラックマスク162 の開口窓162aに形成されて
いる色画素を通過した後紙面厚さ方向を偏光方向とする
第2の偏光板15を通り結果的に該液晶表示板1を透過す
る透過光L2とすることができる。
【0012】一方、透明電極122,165 間に所要の電圧を
印加すると該各電極122,165 が対面する領域換言すれば
各電極122,165 の全交点領域に位置する液晶体の液晶分
子整列方向ひいては偏光方向が該印加電圧によって変化
するので第1の液晶板12を透過した光の第2の偏光板15
を透過する量を変えることができる。
【0013】このことは、第2の偏光板15の下方に位置
する観察者に到達する透過光L2の光量が上記印加電圧に
よって変えられることを意味する。従って、透明電極12
2,165 間に印加する電圧をその全交点領域すなわち各色
画素配置位置ごとに制御して液晶表示板1を透過する光
を通過・遮断させまたは減光させることで所要の文字や
記号をカラー表示することができる。
【0014】一方本発明に係わる部分を抽出して拡大し
た図7に示す如く、液晶体13を透過する光の内の各色画
素の境界線方向に向かう光L1′は該境界線域に位置する
上記カラーフィルタ165 のブラックマスク162 で遮断さ
れるので、例えばSTN液晶表示板では50〜60%程度,
TFT液晶表示板では40〜50%程度まで光透過効率が低
下する欠点がある。
【0015】そこで、この光透過効率の低下を補うため
に高輝度バックライトを使用したりカラーフィルタとし
ての薄膜化や該カラーフィルタの各色画素にマイクロレ
ンズを添着して光の方向を変える等の手段を採る場合が
多い。
【0016】この場合のマイクロレンズ化を説明する図
8で色画素層163 の表面には、図6で示した平面状のト
ップコート164 の代わりに各色画素163a,163b,163cの幅
に対応する幅で紙面厚さ方向を長手とするシリンドリカ
ルな凸レンズ状のトップコート164aが被着形成されて、
カラーフィルタ 165a が構成されている。
【0017】従って、図6で説明したようにその表面に
複数の透明電極166 を平行して形成し更に第2の配向膜
167 を該各透明電極166 を覆うように被覆形成すること
で図示の状態にすることができる。
【0018】かかる第2の液晶板16′を具えた液晶表示
板では、図7のL1′と同様に各色画素境界線方向ひいて
はブラックマスク162 に向かう光L1′をトップコート16
4aの凸レンズ状領域で曲げて開口窓162aに向かわせられ
るので、ブラックマスク162で遮断される光を減らすこ
とができて液晶表示板としての光透過率を上げることが
できる。
【0019】この場合のトップコート164aの形成方法を
例示説明する図9の(1) で、ガラス基板161 の片面には
図6で説明した色画素層163 が形成されている。そこで
該色画素層163 の表面全面に、一定の温度・時間で一次
的に軟化するが更に高い温度で熱硬化する熱可塑性樹脂
(例えばフェノールノボラック系樹脂)からなる樹脂膜1
64b″をスピンナ等で所定厚さ(例えば 1.9μm 程度)
に塗布した後、各色画素 163a,163b,163c と対応する位
置に該各色画素より僅かに小さい面積の開口窓17a を持
つマスク17を該樹脂膜164b″上の対応する位置に位置決
め載置し更に通常のフォトリソ技術で該樹脂膜164b″を
パターニングすることで、各色画素と対応する領域に該
樹脂膜からなる突起164b′が形成された(2) の状態にす
ることができる。
【0020】次いで、例えば 140℃程度に加熱して該突
起164b′を軟化させると該領域が円内拡大図の如く矢印
a方向への垂れ下がり力と矢印b方向への表面張力とに
よって破線cで示すような山状になるので、その状態の
まま30分程度加熱を継続することで硬化させることがで
きる。
【0021】従って(3) に示す如く、各色画素と対応す
る位置に図8で説明したようなシリンドリカルな凸レン
ズ状のトップコート164bを持つカラーフィルタ165bを形
成することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したカラー
フィルタの形成方法では、トップコートを形成するのに
複雑なフォトリソ工程を経るばかりでなくシリンドリカ
ルな凸レンズ形状にバラツキが発生し易いので、トップ
コートの各色画素に対する位置決めの難しさと相まって
ブラックマスクで遮光されることが多くなり、結果的に
確実な遮光抑制効果を期待することができないと言う問
題があった。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題は、片面に第1
の偏光板が添着されている透明なガラス基板の他面に形
成されている複数の平行する透明電極が配向膜で被覆さ
れた第1の液晶板と、片面に第2の偏光板が添着されて
いる透明なガラス基板の他面にブラックマスクを介する
カラーフィルタと複数の平行する透明電極および配向膜
が順に層形成された第2の液晶板とを、各偏光板の偏光
方向と各透明電極とがそれぞれ直交し且つ配向膜が対面
するように所要ギャップを保って配置した後該ギャップ
に液晶体を封入してなるカラー液晶表示板の、色画素層
とそれを覆うトップコートとで構成される液晶表示板用
カラーフィルタの形成方法であって、第2の偏光板を添
着するガラス基板の一面に整列した開口窓を具えて形成
されているブラックマスクの該開口窓別に赤,緑,青3
種類の色画素を順次パターン形成して該ブラックマスク
をその全面で覆う色画素層を形成した後、該色画素層へ
の当接面が該色画素層形成域より大きく、且つ該当接面
の色画素層形成域と対応する領域が、該領域に透明樹脂
を塗布したときに上記各色画素と対応する領域にシリン
ドリカルな凸レンズが成形し得るような凹の曲面に形成
されているトップコート成形体の該凹の曲面形成域に透
明樹脂を塗布する工程と、色画素層が形成された上記ガ
ラス基板に対する位置決め手段を具えた該トップコート
成形体の透明樹脂塗布面を該ガラス基板の色画素層に対
応させて位置決め押圧し上記透明樹脂を色画素層に転写
する工程、とを少なくとも経て構成する液晶表示板用カ
ラーフィルタの形成方法によって達成される。
【0024】また、片面に第1の偏光板が添着されてい
る透明なガラス基板の他面に形成されている複数の平行
する透明電極が配向膜で被覆された第1の液晶板と、片
面に第2の偏光板が添着されている透明なガラス基板の
他面にブラックマスクを介するカラーフィルタと複数の
平行する透明電極および配向膜が順に層形成された第2
の液晶板とを、各偏光板の偏光方向と各透明電極とがそ
れぞれ直交し且つ配向膜が対面するように所要ギャップ
を保って配置した後該ギャップに液晶体を封入してなる
カラー液晶表示板の、色画素層とそれを覆うトップコー
トとで構成される液晶表示板用カラーフィルタの形成方
法であって、第2の偏光板を添着するガラス基板の一面
に整列した開口窓を具えて形成されているブラックマス
クの該開口窓別に赤,緑,青3種類の色画素を順次パタ
ーン形成して該ブラックマスクをその全面で覆う色画素
層を形成した後、該色画素層への当接面が該色画素層形
成域より大きく、且つ該当接面の色画素層形成域と対応
する領域が、該領域に透明樹脂を塗布したときに上記各
色画素の境界線を含むその近傍と対応する線域に外部か
らの光が拡散し得る手段が成形し得るような形状に形成
されているトップコート成形体の該光拡散手段形成域に
透明樹脂を塗布する工程と、色画素層が形成された上記
ガラス基板に対する位置決め手段を具えた該トップコー
ト成形体の透明樹脂塗布面を該ガラス基板の色画素層に
対応させて位置決め押圧し該透明樹脂を色画素層に転写
する工程、とを少なくとも経て構成する液晶表示板用カ
ラーフィルタの形成方法によって達成される。
【0025】
【作用】成形用治具でシリンドリカルな凸レンズ状に形
成されたトップコートを色画素層に添着してカラーフィ
ルタを形成すると、トップコートとしての形状バラツキ
をなくすことができる。
【0026】また、色画素層が形成されているガラス基
板と上記成形用治具との位置決めをCCDカメラ等を使
用した光学的手段で行わせると両者間の確実な位置合わ
せを実現させることができる。
【0027】そこで本発明では、前者に関してはシリン
ドリカルな凹レンズ状凹部を持つトップコート成形体で
形成されたトップコートを色画素層に圧着転写させるこ
とでトップコートとしての形状バラツキを抑制し、また
後者に関しては該トップコート成形体とガラス基板の各
対応位置に形成されている位置決めマークを光学的にマ
ッチングさせることでガラス基板上の各色画素ひいては
色画素層とトップコート成形体上のトップコートとの間
の正確な位置決めを実現させている。
【0028】従って、従来行われているフォトリソ技術
の如き複雑な工程を経ることなく色画素層上にシリンド
リカルな凸レンズを正確に且つ容易に形成することがで
きて、カラーフィルタとしての生産性の向上を期待する
ことができる。
【0029】
【実施例】図8同様の断面で示す図1は本発明になるカ
ラーフィルタの形成方法を説明する原理図であり、(1-
1) はトップコート転写前の状態を示しまた(1-2) はト
ップコート転写後の状態を示した図である。
【0030】また図2は図1の形成方法の一例を位置決
め手段と共に説明する図、図3は第2の実施例を説明す
る図、図4は第3の実施例を説明する図、図5は第4の
実施例を説明する図である。
【0031】なお図ではいずれも図6と同じ構成になる
液晶表示板の場合を例としているので、共通する対象部
材・部位には同一の記号を付して表わすと共に重複する
説明についてはそれを省略する。
【0032】図1の(1-1) で、図6におけるガラス基板
161 と同様の透明なガラス基板161aの片面には図6で説
明した色画素163a,163b,163cからなる色画素層163 がパ
ターニング形成されている。
【0033】一方該ガラス基板上方の対応する位置には
該基板と平行に金属板からなるトップコート成形体181
が配置されている。そしてこの場合の該トップコート成
形体181 のガラス基板側の面には、ガラス基板161aの色
画素層形成域と対応する領域に図9で示したトップコー
ト 164b の曲面が成形し得るシリンドリカルな凹レンズ
状曲面181aが形成されていると共に、該曲面域を囲む周
囲には図6で説明した色画素層163 の厚さt1と上記トッ
プコート164bの曲面を除く厚さt2との和すなわち“t1
t2”に等しい厚さのスペーサ181bが周壁となるように平
面視“ロ”の字形にパターニング形成されている。
【0034】更に該スペーサ181bの周囲外側の複数箇所
には、上記ガラス基板161 との位置合わせを確実化させ
るための位置合わせマーク181cが上記スペーサ181bより
薄い厚さでパターニング形成されている。
【0035】なお上述したガラス基板161aには、その色
画素形成域と上記トップコート成形体181 の曲面域とを
位置合わせさせたときの該トップコート成形体上の位置
合わせマーク181cと対応するそれぞれの位置に、該マー
ク181cとほぼ同じ形状の位置合わせマーク167 が例えば
ブラックマスク162 と同時にパターニング形成されてい
るので、該各位置合わせマーク167,181cを合致させるこ
とで該基板161aとトップコート成形体181 とが容易に位
置決めできるようになっている。
【0036】そこで、トップコート成形体181 の凹レン
ズ状曲面181a領域に図6のトップコートと同様で且つ紫
外線硬化型である透明樹脂164c″を塗布して(1-1) に示
す状態とした後、上記各位置合わせマーク167,181cを合
わせながら矢印Aの如く基板側に移動して該透明樹脂16
4c″を色画素層163 の表面に圧着すると、凹レンズ状曲
面181aで形成される凸レンズ状のトップコート164c′が
色画素表面に転写されるので、トップコート成形体181
を取り除いた後に該トップコート164c′に紫外線を矢印
Bの如く照射することで図8同様に各色画素上に凸レン
ズ状のトップコート164cを持つカラーフィルタ165cを(1
-2) のように形成することができる。
【0037】従って、図8の場合と同様にブラックマス
ク162 に向かう光L1′を該ブラックマスク162 の開口窓
162aに向かわせることができるので液晶表示板としての
光透過率を上げることができる。
【0038】なおかかるカラーフィルタ165dの形成方法
では、スペーサ181bによってガラス基板161aとトップコ
ート成形体181 との間の隔たりが正確に規制されるの
で、両者間の傾きや回転方向のずれを考慮する必要がな
く三次元の相対的移動のみで両者が合致させられるメリ
ットがある。
【0039】具体的実施例を示す図2で、基台21上には
上下反転させた図1のトップコート成形体181 が固定さ
れており、またその上方で対応する位置には図示されな
い機構部で該基台21と平行を保ったまま該基台21に対し
て三次元方向に移動し得る基板載置台22が配設されてい
る。
【0040】なお該基板載置台22には、図1のガラス基
板161aを搭載したときの該基板上の位置合わせマーク16
7 と対応する位置に該基板161aをその上方から観察し得
るCCDカメラ23が配設されている。
【0041】そこで、基板搭載台22に図1のガラス基板
161aをその色画素層163 が下側になるように搭載すると
共に、トップコート成形体181 の凹レンズ状曲面181aの
領域に紫外線硬化型透明樹脂164d″を塗布して(2-1) の
状態とする。
【0042】次いで、基板載置台22を前後左右に移動さ
せながらCCDカメラ23からの観察で基板161aの位置合
わせマーク167 とトップコート成形体181 の位置合わせ
マーク181cとを合致せしめ且つそのまま該基板載置台22
を降下させると、色画素層163 と紫外線硬化型透明樹脂
164d″とが接触するので凸レンズ状の該紫外線硬化型透
明樹脂164d′をトップコート164d′として色画素層163
に転写することができるが、(2-2) はこのときの状態を
示したものである。
【0043】従って(2-3) に示すように基板搭載台22を
上昇させたまま矢印Cのように紫外線を照射することで
各色画素上に凸レンズ状のトップコート164dを持つカラ
ーフィルタ 165d を(1-2) のように形成することができ
る。
【0044】カラーフィルタの他の実施例を示す図3
は、図1で説明したトップコート成形体181 をブラック
マスク162 と対応する線上に線状V型突起182aを形成し
たトップコート成形体182 に代えると共に、該トップコ
ート成形体182 に形成するスペーサ182bを図1の場合よ
りも薄い厚さt3に形成したものである。
【0045】そしてこのトップコート成形体182 に適用
させるガラス基板161bに形成する位置合わせマーク168
を上記スペーサ182bと対応する平面視“ロ”字形としそ
の厚さt4を前述した厚さ“t1+t2”と上記スペーサ182b
の厚さt3との差すなわち“t1+t2−t3”に設定する。
【0046】そこで、該トップコート成形体182 の線状
V型突起形成面に図2同様の紫外線硬化型透明樹脂164
e″を塗布して(3-1) の状態とした後、該トップコート
成形体182 の前後左右の移動でスペーサ182bとガラス基
板161bの位置合わせマーク168とを合致させ、以下図2
と同様の手順を踏むことで表面にV溝を持つトップコー
ト164eで覆われたカラーフィルタ 165e を(3-2) の如く
形成することができる。
【0047】従って、ブラックマスク162 に向かう光
L1′が上記線状V型突起182aで形成されるV溝で曲げら
れることになってブラックマスク162 による遮光量を減
らすことができる。
【0048】なお該線状V型突起182aの大きさを上記透
明樹脂164e″の厚さや屈折率に合わせて適当に設定する
ことで、ブラックマスクによる遮光抑制効果が得られる
ことを実験的に確認している。
【0049】またかかるカラーフィルタ165eの形成方法
では、トップコート成形体182 に設けるスペーサ182bを
位置合わせマークとしても兼用させるため該成形体上の
位置合わせマークが削減できるメリットがある。
【0050】なお図ではガラス基板161bとトップコート
成形体182 の位置決めを、ガラス基板上の位置合わせマ
ーク168 とトップコート成形体182 上のスペーサ182bと
を当接せしめることで行っているが、図2で説明したよ
うにスペーサと位置合わせマークとを別個に形成しても
よいことは明らかである。
【0051】カラーフィルタの第3の実施例を示す図4
は、図3で説明したトップコート成形体182 をブラック
マスク162 と対応する線上が例えば波形の如き粗面域18
3aになっているトップコート成形体183 に代えたもので
ある。
【0052】そこで、該トップコート成形体183 の粗面
域形成面に図3同様の紫外線硬化型透明樹脂164f″を塗
布して(4-1) の状態とした後、該トップコート成形体18
3 の前後左右の移動でスペーサ183bと図3で説明したガ
ラス基板161bの位置合わせマーク168 とを合致させ、以
下図2と同様の手順を踏むことで表面に線状の粗面域を
持つトップコート164f′で覆われたカラーフィルタ 165
f を(4-2) の如く形成することができる。
【0053】従って、ブラックマスク162 に向かう光
L1′が該粗面域で拡散されるのでブラックマスク162 に
よる遮光量を減らすことができる。なお上記同様にブラ
ックマスク162 の幅が50μm 程度の場合には、該トップ
コート成形体183 に設ける粗面域の幅w2を 50 μm 位に
することでブラックマスクによる遮光抑制効果が得られ
ることを実験的に確認している。
【0054】またカラーフィルタの第4の実施例を示す
図5は、図4で説明したトップコート成形体183 をブラ
ックマスク162 と対応する線上に角形溝184aが形成され
ているトップコート成形体184 に代えたものである。
【0055】そこで、該トップコート成形体184 の角形
溝184aの領域に光屈折性や光散乱性を持つグラスファイ
バやプラスチックスペーサ, 微細空気粒等を含む紫外線
硬化型透明樹脂164g′を充填させた後図4同様の透明樹
脂164f″を塗布して(5-1) の状態とし、図4同様の手順
を経ることで表面が光屈折性樹脂からなる線状突起164g
を持つトップコート164fで覆われたカラーフィルタ 165
g を(5-2) の如く形成することができる。
【0056】従って、ブラックマスク162 に向かう光
L1′が該線状突起164gの部分で拡散されるのでブラック
マスク162 による遮光量を減らすことができる。なおか
かるカラーフィルタ165gの形成方法では、トップコート
成形体184 の角形溝184aの大きさを 1.0μm × 50 μm
程度にすることでブラックマスク162 による遮光抑制効
果が得られることを実験的に確認している。
【0057】
【発明の効果】上述の如く本発明により、バックライト
を効率よく利用できるカラーフィルタを容易に形成する
ことで液晶表示板としての生産性の向上を図った液晶表
示板用カラーフィルタの形成方法を提供することができ
る。
【0058】なお、本発明の説明ではトップコート成形
体に設けるスペーサをトップコート形成域周囲を囲む平
面視“ロ”字形にした場合を例としているが、該スペー
サをトップコート形成域周囲の直線上にない3箇所以上
複数箇所に設けた突起で形成しても同等の効果を得るこ
とができる。
【0059】また、本発明の説明ではトップコート成形
体に紫外線硬化形透明樹脂を塗布する場合を例としてい
るが、通常の加熱硬化形透明樹脂でも同等の硬化が得ら
れることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるカラーフィルタの形成方法を説
明する原理図。
【図2】 図1の形成方法の一例を位置決め手段と共に
説明する図。
【図3】 第2の実施例を説明する図。
【図4】 第3の実施例を説明する図。
【図5】 第4の実施例を説明する図。
【図6】 液晶表示板としての一般的構成例を説明する
図。
【図7】 本発明に係わる部分を抽出拡大して説明する
図。
【図8】 図7の該当部分の従来構成例を示した図。
【図9】 図8の該当部分の形成方法の一例を概略的に
説明する図。
【符号の説明】
21 基台 22 基板載置台 23 CCDカメラ 161a,161b ガラス基板 162 ブラックマスク 162a 開口窓 163 色画素層 163a,163b,163c
色画素 164c,164d,164e,164f,164g トップコート 164c′164c″〜164g′ 紫外線硬化形透明
樹脂(透明樹脂) 165c,165d,165e,165f,165g カラーフィルタ 167 位置合わせマーク 168 位置合わせマーク 181,182,183,184 トップコート成形体 181a 凹レンズ状曲面 181b,182b,183b スペーサ 181c 位置合わせマーク 182a 線状V形突起 183a 粗面域 184a 角形溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に第1の偏光板が添着されている透
    明なガラス基板の他面に形成されている複数の平行する
    透明電極が配向膜で被覆された第1の液晶板と、片面に
    第2の偏光板が添着されている透明なガラス基板の他面
    にブラックマスクを介するカラーフィルタと複数の平行
    する透明電極および配向膜が順に層形成された第2の液
    晶板とを、各偏光板の偏光方向と各透明電極とがそれぞ
    れ直交し且つ配向膜が対面するように所要ギャップを保
    って配置した後該ギャップに液晶体を封入してなるカラ
    ー液晶表示板の、色画素層とそれを覆うトップコートと
    で構成される液晶表示板用カラーフィルタの形成方法で
    あって、 第2の偏光板を添着するガラス基板(161a)の一面に整列
    した開口窓(162a)を具えて形成されているブラックマス
    ク(162) の該開口窓別に赤,緑,青3種類の色画素(163
    a,163b,163c)を順次パターン形成して該ブラックマスク
    (162) をその全面で覆う色画素層(163) を形成した後、 該色画素層(163) への当接面が該色画素層形成域より大
    きく、且つ該当接面の色画素層形成域と対応する領域
    が、該領域に透明樹脂を塗布したときに上記各色画素(1
    63a,163b,163c)と対応する領域にシリンドリカルな凸レ
    ンズが成形し得るような凹の曲面(181a)に形成されてい
    るトップコート成形体(181) の該凹の曲面形成域に透明
    樹脂(164c ″) を塗布する工程と、 色画素層(163) が形成された上記ガラス基板(161a)に対
    する位置決め手段を具えた該トップコート成形体(181)
    の透明樹脂塗布面を該ガラス基板(161a)の色画素層(16
    3) に対応させて位置決め押圧し上記透明樹脂(164c ″)
    を色画素層(163) に転写する工程、 とを少なくとも経て構成することを特徴とした液晶表示
    板用カラーフィルタの形成方法。
  2. 【請求項2】 片面に第1の偏光板が添着されている透
    明なガラス基板の他面に形成されている複数の平行する
    透明電極が配向膜で被覆された第1の液晶板と、片面に
    第2の偏光板が添着されている透明なガラス基板の他面
    にブラックマスクを介するカラーフィルタと複数の平行
    する透明電極および配向膜が順に層形成された第2の液
    晶板とを、各偏光板の偏光方向と各透明電極とがそれぞ
    れ直交し且つ配向膜が対面するように所要ギャップを保
    って配置した後該ギャップに液晶体を封入してなるカラ
    ー液晶表示板の、色画素層とそれを覆うトップコートと
    で構成される液晶表示板用カラーフィルタの形成方法で
    あって、 第2の偏光板を添着するガラス基板(161a)の一面に整列
    した開口窓(162a)を具えて形成されているブラックマス
    ク(162) の該開口窓別に赤,緑,青3種類の色画素(163
    a,163b,163c)を順次パターン形成して該ブラックマスク
    (162) をその全面で覆う色画素層(163) を形成した後、 該色画素層(163) への当接面が該色画素層形成域より大
    きく、且つ該当接面の色画素層形成域と対応する領域
    が、該領域に透明樹脂を塗布したときに上記各色画素(1
    63a,163b,163c)の境界線を含むその近傍と対応する線域
    に外部からの光が拡散し得る手段が成形し得るような形
    状に形成されているトップコート成形体の該光拡散手段
    形成域に透明樹脂を塗布する工程と、 色画素層が形成された上記ガラス基板に対する位置決め
    手段を具えた該トップコート成形体の透明樹脂塗布面を
    該ガラス基板の色画素層に対応させて位置決め押圧し該
    透明樹脂を色画素層に転写する工程、 とを少なくとも経て構成することを特徴とした液晶表示
    板用カラーフィルタの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の色画素層
    が形成されたガラス基板に対するトップコート成形体の
    位置決め手段を、該トップコート成形体の凹の曲面形成
    域または拡散手段形成域をその周囲で囲む所定厚さのス
    ペーサ(181b)と、上記ガラス基板の色画素層形成域外部
    の複数箇所に設けた位置合わせマーク(167) と該マーク
    に対応してトップコート成形体(181) に設けた位置合わ
    せマーク(181c)との合致、とで構成することを特徴とし
    た液晶表示板用カラーフィルタの形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の色画素層
    が形成されたガラス基板に対するトップコート成形体の
    位置決め手段を、該トップコート成形体の凹の曲面形成
    域または拡散手段形成域をその周囲で囲む所定厚さのス
    ペーサ(182b)と、上記ガラス基板の該スペーサ(182b)と
    対応する位置に設けた位置合わせマーク(168) との合致
    で構成することを特徴とした液晶表示板用カラーフィル
    タの形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のトップコート成形体に設
    ける光拡散手段を、線状V型突起(182a)で構成すること
    を特徴とした液晶表示板用カラーフィルタの形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のトップコート成形体に設
    ける光拡散手段を、波形状の粗面域(183a)で構成するこ
    とを特徴とした液晶表示板用カラーフィルタの形成方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のトップコート成形体に設
    ける光拡散手段を、光屈折性樹脂(164g′) を充填する
    角形溝(184a)で構成することを特徴とした液晶表示板用
    カラーフィルタの形成方法。
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