JPH0626196Y2 - ヘツドレストのフレ−ム構造 - Google Patents

ヘツドレストのフレ−ム構造

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JPH0626196Y2
JPH0626196Y2 JP3430087U JP3430087U JPH0626196Y2 JP H0626196 Y2 JPH0626196 Y2 JP H0626196Y2 JP 3430087 U JP3430087 U JP 3430087U JP 3430087 U JP3430087 U JP 3430087U JP H0626196 Y2 JPH0626196 Y2 JP H0626196Y2
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JP
Japan
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frame member
headrest
stay
frame structure
shape
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Application number
JP3430087U
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JPS63142143U (ja
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信広 結城
光昭 大脇
紀生 伊藤
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はヘッドレストのフレーム構造に関し、より詳
しくはヘッドレスト本体の内部に配設されるフレーム構
造の改良に係るものである。
(従来の技術) この種、ヘッドレストのステー構造は第6〜9図に示す
ものが知られている。第6、7図に示すヘッドレスト
(1)はフレーム部材(2)と、このフレーム部材(2)に固定
した一対のステー(3)、(3)と、フレーム部材(2)を被覆す
るクッション材たる発泡体製パッド及び表皮部材とから
形成される。前記フレーム部材(2)は長方形状の板金材
の両側を内側へそれぞれ折曲し、U字形状に折曲げて形
成される。フレーム部材(2)はその板金材の両側が内側
へ折曲形成されるのは、U字形状に折曲げた際、上部の
角部に突片が生じるのを防止すべく、両側を折曲げてR
状とするためである。第8、9図に示すヘッドレスト
(4)は前記ヘッドレスト(1)と略同様に形成されている
が、フレーム部材(5)をU字形状に折曲げた際、その幅
が広く形成されている点を異にしている。なお、第6図
に示すヘッドレスト(1)におけるフレーム部材(2)の幅
(α)は12mmから形成され、この場合にはフレーム部材
(2)の上部のR状は2〜3mmであり、第8図に示すヘッ
ドレスト(4)はその幅(β)は50mmから形成され、この
場合にはフレーム部材(5)の上部のR状は5mmである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記ヘッドレストのフレーム構造は、フレーム部材(2)、
(5)を発泡体製パッドと表皮部材とで被覆した際、フレ
ーム部材(2)、(5)の側部の形状によりヘッドレスト(1)、
(4)の上部角部に突部が生じることを防止すべく、フレ
ーム部材(2)、(5)の両側を内側へ折曲してR状としてい
るが、フレーム部材(2)、(5)の幅が狭い場合には、板金
材の両側を折曲してU字形状として上記角部に所定のR
状を形成することができず、ヘッドレスト(1)、(4)の上
部角部に突部が生じ、接触感が悪くなる虞れがあった。
この考案は、かかる点を鑑みなされたものであり、フレ
ーム部材の幅を狭くした場合であっても、上部角部に所
定のR状に形成することができ、ヘッドレストの上部角
部に丸味をもたせて接触感を良好ならしめるヘッドレス
トのフレーム構造を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案にかかるヘッドレストのフレーム構造は、U字
形状のフレーム部材の折曲部両側に切欠き部を形成し、
この切欠き部からL字形に形成したステーの角部を露出
したものであり、フレーム部材の上部両側はステーの角
部によって緩やかな丸味が生じる。
(実施例) この考案にかかる一実施例を第1図ないし第5図に基づ
いて説明する。同図中、(6)はヘッドレストで、フレー
ム部材(7)の両側にステー(8)、(8)を固定して取付け、こ
のフレーム部材(7)をクッション材たる発泡体製パッド
部材(9)と表皮部材(10)とで被覆して形成される。前記
フレーム部材(7)は第5図に示すように、板金材からな
り、その両側略中央に半円形状の切欠き部(7a)が形成さ
れており、U字形状に折曲形成される。そして、このU
字形状のフレーム部材(7)の両側にはL字形状からなる
ステー(8)、(8)が固定して取付けられる。このステー(8)
は管状からなり、上部がL字形状に形成され、折曲部(8
a)をたがいに対向してフレーム部材(7)の両側に固定し
て取付けられる。すなわち、ステー(8)の折曲角部(8b)
はフレーム部材(7)の切欠き部(7a)から露呈している。
そして、このフレーム部材(7)とステー(8)の折曲角部(8
b)とは発泡体製パッド部材(8)と表皮部材(10)とで被覆
してなる。
上記構成にかかるヘッドレストのフレーム構造は、フレ
ーム部材(7)の上部角部は切欠き部(7a)が形成され、こ
の切欠き部(7a)からステー(8)の折曲角部(8b)が露呈し
ているため、管状からなるステー(8)のR状により緩や
かな丸味を折曲角部(8b)に形成することができ、発泡体
製パッド部材(9)等で被覆した際、鋭角的な感じではな
く、緩やかな接触感となり、乗員が着座感が良好化す
る。また、フレーム部材(7)の幅を狭くした場合であっ
ても、ステー(8)の折曲角部(8b)により確実に緩やかな
丸味を形成することができる。さらに、フレーム部材
(7)を切欠き、そこからステー(8)の折曲角部(8b)を露呈
せしめるだけで、フレーム部材(7)の上部角部のR状が
形成できるので、製作が容易化するとともに、コストの
低減が図られる。
なお、上記実施例では、ステー(8)の直径は10mmから形
成しており、これの折曲角部(8b)のR状は30mmであり、
非常に緩やかな丸味を形成することができる。
(考案の効果) この考案にかかるヘッドレストのフレーム構造によれ
ば、フレーム部材の上部両側に切欠き部を形成し、この
切欠き部からL字形状に形成したステーの角部を露出し
ているため、次のような効果を生じる。
ステーの角部形状によってフレーム部材の上部両側に
緩やかな丸味を形成することができるので、非常に幅の
狭いフレーム部材であっても、確実に所定の丸味をフレ
ーム部材の上部両側に形成できる。
フレーム部材に切欠きを形成し、そこからステーの角
部を露出しているだけなので、製作容易でしかもコスト
の低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるフレーム構造を用いたヘッド
レストの一部を切欠した斜視図、第2図は第1図に示す
フレーム構造の斜視図、第3図は第2図のIII-III線に
沿う断面図、第4図は第2図のIV-IV線に沿う断面図、
第5図は第2図に示すフレーム構造のフレーム部材の斜
視図、第6図は従来のヘッドレストのフレーム構造を示
す斜視図、第7図は第6図のVII-VII線に沿う断面図、
第8図は第6図と同様に従来のヘッドレストのフレーム
構造を示す斜視図、第9図は第8図のIX-IX線に沿う断
面図である。 図中、(7)はフレーム部材、(8)はステーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字形状に形成したフレーム部材と、この
    フレーム部材の両側に固定した一対のステーとからなる
    ヘッドレストのフレーム構造において、前記フレーム部
    材の折曲部両側に切欠き部を形成するとともに、前記ス
    テーをL字形状に形成して、この角部を前記フレーム部
    材の切欠き部から露出したことを特徴とするヘッドレス
    トのフレーム構造。
JP3430087U 1987-03-09 1987-03-09 ヘツドレストのフレ−ム構造 Expired - Lifetime JPH0626196Y2 (ja)

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JPS63142143U JPS63142143U (ja) 1988-09-19
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