JPH0537802Y2 - - Google Patents

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JPH0537802Y2
JPH0537802Y2 JP6778789U JP6778789U JPH0537802Y2 JP H0537802 Y2 JPH0537802 Y2 JP H0537802Y2 JP 6778789 U JP6778789 U JP 6778789U JP 6778789 U JP6778789 U JP 6778789U JP H0537802 Y2 JPH0537802 Y2 JP H0537802Y2
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JP
Japan
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cushion body
foam cushion
protruding portion
sheet
reinforcing member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車シートのシートクツシヨン構造
に関し、詳しくは、フレーム上に載置する発泡体
製クツシヨン体と、この発泡体製クツシヨン体の
下面に前記発泡体製クツシヨン体と一体成形し且
つ前端が前記発泡体製クツシヨン体の前端からは
み出すシート状補強部材からなるシートクツシヨ
ン構造に係るものである。
(従来の技術) この種、自動車シートのシートクツシヨン構造
は、第6,7図に示す様に、枠状フレーム間にば
ね製支持材を張架し、この枠状フレームに発泡体
製クツシヨン体1を載置し、発泡体製クツシヨン
体1を表皮材で被覆して形成されている。
この発泡体製クツシヨン体1には、枠状フレー
ムへの取付面側に、発泡体製クツシヨン体1の下
面1aをばね製支持材から保護するため、シート
状補強部材2が発泡体製クツシヨン体1と共に一
体成形して設けられている。
このシート状補強部材2は発泡体製クツシヨン
体1と同幅からなり、前端が発泡体製クツシヨン
体1よりもはみ出してはみ出し部3が設けられ、
このはみ出し部3を発泡体製クツシヨン体1の下
面1aへ折曲げられ(図示矢印方向)、枠状フレ
ームと発泡体製クツシヨン体1間が二層に形成さ
れている。
即ち、シート状補強部材2を二層にすることに
より、枠状フレームの発泡体製クツシヨン体1へ
の反力の緩和を図り、フレーム等との接触による
異音発生を防止している。
然しながら、シート状補強部材2は発泡体製ク
ツシヨン体1と一体成形してなるので、シート状
補強部材2には含浸層が形成される。
その為、シート状補強部材2のはみ出し部3は
発泡体製クツシヨン体1の下面1aへ折曲げる
際、含浸層が形成されているので、折曲げが容易
でなく、折曲げ作業に時間を要していた。
その上、シート状補強部材2は発泡体製クツシ
ヨン体1と同幅からなるため、はみ出し部3を折
曲げた際、はみ出し部3の両端が発泡体製クツシ
ヨン体1の下面1aから外へ露呈し、外観品質を
劣化させる虞れもあつた。
そこで、本考案は、かかる点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、シート状補
強部材のはみ出し部を発泡体製クツシヨン体へ容
易に折曲げることができると共に外観品質が向上
するシートクツシヨン構造を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案に係る自動車シートのシートクツシヨン
構造は、フレーム上に載置する発泡体製クツシヨ
ン体と、この発泡体製クツシヨン体の下面に前記
発泡体製クツシヨン体と一体成形し且つ前端が前
記発泡体製クツシヨン体の前端からはみ出すシー
ト状補強部材からなり、前記シート状補強部材は
はみ出し部の幅が前記発泡体製クツシヨン体の幅
よりも小さく形成されたものである。
係るシートクツシヨン構造によれば、シート状
補強部材のはみ出し部はその幅が発泡体製クツシ
ヨン体の幅よりも小さいため、はみ出し部を発泡
体製クツシヨン体へ折曲げる際、はみ出し部の折
曲げが容易化する。また、はみ出し部は幅が発泡
体製クツシヨン体の幅よりも小さいので、はみ出
し部が発泡体製クツシヨン体の下面から外へ露呈
することもない。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第5図に基
づいて説明する。
同図中、発泡体製クツシヨン体1は下面1aに
シート状補強部材たる粗毛フエルト2が設けられ
る。
この粗毛フエルト2は発泡体製クツシヨン体1
と一体成形してなり、前端が発泡体製クツシヨン
体1の前端1bからはみ出してはみ出し部3が設
けられる。
粗毛フエルト2のはみ出し部3は幅が発泡体製
クツシヨン体1の下面1aの幅よりも小さく形成
される。
この粗毛フエルト2のはみ出し部3を発泡体製
クツシヨン体1側へ折曲げる際、はみ出し部3の
幅が小さいので、はみ出し部3の折曲げが容易化
する。
従つて、発泡体製クツシヨン体1とフレーム5
間は粗毛フエルト2を容易に二層にすることがで
き、粗毛フエルト2のはみ出し部3の折曲げ作業
が簡単で、作業効率の向上が図られる。
また、粗毛フエルト2のはみ出し部3は幅が小
さいため、はみ出し部3の折曲げ作業に際し、折
曲げ位置の位置合わせをする必要がなく、その作
業が不要となり、作業性が一層向上する。
その上、はみ出し部3を折曲げた際、はみ出し
部3の両端は発泡体製クツシヨン体1の下面1a
から外方へ露呈することがなく、外観品質が向上
する。
(考案の効果) この考案によれば、次の効果を生じる。
シート状補強部材の食み出し部の幅を小さく
しているため、はみ出し部の発泡体製クツシヨ
ン体側への折曲げが容易化する。
はみ出し部は幅が小さいため、はみ出し部の
折曲げに際し、折曲げ箇所の位置決め作業が不
要となり、作業性が良好化する。
はみ出し部が発泡体製クツシヨン体の下面か
ら外へ露呈することがなく、外観品質が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートクツシヨン構造の
発泡体製クツシヨン体の裏面からの斜視図、第2
図は第1図の発泡体製クツシヨン体の裏面からの
正面図、第3図は第1図に示す発泡体製クツシヨ
ン体をフレーム上に載置した際の斜視図、第4図
は第3図の−線に沿う部分断面図、第5図は
第3図の−線に沿う部分断面図、第6図は従
来品を示し、第2図相当の発泡体製クツシヨン体
の裏面からの正面図、第7図は第5図相当の従来
品の部分断面図である。 図中、1は発泡体製クツシヨン体、2はシート
状補強部材、3ははみ出し部、5はフレームであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム上に載置する発泡体製クツシヨン体
    と、この発泡体製クツシヨン体の下面に前記発泡
    体製クツシヨン体と一体成形し且つ前端が前記発
    泡体製クツシヨン体の前端からはみ出すシート状
    補強部材からなり、前記シート状補強部材は、は
    み出し部の幅が前記発泡体製クツシヨン体の幅よ
    りも小さく形成され、前記はみ出し部を前記発泡
    体製クツシヨン体の下面へ折り返したことを特徴
    とする自動車シートのシートクツシヨン構造。
JP6778789U 1989-06-10 1989-06-10 Expired - Lifetime JPH0537802Y2 (ja)

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JP6778789U JPH0537802Y2 (ja) 1989-06-10 1989-06-10

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JP6778789U JPH0537802Y2 (ja) 1989-06-10 1989-06-10

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JPH037750U JPH037750U (ja) 1991-01-24
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JP5556796B2 (ja) * 2010-12-10 2014-07-23 東海興業株式会社 クッション体及びシート構造

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JPH037750U (ja) 1991-01-24

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