JPH06255142A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH06255142A
JPH06255142A JP4156493A JP4156493A JPH06255142A JP H06255142 A JPH06255142 A JP H06255142A JP 4156493 A JP4156493 A JP 4156493A JP 4156493 A JP4156493 A JP 4156493A JP H06255142 A JPH06255142 A JP H06255142A
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JP
Japan
Prior art keywords
intermediate transfer
ink
heat
image
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP4156493A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
幸治 川口
Naoki Kawada
直樹 川和田
Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP4156493A priority Critical patent/JPH06255142A/ja
Publication of JPH06255142A publication Critical patent/JPH06255142A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の表面平滑度によらずインクパター
ンに忠実で高品質な印字が可能であり、また中間転写媒
体に関して完全にクリーニング手段を不要もしくはクリ
ーニング手段への負荷を少なくする記録装置を提供す
る。 【構成】 第一転写工程部において画像信号に応じてサ
ーマルヘッド10により中間転写ドラム1にインク像1
2を転写し、中間転写ドラム1上のインク像12を加熱
して溶融もしくは軟化した状態としながら記録用紙5に
加圧して再転写する第二転写工程部において記録用紙5
の表面平滑度の大小によって加圧力と加熱量をそれぞれ
最適値に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタや複写機、
ファクシミリ等に用いられ、画像信号に応じて所望の画
像または文字などを記録するための記録装置に関し、特
に熱溶融性インクを使用する記録に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中間転写媒体を用いた従来の熱転写型記
録装置の構成を図面を基に説明する。従来の方式として
は、図3に示す特開平2−265757号公報に開示さ
れている構成がある。この図において、110aは書き
込み部、110bは転写部である。111はゴムブラン
ケットドラムであり、回転可能に支持されている。11
2は通電記録ヘッド、113は通電記録シートである。
通電記録ヘッド112と通電記録シート113とはゴム
ブランケットドラム111の表面に像を形成するように
配されている。114aはゴムブランケットドラム11
の表面に形成された熱溶融性インクのインク像である。
115はハロゲンランプで、116は反射鏡でハロゲン
ランプ115の光を集光してインク像114aに照射す
るように配されている。117は受像紙で、118はバ
ックアップローラーである。114bは受像紙117に
転写されたインク像である。
【0003】動作を説明すると、書き込み部110aに
おいて、通電記録ヘッド112は、通電記録シート11
3に塗布された熱溶融性インクを周知の方法でゴムブラ
ンケットドラム111に転写する。この通電記録による
転写では、ゴムブランケットドラム111の表面平滑度
が十分に高いため、通電記録本来の高解像度の鮮明な画
像が形成される。次にゴムブランケットドラム111上
に形成されたインク像114aは、矢印によって示され
たゴムブランケットドラム111の回転によって、転写
部110bへ送られる。転写部110bではハロゲンラ
ンプ115の光を反射鏡116が集光し、インク像11
4aに照射する。黒いインクは光をよく吸収するので発
熱し、融点以上の温度となり、溶融する。この時バック
アップローラー118をゴムブランケットドラム111
に付勢しておき、その間に受像紙117を挿入すると、
ゴムブランケットドラム111の弾性により、インク像
114aは受像紙117の凹凸に倣わされる。ハロゲン
ランプ115の光を照射する位置を、インク像114a
と受像紙117とが接触する位置の直前にすると、イン
ク像114aは溶融状態のまま受像紙117に接触す
る。ここで、ハロゲンランプ115の光照射によって加
熱されるのは黒色インクのみで、他の部材は加熱されな
い。したがってインク像114aは受像紙に接触後、た
だちにゴムブランケットドラム111と受像紙117に
よって融点以下に冷却される。この方式は通電記録によ
る場合であるが、当然通常のサーマル印字方式の場合に
も適用できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周知の熱転写型記録方
式に比べ従来の技術に示した方式は一旦中間転写媒体を
介して加圧と加熱で転写を行うので表面平滑度の低い記
録媒体に対して比較的良好な転写が行えるのが特徴であ
るが、第二転写工程における加圧力と加熱量のバランス
によって記録媒体に対する転写効率や転写像の忠実性が
変化する。当然、それは記録媒体の表面平滑度等の特性
によって様々な適正値が存在し、その適正値をずれると
大幅に転写効率が低くなり、また転写像もにじみやかす
れで印字品質も劣る。またそのときは中間転写媒体上に
インク像が多量に残存し、中間転写媒体のクリーニング
手段の設置は否めなず、その負荷は大きい。
【0005】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、記録媒体の表面平滑度に依ら
ずインクパターンに忠実で高品質な印字が可能であり、
また中間転写媒体に関して完全にクリーニング手段を不
要もしくはクリーニング手段への負荷を少なくする記録
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、画像信号に応じて熱溶融性インクを加
熱し、該熱溶融性インクを溶融または軟化させるサーマ
ルヘッドと、前記溶融または軟化した熱溶融性インクが
熱溶融性インク像として転写される中間転写媒体とを有
する第一転写部と、前記中間転写媒体上の熱溶融性イン
ク像を加熱して溶融または軟化させる加熱手段と、該溶
融または軟化した熱溶融性インク像を記録媒体に加圧し
て再転写する加圧手段と、前記記録媒体の表面平滑度を
検出するセンサとを有する第二転写部とを具備し、前記
センサの出力に応じて、前記加熱手段と前記加圧手段と
を制御するように構成した。
【0007】
【作用】上記のように構成された記録装置においては、
センサにて記録媒体の表面平滑度を測定し、表面平滑度
が低い場合には中間転写媒体上の熱溶融性インク像への
加熱量をより大きくするとともに、中間記録媒体から記
録紙への再転写の際の加圧力を強めるようにしている。
一方、表面平滑度が高い場合には中間転写媒体上の熱溶
融性インク像への加熱をやや弱くするとともに、中間記
録媒体から記録紙への再転写の際の加圧力を弱めるよう
にしている。このようにすることによって、記録媒体の
表面平滑度に応じた最適な印字が行える。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本実施例を示す側面配置図である。そ
して図1において、1は中間転写媒体なる中間転写ドラ
ムであり、回転可能に支持され、図示しない駆動系によ
って矢印A方向(時計周り)に回転する。またその表面
は平滑度が非常に高く熱溶融性インクとの剥離性の良い
シリコンゴムで形成されている。
【0009】中間転写ドラム1の上流には熱溶融性イン
ク7をシート状の支持体フィルム8に薄膜状に塗布した
ロール型のインクシート9が設けられ、サーマルヘッド
10が支持体フィルム8側よりインクシート9を介して
中間転写ドラム1と圧接するよう配置されている。また
インクシート9は図示しない駆動系によって供給ロール
22から矢印B方向に巻出され、印字の終了したインク
シート9は巻取りロール23によって矢印C方向へ巻取
られる。この部分を第一転写部11とする。
【0010】さらに、第一転写部11の下流には加圧ロ
ーラー15が記録媒体なる記録用紙5を介して中間転写
ドラム1と圧接しており、加圧ローラー15は記録用紙
5を介して中間転写ドラム1の回転に従動(矢印D方
向)する。また加圧ローラー15は17を支点とするリ
ンク機構を介して取り付けられており、リンク16の他
端部には加圧ローラー15を中間転写ドラム1に回動付
勢させるように加圧ばね21が取り付けられ、その他端
部は支持フレーム19に取り付けられている。さらに、
支持フレーム19は位置決めピン18をガイドにして垂
直(矢印F)方向に可動であり、加圧カム20によって
その位置を規制することにより加圧ローラー15の中間
転写ドラム1に対する加圧力を調整する。また中間転写
ドラム1と加圧ローラー15との圧接部分よりも僅か上
流にハロゲンランプ2とハロゲンランプ2の光を集光さ
せる反射鏡24が中間転写ドラム1に向き合って配置さ
れている。この部分を第二転写部14とする。
【0011】図1における第二転写部14の右側にはペ
ーパーガイド4が設けられ、記録用紙5は図示しない給
紙手段によってペーパーガイド4を通過して搬送され
る。ペーパーガイド4には記録用紙5の反射率を検出
し、表面平滑度の大小を定量的に判断するセンサ3が設
けてある。
【0012】さらに第二転写部14の下流にはクリーニ
ング機構13が中間転写ドラム1と向き合って配置され
ており、溶剤の浸透した弾力性のある部材を中間転写ド
ラム1に対して圧接させる構成になっている。次にその
動作を説明する。
【0013】記録用紙5は図示しない給紙手段によって
ペーパーガイド4を通過する。この時ペーパーガイド4
に設けられたセンサ3によって記録用紙5の表面平滑度
を定量的に判断し、例えばこのセンサ3において記録用
紙5の表面平滑度が低いと判断された場合には、加圧カ
ム20の位置を変化させることにより加圧ローラー15
の加圧力を大きくし、またハロゲンランプ2の発熱量を
多くするよう調整がなされる。また逆に記録用紙5の表
面平滑度が高いと判断された場合には加圧ローラー15
の加圧力を小さくし、またハロゲンランプ2の発熱量を
少なくするよう調整がなされる。
【0014】一方、第一転写部11においてサーマルヘ
ッド10は、インクシート9に塗布されている熱溶融性
インク7を支持体フィルム8側より画像信号に応じて加
熱し、熱溶融性インク7を溶融または軟化させ、中間転
写ドラム1に対する加圧で中間転写ドラム1上にインク
像12を形成する。そして図示しない駆動系によって中
間転写ドラム1は矢印A方向(時計周り)に回転し、イ
ンク像12を第二転写部14に向けて移送する。
【0015】そしてインク像は第二転写部14に到達す
る直前にハロゲンランプ2の発熱によって溶融した状態
となり、第二転写部14において記録用紙5は加圧ロー
ラー15で加圧されることにより中間転写ドラム1上の
インク像12は記録用紙5へ転写され、記録用紙5は中
間転写ドラム1の駆動と共に矢印E方向に移送される。
このとき記録用紙5にはその表面平滑度に対して最適な
加圧ローラー15の加圧力とハロゲンランプ2の発熱量
でインク像12が転写されるので高転写効率かつ高品質
な転写像6が形成される。したがって第二転写部14に
おける転写を終えた部分の中間転写ドラム1上にはイン
ク像12はほとんど残存しないが本実施例では念のため
第二転写部14のさらに下流に配置されるクリーニング
手段13によって中間転写ドラム1上を洗浄する。
【0016】なお、本実施例では中間転写媒体にドラム
を使用したが、当然のごとくエンドレスベルト等を使用
しても構わない。また熱溶融性インクについてもシート
状のものを使用したが固形状でも本実施例における転写
が行えれば構わない。さらに、本実施例では第一転写部
においてインクシートを1種類としたがこれに限定され
ることはなく、複数設けることにより多色印字が行える
ことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、画像
信号に応じて熱溶融性インクを加熱し、該熱溶融性イン
クを溶融または軟化させるサーマルヘッドと、前記溶融
または軟化した熱溶融性インクが熱溶融性インク像とし
て転写される中間転写媒体とを有する第一転写部と、前
記中間転写媒体上の熱溶融性インク像を加熱して溶融ま
たは軟化させる加熱手段と、該溶融または軟化した熱溶
融性インク像を記録媒体に加圧して再転写する加圧手段
と、前記記録媒体の表面平滑度を検出するセンサとを有
する第二転写部とを具備し、前記センサの出力に応じ
て、前記加熱手段と前記加圧手段とを制御するように構
成したので、第二転写において記録媒体にはその表面平
滑度に対して最適な条件でインク像が転写されるので記
録媒体の種類に依らず常に高転写効率かつ高品質な印字
が行うことができる。したがって第二転写部における転
写を終えた部分の中間転写媒体上にはインクはほとんど
残存しないため中間転写媒体のクリーニング手段を不要
もしくは負荷を低減できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施例を示す側面配置図で
ある。
【図2】従来の記録装置の実施例を示す側面配置図であ
る。
【符号の説明】
1 中間転写ドラム 2 ハロゲンランプ 3 センサ 5 記録用紙 9 インクシート 10 サーマルヘッド 11 第一転写部 12 インク像 14 第二転写部 15 加圧ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に応じて熱溶融性インクを加熱
    し、該熱溶融性インクを溶融または軟化させるサーマル
    ヘッドと、前記溶融または軟化した熱溶融性インクが熱
    溶融性インク像として転写される中間転写媒体とを有す
    る第一転写部と、 前記中間転写媒体上の熱溶融性インク像を加熱して溶融
    または軟化させる加熱手段と、該溶融または軟化した熱
    溶融性インク像を記録媒体に加圧して再転写する加圧手
    段と、前記記録媒体の表面平滑度を検出するセンサとを
    有する第二転写部と、を具備し、前記センサの出力に応
    じて、前記加熱手段と前記加圧手段とを制御することを
    特徴とする記録装置。
JP4156493A 1993-03-02 1993-03-02 記録装置 Pending JPH06255142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4156493A JPH06255142A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4156493A JPH06255142A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255142A true JPH06255142A (ja) 1994-09-13

Family

ID=12611942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4156493A Pending JPH06255142A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06255142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8487972B2 (en) * 2010-04-27 2013-07-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Decoloring apparatus, image forming apparatus, and decoloring method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8487972B2 (en) * 2010-04-27 2013-07-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Decoloring apparatus, image forming apparatus, and decoloring method
US8730285B2 (en) 2010-04-27 2014-05-20 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Decoloring apparatus, image forming apparatus, and decoloring method

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