JPH06252790A - Fm多重受信機 - Google Patents

Fm多重受信機

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JPH06252790A
JPH06252790A JP5788293A JP5788293A JPH06252790A JP H06252790 A JPH06252790 A JP H06252790A JP 5788293 A JP5788293 A JP 5788293A JP 5788293 A JP5788293 A JP 5788293A JP H06252790 A JPH06252790 A JP H06252790A
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Motohiro Yoshino
元博 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 識別コードにより多重放送番組を自動的に選
択して、必要な多重放送番組だけを記憶させる。 【構成】 多重放送番組を受信して、識別コード検出手
段11aが順次その識別コードを検出し、第1記憶部1
1bに記憶させる。そこで、操作部12の操作指令に基
づき表示制御部11fが第1記憶部の識別コードを呼び
出し、その識別コードに対応した表題を表示部10に表
示させる。そして、表示部10に表示されている表題の
中の一つが操作部12により選択されると、多重番組選
択部11dがその表題に相当する識別コードを第2記憶
部11cに記憶し、その識別コードに基づき多重放送番
組を自動的に選択して第3記憶部11eに記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM多重受信機に係わ
り、特にFM放送信号に重畳されている多重データより
なる多重放送番組を選択し、記憶させるFM多重受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体受信機としてのカーラ
ジオでは、交通情報等のデータ情報を容易に入手できる
ことに加えて、その他の有益なデータ情報の提供が求め
られている。現状において、ヨーロッパでは、EBU
(ヨーロッパ放送連合)によりRDS(ラジオデータシ
ステム)が実用化されている。一方、日本では電気通信
技術審議会により既存のFM放送電波、設備を有効活用
し、可能な範囲で付加情報を提供するためのFM多重放
送が提案され、実用化されつつある。
【0003】このFM多重放送は、FM放送信号にデジ
タルの各種データ情報を重畳して伝送する方式であり、
伝送内容としては、 (1)文字、および図形 (2)受信機制御信号(付加情報) がある。
【0004】符号化方式は現在実用化されているTV多
重文字放送と共通化されていると共に、簡略化されてい
る。すなわち、TV多重文字放送とFM多重文字・図形
放送との番組制作などにおける番組交換を容易にするた
めである。符号化され伝送されている文字や図形集合の
概要とその制御を以下に示す。また、現在考えられてい
る付加情報内容を以下に示す。 (1)文字集合 漢字、ひらがな、カタカナ、英数字、動的再定義キャラ
クタセット、モザイク、ジオメトリック、その他。 (2)図形 画素で伝送するフォトグラフィック図形、文字符号で伝
送するモザイク図形・動的再定義キャラクタセット図
形、図形記述命令符号で伝送するジオメトリック図形。 (3)文字制御 文字サイズ制御、色制御、フラッシング、コンシールな
ど。 (4)付加情報 放送局名、番組のカテゴリー、時刻、番組識別、交通情
報フラグ、放送局識別、代替周波数リストなど。 このように、FM多重放送では受信しているFM放送に
各種メッセージが多重送信されてくるため、今までにな
い情報の入手が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな多重データを重畳しているFM多重受信機では、特
に自動車を走行中等においては放送局から多重放送番組
を受信して、その多重データによる表示が例えばディス
プレイ装置上に表示されていても見逃してしまうことが
多い。そこで、多種、多様な多重放送番組のデータ内容
のすべてを常に記憶して適時に呼び出してディスプレイ
装置に表示させようとすると、大容量のメモリが必要と
なるという問題がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、識別コード
により多重放送番組を自動的に選択して必要な多重放送
番組だけを記憶させるFM多重受信機を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、FM多重放送信号に重畳されて送られてくる多重
データに含まれる多重放送番組を識別するための識別コ
ードを利用するFM多重受信機であって、記憶手段と、
前記識別コードを検出すると共に前記記憶手段に記憶さ
せる識別コード検出手段と、操作手段と、該操作手段の
操作に応じて前記記憶手段に記憶された識別コードに対
応した文字等からなる表題を表示手段に表示させる表示
制御手段と、前記表示手段に表示された表題のうちの一
つが前記操作手段により選択されたとき、その表題の識
別コードに基づき多重放送番組を選択して前記記憶手段
に記憶させる多重番組選択手段とにより達成される。
【0008】
【作用】多重放送番組を受信して、識別コード検出手段
が順次その識別コードを検出し、記憶手段に記憶させ
る。そこで、操作手段の操作に応じて制御手段が記憶手
段の識別コードを呼び出し、その識別コードに対応した
表題を表示手段に表示させる。 そして、前記表示手段
に表示された表題のうちの一つが前記操作手段により選
択されたとき、その表題の識別コードに基づき多重放送
番組を選択して記憶手段に記憶させる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るFM多重受信機の要部ブ
ロック図である。まず、構成を説明すると、1はPLL
回路であり、受信すべき局に応じた所定の電圧信号をF
Mフロントエンド2へ出力する。FMフロントエンド2
は、電圧信号に基づいてアンテナANTから入力される
放送局を受信し、所定の中間周波数信号(IF)を発生
する。3は中間周波検波増幅器であり、FMフロントエ
ンド2により変換された中間周波数信号を所定のレベル
まで増幅し、検波する。
【0010】4はMPXであり、中間周波検波増幅器3
から入力される検波信号をステレオ信号に復調する。5
はAMP(増幅器)であり、ステレオ信号を図示しない
ボリューム設定値に応じて増幅する。6はスピーカーで
あり、AMP5により駆動され、音声信号を出力する。
7はFM多重デコーダ回路であり、所定の送信タイミン
グで送られてくるFM多重データよりなる多重番組を復
調する。8はエラー訂正回路であり、FM多重デコーダ
回路7により復調されたFM多重データの誤りを、グル
ープ毎に同期を取りながら検出し、その誤りを訂正す
る。
【0011】9はシグナルメータ回路であり、中間周波
検波増幅器3から出力される中間周波数信号の信号強度
(例えば電界強度)を監視することにより受信局の受信
状態のレベルを検出する。10は多重放送番組の表題、
およびその内容を文字や図形等で表示するための表示部
である。表題とは多重放送番組に含まれている多重放送
番組を識別するための識別コードを具体的に表示部10
に表示する文字等のことであり、交通情報内容を示す識
別コードであれば、例えば「交通情報」、天気予報内容
を示す識別コードであれば、「天気予報」という表示を
する。図2は本発明に係るFM多重受信機における表題
の表示例であり、この表示例では、例えば、表示番号を
つけて、交通情報は「1 交通情報」、天気予報は「2
天気予報」といった文字を表示部10に表示するよう
にしている。
【0012】11はFM多重受信機の全体動作を制御す
る制御部(例えばマイクロコンピュータ)であり、12
は操作部である。制御部11は第1〜第3記憶部11
b、11c、11eからなる記憶部と、多重放送番組を
識別するための識別コードを検出して第1記憶部11b
に記憶させる識別コード検出部11a、表示部10に表
示されている表題の中の一つが操作部12により選択さ
れたとき、その表題の識別コードを第2記憶部11cに
記憶させると共に、その識別コードに基づき多重放送番
組を選択して、そのデータを第3記憶部11eに記憶さ
せる多重番組選択部11d、操作指令により第1記憶部
11bに記憶されている識別コード、第3記憶部11e
に記憶されている多重放送番組データを呼び出し、表示
部10に前記識別コードはその表題を表示させ、前記多
重放送番組データはその情報内容を表示させる表示制御
部11fを有している。
【0013】操作部12は、表示部10に表示される多
重放送番組の識別コードに対応した表題を呼び出すため
のリコールキー(R)12a、表示された表題を選択す
るためのカーソル表示を上下にアップ/ダウンさせるた
めのアップ/ダウンキー12b、番号1から番号6まで
の6つの番号キー12c、アップ/ダウンキー12bに
より選択された表題に対応する識別コードを第3記憶部
11eに記憶させるため番号キー12cと共に押圧され
るメモリキー(M)12d、表題を呼び出して、その内
容を表示部10に表示するため番号キー12cと共に押
圧されるセレクトキー(S)12eを有している。
【0014】図3は本発明に係るFM多重受信機の制御
部11が多重放送番組を記憶させるまでの処理を説明す
るための流れ図である。以下この流れ図に従って図1の
FM多重受信機の動作を説明する。FM多重受信機の受
信用操作部(図示せず)により所定の放送局からの多重
放送番組が受信されている状態において、FM放送に重
畳されて送られてきている多重データよりなる多種多様
な多重番組をFM多重デコーダ回路7、エラー訂正回路
8を介して制御部11がつぎつぎに受信し(ステップ1
01)、識別コード検出部11aにより多重放送番組を
識別するための識別コードを多重データより検出して
(ステップ102)、該コードを第1記憶部11bに記
憶し(ステップ103)、自動車が動き回る地域での多
重データ情報が入手可能な多重放送番組をリスト化す
る。
【0015】ここで、操作部12のリコールキー(R)
12aによりリスト化された識別コードを呼び出すため
の識別コード表示指令が入力されると(ステップ10
4)、表示制御部11fが第1記憶部11bから該コー
ドを呼び出して表示部10にその表題を表示させる(ス
テップ105)。そして、多重番組選択部11dは操作
部12からの表題選択記憶指令を待つ(ステップ10
6)。そこで、例えば図2を参照して、表示された表題
の中から操作部12のアップ/ダウンキー12bによ
り、「1 交通情報」を選択して、メモリキー(M)1
2dを押した後に、番号キー12cの(1)が押される
と、多重番組選択部11dはその表題に対応する識別コ
ードを、第2記憶部11cに記憶させる(ステップ10
7)。この記憶処理は第1記憶部11bに記憶されてい
る識別コードの数の範囲内で繰り返すことができる。
【0016】更に、多重番組選択部11は第2記憶部1
1cに記憶された識別コードに基づき多重放送番組を受
信し(ステップ108)、その多重放送番組データを第
3記憶部11eに記憶する(ステップ109)。これ
が、多重放送番組データを選択して記憶させるための一
連の流れである。
【0017】第3記憶部に記憶された多重放送番組を呼
び出ししたい場合はつぎにようにすればよい。例えば、
操作部12のメモリキー(M)12dと番号キー12c
の(1)により第3記憶部11eに記憶させた交通情報
に関する多重放送番組データを呼び出して表示させたい
場合は、まず操作部12のセレクトキー(S)12eを
押して番号キー12cの(1)を押せば表示部10にそ
の多重放送番組データからなる文字、図形等が表示され
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、FM多重放送信号の多重データから検出された識別
コードに対応した文字等からなる表題を表示手段に表示
させることができるとともに、表示手段に表示された表
題の中の一つを操作手段により選択したときに、その表
題の識別コードに基づき多重放送番組を選択して記憶手
段に記憶させることができるので、必要とされる多重放
送番組データのみを自動的に記憶することができ、記憶
容量の有効活用ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すFM多重受信機の要部
ブロック図である。
【図2】図1のFM多重受信機における表題の表示例で
ある。
【図3】図1に示すFM多重受信機の制御部11が多重
放送番組を記憶部に記憶させるまでの処理を説明するた
めの流れ図である。
【符号の説明】
1 PLL回路 2 FMフロントエンド 3 中間周波検波増幅器 7 FM多重デコーダ回路 8 エラー訂正回路 9 シグナルメータ回路 10 表示部 11 制御部 11a 識別コード検出部 11b、11c、11e 第1〜第3記憶部 11d 多重番組選択部 11f 表示制御部 12 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM多重放送信号に重畳されて送られて
    くる多重データに含まれる多重放送番組を識別するため
    の識別コードを利用するFM多重受信機であって、 記憶手段と、前記識別コードを検出すると共に前記記憶
    手段に記憶させる識別コード検出手段と、操作手段と、 該操作手段の操作に応じて前記記憶手段に記憶された識
    別コードに対応した文字等からなる表題を表示手段に表
    示させる表示制御手段と、 前記表示手段に表示された表題のうちの一つが前記操作
    手段により選択されたとき、その表題の識別コードに基
    づき多重放送番組を選択して前記記憶手段に記憶させる
    多重番組選択手段と、 を備えたことを特徴とするFM多重受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010197A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 On Semiconductor Trading Ltd Fm多重信号を処理する半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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