JP3249688B2 - 多重放送番組プリセット機能を備えたfm多重放送受信機 - Google Patents

多重放送番組プリセット機能を備えたfm多重放送受信機

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JP3249688B2
JP3249688B2 JP23977894A JP23977894A JP3249688B2 JP 3249688 B2 JP3249688 B2 JP 3249688B2 JP 23977894 A JP23977894 A JP 23977894A JP 23977894 A JP23977894 A JP 23977894A JP 3249688 B2 JP3249688 B2 JP 3249688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重放送番組プリセット
機能を備えたFM多重放送受信機に係わり、特にサービ
スカテゴリー番号と番組番号とで特定されるFM多重放
送番組情報をFM信号より分離、復調してディスプレイ
画面に表示する多重放送番組プリセット機能を備えたF
M多重放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字放送番組(天気予報、ニュー
ス等)や交通情報番組(各地域、高速道路毎の交通情
報)をFM放送信号に多重して伝送し、FM受信機のデ
ィスプレイ装置に表示するサービスが開始されつつあ
る。かかるFM多重放送において、FM放送局はサービ
スカテゴリーと番組番号とで識別される多数のFM多重
放送番組情報をFM放送信号に多重して送信する。従っ
て、FM多重放送受信機に設けられたキーによりサービ
スカテゴリーSiと番組番号PNjを入力して所望のF
M多重放送番組を特定すれば、FM多重放送受信機は該
特定された放送番組を受信、復調してディスプレイ装置
に表示する。かかるFM多重放送受信機にはプリセット
選局機能がある。プリセット選局機能は、複数のプリセ
ットキーのそれぞれに対応させて選局周波数をプリセッ
トメモリに予め記憶しておき、選局時に所定のプリセッ
トキーを操作することにより所望周波数を一発で選局す
る機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるプリセット選局
機能は所定周波数のFM放送の選局には有効であるが、
文字放送などFM放送信号に多重されて送られてくる文
字放送番組の読み出しには効果がない。文字放送番組の
選択は、文字多重放送受信モードにおいて所望のカテ
ゴリーを選択し、ついで、目次番組を表示しながら所
望の番組番号(実際には番組番号に応じたキーイン番
号)を入力して文字放送番組を選択しなければならず、
操作が面倒である。特に、文字放送番組はFM放送局毎
に違う場合があり、選局の都度、メニュー画面を開いて
上記文字放送番組の選択操作をしなければらならず、操
作が面倒であった。以上から、FM放送信号に多重され
て送られてくる多重放送番組(文字放送番組)をプリセ
ット選局と同様にプリセット呼出ができれば便利であ
る。
【0004】従って、本発明の第1の目的は、プリセッ
トキーの操作で該プリセットキーに対応する多重番組を
ディスプレイ画面に表示できる多重番組プリセット装置
を提供することである。本発明の第2の目的は、各FM
多重放送におけるサービスカテゴリー毎に、プリセット
キーに対応して番組番号を記憶させ、プリセットキーの
操作で所望の番組を表示できる多重放送番組プリセット
機能を備えたFM多重放送受信機を提供することであ
る。本発明の第3の目的は、各プリセットキーに対応さ
せてサービスカテゴリー、番組番号の組合せを記憶さ
せ、プリセットキーの操作で所望の番組を表示できる多
重放送番組プリセット機能を備えたFM多重放送受信機
を提供することである。本発明の第4の目的は、プリセ
ット情報を簡単な操作でプリセットメモリに記憶できる
多重放送番組プリセット機能を備えたFM多重放送受信
機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1、第2の目的
は、プリセットキーとサービスカテゴリー選択キーを備
えた操作部と、各FM多重放送におけるサービスカテゴ
リー毎に、プリセットキーに対応させて番組番号を記憶
するプリセットメモリと、FM多重番組に応じた画像を
表示するディスプレイ装置と、所定FM放送受信時にお
いてサービスカテゴリー選択後、所定のプリセットキー
が操作された時、該操作されたプリセットキーに対応す
る番組番号をプリセットメモリより求め、該番組番号が
指示する画像をディスプレイ装置に表示する制御部を備
えたFM多重放送受信機により達成される。
【0006】上記第1、第3の目的は、複数のプリセッ
トキーとサービスカテゴリー選択キーを備えた操作部
と、FM多重放送毎に各プリセットキーに対応させてサ
ービスカテゴリーと番組番号を記憶するプリセットメモ
リと、FM多重番組に応じた画像を表示するディスプレ
イ装置と、所定FM放送受信時において所定のプリセッ
トキーが操作された時、該操作されたプリセットキーに
対応するサービスカテゴリーと番組番号をプリセットメ
モリから求め、これらサービスカテゴリーと番組番号が
指示する番組情報に応じた画像をディスプレイ装置に表
示する制御部を備えたFM多重放送受信機により達成さ
れる。
【0007】上記第1、第4の目的は、複数のプリセッ
トキーとサービスカテゴリー選択キーと各プリセットキ
ーに対応させて番組番号を自動的にプリセットするため
のオートプリセットキーを備えた操作部と、FM多重放
送毎に、各プリセットキーに対応させてサービスカテゴ
リーと番組番号の複数の組合せを記憶するプリセットメ
モリと、所定FM放送受信時にオートプリセットキーが
操作された時、FM放送信号に多重されて送られてくる
番組索引データを復調し、該番組索引データに基づい
て、第j番目(j=1,2,・・・)のプリセットキー
に対応させて、各サービスカテゴリーの第j番目の番組
番号をプリセットメモリに記憶する登録手段と、プリセ
ットキーが操作された時、該プリセットキーに対応して
プリセットメモリに記憶されているサービスカテゴリー
と番組番号の所定の組合せが指示する番組情報をディス
プレイ画面に表示する制御部を備えたFM多重放送受信
機により達成される。
【0008】又、上記第1、第4の目的は、複数のプリ
セットキーとサービスカテゴリー選択キーとサービスカ
テゴリー毎に各プリセットキーに対応させて番組番号を
自動的にプリセットするためのオートプリセットキーを
備えた操作部と、各FM多重放送におけるサービスカテ
ゴリー毎に、各プリセットキーに対応させて番組番号を
記憶するプリセットメモリと、所定FM放送受信時にオ
ートプリセットキーが操作されたオートプリセットモー
ドにおいて、サービスカテゴリー選択キーにより選択さ
れたサービスカテゴリーの目次情報を復調し、第j番目
(j=1,2,・・・)のプリセットキーに対応させて
該サービスカテゴリーの第j番目の番組をプリセットメ
モリに記憶する登録手段と、所定のFM放送受信時に、
サービスカテゴリーを選択後、所定のプリセットキーが
操作された時、該プリセットキーに対応してプリセット
メモリに記憶されている番組番号が指示する番組情報を
ディスプレイ画面に表示する制御部を備えたFM多重放
送受信機により達成される。
【0009】
【作用】各FM多重放送におけるサービスカテゴリー毎
に、プリセットキーに対応させて番組番号をプリセット
メモリに記憶しておき、所定FM放送受信時においてサ
ービスカテゴリー選択後、所定のプリセットキーが操作
された時、該操作されたプリセットキーに対応する番組
番号をプリセットメモリより求め、該番組番号がが指示
する画像をディスプレイ装置に表示する。又、FM多重
放送毎に各プリセットキーに対応させてサービスカテゴ
リーと番組番号をプリセットメモリに記憶しておき、所
定FM放送受信時において所定のプリセットキーが操作
された時、該操作されたプリセットキーに対応するサー
ビスカテゴリーと番組番号をプリセットメモリから求
め、これらサービスカテゴリーと番組番号が指示する番
組情報に応じた画像をディスプレイ装置に表示する。
【0010】更に、所定のFM放送受信時にオートプリ
セットキーが操作された時、FM放送信号に多重されて
送られてくる番組索引データを復調し、該番組索引デー
タに基づいて、第j番目(j=1,2,・・・)のプリ
セットキーに対応させて、各サービスカテゴリーの第j
番目の番組番号をプリセットメモリに記憶し、所定周波
数受信時にプリセットキーが操作された時、該プリセッ
トキーに対応してプリセットメモリに記憶されているサ
ービスカテゴリーと番組番号の所定の組合せが指示する
番組情報をディスプレイ画面に表示する。又、所定FM
放送受信時にオートプリセットキーが操作されたオート
プリセットモードにおいて、サービスカテゴリー選択キ
ーにより選択されたサービスカテゴリーの目次情報を復
調し、第j番目(j=1,2,・・・)のプリセットキ
ーに対応させて該サービスカテゴリーの第j番目の番組
をプリセットメモリに記憶し、所定のFM放送受信時に
サービスカテゴリーを選択後、所定のプリセットキーが
操作された時、該プリセットキーに対応してプリセット
メモリに記憶されている番組番号が指示する番組情報を
ディスプレイ画面に表示する。
【0011】
【実施例】
(a) 全体の構成 図1は本発明のFM多重放送受信機のの構成図である。
FM多重放送受信機は、FM音声信号を復調してスピー
カから出力すると共に、該FM放送信号に多重されて送
られてくる文字放送番組や交通情報番組等のFM多重放
送データ(FM多重放送番組)を分離、復調してディス
プレイ装置に表示するものである。FM多重放送データ
は、図2に示すように、1フレーム当たり272ブロッ
クからなり、272ブロックのうち190ブロックがデ
ータブロック、82ブロックがパリティのみを伝送する
パリティブロックで、パリティブロックはデータブロッ
ク内に分散して配置されている。
【0012】各データブロックは、16ビットのブロッ
ク識別符号BIC(Block IdentifyCode)と、176ビ
ットのデータと、14ビットのCRC符号と、82ビッ
トの誤り検出訂正用のパリティ(横符号)で構成されて
いる。又、パリティブロックは、16ビットのブロック
識別符号BICと、190ビットのパリティ(縦符号)
と、82ビットの誤り検出訂正用のパリティ(横符号)
とで構成されている。最初の13ブロックのうちデータ
ブロックの識別符号はBIC1であり、次の123ブロ
ックのうちデータブロックの識別符号はBIC3であ
り、次の13ブロックのうちデータブロックの識別符号
はBIC2であり、最後の123ブロックのうちデータ
ブロックの識別符号はBIC3であり、パリティブロッ
クの識別符号はBIC4である。16ビットの各ブロッ
ク識別符号BIC1〜BIC4は例えば図3に示すブロ
ック同期パターンを有している。
【0013】ブロック識別符号を1ブロック毎に検出す
ることによりブロック同期をとることができ、又、27
2ブロック毎に(ブロック識別符号BIC4の次にBI
C1を検出することにより)フレーム同期をとることが
できる。換言すれば、前記順序でブロック識別符号を検
出できない回数が所定の割合で生じたときはブロック同
期はずれであり、所定の割合でフレーム同期がとれない
場合がフレーム同期はずれである。又、データブロック
にはCRC符号が含まれているから1ブロック毎にCR
Cチェックを行うことができる。更に、誤り検出訂正用
のパリティ(縦符号、横符号)が含まれているから、こ
れらパリティを用いて誤り検出、及び誤り訂正処理を行
うことができる。
【0014】図1において、1はアンテナ、4はフロン
トエンド(F/E)であり図示しないがアンテナ同調回
路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器等を有するも
の、5はPLL回路、6はローパスフィルタ、7は中間
周波増幅/FM検波器(IF/DET)である。PLL
回路5、ローパスフィルタ6及びフロントエンド4内蔵
の局部発振器は電子選局装置を構成し、局部発振器を受
信周波数(選局操作で選択されたFM放送局の周波数)
に応じた周波数で発振させ、フロントエンド4内の混合
器により中間周波数信号を出力するようになっている。
【0015】11はノイズキャンセルとステレオ復調を
行うノイズキャンセラ/ステレオ復調回路(NC/MP
X)である。12はFM検波信号からL−MSK変調信
号成分を取り出すフィルタ回路、13はL−MSK変調
信号に遅延検波を施し、ビットクロックの再生とビット
データ列の復調を行うL−MSK復調回路、14はブロ
ック同期とフレーム同期の検出を行う同期回路、15は
誤り検出訂正部であり、CRCチェック部15aと誤り
訂正回路15bを備えている。CRCチェック部15a
は1ブロック毎のCRCチェックを行い、誤り訂正回路
15bは同期回路から入力したブロック同期とフレーム
同期の検出信号に基づいてビットデータ列にPN復号を
施した後、所定のフォーマットに区切りながらRAM1
6に一時記憶させると共に、パリティ符号を用いてシン
ドロームデータを生成し、シンドロームに対する多数決
判定により誤り訂正を行う。
【0016】17はプロセッサCPUであり、FM放
送のプリセット選局制御、多重放送番組のプリセット
呼出制御、多重放送番組のプリセットメモリへのプリ
セット制御、その他FM多重放送データに基づいた各
種処理等を行う。18は受信されたFM多重放送番組
(文字放送番組や道路交通情報番組等)を記憶するメモ
リ、19はユーザが選局操作を行ったり、所望の多重放
送番組(道路交通情報、文字放送等)の呼び出し操作を
したりする操作部、20はディスプレイプロセッサ、2
1は文字放送番組(ニュース、天気予報等)や道路交通
情報を画面に表示するディスプレイ装置、22は放送周
波数と局名を表示する表示部、23はプリセットメモリ
で、プリセットキーと選局周波数の対応関係(通常の
プリセット選局情報)及び、プリセットキーと多重放
送番組の対応関係(多重放送番組のプリセット呼出情
報)を記憶するものである。
【0017】操作部19には各種キーが設けられてお
り、P1〜P6はプリセットキー、BANDはAM/F
Mの選択を行なうバンド選択キー、MPXは多重放送番
組受信モードにする多重モードキー、MENUはメニュ
ーキー、AUTOは自動的に各プリセットキーと番組番
号の対応をプリセットメモリ23に記憶するオートプリ
セットキー、SIはサービスカテゴリーを選択するサー
ビスカテゴリー選択キー、Mはメモリキー、↑キー及び
↓キーはカーソルシフトキー、SEEKは周波数選局用
のシークキーである。
【0018】(b) 多重放送番組情報 FM多重放送データのデータブロック(図2)に文字放
送や交通情報等の各放送番組情報が含まれている。各番
組は図4に示すように、サービスカテゴリーSiと、情
報種別(現在は未定義)と、番組番号PNjにより識別
可能になっている。サービスカテゴリーSiは、文字
放送(ニュース、天気予報、その他のサービス情報)、
交通情報、付加情報、索引情報等を指定するもの
で、Si=1又は2により文字放送が、Si=4により
交通情報が、Si=Dにより付加情報が、Si=Eによ
り索引情報が指定される。サービスカテゴリー(Si=
1,2,4)毎にいくつかの情報種別(現在は未定義)
があり、又各情報種別毎に番組を特定するために0〜2
55のキーイン番号KINが割り当てられている。キー
イン番号KIN=0は目次番組の番号として固定されて
いる。図4の例では、KIN=0が目次番組、KIN=
1が東名高速の交通情報番組、KIN=2が首都高速の
交通情報番組、・・・、KIN=50が世田谷地区の交
通情報番組、KIN=51が横浜地区の交通情報番組、
・・・というようになっている。
【0019】目次番組は図5に示すように、キーイン番
号と番組内容(番組タイトル)の対応を表示するもので
ある。PG1,PG2,PG3,・・・は目次番組の頁
であり、スクロールにより頁めくりされるようになって
いる。キーイン番号KINと番組番号PNj(説明の便
宜上括弧内数字で示しているが実際には画面に表示され
ない)は1:1に対応している。このキーイン番号KI
Nと番組番号PNjの対応は、目次番組情報と共に送ら
れてくる選択制御データユニットSCDUを参照するこ
とにより認識できるようになっている。図6は選択制御
データユニットSCDUの説明図であり、1つのキーイ
ン番号について示している。51はキーイン番号KI
N、52は番組番号(行先番組番号)、53は最初に表
示する頁番号(行先頁番号)、54はNPS(NPS=
0は同一番組内ジャンプ、NPS=1は同一サービスカ
テゴリー内のジャンプ、NPS=2は異なるサービスカ
テゴリーへのジャンプを示す)である。
【0020】以上から、目次をディスプレイ画面に表示
し、該目次を参照して見たい番組のキーイン番号を入力
すれば、選択制御データユニットSCDUより番組番号
(行先番組番号)が求まり、該番組番号が指示する番組
の所定頁(行先頁番号が指示する頁)の情報を表示する
ことができる。Si=Dの付加情報は図7に示すように
1〜Fまでのセグメントにわかれ、例えば、セグメン
ト=1により現在受信中のFM放送の放送事業者(事業
者番号)が特定され、セグメント=8により現在受信
中のFM放送局の中継局リスト(中継周波数、中継局
名)が特定され、セグメント=10により現在受信中
のFM放送局の代替放送局リスト(基準局周波数、代替
局周波数)等が特定されるようになっている。Si=E
の索引情報は受信しているFM放送信号に多重されて送
られてくる番組の一覧リストであり、図8に示すように
各サービスカテゴリーに対応させて該サービスカテゴリ
ーの全番組番号をリストアップした構成を備えている。
【0021】(c) 通常動作 プロセッサ17は選局操作により選択された周波数のF
M局に応じた周波数データをPLL回路5に入力して電
子同調制御を行う。これにより、フロントエンド4は受
信周波数に応じた中間周波数信号を中間周波/FM検波
器7に入力する。中間周波/FM検波器7は入力信号に
対して中間周波増幅、FM検波を行い、又、ノイズキャ
ンセラ/ステレオ復調回路11はノイズキャンセルとス
テレオ信号の復調処理を行なう。
【0022】一方、フィルタ回路12はFM検波信号か
らL−MSK変調信号成分を取り出し、L−MSK復調
回路13はL−MSK変調信号に対して遅延検波を行な
ってビットクロックを再生すると共に、ビットデータ列
を復調する。同期回路14はL−MSK復調回路13か
ら出力されるビットクロックとビットデータ列を用いて
ブロック同期とフレーム同期の検出を行い、誤り検出訂
正部15はビットクロックとビットデータ列と同期信号
を入力され、入力データに対して誤り検出訂正処理を行
なって多重放送データをプロセッサ17に入力する。プ
ロセッサ17は入力された多重放送データをメモリ18
に記憶する。かかる状態において、MPXキーで多重放
送受信モードにし、しかる後、サービスカテゴリーSi
とキーイン番号KIN(番組番号PNj)を入力して放
送番組を特定すれば、プロセッサ17は該特定された放
送番組に応じたデータをメモリ18に記憶し、しかる後
該メモリから読み出してディスプレイプロセッサ20に
入力し、画像に展開してディスプレイ装置に21に表示
する。
【0023】(d) 多重放送番組のプリセット制御の第1
実施例 図9は多重放送番組のプリセット制御の第1実施例処理
フローである。操作部19上のBANDキーを操作して
FMを選択した後、プリセット選局あるいはシーク等に
より所望のFM放送信号(FM周波数f1)を受信する
(ステップ101)。ついで、MPXキーを操作してF
M多重放送受信モードにする(ステップ102)。これ
により、CPU17は多重放送番組(例えば最後に受信
していたサービスモードの目次番組)をディスプレイ装
置21に表示する。しかる後、Mキーを操作してメモリ
モードにし(ステップ103)、SIキーを操作してサ
ービスカテゴリーSiを選択すると、CPU17は選択
されたサービスカテゴリーの目次情報をディスプレイ装
置21に表示する(ステップ104)。かかる目次番組
(図5)が表示されている状態で、所望の番組のキーイ
ン番号を入力し、あるいはカーソルでキーイン番号を指
示して入力する。CPU17は入力されたキーイン番号
KINに応じた番組番号PNjを選択制御データユニッ
トSCDU(図6)を参照して求め、該番組番号PNj
が指示する番組情報ををディスプレイ装置21に表示す
る(ステップ105)。
【0024】かかる状態で、所定のプリセットキーP1
〜P6を操作すると(ステップ106)、受信周波数f
1、サービスカテゴリーSiに対応させて、操作されたプ
リセットキー番号Piと表示されている番組の番組番号
PNjがプリセットメモリに記憶される(ステップ10
7)。以後、プリセットが終了したかチェックし(ステ
ップ108)、終了してなければステップ101以降の
プリセット動作を繰り返す。以上により、各サービスカ
テゴリーSi毎にプリセットキーP1〜P6に対応させ
て番組番号をプリセットでき、プリセットメモリ23に
は最終的に1つの受信周波数f1に対して図10に示す
内容がプリセットされる。同様に、他のFM放送周波数
についてもプリセットする。
【0025】プリセットした状態で、多重番組を呼び出
すには、所定のFM放送周波数fiをプリセット選局
あるいはシーク操作で選局する。ついで、MPXキー
により多重放送モードにし、しかる後、SIキーを操
作して所望のサービスカテゴリーSiを選択し、最後
に、所定のプリセットキーPiを操作すれば、CPU1
7はプリセットメモリ23より、選局周波数fi、サー
ビスカテゴリーSi、プリセットキーPiに対応する番
組番号PNjを求め、該番組番号PNjが指示する番組
情報を受信してディスプレイ装置21に表示する。尚、
以上では、各FM放送周波数に対応させてプリセットメ
モリ23に図10に示す内容をプリセットしたが、プリ
セットメモリには周波数を記憶せず(図10のAの部分
のみ記憶)、全周波数共通にプリセット内容を使用する
ように構成することもできる。このようにすれば、ネッ
トワーク局(例えばJFNなど)では周波数が異なって
も番組番号が統一されているため、選局周波数を変えて
も継続して同じ番組を利用(表示)できる。又、別の多
重番組を表示する際、メニューを開かなくても簡単に所
望の番組を選択して表示することができ、車の走行中の
操作における安全性を高めることができる。
【0026】(e) 多重放送番組のプリセット制御の第2
実施例 図11は多重放送番組のプリセット制御の第2実施例の
処理フローである。操作部19上のBANDキーを操作
してFMを選択した後、プリセット選局あるいはシーク
等により所望のFM放送信号(FM周波数f1)を受信
する(ステップ201)。ついで、MPXキーを操作し
てFM多重放送受信モードにする(ステップ202)。
これにより、CPU17は多重放送番組(例えば最後に
受信していたサービスモードの目次番組)をディスプレ
イ装置21に表示する。しかる後、SIキーを操作して
サービスカテゴリーSiを選択する(ステップ20
3)。CPU17は、選択されたサービスカテゴリーの
目次情報を受信し、目次番組(図5)をディスプレイ装
置21に表示する(ステップ204)。目次番組が表示
されている状態で、カーソル等によりキーイン番号を指
示して入力すると、CPU17は指示されたキーイン番
号KINに応じた番組番号PNjを選択制御データユニ
ットSCDU(図6)を参照して求め、該番組情報が指
示する番組情報ををディスプレイ装置21に表示する
(ステップ205)。
【0027】かかる状態で、Mキーを操作してメモリモ
ードにし(ステップ206)、所定のプリセットキーP
1〜P6を操作すると(ステップ207)、CPU17
は操作されたプリセットキー番号Piに対応させて、サ
ービスカテゴリーSiと番組番号PNjをプリセットメ
モリに記憶する(ステップ208)。以後、プリセット
が終了したかチェックし(ステップ209)、終了して
なければステップ203以降のプリセット動作を繰り返
す。以上により、各プリセットキーP1〜P6に対応さ
せてサービスカテゴリーSi、番組番号PNjをプリセ
ットでき、プリセットメモリ23には最終的に1つの受
信周波数f1に対して例えば図12に示す内容がプリセ
ットされる。同様に、他のFM放送周波数についてもプ
リセットされる。
【0028】プリセット後、多重番組を呼び出すには、
所定のFM放送周波数fiをプリセット選局あるいは
シーク操作で選局し、ついで、MPXキーにより多重
放送モードにし、しかる後、所定のプリセットキーP
iを操作すれば、CPU17はプリセットメモリ23よ
り、選局周波数fi、プリセットキーPiに対応するサ
ービスカテゴリーSi、番組番号PNjを求め、該サー
ビスカテゴリーSi/番組番号PNjが指示する番組情
報を受信してディスプレイ装置21に表示する。以上の
ようにすれば、プリセットキーP1〜P6に多数の(3
0前後)ある番組のうち所望の番組だけを選択し、か
つ、Si=1,2,4のいずれであっても混在させてラ
ンダムにプリセットできる。そして、プリセットキーの
操作により簡単に所望のSi/番組番号PNjの番組情
報をディスプレイ装置に表示することができる。
【0029】(f) 多重放送番組のプリセット制御の第3
実施例 図13は多重放送番組のプリセット制御の第3実施例処
理フローであり、オートプリセット機能により多重番組
をオートプリセットする例である。操作部19上のBA
NDキーを操作してFMを選択した後、プリセット選局
あるいはシーク等により所望のFM放送信号(FM周波
数f1)を受信する(ステップ301)。ついで、MP
Xキーを操作してFM多重放送受信モードにする(ステ
ップ302)。これにより、CPU17は多重放送番組
(例えば最後に受信していたサービスモードの目次番
組)をディスプレイ装置21に表示する(ステップ30
3)。かかる状態で、AUTOキーを操作してオートプ
リセットを指示すれば、CPU17はオートプリセット
モードにする(ステップ304)。又、CPU17は番
組索引情報(Si=E、図8参照)を受信し、各サービ
スカテゴリーSi毎に番組番号をメモリ18に記憶する
(ステップ305〜306)。図14(a)はサービスカテ
ゴリーSi毎に番組番号を記憶した状態を示す。
【0030】しかる後、CPU17は、第j番目(j=
1,2,・・・)のプリセットキーPjに対応させて、
各サービスカテゴリーSi(1,2,4)の第j番目の
番組番号をプリセットメモリに記憶する。例えば、プリ
セットキーP1に対応させて図14(a)の点線枠で囲ん
だ番組番号PN11,PN21,PN31をサービスカテゴリ
ーSi(=1,2,4)と共に図14(b)に示すように
プリセットメモリ23に記憶する(ステップ307)。
尚、図14より明らかなように1つのプリセットキーP
jに対応して複数組のサービスカテゴリーSiと番組番
号PNjの組合せがプリセットされる。又、サービスカ
テゴリーの番組がプリセットキーの数より多く存在する
場合には、番組をキー数分のグループに分け、1つのプ
リセットキーに各サービスカテゴリーにつき2以上の番
組番号を割り当てるようにする。
【0031】以上により、受信中のFM放送信号の多重
放送番組のプリセットが完了するから、以後、受信周波
数を変えて上記処理を繰り返す。プリセット後、多重番
組を呼び出すには、所定のFM放送周波数fiをプリ
セット選局あるいはシーク操作で選局し、ついで、M
PXキーにより多重放送モードにし、しかる後、プリ
セットキーPiにより所定のサービスカテゴリーSiと
番組番号PNjの組合せを選択する。尚、1つのプリセ
ットキーには複数組のサービスカテゴリーSiと番組番
号PNjの組合せ(Si/PNj)がプリセットされて
いるから、プリセットキーを操作する毎に、第1の組合
せ→第2の組合せ→第3の組合せ→第1の組合せ→・・
・というようにトグル形式で所定の組合せを選択する。
プリセットキーによりサービスカテゴリーSiと番組番
号PNjの組合せ(Si/PNj)が選択されると、C
PU17は該組合せに応じた番組情報を受信して表示す
る。以上のように、第3実施例では、プリセットキーの
操作で該プリセットキーに対応する多重番組をディスプ
レイ画面に表示でき、しかも、オートプリセットキーの
操作により簡単に、しかも短時間でプリセットすること
ができる。
【0032】(g) 多重放送番組のプリセット制御の第4
実施例 図15は多重放送番組のプリセット制御の第4実施例処
理フローであり、オートプリセット機能により多重番組
をオートプリセットする別の例である。操作部19上の
BANDキーを操作してFMを選択した後、プリセット
選局あるいはシーク等により所望のFM放送信号(FM
周波数f1)を受信する(ステップ401)。ついで、
MPXキーを操作してFM多重放送受信モードにする
(ステップ402)。これにより、CPU17は多重放
送番組(例えば最後に受信していたサービスモードの目
次番組)をディスプレイ装置21に表示する(ステップ
403)。
【0033】しかる後、オートプリセットキーAUTO
を操作してオートプリセットを指示すれば、CPU17
はオートプリセットモードにする(ステップ404)。
ついで、SIキーを操作してサービスカテゴリーSiを
選択すると(ステップ405)、CPU17は該サービ
スカテゴリーSiの目次番組と選択制御データユニット
SCDU(図6)を受信し、目次番組(図5)をディス
プレイ装置21に表示する(ステップ406)。つい
で、MENUキーを操作すると、CPU17は目次番組
のヘッダ文HDと本文データBYをメモリ18のメニュ
ー領域に格納する(ステップ407)。又、CPU17
はサービスカテゴリーSiのキーイン番号1〜6に応じ
た番組番号を選択制御データユニットSCDUを用いて
求め、これら番組番号をプリセットキーP1〜P6に対
応させてをプリセットメモリ23に記憶する(図16参
照、ステップ408)。尚、サービスカテゴリーの番組
がプリセットキー数以上存在する場合には、番組をキー
数分のグループに分け、1つのプリセットキーに複数の
番組番号を割り当てるようにする。
【0034】以後、SIキーにより別のサービスサービ
スカテゴリーを選択して同様の処理を行なえば、各サー
ビスカテゴリー毎にプリセットキーに対応させて多重番
組番号をプリセットすることができる。以上のようにす
れば、簡単な操作で短時間にプリセットを行なうことが
できる。又、第3実施例の場合と異なり、目次番組や番
組共通マクロなど情報番組に関係のないものがプリセッ
トされることがなく、情報番組として有効な番組だけを
プリセットすることができる。
【0035】プリセット後、多重番組を呼び出すには、
所定のFM放送周波数fiをプリセット選局あるいは
シーク操作で選局し、ついで、MPXキーにより多重
放送モードにし、しかる後、SIキーによりサービス
カテゴリーを選択し、所定のプリセットキーPiを操作
すれば、CPU17はプリセットメモリ23より、選局
周波数fi、サービスカテゴリーSi、プリセットキー
Piに対応する番組番号PNjを求め、サービスカテゴ
リーSi/番組番号PNjが指示する番組情報を受信し
てディスプレイ装置21に表示する。又、別の呼び出し
法としては、MENUキー(メニューキー)を操作して
所望のサービスカテゴリーの目次画面をメニュー領域か
ら呼び出してディスプレイ装置に表示し、ついで、所望
の番組のキーイン番号をプリセットキーにより入力して
該番組情報を表示するようにもできる。以上、本発明を
実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載し
た本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明
はこれらを排除するものではない。
【0036】
【発明の効果】以上本発明によれば、各FM多重放送に
おけるサービスカテゴリー毎に、プリセットキーに対応
させて番組番号をプリセットメモリに記憶しておき、所
定FM放送受信時においてサービスカテゴリー選択後、
所定のプリセットキーが操作された時、該操作されたプ
リセットキーに対応する番組番号をプリセットメモリよ
り求め、該番組番号がが指示する画像をディスプレイ装
置に表示するように構成したから、プリセットキーの操
作で該プリセットキーに対応する多重番組をディスプレ
イ画面に表示できる。又、本発明によれば、FM多重放
送毎に各プリセットキーに対応させてサービスカテゴリ
ーと番組番号をプリセットメモリに記憶しておき、所定
FM放送受信時において所定のプリセットキーが操作さ
れた時、該操作されたプリセットキーに対応するサービ
スカテゴリーと番組番号をプリセットメモリから求め、
これらサービスカテゴリーと番組番号が指示する番組情
報に応じた画像をディスプレイ装置に表示するように構
成したから、プリセットキーの操作で所定の多重番組を
ディスプレイ画面に表示でき、しかも、サービスカテゴ
リーSiを選択しなくてもプリセットキーを操作するだ
けで所望の番組を表示することができる。
【0037】更に、本発明によれば、所定のFM放送受
信時にオートプリセットキーが操作された時、FM放送
信号に多重されて送られてくる番組索引データを復調
し、該番組索引データに基づいて、第j番目(j=1,
2,・・・)のプリセットキーに対応させて、各サービ
スカテゴリーの第j番目の番組番号をプリセットメモリ
に記憶し、所定周波数受信時にプリセットキーが操作さ
れた時、該プリセットキーに対応してプリセットメモリ
に記憶されているサービスカテゴリーと番組番号の所定
の組合せが指示する番組情報をディスプレイ画面に表示
するように構成したから、プリセットキーの操作で所定
の多重番組をディスプレイ画面に表示でき、しかも、オ
ートプリセットキーの操作により簡単に、又、短時間で
プリセットすることができる。
【0038】又、本発明によれば、所定FM放送受信時
にオートプリセットキーが操作されたオートプリセット
モードにおいて、サービスカテゴリー選択キーにより選
択されたサービスカテゴリーの目次情報を復調し、第j
番目(j=1,2,・・・)のプリセットキーに対応さ
せて該サービスカテゴリーの第j番目の番組をプリセッ
トメモリに記憶し、所定のFM放送受信時に、サービス
カテゴリーを選択後、所定のプリセットキーが操作され
た時、該プリセットキーに対応してプリセットメモリに
記憶されている番組番号が指示する番組情報をディスプ
レイ画面に表示するように構成したから、プリセットキ
ーの操作で所定の多重番組をディスプレイ画面に表示で
き、又、オートプリセットキーの操作により簡単に、し
かも短時間でプリセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFM多重放送受信機の構成図である。
【図2】FM多重データの構成図である。
【図3】ブロック識別符号のパターン説明図である。
【図4】多重放送番組情報の説明図である。
【図5】目次番組説明図である。
【図6】選択制御データユニットの説明図である。
【図7】付加情報の説明図である。
【図8】索引情報の構成図である。
【図9】第1実施例のプリセット動作フローである。
【図10】プリセットメモリの記憶内容説明図である。
【図11】第2実施例のプリセット動作フローである。
【図12】プリセットメモリの記憶内容説明図である。
【図13】第3実施例のプリセット動作フローである。
【図14】オートプリセットの説明図である。
【図15】第4実施例のプリセット動作フローである。
【図16】プリセットメモリの記憶内容説明図である。
【符号の説明】
17・・CPU 19・・操作部 21・・ディスプレイ装置 23・・プリセットメモリ P1〜P6・・プリセットキー MPX・・多重モードキー AUTO・・オートプリセットキー SI・・サービスカテゴリー選択キー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともサービスカテゴリー番号と番
    組番号とで特定されるFM多重番組情報をFM信号より
    分離、復調してディスプレイ画面に表示するFM多重放
    送受信機において、 プリセットキーとサービスカテゴリー選択キーを備えた
    操作部と、 各FM多重放送におけるサービスカテゴリー毎に、プリ
    セットキーに対応させて番組番号を記憶するプリセット
    メモリと、 FM多重番組に応じた画像を表示するディスプレイ装置
    と、 所定FM放送受信時においてサービスカテゴリー選択
    後、所定のプリセットキーが操作された時、該操作され
    たプリセットキーに対応する番組番号をプリセットメモ
    リより求め、該番組番号が指示する画像をディスプレイ
    装置に表示する制御部を備えたことを特徴とする多重放
    送番組プリセット機能を備えたFM多重放送受信機。
  2. 【請求項2】 少なくともサービスカテゴリー番号と番
    組番号とで特定されるFM多重番組情報をFM信号より
    分離、復調してディスプレイ画面に表示するFM多重放
    送受信機において、 複数のプリセットキーとサービスカテゴリー選択キーを
    備えた操作部と、 FM多重放送毎に各プリセットキーに対応させてサービ
    スカテゴリーと番組番号を記憶するプリセットメモリ
    と、 FM多重番組に応じた画像を表示するディスプレイ装置
    と、 所定FM放送受信時において所定のプリセットキーが操
    作された時、該操作されたプリセットキーに対応するサ
    ービスカテゴリーと番組番号をプリセットメモリから求
    め、これらサービスカテゴリーと番組番号が指示する番
    組情報に応じた画像をディスプレイ装置に表示する制御
    部を備えたことを特徴とする多重放送番組プリセット機
    能を備えたFM多重放送受信機。
  3. 【請求項3】 少なくともサービスカテゴリー番号と番
    組番号とで特定されるFM多重番組情報をFM信号より
    分離、復調してディスプレイ画面に表示するFM多重放
    送受信機において、 複数のプリセットキーと、サービスカテゴリー選択キー
    と、各プリセットキーに対応させて番組番号を自動的に
    プリセットするためのオートプリセットキーを備えた操
    作部と、 FM多重放送毎に、各プリセットキーに対応させてサー
    ビスカテゴリーと番組番号の複数の組合せを記憶するプ
    リセットメモリと、 所定FM放送受信時にオートプリセットキーが操作され
    た時、FM放送信号に多重されて送られてくる番組索引
    データを復調し、該番組索引データに基づいて、第j番
    目(j=1,2,・・・)のプリセットキーに対応させ
    て、各サービスカテゴリーの第j番目の番組番号をプリ
    セットメモリに記憶する登録手段と、 所定FM放送受信時に、プリセットキーが操作された
    時、該プリセットキーに対応してプリセットメモリに記
    憶されているサービスカテゴリーと番組番号の複数の組
    合せのうち、所定の組合せが指示する番組情報をディス
    プレイ画面に表示する制御部を備えたことを特徴とする
    多重放送番組プリセット機能を備えたFM多重放送受信
    機。
  4. 【請求項4】 少なくともサービスカテゴリー番号と番
    組番号とで特定されるFM多重番組情報をFM信号より
    分離、復調してディスプレイ画面に表示するFM多重放
    送受信機において、 複数のプリセットキーと、サービスカテゴリー選択キー
    と、サービスカテゴリー毎に各プリセットキーに対応さ
    せて番組番号を自動的にプリセットするためのオートプ
    リセットキーを備えた操作部と、 各FM多重放送におけるサービスカテゴリー毎に、各プ
    リセットキーに対応させて番組番号を記憶するプリセッ
    トメモリと、 所定FM放送受信時にオートプリセットキーが操作され
    たオートプリセットモードにおいて、サービスカテゴリ
    ー選択キーにより選択されたサービスカテゴリーの目次
    情報を復調し、第j番目(j=1,2,・・・)のプリ
    セットキーに対応させて該サービスカテゴリーの第j番
    目の番組をプリセットメモリに記憶する登録手段と、 所定のFM放送受信時に、サービスカテゴリーを選択
    後、所定のプリセットキーが操作された時、該プリセッ
    トキーに対応してプリセットメモリに記憶されている番
    組番号が指示する番組情報をディスプレイ画面に表示す
    る制御部を備えたことを特徴とする多重放送番組プリセ
    ット機能を備えたFM多重放送受信機。
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