JPH06259363A - 処理実行システムおよび処理実行方法 - Google Patents

処理実行システムおよび処理実行方法

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JPH06259363A
JPH06259363A JP5041098A JP4109893A JPH06259363A JP H06259363 A JPH06259363 A JP H06259363A JP 5041098 A JP5041098 A JP 5041098A JP 4109893 A JP4109893 A JP 4109893A JP H06259363 A JPH06259363 A JP H06259363A
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JP
Japan
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mail
machine
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request command
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Application number
JP5041098A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Maruoka
良隆 丸岡
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SOFUTO PURO KK
Original Assignee
SOFUTO PURO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用簡便性の高い処理実行方法を提供する。 【構成】 記憶手段M1は、子機から受けた処理要求命
令を処理できる他の親機を特定する処理可能親機特定情
報を記憶する。実行手段E1は、受けた処理要求命令
が、親機S1で処理できる場合には当該処理要求命令に
応じた処理をする。受けた処理要求命令が、親機S1で
処理できない処理要求命令である場合には、前記処理可
能親機特定情報に基づいて、処理可能な他の親機に当該
処理要求命令を処理させ実行結果を得る。実行結果は、
当該処理要求命令を出力した子機に出力される。 【効果】 ユーザは、当該親機で処理できるか否かを考
えることなく、実行結果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、処理実行装置を複数
有する処理実行システムに関するものであり、特にその
利用簡便性の向上に関する。
【0002】
【従来技術】図16に、従来のコンピュータネットワー
クシステム(以下ネットワークシステムという)の概念
図を示す。このネットワークシステムにおいては、複数
のサーバS1,S2,S3が設けられている(このよう
な複数のサーバを備えたネットワークシステムを以下マ
ルチサーバシステムという)。サーバS1には端末であ
るクライアントC11〜C13が接続されている。同様
にサーバS2にはクライアントC21〜C23が、サー
バS3にはクライアントC31〜C33が接続されてい
る。
【0003】つぎに、マルチサーバシステムの使用方法
について説明する。マルチサーバシステムにおいては、
各サーバには、当該サーバにログインできるクライアン
トが登録されている。各クライアントはログインを許さ
れたサーバであればどのサーバにもログイン可能であ
る。
【0004】例えば、クライアントC11がクライアン
トC21にメールを送信する場合について説明する。ま
ず、クライアントC11は、クライアントC21が登録
されているサーバS2にログインする。クライアントC
11はサーバS2にクライアントC21宛てのメールを
送信する。サーバS2は送信されたメールを記憶し、ク
ライアントC21から自己メール取込み命令があれば、
当該メールをクライアントC21に送信する。
【0005】このようにして、クライアントC21はク
ライアントC11から送信されたメールを受け取ること
ができる。
【0006】このように、マルチサーバシステムにおい
ては、サーバを複数設けている。これにより、サーバが
1台の場合に比べて、特定のサーバに負荷をかけること
なく各種のコンピュータ処理等を行なうことができる。
また、複数のサーバを設けていることにより、そのうち
の1台がシステムダウンをおこしても、全てのコンピュ
ータ処理が不可能となることがない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなマルチサーバシステムについては、次のような問
題があった。
【0008】メールを送る場合においては、サーバが複
数ある為、発信元のクライアントは送信先のクライアン
トが登録されているサーバを予め、把握しておく必要が
ある。全てのクライアントについて登録されているサー
バを把握しておくことは、非常に煩雑である。特に、登
録されたクライアントに変更があった場合や、サーバの
数が増えた場合、このような把握は困難になる。したが
って、利用者に過大な負担をかけるととなる。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決
し、利用簡便性の高い処理実行方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる処理実
行システムにおいては、各親機は、 A)自機で処理できない処理要求命令について当該処理要
求命令を処理可能な親機を特定する処理可能親機特定情
報を記憶する記憶手段、 B)受けた処理要求命令に応じて以下の処理をして、当該
処理要求命令を出力した子機に実行結果を出力する実行
手段、 1)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できる処理要
求命令である場合には当該処理要求命令に応じた処理を
して実行結果を得る、 2)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できない処理
要求命令である場合には、前記処理可能親機特定情報に
基づいて、処理可能な親機に当該処理要求命令を処理さ
せ実行結果を得る、を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2にかかる処理実行方法において
は、各親機には、自機で処理できない処理要求命令につ
いて当該処理要求命令を処理可能な親機を特定する処理
可能親機特定情報を予め記憶しておき、処理要求命令を
受けた親機は、 a)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できる処理要
求命令である場合には当該処理要求命令に応じた処理を
して実行結果を得て、 b)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できない処理
要求命令である場合には、前記処理可能親機特定情報に
基づいて、処理可能な親機に当該処理要求命令を処理さ
せるとともに、この実行結果を得て、 c)当該処理要求命令を出力した子機に、得られた実行結
果を出力すること、を特徴とする。
【0012】請求項3にかかる処理実行システムにおい
ては、各親機には、他機が管理する管理情報を特定する
ための他機管理情報特定情報を記憶しておき、処理要求
命令を受けた親機は、 a)受けた処理要求命令が、自機が管理する管理情報を要
求する場合には当該管理情報を得て、 b)受けた処理要求命令が、自機が管理しない管理情報を
要求する場合には、前記他機管理情報特定情報に基づい
て、その管理情報を記憶する他の親機から当該管理情報
を得て、 c)当該処理要求命令を出力した子機に、得られた管理情
報を出力すること、を特徴とする。
【0013】請求項4にかかるメール送受信方法におい
ては、各親機は自機が管理する子機から発信されたメー
ルを記憶し、記憶した各メールのうち、少なくとも当該
メールの宛先およびメール特定情報を自サーバメールリ
ストとして記憶し、各親機は自機の自サーバメールリス
トを他の親機に送信し、各親機は、他機から送られてき
た自サーバメールリストに基づき、当該メールの宛先、
メール特定情報および当該メールを管理する親機の組合
わせ情報を他サーバメールリストとして記憶し、自機が
管理する子機から自己メール取込み命令を受けた親機
は、 1)前記自サーバメールリストに基づいて、自機が記憶し
た各メールのうち、自己メール取込み命令を出力した子
機宛てのメールを当該子機に出力するとともに、 2)前記他サーバメールリストに基づいて、当該自己メー
ル取込み命令を出力した子機宛てのメールを記憶する親
機に当該子機宛てのメールを出力させること、を特徴と
する。
【0014】請求項5にかかるメール送受信方法におい
ては、各親機には、自機が管理する子機を特定するため
の自子機管理情報および他機が管理する子機を特定する
ための他子機管理情報を記憶しておき、自機が管理する
子機からメールを受信した親機は、前記自子機管理情報
または他子機管理情報に基づいて、当該メールが当該親
機が管理する子機宛てのメールか否かを判断し、当該メ
ールが当該親機の管理する子機宛てのメールである場合
には、当該メールを自機に記憶し、当該メールが当該親
機の管理する子機宛てのメールでない場合には、前記他
子機管理情報に基づいて、当該子機を管理する親機に当
該メールを転送し、当該メールを当該他機に記憶してお
き、自機が管理する子機から自己メール取込み命令を受
けた親機は、自己メール取込み命令を出力した子機宛て
のメールを当該子機に出力すること、を特徴とする。
【0015】請求項6のメール送受信方法においては、
各親機には、自機が管理する子機を特定するための自子
機管理情報および他機が管理する子機を特定するための
他子機管理情報を記憶しておき、自機が管理する子機か
らメールを受信した親機は、前記自子機管理情報または
他子機管理情報に基づいて、当該メールが当該親機が管
理する子機宛てのメールか否かを判断し、各親機は、他
サーバメールリスト作成の際、他機から送られてきた自
サーバメールリストに基づき、自機が管理する子機宛て
のメールについて、当該メールの宛先、メール特定情報
および当該メールを管理する親機の組合わせ情報を他サ
ーバメールリストとして記憶すること、を特徴とする。
【0016】請求項7の処理実行方法においては、前記
処理要求命令は、処理命令およびこの処理命令の対象と
なる実行対象を有しており、各親機には、自機で処理で
きる実行対象を特定する実行対象特定情報を記憶し、各
親機は、前記実行対象特定情報に変更があった場合は、
当該変更情報を他機に送信し、これを受信した親機は前
記変更情報に基づき、自機の処理可能親機特定情報を変
更すること、を特徴とする。
【0017】請求項8の処理実行方法においては、各親
機には、自機が管理する管理情報を特定するための自機
管理情報特定情報を記憶し、各親機は、前記自機管理情
報特定情報に変更があった場合は、当該変更情報を他機
に送信し、これを受信した親機は前記変更情報に基づ
き、自機の他機管理情報特定情報を変更すること、を特
徴とする。
【0018】
【作用】請求項1、請求項2にかかる処理実行システム
またはその方法においては、処理要求命令を受けた親機
は、受けた処理要求命令が、当該親機で処理できない処
理要求命令である場合には、前記処理可能親機特定情報
に基づいて、処理可能な親機に当該処理要求命令を処理
させ、実行結果を得る。これにより、受けた処理要求命
令が、当該親機で処理できない処理要求命令であって
も、他の親機によって当該親機は実行結果を得ることが
できる。
【0019】請求項3にかかる処理実行システムにおい
ては、処理要求命令を受けた親機は、受けた処理要求命
令が、自機が管理しない管理情報を要求する場合には、
前記他機管理情報特定情報に基づいて、その管理情報を
記憶する他の親機から当該管理情報を得る。したがっ
て、自機が管理しない管理情報についても当該管理情報
を得ることができる。
【0020】請求項4にかかるメール送受信方法におい
ては、自機が管理する子機から自己メール取込み命令を
受けた親機は、前記自サーバメールリストに基づいて、
自機が記憶した各メールのうち自己メール取込み命令を
出力した子機宛てのメールを当該子機に出力するととも
に、前記他サーバメールリストに基づいて、当該自己メ
ール取込み命令を出力した子機宛てのメールを記憶する
親機に当該子機宛てのメールを出力させる。これによ
り、他機に記憶した当該子機宛てのメールを当該子機へ
出力させることができる。
【0021】請求項5にかかるメール送受信方法におい
ては、自機が管理する子機からメールを受信した親機
は、前記自子機管理情報または他子機管理情報に基づい
て、当該メールが当該親機が管理する子機宛てのメール
か否かを判断し、当該メールが当該親機の管理する子機
宛てのメールでない場合には、前記他子機管理情報に基
づいて、当該子機を管理する親機に当該メールを転送
し、当該メールを当該他機に記憶する。したがって、全
てのメールを、宛て先の子機を管理する親機に記憶する
ことができる。
【0022】請求項6にかかるメール送受信方法におい
ては、各親機は、他サーバメールリスト作成の際、他機
から送られてきた自サーバメールリストに基づき、自機
が管理する子機宛てのメールについて、当該メールの宛
先、メール特定情報および当該メールを管理する親機の
組合わせ情報を他サーバメールリストとして記憶する。
これにより、他機に記憶した当該子機宛てのメールを当
該子機へ出力させることができる。
【0023】請求項7にかかる処理実行方法において
は、各親機は、前記実行対象特定情報に変更があった場
合は、当該変更情報を他機に送信し、これを受信した親
機は前記変更情報に基づき、自機の処理可能親機特定情
報を変更する。したがって、前記実行対象特定情報に変
更があった場合に、自機の処理可能親機特定情報を変更
することができる。
【0024】請求項8にかかる処理実行方法において
は、各親機は、前記自機管理情報特定情報に変更があっ
た場合は、当該変更情報を他機に送信し、これを受信し
た親機は前記変更情報に基づき、自機の他機管理情報特
定情報を変更する。したがって、前記自機管理情報特定
情報に変更があった場合に、自機の他機管理情報特定情
報を変更することができる。
【0025】
【実施例】
[処理実行システム1の構造]本発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。まず、図1に本発明の一実施例で
ある処理実行システム1の機能ブロック部を示す。
【0026】処理実行システム1は、1の親機に1また
は2以上の子機が接続された処理実行装置を複数有する
処理実行システムである。親機は、各子機から出力され
た処理要求命令を受けて、当該処理要求命令に応じた処
理をして、当該子機に実行結果を出力する。
【0027】また、親機S1は記憶手段M1,実行手段
E1を備えている。記憶手段M1は、親機S1で処理で
きない処理要求命令について当該処理要求命令を処理可
能な他の親機を特定する処理可能親機特定情報を記憶す
る。
【0028】実行手段E1は、受けた処理要求命令が、
親機S1で処理できる処理要求命令である場合には当該
処理要求命令に応じた処理をして実行結果を得る。これ
に対して、受けた処理要求命令が、親機S1で処理でき
ない処理要求命令である場合には、記憶手段M1に記憶
されている処理可能親機特定情報に基づいて、処理可能
な他の親機に、当該処理要求命令を処理させ、実行結果
を得る。この親機S1または他の親機で実行された実行
結果は、当該処理要求命令を出力した子機に出力され
る。
【0029】なお、他の親機S2,S3についても同様
である。
【0030】[処理実行システム1の動作]図2に、親
機S1の動作の概念図を示す。この概念部にしたがって
親機S1の動作の概略を示す。
【0031】クライアントから処理要求命令があると、
「クライアント要求処理」が行なわれる。「クライアン
ト要求処理」では、まず、「自サーバデータ処理」が行
なわれる。「自サーバデータ処理」では、自サーバデー
タリスト16を検索する「自サーバデータリスト検索」
が行なわれる。自サーバデータリスト16を検索した結
果、親機S1が処理できる処理要求命令であれば、プロ
グラムインタフェース41を介して、アプリケーション
プログラムで当該処理をし、実行結果をクライアントに
送信する。
【0032】これに対して、親機S1が処理できない処
理要求命令である場合には、「他サーバデータ参照要求
処理」が行なわれる。「他サーバデータ参照要求処理」
では、他サーバデータリスト26の検索が行なわれる。
他サーバデータリスト26を検索し、当該処理要求命令
を処理可能な他の親機が特定されると、親機S1と当該
他の親機との間で「サーバ間送信処理」、「サーバ間受
信処理」が行なわれる。「サーバ間送信処理」では、親
機S1から当該他の親機に、当該処理要求命令(親機S
1が処理できない処理要求命令)が送信される。この処
理要求命令を受信した親機は、当該処理要求命令に対す
る処理をし、実行結果を親機S1に送信する。親機S1
は、受信した実行結果をクライアントに送信する。
【0033】このように、利用者は、ある処理要求命令
を処理できる親機を自ら特定しなくとも、自己の親機に
処理要求命令を出力さえすれば、当該親機が処理要求命
令を処理できる親機を特定し、所望の実行結果を得るこ
とができる。、つぎに、「自サーバリスト作成処理」に
ついて説明する。親機S1は、自己の自サーバリストに
変更があった場合は、変更されたデータについて「自サ
ーバリスト送信処理」を行なう。「自サーバリスト送信
処理」では、変更されたデータについて、親機S1と他
の親機との間で「サーバ間送信処理」が行なわれる。
【0034】送信された変更データを受信した他の親機
の処理について説明する。変更データを受信した親機
は、受信した変更データに基づき、「他サーバデータリ
スト処理」を行なう。「他サーバデータリスト処理」で
は、受信した変更データに基づき、他サーバデータリス
ト26の内容を変更する。
【0035】このような処理により、ある親機の自サー
バリストに変更があった場合でも、当該変更データを他
の親機に知らせることができる。
【0036】[メールシステムについて]つぎに、本発
明を電子メールシステム(以下メールシステムという)
に用いた場合について説明する。本メールシステムにつ
いては、各親機(サーバ)は自機が管理する子機(クラ
イアント)のリストである「自サーバ管理クライアント
リスト」を記憶している。本実施例においては、自サー
バ管理クライアントリストが自子機管理情報である。
【0037】この場合、メール送受信方法としては、以
下のような方法がある。
【0038】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− A)メール自体を送受信する方法 1)他サーバ管理クライアントリストを作成する方法 2)他サーバ管理クライアントリストを作成しない方法 2・1)送られてきたメール全てを記憶する方法 2・2)自サーバが管理するクライアント宛てのメールのみ記憶する方法 B)メール情報を送受信する方法 1)他サーバ管理クライアントリストを作成する方法 2)他サーバ管理クライアントリストを作成しない方法 2・1)送られてきたメール全てを記憶する方法 2・2)自サーバが管理するクライアント宛てのメールのみ記憶する方法 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以下、前記「B・1」に分類される実施例について説明す
る。まず、他サーバ管理クライアントリストについて説
明する。各サーバは、図3に示すようなクライアントリ
ストに他サーバ管理クライアントリストを作成し記憶す
る。他サーバ管理クライアントリストはつぎのようにし
て作成される。
【0039】各サーバは他サーバに対して、自サーバ管
理クライアントリストを送信する。例えば、メールシス
テムがサーバS1〜S3から構成されており、サーバS
1の管理クライアントがクライアントC11〜C13で
あり、サーバS2の管理クライアントがクライアントC
21〜C23であり、サーバS3の管理クライアントが
クライアントC31〜C33である場合、つぎのように
して、他サーバ管理クライアントリストが作成される。
【0040】サーバS1は自機の管理クライアントとし
てクライアントC11〜C13が存在することを、他の
サーバS2,S3に送信する。サーバS2、S3は、送
信された内容を、他サーバ管理クライアントリストに記
憶する。この場合、サーバS1が管理するクライアント
としてクライアントC11〜C13が存在することが、
サーバS2,S3の他サーバリストに記憶される。サー
バS2も同様にして、自機の管理クライアントを、他の
サーバS1,S3に送信し、サーバS3も同様にして、
自機の管理クライアントを、他のサーバS1,S2に送
信する。このようにして、図3に示すように、サーバS
1の他サーバ管理クライアントリストが作成記憶され
る。本実施例においては、他サーバ管理クライアントリ
ストが他子機管理情報である。
【0041】このような他サーバ管理クライアントリス
トを参照することにより、各サーバはどのクライアント
がどのサーバに登録されているかを知ることができる。
つぎに、この他サーバ管理クライアントリストを参照し
て自己宛のメールを受信する方法について図4、5を用
いて説明する。
【0042】[メールの受信方法]まず、図4、図5を
参照にして、メール受信方法の概略について説明する。
ユーザはあるクライアントから、接続可能なサーバにロ
グイン(LOGIN)する(ステップST1)。つぎ
に、ユーザはログインしたサーバ(以下ログインサーバ
という)に、自己宛のメールを取込む自己メール取込み
命令を出力する(ステップST2)。本実施例において
は、自己メール取込み命令が処理要求命令である。
【0043】ログインサーバは、自サーバメールリスト
(図7参照)を検索し(ステップST3)、自サーバメ
ールリストに当該クライアント宛のメールがあるか否か
を判断する(ステップST4)。当該クライアント宛て
のメールがある場合は、当該メールを出力メールとして
記憶する(ステップST5)。
【0044】つぎに、他サーバメールリストが検索され
る(ステップST6)。なお、ステップST4で自サー
バメールリストに当該クライアント宛のメールがない場
合も同様にステップST6に進む。図5を参照して、他
サーバメールリストに当該クライアント宛のメールがあ
るか否かを判断し(ステップST7)、当該クライアン
ト宛のメールがある場合は、当該メールを管理している
サーバ名を参照し、当該サーバに、送信命令を出力する
(ステップST8)。本実施例においては、前記サーバ
名が処理可能親機特定情報である。
【0045】なお、当該クライアント宛てのメールが複
数ある場合は、前記送信命令は複数のメールに対する送
信命令となる。また、当該クライアント宛てのメールが
複数のサーバで管理されている場合、複数のサーバに送
信命令が出力される。
【0046】なお、他サーバメールリストのメール番号
はサーバ名との組合わせて記憶している為、サーバ名お
よびメール番号が特定できれば、メールを特定すること
ができる。
【0047】つぎに、ログインサーバは、送信されたメ
ールを受け取ると(ステップST9)、当該クライアン
ト宛てのメールを出力する。その際、ステップST5で
出力メールとして記憶したメールも当該クライアントに
出力する(ステップST10)。
【0048】なお、本実施例においては、当該クライア
ント宛てのメールを検索することが実行結果を得ること
となる。
【0049】ステップST7において、他サーバメール
リストにクライアントC12宛のメールが存在しない場
合において、ステップST5で出力メールとして記憶し
たメールがない場合は、その旨のメッセージ表示、例え
ば「あなた宛てのメールはありません」と表示する(ス
テップST11)。
【0050】本実施例においては、このようにして、ロ
グインサーバ以外のサーバに管理されている自子機宛て
のメールであっても、確実に受け取ることができる。
【0051】つぎに、サーバS1が、図7に示すような
メールリストを記憶しており、クライアントC12から
自己メール取込み命令がなされ場合について説明する。
【0052】まずユーザはクライアントC12から、接
続可能なサーバにログインする(図4ステップST
1)。この場合は、サーバS1にログインする。
【0053】つぎに、ユーザはログインサーバS1に、
自己宛の自己メール取込み命令を出力する(ステップS
T2)。ログインサーバS1は、自サーバメールリスト
(図7参照)を検索し(ステップST3)、自サーバメ
ールリストに自己宛のメールがあるか否かを判断する
(ステップST4)。この場合、自サーバメールリスト
にクライアントC12宛のメールであるメールがないの
で、他サーバメールリストが検索される(図4ステップ
ST6)。つぎに、ステップST7に進み、他サーバメ
ールリストにクライアントC12宛のメールであるメー
ルが2通あるので(No2−S2、No87−S3)、
当該メールを管理しているサーバS2およびサーバS3
に対して、送信命令を出力する(ステップST8)。
【0054】なお、本実施例においては、メール番号を
メール特定情報として採用し、サーバ名をメール管理親
機特定情報として採用した。
【0055】図5に戻って、サーバS1は、送信された
メールをサーバS2、サーバS3から受け取り(ステッ
プST9)、クライアントC12宛てのメールを出力す
る(ステップST10)。その際、ステップST5で出
力メールとして記憶したメールがあればクライアントC
12に出力する。なお、ステップST4において、該当
メールがある場合は、当該メールを出力メールとして記
憶する(ステップST5)。
【0056】[メールの送信方法]つぎに、メール送信
方法の概略について図6、図9を用いて説明する。各サ
ーバは、自サーバが管理するクライアントからメールを
受け取った場合は、当該メールを記憶するとともに、つ
ぎのような処理を行なう。
【0057】各サーバは、自サーバメールリストに変更
があるかを判断する(図6ステップST21)。変更が
あった場合、自サーバメールリストに追加メールがあっ
たという変更情報を、他のサーバに送信する(同ステッ
プST22)。本実施例においては、前記他サーバクラ
イアントリストに基づいて、当該他サーバが管理するク
ライアント宛てのメールに関するメール情報だけを、当
該他サーバに送信する様にしている。これにより、他サ
ーバへの送信情報量を減らし、送信速度を向上させるこ
とができる。
【0058】つぎに、当該変更情報を受け取った他のサ
ーバの動作について、図9を用いて説明する。各サーバ
は、他サーバから変更情報が送信されたか否かを判断し
(ステップST31)、変更情報が送られてきた場合
は、他サーバメールリストを変更する(ステップST3
2)。本実施例においては、各サーバは送られてきたメ
ール情報およびそのメール情報を出力したサーバ名と組
合わせて、他サーバメールリストを作成し、記憶する。
【0059】つぎに、サーバS1が管理するクライアン
トC12から、サーバS2が管理するクライアントC2
3へメールが送信された場合について説明する。
【0060】図7に、サーバS1のメールリストを示
す。図において、サーバS1の自サーバメールリストに
はNo41までのメールが記憶されている。サーバS1
は、クライアントC12からメールが送信されると、当
該メールを自サーバメールリストに記憶する。これによ
り、当該メールは、図8に示すように、サーバS1のメ
ールリストにNo42のメールとして記憶される。
【0061】各サーバは、自サーバメールリストに変更
があるかを判断し(図6ステップST21)、変更があ
ると、自サーバメールリストに追加メールがあったとい
う変更情報を、他のサーバに送信する(同ステップST
22)。本実施例においては、前記他サーバ管理クライ
アントリスト(図3参照)を用いて、つぎのようにし
て、メール送受信が行なわれる。
【0062】図6ステップST22において、サーバS
1は、まず、クライアントC12から送信されたメール
が、クライアントC23宛てであることを判断する。自
機に記憶した他サーバ管理クライアントリスト(図3参
照)を参照して、クライアントC23を管理するサーバ
はサーバS2であると判断し、「当該メールについては
自機(サーバS1)が管理している」というメール情報
をサーバS2に送信する。サーバS2は送信されてきた
メール情報を記憶する。
【0063】当該変更情報を受け取ったサーバS2は、
つぎの様にして他サーバメールリストを変更する。変更
前のサーバS2のメールリストを図10に、変更後のサ
ーバS2のメールリストを図11に示す。図11に示す
ように、サーバS2の他サーバメールリストには、クラ
イアントC23宛てのメールが、サーバS1にメールN
o42で管理されているというメール情報が記憶される
ことになる。
【0064】このようにして、あるサーバに新たにメー
ルが追加された場合、当該メール情報が他のサーバに送
信される。したがって、ユーザはログインサーバに自己
メール取込み命令を出力さえすれば、上記の受信方法に
基づいて、自己宛のメールを受け取ることができる。
【0065】なお、メールの削除方法については、送信
と逆の処理を行なえばよい。例えば、当該メールについ
ては内容を参照したので削除したい場合には、当該メー
ルの宛先のクライアントは削除処理を行なう。この処理
のための命令を受けたサーバは、自サーバリストを検索
し、自サーバリストに当該メールが存在すれば、当該メ
ールを削除する。自サーバリストを検索し、自サーバリ
ストに当該メールが存在しない場合は、他サーバリスト
を検索し、他サーバリストに当該メールが存在すれば、
当該削除命令を受けたサーバは、当該メールを削除する
よう当該メールを管理するサーバに命令を送信する。こ
の命令を受けて、当該メールが削除される。
【0066】[メールシステムについての他の実施例] :「B・2・1」に分類される方法について 上記実施例では、あるサーバが自機の他サーバメールリ
ストを作成する際、自機が管理するクライアント宛ての
メールに関するメール情報だけを記憶するようにしてい
る。しかし、全てのサーバに、他サーバが管理するクラ
イアント宛てのメール全てについて、メール情報を記憶
するようにしてもよい。これにより、他サーバクライア
ントリストを各サーバが記憶することが不要となる。こ
れにより記憶容量の有効利用を図ることができる。
【0067】この場合、例えば上記の場合であればつぎ
の様に行なわれる。図6ステップST22において、サ
ーバS1は、当該メール情報を送信する際、自機が管理
するメール全てについて、他サーバ(S2,S3)に送
信する。図9ステップST32において、他サーバS2
は、送信されてきたメール情報を全て記憶する。他サー
バS3についても同様である。
【0068】:「B・2・2」に分類される方法について 上記実施例では、他サーバメールリストを用いて、メー
ル情報を送信する際、当該他機が管理するクライアント
宛てのメールに関するメール情報だけを、当該他機に送
信するようにしている。しかし、各サーバは全てのサー
バに対して、自機が管理するクライアント宛てのメール
に関するメール情報を送信し、メール情報を記憶する際
に、これを受信したサーバが、自機が管理するクライア
ント宛てのメールに関するメール情報だけを記憶するよ
うにしてもよい。
【0069】例えば、上記の場合であればつぎの様に行
なわれる。図6ステップST22において、サーバS1
は、当該メール情報を送信する際、自機が管理するメー
ル全てについて、他サーバ(S2,S3)に送信する。
他サーバS2は、自サーバ管理クライアントリストを参
照して、図9ステップST32において、サーバS1に
追加されたメールの宛先が、自機が管理するクライアン
ト宛てのメールであるか否か判断する。この場合、当該
メールがクライアントC23宛てであるので、当該メー
ル情報を記憶することとなる。なお、送信されたメール
情報が自機の管理するクライアント宛てのメールでない
場合には、当該変更情報を記憶しない。他サーバS3に
ついても同様である。
【0070】:「A・1」に分類される方法について 上記各実施例においては、メールのメール情報を他サー
バに送信するようにしている。これに対して、本方法
は、他サーバ管理クライアントリストを参照してメール
自体送信する方法である。
【0071】まず、各サーバはメールを受け取ると、作
成した他サーバ管理クライアントリストを参照して、当
該メールの宛先のクライアントを管理するサーバに、当
該メール自体を送信する。この場合、自己宛のメールの
内容は、全て自サーバに記憶されることとなる為、各ク
ライアントは自サーバに自己メール取込み命令を出力す
れば、自サーバからメールの受け取ることができる。
【0072】この方法においては、他サーバ管理クライ
アントリストを用いて、あらかじめ宛先のクライアント
に送信しておくので、自己メール取込み命令を受けてか
ら短時間で当該メールを取込み命令を発したクライアン
トに出力することができる。また、他サーバメールリス
トが不要となる。
【0073】例えば、サーバS1が管理するクライアン
トC12から、サーバS2が管理するクライアントC2
3へメールを送信する場合は、つぎのように行なわれ
る。サーバS1は、まず、クライアントC12から送信
されたメールがクライアントC23宛てであることを判
断する。自機に記憶した他サーバ管理クライアントリス
トを参照して、クライアントC23を管理するサーバは
サーバS2であると判断し、当該メールをサーバS2に
送信する。サーバS2は送信されてきたメールを記憶す
る。クライアントC23からサーバS2に対してメール
の取込み命令が出力されると、サーバS2はクライアン
トC12から送信されたメールを、クライアントC23
に出力する。
【0074】:「A・2・2」に分類される方法について 「A・1」に分類される方法では、他サーバメールリスト
を用いて、メールを送信する際、当該他機が管理するク
ライアント宛てのメールだけを、当該他機に送信するよ
うにしている。しかし、各サーバは全てのサーバに対し
て、メールを送信し、送信されたメールを記憶する際
に、これを受信したサーバが、自機が管理するクライア
ント宛てのメールだけを記憶するようにしてもよい。こ
のようにすることにより、他サーバメールリストを記憶
する必要がなくなり、記憶容量を節約することができ
る。
【0075】例えば、サーバS1が管理するクライアン
トC12から、サーバS2が管理するクライアントC2
3へメールを送信する場合は、つぎのように行なわれ
る。サーバS1は、クライアントC12から送信された
メールを、他サーバに送信する。このメールを受信した
サーバS2は、自サーバ管理クライアントリストを参照
して、当該メールが自己の管理するクライアント宛ての
メールである場合は、当該メールを記憶する。
【0076】:「A・2・1」に分類される方法について :「A・1」に分類される方法では、他サーバメールリス
トを用いて、自機が管理するクライアント宛てのメール
だけを、当該サーバに記憶するようにしている。しか
し、全てのサーバが管理するメール全てを相互に他サー
バに送信し、記憶するようにしてもよい。
【0077】[ファイル管理システムについて]つぎ
に、本発明をファイル管理システムに用いた場合につい
て説明する。本ファイル管理システムについては、図1
4に示すように、各サーバは自機が管理するファイルの
リストである「自サーバファイルリスト」を記憶してい
る。この場合、例えば、ファイルにアクセスする方法に
ついては、前記メールシステムの場合とほぼ同様であ
る。
【0078】ユーザはあるクライアントから、接続可能
なサーバにログインする。つぎに、ユーザはログインサ
ーバに、アクセス対象のファイルのアクセス命令を出力
する。ログインサーバは、自サーバファイルリスト(図
14参照)を検索し、自サーバファイルリストにアクセ
ス対象のファイルが存在するか否かを判断する。アクセ
ス対象のファイルがある場合は、当該ファイルにアクセ
スする。
【0079】自サーバファイルリストにアクセス対象の
ファイルがない場合、他サーバファイルリストを検索
し、他サーバファイルリストに当該ファイルが存在する
場合は、当該ファイルを管理しているサーバを介して、
当該ファイルにアクセスする。なお、本実施例において
は、他サーバファイルリストが他機管理情報特定情報で
あり、自サーバファイルリストが自機管理情報特定情報
である。
【0080】ファイルリストを変更する場合等は、上記
メールシステムの場合と同様であるので説明は省略す
る。
【0081】本実施例においては、このようにして、ロ
グインサーバ以外のサーバに管理されているファイルで
あっても、確実にアクセスすることができる。特に、フ
ァイル名をわかっている場合には、ユーザは、どのサー
バに管理されているかを意識することなく当該ファイル
にアクセスすることができる。
【0082】なお、必要な場合は、当該ファイルを、当
該ファイル自体を管理しているサーバからログインサー
バに送信するようにしてもよい。
【0083】[アプリケーションプログラムシステムに
ついて]つぎに、本発明をアプリケーションプログラム
システムに用いた場合について説明する。本アプリケー
ションプログラムシステムについては、図15に示すよ
うに、各サーバは自機が管理するアプリケーションプロ
グラム名のリストである「自サーバ起動プログラムリス
ト」を記憶している。この場合も、システムの動作方法
については、前記メールシステムの場合とほぼ同様であ
る。以下、図12、13のフローチャートを参照しつつ
説明する。なお、本実施例においては、自サーバ起動プ
ログラムリストが実行対象特定情報である。
【0084】ユーザはあるクライアントから、接続可能
なサーバにログインする。つぎに、ユーザはログインサ
ーバに、処理要求命令を出力する。例えば、「財務管理
ソフト1で、昨年の第1営業部の売上を月別グラフにし
てプリントアウトせよ」という処理要求命令を与えたと
する。なお、本実施例においては、実行対象が「財務管
理ソフトウェア1」で、処理命令が「昨年の第1営業部
の売上を月別グラフにしてプリントアウトせよ」であ
る。
【0085】ログインサーバは、自サーバファイルリス
ト(図15参照)を検索し(図12ステップST4
1)、自サーバファイルリストに実行させるアプリケー
ションプログラムがあるか否かを判断する(ステップS
T42)。対象となるアプリケーションプログラムがあ
る場合は、図13のステップST47に進み、当該アプ
リケーションプログラムに、処理(「昨年の第1営業部
の売上を月別グラフにしてプリントアウトさせ」)を実
行させ、実行結果をクライアントに出力する(ステップ
ST48)。
【0086】図12に戻って、自サーバ起動プログラム
リストに当該アプリケーションプログラムがない場合、
ステップST43に進み、他サーバ起動プログラムリス
ト(図15参照)を検索する。図12に戻って、他サー
バ起動プログラムリストに対象アプリケーションプログ
ラムがあるか否かを判断する(ステップST44)。対
象のアプリケーションプログラムがある場合は、当該ア
プリケーションプログラムを管理しているサーバに当該
処理要求命令を出力する(ステップST45)。ログイ
ンサーバは、実行結果を受け取り(ステップST4
6)、実行結果をクライアントに出力する(図13ステ
ップST48)。
【0087】ステップST44において、他サーバ起動
プログラムリストに対象アプリケーションプログラムが
ない場合は、その旨を当該クライアントに出力する(図
13ステップST49)。
【0088】起動プログラムリストを変更する場合等
は、上記メールシステムの場合と同様であるので説明は
省略する。
【0089】本実施例においては、このようにして、ロ
グインサーバ以外のサーバに管理されているアプリケー
ションプログラムであっても、確実に処理要求命令に対
する処理を実行させることができる。
【0090】なお、必要な場合は、当該アプリケーショ
ンプログラムを、当該アプリケーションプログラムを管
理しているサーバからログインサーバに送信するように
しても実行処理させるようにしてもよい。
【0091】また、本実施例においては、サーバが管理
するアプリケーションプログラムについては、すべて起
動しているとして説明したが、登録はされているが未だ
起動していない場合は、図13ステップST49で当該
アプリケーションプログラムを起動するようにしてもよ
い。
【0092】[他の応用例]なお、本発明は、メールシ
ステム、ファイル管理システム、アプリケーションプロ
グラムシステムに用いる場合について説明したが、コン
ピュータのファイル管理システムについては、同様なシ
ステムにも用いることができる。例えば、スケジューラ
等に用いてもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1、請求項2にかかる処理実行シ
ステムまたはその方法においては、受けた処理要求命令
が、当該親機で処理できない処理要求命令であっても、
他の親機によって当該親機は実行結果を得ることができ
る。これにより、当該親機で処理できない処理要求命令
か否かに拘らず、実行結果を得ることができる。すなわ
ち、利用簡便性の高い処理実行システムを提供すること
ができる。
【0094】請求項3にかかる処理実行システムにおい
ては、自機が管理しない管理情報についても当該管理情
報を得ることができる。これにより、当該親機で管理し
ない管理情報であるか否かに拘らず、当該管理情報を得
ることができる。すなわち、利用簡便性の高い処理実行
システムを提供することができる。
【0095】請求項4、請求項5、請求項6にかかるメ
ール送受信方法においては、他機に当該子機宛てのメー
ルを出力させることができる。したがって、当該親機で
管理しないメールであるか否かに拘らず、当該メールを
得ることができる。すなわち、利用簡便性の高いメール
システムを提供することができる。
【0096】請求項7にかかる処理実行方法において
は、各親機は、前記実行対象特定情報に変更があった場
合に、自機の処理可能親機特定情報を変更することがで
きる。これにより、各親機は、前記実行対象特定情報に
変更があった場合でも、所望の処理要求命令を実行する
ことができる。
【0097】請求項8にかかる処理実行方法において
は、各親機は、前記自機管理情報特定情報に変更があっ
た場合に、自機の他機管理情報特定情報を変更すること
ができる。これにより、各親機は、前記自機管理情報特
定情報に変更があった場合でも、所望の管理情報を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理実行システム1を示すブロック図である。
【図2】親機S1の動作を表わす概念図である。
【図3】サーバS1のクライアントリストを示す図であ
る。
【図4】メールシステムにおいて、メール受信方法を示
すフローチャートである。
【図5】メールシステムにおいて、メール受信方法を示
すフローチャートである。
【図6】メールシステムにおいて、自サーバメールリス
トに変更があった場合のフローチャートである。
【図7】サーバS1のメールリスト(追加前)を示す図
である。
【図8】サーバS1のメールリスト(追加後)を示す図
である。
【図9】メールシステムにおいて、他サーバメールリス
トを変更する場合のフローチャートである。
【図10】サーバS2のメールリスト(追加前)を示す
図である。
【図11】サーバS2のメールリスト(追加後)を示す
図である。
【図12】データベースの検索処理を示すフローチャー
トである。
【図13】データベースの検索処理を示すフローチャー
トである。
【図14】サーバS1のファイルリストを示す図であ
る。
【図15】サーバS1の起動プログラムリストを示す図
である。
【図16】マルチサーバシステムを示す概念図である。
【符号の説明】
S1〜S3・・・・・・・・親機 C11〜C13・・・・・・子機 C21〜C23・・・・・・子機 C31〜C33・・・・・・子機 M1〜M3・・・・・・・・記憶手段 E1〜E3・・・・・・・・実行手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理要求命令を出力する1または2以上の
    子機、 前記子機からの処理要求命令に応じた処理をして、当該
    子機に実行結果を出力する親機、 を備えた処理実行装置を複数有する処理実行システムで
    あって、 各親機は、 A)自機で処理できない処理要求命令について当該処理要
    求命令を処理可能な親機を特定する処理可能親機特定情
    報を記憶する記憶手段、 B)受けた処理要求命令に応じて以下の処理をして、当該
    処理要求命令を出力した子機に実行結果を出力する実行
    手段、 1)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できる処理要
    求命令である場合には当該処理要求命令に応じた処理を
    して実行結果を得る、 2)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できない処理
    要求命令である場合には、前記処理可能親機特定情報に
    基づいて、処理可能な親機に当該処理要求命令を処理さ
    せ実行結果を得る、を備えたことを特徴とする処理実行
    システム。
  2. 【請求項2】処理要求命令を出力する1または2以上の
    子機、 前記子機からの処理要求命令に応じた処理をして、当該
    子機に実行結果を出力する親機、 を備えた処理実行装置を複数有する処理実行システムに
    おいて、 各親機には、自機で処理できない処理要求命令について
    当該処理要求命令を処理可能な親機を特定する処理可能
    親機特定情報を予め記憶しておき、 処理要求命令を受けた親機は、 a)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できる処理要
    求命令である場合には当該処理要求命令に応じた処理を
    して実行結果を得て、 b)受けた処理要求命令が、当該親機で処理できない処理
    要求命令である場合には、前記処理可能親機特定情報に
    基づいて、処理可能な親機に当該処理要求命令を処理さ
    せるとともに、この実行結果を得て、 c)当該処理要求命令を出力した子機に、得られた実行結
    果を出力すること、を特徴とする処理実行方法。
  3. 【請求項3】処理要求命令を出力する1または2以上の
    子機、 前記子機からの処理要求命令に応じた処理をして、当該
    子機に実行結果を出力する親機、 を備えた処理実行装置を複数有する処理実行システムに
    おいて、 各親機には、他機が管理する管理情報を特定するための
    他機管理情報特定情報を記憶しておき、 処理要求命令を受けた親機は、 a)受けた処理要求命令が、自機が管理する管理情報を要
    求する場合には当該管理情報を得て、 b)受けた処理要求命令が、自機が管理しない管理情報を
    要求する場合には、前記他機管理情報特定情報に基づい
    て、その管理情報を記憶する他の親機から当該管理情報
    を得て、 c)当該処理要求命令を出力した子機に、得られた管理情
    報を出力すること、を特徴とする処理実行方法。
  4. 【請求項4】宛先を指定したメールを発信するととも
    に、自己宛のメールを取込むための自己メール取込み命
    令を出力する1または2以上の子機、 子機から発信されたメールを記憶するとともに、記憶し
    たメールのなかから、前記自己メール取込み命令に応じ
    て、当該子機宛てのメールを当該子機に出力する親機、 を備えたメール装置を複数有するメールシステムにおけ
    るメール送受信方法であって、 各親機は自機が管理する子機から発信されたメールを記
    憶し、記憶した各メールのうち、少なくとも当該メール
    の宛先およびメール特定情報を自サーバメールリストと
    して記憶し、 各親機は自機の自サーバメールリストを他の親機に送信
    し、 各親機は、他機から送られてきた自サーバメールリスト
    に基づき、当該メールの宛先、メール特定情報および当
    該メールを管理する親機の組合わせ情報を他サーバメー
    ルリストとして記憶し、 自機が管理する子機から自己メール取込み命令を受けた
    親機は、 1)前記自サーバメールリストに基づいて、自機が記憶し
    た各メールのうち、自己メール取込み命令を出力した子
    機宛てのメールを当該子機に出力するとともに、 2)前記他サーバメールリストに基づいて、当該自己メー
    ル取込み命令を出力した子機宛てのメールを記憶する親
    機に当該子機宛てのメールを出力させること、を特徴と
    するメール送受信方法。
  5. 【請求項5】宛先を指定したメールを発信するととも
    に、自己宛のメールを出力させるための自己メール取込
    み命令を出力する1または2以上の子機、 子機から発信されたメールを記憶するとともに、記憶し
    たメールのなかから、前記自己メール取込み命令に応じ
    て、当該子機宛てのメールを当該子機に出力する親機、 を備えたメール装置を複数有するメールシステムにおけ
    るメール送受信方法であって、 各親機には、自機が管理する子機を特定するための自子
    機管理情報および他機が管理する子機を特定するための
    他子機管理情報を記憶しておき、 自機が管理する子機からメールを受信した親機は、前記
    自子機管理情報または他子機管理情報に基づいて、当該
    メールが当該親機が管理する子機宛てのメールか否かを
    判断し、 当該メールが当該親機の管理する子機宛てのメールであ
    る場合には、当該メールを自機に記憶し、 当該メールが当該親機の管理する子機宛てのメールでな
    い場合には、前記他子機管理情報に基づいて、当該子機
    を管理する親機に当該メールを転送し、当該メールを当
    該他機に記憶しておき、 自機が管理する子機から自己メール取込み命令を受けた
    親機は、自己メール取込み命令を出力した子機宛てのメ
    ールを当該子機に出力すること、を特徴とするメール送
    受信方法。
  6. 【請求項6】請求項4のメール送受信方法において、 各親機には、自機が管理する子機を特定するための自子
    機管理情報および他機が管理する子機を特定するための
    他子機管理情報を記憶しておき、 自機が管理する子機からメールを受信した親機は、前記
    自子機管理情報または他子機管理情報に基づいて、当該
    メールが当該親機が管理する子機宛てのメールか否かを
    判断し、 各親機は、他サーバメールリスト作成の際、他機から送
    られてきた自サーバメールリストに基づき、自機が管理
    する子機宛てのメールについて、当該メールの宛先、メ
    ール特定情報および当該メールを管理する親機の組合わ
    せ情報を他サーバメールリストとして記憶すること、を
    特徴とするメール送受信方法。
  7. 【請求項7】請求項2の処理実行方法において、 前記処理要求命令は、処理命令およびこの処理命令の対
    象となる実行対象を有しており、 各親機には、自機で処理できる実行対象を特定する実行
    対象特定情報を記憶し、 各親機は、前記実行対象特定情報に変更があった場合
    は、当該変更情報を他機に送信し、これを受信した親機
    は前記変更情報に基づき、自機の処理可能親機特定情報
    を変更すること、 を特徴とする処理実行方法。
  8. 【請求項8】請求項3の処理実行方法において、 各親機には、自機が管理する管理情報を特定するための
    自機管理情報特定情報を記憶し、 各親機は、前記自機管理情報特定情報に変更があった場
    合は、当該変更情報を他機に送信し、これを受信した親
    機は前記変更情報に基づき、自機の他機管理情報特定情
    報を変更すること、 を特徴とする処理実行方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04353955A (ja) * 1991-05-31 1992-12-08 Nec Corp サーバ・クライアント型通信プロトコル

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