JPH06262759A

JPH06262759A - 記録装置

Info

Publication number: JPH06262759A
Application number: JP7756793A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Washio; 毅鷲尾
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1993-03-11
Filing date: 1993-03-11
Publication date: 1994-09-20

Abstract

(57)【要約】【目的】記録後のインクの乾燥を、高温の雰囲気中で
行うことにより文字や画像の記録品質の劣化を防止し、
記録紙の表面に記録した直後に裏面にも記録を行なうこ
とができる記録装置を提供する。【構成】記録ヘッド１により記録紙２に記録する記録
部３の一方には、給紙部４と、給紙部から給紙される記
録紙を記録部への搬入と記録部から排出することができ
る第１搬送手段５と、記録部の他方には表面に記録され
た記録紙を記録部からの排出と記録部へ搬入することが
できる第２搬送手段６と、第２搬送手段内の記録紙の裏
面をガイドするガイド手段７とを有して、記録紙を記録
部の他方から記録部に搬入して、記録ヘッドによって、
裏面に記録される文字や画像を記録して記録部の一方へ
排出する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はプリンタ等の記録装置の
改良に関し、詳しくは、インクジェット画像記録装置等
によって記録紙上に印写したインクを早期に乾燥させる
ことによって、両面記録を迅速に行い得るようにした記
録装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】インクジェット記録装置は、微細なイン
ク流路を備えたインクヘッドのノズルからインク滴を飛
翔させることによって記録紙上に画像を形成するもので
あり、この種の記録装置には、記録紙の片面上に印写を
行った後で連続して裏面にも印写を行う両面記録モード
を備えたものがある。両面記録においては片面上に付着
せしめたインクの乾燥を待たずに裏面の印写を行うと、
該片面上のインクがプラテンローラによって擦られて画
質の悪化を招く為、従来からインクを乾燥させるための
手法が種々提案されている。即ち、特開昭６２−２８６
７７２号公報にはインクジェット記録装置等における印
字後のインクの乾燥方法として、プラテンローラに加熱
装置のヒータ等を巻き付けて、その上を表面部材で覆う
方法が開示されている。然し、このようにプラテンロー
ラに加熱装置のヒータ等を埋め込むことは、製造コスト
等が割高となり、問題であった。また、印字後のインク
の乾燥のために、記録用紙に熱風を吹き付けたり（特開
昭５４−１５６５３６号公報）、記録前後の記録媒体を
上記方法並びに発熱源ランプにより表面又は裏面あるい
は両面から予熱あるいは加熱する（特開昭６２−２８８
０４２号公報を参照）方法が提案されているが、印字前
後の記録紙及びインクの乾燥を行うことはできても不十
分な乾燥であり、いずれも記録紙の表面に印字した直後
の乾燥後に記録紙の裏面に印字を行なうことは不可能で
あった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように従来のイン
クジェット記録装置においては、インクジェット記録等
における印字後のインクの乾燥は開放状態で行われ、文
字や画像の記録品質が劣化していた。このような装置や
方法では記録紙の表面に記録した直後の乾燥後に記録紙
の裏面に記録を行なうことはできなかった。

【０００４】

【発明の目的】そこで本発明は、このような不具合を解
決するものである。即ち、インクジェット記録等におけ
る記録後のインクの乾燥を、高温の雰囲気中でおこなう
ことにより文字や画像の記録品質の劣化を防止し、記録
紙の表面に記録した直後に乾燥して記録紙の裏面にも記
録を行なうことができる記録装置を提供することを目的
とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録ヘッドを備えた記録部によって副走
査方向に搬送される記録紙上に記録を行う記録装置にお
いて、上記記録部の順方向上流側には給紙部と該給紙部
から給紙される記録紙を記録部へ搬入したり該記録部か
ら排出することができる第１搬送手段を配置し、上記記
録部の順方向下流側には表面に記録された記録紙を記録
部から排出すると共に記録部へ逆搬送することができる
第２搬送手段と、上記第２搬送手段内において上記記録
紙の裏面をガイドするガイド手段とを有し、記録紙を順
方向下流側から記録部に搬入して記録ヘッドによって裏
面に記録を施してから記録部の順方向上流側へ排出する
こと、上記ガイド手段は、順方向上流側から搬送されて
きた記録紙を反転させて上記記録部に逆搬送するための
ループ形状のガイド板であり、該ガイド板は記録紙の待
機エリアを形成すること、上記ガイド板のループ形状内
に発熱体を設けて記録紙を乾燥する構成としたこと、上
記第２搬送手段の記録紙の搬送出口に上記記録紙の先端
を拘束又は拘束解除するレジストフィンガーを設け、上
記記録紙の待機エリアを形成するガイド板の内周の長さ
を、使用する記録紙の最短の長さよりも短くして、上記
第２搬送手段の上記記録紙の搬送入口から送りこまれた
上記記録紙の一部分が、上記待機エリア内で撓んで待機
する構成としたこと、上記記録紙の待機エリアを形成す
るガイド板の内周に凹部を形成して、使用する最長の記
録紙が搬送された際に、上記記録紙の一部分が上記凹部
内に入り込んだ状態で待機する構成としたこと、上記凹
部の断面形状は、凹部の入口側のガイド板の後端の接線
方向に凹部出口側ガイド板の先端を設けて、上記記録紙
が連続してガイドされて搬送される構成としたこと、記
録ヘッドは、記録紙の後端が第２搬送手段の搬送入口に
到達した時に、次頁の記録要求があれば記録する文字や
画像のデータを１８０°反転させて、上記記録紙の裏面
に上記反転した文字や画像を記録するように制御される
ことを特徴とする。

【０００６】

【作用】上記のように構成された記録装置は、搬送手段
により記録紙を記録部に往復搬送し、高記録品質に適し
た、高温の雰囲気エリアに調整された待機エリアで、記
録直後の記録紙を積極的に高温に曝すようにして、イン
クジェット記録等における記録後のインクの乾燥を、高
温の雰囲気中でおこなうことができるようになり、文字
や画像の記録品質の劣化を防止し、簡単な構成で、記録
紙の表面に記録した直後に乾燥して記録紙の裏面にも記
録を行なうことができ、受信又は記録順に排紙、スタッ
クされる記録装置を提供することができる。

【０００７】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の記録装置の概略構成説明図
であり、この記録装置はカット紙を用いたインクジェッ
ト記録装置であり、大別すると読取機構１００と記録機
構２００とから構成される。記録機構２００は、給紙部
４、記録部３、第１搬送手段５、第２搬送手段６、ガイ
ド手段７、排紙トレー１２などにより構成されている。
上記給紙部４においては、記録紙カセット１１に収納さ
れた記録紙２が最上部のものからピックアップコロ１３
によって給紙され、分離コロ１４と搬送コロ１５との協
働により一枚に分離する動作とＡ方向（順方向）への搬
送動作が行われる。第１搬送手段５に記録紙の先端が到
達するまで上記搬送コロ１５によって順方向へ送られ
る。上記記録紙２が上記第１搬送手段５に到達したこと
を、図示しないフォトセンサ等の検知器が検知すると、
図示しない制御部は搬送コロ１５を所定の時間回転させ
た後に停止するようになっている。これによって、上記
記録紙２のレジスト調整が行われる。

【０００８】図２は記録紙の要部の構成説明図であり、
第１搬送手段５は、駆動ローラ５ｃとプレッシャローラ
５ｄとプレッシャローラ５ｅとで構成される。中央の駆
動ローラ５ｃは図示しない駆動系によって矢印Ｂで示す
一方向に回転され、上記駆動ローラ５ｃの外周面に図示
しない押圧手段によって加圧された上記プレッシャロー
ラ５ｄとプレッシャローラ５ｅが図示のように配置され
ており、駆動ローラ５ｃとプレッシャローラ５ｄとのニ
ップ部を通過する記録紙２を記録部３へ搬入する。駆動
ローラ５ｃとプレッシャローラ５ｅとのニップ部を通過
する記録紙２は、矢印Ｇに示す方向（順方向上流側）に
搬送される。記録紙２の先端は、駆動ローラ６ｃとプレ
ッシャローラ６ｄにより第２搬送手段６にまで搬送され
た後で、ガイド手段７のガイド板７ａのループ形状の待
機エリア７ｂの内周面の矢印Ｃ方向にガイドされてレジ
ストフィンガー９に達する。

【０００９】上記第２搬送手段６は、駆動ローラ６ｃと
プレッシャローラ６ｄとプレッシャローラ６ｅで構成さ
れる。中央の駆動ローラ６ｃは図示しない駆動系によっ
て矢印Ｄで示す一方向に回転され、駆動ローラ６ｃの外
周面に図示しない押圧手段によって加圧されたプレッシ
ャローラ６ｄとプレッシャローラ６ｅが図示のように配
置されて、記録紙２は記録部３から搬出される。駆動ロ
ーラ６ｃとプレッシャローラ６ｄとのニップ部を通過す
る記録紙は矢印Ｃで示す方向（順方向下流側）へ搬送さ
れる。駆動ローラ６ｃとプレッシャローラ６ｅとのニッ
プ部を通過する記録紙は記録部３へ逆搬送される。

【００１０】上記レジストフィンガー９は、記録紙２の
先端を所定のタイミングで駆動ローラ６ｃとプレッシャ
ローラ６ｅの間に送り込むためのものである。上記レジ
ストフィンガー９は、図示のように支点軸１６を支点に
して、図示しないソレノイドとリンク等を使用して図示
の矢印Ｅ方向に回動して、点線位置で一旦停止していた
記録紙２の先端が上記駆動ローラ６ｃとプレッシャロー
ラ６ｅの間に送りこまれて、記録部３へ搬入される。

【００１１】上記第１搬送手段５の搬送入口５ａに方向
切換板１７が図示のように支点軸１８を支点にして回動
自在に配置されている。方向切換板１７は、記録紙カセ
ット１１から待機エリア７ｂに記録紙２が搬送される時
には、ガイド板１９の面と略面一の位置にまで退避して
おり、記録紙２の先端は図示の矢印Ａ方向へ搬送され
る。然し、方向切換板１７は、待機エリア７ｂから第２
搬送手段６によって搬送され第１搬送手段５の方向に記
録紙２が逆送される時には、図示しないソレノイドとリ
ンク等により図示の矢印Ｆ方向に回動して点線位置に移
動し、駆動ローラ５ｃとプレッシャローラ５ｅの接点方
向に切り換えるので、記録紙は図示の矢印Ｇ方向へ搬送
される。この時には、記録紙２の先端は駆動ローラ５ｃ
とプレッシャローラ５ｅにより記録部３から排出され
て、排紙トレイ１２の方向に搬送される。駆動ローラ６
ｃとプレッシャローラ５ｅは記録後の記録面に接するた
めゴムのような記録面をこする材質や形状ではなく、樹
脂や金属により複数の凹凸を有した拍車形状等に形成さ
れている。

【００１２】記録部３の記録ヘッド１は、主走査方向
（記録紙２の図示の矢印Ａ方向の搬送方向と直交する方
向）に移動可能に支持され、文字や画像の記録データに
基いて、記録紙２の搬送と同期して所定のビットのイン
クを吐出することによって記録紙２に画像を記録する。
記録ヘッド１と記録紙２の間隙によって文字や画像の再
現性に影響が生じるため、ガイド板１９によって、記録
紙２の往時、復時とも間隙が一定になるように設定され
ている。

【００１３】図３(a) はガイド手段の構成を示す拡大図
であり、図示しない記録紙カセット１１から給紙されて
表面に対する記録を終了した記録紙２は、駆動ローラ６
ｃとプレッシャローラ６ｄによりＣ方向へ搬送されて、
ガイド手段７における待機エリア７ｂを形成するループ
形状のガイド板７ａの内面にガイドされ、記録紙２の先
端がレジストフィンガー９に達するまで送られる。ガイ
ド板７ａ内の空所は、乾燥の為の雰囲気を維持する為に
は外部から密閉することが好ましが、必要に応じて換気
を行い得るようにすればよい。従って、図面に示したガ
イド板７ａの紙面前後方向は閉止された構造とする。上
記ガイド板７ａの内側の待機エリア７ｂには、ハロゲン
ヒータ等の発熱体８が配置されて、記録直後の記録紙２
を積極的に高温に曝して、高記録品質に適した、高温の
雰囲気エリアに調整している。図示しない記録装置本体
の制御部、電源部等から発生する熱をダクト、ファン等
を用いて、待機エリア７ｂに導くことによって雰囲気エ
リアの温度を温めてもよい。待機エリア７ｂの外側のガ
イド板７ａの外面に面状ヒータを設けたり、上記のよう
に装置の制御部、電源部等から発生する熱をダクト、フ
アン等を用いて導いて、直接温めてもよい。

【００１４】図３(b) は図３(a) のガイド手段の動作説
明図であり、待機エリア７ｂを形成するガイド板７ａの
Ｃ方向における内周の長さは、使用する記録紙の最短の
長さよりも短く設定され、記録紙２の先端がレジストフ
ィンガー９に達した後は、記録紙２は、上記待機エリア
７ｂ内でループ状になり、記録紙２の腰（弾発力）によ
ってレジストフィンガー９が時計廻り方向に回動して記
録紙搬送経路から退避した時に、その先端部が第２搬送
手段６の駆動ローラ６ｃとプレッシャローラ６ｅ間に入
り込み、続いて記録部３に搬入されて排紙トレイ１２の
方向への搬送状態に移ることが可能となる。

【００１５】図４はガイド手段の作動状態を示す図であ
り、待機エリア７ｂを形成するガイド板７ａの内周の途
中には外径方向へ突出する凹部１０を設けて、使用する
最長の長さの記録紙を待機させることができるようにな
っている。即ち、記録紙２の先端がレジストフィンガー
９に達した後も、第２搬送手段６の駆動ローラ６ｃとプ
レッシャローラ６ｄで搬送を続けて記録紙２のループを
凹部１０に入れることができるようになっている。上記
凹部の断面形状は、凹部の入口側のガイド板の後端１０
ａの接線方向に凹部出口側ガイド板の先端１０ｂを配置
して、記録紙が連続してガイドされて搬送されるよう構
成する。

【００１６】図５は本発明の他の実施例の要部構成説明
図であり、第２搬送手段６の駆動ローラ６ｃと第１搬送
手段５のプレッシャローラ６ｅの少なくとも外周面に主
走査方向に連続したインク吸収材２０を取り付けること
によって、記録紙２の乾燥の補助作用を行なうこともで
きる。図６は図５の変形例であり、補助ローラ２１をイ
ンク吸収材２０で形成し、第２搬送手段６の駆動ローラ
６ｃと第１搬送手段５のプレッシャローラ６ｅに対して
各補助ローラ２１を当接させることによって、記録紙２
の乾燥の補助作用を行なうこともできる。

【００１７】図７は記録装置の動作を示すフローチャー
トであり、ステップ１に示した表面記録又は裏面記録か
の選択は、図示しない操作部からの指定やビットスイッ
チなどにより行われる。図示しない制御部からの記録要
求に対して、表面だけの片面記録モードであれば、記録
直後、レジストフィンガー９を動作させて記録紙２は排
紙される（ステップ２、３）。裏面の両面記録モードで
あれば、文字や画像の記録データを１８０°反転させる
記録準備完了後、レジストフィンガー９を動作させて、
記録紙２の搬送に同期させて記録が行なわれる（ステッ
プ５、６、７）。以上、実施例の説明においては、記録
紙２がカット紙である場合の動作について説明してきた
が、本発明はロール紙を用いる場合にも適用することが
でき、この場合にはカッタを設けて所定の長さに切断し
た記録紙について同様の乾燥処理を施せば良い。

【００１８】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、搬送手段により記録紙を記録部に往復搬送
し、ループ形状の高記録品質維持に適した、高温の雰囲
気に調整された待機エリアで、記録直後の記録紙を積極
的に高温に曝すようにしたので、インクジェット記録等
における記録後のインクの乾燥を、高温の雰囲気中で行
うことができるようになり、文字や画像の記録品質の劣
化を防止し、簡単な構成で、記録紙の表面に記録した直
後に乾燥して記録紙の裏面にも記録を行なうことがで
き、受信又は記録順に排紙、スタックされる記録装置を
提供することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した記録装置の一実施例の概略説
明図である。

【図２】本発明の記録装置の要部の側面図である。

【図３】(a) 及び(b) は、本発明の記録装置の他の要部
の側面図及びその動作を示す説明図である。

【図４】図３(a) の要部の動作状態の説明図である。

【図５】本発明の他の実施例を示す記録装置の要部の側
面図である。

【図６】本発明の記録装置の他の実施例の要部の側面図
である。

【図７】本発明の実施例を示す記録装置の動作のフロー
チャートの一例の図である。

【符号の説明】１・・・記録ヘッド、２・・・記録紙、３・・・記録
部、４・・・給紙部、５・・・第１搬送手段、５ａ・・
・搬送入口、５ｂ・・・搬送出口、５ｃ・・・駆動コ
ロ、５ｄ・・・プレッシャローラ、５ｅ・・・プレッシ
ャローラ、６・・・第２搬送手段、６ａ・・・搬送入
口、６ｂ・・・搬送出口、６ｃ・・・駆動コロ、６ｄ・
・・プレッシャローラ、６ｅ・・・プレッシャローラ、
７・・・ガイド手段、７ａ・・・ガイド板、７ｂ・・・
待機エリア、８・・・発熱体、９・・・レジストフィン
ガー、１０・・・凹部、１０ａ・・・後端、１０ｂ・・
・先端、１１・・・記録紙カセット、１２・・・排紙ト
レイ、１３・・・ピックアップコロ、１４・・・分離コ
ロ、１５・・・搬送コロ、１６・・・支点軸、１７・・
・方向切換板、１８・・・支点軸、１９・・・ガイド
板、２０・・・インク吸収材、２１・・・補助ローラ、
１００・・・読取機構、２００・・・記録機構。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所 9113−2ＣＢ４１Ｊ 29/00 Ｈ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】副走査方向に搬送される記録紙上に記録
ヘッドを備えた記録部により記録を行う記録装置におい
て、上記記録部の順方向上流側には給紙部と該給紙部か
ら給紙される記録紙を該記録部へ搬入したり該記録部か
ら排出することができる第１搬送手段を配置し、上記記
録部の順方向下流側には表面に記録された記録紙を該記
録部から排出すると共に該記録部へ逆搬送することがで
きる第２搬送手段と、上記第２搬送手段内において上記
記録紙の裏面をガイドするガイド手段とを有し、記録紙
を順方向下流側から該記録部に逆搬送して記録ヘッドに
よって裏面に記録を施してから記録部の順方向上流側へ
排出することを特徴とする記録装置。
【請求項２】上記ガイド手段は、順方向上流側から搬
送されてきた記録紙を反転させて上記記録部に逆搬送す
るためのループ形状のガイド板であり、該ガイド板は記
録紙の待機エリアを形成することを特徴とする請求項１
記載の記録装置。
【請求項３】上記ガイド板のループ形状内に発熱体を
設けて記録紙を乾燥する構成としたことを特徴とする請
求項１記載の記録装置。
【請求項４】上記第２搬送手段の記録紙の搬送出口に
上記記録紙の先端を拘束又は拘束解除するレジストフィ
ンガーを設け、上記記録紙の待機エリアを形成するガイ
ド板の内周の長さを、使用する記録紙の最短の長さより
も短くして、上記第２搬送手段の上記記録紙の搬送入口
から送りこまれた上記記録紙の一部分が、上記待機エリ
ア内で撓んで待機する構成としたことを特徴とする請求
項１記載の記録装置。
【請求項５】上記記録紙の待機エリアを形成するガイ
ド板の内周に凹部を形成して、使用する最長の記録紙が
搬送された際に、上記記録紙の一部分が上記凹部内に入
り込んだ状態で待機する構成としたことを特徴とする請
求項１記載の記録装置。
【請求項６】上記凹部の断面形状は、凹部の入口側の
ガイド板の後端の接線方向に凹部出口側ガイド板の先端
を設けて、上記記録紙が連続してガイドされて搬送され
る構成としたことを特徴とする請求項１記載の記録装
置。
【請求項７】記録ヘッドは、記録紙の後端が第２搬送
手段の搬送入口に到達した時に、次頁の記録要求があれ
ば記録する文字や画像のデータを１８０°反転させて、
上記記録紙の裏面に上記反転した文字や画像を記録する
ように制御されることを特徴とする請求項１記載の記録
装置。