JPH06265558A - 容器洗浄装置 - Google Patents

容器洗浄装置

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JPH06265558A
JPH06265558A JP5055918A JP5591893A JPH06265558A JP H06265558 A JPH06265558 A JP H06265558A JP 5055918 A JP5055918 A JP 5055918A JP 5591893 A JP5591893 A JP 5591893A JP H06265558 A JPH06265558 A JP H06265558A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸引異常の発生を正確に判別することが可能な
容器洗浄装置を提供することにある。 【構成】反応容器19に洗浄液17を吐出する吐出ノズ
ル6と、反応容器19中の洗浄液17を吸引する吸引ノ
ズル4(及びオーバーフローノズル5)と、吐出ノズル
6に向う洗浄液17の流通路を制御信号38に基づいて
開閉する洗浄液吐出弁13とを備えた容器洗浄装置31
において、吸引ノズル4(及びオーバーフローノズル
5)の吸引圧力を検知する圧力センサ34…と、洗浄液
吐出弁13の制御信号38と圧力センサ34…の出力信
号39とに基づき洗浄液吐出弁13が動作してから出力
信号39がピークに達するまでの時間Tを予め決められ
た判定基準時間Ts と比較して吸引異常を判別する制御
部36とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動分析装置
に備えられ、検体や検液の分析に使用された反応容器を
自動洗浄する容器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動分析装置には図4に示すよ
うな容器洗浄装置1が備えられており、この容器洗浄装
置1は、血液や尿等の分析に使用された容器としての反
応容器を、所定の反応ラインを搬送される過程で洗浄し
て、反応容器の再利用を可能にする。
【0003】つまり、容器洗浄装置1は複数の洗浄部
2、2と排水部3とを有している。各洗浄部2は、吸引
手段としての吸引ノズル4、同じく吸引手段としてのオ
ーバーフローノズル5、及び、吐出手段としての吐出ノ
ズル6を備えており、排水部3も吸引手段としての吸引
ノズル4´を備えている。これらのうち吸引ノズル4、
4´とオーバーフローノズル5は、分岐管7を介して真
空ビン8に接続されている。真空ビン8はゴム栓9によ
って気密的に閉塞されており、真空ビン8には真空ポン
プ10が接続されている。
【0004】真空ポンプ10の駆動に伴って真空ビン8
の中が真空吸引され、真空ビン8の内圧が低下する。ま
た、真空ビン8には排出ポンプ11が接続されており、
真空ビン8の内圧は圧力センサ12によって検出されて
いる。
【0005】上記吐出ノズル6は、吐出制御弁としての
洗浄液吐出弁13、Y字管14、及び、吐出ポンプ15
を介して洗浄液タンク16に接続されている。洗浄液タ
ンク16には洗浄液17が蓄えられており、吐出ポンプ
15の駆動に伴って洗浄液17が吸上げられる。また、
洗浄液吐出弁13は電磁式の三方弁であり、その二つの
出口は吐出ノズル6の側と洗浄液タンク16の側に繋が
っている。
【0006】さらに、洗浄液吐出弁13は制御部18に
より切換制御される。そして、洗浄液吐出弁13の吐出
ノズル6側が開いている時には洗浄液17が吐出ノズル
6へ導かれ、吐出ノズル6側が閉じている時には洗浄液
17が洗浄液タンク16に戻される。
【0007】ここで、図示しないが、複数の反応容器が
適宜の搬送手段によって、所定の搬送ライン上を間欠的
に順次移動・停止する。又、洗浄部2、2及び排水部3
は移動機構に連結されており、水平方向や上下方向へ任
意に移動して夫々別個の停止位置にある別々の反応容器
19に同一のタイミングで吸引動作する。また、各ノズ
ル4、5、6には可撓管が接続されている。反応容器の
洗浄は図5(a)〜(d)及び図6のように行われる。
【0008】まず、図5(a)に示すように、反応液吸
引ノズル22が反応容器19の底面付近まで下降して、
分析の終了した反応液20を吸引除去する。次に、反応
容器19が次の停止位置に停止すると、洗浄部2が反応
容器19に向って下降し、吸引ノズル4が反応容器19
に挿入される。これとともに真空ポンプ10、吐出ポン
プ15が駆動される。ここで、洗浄液吐出弁13の吐出
ノズル6側が開かれることにより吐出ノズル6から洗浄
液が吐出される。又、吸引ノズル4は真空ビン8に接続
されているので、真空ビン8の内圧が低下して、反応容
器19中の洗浄液17が図5(b)に示すように吸引さ
れる。
【0009】洗浄液17の吐出が続けられると、反応容
器19中の洗浄液の量が増し、反応容器19の中身の大
部分は洗浄液に入れ替わる。そして、洗浄液17の水位
は反応容器19の開口部21に向って徐々に上昇する。
【0010】洗浄液17は反応容器19の開口部21の
幾分手前でオーバーフローノズル5に達する。オーバー
フローノズル5は真空ビン8に接続されているので、洗
浄液17はオーバーフローノズル5に吸引される。吸引
ノズル4の吸引量をM1 、オーバーフローノズル5の吸
引量をM2 、そして、吐出ノズル6の吐出量をM3 とす
ると、これらは、M1 <M3 <M1 +M2 の関係が成り
立つよう制御されている。このため、洗浄液17の水位
は、図5(c)に示すように、オーバーフローノズル5
の先端と略同じ位置に保たれる。
【0011】ここで、オーバーフローノズル5の先端は
吐出ノズル6の先端よりも幾分低く位置しており、オー
バーフローノズル5は洗浄液17が反応容器19から溢
れることを阻止している。
【0012】このようにして、反応容器19が間欠停止
する間に、複数の洗浄部2により上述の一連の洗浄動作
が繰り返され、反応容器19の内側が洗浄される。この
後、図5(d)に示すように洗浄液吐出弁13が閉じる
ことにより洗浄液17の大部分が吸引され、しかる後
に、洗浄部2が上昇する。最後に反応容器19が次の停
止位置に搬送されて、ここで排水部3の吸引ノズル4´
が反応容器19に挿入されて、図6に示すように残りの
洗浄液17を吸引排水する。そして、再び反応容器19
に対して、次の分析処理がなされる。
【0013】図4中において、液やエアーの流れが矢印
によって示されている。反応容器19から吸引された液
は分岐管7を通って真空ビン8に集められる。真空ビン
8内に集められた液は排出ポンプ11により吸い上げら
れて排出される。また、圧力センサ12が真空ビン8の
内圧を検出しており、負圧が過度に弱まったときには真
空ポンプ10が停止させられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の洗浄装置1は、以下のようなことが発生した場
合に、これらが原因となって負圧不足が発生し、吸引力
が低下する。 (1) 真空ポンプ10の性能低下 (2) エアー通路の異物による詰まり (3) 配管異常(配管の折れ、外れ、裂け等) さらに、負圧が不足した場合には以下のような不具合が
生じる。
【0015】(i) 反応容器19の洗浄効果が低下し、残
留した反応液が次の分析に用いられる試薬と反応する。
この結果、データ不良が生じ、分析データの信頼性が損
なわれる。
【0016】(ii)吸引量と吐出量との関係が崩れ、吐出
された洗浄液17を十分に吸引しきれなくなり、洗浄液
17が反応容器19から溢れる。そして、例えば反応容
器19が液(恒温用)中に浸されていないタイプの分析
装置においては、電気的短絡が生じ易くなる。したがっ
て、洗浄装置1の負圧不足が分析装置の故障の原因にな
る場合がある。
【0017】従来の洗浄装置1においては、圧力センサ
12が真空ビン8の内圧を検出しているので、真空ポン
プ10の性能低下(上述の (1)項)の発生を検知するこ
とは可能であるが、エアー通路の詰まり(上述の (2)
項)や、上述の (1)〜 (3)項のうちの二つが複合して起
きた場合には、全ての原因を検知することはできない。
【0018】また、異物の付着等を原因として(2)が発
生した場合、エアーの圧力の変動幅は−10mmHg程度であ
るが、正常な条件下においても圧力は±10mmHg程度で変
動している。このため、例えばエアー通路の圧力のみを
検出したとしても、吸引異常を正確に判別することは困
難である。
【0019】さらに、真空ポンプ10の性能が低下した
場合(上述の (1)項)にはエアーの圧力が増し(真空度
が減じ)、エアー通路が詰まった場合(上述の (2)項)
には圧力が減じる(真空度が増す)。また、配管異常
(上述の (3)項)が生じた場合には圧力が増す場合も減
じる場合もあり得る。そして、これらの現象が併発した
場合には、圧力の増減が相殺され、圧力センサ12の出
力に変化が現れない場合もある。本発明の目的とすると
ころは、吸引異常の発生を正確に判別することが可能な
容器洗浄装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、容器に洗浄液を吐出する吐出手
段と、容器中の洗浄液を吸引する吸引手段と、吐出手段
に向う洗浄液の流通路を制御信号に基づいて開閉する吐
出制御弁とを備えた容器洗浄装置において、吸引手段の
吸引圧力を検知する圧力センサと、吐出制御弁の制御信
号と圧力センサの出力信号とに基づき吐出制御弁が動作
してから出力信号がピークに達するまでの時間を予め決
められた判定基準時間と比較して吸引異常を判別する制
御部とを備えたことにある。
【0021】こうすることによって本発明は、吸引異常
の発生を正確に判別できるようにしたことにある。な
お、本発明における洗浄とは、全体の分析が終了した後
の容器の洗浄ばかりではなく、一つの分析工程中に各種
試薬との反応が終了する毎に行うB/F分離のための洗
浄等のように種々の容器の洗浄を意味する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複する部分については同一番号を付し、その説明は省
略する。又、以下の実施例で述べる各種数値は一例にす
ぎず、本発明の技術概念を実施する方法において、種々
の値をとり得ることはいうまでもない。
【0023】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
中の符号31は自動分析装置に備えられた容器洗浄装置
である。この容器洗浄装置31は洗浄部2、2を備えて
おり、各洗浄部2は吸引手段としての吸引ノズル4とオ
ーバーフローノズル5、及び、吐出手段としての吐出ノ
ズル6により構成されている。吸引ノズル4は反応容器
(図示しない)中の反応液を吸引し、吐出ノズル6は反
応容器中に洗浄液17を吐出する。また、反応容器中の
洗浄液17は吸引ノズル4とオーバーフローノズル5と
によって吸引され、洗浄液17の水位はオーバーフロー
ノズル5によって一定に保たれる。
【0024】この容器洗浄装置31においては、吸引ノ
ズル4と分岐管7との間の配管32、及び、オーバーフ
ローノズル5と分岐管7との間の配管33に圧力センサ
34…が設けられている。さらに、排水部3の吸引ノズ
ル4´と分岐管7との間の配管35にも圧力センサ34
が設けられている。これらの圧力センサ34…は各配管
32、33、35の中のエアー圧力を別々に検出し、検
出結果を制御部36へ送る。ここで、圧力センサ34…
はT字管37…を介して配管32、33、35に取り付
けられている。
【0025】制御部36は洗浄液吐出弁13、13にも
接続されており、洗浄液吐出弁13、13の切換えをシ
ーケンス制御している。また、制御部36は洗浄液吐出
弁13の制御信号と圧力センサ34…の出力信号とから
予定の出力ピークが得られるまでの時間を読み取り、こ
の時間を予め設定された判定基準時間と比較する機能を
有している。
【0026】図2及び図3は、洗浄液吐出弁13の制御
信号38(CH2) と、一つの圧力センサ34の出力信号3
9(CH1) との関係を示している。これらのグラフにおい
て、横軸は時間を示しており、縦軸は電圧及び圧力を示
している。さらに、時間軸のレンジは1sec/div であ
り、電圧軸のレンジは CH1で100mV/div 、 CH2で10 V/d
ivである。また、ここでは一つの吸引ノズル4用の圧力
センサ34の出力信号が例として用いられている。
【0027】洗浄液吐出弁13の制御信号38は間欠的
に立上り、洗浄液吐出弁13の吐出ノズル6側を開放す
る。そして、この制御信号38が立上っている間に亘り
洗浄液吐出弁13が開放され、洗浄液タンク16の洗浄
液17が吐出ノズル6へ送られる。この際、吸引ノズル
4(及びオーバーフローノズル5)は吸引を続けてお
り、洗浄液17は吸引ノズル4によって吸引されながら
反応容器に吐出される。圧力センサ34の出力信号39
においては、洗浄液吐出弁13の吐出ノズル6側が閉じ
ている際には、配管32の内圧は約−200mmHg である
が、圧力は洗浄液吐出弁13の開放の後に約−230mHgに
低下する。さらに、洗浄液吐出弁13が再び閉じられた
後も、圧力は約−230mHgを保つが、ある程度の時間が経
過すると、圧力は急峻に立上ってピークに達した後に約
−200mmHg に戻る。
【0028】例えば、洗浄液吐出弁13が開放してから
圧力がピークに達するまでの時間をTとすると、洗浄装
置31が正常に動作している場合のTは図2中に示すよ
うに2.4秒である。しかし、配管32に異物が存在して
いる場合、図3に示すように圧力の立上りが正常な場合
よりも遅れ、弁13の開放からピークが現れるまでの時
間Tは 4.2秒である。また、弁13が閉じている際の圧
力は正常な場合よりも低下(約−210mmHg )し、弁13
が開放してから圧力が立上るまでの間の圧力は不安定
(約−255 〜−230 mmHg)になった。このように吸引異
常が生じるとTが長くなることは、異物の存在以外にも
前述したような原因があった場合にも同様であると考え
られる。
【0029】つまり、制御部36は上述の時間Tを求
め、このTを適当な判定基準時間Ts(例えば3秒)と
比較する。そして、T≦Ts の場合には洗浄装置31が
正常に動作していることを判別し、T>Ts の場合に
は、吸引異常が発生していると判別できる。このように
して、いずれの配管32、33、35についても同様に
異常を検知する。従って、洗浄装置31が万事正常に動
作している間は洗浄動作を続行させ、一方、吸引異常が
判別されると、異常の発生を告知するための信号をディ
スプレイ(図示しない)等に出力する。
【0030】制御部36は、吸引用の各ノズル4、5に
ついて上述の時間Tを求め、吸引異常が生じたことを検
知すると真空ポンプ10を停止させる。なお、この実施
例では個々の吸引に関する配管にセンサ34…を設けて
いるので、T>Ts の場合、異常な信号を出力した圧力
センサを制御部36に識別させれば、異常が生じた配管
系統を特定することが可能となり、保守管理も簡単迅速
化する。
【0031】すなわち、上述のような容器洗浄装置31
においては、圧力センサ34…が吸引用のノズル(吸引
ノズル4やオーバーフローノズル5)の吸引圧力を検出
し、制御部36が、洗浄液吐出弁13が開放してから圧
力センサ34…の出力信号がピークに達するまで時間T
と、予め設定された判定基準時間Ts とを比較し、Tと
s との関係に基づいて吸引異常を判別する。したがっ
て、原因に関わらずに異常を正確に検知することができ
る。さらに、吸引異常を正確に検知できるので、反応容
器を確実に洗浄でき、分析データの信頼性が高まる。ま
た、吸引異常を正確に検知できるので、反応容器から洗
浄液17が溢れることを防止でき、洗浄液17の溢れを
原因とする分析装置の故障を防止できる。
【0032】また、ノズル4、5の洗浄の時期が明確に
なるので、操作者は必要以上にノズルの清掃を行わなく
てもよい。したがって、洗浄装置31のメンテナンスが
容易になる。また、異常が生じた配管系統を操作者に告
知すれば、不要な清掃を行わなくて済む。
【0033】なお、本実施例においては、洗浄液吐出弁
13、13がシーケンス制御されているので、洗浄液吐
出弁13、13の開放時間は一定である。したがって、
洗浄液吐出弁13が閉じてから圧力センサ34の出力信
号39がピークに達するまでの時間T´を求め、このT
´に基づいて吸引異常を判別してもよい。また、反応液
吸引ノズル22の吸引圧力を検知して、他のノズル4、
4´と同様に吸引異常を検出することも可能である。そ
して、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変更す
ることが可能である。
【0034】例えば、吸引時の負圧上昇が緩慢である場
合には、圧力センサの出力信号が適当な判定基準時間T
s を越えた時点でなおもピークが得られていないという
ことを判別して、直ちに吸引異常であると決定するよう
に制御部36を構成して、判定の迅速化を図ってもよ
い。又、排水部3におけるセンサ34は、場合によって
は省略してもさほど問題はない。さらに、必要ならば、
適宜センサ34を複数の配管32、33、35について
共有して、異常検知のための構成を低価格化且つ単純化
してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、容器に洗
浄液を吐出する吐出手段と、容器中の洗浄液を吸引する
吸引手段と、吐出手段に向う洗浄液の流通路を制御信号
に基づいて開閉する吐出制御弁とを備えた容器洗浄装置
において、吸引手段の吸引圧力を検知する圧力センサ
と、吐出制御弁の制御信号と圧力センサの出力信号とに
基づき吐出制御弁が動作してから出力信号がピークに達
するまでの時間を予め決められた判定基準時間と比較し
て吸引異常を判別する制御部とを備えたものである。し
たがって本発明は、吸引異常の発生を正確に判別できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の容器洗浄装置の構成図。
【図2】正常な場合における洗浄液吐出弁の制御信号と
圧力センサの出力信号との関係を示すグラフ。
【図3】吸引異常が発生した場合における洗浄液吐出弁
の制御信号と圧力センサの出力信号との関係を示すグラ
フ。
【図4】従来の容器洗浄装置を示す構成図。
【図5】(a)〜(d)は洗浄動作を順に示す説明図。
【図6】排水部の作用を示す説明図。
【符号の説明】
4…吸引ノズル(吸引手段)、5…オーバーフローノズ
ル(吸引手段)、6…吐出ノズル(吐出手段)、13…
洗浄液吐出弁(吐出制御弁)、17…洗浄液、31…容
器洗浄装置、34…圧力センサ、36…制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に洗浄液を吐出する吐出手段と、上
    記容器中の上記洗浄液を吸引する吸引手段と、上記吐出
    手段に向う上記洗浄液の流通路を制御信号に基づいて開
    閉する吐出制御弁とを備えた容器洗浄装置において、上
    記吸引手段の吸引圧力を検知する圧力センサと、上記吐
    出制御弁の制御信号と上記圧力センサの出力信号とに基
    づき上記吐出制御弁が動作してから上記出力信号がピ−
    クに達するまでの時間を予め決められた判定基準時間と
    比較して吸引異常を判別する制御部とを備えたことを特
    徴とする容器洗浄装置。
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