JPH06265808A - 光ビーム走査光学系 - Google Patents

光ビーム走査光学系

Info

Publication number
JPH06265808A
JPH06265808A JP5034593A JP5034593A JPH06265808A JP H06265808 A JPH06265808 A JP H06265808A JP 5034593 A JP5034593 A JP 5034593A JP 5034593 A JP5034593 A JP 5034593A JP H06265808 A JPH06265808 A JP H06265808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
light beam
scanning optical
beam scanning
scanned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5034593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Nakajima
宏憲 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5034593A priority Critical patent/JPH06265808A/ja
Priority to US08/207,690 priority patent/US5652611A/en
Publication of JPH06265808A publication Critical patent/JPH06265808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ビーム走査光学系のスリットに因る回折の
集束ビーム形状への影響を抑制し、高解像度の画像露光
を実現する。 【構成】 光源1からの光ビーム23を反射させて偏向
し走査を行う偏向手段4と、この偏向手段4の前後に配
設され、かつ偏向手段以前に収束されている光ビーム2
3を前記偏向手段4を介し被走査面6上に結像させる第
1、第2の結像光学系2、5とスリット3とを備え、前
記第2の結像光学系5の偏向手段側焦点位置近傍に前記
スリット3が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真方式に
て画像を形成する複写機やファクシミリ、レーザ・ビー
ム・プリンタ等の画像形成装置に利用される光ビーム走
査装置に関し詳しくは光源からの光ビームを反射させて
偏向し走査を行う偏向手段と、この偏向手段の前後に配
設され、かつ偏向手段以前に収束されている光ビームを
前記偏向手段を介し被走査面上に結像される第1、第2
の結像光学系とスリットとを備えた光ビーム走査光学系
とそれを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の光ビーム走査光学系は、
画像信号に応じた変調を受けて光源から発せられる光ビ
ームを、回転ないし揺動する偏向手段により反射させて
偏向し感光体上を主走査する。これにより感光体は画像
露光を受け、この画像露光中主走査方向と直角な方向に
副走査移動される。
【0003】これら主走査と副走査とによって、前記画
像信号に対応した静電潜像が感光体上に形成される。
【0004】ところで前記静電潜像は高精細であり、十
分な解像度の画像露光を達成するには、結像光学系中の
レンズ外形寸法でもって光束を整形し、被走査面上での
集束ビーム形状を制御する必要がある。しかしこれには
限度がある。そこで従来、結像光学系中に前記レンズ外
形寸法に相当する光束整形装置を用いることにより、前
記集束ビーム形状の制御不足を補っている。
【0005】これを達成するのに、結像光学系中の、特
に、平行光束部に光束整形装置が配設された光ビーム走
査光学系が実用されている。
【0006】以下に従来の光ビーム走査光学系について
説明する。図7は面倒れ補正機能付きの一般的な光ビー
ム走査光学系を示し、第1の結像光学系aと第2の結像
光学系bとが偏向手段としてのポリゴンミラーcの両側
に配され、半導体レーザdからの横断面が楕円形の光ビ
ームeを、主走査方向と副走査方向とで異なった屈折力
を用いた第1の結像光学系aと第2の結像光学系bとに
よる2段階の結像機能により感光体f上に所定の大きさ
で結像させ、第1の結像光学系a中の平行光束部gに配
設された光束整形装置hでもって感光体f上に所定の大
きさで結像された集束ビーム形状を制御している。
【0007】そして第1、第2の各結像光学系による結
像光路上の一部に面倒れ補正のためのレンズも設けられ
ている。これによってポリゴンミラーcの回転軸の振れ
や組立精度の微少誤差が原因して、ポリゴンミラーcの
各反射面間に生じるいわゆる面倒れの影響を防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近は、画像
形成を高密度な印字により高精細にすることが望まれて
いる。これを達成するには、結像光学系中の回折の影響
を受けない位置に光束を整形するスリットを配設するこ
とにより、被走査面上での集束ビーム形状を制御するこ
とが好適である。従来例における主走査方向のビーム形
状を図8(a)に、副走査方向のビーム形状を図8
(b)に示す。
【0009】例えばスリットを結像光学系中の平行光束
部に配設させたもの(特開昭56−141662号公
報)はスリットの取り付け・位置決めは容易であるが、
結像光学系中に平行光束部を特別に設けなくてはなら
ず、装置の簡素化・信頼性の確保が困難であり、集束ビ
ームの高精細度化に制限がある。
【0010】スリットを被走査面の直前に配設させたも
の(特開昭59−214012号公報)は、スリットを
光源から最も遠くに配設されなければならず、スリット
の取り付け・位置決めが難しいという難点がある。ま
た、装置の小型化にも制限がある。
【0011】そこで本発明は、従来知られる光ビーム走
査光学系のうち、図1に示すように光源1からの光ビー
ム23を反射させ偏向する偏向手段4の前後に配設され
る第1、第2の結像光学系2、5が前記光ビーム23を
偏向手段を介して被走査面6上に結像させるようにし
た、いわゆるポストオブジェクティブ型の光ビーム走査
光学系の場合、結像光学系中の光束整形装置としてスリ
ット3を選択し、特に第2の結像光学系の偏向手段側焦
点位置にスリット3を配設することにより、被走査面6
上に回折の影響をほとんど受けることなく、簡易的で、
高精度に集束ビーム形状を制御することができ、かつ高
精細度に結像させることができる点に着目し、この種の
光学系を改良することにより前記の問題を解消すると同
時に、低価格で小型かつ高解像度の光ビーム走査光学系
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、本願第1の発明は、光源からの光ビームを反
射させて偏向し走査を行う偏向手段と、この偏向手段の
前後に配設され、かつ偏向手段以前に収束されている光
ビームを前記偏向手段を介し被走査面上に結像させる第
1、第2の結像光学系とスリットとを備えた光ビーム走
査光学系であって、前記第2の結像光学系の偏向手段側
焦点位置近傍に前記スリットが配設されていることを特
徴とするものである。
【0013】本願第2の発明は、第1の発明においてさ
らに、第2の結像光学系が単レンズであることを特徴と
するものである。
【0014】本願第3の発明は、第2の発明においてさ
らに、第2の結像光学系が、偏向手段側にトーリック
面、被走査面側に4次以上の高次展開項を有するトーリ
ック非球面または非円柱面であることを特徴とするもの
である。
【0015】本願第4の発明は、第1〜3のいずれかの
発明においてさらに偏向手段の反射面の形状が円筒面、
球面のいずれかであることを特徴とするものである。
【0016】本願第5の発明は、第1〜4のいずれかの
発明においてさらに被走査面上への結像方法がポストオ
ブジェクティブ型であることを特徴とするものである。
【0017】本願第6の発明は、第1〜5のいずれかの
発明においてさらに第1の結像光学系が単レンズである
ことを特徴とするものである。
【0018】本願第7の発明は、第1〜6のいずれかの
発明においてさらに面倒れを補正する面倒れ補正手段を
備えることを特徴とするものである。
【0019】本願第8の発明は、第1〜7のいずれかの
発明の光ビーム走査光学系を用いたことを特徴とする画
像形成装置である。
【0020】
【作用】本願第1の発明の上記構成によれば、光源から
の光ビームを反射させて偏向し走査を行う偏向手段と、
この偏向手段の前後に配設され、かつ偏向手段以前に収
束されている光ビームを前記偏向手段を介し被走査面上
に結像させる第1、第2の結像光学系とスリットとを備
えた光ビーム走査光学系であって、前記第2の結像光学
系の偏向手段側焦点位置近傍に前記スリットを配設する
ことにより、被走査面上に回折の影響をほとんど受ける
ことなく、簡易的で、高精度に集束ビーム形状を制御す
ることができ、かつ高精細度に結像させることができ
る。また結像光学系中に特別に平行光束部を設ける必要
がないため、装置の簡素化・信頼性の確保が容易であ
り、スリットが光源に近い分スリットの取り付け・位置
決めも簡易である。従って、低価格で小型かつ高解像度
の光ビーム走査光学系を容易に実現することができる。
【0021】本願第2の発明の上記構成によれば、第1
の発明においてさらに、第2の結像光学系が単レンズで
あることによって、部品点数を削減し、装置を簡素化す
ることができる。
【0022】本願第3の発明の上記構成によれば、第2
の発明においてさらに、第2の結像光学系が、偏向手段
側にトーリック面、被走査面側に4次以上の高次展開項
を有するトーリック非球面または非円柱面であることに
よって、副走査方向の像面湾曲を十分に補正すると同時
に、fθの特性を持たせることができる。
【0023】本願第4の発明の上記構成によれば、第1
〜3のいずれかの発明においてさらに偏向手段の反射面
の形状が円筒面、球面のいずれかであることによって、
走査画角を広くすることができ、また他のレンズの作用
を偏向手段が兼ね備えるため、部品点数を削減し、装置
を簡素化すると同時に、主走査方向の像面湾曲を十分に
補正することができる。
【0024】本願第5の発明の上記構成によれば、第1
〜4のいずれかの発明においてさらに被走査面上への結
像方法がポストオブジェクティブ型であることによっ
て、第2の結像光学系の構成が簡素になり、部品点数を
削減し、装置を簡素化することができる。
【0025】本願第6の発明の上記構成によれば、第1
〜5のいずれかの発明においてさらに第1の結像光学系
が単レンズであることによって、部品点数を削減し、装
置を簡素化することができる。
【0026】本願第7の発明の上記構成によれば、第1
〜6のいずれかの発明においてさらに面倒れを補正する
面倒れ補正手段を備えることによって、偏向手段の回転
軸の振れ、各反射面の傾き、組立精度等に起因した面倒
れに影響なく適正位置に十分精度よく結像することがで
きる。
【0027】本願第8の発明の上記構成によれば、第1
〜7のいずれかの発明の光ビーム走査光学系を用いたこ
とにより、低価格で小型かつ高解像度の画像形成装置を
容易に実現することができる。
【0028】
【実施例】以下本発明の一実施例のポストオブジェクテ
ィブ型走査光学系について、図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の一実施例におけるポストオブジェク
ティブ型走査光学系の構成を示すものである。本発明に
おいては、偏向手段としてのポリゴンミラーの反射面近
傍で副走査方向についてビームが集束されているため、
反射面の形状が円筒面、球面いずれの場合も副走査方向
の屈折力には変化が少ないので動作原理の差異はない。
本実施例は反射面が円筒面の場合である。
【0029】図1において、1は半導体レーザ、2は集
束レンズ、3は被走査面上に集束されるビーム形状を制
御するスリット、4は円筒面ポリゴン、5は図3
(a)、(b)に示した形状の補正レンズ、6は感光ド
ラム、7はポリゴンの回転中心軸である。図3(a)は
補正レンズ5の水平方向の形状を示した上面図、図3
(b)は補正レンズ5の垂直方向の形状を示した側面図
を示すものである。図3(a)において、8は主走査方
向に平行で光軸を含む面内にあり主走査方向に平行な回
転対称軸、9は光軸上の点、10は光軸上の点9を中心
とする前記主走査方向に平行な面内に存在する半径R1
の円弧を回転対称軸8を中心に回転した形状のトーリッ
ク面、11は図3において示されたX−Y−Z座標系に
おいて面の頂点からのサグ量で示すと、数1の式
【0030】
【数1】
【0031】で示される非円柱面である。また、図3
(b)において、R3はトーリック面10の光軸上にお
ける回転対称軸8までの距離、THはレンズの中心肉厚
である。
【0032】具体的数値例を表1、表2、表3、表4に
示す。ただし、Y0は有効走査幅、Lは円筒反射面から
感光ドラム6までの距離、Rは反射面の曲率、rはポリ
ゴンの回転中心から円筒反射面の頂点までの距離、dは
補正レンズ5の出射面から感光ドラム6までの距離、l
は補正レンズ5の入射面からスリット3までの距離、R
1、R2、R3、R4THは図3(a)、(b)にそれ
ぞれ示したものである。K、A、B、C、Dは数1の式
で示した非球面係数である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】以上のように構成されたポストオブジェク
ティブ型走査光学系について、以下、図4の(a)、
(b)を用いてその動作を説明する。図4(a)は主走
査方向面内における光路図、図4(b)は副走査方向面
内における光路図を示したものであって、半導体レーザ
1からの光束は集束レンズ2によって主走査方向・副走
査方向それぞれ異なった焦点位置をもつ集束光になり、
副走査方向については円筒面ポリゴン4の反射面近傍に
集束する。円筒面ポリゴン4は回転中心軸7を中心とし
て回転し、入射したレーザ光束を偏向し、補正レンズ5
によって感光ドラム6上に集束し走査される。その際、
補正レンズ5の副走査方向の偏向手段側焦点位置近傍に
スリットを設け、開口部41の大きさを調整することに
より、被走査面上に集束される副走査方向のビームを所
定の大きさに制御するとともに、ビームの形状の乱れを
補正する。また、補正レンズ5は偏向点と感光ドラム6
上の被走査面とを、副走査方向で幾何光学的に共役にな
るように配置され、円筒面ポリゴン4の面倒れを補正す
るとともに、副走査方向の屈折力が主走査方向において
中心部から周辺部に行くに従って小さくなることで副走
査方向の像面湾曲を補正している。さらに、出射面を4
次以上の高次展開項を有する非円柱面にすることで、被
走査面上における主走査方向の結像位置にfθの特性を
持たせている。
【0038】本実施例におけるスリットの構成図を図5
に、主走査方向のビーム形状を図6(a)に、副走査方
向のビーム形状を図6(b)に示した。
【0039】以上のように本実施例によれば、補正レン
ズ5の副走査方向の偏向手段側焦点位置近傍にスリット
を配設し、開口部の大きさの調整により、被走査面上に
集束される副走査方向のビームの大きさを制御するとと
もに、ビーム形状の乱れを補正することができる。な
お、図2は上記実施例の走査光学系を画像形成装置に用
いた場合の構成を示すものである。図2において、31
は感光ドラム、32は上記実施例の走査光学系、33は
一次帯電器、34は現像器、35は転写帯電器、36は
クリーナー、37は前露光ランプ、38は定着装置、3
9は給紙カセットである。
【0040】また本発明はポストオブジェクティブ型走
査光学系のみならずプレオブジェクティブ型走査光学系
にも用いることができ、一方その効果は副走査方向に限
らず主走査方向にも十分適用することができる。
【0041】なお、図1の実施例では、第1、第2の結
像光学系2、5が各々単レンズであるが、少なくとも一
方が複数のレンズから構成されていてもよく、さらに偏
向手段4の反射面形状が円筒面であるが球面でも差し支
えない。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなように
以下に示す効果を有する。
【0043】本願第1の発明によれば、光源からの光ビ
ームを反射させて偏向し走査を行う偏向手段と、この偏
向手段の前後に配設され、かつ偏向手段以前に収束され
ている光ビームを前記偏向手段を介し被走査面上に結像
させる第1、第2の結像光学系とスリットとを備えた光
ビーム走査光学系であって、前記第2の結像光学系の偏
向手段側焦点位置近傍に前記スリットを配設することに
より、被走査面上に回折の影響をほとんど受けることな
く、簡易的で、高精度に集束ビーム形状を制御すること
ができ、かつ高精細度に結像させることができる。また
結像光学系中に特別に平行光束部を設ける必要がないた
め、装置の簡素化・信頼性の確保が容易であり、スリッ
トが光源に近い分スリットの取り付け・位置決めも簡易
である。従って、低価格で小型かつ高解像度の光ビーム
走査光学系を容易に実現することができる。
【0044】本願第2の発明によれば、第1の発明にお
いてさらに、第2の結像光学系が単レンズであることに
よって、部品点数を削減し、装置を簡素化することがで
きるので、装置の組立・調整の簡素化、高信頼性の確
保、小型化、低価格化を容易に実現することができる。
【0045】本願第3の発明によれば、第2の発明にお
いてさらに、第2の結像光学系が、偏向手段側にトーリ
ック面、被走査面側に4次以上の高次展開項を有するト
ーリック非球面または非円柱面であることによって、副
走査方向の像面湾曲を十分に補正することができるの
で、副走査方向の集束ビームを十分に均一化した高解像
度化を容易に実現することができると同時に、fθの特
性をも容易に実現することができる。
【0046】本願第4の発明によれば、第1〜3のいず
れかの発明においてさらに偏向手段の反射面の形状が円
筒面、球面のいずれかであることによって、走査画角を
広くすることができ、また他のレンズの作用を偏向手段
が兼ね備えるため、部品点数を削減し、装置を簡素化す
ると同時に、主走査方向の像面湾曲を十分に補正するこ
とができるので、主走査方向の集束ビームを十分に均一
化した高解像度化と装置の組立・調整の簡素化、高信頼
性の確保、小型化、低価格化を容易に実現することがで
きる。
【0047】本願第5の発明によれば、第1〜4のいず
れかの発明においてさらに被走査面上への結像方法がポ
ストオブジェクティブ型であることによって、第2の結
像光学系の構成が簡素になり、部品点数を削減し、装置
を簡素化することができるので、装置の組立・調整の簡
素化、高信頼性の確保、小型化、低価格化を容易に実現
することができる。
【0048】本願第6の発明によれば、第1〜5のいず
れかの発明においてさらに第1の結像光学系が単レンズ
であることによって、部品点数を削減し、装置を簡素化
することができるので、装置の組立・調整の簡素化、高
信頼性の確保、小型化、低価格化を容易に実現すること
ができる。
【0049】本願第7の発明によれば、第1〜6のいず
れかの発明においてさらに面倒れを補正する面倒れ補正
手段を備えることによって、偏向手段の回転軸の振れ、
各反射面の傾き、組立精度等に起因した面倒れに影響な
く適正位置に十分精度よく結像することができるので、
高解像度化、走査特性の高精細度化と同時に、装置の組
立・調整の簡素化、高信頼性の確保を容易に実現するこ
とができる。
【0050】本願第8の発明によれば、第1〜7のいず
れかの発明の光ビーム走査光学系を用いたことにより、
低価格で小型かつ高解像度の画像形成装置を容易に実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるポストオブジェクテ
ィブ型走査光学系の構成図
【図2】本発明の一実施例の走査光学系を用いた画像形
成装置の構成図
【図3】本発明の一実施例における補正レンズの形状を
示す構成図
【図4】本発明の一実施例における光束の様子を示す模
式図
【図5】本発明の一実施例におけるスリットの形状を示
す構成図
【図6】本発明の一実施例の走査光学系における集束ビ
ーム形状を示す説明図
【図7】従来例のポストオブジェクティブ型走査光学系
の構成図
【図8】図7に示す従来例の走査光学系における集束ビ
ーム形状を示す説明図
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 集束レンズ 3 スリット 4 円筒面ポリゴン 5 補正レンズ 6 感光ドラム 7 回転中心軸 32 走査光学系 33 一次帯電器 34 現像器 35 転写帯電器 36 クリーナー 37 前露光ランプ 38 定着装置 39 給紙カセット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光ビームを反射させて偏向し走
    査を行う偏向手段と、この偏向手段の前後に配設され、
    かつ偏向手段以前に収束されている光ビームを前記偏向
    手段を介し被走査面上に結像させる第1、第2の結像光
    学系とスリットとを備えた光ビーム走査光学系であっ
    て、前記第2の結像光学系の偏向手段側焦点位置近傍に
    前記スリットが配設されていることを特徴とする光ビー
    ム走査光学系。
  2. 【請求項2】上記第2の結像光学系が単レンズである請
    求項1記載の光ビーム走査光学系。
  3. 【請求項3】上記第2の結像光学系が、偏向手段側にト
    ーリック面、被走査面側に4次以上の高次展開項を有す
    るトーリック非球面または非円柱面である請求項2記載
    の光ビーム走査光学系。
  4. 【請求項4】上記偏向手段の反射面の形状が円筒面、球
    面のいずれかである請求項1〜3のいずれかに記載の光
    ビーム走査光学系。
  5. 【請求項5】被走査面上への結像方法がポストオブジェ
    クティブ型である請求項1〜4のいずれかに記載の光ビ
    ーム走査光学系。
  6. 【請求項6】上記第1の結像光学系が単レンズである請
    求項1〜5のいずれかに記載の光ビーム走査光学系。
  7. 【請求項7】面倒れを補正する面倒れ補正手段を備える
    請求項1〜6のいずれかに記載の光ビーム走査光学系。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の光ビーム
    走査光学系を用いた画像形成装置。
JP5034593A 1993-03-11 1993-03-11 光ビーム走査光学系 Pending JPH06265808A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034593A JPH06265808A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 光ビーム走査光学系
US08/207,690 US5652611A (en) 1993-03-11 1994-03-09 Optical scanning system and image forming apparatus employing same for electrophoto graphically forming images

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034593A JPH06265808A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 光ビーム走査光学系

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06265808A true JPH06265808A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12856332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5034593A Pending JPH06265808A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 光ビーム走査光学系

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06265808A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7754064B2 (en) 2006-09-29 2010-07-13 Eltron Research & Development Methods and apparatus for the on-site production of hydrogen peroxide

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7754064B2 (en) 2006-09-29 2010-07-13 Eltron Research & Development Methods and apparatus for the on-site production of hydrogen peroxide

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2969407B2 (ja) ポストオブジェクティブ型走査光学系と画像形成装置
JPH08220440A (ja) 光走査装置、画像形成装置及び画像読み取り装置
JP4573943B2 (ja) 光走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3111515B2 (ja) 走査光学装置
US20040057098A1 (en) Light scanning apparatus and image forming apparatus
JP2010134434A (ja) 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
KR100400982B1 (ko) 광 주사 장치
JP3216261B2 (ja) 光ビーム記録装置
JP3104618B2 (ja) 光学走査装置及び光学レンズ
JP2003043388A (ja) 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2003107382A (ja) 走査光学系
EP0694802B1 (en) Optical scanner
JP2773593B2 (ja) 光ビーム走査光学系
JPH06265808A (ja) 光ビーム走査光学系
JPH04242215A (ja) 光走査装置
JP2756125B2 (ja) 走査線の曲がり矯正方法及びこの方法により走査線の曲がりを矯正された走査光学系
JP2002148546A (ja) 光走査装置
US20060017995A1 (en) Optical scanning device and color imaging apparatus
JPH1010448A (ja) 光走査装置
JP4573944B2 (ja) 光走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JPH0743627A (ja) 走査光学装置
JP2001125033A (ja) 走査光学系と画像形成装置
JP3699741B2 (ja) 光走査装置
JP4642182B2 (ja) 光走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2817454B2 (ja) 走査光学装置