JPH06265445A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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Publication number
JPH06265445A
JPH06265445A JP5282693A JP5282693A JPH06265445A JP H06265445 A JPH06265445 A JP H06265445A JP 5282693 A JP5282693 A JP 5282693A JP 5282693 A JP5282693 A JP 5282693A JP H06265445 A JPH06265445 A JP H06265445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
monitoring device
recording medium
information
diagnosis
Prior art date
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Pending
Application number
JP5282693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoaki Ishino
仁朗 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、操作ミスによる異常情報の喪
失を防止し、異常に対し迅速かつ適切な対処を可能とす
る監視装置の提供にある。 【構成】本発明は、各種設備の運転状態を監視すると共
に装置自体の異常を検出して、その検出した異常を記録
媒体14上に異常情報として保存するものにおいて、予
想される装置本体11の異常と該異常に対応する原因が
ルールの形式で格納された知識データベース15と、少
なくとも前記知識データベース15のルールと前記記録
媒体14に保存された異常情報とから装置自体11の異
常を診断する自己診断手段17とを具備して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラント設備,公
共設備等における監視装置に係り、特に監視装置本体に
対する故障診断技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には各種プラント設備,或いは公共
設備に備えられる監視装置の故障診断に係わる部分の構
成例が示されている。この監視装置1は、CRTディス
プレイ2の表示及びキーボード3からのデータ入力を制
御する入力/表示処理部4、各種データ送受信のための
処理を実行する伝送処理部5、その他の処理を実行する
処理部6を備えている。これら各処理部4〜6は異常を
検出する機能を有し、異常を検出した場合にその異常内
容を異常情報管理部7へ出力している。異常情報管理部
7が各処理部4〜6から受信した各異常内容を所定の異
常情報に整形したのち、その異常情報を記録媒体8に書
込んでいる。
【0003】監視装置1で1つの異常が発生すると、そ
の異常に関連して様々な異常が発生し、各異常内容が異
常情報管理部7を介して記録媒体8に格納される。この
ようにして記録媒体8には発生した多数の異常に関する
異常情報が書込まれるが、これら複数の異常情報の中か
ら本質的な原因を断定するには専門的な知識が必要とな
る。
【0004】そこで従来は、監視装置1に異常が発見さ
れると、サービスマン9が現地へ赴き、監視装置1の記
録媒体8から異常情報を採取する。次に採取した異常情
報を専門部門10へ送り、そこで詳細な解析による故障
診断を行い、本質的な原因を断定する。故障原因を発見
できたならば故障原因に対する対策を立て、再び現地の
監視装置1へ戻って対策に従った回復作業を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法による故障診断では、サービスマン9による異常
情報の採取がマニュアル操作で行われていたため、操作
ミスにより有効なデータを喪失する可能性があった。ま
た異常情報を専門部門10へ送りそこで解析していたの
で、監視装置1の異常に対し迅速な対応がとれない問題
があった。
【0006】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、操作ミスにより異常情報を喪失する心配がな
く、現地にて故障診断を行うことができ、発生した異常
に対し迅速、かつ適切な対処を可能とする監視装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の監視装置は、各種設備の運転状態を監視する
と共に装置自体の異常を検出して、その検出した異常を
記録媒体上に異常情報として保存するものにおいて、予
想される装置本体の異常に対応して該異常の原因を推論
するためのルールが格納された知識データベースと、少
なくとも前記知識データベースのルールと前記記録媒体
に保存された異常情報とから装置自体の異常を診断する
自己診断手段と、を具備する構成とした。
【0008】
【作用】本発明の監視装置では、装置自体の異常が検出
されると、その異常情報が記録媒体に保存される。そし
て記録媒体に保存された異常情報と知識データベースに
格納されているルールとから自己診断手段によって装置
自体の故障が自己診断される。
【0009】この様に監視装置内に、知識データベース
と自己診断手段とからなるエキスパートシステムが搭載
されることとなるので、現地で監視装置の詳細な故障診
断が可能となり、異常情報の採取作業と専門部門への送
信作業を削減でき、発生した異常に対して迅速かつ正確
な対処が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0011】図1には本発明の一実施例に係る監視装置
の故障診断に係わる部分の機能ブロックが示されてい
る。なお前述した図5に示す装置と同一機能の部分には
同一符号を付しいてる。
【0012】本実施例に係る監視装置11は、装置本体
の自己診断を行うためのエキスパートシステム12を搭
載し、そのエキスパートシステム12とのデータの授受
を入力/表示処理部13で行っている。入力/表示処理
部13は、CRTディスプレイ2及びキーボード3が接
続されており、CRTディスプレイ2を制御して任意の
データを表示させる共にキーボード3からのデータをエ
キスパートシステム12へ入力している。
【0013】また入力/表示処理部13、伝送処理部
5、その他の処理部6は、それぞれ異常を検出する機能
を有しており、検出した異常内容は異常情報管理部7へ
出力される。異常情報管理部7は各処理部13,5,6
から受信した各異常内容を整形して所定の異常情報に変
形したのち、その異常情報を第1の記録媒体14に書込
んでいる。
【0014】また上記エキスパートシステム12は、知
識データベース15と第2の記録媒体16と推論処理部
17とから構成されている。知識データベース15は、
監視装置1本体の各種の異常内容とそれに対応する原因
及び対策がルールの形で格納されている。第2の記録媒
体16は、監視装置11の異常状態に関する情報(以
下、異常状態情報と呼ぶ)が保存される。この異常状態
情報は監視装置11の異常を発見した監視員によりキー
ボード3から入力/表示処理部13を介してエキスパー
トシステム12内に入力される。次に、以上のように構
成された本実施例の動作について説明する。
【0015】CRTディスプレイ2及びキーボード3の
制御を行う入力/表示処理部13、伝送処理部5、その
他の処理部6で異常が検出されると、その異常内容が異
常情報管理部7へ送出される。異常情報管理部7では各
処理部13,5,6から送られてくる異常内容を整形
し、異常内容に応じたエラーログ情報を作成して第1の
記録媒体14に書込んでいる。エラーログ情報は、故障
発生時刻と該当箇所のハード(ボード名),ソフトの状
態を表したビットデータからなる。
【0016】一方、監視装置11自体に各種の異常が発
見されると、その異常状態情報が監視員によりキーボー
ド3から入力され、入力/表示処理部13を介してエキ
スパートシステム12の第2の記録媒体16に書込まれ
る。エキスパートシステム12は監視装置11に異常が
発生した場合に、監視員により起動される。起動後の動
作を図2,図3を参照して説明する。
【0017】エキスパートシステム12はキーボード3
から入力され第2の記録媒体16に保存された異常状態
情報を推論処理部17に取込むと共に、第1の記録媒体
14に保存されている異常情報を同じく推論処理部17
に取込む。この処理により監視装置11に発生した異常
内容が推論処理部17に設定される。
【0018】発生した異常内容が推論処理部17に設定
されると、その推論処理部17では異常の種類を判断す
る。異常の種類には、オペレーティングシステム(以
下、O/Sと呼ぶ)がダウンしたり,O/Sが立上らな
いなどの「O/Sの異常」と、発生アラームを表示する
システムアラーム画面内でのO/Sの異常である「シス
テムアラーム画面の異常」と、画面ロック,画面表示異
常等の「その他の異常」がある。図2及び図3には「O
/Sの異常」,「システムアラーム画面の異常」の場合
の推論処理の過程が示されている。
【0019】「O/Sの異常」と判断された場合には、
監視装置の動作状態がチェックされる。そのチェックの
結果、正常動作中であれば第1の記録媒体14から読込
まれたエラーログ情報と知識データベース15のルール
とから異常原因を推論し、その推論結果を出力する。
【0020】また監視装置11の動作に異常が認められ
る場合は、その異常状態情報に応じて知識データベース
15のルールに従った指示を入力/表示処理部13に出
し、監視装置11に対して原因究明のための各種の動作
を働き掛け、その際の動作応答をチェックしながら原因
究明のための処理を進めていく。
【0021】その結果、監視装置11が正常動作に戻っ
た場合には、上記同様にエラーログ情報を参照して故障
原因を推論する。また上記原因究明のための処理を複数
回繰り返しても正常動作に戻らず、かつ知識データベー
ス15のルールに該当するケースがない場合には、故障
追及不可能として処理を終了する。
【0022】一方、「システムアラーム画面の異常」の
場合には、システムアラーム画面中で異常となっている
ディスクの種類を判断し、該当するディスクの状態をチ
ェックする。チェックしたディスクが、正常状態であれ
ば、エラーログ情報とルールとから推論処理を実行して
原因を推論する。また正常状態でないことが検出された
場合には、その検出された異常状態に応じて、該当箇所
の状態をチェックするための指示を知識データベース1
5のルールに従って入力/表示処理部13に出し、その
指示に対する操作結果を受けながら、推論処理を進めて
いく。チェック箇所が正常の場合には、エラーログ情報
とルールとから推論処理を実行して原因を推論する。一
方、チェック箇所に故障が認められた場合には、故障原
因を除去した後、ディスクコピーを実行し監視装置11
を正常な状態に復旧させる。なお、「その他の異常」に
対しても同様に知識データベース15に異常内容に対応
したルールが格納されていて、適宜異常原因の推論を行
うことができる。
【0023】この様に本実施例によれば、監視装置11
にエキスパートシステム12を搭載し、監視装置11自
体に発生した異常を自己診断可能にしたので、従来装置
では必要であった異常情報の採取、専門部門への異常情
報の送付が必要なくなり、監視装置11に発生した異常
を専門部門に依頼すること無く、現地にて異常診断を迅
速、かつ適確に行うことができる利点がある。しかも、
監視装置11の異常が発生している時点での状態を異常
状態情報として入力して診断を行うため、より正確な異
常診断が可能になる。次に、本発明の第2実施例につい
て説明する。本実施例は上述した第1実施例と同様の構
成を有する複数の監視装置をネットワークを介してサー
ビスセンターに接続した例である。
【0024】図4は第2実施例の構成を示している。第
1実施例と同様の構成を有する2つの監視装置11A,
11Bがネットワーク20を介してサービスセンター2
1に接続されている。サービスセンター21は、監視装
置11A,11Bとネットワーク20を介して送受信を
行うための伝送装置22と、データベース23とを備え
る。
【0025】以上のように構成された本実施例では、各
監視装置11A,11Bが監視装置本体内のエキスパー
トシステム12a,12bで自己診断を実行すると共
に、その診断結果が各伝送処理部5a,5bからネット
ワーク20を介してサービスセンター21の伝送装置2
2へ送信される。そしてサービスセンター21で伝送装
置22で受信した診断結果をデータベース23へ格納
し、各監視装置11A,11Bの状態を集中管理する。
【0026】また監視装置11Aに発生した異常により
エキスパートシステム12aが起動できない状態となる
ことがある。この様な場合には、伝送処理部5aが第1
の記録媒体14aから異常情報を読出し、もう一つの監
視装置11Bの伝送処理部5bへネットワーク20を介
して伝送する。
【0027】監視装置11Bの伝送処理部5bは、監視
装置11Aから受信した異常情報を第1の記録媒体5b
へ保存する。次に、監視員によりエキスパートシステム
12bが起動されると、第1の記録媒体5bより監視装
置11Aから受信した異常情報を読出し、監視装置11
Aの異常診断を監視装置11Bのエキスパートシステム
12bで行う。
【0028】この様な本実施例によれば、監視装置11
A,11Bの異常診断結果をサービスセンター21のデ
ーベース23により集中管理することができ、監視装置
の保守,点検,異常の傾向分析等のメンテナンス性を向
上させることができる。
【0029】また一方の監視装置11Aで自己診断でき
ない状態となっても、もう一つの監視装置11Bでその
異常診断を実施することができ、自己診断機能に関する
2重化を図ることができる。本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々変形実施可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、操
作ミスにより異常情報を喪失する心配がなく、現地にて
故障診断を行うことができ、発生した異常に対し迅速、
かつ適切な対処を可能とする監視装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る監視装置の構成図で
ある。
【図2】図1に示す実施例での自己診断処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1に示す実施例での他の自己診断処理を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例に係る監視装置の構成図で
ある。
【図5】従来の監視装置の構成図である。
【符号の説明】
11…監視装置、12…エキスパートシステム、13…
入力/表示処理部、14…第1の記録媒体、15…知識
データベース、16…第2の記録媒体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の設備の運転状態を監視すると共に
    装置自体の異常を検出して、その検出した異常を記録媒
    体上に異常情報として保存する監視装置において、予想
    される装置本体の異常に対応して該異常の原因を推論す
    るためのルールが格納された知識データベースと、少な
    くとも前記知識データベースのルールと前記記録媒体に
    保存された異常情報とから装置自体の異常を診断する自
    己診断手段と、を具備したことを特徴とする監視装置。
JP5282693A 1993-03-15 1993-03-15 監視装置 Pending JPH06265445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5282693A JPH06265445A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5282693A JPH06265445A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06265445A true JPH06265445A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12925661

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5282693A Pending JPH06265445A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 監視装置

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